2011年07月06日

油作る藻

湖沼や海辺などに生息する藻類からバイオ燃料を抽出しようという研究が加速しており、事業化への期待が高まっています。東日本大震災の被災農地を含めた休耕地などでの生産を提案する声も出ています。

筑波バイオテック研究所研究チームは、新種の緑藻類「New Strain X」(特許生物寄託登録済み)と「ユーグレナ」の一種を発見し、効率的な培養技術を開発しています。「New Strain X」は石油の主成分である脂質の含有率が7080%と高く、主に燃料用に使う。「ユーグレナ」の一種は必須アミノ酸が豊富で、燃料を取るために脱脂した後の乾燥粉末は食品や飼料などに使える。独自に開発した植物用発光ダイオード(LED)の光を照射するなどして増殖を速めています。研究チームの試算では、生産が軌道に乗れば航空機用の燃料は1リットル90円、ディーゼル車用の燃料(BDF)は同66円で製造でき、航空機燃料は通常同150円前後、BDFと競合する軽油は同約130円なので、十分対抗できるといっています。

筑波大学大学院生命環境科学研究科の渡邉信教授の研究グループは、従来の藻類の10倍以上も油の生産能力が高い新種「オーランチオキトリウム」を沖縄のマングローブ林で見つけています。渡邉教授は「実用化までは数年かかるが、大規模なプラントで大量培養すれば、自動車燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう。遊休地などの有効利用を図りたい」と強調しています。

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=7320を編集

 



npo_biomass at 06:27│Comments(0)TrackBack(0) バイオマス情報 

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