自立生活センター・昭島の日常

東京都昭島市でひっそりと(笑)活動している福祉団体。
地域で暮らす障害者の生活サポートや情報提供、移送サービス、障害当事者ピア・カウンセラーによるピア・サポート、
障害福祉サービス等の利用計画の作成(計画相談)などをやっています。

2009年04月


今回は、移送サービスについてをメインに鋭意制作中。

・道路運送法による移送サービスの位置付け
・CIL・昭島での移送サービスのFAQ
・今年度から変わった昭島市のタクシー利用費助成について
・滞りなく終了したピア・カウンセリング公開セミナーの報告
・CIL・昭島&考える会共催企画のお知らせ

……などを掲載します。

近日中にCILあきしま通信34号をアップします。





先週の金曜日のこと……。


数ヶ月前から事務所の相談室の壁に穴が空いている……。
車いすのフットレストが当たってしまうので、これは仕方がない。

相談室やトイレは、ここを立ち退く際に現状復帰が出来るように、木枠と石膏ボードで作られている。
石膏ボードだから当然だけれども、結構もろい。



(2004年改修工事中 左:相談室制作中。フロアタイルも全然違う。 右:相談室の中。ココの壁に穴が空いてしまった。)



設計の段階で、巾木を大きくしてもらうように依頼しなかった事が、今更ながらに悔やまれる。
当時は、引っ越しに伴う事務所改修などという大イベントは初めての事で、当事者スタッフを含め、誰もソコまで気が回らなかったようだ。
他のCILや事業所に、色々と参考意見を聞いておけばよかったのに……。その最たるのが流しなのだが、この話題は割愛する。


さて、壁の穴(笑)。
巾木の代わりに、フットレストが当たっても大丈夫な高さのベニヤ板か化粧板を打ち付けろという意見が出た。
まぁ、現実的にその方法が一番手っ取り早い。しかし、予算面で躊躇してしまう。←調べていないから解らないけど、結構高そう(想像)。
計り売りのクッションフロアならぶつかっても大丈夫だろうし、板より安いと思うのでこれにしてみよう。
とりあえず、大型ホームセンターに行って良さそうな物を見つけて決めようと、外出大好きの当事者スタッフが行ってくれる事になった。

彼が選んだのは、コルクマット
ジョイント式になっており、組みあわせて敷き詰められるやつだ。1辺が30センチあるので高さも丁度良いし、見た目も悪くない。


必要のないジョイント部分は、カッターでカットする。


カットしたいらない部分が、ドッグフードみたいだ……。


結構大きな穴が空いてしまっている壁。



巾木に打ち付けていく。



キャビネットは重くて移動が面倒なので、見える部分だけに設置。

完 成





ついでに、相談専用電話も移動する事にした。
机の上に置いてあるだけなので、しょっちゅう落としている。
今までと変わらない状態にしてみると、こんな感じになるが、机が移動したら電話だけ残って変なので却下。




相談室の出入り口に丁度良いスペースがあるので、こちらに設置決定。近くにコンセントもあるしね。




ネジをはめて……。
柱が通ってなくて3ヶ所失敗(笑)。


丸印に失敗した穴が残っている。クリックで別窓を開くと判別しやすい。


コードもキレイに這わせて完成♪







こんな感じになりました。




by:は


19日は、都内で7年ぶりに新しくできた自立生活センターの設立記念セミナーに、参加してきました。

7年ぶりと言うのは意外でした。

それだけ、支援費や自立支援法に翻弄されてきたのかなと思います。

そういえば南大沢に行ったのも、アウトレット・モールが出来た頃なので、ずいぶん昔の話になってしまったようです。

昭島や立川もお店が、どんどん出来たけれど南大沢の変わり様は、ビックリしました。

でもそこにも、障害者は生活している訳で、「ILみなみTama」のこれからの活動を応援していきたいと思います。

かば

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