2002年06月
2002年06月01日
NO.8 ディスレクシアな有名人
黒柳徹子さんが昨年11月に出された[小さいときから考えて来たこと]新潮社(本体1400円)の中で御自身が算数が出来ないLDであったことは明らかにされていますが、日本ではまだまだ自分がそうだと分かっている方が少ないようです。
海外でも日本でも歴史上の人物は伝記やその人が残した書き物を見るとそうだったんだろうなと思われる人が多くいます。
欧米ではずいぶんとカミングアウトしている方がいて、社会に向けて色々な活動をしています。
スウェーデンのグスタフ国王は自分のサインさえまともに書けなかったのでグストゥフ国王と呼ばれ苦しまれました。検査で読字と書字に障害があることが分かり、今では国中に敬愛されている方です。スウェーデンがディスレクシア対応先進国なのもよくわかります。
バージンアトランティックのリチャード・バランソン氏は学生時代に自分で学生新聞を発行するまではディスレクシアのために大変苦しみました。
自分の本当の才能を見つけることが出来なかったのです。新聞が成功し、その頃から人とのかかわりが自分にとっては得意な分野だと分かり、今ではバージン・グループを率いる大起業家です。バージンエアで旅するととても楽しいです。
毛布には「この毛布は空飛ぶ毛布です、地上での使用に耐えません」つまり持ち帰り厳禁と書く代わりにジョークでかわすわけです。靴下には足のレントゲン写真が写っているとか、メモ帳には電球の写真に[ブライト・アイディア]と書いてあったり退屈しません。
トム・クルーズも小さいときから読み書きが不得意で何回も転校を余儀なくされました。得意のサッカーで頭角を現したとたんひざの故障で断念をせざるを得なくなり何回か学校の演劇で演じたことがきっかけで俳優に。その前には修道院に入ったこともあるそうです。彼はせりふを読めないのですべてテープに入れてもらい覚えるそうです。(修道院ではなく役者になってくれてよかった!)
今度フジテレビ6月6日放送予定の[奇跡体験アンビリーバボー]でもそんな人の一人、ハリウッドの脚本家スティーブン・キャネル氏の話を中心にディスレクシアのことがオンエアされます。
それぞれ、大変な思いをしているのですが、何か得意分野を見つけ、周りで理解をされ、自信をもってまい進すれば道が開けるということを体現してくれていると思います。
日本でも役者さんや起業家の方でそうだろうなと思える方が何人もいらっしゃります。今、八方塞のような日本にとって一芸に秀でているディスレクシアの人こそ求められているような気がしてなりません。
海外でも日本でも歴史上の人物は伝記やその人が残した書き物を見るとそうだったんだろうなと思われる人が多くいます。
欧米ではずいぶんとカミングアウトしている方がいて、社会に向けて色々な活動をしています。
スウェーデンのグスタフ国王は自分のサインさえまともに書けなかったのでグストゥフ国王と呼ばれ苦しまれました。検査で読字と書字に障害があることが分かり、今では国中に敬愛されている方です。スウェーデンがディスレクシア対応先進国なのもよくわかります。
バージンアトランティックのリチャード・バランソン氏は学生時代に自分で学生新聞を発行するまではディスレクシアのために大変苦しみました。
自分の本当の才能を見つけることが出来なかったのです。新聞が成功し、その頃から人とのかかわりが自分にとっては得意な分野だと分かり、今ではバージン・グループを率いる大起業家です。バージンエアで旅するととても楽しいです。
毛布には「この毛布は空飛ぶ毛布です、地上での使用に耐えません」つまり持ち帰り厳禁と書く代わりにジョークでかわすわけです。靴下には足のレントゲン写真が写っているとか、メモ帳には電球の写真に[ブライト・アイディア]と書いてあったり退屈しません。
トム・クルーズも小さいときから読み書きが不得意で何回も転校を余儀なくされました。得意のサッカーで頭角を現したとたんひざの故障で断念をせざるを得なくなり何回か学校の演劇で演じたことがきっかけで俳優に。その前には修道院に入ったこともあるそうです。彼はせりふを読めないのですべてテープに入れてもらい覚えるそうです。(修道院ではなく役者になってくれてよかった!)
今度フジテレビ6月6日放送予定の[奇跡体験アンビリーバボー]でもそんな人の一人、ハリウッドの脚本家スティーブン・キャネル氏の話を中心にディスレクシアのことがオンエアされます。
それぞれ、大変な思いをしているのですが、何か得意分野を見つけ、周りで理解をされ、自信をもってまい進すれば道が開けるということを体現してくれていると思います。
日本でも役者さんや起業家の方でそうだろうなと思える方が何人もいらっしゃります。今、八方塞のような日本にとって一芸に秀でているディスレクシアの人こそ求められているような気がしてなりません。