2003年11月
2003年11月03日
NO.37 宮崎便り
宮崎ではじめての保父さんとディスレクシアを結んだのは6月に放送されたメスタの出演したNHKのラジオ番組がきっかけでした。ちょうど何気なくラジオを聴いていた吉野保育園の川越園長が「これは?!」とNHKに問い合わせ、その上EDGEに連絡を下さり、ご自分の園での講演会を催してくださったのです。
自ら建築の勉強もしていた園長は、幹線道路に近い場所から山の中に園舎を移しました。
少し小高い場所にあり、子ども達が外に出てしまっても見渡せる素晴らしい環境にあります。
できるだけ木を使った構造で園舎の設計を自ら手がけたそうです。日の光が十分に入るように設計された高い天井にはパワーポイントでのプレゼンに備えて暗幕が張られていました。
なんと、これは保育園バスの運転手さんがアイロン掛けをして園長が自分でミシン掛けをしたそうです。途中糸がなくなって白と赤の糸に変わっていたり、生地が足りなくなっていくつかの窓はそのままでしたが、ご奮闘振りが手に取るようにわかりました。資料のコピーも園長が自分でしていたところ、100名分で十分と思っていたのになんと150名近くもの参加になり、紙がなくなり大変!ビラを1万枚以上つくり、NHKのローカル枠で10分ほどのPRの時間を作り参加を呼びかけた結果、こんなにも多くの方の参加になりました。山のあぜ道に駐車場に入りきれない車の渋滞が起きるくらいで1時からの予定が1時半からの開始になりました。
ちなみに普段はウサギやいのしし、時には猿が顔を出すような場所だそうです。
川越園長は宮崎県の保父さんの会を作り飲みながら保育論を戦わせたりしているそうです。
本当にマメでフットワークがよく、プロとして保護者と子どもの視点に立って「はぐくみ」に取り組まれていると感銘を受けました。
タイム・マネジメント
LDの人はタイム・マネジメントが下手だといわれています。確かに一生懸命時間通りに動こうとしても遅れてしまうことや、電車を反対方向に乗ってしまって時間に遅れたり、勘違いで一時間遅れたり、違う日に約束の場所で待っていたりとメスタは普段から苦労をしています。(多分、メスタの周りの人はもっと苦労している)。おっちょこちょいでは済まされない問題です。ディスレクシアの子ダヌキ君はしっかりと駅スパートで下調べをしてそれにかかるとわかった時間に一時間足していくという方法を自分で編み出してしのいでいます。
さて、今回出かけるときは石田さんがいつまで待っても飛行場に現れない。
やっと搭乗10分前に息せき切って現れました。寝過ごした、目覚ましを止めてまた寝てしまったそうです。
一方、メスタは帰りの便を朝一番にお願いして午後からの用事に出ようと思っていました。
時計を6時半にセットしたはず…だったのですが、目覚めていると9時半。
乗るはずだった8時半の飛行機はとうに空の上。7時に朝食を一緒にと言っていた石田さんにあわてて電話をかけるとなんと石田さんも今起きたところという恐ろしいことがおきていました。
結果としては、おかげで、宮崎のシーガイヤ、地鳥の南蛮焼きなどを楽しみ、お子様のことでお悩みのご家族の相談にもゆっくりと乗ることができたと超楽天的なメスタは喜びました。
笑い話
東京からいっぱいの資料をお送りしました。私たちが宮崎について園長に「EDGE」からの資料は届いているかお聞きしたところ「いいえ」というお答え。石田さんと困ったと思っていると「水なら届いていますよ」と園長。「???」と考えてみると古い中学校の後に入居しているEDGEにはミネラルウォーターが必需品。またその外箱は資料を送るのに最適ということで、事務局がその箱に資料を詰めて送ったのではないかと見てみると中には資料が入っていました。
園長は「特別な水を持参してこられたのかと思った」ということで大笑いをしました。
講演では3時間にわたり、メスタからディスレクシアのお話をちょっとと白熊のような石田さんからは疑似体験とどのような対応ができるかのお話をしました。当日きてくださった方、熱心に聞いてくださり、疑似体験に積極的に参加してくださりありがとうございました。
講演会の内容はニュースレターでお知らせいたします。
自ら建築の勉強もしていた園長は、幹線道路に近い場所から山の中に園舎を移しました。
少し小高い場所にあり、子ども達が外に出てしまっても見渡せる素晴らしい環境にあります。
できるだけ木を使った構造で園舎の設計を自ら手がけたそうです。日の光が十分に入るように設計された高い天井にはパワーポイントでのプレゼンに備えて暗幕が張られていました。
なんと、これは保育園バスの運転手さんがアイロン掛けをして園長が自分でミシン掛けをしたそうです。途中糸がなくなって白と赤の糸に変わっていたり、生地が足りなくなっていくつかの窓はそのままでしたが、ご奮闘振りが手に取るようにわかりました。資料のコピーも園長が自分でしていたところ、100名分で十分と思っていたのになんと150名近くもの参加になり、紙がなくなり大変!ビラを1万枚以上つくり、NHKのローカル枠で10分ほどのPRの時間を作り参加を呼びかけた結果、こんなにも多くの方の参加になりました。山のあぜ道に駐車場に入りきれない車の渋滞が起きるくらいで1時からの予定が1時半からの開始になりました。
ちなみに普段はウサギやいのしし、時には猿が顔を出すような場所だそうです。
川越園長は宮崎県の保父さんの会を作り飲みながら保育論を戦わせたりしているそうです。
本当にマメでフットワークがよく、プロとして保護者と子どもの視点に立って「はぐくみ」に取り組まれていると感銘を受けました。
タイム・マネジメント
LDの人はタイム・マネジメントが下手だといわれています。確かに一生懸命時間通りに動こうとしても遅れてしまうことや、電車を反対方向に乗ってしまって時間に遅れたり、勘違いで一時間遅れたり、違う日に約束の場所で待っていたりとメスタは普段から苦労をしています。(多分、メスタの周りの人はもっと苦労している)。おっちょこちょいでは済まされない問題です。ディスレクシアの子ダヌキ君はしっかりと駅スパートで下調べをしてそれにかかるとわかった時間に一時間足していくという方法を自分で編み出してしのいでいます。
さて、今回出かけるときは石田さんがいつまで待っても飛行場に現れない。
やっと搭乗10分前に息せき切って現れました。寝過ごした、目覚ましを止めてまた寝てしまったそうです。
一方、メスタは帰りの便を朝一番にお願いして午後からの用事に出ようと思っていました。
時計を6時半にセットしたはず…だったのですが、目覚めていると9時半。
乗るはずだった8時半の飛行機はとうに空の上。7時に朝食を一緒にと言っていた石田さんにあわてて電話をかけるとなんと石田さんも今起きたところという恐ろしいことがおきていました。
結果としては、おかげで、宮崎のシーガイヤ、地鳥の南蛮焼きなどを楽しみ、お子様のことでお悩みのご家族の相談にもゆっくりと乗ることができたと超楽天的なメスタは喜びました。
笑い話
東京からいっぱいの資料をお送りしました。私たちが宮崎について園長に「EDGE」からの資料は届いているかお聞きしたところ「いいえ」というお答え。石田さんと困ったと思っていると「水なら届いていますよ」と園長。「???」と考えてみると古い中学校の後に入居しているEDGEにはミネラルウォーターが必需品。またその外箱は資料を送るのに最適ということで、事務局がその箱に資料を詰めて送ったのではないかと見てみると中には資料が入っていました。
園長は「特別な水を持参してこられたのかと思った」ということで大笑いをしました。
講演では3時間にわたり、メスタからディスレクシアのお話をちょっとと白熊のような石田さんからは疑似体験とどのような対応ができるかのお話をしました。当日きてくださった方、熱心に聞いてくださり、疑似体験に積極的に参加してくださりありがとうございました。
講演会の内容はニュースレターでお知らせいたします。