2006年07月

2006年07月24日

ニュースレターダィジェスト:Vol 11.2006.6.255

生命が育つお手伝い 

最近よく「モンテッソーリ教育ってなんですか?」といろいろな方に聞かれます。そんなとき、私は理論やモンテッソーリ教具やその提供方の話をする前に、「モンテッソーリ教育とは生命が育つお手伝いのことで、生命の発達の邪魔をしないことを学ぶことです」と答えることにしています。
 モンテッソーリ教育法(Montessori Method)は、イタリア人で最初の女性医師、マリア・ 
モンテッソーリ(1870年―1952年)が、多種多様な経済的、政治的、文化的、身体的、知的発達の異なる幼い子ども達との長年の関わりの中で発見したものが根拠にある教育体系です。彼女の飽くなき人間の、特に乳幼児の観察の結果、どの子どもも独自の発達のプロセスをもっているけれど、その根底には人類の進化に基づいた普遍的な育ちの道筋が隠されてことを発見しました。またその生命の育ちを援助し邪魔することなく、適切な時期に、適量な援助をすることが大切で、より人間らしい発達には不可欠だという結論に至ったのです。
 モンテッソーリは、人間は0才から24才までがその後の成長の土台となるべく顕著な発達と遂げると捉え、それを更に4つのグループ(発達段階)に分け、それぞれを乳幼児
(0−6才)、児童期(6−12才)、思春期(12−18才)そして成熟期(18−24才)としました。個々の発達段階には、その時期だけしか見られぬ固有の特徴や固守する対象があり、それに対応できる環境が子ども達には必要であり、彼らが個々の段階をフルに生きられるような環境が子どもたちにも必要であり、彼らが個々の段階をフルに生きられるような環境を周りの大人が与えなければならないといっています。
 例えば0−3才の子どもの時期は動くことで周りを吸収しそれを自己形成の材料に使うため、子どもたちには手や身体全体を自由に使える環境が必要です。また五感が著しく発達するこの時期に、触れる・見る・聴く・匂う・味わうなどの感覚的に豊かな環境を準備することもとても重要です。ですからモンテッソーリの日常生活の活動(注ぐ、拭く、掃く、洗濯するなど、箒や、雑巾、洗濯板のように本物で子どもサイズの道具を使って、大人が家でしているような動きを紹介します)や、たくさんの感覚教具はこの時期に大きな役割を果たします。紙面の都合で詳細は省きますが、現在たくさんのモンテッソーリに関する文献が出ていますので参考になさってください。小さいお子さんの保護者向きには:「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」(講談社 相良敦子著)、教育法に関しては「モンテッソーリの発見」−人間らしく育つ権利―(エンデルレ書店 スタンデイング著 佐藤幸江訳)がお勧めです。
 この様に、各段階を生命の発達に即して尊重されて育った子どもは、動きに調整がとれ、心身ともに調和が見られ、自己信頼感があります。また多くのモンテッソーリの環境は同年齢ではなく、異年齢(例:2才半―6才)が一緒に過ごすので、他人との協調性が育ちます。モンテッソーリは、このような人間の発達をもっと進化させていけば、究極的には人類はもっと良くなるはずだと考えました。人類はもっと賢く、まわりの人や自然と調和と共に生きることができるだけではなく、地球の世話をすることができ、それによって恒常的に平和な世界につながると信じた彼女は、科学者・教育者というだけではなく、平和の実践者であり、ある意味での社会変革運動家でもありました。まさに幼い子どもから真の平和を築く実践方法を明らかにした人でした。
 さて、このようなマリア・モンテッソーリの思想が、彼女の死後も守られるようにと、1929年に設立されたのが、国際モンテッソーリ協会(Association Montessori Internationale :
http://www.motessori-ami.org/)です。現在、本部はオランダのアムステルダムにありますが、その主な仕事はこの教育法の普及と、より多くの子どもの真の援助者となるべく大人を増やすための教師養成(トレーニング)です。モンテッソーリ教師の国際資格は0−3才、3−6才、6−12才と対象の子どもの年令によって異なります。養成コースは世界各地で行われていますが、日本にも0−3才と3−6才という段階に対応した教師養成があります。
 来年、2007年はマリア・モンテッソーリが1907年にローマのスラムに作った最初の「子ども家」から100年を迎えます。来年の1月に、100年祭を原点であるローマで祝おうという国際会議とツアーが計画されています。また同時に、これを記念に、世界中の人々に「子どもを社会の中心に置いて考えよう!」という呼びかけの署名運動をやっています。署名は世界中で集めて世界の政府に送る予定です。
 AMIのHP(AMI http://www.motessori-ami.org/)をご覧になると、署名文は日本語にもなっていて、オンラインで署名もできますので是非ご協力ください。

子どもから始まる平和のために・・・
国際モンテッソーリ協会理事 深津 高子
 



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2006年07月21日

運動音痴のイルカが大人気5

イルカの世界にも学習障害のあることがわかりました。他の仲間と同じことが出来なくても、そのドジさ加減が逆に人気の的です。こんなほのぼのした記事は読んで、うれしくなりますね。毎日新聞から
事務局 柴田

npo_edge at 17:05|PermalinkComments(0) スタッフ日記 

7月の新着図書5

「発達障害のある人の雇用管理マニュアル」

厚生労働省

2006/3

「LD&ADHD 7月号 No.18/2006」

明治図書

「これならできる”LD・ADHD・高機能自閉症への対応”」

柘植 雅義

教育開発研究所

2006/7/1

「都市部における地域社会の活性化への取組ー共生社会実現への教育支援と障害者雇用ー」

明治学院大学 社会学部現代GP推進室

「教師・補助員・親・もと生徒がかたる 障がい児にすてきな普通学級」

荒川みんなネット

特定非営利活動法人あふネット

2006/5/20

「神奈川県内のおける特別支援教育の実際」

LD懇談会かながわ

2006/7

「おうじさまとおひめさまのおはなし」

原田 真樹

静岡新聞社

2004/8/1

「ほっちくんのたまご」

原田 真樹

静岡新聞社

2004/8/1

「児童心理 2006 8 No.845」

金子書房

2006/8/1

「児童心理 2006 8 No.845 臨時増刊」

金子書房

2005/6/5

「LDとADHD」

上野一彦

講談社α新書

2004/2/20

「実践ソーシャルスキルマニュアル」

上野一彦 岡田智

明治図書

2006/7

「LD(学習障害)の子どもたち」

茂木俊彦 上野一彦 稲沢潤子

株式会社大月書店

2006/4/20

「軽度発達障害の心理アセスメント」

上野 一彦 海津亜希子 服部美佳子

日本文化科学社

2005/10/31










npo_edge at 11:25|PermalinkComments(0) 新着図書 

2006年07月20日

ニュースレターダィジェスト:Vol 11.2006.6.255

タイトル/ディスレクシアに出会った
赤城智美(アトピッ子地球の子ネットワーク 事務局長)

アトピッ子地球の子ネットワーク
http://www.atopicco.org  e-mail:info@atopicco.org
TEL03-5414-7421 FAX03-5414-7423
〒106-0032東京都港区六本木4-7-14みなとNPOハウス3F

「智ちゃんのことが書いてある本をみつけたよ」と言って、ある日姉が本のコピーを持って来ました。小学校低学年の頃は、1年のうち80日間しか学校に行かなかった私。喘息があって体調が悪く、学校は休みがちだったけれど、一度休んでしまうと長々と家にいてひとりぼっちを満喫していました。一般の人の出席日数はおよそ210日くらいだったと思います。それと比べると本当にあまり学校に行っていなかったのだなあとしみじみします。
80日を覚えている理由は。当時の小学校はその日数の出席があれば、学年を終了させてくれたので、朝学校に行ってすぐ帰ってしまったり、父につれられて行って挨拶して帰ったり、辻褄をあわせて学年を上がったので、家族が「あと何日足りない」といつも気にしていたからです。2つ上の姉がいたので、4歳のときから文字を読み、詩を書いていましたが、文字は裏返しでした。小学校の何年生までだか覚えていませんが、裏返しを直す練習をしていました。右手と右足が同時に出てしまう歩き方をしていたので、「普通」の歩き方とスキップの練習を部屋の中でいつもやらされていました。家にいる間は一人黙々と詩を書き、本を読み、人になじまない子どもだったように思います。小学校5年生のとき、パールバック、夏目漱石、ヘルマンヘッセなどを読んでいて、担任の先生が「もっと年相応のものを読んでもいいんじゃないか? あせらなくてもいいよ」と手紙をくれたことがとても印象に残っています。中学校の入学試験のとき、問題を読んで解答欄に回答するしくみにうまくなじめず、余白に回答を書き、解答欄に答えを書かなかったため、全教科真っ白の解答用紙を提出してしまいました。試験官が余白の回答を読み取ってくれて、なんとか事なきを得たのですが、そこでもう中学校が半分きらいになっていました。入学後まもなくだったと思うのですが、アンドレ・ジイドとカフカを読んでいて、不条理について作文を書いたら父親が学校に呼び出されてしまいました。こんなものを12歳で読みふけるのは家庭に問題があるのではないかと言われたようでした。本を読み、詩を書く以外は、まともにできることがほとんどなかったので、自己評価も低く人になじまないので、家族は「智ちゃん」をどうしたものか、少々もてあましていたようでした。
 私が40歳になったとき姉がディスレクシアについて書かれた本のコピーを人からもらい、少し興奮ぎみに説明してくれました。「もっと早くディスレクシアについて知っていたら、もう少し気持ちが楽に生きられたよね」と姉と二人うなづきあったものでした。
 人の名前と顔があまり一致せず、とりいそぎその場を切り抜けるために明るく元気で愛想がいいのですが、家に帰るとへとへとになり、喘息の発作をおこし人に会わなくなる。そんなことの繰り返しは、ただもの覚えが悪いからだと思っていました。大学生になった頃は、緊張と疲労から身体が硬直しチックを起こしていました。喘息の悪化と常備薬の副作用などの悪いことが重なって十二指腸炎をおこし、身体の振るえと頭痛が常にありゼリーやヨーグルトなどの形のないものしか食べられないような状態も持続していたのに、よく学校を休まなかったものだと思います。
 人の名前と顔が一致しないことを勇気を出して打ち明けると「私ももの覚えが悪くて」「みんなそうなのよ」と返されることがほとんどでしたから、私の「どうしようもない」感じを説明できる言葉があるとは思ってもいませんでした。
 人と会う前にメモなどを見て前回会ったときのことをおさらいしたり、名刺をじっと眺めて出来事を記憶すれば、次にあったときうまくいくという小技を身につけて、顔と人の名前ではなく、文字と記憶の関係に置き換えることができるようになりました。私は何ができなくてこんなに困っていたのか、ディスレクシアという言葉に出会ってようやく解明できたのです。



npo_edge at 13:59|PermalinkComments(0) ニュースレター 

2006年07月18日

ニュースレターダィジェスト:Vol 11.2006.6.255

手元を見ないでパソコンが使えますか?

PCキーボードの学校「エクスプレス」校長・増田忠士(KFE05101@nifty.com)

 キーボードを10本指で打ちたい気持ちはあっても、2本指でそこそこ打てていれば、きちんと練習をする気にはなかなかなれないようです。
しかし、それは補助輪を付けたままで自転車を乗り回しているようなものではないでしょうか。出来れば、カッコよく、颯爽といきたいものですね。
 私が「タッチタイピングは自転車に乗るより簡単ですよ」と誘えば、「何時間で覚えられますか?」と尋ねられるのが常です。
「手元を見ないで打てるようになるまで、2時間ですねぇ」と答えるのですが、実はその先があります。
10本指で打てるようになっても最初は頭の中を探る感じを伴い、速く打とうとすればするほど間違えたりします。そうした期間を乗り越えて、意識しないで正確に自分の最高速度で打てるようになるまでに約1カ月はかかります。
 練習をする気がなくなりましたか?
 でも「毎日30分程度で大丈夫ですよ」と言えば、少しは気持ちが動くのではないでしょうか。
30分掛ける30日、つまり15時間ほどの頑張りで「どこでもパソコン、誰でもパソコン」時代の現代に必須の技術が身につくのですから、挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。その後の長い人生のことを考えてみてください。
 私には、中学生の頃、夏休みに毎日1〜2時間も練習をしたのに英文タイプがマスターできなかった過去があります。30代の初めにも「かな入力」の練習を1カ月以上毎日約2時間続けたのに、マスターできませんでした。
 キーボードの劣等生だったからこそ、練習法の違いがよく分かるのです。なぜ、そんなに簡単に覚えられる方法が作れたかといえば、自分や他人のミスタイプを集め、打ち間違いがどうして起きるのかを詳しく研究したからです。失敗からの発想です。
 今では50代半ばの私ですが、どんな入力方式でも数時間練習すれば10本指で打てるようになり、毎日30分約1カ月で900字/10分というワープロ検定1級レベルになれます。
もちろん、多少の個人差はあります。
 キーボードで自由に日本語入力が出来れば、メールを書いたり、資料を作ったり、ネット上で発言する力がパワーアップしますし、時間の節約にもなります。
 ディスレクシアの子どもたちにも、手書きが苦手ならキーボード入力を覚えさせると良いのです。ローマ字表記が苦手でも、私の教える方法は仮名の50音図を使って指に覚えさせますから、いちいち「きょうは=kyouha」などと考える必要はないのです。
 練習教材には市販の本や練習ソフトだけではなく、耳で聞きながらの音声タイプのものもありますし、ネットを使った通信教育もやっています。年に1、2回はNPO-EDGEでも講習会が開催されるはずです。
 家族の誰かがマスターすれば、「えっ、どうやったの?」となるはずです。同じ教材を使って、今度は次に練習をする人にいろいろとアドバイスが出来ます。きっと家族全員がタッチタイピングになれるはずです。
 私の夢は、そうして次々とタッチタイピングが出来る人を増やし、日本人全員にマスターさせたいのです。日本語入力には仮名漢字変換がつきまとい、タイプライターが生まれた西欧よりも手元を見ないでキーボードを打ちこなす必要があるからです。
 日本では、ほぼ全員が自転車に乗れるのではないでしょうか。ですから、私のこの目標もそれほど無茶なものではないと信じています。
皆さんも、一緒にやってみませんか?

ラクラクタッチタイピング講座受講者募集中!

講座は、親子で参加いただき、パソコンを使って習得法の講義と実習を2時間行います。その後は、先生から届くメールによるフォローアップ講習で、毎日30分ほど自宅で自習し、約1ヶ月で習得すると言う内容です。

開催日時 2006年7月22日(土)午後2〜4時
場所 港区内(応募された方にご連絡いたします)
講師   増田 忠
費用   親子二人でEDGE会員は10,000円、非会員は12,000円 (テキスト代、フォローアップ講座を含む)
 
対象と条件 文字・文章を書く意欲のあるお子さんと親。お子さんはカナの50音構造を理解している事が望ましい。当日は講習に使用するパソコンを当方で準備します。(PC持込も可)
主催・申込 NPO-EDGE(電話03-5413-3356、FAX03-5413-3358、info@npo-edge.jp)
講師紹介 1987年末に全く新しいキーボード練習法を発表し、25冊以上のテキスト本やCDーROMなどを出しています。この練習原理を使えば、あらゆる入力方式に対して適切な練習法が作成できます。

「ディスレクシアの親と子供のためのタッチタイピング講座(7月22日)申込
NPO-EDGE(電話03-5413-3356、FAX03-5413-3358、info@npo-edge.jp)宛



npo_edge at 17:32|PermalinkComments(0) ニュースレター 

第7回ディスレクシア当事者会

 第七回ディスレクシア当事者会の日程をお知らせします。成人でディスレクシア当事者が二ヶ月に一度集まり、互いに意見交換をします。今回は8月5日(土)、15:00午後3:00)〜17:00(午後5:00)の時間で、六本木事務所で行います。いつものように飲み物、食べ物は持ち込み可です。安心してご参加ください。尚、当事者でなくても、興味がある方の参加も歓迎します。
議題

 1 ディスレクシア当事者会の新しい名前

 2 「自分の強みをこうしたら、活かせた」

参考資料を用意してお待ちしています。お問い合わせは事務局柴田まで

npo_edge at 17:07|PermalinkComments(0) イベント情報 

2006年07月12日

ニュースレターダイジェスト:Vol 11.2006.6.255

UNESCO国際識字の10年

 1990年の「国際識字年:International Literacy Year」にタイで「万人のための教育
世界会議」が開かれました。「2000年までに全ての人に教育を Education for all
(EFA)」を合言葉に、各国政府、国際機関、各国NGOなどが基礎教育の普及と充実に
向けた挑戦を続けようと決意を新たにしました。
 2000年、セネガルで「世界教育フォーラム」が開かれました。過去10年の成果を見直
した結果、初等教育分野では大きな進展が見られたものの、非識字問題に関しては人
口増加に教育の普及が追いつかず、絶対数を比較すると、成人非識字者はわずかに減
少したにすぎませんでした。こうした結果を踏まえ、現実的な達成目標を通して、新
たに「EFAプログラムにおける6つの主要なゴール」を設定し、国際社会が一体となっ
た今後の取り組みへの決意を新たにしました。
 2001年12月、国連総会は2003年から2012年までを「国連識字の10年:すべての人に教育を」とすると宣言しました。総会は、すべての人に読み書きの能力を与えること
が、すべての人に基礎教育を保証するという概念の基礎であり、識字教育の環境を整
えることが貧困の撲滅と男女平等を実現し、持続的発展を確実なものにするための条
件として必須であることを改めて確認しました。(社団法人日本UNESCO協会http://www.unesco.jp/index.html)
 ほとんどの対象は発展途上国だと思われていますが、先進国の中にも実は移民や家族
環境などで読み書きの能力を十分に備えていない人がいることもわかってきました。
また、私達のNPOが取り組んでいるディスレクシアも例外ではありません。
 ベルギーに本部を置くDITT(Dyslexia International Tools and Technology)
はディスレクシアのアドボカシー・グループとしてNGOの中でも本年9月の総会で
認証されることになりそうです(現在手続き中)。
 実はEDGEはDITTの会員にもなっており、日本のディスレクシアへの対応の状
況もDITTに報告をしています。UNESCOの教育ポータルサイト用に作成した
ものですが本文をそのまま掲載すると何のことやらわからないので、英文で出されたも
のを要約しましたのでご覧ください。(DITT http://www.ditt-online.org)
(藤堂栄子)
報告書より:
 UN内のUNLDセクションでは教育がうけられないことからくる発展途上国の非識
字への対応に重点を置いている、しかし日本のように発展している国でも5%から1
0%の国民が非識字とされている。この数字はディスレクシアの発生率(人口の10
%程度)と重なっている。この報告書は日本でのディスレクシアに関する状況を伝え
るだけでなく、世界中の読み書き困難へのサポートの重要性を知らせることも目的と
する。報告書にはNPOエッジを通じて2004年から2006年にかけての日本でのディスレクシアへの対応に関する情報が記されている。日本は経済とテクノロジーの進歩
にもかかわらず、ディスレクシアへの対応は欧米よりも30年ほど遅れているとされ
る(現在はだいぶ対応が進みつつある)。現在ディスレクシアはLD(学習障害)
の一種とされていて、「日本語でディスレクシアとは医学用語として使われているだ
けで、教育の場ではLDとまとめられている。」(NPOエッジ)
これらを理由に日本では非識字とディスレクシアとは正確に区別されてないが、近年
では新しい法律ができるなど少しずつでも理解は増えてきている。(藤堂亜美)

文責 藤堂栄子/藤堂亜美


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ニュースレターダイジェスト:Vol 11.2006.6.253

bb49325f.JPG ゴールデンウィーク中の4月30日(日)から5月7日(日)までの期間、横浜赤レンガ倉庫において、「横浜アートフェア2006」が開かれました。その中で、「愛をはこぶ人キャンペーン」では、マッケンジー・ソープさんの絵画展が開催されました。また、<もっと知ろうLD・ADHDの世界 特別支援教育のこれからの課題>と題した上野一彦教授の講演会も、5月2日(火)に開かれました。期間中、本当にたくさんの人たちが来場されました。絵の前でじっと立ち尽くし、見つめて涙を流す人、間違って飛び込んできた子どもたちが、わっという歓声を上げ、「来て来て!見て見て!」とお母さんお父さんを引っ張って来る様子など、ソープさんの絵の持つ不思議な力を実感しました。非情な苦境を乗り切ったもののみの持つ力強さ、優しさ、透明感が彼の絵にはあります。それが絵画という媒体を介して、人々の心の深いところに繋がっていく。人生は「ほんの小さなきっかけ」で、大きな機会をつかむことが出来ます。「愛をはこぶ人キャンペーン」への関わりが、この「きっかけ」を生み、人生の転機につながっていけばと思います。文責:藪

npo_edge at 11:30|PermalinkComments(1) ニュースレター 

2006年07月05日

NPO EDGEホームページにブログがリンクされました。5

 近くて、遠いのはどこの世界も同じ。NPO EDGEのホームページからブログへリンクしていなかった。ブログのページからは最初からNPO EDGEにはつながるように設定していたが、半年間一方通行が続いていた。このネット社会でありえないことが今まであったのだから、不思議だ。まずはEDGEのホームページを開いたら、フロントページの左角に四角枠で「EDGEブログ開設」と書いてありますので、よろしくお願いします。

NPO EDGE 事務局 柴田


npo_edge at 17:34|PermalinkComments(0) スタッフ日記 

2006年07月03日

NPO EDGE メルマガ77号 2006/6/30 5

NPO-EDGE LD/ディスレクシアとソリューションを提供

■ 2006年6月30日
■ NPO EDGE メルマガ 77号

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<メスタとシバタの独り言>

<最新ニュース>
― 学校教育法等改正案成立
― JDD netで森山真弓教育基本法特別委員長にお目にかかりました。6月29日

<講座の案内>
― ラクラク親子タッチタイピング講習会 7月22日(土)
― LSA養成講座第3期受講生募集 

<ネットワーク>
― 愛をはこぶ人キャンペーン

<事務局からのお知らせ>
― 啓発小冊子「キミはキミのままでいい」を配布しています
― ディスレクシア紹介の絵本「私の弟」、「LD〔学習障害〕のおともだち」(ミネルヴァ書房)を販売しています
― 読者の声を募集しています

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□ メスタとシバタの独り言 ■
いいニュース!能の鼓の大倉正之助さんからお誘いを受けて19歳の天才ジャズピアニストであるエルダー・ジャンギロフの奏でるピアノを聴きながら、ひと時をすごしました。先週はN響の指揮者のマエストロであるアシュケナージさんの通訳をさせていただいた。27日は大友直人さん主催のMMCK(ミュージック・マスターズ・コースin かずさ)の教授陣による室内楽コンサート。至福のときを過ごし、のびのびとした天才たちにめぐり合える幸せをかみしめています。メスタ   雨降予定在。土曜勤務増。シバタ

□ 最新ニュース■

◆ 学校教育法等改正案成立 ◇
衆議院で審議されていた、学校教育法等の改正案が、6月15日の衆議院本会議で可決、成立しました。 本法案は、参議院で先に決議されていますので、これで成立となります。主な内容は下記の3点で、19年度から実施となります。
 〔奸ο検ν楔邀惺擦鯀躪膕修掘崙段婿抉膤惺察廚箸垢襦71条)
 ⊂・中学校における特別支援教育の推進体制の整備(75条)
6軌免許制度の見直し、総合化し「特別支援学校教諭免許状」
特別支援教育の推進体制の整備が明示されたことはうれしい限りです。


◆ 森山真弓教育基本法特別委員長にお目にかかりました ◇
 ‐祿下垪絞牟愡瀚,箴祿下垉埖塰瓢瀚,覆匹痢基本的な人権擁護の法整備をすることが必要で、それに前向きに取り入れていただきたいこと。⊂年鑑別所、少年院、刑務所などでの、発達障害で残念ながら適切な支援を得られずに法を犯した人に対して、再発予防のために、適切な専門性を有した技官などの育成をすべく、研修に取り組むようにして欲しいこと。などをお願いしました。

□講座の案内■
□ ラクラク親子タッチタイピング講習会 ◇
ワープロができると楽になることがいっぱい。タッチタイピングはけっして難しくありません。夏休みの一日、親子でこの技術を身につけてみませんか。詳細はブログ<イベント情報>にて。

□ LSA養成講座第3期受講生募集 ◇
 港区では、学校で授業になじめない子供の学習を支援する学習支援員(LSA)を区内小中学校に配置しています。本講座は学習支援員(LSA)を養成するもので、昨年に引き続き第三期を開講します。単科の有料公開講座も募集しています。詳細はブログ<イベント情報>にて。

■□ネットワーク□■
◆ 愛をはこぶ人キャンペーン◇
「ホテルシーサイド江戸川」にマッケンジー・ソープさんの絵が3点飾られています。葛西臨海公園の中に位置するこのホテルはホテルオークラが運営をしており、葛西臨海水族館を臨む素晴らしい立地です。詳細は「愛をはこぶ人キャンペーン」のブログにてご参照下さい。 http://blog.livedoor.jp/aiwohakobu/

■□事務局からのお知らせ□■
◆ ディスレクシア啓発小冊子「キミはキミのままでいい」を配布◆
様々な方々から、良い評価を頂いております。EDGEのホームページから無料でダウンロードできるほか、印刷冊子は、1部(印刷代として) 50円(送料110円)

◆ 絵本「私の弟」、「LD〔学習障害〕のおともだち」を販売◆ 
絵本「私の弟」は館野千恵子さん自費出版の本です。まだディスレクシアに馴染みのない方にお勧めしたい絵本です。@1,000円 (送料160円)、 「LD〔学習障害〕のおともだち」(ミネルヴァ書房)にはNPO EDGEも紹介されています。@1,800円(送料210円)申し込み先:EDGE事務局へ。その他扱い図書はブログをご覧ください。

◆ 読者の声を募集◆
メルマガ編集室では、EDGEに対するご意見・ご要望、メルマガに対する感想など募集します。
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連絡先、問合せ先URL:http://www.npo-edge.jp   E-mail: info@npo-edge.jp
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発行人:藤堂 栄子       編集人:柴田章弘
NPO EDGE TEL 03-5413-3356  FAX 03-5413-3358 
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