2014年03月

2014年03月28日

2013年度事業活動は終わったが・・・

階段  ここ二三日、だんだん温かくなり、桜のたよりがチラホラ聞かれるようになりました。もう春ですね。ところで、昨日、東京都庁に事業報告書を送り、めでたく、2013年度(第13期)の活動が終了いたしました。パチパチ!書類を作るのが苦手な事務局がここまでよく頑張りました。期日までに万事書類を提出しました。NPO法人エッジの年度事業活動は1〜12月です。年度が終わって、翌年の2月第3か4週の日曜日に総会を行い、そこで決まったことを法務局と東京都庁に報告しなければなりません。ただでさえ、書類を作るのが苦手な事務局です。法務局では何回か、書類の不備を指摘されるのは当たり前です。そのたびに印鑑を持参で、書き直しをして、何度か往復をした後、やっと提出できます。年度末に遅れると面倒なので、今回は総会の終わった翌日、2/24に書類をそろえて、出しに行きました。窓口で受け取ってくれたのですが、翌日案の定、電話が有りました。なんと、理事の任期が2/28まで残っているので、3/1まで受けつけられないそうです。早く出しすぎて、書類受け取りを拒否されたのは初めてでした。翌々日、法務局に出向き、必要書類を書類を書いた後、提出物を引き取ってきました。4日ぐらいあずかってくれてもいいのに。そこはお役所、規則は規則です。3/3(月)に再提出しました。これで終わりではありません。都庁へ提出する書類を作らなければなりません。過去三年ぐらい作っているので、大筋は問題ありません。ところが、活動記録はかなり詳細に書かなければなりません。ジタバタしているうちに提出期限が近づいてきました。幸いなんとか間に合いました。多くのNPOが活動報告を継続して行うのは至難の業であることを知りました。わがNPO法人エッジは13年、続けて報告書を出しています。これでようやく前年度が終わりました。今年度の活動は前年のものを引きついで、すでに三か月経っているので複雑な心境です。

事務局

柴田 章弘


npo_edge at 14:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スタッフ日記 

2014年03月19日

合理的配慮が有っても・・・。

パソコンキーボード 受験シーズンも終盤に入り、サバイバル術に通っている生徒の中から大学と高校の合格者が出ました。うれしいことです。最近、入試も変わりました。中学、高校で通常配慮を受けている生徒は受験の際、申請をすれば、時間延長、解答用紙拡大、パソコン持ち込み等が許可されます。ただし、すべての大学、高校で認められるわけでは有りません。もし自分が入学したい学校の入試に配慮がない場合、従来通りの受験をしなければなりません。入試の方法が増えただけです。キッズ&ティーンズクラブに通っていた、生徒たちは配慮申請をしました。もちろん、そのおかげで、合格した場合もありました。ところが、配慮申請を認めない学校に合格できて、認めた学校に落ちてしまった例も出てきました。暗記や理解力が求められる設問が苦手だったら、配慮が有ろうと、なかろうと、合格点を取れません。ディスレクシアを含む発達障害の生徒にとって、配慮申請は必ずしも入試に有利にならないのです。私たちディスレクシア当事者はうまく行かないと、障害のせいにして、逃げようとする傾向があります。合理的配慮をしてもらっても、努力して、目標に立ち向かう、向上心は捨ててはなりません。若い生徒諸君の挑戦から教えられました。

事務局 

柴田 章弘


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2014年03月10日

NPO EDGE メルマガ170号 2014/3/10 前編

桜茶NPO-EDGE LD/ディスレクシアのソリューションを提供
 2014年3月10日
 NPO EDGE メルマガ 170号

●メスタ・シバタの独り言●
メスタの独り言
沖縄は名護療育園のスタッフの方たちへ、宮古では県教育委員会主催で保護者として支援者としてのお話をさせていただきました。パステルゾーンの人たちの存在意義とその暮らしよさのために何ができるのかについてです。このごろ、北は北海道から南は沖縄まで飛び回り、見聞し、学習支援員はやはり「事前の充分な研修なしでは効果が上がらない」と意を強くしています。
前後石垣島で自転車に挑戦して膝擦りむいたり、シュノーケル、グラスボート、おいしいものいっぱい、文化にもいっぱい触れました。言語についてもいろいろと考えることの多い一週間でした。メスタ
美桜在芝内。突嵐動静道。シバタ


■目次■
●速報●

新聞記事201403[2014年03月10日(Mon)]
http://blog.canpan.info/npoedge/img/E789B9E694AFE382BBE3839FE3838AE383BCEFBC88E897A4E5A082EFBC89E696B0E8819EE8A898E4BA8B.pdf

特支セミナー(藤堂)新聞記事.pdf


●イベント●
‐第53回DX会
‐LSA(学習支援員)民間資格講座2014年度開講
‐関連団体の活動
*中高生のため「“働く”ために必要なこと」講座
*東京タワーブルーライトアップ企画(パネル作品展)
*かんたん・便利なモバイル活用術≪ソフトバンクモバイバルWEBサイト≫


●お知らせ●

‐BEAM(音声化した教科書)の普及事業−日本財団 
‐ウェブサイトアップデート BEAM,寄付サイト
‐インターネットラジオ番組更新
‐その他


●イベント●
◆第53回DX会
DX会は成人(18才以上)ディスレクシアの会です。
内容:元気の出るワークショップ
日時:4/26(土)、小石川植物園
時間:13:00〜16:30
http://blog.livedoor.jp/npo_edge/archives/cat_50024738.html


◆LSA(学習支援員)民間資格講座2014年度開講
5月25日を皮切りに各地で民間資格講座を開講します。
星槎教育研究所と協力して初めに2日間の初級コース、
そのあと8日間のコースを月一回ペースで行います。
すでに支援員として働いている方たちも、発達障害などについての
基本的な理解から、最新の支援制度、実践的な支援法をワークショップを
行い、教員、保護者や本人たちの話を通して理解と的確な支援を考えられるようになります。
詳細は次号以降で




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NPO EDGE メルマガ170号 2014/3/10 後編

大学卒業式◇関連団体の活動◇
◇ 中高生のため「“働く”ために必要なこと」講座
将来、社会参加したいと思っている中高生(発達障害がなくても参加可能です)の講座
担当者:品川裕香(NPOらんふぁぷらざ事務局長・教育ジャーナリスト)
日時:3/31〜4/1
費用:10000円(2日間計6時間)
企画主催:NPOらんふぁぷらざ
http://www.npo-lenfantplaza.com/

◇世界自閉症啓発デー
*世界自閉症啓発デー2014シンポジュウム(パネル作品展)
日時:3/29(土)、10:00 〜16:30
場所:全社協・灘尾ホール

◇東京タワーブルーライトアップ企画(パネル作品展)
日時:4/2(水)、18:30〜22:00
会場:東京タワー
http://www.worldautismawarenessday.jp/

◇かんたん・便利なモバイル活用術≪ソフトバンクモバイバルWEBサイト≫
日常生活のトラブルを解決します。
http://www.softbank.jp/corp/news/sbnews/csr/2013/20131018_01/

●お知らせ●
1)BEAM(音声化した教科書)の普及事業−日本財団


2)ウェブサイトアップデート BEAM、寄付サイト
★BEAM(音声教材) コンテンツ 中学公民、使用手順書
http://www.npo-edge.jp/work/audio-materials/

★寄付サイトを作りました。皆様の応援をお待ちしています
http://www.npo-edge.jp/about/donation/
                 
3)インターネットラジオの番組更新:ファイルNO108「発達障害者就労の職場環境評価-1」から
http://www.voiceblog.jp/dx_station/


4)EDGEの個別相談
 NPO法人エッジでは広く、お子さんや保護者、指導者のディスレクシアに関する相談を受けつけています。
 相談の予約受付窓口は、EDGEの事務局となります。
 相談:dxheart@npo-edge.jp
 連絡先 fax 03-6435-2209


5)賛助会員・寄付のご案内
NPO法人エッジではその趣旨に賛同し応援してくださる方を募集しています。本人や保護者には体験やご意見をいただき国の政策などに反映させるべく活動をしております。そのほかディスレクシアの啓発、支援(LSA講座や音声教材の普及、ワークショップなど)にご寄付を役立てています。皆さんでNPO法人エッジをご支援ください。 

寄付・入会方法
http://www.npo-edge.jp/about/donation/

*メルマガの転送は歓迎します。
*掲載記事は会員の情報を優先しております。
 
◆ 連絡先、問合せ先 
 〒105-0021 東京都港区芝3-6-5 第二佐山ビル4階
 電話 NPO EDGE 03-6435-0402/0702 個別支援室 03-6435-2205
 Faxは共通 03-6435-2209
 http://www.npo-edge.jp/ 
 E-mail:edgewebinfo@npo-edge.jp

発行人:藤堂 栄子 
編集人:柴田 章弘 







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2014年03月06日

男性は女性よりも記憶力が悪い。

ああ、忘れた!ディスレクシア当事者に会うと、読み書きの困難とともに、記憶が悪いことが話題になります。学生時代、黒板の文字を書き写すのに時間がかかったり、間違ったり、してまともにノートをとれませんでした。その上、字がきたなく、後で何が書いてあるか、判読できないこともありました。自分なりに努力をしているのに、全然、改善されませんでした。数年前、私も検査の結果、小学校一年生の記憶力よりも劣っていることがわかり、やっと自分の困難さが理解できました。
 このほど、ノルウエーの大学で「男性と女性の記憶力アンケート検査」の結果を分析したところ、「男性のほうが女性よりも記憶力が悪い」ことが判明しました。DX会も男性のほうが常に多く参加します。又、ディスレクシアの子どもの相談も男の子ほうが多くあります。女性でも、同じように記憶の悪い人々も居ますから、決めつけることはできませんが。男性のほうがディスレクシアの困難さを持っている人々が多い、理由がわかるような気がしました。

事務局 

柴田 章弘

npo_edge at 11:16|PermalinkComments(1)TrackBack(0) スタッフ日記