NPO EDGE メルマガ126号 2010/7/12 前編ニュースレター23号発行

2010年07月20日

ニュースレター23号ダイジェスト:Vol23.P2.2010.6.25

Y01A162

 アンケート

「障害者の日常・経済活動調査」の

ねらい





河村真千子 

東京大学特任研究員

 

 東京大学大学院経済学研究科READ(障害と経済の研究)では、アンケート調査を実施し、EDGE会員様にもご協力を賜りました。誠に感謝申し上げます。ご回答いただいたアンケートは、時間をかけて分析をおこなって参りますが、真摯に向き合ってくださった方々との交流や情報からの学びを交え、考えを述べたいと思います。


“障害名にこだわった理解をすると、人物像を間違う”

「文字の読み書きや、計算が苦手。物忘れが激しい。」

「計算機を毎日持ち歩きましょうか!定期券を忘れるのなら、SUICA2枚用意だね!」実際には、生活の細部に問題が発生し、最終的には人間関係という側面にあらわれてくる。コミュニケーションを専門分野とする筆者は、「人はひとりでは生きられない。どんな人間でも他者の支えを必要として生きている。」という基本を理解している。ゆえに、自立とは自分でできるということではなく、互いに支えあう関係性のあり方であるということを、意識せずにはいられなかった。EDGEワークショップに参加をし、奇抜で独創的なアイディアを持って物事を発想する方々に驚いた。自信がもてない自分からの解放といっても良いくらい、活き活きとしている姿に感銘を受けた。世の中には、「読み書きができないと、考えることができない」と言う人も多いであろう。しかし、読み書きを苦手とするthe brainと識字社会との両世界を生きている産物として、発想力のあるthe brainが発達、考えが湧いてくるのではなかろうか。


“未来への投資”

障害をもつことは大変であるから福祉の充実を、という考えの重要性は理解している。そうした視点においては、「社会参加をしている障害者」を考えるうえで重要であろう。一方で、少し角度を変えて、未来への投資という視点に立つことはできないだろうか。社会参加の可能性が広がることにより、「障害のある人も参加している社会」といううねりをつくることはできないだろうか。

 

 

 

 



npo_edge at 15:33│Comments(0)TrackBack(0)

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