特定非営利活動法人ノアール作業療法科

別名:熊篠福祉専門学校リハ部OT科

手作り販売 高齢者に力 南区のデイケア利用者、編み物や革細工 購入者の感謝は「宝物」 [福岡県]

手作り販売 高齢者に力 南区のデイケア利用者、編み物や革細工 購入者の感謝は「宝物」 [福岡県]
西日本新聞-2016/07/04

 福岡市南区長住のデイサービス施設「シティケア長住」で、利用者のお年寄りが編み物や革細工などの日用品、インテリア作りを続けている。「作品づくりを通して、社会とのつながりを広げてほしい」と、同施設の作業療法士、香月真さん(34)が発案。これまで2回、市内で販売会を開いた。購入者から感謝のメッセージも寄せられ、お年寄りは「励みになる」「認められたように感じてうれしい」と生きがいを見つけている。

 取り組みを始めたのは昨年2月。香月さんは「支援やリハビリが必要な利用者もいるが、できることも多い。そこに目を向けた」と語る。

 男女15人ほどが、布製のポーチや革製のブックカバー、ひもを編んだボトルホルダーなどを製作。「ミシンに触るのは30年ぶり」という人や全く初めてという人もいるという。デザインや何を作るかは香月さんが判断する。「私の役目は皆さんと若者の好みのギャップを埋めること。質の良いモノを作ってくれます」と信頼を見せる。

 かぎ針を使って小物入れを編んでいたのは、西村フサ子さん(89)。健康のために始めたというが「手作りの品を売るのは初めて。売れると涙が出るほどうれしかった」と熱が入る。

 販売会は昨年の5月と11月、同市博多区のインテリアショップで開催。本来の商品と同じように陳列したが、「質やデザインの良さで手にとってもらえる」と香月さん。購入者が書いたメッセージカードには「長く使いたい」「またすてきな作品を作って」といった言葉が並んだ。藤林洋子さん(85)は「メッセージは宝物」と笑顔で話す。

 販売会の収益は、材料費や機材の購入などに活用。次回は、7月23~31日に博多区中呉服町のショップ「アンループ」で。

=2016/07/05付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/256507

筋電義手の子どもたち 僕の手が動いたよ

筋電義手の子どもたち 僕の手が動いたよ
毎日新聞-2016/07/01

 筋電義手は、筋肉が発する微弱な電流を感知して思い通りに手先を動かすことができるロボットハンドだ。兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区)では普及のため、「小児筋電義手バンク」を設立。全国からの寄付金などで購入して、必要な子どもに無償で貸し出している。

 生まれつき両手足の先がなく、同病院でバンクから貸与された義手で訓練に励む神戸市西区の前川夢奈(ゆな)ちゃん(2)に私が出会ったのは、昨年秋ごろだった。夢奈ちゃんは初めは母のジェさん(35)に抱かれて恥ずかしそうにしていたが、義足を着けると元気よく歩き始め、小さなおもちゃの人形を一つずつ箱に入れる訓練を根気強く繰り返した。最近は反抗期で、訓練を嫌がることもあるというが、自分から進んで義手を着けることもあり、ジェさんは「焦らず、気長に取り組んでいきたい」と話す。

 筋電義手の価格は1台150万円ほど。「使いこなせる」という医師の意見書があれば補助金が支給され購入の大半はまかなえるが、訓練用の公費支給がなく普及を阻む要因の一つになってきた。義手バンクには、その壁をなくそうという狙いがある。

 筋電義手の取り組みで同病院と連携している東京大学医学部付属病院(東京都文京区)では、訓練プログラム作りが進んでいる。小さな子は義手を怖がることもあるため、目の前で親に装着してもらうための義手を作ったのもその一つだ。付属病院の藤原清香(さやか)助教(41)は「筋電義手によってできることが増えた瞬間に子どもたちが見せる笑顔は、私たちまで幸せにしてくれます」と話す。

 関東地方からこの病院に通院する亮介くん(4)は先天的に左の手首から先が無い。バンクから貸与された筋電義手を使って訓練に励む。亮介くんの母(40)が新聞記事で東大でも筋電義手の訓練をしていることを知り「できることを一つでも多くしてあげたい」と、昨年春ごろから訓練を始めた。今ではお手玉をつかむことができるようになるなど訓練が進む。保育園では友達に筋電義手を動かす様子を見せ、得意げな表情をすることが増えたという。

 亮介くんの母は「筋電義手を使い始めてから自信が芽生えたように感じます。もっと手が届きやすくなって普及することで、同じ境遇の子にも選択肢が増えてほしい」と話す。<写真・文 宮武祐希>(特記のあるものを除き、神戸市の兵庫県立リハビリテーション中央病院で撮影)

http://mainichi.jp/articles/20160702/dde/012/040/002000c

職業体験や演奏楽しむ 障害児参加型イベント 伊豆の国

職業体験や演奏楽しむ 障害児参加型イベント 伊豆の国
@S[アットエス] by 静岡新聞-2016/06/14

 障害児の参加型イベント「IZUこどもDEマルシェ」(同実行委員会主催)が12日、伊豆の国市の韮山時代劇場で開かれた。集まった障害児らが職業体験や楽器演奏などを楽しんだ。
 実行委がパスタや海産物、菓子を扱う各ブースを用意し、子供たちが販売を体験した。ステージでは、障害児・者グループが太鼓演奏やダンスなどを披露した。同市や近隣市町の福祉事業所による出店も並んだ。
 実行委は同市や三島市、函南町などの作業療法士、理学療法士、特別支援学校職員ら6人で構成。障害児が同世代の子供たちと同様にさまざまな活動を体験できる環境をつくろうと、イベントを企画した。実行委員長の久保友明さん(30)=訪問看護ステーション木の実=は「障害児が自分のやりたいことに挑戦できる社会を目指し、取り組みを進めたい」と話した。

http://www.at-s.com/news/article/local/east/250730.html

「日本リウマチ友の会」が冊子 患者助ける便利グッズ紹介

「日本リウマチ友の会」が冊子 患者助ける便利グッズ紹介
産経ニュース-2016/06/13

 関節リウマチの患者団体「日本リウマチ友の会」(長谷川三枝子会長、会員約1万4千人)が、患者の生活のさまざまな場面を助ける自助具(便利グッズ)の情報を集めて紹介した「生活便利帳」を発行した。会員向け機関誌の特集号だが一般の希望者にも800円(送料込み)で販売する。

 リウマチは、進行すると手指の関節が痛んだり変形したりし、動かしにくくなることが多い。生活便利帳は、患者が実際に使った便利グッズの中から、関節への負担を軽減し、患者自身ができることを増やすという観点で、作業療法士らも問題なしと判断した計115品目を掲載した。

 カーテンの開け閉めやソックスの着脱など、手が伸びにくい人には難しい作業を助ける棒状器具「リーチャー」をはじめ、薬のシートから薬を楽に取り出す、背中に軟膏(なんこう)を塗るといった療養に役立つ道具、ほかに食事、家事、入浴、排泄(はいせつ)、外出などの際に使える道具を、商品名、製造元、問い合わせ先などを写真とともに紹介している。

 患者の家族が工夫した自作グッズや100円ショップで入手した道具の紹介もある。

 長谷川さんは「症状は一人一人違うので、購入する前に販売店などで実物を確認したり、かかりつけ医療機関のリハビリの専門家に使い方を相談できたりすれば安心」と話す。

 生活便利帳の購入申し込みは、郵便振替口座00140-9-44220「(公社)日本リウマチ友の会」に、購入者の氏名と送り先住所、「生活便利帳代金」と明示した上で800円を送金する。問い合わせは友の会。(電)03・3258・6565。

http://www.sankei.com/life/news/160614/lif1606140004-n1.html

陶芸リハビリ 手助け35年 砥部焼職人・西岡さん

陶芸リハビリ 手助け35年 砥部焼職人・西岡さん
読売新聞-2016/06/11

 ◇松山赤十字病院 達成感 元気与える

 砥部焼職人の西岡一広さん(71)(砥部町)が約35年間、松山赤十字病院(松山市文京町)で入院患者に陶芸を教えるボランティアを続けている。同病院はリハビリの一環として陶芸を採り入れており、西岡さんは「作品を作り上げる中で得られる感動で、患者さんが少しでも元気になってくれたら」と願っている。(水谷弘樹)

 同病院は、リウマチ患者の機能回復に役立ててもらおうと、1981年頃、陶芸教室を始めた。リハビリテーション科作業療法室には手びねりの道具一式がそろえられ、月2回教室が開かれる。当初はリウマチ患者だけだったが、現在は神経内科や整形外科、心臓外科などの患者も通う。

 教室開始にあたり、同じ窯元で働いていた先輩が病院から指導を頼まれたのをきっかけに、西岡さんも「自分の仕事で人の役に立てるのなら」と加わった。数年後には一人で教えるようになった。

 教室には毎回10人前後の患者が参加。「いつも看病してくれる家族に感謝を込めて」「家族への形見に」。それぞれの思いで、粘土をこねて湯飲みや箸置きなどを作る。

 「口を出すのではなく、そっと補ってあげる。患者さんの自主性を大切にしている」。西岡さんは、試行錯誤しながら作品を作り上げていく喜びを感じてもらうことを重視する。

 手先が不自由で「自分にはできないんじゃないか」と不安に思いながら教室にやってくる患者もいるという。「そんな患者さんも、作業をするうちに、粘土でドロドロになっているのも気にせず、熱中してくれるのがうれしい」と言う。

 同病院の作業療法士、児島由起子さん(45)は「病気になると、日常生活でできないことが増える。自分の手で作品を作り上げることで『できる』という満足感につながるのでは」と効果を分析する。

 教室に参加した渡辺ツヤ子さん(82)は「病室はカーテンで仕切られていて一人で過ごすことが多い。久しぶりに人と話をしながら、作業をして気持ちが晴れた」と喜んだ。

 患者の作品は、病院に備え付けの電気の窯で素焼きしたうえで、西岡さんが自分の窯で本焼きし、絵付けして完成させる。「何とか本人に手に取ってもらいたい」という思いから、病院と相談して、残された時間が少ない患者の作品は優先的に焼き上げる。

 西岡さんは「一生懸命作った品は本人にも家族にも良い思い出の品になる。そんな作品を作る手助けをこれからもしていきたい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20160611-OYTNT50192.html

社会問題化する児童虐待

社会問題化する児童虐待
大阪日日新聞-2016/06/11

いかに褒め、叱り、育てるか ”親育て”の施策推進を

 北海道の行方不明男児保護を巡るニュースは、親のしつけのありようが焦点になった。子どもをいかに褒め、叱り、育てるか。「子育てのしづらさを持つ親子」を把握し、支援策を切れ目なく講じている大阪市東住吉区のテーマは“親育て”だ。児童虐待が社会問題になる中、東住吉区の取り組みは一考に値する。

 “親育て”に重点を置く東住吉区には訳がある。2013年2月に発覚した同区の母親による新生児殺害遺棄事件の発生は06年5月であり、この間、6年余りが空白だった。市側は乳幼児健診の案内を続けていたが、市の外部識者による検証部会は「目視による安全確認が必要であるとは考えていなかった」と指摘。小倉健宏区長は13年4月の就任時に行政機関として「自責の念」を抱いていた。

■アウトリーチ

 事件を教訓に、東住吉区は「アウトリーチ(手をさしのべる)」を合言葉に1歳6カ月児健診の未受診者に電話、訪問を実施する一方、問診票を通して子育てのしづらさを持つ親子を把握し、親子教室に誘っている。「友だちと遊べない」などの親の悩みに対して専門家の臨床心理士、保健師、保育士、作業療法士が対応するが、特筆すべきはその後も手をさしのべ、2~4歳児向けの「親育て、子育ての場」を用意している点だ。

 担当するNPO法人ハートフレンド代表の徳谷章子さんが伝える“こつ”は、子どものためになる褒め方だ。例えば、子どもが手洗いした時に「偉いね。ばい菌さんはバイバイになって、手で物を持って食べてもおなかが痛くならないね」と褒める。そうすると、子どもは手を洗えばおなかが痛くならないと納得する。徳谷さんによると、こつを伝えると子育てが楽しくなり、自信を持つ親は増えている。
■家族を支える

 大阪市内では東住吉区の事件が発覚した翌14年6月、鶴見区で小学生の男児と母親が無理心中する事件が発生した。男児は発達障害と診断され、療育を受けていた経緯があり、市の検証部会は「家族全体を支えていく組織的な取り組みが重要」と指摘。併せて、発達障害児の親がその子の行動を理解し、肯定的な関わりができるようになる「ペアレントトレーニング」の必要性も強調している。

 核家族化が進み、近所付き合いが希薄になる中、子育てに孤軍奮闘する親にいかに手をさしのべるか。「子育ての大変さを語り合い、楽しくする場をつくらなければいけない」と東住吉区保健福祉センターの有馬和代さんが話すように“親育て”の視点を持った行政施策が求められている。

https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/compass2011/160612/20160612022.html

薬物依存症、病院で治そう 各務原病院がプログラム

薬物依存症、病院で治そう 各務原病院がプログラム
中日新聞-2016/06/10

 各務原市の各務原病院が十日、社会復帰を目指す薬物依存症患者向けの新たな治療プログラムを始めた。県内の医療機関では初めての取り組みという。

 治療法は、自分の行動や考え方を見つめ直しながら、修正していく「認知行動療法」の一種。医師や作業療法士らを交えたグループで話し合ったり、専用の冊子に書き込んだりして、薬物使用の欲求を制御する方法を身につけていく。

 同病院では、年間三十人ほどの薬物依存症患者の受診があったが、これまでは個別に診療していた。新プログラムでは、複数の患者が一緒に治療を受ける。同じ悩みや苦しみを抱える患者同士が支え合うことで、治療途中で挫折する人を少なくする狙いもある。

 初回の診療には、県内の四十代男性一人が参加した。天野雄平診療部長(39)や作業療法士、看護師と、薬物を使って得られる満足と、使用のデメリットについて話し合った。終了後、男性は「話を聞いてもらえたことで、かなり気分が楽になった。何とか治療を継続したい」と話した。

 また、六月から薬物依存症患者らの更生を目的に、禁錮や懲役刑の一部期間の執行を猶予し、専門的な治療を受けさせる制度が始まったため、受診者の増加も予想される。天野部長は「患者の多くは『薬物をやめたい』と思っている。その手助けをしたい」と話している。 

(北村剛史)

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160611/CK2016061102000030.html

県、寄居にも療育センター開所 発達障害に対応

県、寄居にも療育センター開所 発達障害に対応
2016年6月6日東京新聞

 県は発達障害の特性が気になる子どもに個別療育を提供する北部地域療育センターを寄居町藤田に開所した。県内で七カ所目。

 発達障害の特性が気になる就学前から小学三年までの子どもが対象で、作業療法士や言語聴覚士、臨床心理士らが子どもの特性を把握したうえで療育計画を作成、毎月一回程度の個別療育を実施する。

 個別療育は一回千円。予約が必要。問い合わせは平日の午前九時から午後五時まで、同センター=電048(581)0025=へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016060602000190.html

チーム医療 海外へ伝授…ベトナムから医師ら4人

チーム医療 海外へ伝授…ベトナムから医師ら4人
2016年06月04日読売新聞

 ◇西区「光臨会」/一体で挑む重要性 指導

 広島市西区の医療法人「光臨会」が、ベトナムのダナン市にあるダナン病院と、脳神経外科医の養成や研修を通じて交流している。2006年からほぼ2年ごとに計4人、若手医師を受け入れ、手術方法などを指導。今年は5月22日までの1か月間、若手の医師と看護師計4人を招き「チーム医療」をテーマに研修した。荒木攻理事長は「チーム医療の概念を伝えて少しでも役に立てれば」と話している。(立花宏司)

 ボランティアとしてダナンで形成外科医の養成に取り組む知人の日本人医師から荒木さんが、ダナン病院の若手脳外科医を受け入れるよう頼まれたのがきっかけ。06年6月末から3か月の研修期間中、来日した医師はなまりのある英語で熱心に専門医に話しかけ、技を吸収しようとした。その姿に心を打たれ、荒木さんは、往復の旅費を負担し、滞在中に寮を提供するとともに奨学金を贈るなどして計4人の医師を招いた。

 荒木さんによると、ベトナムの手術のレベルは06年当時、「日本から20~30年くらい遅れていた」というが、経済成長に合わせるかのように格段に進歩している。前回(13年4~5月)、受け入れた医師の手技は、「日本の専門医と遜色なかった」という。

 昨年12月、荒木さんがダナン病院を訪問し、幹部と次回の研修内容について話し合った際に、同病院では外来、入院、手術、術後管理を、それぞれ別の医師が行っていることが分かった。日本と異なり、患者個々の主治医がいないだけでなく、看護師、理学、作業療法士や薬剤師、管理栄養士らと一体となった「チーム医療」の概念もないと感じ、新たなテーマにすることにした。

 今回の研修は4月20~5月22日、集中治療室と麻酔科の医師各1人と看護師2人を、同法人の荒木脳神経外科病院に招いた。医師だけでなく、看護師や理学療法士らが担当となり、入院患者への口腔ケア、栄養管理、リハビリ、床ずれを防ぐ方法などについて指導した。

 特に手術開始までの時間が10分遅れるごとに、術後に差が出るとされる超急性期の脳梗塞の手術も2回、見学させた。うち1回は午前0時頃、救急車で患者が運び込まれると、放射線科での検査と並行して、看護師や技師が手術室の準備を進め、約1時間で手術を始められるようにした。ベトナム人の医師らは「チーム医療の仕組みは素晴らしい」と感嘆していた。看護師らが交代する際に申し送りをしている様子にも興味を持ち、熱心にメモをとるなどしていたという。

 荒木さんは「最良の医療を提供するには、医師の技術だけではなく、様々な職種のスタッフと一体で取り組むことが大切。すぐには難しいかもしれないがチーム医療の考え方を忘れず、将来はベトナムでも広げてほしい」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20160603-OYTNT50115.html

摂食機能治療を充実 松本歯科大がリハビリセンター

摂食機能治療を充実 松本歯科大がリハビリセンター
中日新聞-2016/06/02

 松本歯科大(塩尻市)は、高齢や障害などでうまく食べられなかったりする摂食嚥下(えんげ)機能障害の人の診察や治療をする「摂食機能リハビリテーションセンター」を、同大学病院に開設した。摂食機能のリハビリに関する中核施設を目指し、専門医や学生らの人材育成にも取り組む。

 摂食嚥下機能障害の原因は、老化やあごなどの形態異常などによる機能低下、発達障害などがあり、早期の発見と治療や訓練などで改善できるという。同歯科大は三年前から準備を進めてきた。

 センターでは、摂食嚥下リハビリテーションが専門の歯科医師●島(はいしま)弘之センター長や、消化器内科などの医師六人が診察や治療に当たる。

 エックス線動画撮影装置や嚥下内視鏡などを使い、精密な検査をして患者の状態を診断。治療には作業療法士や理学療法士、管理栄養士らも加わり、喉の筋肉を鍛えるトレーニングのほか、食事の訓練や姿勢調節の訓練、栄養指導などをする。往診にも対応する。

 ●島センター長は「摂食嚥下リハビリだけでなく、人材育成にも取り組む施設は県内では初めて。誤嚥性肺炎で亡くなる高齢者が増えており、センターが果たす役割は大きい」と語った。

 診察は月~土曜(土曜は午前のみ)。問い合わせ、予約は松本歯科大病院=0263(51)2300

 (一ノ瀬千広)

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160603/CK2016060302000030.html
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