Q.現在、NPO法人について調べておりまして、ネットなどを見てもイマイチ理解できない事がありましたので、お時間がございましたら、ご返答いただければ、と考えております。

 

A.いいえ。おっしゃる通り、この点はなかなか分かりにくいところです。

Q.早速ではございますが、NPO法人の「利益分配」という考え方ですが、NPO法人を運営していく上での経費として、職員の給料があると思いますが、法人内で定めた1人に対する職員給与額以上は支払えないという考え方でよろしいでしょうか。

A.そのような制限はありません。給与は経費ですから、何人分出してもかまいません。この点は会社と同じです。

NPO
法人でできない分配とは、法人に入ってきたお金を「経費としてではなく」会員や役員などに分配することです。会社でいえば配当のようなことができないのです。したがって集めた会費が余ったから返すということもできません。

Q.仮に、活動が(世間から支持され)事業が上手く回転し、予想以上の収益が得られた場合、職員への分配はせず、次年度以降に繰り越す形になると思いますが、その際、事業規模の拡大経費とするか?もしくはファンドとして予定計画の準備金にするか?という認識でよろしいでしょうか。

 

A.おっしゃる通りです。お金が余れば次期繰越とするか、事業経費に使うということになります。内部留保が増え続けるのは問題ですが、事業に使うのは問題ありません。

むしろNPO法人は公益目的なので、余ったお金は事業にドンドン使えばそれだけ社会貢献に役立つということになります。ただ、現実には経営の苦しいところが多いので、規模を拡大しているNPO法人は少ないとは思いますが。

 

Q.非営利活動法人ですので、ここで生計を立てるという事は、厳しいと考えて良いでしょうか?

 

A.事業内容しだいです。どんな社会貢献サービスができるか、そのサービスをどれだけ多くの人が利用するかしっかり吟味する必要があります。NPOだけで生計を立てるのはなかなか難しいものがあります。

 

Q.私自身、現在、何も社会に貢献する事はできませんが(一応、会社員をやっていますが)、小さな事から何か始めたいと考えております(一日一善のような)。

 

A.それも立派なNPOです。ちょっとしたことを続けることから社会のニーズが見えてくることがあります。そして人が集まりはじめてアイデアが膨らみ、さらに社会貢献が充実してくるという可能性もあります。まだまだNPOができることはたくさんあるはずです。地元のNPOの窓口やイベントに顔を出してみるのもいいと思います。