「声と音のバリアフリー」をめざして 〜NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会 オフィシャルブログ〜

聴こえの理解と聴こえ支援技術の研究を通じ「聞こえることのよろこび」や「聴こえにくい人への思いやり」を伝えていく活動をしている「NPO法人日本ユニバーサルサウンド・デザイン協会」の理事やボランティアスタッフによるオフィシャルブログです。

先日、8月28日(日)に中央区勝どきで行われ『第9回 行ってみようか認知症カフェ』に中石理事長が登壇いたしました!

 今回は、『耳からはじめる認知症予防への取り組み「スマホでできるお耳の健康チェック」』をテーマに、comuoon®を使用した中石理事長による講演と「みんなの聴脳力®チェック」アプリ体験会の二部構成で開催いたしました。

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会場となった勝どきデイルームで、定期的に開催されている認知症カフェ。
当日ご参加の方々はお顔見知りの方が多く和やかな雰囲気で、認知症カフェがコミュニケーションの場として地域の方に親しまれている印象でした!

講演後のアプリ体験会では、「チェックしてみて良かった!」と笑顔で仰ってくださる方もおり、ご自身やご家族の聴こえがどのような状態なのか、それがわかるだけでも安心していただけること、改めてヒアリングフレイルや予防について、広く皆さんに知っていただく重要性を感じました。



この度、当協会は令和4年6月27日付けで港区健康づくりサポーターに登録いたしました。


港区健康づくりサポーターとは・・

自分の健康は自分で守ると分っていても、一人では難しいもの・・。
だけど、仲間がいたり、アドバイスをくれる人がいたりすると、健康に関する取組みを始めることや続けることができるものです。
そこで、すでに個人や仲間とともに健康づくり活動している団体等を区に登録する、港区健康づくりサポーター事業を開始しました。
この事業は、港区健康づくりサポーターの活動を区民の皆様へお知らせし、健康づくり活動への取組みを支援するものです。

※港区ホームページより引用



今後も、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会並びに、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社は、関係団体・関係者の皆様と連携し、聴覚障害者支援および高齢難聴者支援に関する啓発活動を進めて、さらに過ごしやすい環境づくりを実現して参ります。


港区健康づくりサポーターの詳細はこちら

開催からひと月経過しましたが、5月28日(土)に大阪府堺市で行われた『聞こえのセミナー』に中石理事長が登壇いたしました!

 今回は、『「ヒアリングフレイル」 ~耳から始める認知症予防~』をテーマに、聞こえで困っている方やご家族への情報提供の場として、中石理事長による講演と聴脳力チェック及びcomuoon(コミューン)体験の二部構成。
 第一部では、comuoon®(コミューン)による音声のお届けと要約筆記を入れた「聞こえ」に配慮した環境で講演を行いました。
受講された参加者の皆さまが熱心にメモを取られていたり、講演中、中石理事長から参加者へ問いを投げかける場面で、マスク越しに笑顔でコミュニケーションを取られている姿が印象的でした。
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 講演後の第二部では、みんなの聴脳力®チェックアプリを使った、聞こえのチェックを実施。
点数を見ながら個別のご相談会を行いました。


 相談会後、堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センターの担当者の方から「みなさん、聞こえに悩んでおられる方でしたので、"来てよかったわ!"とおっしゃって帰られました。アンケートでも、"参考になった"、"知らないことがわかった"とのお声が多いです。」とご報告をいただき、温かい気持ちになりました。

 また、セミナーを終えた中石理事長は「聴覚機能が衰えていく中で常に不安を感じていた方は、"耳の仕組みや難聴の原因などがよくわかり、聴脳力アプリで現在の状況もわかった。今回、相談をできたことで安心しました。"と、涙を流された方もおられます。聴覚機能の低下は、地域包括でのフォローバックがこれから重要になると感じました。」と仰っていました。

 そして、
堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センターが発行している機関紙『みみより61号』にて、セミナーの模様を掲載いただきました。
こちらも併せてご覧くださいませ。
堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター機関紙『みみより61号』

 当協会の名誉総裁であられる瑶子女王殿下が、宮内庁を通じて宮内記者会に宛てて寄せられた直筆のお手紙の中で、ご自身の「感音性難聴」と障害者福祉の活動についての思いを綴られておりました。

 瑶子女王殿下におかれましては、2022年3月25日に埼玉県入間市で開催した講演会にて、ご自身の症状について触れられたことで、みなさんがお知りになられた形となりました。
たくさんの聴こえにくい方々との交流があるなかで、聴こえの課題についてはなかなかご本人から申し上げにくいのが実情です。
日頃より障害者福祉に御心を尽くされている瑶子女王殿下のお言葉は、そのようなお気持ちで日々お過ごしになられている聴こえにくい方々の、お心にも届いたのではないかと感じております。
 
 当協会は引き続き、関係団体・関係者の皆様と連携し、聴覚障害者支援および高齢難聴者支援に関する啓発活動を進めて、さらに過ごしやすい環境づくりを実現して参ります。


 NPO法人 日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会
理事長 中石 真一路

 このたび、瑶子女王殿下におかれましては、2021年12月1日付けで当協会の名誉総裁に御就任いただき、大変光栄であり、ありがたく感じております。
 障害支援、福祉の充実に御心を尽くされている瑶子女王殿下に御就任いただき、聴覚障害者支援および高齢難聴者支援に関する啓発活動が国内外で幅広く共有されることは大変素晴らしいことと存じます。
 国内における聴覚障害者支援および高齢難聴者支援に関する啓発活動につきましては、引き続き関係団体および関係者様と連携しながら着実に活動を進めて参ります。


NPO法人 日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会 
理事長 中石 真一路 

焼津市総合福祉会館にて開催された「焼津市難聴者・中途失聴者の会10周年記念講演」
講師を務めさせていただきました。
おやすみの日にもかかわらず70名の方にご参加いただきました。
コロナ禍で開催中止となり2年越しの開催となりました。
難聴の当事者の方はもちろん介護関係者の方、市議会議員の先生などたくさんの方に『ヒアリングフレイル予防』と『ヒアリングハラスメント』についてお話しせていただきました。
高齢者含めて難聴の早期発見と、早期介入の重要性と現在豊島区様と進めるヒアリングフレイルチェックについてもご興味を持っていただくことができました。
焼津市民の方々の健康聴寿につながれば幸いです。
お忙しい中ご準備をいただいた代表の望月さんやスタッフのみなさん、ようやく筆記のみなさん本当にありがとうございました❗️
#ヒアリングハラスメント
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