日時:2010年5月23日(日)
場所:味処源さん(京都郡苅田町京町1丁目11-3)
参加者:おとな14名、子ども6名(計20名)


5月23日(日)のサロンは、福岡県の京都郡の苅田町。
Willのメンバー4人と一般参加者が10
人(話題提供者含む)、
そして0~小学生の子どもたちが
6人、総勢20名の参加がありました。

サロン会場は、なんと居酒屋!

子育てサロン『ぴよぽっぽ』の活動が行われている「味処源さん」です。

源さん写真源さんのランチ


また、苅田町といえば、町立図書館が全国区で有名です。

今回は、この「源さん」での子育てサロン『ぴよぽっぽ』のメンバーと苅田町立図書館の図書ボランティアサークル『はらぺこあおむし』のメンバーに、市民活動の成果と課題についてお話しを伺いました。

 まずは、図書ボランティアサークル『はらぺこあおむし』の村上さんと金田さんが、活動についてお話してくださいました。もともと子育てサークルとして出発した会だったけど、子どもたちが小学生になってもつながりが切れないように、小学校読み聞かせの活動をはじめたそうです。結果として、わが子のためにという立ち上げた方の思いがあったようです。

手作りマスコット 本を読む活動はもちろんのこと、読書会の時に子どもたちに配布するフエルト人形を、一つ一つ手作りして作っていくなど、手間暇かけた活動に暖かさを感じました。参加するメンバー自身が、知り合いのいない環境での子育てでさびしい思いをしていた時に、この活動によって子育ての先輩に出会い、子育ての悩みの解決が図られていったようです。子どもたちが読書に慣れ親しむための支援だけでなく、フエルト人形を作りながらの井戸端会議などが、活動者たち自身の関係をも豊かなものにしてくれたようです。

また、苅田町には『マザーグース』という読み聞かせの会のネットワークもあり、ネットワークでは会同士の交流や養成講座を実施して、スキルアップの場としているそうです。図書活動の盛んな苅田町ならではの、層の厚さとネットワークの広がりを感じました。

 続いて、子育てサロン『ぴよぽっぽ』の活動についてです。

この子育てサロンは、苅田町社会福祉協議会の子育てサポーター養成講座を受講したママたちによってつくられ、毎月第1、3水曜日に活動をおこなっています。 講座受講生が地域に子育ての居場所を作りたいと始まった活動です。

最初活動する場所がなかったことから、会の代表が経営しているこの居酒屋で活動を始めていきました。だんだんスタッフの人数が増えたり、社協の後押しがあったりして、今では福祉会館でも活動を行っています。活動の中心メンバーは、乳幼児子育て真っ最中の親たちですが、おばあちゃん世代にも運営のお手伝いをしていただいているそうです。

今日参加しているメンバーは子育て真っ最中の親5人。そのうち3人は、0~1歳の子どもを持つ親でした。小さな子どもを持っている親たちが、町内の子育て支援センターに行って支援されるだけでなく、自ら居場所づくりに頑張っていることに感動しました。

ぴよぽっぽに参加した人の感想では、「支援センターなど公共のサークルでは5060組が参加。でも、すでにグループができてしまっているので、新しい人がなかなか入ることができない。でも、ここでは一人一人がやさしく迎えてくれる。」といわれています。人はつながるときは、一人一人丁寧につながることにかけがえのなさを求めているのですよね。参加者全員、「居心地の良さ」に一番魅力を感じているようです。

しかし、代表の角﨑さんは、「集まる人が増えない」し、これからも継続して活動していく意味があるかという悩みを抱えていました。支援センターなど公共的な場が増えてきた近年、自主的なサロンの意味は何なのかを考えているようです。

源さん店内

 Will’sサロンの参加者による意見交換では、子育ての居場所づくりには、「人と人をどう繋ぐか」が大切だよねと。新しい参加者が繋がりをつくるための「仕掛け方」「つなげ方」を考える人がいるかどうかが重要。今日発表してもらった活動は、そこが大切にされているという感想がでました。

また、活動を続ける意味や、スタッフの負担についての意見交換では、「あえて何もしないという活動のやり方でいいのではないか?」との意見。参加者をお客様にするイベントではなく、参加した親の中から「やりたい」と思う関係を作ったり、意欲を育てる方が大切ではないかと。

 結局、負担や義務が強くなるより、「子育てを楽しむ」延長上で、自分たちに合ったテンポやペースの活動ができるといいねというところに落ち着きました。

 これからも、細く長く親子が繋がる「子育てサロンぴよぽっぽ」の活動を期待しています。

終了後は、苅田町立図書館に移動。素敵な本の空間を満喫しました。
大満足して帰路につきました!

追伸:会場の様子の写真が行方不明。。。見つかり次第UPします


この事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」からの助成金で実施いたしました。