日時:2010年6月27日(日)
場所:大宰府南コミュニティーセンター(太宰府市高尾2丁目3855)
参加者:おとな16名、子ども9名(計25名)

6月27日(日)のサロンは、太宰府市の太宰府南コミュニティセンター。
ここは太宰府南小学校の空き教室をコミュニティセンターとして、地域にオープンにされている所です。利用料金も格安です。

Willのメンバー7名、登壇者(グループメンバー)5名、一般参加者3名、子ども達9名とご主人1人の 総勢25名の参加でした。

6月サロン①最初に、今回の登壇者、Nっ子クラブカンガルーの親子(主に1500g以下の低出生体重児の親子の会)の代表登山万佐子さんから、会の活動紹介がありました。
・会の立ち上げのいきさつや思い、会のネーミングの由来。
・これまでの会の活動の様子。
・超低出生体重児の家族とその家族の抱える問題について(発達や病気、障がいなど状態がそれぞれによって差があること。お母さんが外に出る勇気がなかなか出ないこと。ナドナドナド・・・)
・退院後の家庭での育児への不安、情報が無い焦り。
・母親だけでなく、父親だけの会の発足経緯。
・今後は、筑紫野市周辺だけでは無く、色々な地域へのサポートを広げたい。
・会の活動としては、経費的な面も含め、計画的に継続してやっていけるように、もっと工夫しなければならない。

次に、Nっ子クラブカンガルーの親子のメンバーのお話を聴きました。
・第一子と第二子(超未熟児)との育児のギャップ
・公園など人目が気になり、なかなか出て行けない気持ち
・第一子がいることで救われたこと(前に進むしかない)。受け入れるまでに時間が掛かったが、やっと家族の結束が強くなった。
・主人の協力が何より支えとなった。特に精神的に
・障がいや遅れがあってもそのこの個性と捉え、普通の子と同じようにみてもらいたい。そんな社会になって欲しい。
・出産後もわりと自分自身では元気で平気のつもりだったけど、会に参加して、気持ちを話すうちに、それが「から元気」だったことに気付いた。
・同じ経験の仲間に会って、やっと心を開いて楽しくなれた。
・周りに同じ環境に人に会えず、引きこもった状態だった。
・会のメンバーに会えて、みんなと話すうちに、自分も楽しいこと・嬉しいことを感じていいんだと、笑っていいんだと思えるようになった。
太宰府文集
そして、参加のみなさんから、
・センターなどに来るお母さんに入会書類などを書いてもらうとき、子どもさんのありのままの年齢、月齢を記入できる人と出来ない人がいることに気付き、今日、お話を聴けたことで、そのお母さんたちの思いを感じ理解できることが出来てよかった。
・正直、自分の子ども達は健康そのものなので実感が無いけれども、今日こうしてみなさんが頑張っていることに感激した。
・やはり「元気」と「笑顔」が、何より子育てには大切だと実感した。
・これまでこのような未熟児の家族会は、聞いたことが無かったのが、現在では絶対必要な存在だ感じた。
・保健所、保健師さんがバックアップして立ち上がったこのような会は、本当に貴重だと思う。
・自助グループのお母さんたちの力と、それを繋ぐネットワーキングの素晴らしさを改めて感じた。
・たけのこの会は、製薬会社の助成金で冊子を作成したので、活動の参考にしてほしい。
・既存の会へ参加することは、それほど苦労ではないが、会を立ち上げることは本当に色んな苦労があったと思う。素晴らしいと感じた。
・未熟児を出産した家族がいるが、その本当の想いや悩みはなかなか家族でも共有できない。このような同じ経験をした人同士で想いを吐き出せる場は必要だと感じた。
・子育てプラザなどでは、障がいや遅れなどがあってもなくても、お互いがそれぞれの違いを認め合える場となれば、とても良いと思う。
・自分自身が1週間程度入院しただけでも、病室の白い壁に囲まれて、それが辛くてしょうがなくって泣いたりしたが、長期間にわたる入院など本当に頑張ってこられたのだなと感じた。
・それぞれの活動の場で、ぜひカンガルーさんの会のコトをお伝えしたい。
・相互交流する場をぜひ持ちたい。

などのご意見を頂きました。
 未熟児であってもなくても、お母さんとしてそれぞれのドラマがあり、みなさんの子どもたちに対する想いはとても大きくて重くて、語りつくせません。Nっ子クラブカンガルーの親子の会に触れることで、あらためて皆さんが、お母さんとして頑張ってきた想い感じることが出来ました。


昼食風景パネル②






 それから お昼のお弁当を頂きながら、それぞれに話がつきませんでした。
 また、カンガルーの親子は、「手にひらに伝わる命の輝き」というタイトルの未熟児ちゃんたちの成長の様子の写真展を色んな場所で開催されています。
 今回の会場にも飾られました。また、子どもにむけたお母さんたちのお手紙も一緒に展示され、参加者は食い入るように一枚一枚を見ていました。

 そして、相戸代表の一声でようやく 話に区切りを付け、いったん終了。
皆さんのおかげで、あっという間に片付いてしまいました。ご協力ありがとうございました。
 が、そのうち、またあちこちで立ち話の輪が出来、尽きる事のない会話が、今日の成果を物語っているようでした。
 本当に雨の中、また、遠方からも来ていただき、みなさんありがとうございました。


この事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」からの助成金で実施いたしました。