日時:12月18日(日) 14:00~16:00
  場所:
カフェ&スペースあわい (北九州市小倉北区)
  参加者:おとな9名、子ども5名(計14名)


2011-12サロンチラシ《←クリックすると拡大します》

DSC01431 2011年も残すところ2週間を切った年の瀬、北九州にある「カフェ&スペースあわい」にてWillサロンを開催いたしました。今回の話題提供者は、岩丸明江さん。NPO法人GGPジェンダー・地球市民企画の代表理事で、各種のワークショップを手掛けるファシリテーター。私の憧れの存在であります(*^^)v 参加者もまた、北九州を始め、苅田、志免、宇美、飯塚、嘉麻、福津、筑紫野と各地で多種多様な活躍をされている方々ばかり。おいしいスイーツをいただきながらの楽しく学べる場となりました。



 サロンではまず、岩丸さんにこれまでどんな活動をされてきたのか、また今年「カフェ&スペースあわい」を開くことになった思いをお話いただきました。



ジェンダーに関する問題意識を持っていた岩丸さんは、本を読んだりムーブの講演会に参加していく中で、GGPの講座でワークショップという参加型の学びの手法に出会い、活動に参加され始めたのが1997年。その後、NPO法や介護保険法などが整備され、「市民活動が動き出した」時期に北九州市市民活動サポートセンターのスタッフや北九州市男女共同参画センター”ムーブ”の人権相談員などを経験され、2004年にGGPを法人化、代表理事に就任されました。


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「組織について考えるのは楽しい」とおっしゃる岩丸さん。GGPという組織について、基幹となる事業が何であるのかということや、財政の仕組みの健全性、人材についてなど、客観的にお話して下さいました。行政との協働については「必然性のある事業でお互いにメリットのあることのみをしていきたい」とおっしゃり、ある協働事業の説明会参加を「15秒で断った(笑)」経験も話して下さいました。その決断の速さとユーモアのセンスの良さが岩丸さんの魅力の一つだと思います。


 活動を続けて行かれる中で、GGPの活動は市民にとってわかりにくく、「意識の高い人
や既にジェンダーや地域活動に興味がある人」ではない人々に、思いを伝えにくいという課題をもたれました。そこで、人と人がコミュニケーションをとれ、GGPの本来伝えたい事の入口に近づく場として「カフェ&スペースあわい」をオープンされたそうです。

 


 ここから参加者もまじって、多方面の話に花が咲きました。たとえば、ドラマ「家政婦のミタ」について。岩丸さんは「子ども達がかかわる力の大きさ」に興味を持ち、本来、子どもの力が発揮されればいろんな変化が起きる可能性があるのでは?と感じたそうです。今、学校空間の中で子どもが安心して自分の意見を出し合い、合意形成させていく経験が出来ているのか?では私たち大人の社会では?と話が広がっていきました。こういう話をしていると、同じドラマを見ていても意識している事が違えば受け取り方も様々で面白いなと感じました。私はあの子ども達、家政婦さんがいるからって何もお手伝いしないなぁって考えてましたけど(^^ゞ。


 住んでいる地域も年齢も職業も様々な参加者でしたが、安心して自分の考えている事を話すことの場は、心地よいものでした。家庭と職場以外にこういう場所があり仲間がいるのはとても幸せな事だと思います。そこで出会う人から多くの刺激を受けることで、自分にとって大切な事に敏感になって、自分の頭で考え行動するエネルギーを得られる気がします。


DSC01432岩丸さんは、集える「場」があることで人が出会い、そこから「ささえあえる地域」をつくっていきたいそうです。「場があることで何かが動きだしますよね」とおっしゃった参加者もいらっしゃいました。おそらくこの「あわい」という場を活用して、今後、様々な展開がなされていくのだろうなと感じることができました。

 


 …それにしても今日のメンバーは濃かった(#^.^#)です。
会って話をすること、同じ空間にいて一緒にお茶を飲み、その場の雰囲気を共有することの素敵さを満喫した2時間でした。そういう意味では、あわいを通じて岩丸さんがされようとしている事と、このWillサロン事業は似ているのかもしれませんね。(おしまい)