静岡の観光名所の一つ。
こんな伝説が残されているそうです。
(参考リンク(PCのみ):
三保(みほ) - 静岡市)
昔々、三保の村に伯梁という漁師がおりました。ある日のこと、伯梁が松の枝にかかっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」ところが伯梁は大喜びして返す気配を見せません。すると天女は「その羽衣がないと天に帰ることができません」と言って泣き出しました。伯梁は天上の舞を見ることを条件に羽衣を返しました。天女は喜んで三保の春景色の中、羽衣をまとって舞を披露。やがて空高く天に昇っていきました。
「オチてない!?」と思ったのは私だけでしょうか。
天女が無事に帰っていったことが話のオチなのだと思いますけど。
ということで、行ってきました、静岡県。
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前日から続きます)
9月13日、渚カヲルの誕生日。
約7時間かけて、熊本から静岡まで、特急と新幹線を乗り継いで向かいました。
新幹線の車内販売のお弁当が売り切れとなり、広島駅で取り寄せとなりました。
九州内の特急や新幹線の車内アナウンスは、日本語版と英語版の他に韓国語版と中国語版も流れるんですね。
センキューで終わるアナウンスの後に、カムサハムニダで終わるアナウンスが流れ、最後にシェシェで終わるアナウンスが流れました。
本州に入ってからの新幹線では、日本語版と英語版しか流れませんでした。
韓国語の後に中国語が流れる車内アナウンスを聴き、以下のコピペを思い出しつつ。
韓国で国名のアルファベット表記をKoreaではなくCoreaにするべきだという声が高まった。
「Kでは日本のJの後になってしまう」
「植民地時代に僻んだ日本人達がCからKに変えたんだ」
「まったく、酷い奴らだ」
等と嘘を並べて喚いていると優しい中国人が現れて彼らをたしなめた。
「まぁまぁ、落ち着きなさい。しかし日本人は酷い奴らだという意見には同意だ。私は君達の味方だよ。協力しよう」
「本当か!?」
「ああ、もうちょっと待ってなさい。じきにKからCに変わるから」
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
この9月13日という日は、テレビにも何度か出演しているジュセリーノの予言で「中国ないしは日本の名古屋で大規模な地震が発生する」と日にちまでご指定の予言がなされていた日でした。
なので、まぁ実際きっと大丈夫なんだろうとは思いながらも、もし本当に大地震が発生したときに「まさか本当に起こるなんて思わなかったしー」とか言い訳しながら命の助かる手段を模索することになるのもいかがなものかと思ったので、とりあえず実際に大地震が起こったときに名古屋に着陸できなくなってそれからどうなってしまうか未知数であろう飛行機を利用することは避け、比べて値段も時間もかかる新幹線を利用して静岡に向かうことにはしておきました。
結果的に特に大きな震災に見舞われることもなく、本当に良かったと思います。
静岡駅に到着。
かつての大学時代の仲間と感動の再会。
多くの人は地元で会おうと思えば会えるのに、あえて遠方での再会。
ここ数年、そんな機会が増えてきた気がします。。。
演奏会を鑑賞。
静岡混声合唱団TERRA、第8回演奏会。
うたはどこで おぼえた
戦いを知って おぼえた
歌を歌うことは楽しいことだけど、そんな歌を覚えたきっかけは決して楽しいこととは限らず、悲しい経験から楽しい歌を覚えることもあるだろう、ということ。
戦争の中で、生きることに明るさを見出していくために歌を覚えた、といったようなメッセージの歌詞だったでしょうか。
感動しました。
感じた思いをどう言葉で伝えようとしても陳腐な伝わり方になってしまう気がするので多くは語りませんが、演奏会を聴きに来て本当に良かったと思います。
9月14日、メンズバレンタインデー。
かつての大学の仲間と一緒に静岡ツアー。
この計画があったからこそ八代の夜を精神的に乗り越えられたのかもしれません。
静岡魚市場。
さすが新鮮な魚はおいしいです。
ここで食べた昼食で、メンバーみんなの満足度がすでに目標達成済みという感じで、たいへん微笑ましい光景になりました。
人間はおいしいものを食べることで活力が満たされるものですね。
日本平ロープウェイを渡って、久能山東照宮。
急な角度の階段を上りながら、歴史的建造物を携帯で撮る仲間をしみじみと眺めつつ。
こういう観光名所は、歴史に関する知識があるとより楽しめるものなんでしょうね。
建物といい山々の木々といい見下ろす景色といい、絶景でした。
羽衣の松。
とても大きな松の木です。羽衣どころか天女まで引っかかっていてもおかしくありません。
将来に備えて、次の世代の若い松の木も育成されていました。
砂浜の波打ち際に立ったのはどれくらいぶりだったか、もはや分かりません。
そして、電車を乗り継いで無事に帰宅。
仲間と一緒に楽しめ、たいへん充実した静岡ツアーでした。
短時間に名所を詰め込んでくれた友人に、感謝とともに尊敬です。
一連の旅行は、これで終わりです。お疲れ様でした。
p.s. 途中まで書きかけて一度全部消えて、書き直すのに労力使いました。
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