2008年10月15日

渋谷で空を飛ぶ。

渋谷で空を飛ぶ。Google で、できること。

というキャンペーンの一環で、「渋谷で空を飛ぶ。」というイベントが行われていました。
自分は、このタイトルを読んだことはあったのですが特に内容について読んだことがなくて、きっとGoogle マップやGoogle Earthで空から見た画像が見られるだけかなとか、ストリートビューでちょっと高いところから360゜見渡せるようになったのかなとか、勝手に思っちゃって特に興味を持たずにいました。

そんな中、たまたま別件で東京に行ったときに友人からこのイベントの話題が出て、せっかくなので足を運んでみたのです。

Googleは、そんなちんけなことをする企業ではありませんでした。


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イベントの概要は、こうです。

携帯からGoogleで特定のキーワードで検索がなされるたびに、風船を一つ膨らませます。
みんなの検索によって膨らんだ風船の力だけで、この渋谷の会場で誰もが空を飛ぶことができるようになるというものです。
Googleなら、夢が叶う。今までできなかったことが、Googleならできる。そんなイベント。

自分が会場に到着したときにはもう時間が晩くて、空を飛ぶためのエントリーはできなかったのですが、空を飛んでいる人を見ることはできました。
どこまでも飛んでいってしまうことのないよう風船の群れは巨大なネットに包まれており、人はだいたい10メートルくらいの高さまで飛んでいました。

このイベントは10月4日(土)から始まり、最終日であるこの日10月12日(日)まで、ずっと風船の数を増やし続けてきたようです。
最終日、風船の数は約5,000個に達し、体重100キロの人まで風船で空を飛ぶことができるようになっていたようです。
実際に風船で空を飛んだ人の体重の最高記録として80キロと書いてありました。

本当に風船の力だけで人が空を飛んでいるという光景は壮観でしたし、それだけの風船を膨らませるために全国のGoogleユーザが検索を実行したのだというのも壮大な話だと思いますし、またこれほどの大規模なイベントを今までネットでしか見たことのなかったGoogleという企業が特に客からお金を取ることもなく決行したということが非常に明るい気持ちになれる、元気付けられる出来事だと感じました。

こういう明るい気持ちから、今まで自分が当分離れていたんだなと、ふと思いました。
イベントが終わった後にGoogle社員の人たちが記念撮影をしている風景も、本当に和気藹々としていました。どこまで理想的な企業なんでしょう。

日本のマスコミは、こういう明るいニュースをもっと報道してほしいと思いますね。
テレビ局の人なら、最近けっこうGoogle Earthのお世話になっているはずですし。事件現場の周辺地図とか。
少しは恩を返せばいいのに。。。

新しい可能性に挑戦する人や企業は、応援したいですし気持ちが明るくなります。
そういう気持ちが、生きている中での色んなことの原動力になる気がします。

ありがとう、Google。


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Posted by nrudt at 03:14│Comments(2)TrackBack(0)フレーズブックマークに追加する

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この記事へのコメント
面白そうなイベントですな。
ちょこも行きたかったです。
でもケベックとニューヨークには行きました。
Posted by ちょこ at 2008年10月15日 11:29
>ちょこ
とても元気付けられるイベントでしたよ。
どこまでも風船で飛んでいけば、ケベックやニューヨークにも行けたかな

ということで、絵文字を入力できるようにしました。
Posted by nrudt at 2008年10月16日 12:49
絵文字