10日目

ISAサーフィン世界選手権はいよいよファイナルデイを迎えました。
チームジャパンの選手は、ウィメン大村奈央選手のみ勝ち上がり、見事ファイナルデイまで残りました。
リパラウンドファイナルを勝ち上がるといよいよグランドファイナルへ進み、表彰台へと近づきました。
今日の波は少しサイズアップし、4、5ftと分厚いリップとパワーのあるコンディションで、ヒート時間は30分でヒートがスタート。
大村選手選手は、Philippa Anderson(AUS)Jessica Grimwood(AUS)Leilani Mc Gonagl(CRI)と対戦。
メインラウンドを勝ち越しているだけに期待が高まります。
オープニングウエーブはPhilippa(AUS)がゲットし6.5 pt、立て続けにスコアを揃えヒートをリード。
各選手が1本目を揃える中、大村選手は5.07ptと更に良いスコアを取るためにピークの波を狙います。
ペルー滞在10日目を過ぎた各選手も シフトするピーク、カレント、更にアウトからブレイクする波に苦戦。
大村選手は波回りが悪く、ショートレンジのライディングでアベレージスコアを積み重ねます。
ヒート終盤オーストラリアのJessica が良い波を掴みエクセレントの8.17 を出し、オーストラリアのJessica、Philippaがワンツーでフィニッシュ。
大村選手は3位で敗退しISA世界選手権を5位でフィニッシュ。
練習ではエクセレントライドをメイクし、各メディアや各国選手から評価されていた大村選手は、1本のエクセレントウエーブを掴めず悔しい敗退となりました。
しかし、大村選手のコンテストへ向かう準備と戦う気持ちは見習うべく所があり、悔しさの中でも笑顔でありがとうと言える彼女は尊敬でき、今後も成長し必ずウィメン初のファイナリストとなるでしょう。
最終リザルトは、メンズデビジョンの優勝はLeandro Usuma(ARG)
アロハカップは優勝は地元ペルー、総合団体優勝も ペルーと南米の勢力を感じる大会でした。
日本の国別順位は9位とチャイナカップ出場権の7位には届きませんでしたが、NSA上位を常にキープする大世戸選手を始め、若手プロサーファー渡辺、松下、河谷選手の成長と頑張り、常に世界に標準を合わせている大村選手、ガールズでは断トツの力のある黒川選手など 若いチームジャパン でしたが、ジュニア選手権同様、今回の世界選手権も順位を上げています。
明日チームジャパンはペルーを発ち日本へ帰国します。
時差があり、夜中の観戦、応援となった日本の皆様にも御礼申し上げます。
今後もチームジャパンの応援をお願いします!
ありがとうございました。
→ISA 世界選手権大会ページ
大会ハイライトや写真掲載中!
→NSA 世界選手権大会ページ
選手のプロフィールや結果などはこちら!