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休日の外出先からの帰途。久しぶりに、コチラの煮干香るラーメンが食べたくなり訪問することにします。14時前に入店すると、カウンターに空きがありました。券売機で、これも久しぶりとなる昔ながらのらーめん(780円)の食券を買って奥のカウンターに着席。店主はおらず、ベテランらしい風格のある若手2人体制。テキパキとした調理で、ややあって配膳。

縁の内側に雷文の入った同店独特の丼には、濃口醤油を使った濃いめの色合いの清湯醤油スープ。その澄んだスープには、水面下に沈む中細ストレート麺が映えます。トッピングは、肩ロースとバラロールの2種類のチャーシュー、極太材木メンマに標準で味玉半身が搭載されます。ではいただきます。


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まずはスープ。おなじみの、動物系と鰮煮干の出汁をブレンドしたベースに、濃口醤油を合せたダブルスープ。タッチは煮干が前面に出たものだけど、鶏豚骨の動物系ベースが、全体に柔らかさと厚みを感じさせます。醤油ダレはコクがありながらシャープな部分もあり、また煮干感は、エグ味や雑味の出ないラインを狙った飲みやすい仕様。このあたり、西八王子の嘉饌とはポリシーを変えているようですね。美味しい。

麺は、全粒粉を使用した、平打ち気味の中細ストレート仕様の自家製麺。茹で加減自体は普通なのですが、箸で持ち上げるときの麺扱いがしなやかでソフトタッチ。それでいて、啜って咀嚼した際には、弾力を感じた後に一気に破断するザクザクとした歯応えで、まるで音が聞こえてくるような破断感です。スープの持ち上げも良好で、とても好きな麺です。美味しい。

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さてトッピング関係。まず、チャーシューは、肩ロースとバラロールの部位の違う2種類を搭載。割と薄味で、肉本来の旨みで味わうタイプのもの。いずれも適度な食感を維持しながら、サクッと歯の入るもので、クォリティは高いです。美味しい。

また、こちらはデフォの一杯でも、標準で味玉半身が入ってきますので、一杯の見た目に貧相さがありません。味の方も、しっかりと醤油ダレの染みた白身と、ねっとりと甘い黄身のコントラストが楽しい。メンマは材木タイプのものが2本。齧るとガリガリと食感上のアクセント。スープ、麺からトッピングに至るまで、何処をとっても破綻のない優等生的な一杯ですな。

ところで、同店、一時町田に凱旋したり、今年は西八王子に系列店を立ち上げたりと、いろいろ曲折を経てなお人気店な訳ですが、この日はいなかったあの人の良さそうなご主人は、今どちらにいるのかな、なんてちょっと気なってしまった一杯でした。

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【住所】 東京都八王子市横山町21-21
【時間】 11:00~15:00/17:00~23:30 ※スープ切れ終了あり
【定休】 年中無休