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自粛要請が出る前の休日。この日は、多摩都市モノレールの万願寺駅徒歩圏に、この2月にオープンしたばかりのこちらを内臓消毒のため訪問することにします。直ぐそばにあるうお青は営業時間外です。繁忙時間帯を過ぎた15時頃に入店すると、店内先客まばら。店員の方が多いくらいですが、マニュアルに従いカウンターへの着席を促されますw

はいはい、と着席してメニューを一瞥。相模原などにも店舗があり、たまに利用するので、同チェーンのメニューは大体頭に入っているのですが、いつもの熟成醤油以外のものを比較検討してみます。この日は未食の味噌に行くことにいたしましょう。おっと、その前に生ビール(税別 480円)を発注。卓上には入れ放題の青ネギと一緒に、食べ放題のたくあんが置いてあり、小皿が脇に積んであるので、おつまみにいただくことにします。

まずは生中でセルフ乾杯w たくあんをアテに、喉から胃袋にかけて消毒作業を実施しながら、この日の食事にみそラーメン(税別 730円)とアジフライ定食(税別 230円)をチョイス。みそラーメンは背脂多めでお願いしました。ものの3分ほどでまずはみそラーメンから配膳。少し遅れて定食のライス。アジフライはこれから揚げに取りかかるのでしょうな。


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縁に店名が入り受皿付の丼には、背脂がビッシリと浮いた味噌スープ。色味からすると、赤味噌主体に調製された味噌ダネを使っているのかも知れません。丼上には、薄切りながらチャーシュー3枚、メンマ、少量のモヤシに京都ラーメンらしく青ネギが添えられ、白ゴマがパラリと掛けられています。なかなか食欲をそそるビジュアルです。ではいただきます。

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まずはスープから。ファーストタッチで背脂の円い口当り。その奥から出現するスープ本体の味わいは、見た目から想像することができる、赤味噌比率が高そうな味噌ダネを色濃く反映した、ショッパ旨い動物系味噌スープといった感じ。なかなか自分好みの味わいで美味しいです。

麺は、熟成醤油その他、同店の他のメニューと共通の角断面の中細ストレート麺。硬めの指定はしていないけど、ザクザクとした食感の麺は、この味噌スープに関して言えば、スープの持ち上げが良好過ぎるほどで、多少ショッパさが強調されるきらいがある程に感じます。元々ショッパ系のところに、たっぷりの背脂が投入されて、スープにトロンとした粘度が出ている関係もあるでしょうか。

トッピング関係では、薄切りスライスながら、赤身と脂のバランスが良い、肩ロースもののチャーシューが3枚投入されているのは良いですな。特にチャーシュー命というほど好きな訳ではないけれど、見た目もデラックス感があって良いです。味はまぁ普通でしたけど。ショッパ系の味噌スープの中で、少量でしたがモヤシがちょっとホッとする箸休めになっていたのは特筆点。

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さてアジフライ定食。私、アジフライにはスパイシーなウスターソース派なのですが、卓上には中濃ソースのみ。少し甘ったるい中濃ソースを使うときは、必ずマヨネーズをミックスして使用するのがMy定番になっているので、今回のアジフライもそれでw 良いおかずですな。ご飯が進みます。途中まで食べ進んだみそラーメンはみそ汁代りw 次回はハムカツも良いな。

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さて、食事も半ばを過ぎ、みそラーメンをカスタマイズしましょう。同店のネギは京都ラーメンらしい青ネギで、コイツが卓上の容器に用意されており入れ放題w 遠慮なく追加投入させてもらい、更にニンニクをレンゲに“適量”取り、全体に溶いてゆきます。定食の方の進み具合に合せて、ラーメンの固形物完了。そして定食終了後、2口3口スープをいただきそのままレンゲを置きました。流石に定食まで平らげた後に、この脂ビッシリのスープ完飲とは参りませんでした。

さて同店。特製醤油とコク旨の醤油ダレは、熟成の進んだ醸造品らしい匂いを感じさせるもので、独特の甘みがあります。同様の成立ちは同じ流れを汲む来々亭の醤油ダレにも感じます。その醤油に対して、味噌が赤味噌ベースでショッパ旨いタイプって言うのがちょっと面白いかも。個人的には味噌の方が好きかな。次は辛みそラーメンあたりでも食べてみるかななんて、早くも次回の予定に思いを馳せてしまった一杯でした。

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 ※浅川上流より万願寺歩道橋 ふれあい橋を臨む。

【住所】 東京都日野市石田2-9-15
【電話】 042-514-8689
【時間】 11:00~24:00
【定休】 年中無休