2005年11月20日

「スーパーボディを読む」の歴史的意義

どうも、二つの勘違いが発生しているようです。

いわく
「伊藤式胴体力といっても、体操の形や ポーズは、ヨガの中にすべて含まれている
じゃないか。新しいところなんて何もない」

「胴体力とか、改めて言わなくても、例えば、能や狂言、合気道、空手 中国拳法
などに
すでに言われていることなのだから、際立てて取り上げる意味はない」


このような発言は、

伊藤式によらずして  すでに  胴体が開発されている人


が、言った場合であれば、確かに正しいのです。

ですが、このような人も、胴体力の歴史的意義については、
理解できていないようです、、、、


筆者が考える 「スーパーボディを読む」の歴史的意義は 次の通りです。


1 胴体の動きは「股関節の捉え」という感覚から全てが始まっていること
  
  を、明確に定義づけたこと

2 胴体が硬い場合の正しい立ち方 歩き方は 
  「誰でも出来る股関節で捉えた 立ち方 歩き方」であることを
  明らかにしたこと(スーパーボディを読む P94)

3 日常生活における動きを見直していくことにより、胴体を
  開発していけること、そして、その具体的方法を明らかにしたこと


です。


ここで、こういう言葉が出てくるかもしれませんね、、
「胴体の動きは、丸める反る 伸ばす縮める ねじり の、三つしかない
という分類に、歴史的意義はないのか?」

という、、、、


うん、確かに、この三つしかないという分類は、素晴らしい。

ですが、しいて分類しなくても、上記三つの意義に比べたら、小さいのです、、


(あえて名付けしなくても、体操の形を出していれば、いいのですから)

逆に言えば、大抵の人が

この三つの分類そのものにとらわれてしまい、

胴体が動いていない大多数の普通人にとって一番肝心な上記三つの点を
ないがしろにしてしまっている 

わけです、、、




何にも始めていない、胴体がまだ動いていない通常の人にとって

もっとも必要なことは、

「今のレベルは何処にあるのか」
「レベルはわかったとして、今、上達のためにやるべきことは何か」

です、、


いきなり難しい複雑な体操をやることでは、ないのです、、、

日常生活を「誰でも出来る股関節で捉えた立ち方 歩き方」を
元にして、少しづつ改善していくことにより
だんだん胴体の正しい神経回路が定着していきます、、、



定着が進んでから、難しい体操にチャレンジしていけばよいのです。

そうすれば、より高いレベルのことが、よくわかるようになっていきます、、







ココから先は ちょっとおまけですが、読者の方の中に

「疑問を考えることが出来る人」がいれば 面白いと思うので、

とある疑問を宿題として出しておきましょう。


「野村萬斉 井上八千代 
 津村(下の名前を失念してしまいました 申し訳ありません。
    能に学ぶ身体技法 に出ていらっしゃる方です )
 さん  このお三方は 


  まず間違いなく、立ったままのY字バランスができたり   
 複雑なポーズを、軽々とこなしたりはできないでしょう。


 しかし、この三名の方は、見事に胴体が動いています
 (全く持って 人間国宝とはよく言ったものです まだ、野村萬斉さんは
  なっていませんが、 将来的には間違いなくそうなるでしょう)


 これは どういうことなんでしょうか?  」




nsi333 at 10:55│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by めけ   2005年11月20日 17:33
津村さんとは津村禮次郎氏のことだと思われます。少し補足ですが。
2. Posted by めけ   2005年11月20日 17:36
津村さんとは津村禮次郎氏のことだと思われます。少し補足。
3. Posted by 00   2007年10月06日 22:53
体の隅々まで柔らかく動かせるだけが良いのではないと思います。その体を統率して動かせなければただ身体の柔らかい人に留まってしまうから。

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