Chairless

名前の通り、とてもイスには思えない『Chairless』。

W5.0cm×85cmのベルト状の輪に、身体を通して腰と脚に引っ掛ける事で、背もたれが有る様な感じで座れます。しかも、手が自由になるので、開場待ち等で屋外で座るのに便利です。
(こちらの特設サイトで、座り方を確認して下さい)
また、写真の様にコンパクト（W5.0cm×D12.cm×H4.0cm）にすれば、持ち歩きも楽々！
注意すべき点として、小柄な人だとベルトが長すぎて、使い辛い可能性が有りますので、買う前に試してみる事をお薦めします。

チリの建築家アレハンドロ・アラヴェナが、パラグアイのアヨレオ族の習慣からデザインし、Vitraから２０１０年に登場しました。

また、Chairlessの売り上げの一部は、パラグアイの先住民の生活を守るために寄付されているとの事です。


　Chairlessの勝手な評価

　価　　格：★★★★★
　デザイン：★★★☆☆
　使い勝手：★★★★☆


MEMO:GWの最後はF1(ﾄﾙｺGP)を楽しんで、また仕事に集中しよう！

Prince AHA

1996年に、フィリップ･スタルク(1949年-)がデザインし、Kartellから誕生したスツール、『Prince AHA(ﾌﾟﾘﾝｽ･ｱﾊ)』。

Kartellとは、プラスチック成形技術を家具に取り入れ、1949年に設立したイタリアの家具メーカーです。
有名デザイナーとコラボーレーションをし、数々の名作を出しています。

このPrince AHAは、高さ43cmにφ30cmの座面がありますが、どちらを座面としても使う事が出来て、とても使い勝手が良いと思いました。


おわんに三角錐を組合せた形状に、三角錐の方だけ階段状のデザインになっています。

また、両座面が蓋になっており、深さ20cm程度の収納スペースとなっています。
ただし、底が狭いので、何を入れたら良いか悩みどころです。

色は、写真のワックスホワイト以外にクリーム・グリーン・ラベンダーがあり、ポリプロピレン製で中が空洞ですから、約2.4kgと軽く持ち運びしやすいです。

スツールとして使用する他に、サイドテーブルとしても使えます。


　Prince AHAの勝手な評価

　価　　格：★★★★★
　デザイン：★★★★☆(もっと白いと最高なんですが･･･)
　使い勝手：★★★★★


MEMO：サッカーＷ杯の組合せが決まりましたね〜。日本は、オランダ・デンマーク・カメルーン。。。まぁ、ここを突破する可能性は低いでしょう。変に期待せず観戦できるので、良い事かな!?

Panton Chair

久しぶりと言うか、家具関係を紹介するのは２回目です。
私個人は、家具が配置出来るほど大きな部屋には住んでいないので、実家で使用している家具になります。

1955年に一体式の｢Ｓ｣チェアをデザインして、トーネット社と開発。その後、プラスチックの一体成形として、この『Panton Chair(ﾊﾟﾝﾄﾝﾁｪｱ)』が1960年に発表されました。

初期の素材は艶のあるＦＲＰ製で、これは『Panton Classic(ﾊﾟﾝﾄﾝｸﾗｼｯｸ)』として、現在も発売されています。
『Panton Chair』は、マット調でポリプロピレン製です。

この流れる様な美しいフォルムは、絶妙なバランスで成り立っているので、安定感を感じない様に見られますが、座ってみると座面や背もたれが気持ちよくしなり、優しく受け止めてくれる感じがします。
また、スタッキングも可能です。

サイズはW50cm×D61cm×H83cm(座面最下部:H41cm)で、カラーは写真のホワイトの他にブラック・イエロー・レッド・ブルーの５色です。
Panton Classicは、W50cm×D60cm×H83cm(座面最下部:H41.5cm)で、カラーはホワイト・レッド・ブラックの３色です。

デザイナーはデンマーク出身のヴェルナー･パントン(1926年-1998年)です。

デンマーク王立芸術アカデミーにて建築を学び卒業後にはアルネ･ヤコブセン助手を務めたりしていました。
1955年にデザイン建築事務所を設立し、画期的な建築の提案もしていたが、家具･照明等の評価の方が高く、数々の有名な作品を生み出しました。

個人的には、マット調で価格も手頃なPanton Chairの方が好きです。


　Panton Chairの勝手な評価

　価　　格：★★★★★(Panton Classicは★3)
　デザイン：★★★★★
　使い勝手：★★★★★


MEMO:今日は、静岡ダービー！清水にとって、磐田に負ける訳にはいかない！We Believe!

Riki Stool

これはダンボールを使って、組み立てる六角柱のスツールです。
10年ほど前に３つ購入して、いまだに重宝してます。このスツールの良い所は、ダンボールなので軽いし、リサイクルすることも可能です。そして丈夫、４つのスツールで象の重さに耐えることが出来るほどだそうです。
座り心地も、座面が柔らかく心地よいです。ただ、経年劣化は激しく色あせと座面のヘコミが出来ます。上下逆さにして使用していた時期もありました。（写真は、徐々にヘコミ始めた状態ですが、座り心地は問題ないです。）

大きさは、W33cm×D33cm×H33cmで、10年前にはH40cm程の大きいタイプもありました。色も当時は豊富で、白・赤・黄・青があったと思います。基本は単色なので２色以上を買って組み合わせる楽しみもあります。名前はリキスツールといい、デザイナー渡辺力の名前からきています（1965年デザイン）。

1911年生まれ(今年95歳)、家具・時計・インテリアなど幅広く、まさに日本のプロダクトデザインの巨匠です。そして、今も変わらず新しいデザインを発表しています。

最近、リキスツールのテーブルとイスのセット(子供用)が発売されているを知りました。実際に銀座松屋(DESIGN COLLECTION)で見ましたが、ちょっと欲しくなりました。

　Riki Stoolの勝手な評価

　価　　格：★★★★★(お子さんのいる家のギフトに)
　デザイン：★★★☆☆
　使い勝手：★★★★☆

MEMO：週末、風邪ひきました･･･。