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新たな道を歩んでいることを不快に思われる人は、
どうか通り過ぎてくださいませ




ブログ主と読者の関係だった「らんちゃん」と私。

私より三つ上のらんちゃんは、2015年2月24日、ご病気で亡くなった。



らんちゃんのブログは、亡くなったご主人と、実の息子のように、いえ、それ以上に愛情を注いでいた青年との思い出話が中心だった。

読みながら、まるでその場面を見ているかのように思わず吹き出してしまうことも…



その中で特に印象に残っている話が、「河童の話」と「ピエール髭の話」。
それから…

今回は、「ピエール髭の話」をご紹介しますね。

・・・・・

ご主人のゴリさんとドライブ中に、つい眠り込んでしまった らんちゃん。

SAに車を停めて、暫くしてから目が覚めた らんちゃんは、一人でトイレへ向かった。

すれ違う人みんなが、らんちゃんの方をチラチラ見てくる。

「私が足が不自由だから、心配してくれているのかしら…」
って、思ったらんちゃん。

だけど、トイレに入って鏡を覗いた瞬間、

「ギャーーーーーーッ」
って。

これは私の想像だけど、鏡に映った自分の顔を見た瞬間、トイレの外に聞こえるほど大きな悲鳴をあげたに違いない。



なんとまあ、らんちゃんの顔には、落書きが。

しかも、油性マジックで。

その後の車中は修羅場だった。

・・・・・

この話を、彼にしてみた。

すると彼は、
「俺も、あの時、一緒に乗ってたんだ」って。



ゴリさんが一人で書いたそうだ。

目の周りにぐるりと円を書いたのかな?
って、想像していた私。

ところが、それだけでは無かったそうだ。

鼻の下から頬にかけて伸びた線の先端がくるんと丸まっている「ピエール髭」も書いたそうだ。
それから、あれもこれも…

落書きされている間、らんちゃんはぐっすり眠っていたそうだ。



「おじさん、落書きしても良いの?」
と、彼。

「寝ている らんが、悪いんや」
と、ゴリさん。

彼は、強くて優しくて厳しいゴリさんには、決して逆らえなかった。
だから、ゴリさんが落書きするのを、黙って見ていたそうだ。

らんちゃんが、トイレから戻ってきた。
修羅の顔で、戻ってきた。

「ごめんて」
と、感情のこもってない言葉を繰り返すゴリさん。

何故か、関係のない彼まで、らんちゃんにしばかれたそうだ。



彼は、法曹界に身を置いていた亡くなったお父さんとゴリさんを、とても尊敬している。

彼は、私に言う。
「俺は、彼らを超えられない」
と…

・・・・・

先日のことです。
ついに、私も… (涙)





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