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「ブラック会社」って聞いたことあります? に参加中!
ぴっくあぷテーマなるものを初めて使ってみるのです。というわけで、「ブラック会社」って聞いたことあります?ってのがテーマなんですが。ブラック会社とは、ともかく心身共に過酷な労働条件の会社のことらしいので、私の場合は、「会社」ではないので厳密には会社というより、「暗黒の労働環境」とでも申しましょうか。。

今でこそのんきにへらへら公務員職に従事しているわけですが、ここにいたるまでは本当に色々なことがあったのです。

ブログや腐れたサイト活動をする前、もう3年程前のお話になりますが、それまで私は大学院生として研究にいそしんでおりました。博士号取得を目指して(それは今もあきらめているわけではないけれど)。在学中は学費の全額支給:奨学金に、バイト料程度の生活費が支給されていたので、会社じゃないけど、会社みたいなカテゴリーでいいだろという前提でこの記事を書いてみるのです。

私がしていた研究は脳みそと性ホルモンが人間の心理にどのように関わるか、その仕組みを解明する!的な分野で、バイオニューロサイコロジーと長たらしい名前のついた学部にいたわけですが、要はげっ歯類(マウス、ラット、ハムスター)を使った動物の行動実験をしていたわけですよ。

動物の行動実験なんていうとかっこいいような気もしますが、要はねずみたちが、迷路やら実験装置の中でウロウロする様子を観察するわけですよ。>怒涛の研究(=仕事)量。

私が師事していた人。その人は女性で出版物も沢山・・本当にたくさんあり、政府や企業から研究資金を何千万、何億というレベルでもらってる人だった。その人のことはいまだに、研究者、一人の学者として尊敬しているけれど、人間的には滅茶苦茶な人だったし、その人の研究室を止めた今でも怖い。>頭のおかしいとしか思えないひどいボス。

大学院の生徒や、院を出たばかりのポスドク、インターンと呼ばれる人たちが、忙しいのに、あまり裕福な生活なしていないのは周知の事実かもしれませんが、在学中の忙しさや、研究のペースなどというのは、完全に師事する人と、研究室の雰囲気というか、カルチャーによりけりだと思います。のんびりしたところもあれば、私が居たところのように、何、この奴隷生活ヽ(TдT)ノ。みたいなところもあるわけですよ。

今思い返せば、あの頃の生活は、奴隷生活、地獄生活、とにかくそんな言葉でしか言い表せないのです。

主な毎日の生活はですね、朝6時には居ましたからね。研究室に。毎日!週末も!祝日も!

なぜなら実験に使う動物を、研究室のコロニーで飼育:ブリードしていたから。そしてなぜか私は気がついたら、そのコロニー担当になっていたわけです。ねずみたちを交尾させ、妊娠してるねずみや、出産間直のねずみの面倒をみたり、生まれてきた子ねずみや子ハムスターに番号を振って管理したり、ある程度大きくなった赤ちゃんたちを別のケージにいれたりさ。この朝の仕事が軽く1時間半くらいかかる。大体、50〜100ケージ(1つのケージに大体4匹くらいかな・・)の世話をしていたわけですよ。

で。その後、その日の実験の用意をする。薬を調合したり、データ用紙を用意したり、それは実験の内容や動物の種類によりけりですが、これに30〜1時間かかる。

院生といえども、授業もあります。午前中に授業がない場合は、その後、実験を始め、授業がある日は、クラスの合間のスケジュールをうまく使って実験をするわけですよ。

昼ごはん?ランチタイム?なんすか、それ?っていう生活。ランチタイムなどというものが存在せず、授業や実験、その他のもろもろの合間や教室の移動中に廊下を歩きながらプロテインバーだのを齧っていました。要求されたことをこなしていくには、そうやって、時間を無理やりにでも作らないと、到底無理というレベルで要求があったのです。

実験は、大体の場合、狭い部屋(3畳くらい)のまっしろい部屋:窓はなし、照明を薄暗くした中で、出来る限り無音。そんな部屋に篭って、ただただ、ひたすらに動物の動きを観察して、それをデータ用紙に記入。ビデオにもとる。ビデオにとっているからといって、油断はできない。ずっと、ただひたすら動物の動きを見つめるわけですよ。普通に考えて、そんな環境に毎日いたら、頭もおかしくなるっての( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

ひどい時はそんな篭もりきりの状況で、10時間ぶっ通しで実験をしてたです>週末とか、祝日ね。普段は大体、3時間連続とか、4時間連続。とにかく、隙あらば実験!みたいなさ・・・

実験がない日は、実験動物の手術日だったり、採取したサンプルの分析(脳を薄くスライスして、染めて、顕微鏡で観察)をしたり。それももちろん、休憩なしおだ・・

実験終了後は、データだ。データのインプット、分析、データ用紙の管理。

で。気がつくと、夜ですよ。6時とか、7時とか。

こんな生活をしていてもなお、私は師事していた人に「怠け者」ってののしられてましたからね。周りの人>先輩らも「あ〜まだ終わってないんだwがんばってねぇ〜」という感じ。手伝いはなし。それどころか、自分より後に入った人らの手伝いはしなければいけない罠。

私は、計画を立てて、てきぱきと物事をこなす性質ですし、遅刻なんぞも嫌いです。一般的によく「働き者だ」と褒められる性質。今でこそこんな脆弱な体ですが、当時は元気ぴんぴんですよ。>だがしかし、こんな狂ったような生活をしてたら、そら体調も崩れます。なのに、怠けもの呼ばわり・・・

他の研究室の人らが授業の休憩中なんかに、楽しそうに飲みにいこ〜ww買い物にいこ〜なんて計画を立ててるのを横に、一体、どこにそんな時間がありますの!って真顔で思ってたし、誘われても、「すんません、実験あるんで」って言ってた。

私のいた研究室は、「恐ろしい」と評判(当時は知らなかったけど)の場所だったので、周りの子たちも「そっか〜じゃ、また!がんばってね」なんて言ってくれてた。

実験も半端ない数の動物を観察し、時にはいくつかの実験を同時にやってた。日常的なレベルで、プロジェクトを3つも4つも抱えていた状態でした(普通は1つだよ!1つ!1つのプロジェクトを1年、2年、時には4年も5年もかけてやってくもんだよ!)

教授の出版物の量が半端ないはずっすよ・・・思いつた研究だの、とにかくじゃんじゃん研究→発表しないと落ち着かない人で、自分が思う通りに物事が進まなければ、怒鳴られたりするのはしょっちゅう。挙句、ひどい気分屋さん(研究が絡まなければ普通にいい人なのに)。

実験終了、授業終了で家に帰るのは9時過ぎ。そして、そこから、授業の課題(博士号過程だったのでB以下をとるとアウト。基本的にAをとることだけが要求されていたのですYO)、研究論文書きがあり、もちろん、家のことも色々あるわけですよ。当たり前だけど、全部英語でな

で、そんな日々のノルマをこなしつつ、気がつけば時間は午前2時、3時。ベッドで眠ることすらあんまりなかった。いつもデスクに突っ伏して2時間とか3時間の仮眠状態。そうするともう朝だぁ・・・

それが 毎 日 ですよ・・・週末、祝日は授業がないのが幸いでした。

今思えば、あんな生活どうやってこなしていたのか見当もつかない。もちろん、この国では外人の私ですから、言葉の問題だってあるわけで、それでさらに人より時間がかかることになるわけだ。

もちろん、そんな過酷な生活をしていたら、体も壊すし、扱いづらいというか、色々と悪名たかき人についていたら、人間関係や日々の生活から心だって病む。挙句、私には7つ年下で、文化も価値観もまったく違う彼氏がいたのだ。プライベートも休む暇なし。っていうか、プライベートなんて数時間も存在しない。


これは、うん。ブラック認定でそ・・しかも、賃金は最低賃金だぜ・・・



ということで、思いのほか、長くなってしまったので、続くのです。