「悩める乙女より」2008

「プレイドールハウス」2009

「海と月光」(エロなしの短編)2010
https://sakurakoujinue.seesaa.net/article/a38358744.html

「Mの逆襲」2011

「失われた果実」(エロなし・反ロマン)2014

「快楽奴隷倶楽部」2015

「Mの逆襲・続編(囚われた女王)」2016

「OL美女・服従の絆」2016

「サド教授・魔淫の館」2016

「花雫」2017

「快楽島の美女奴隷たち」2021

「接待隷女の哀姦」ぬえ・めぐみ
「SMマニア」(マイウェイ出版)2018年4月号にて、了解なしに掲載されていた作品。
「快楽島の美女奴隷たち」第3章より。
https://sakurakoujinue.seesaa.net/article/a39106603.html

「奴隷姫・屈辱の肉体改造」1~4
https://sakurakoujinue.seesaa.net/article/471790495.html
三和出版「マニア倶楽部」にて、2016年3月~2017年3月号まで連載。挿絵:暗藻ナイト

「アラブの女奴隷」1~4
https://sakurakoujinue.seesaa.net/article/471718458.html
三和出版「マニア倶楽部」にて、2017年5月~2018年3月号まで連載。挿絵:笠間 しろう

「女神島の雄奴隷」
「別冊秘性 女神の愛 第8号」 (SANWA MOOK 別冊秘性/三和出版)において連載。M男向き小説。作品紹介は以下で。
http://blog.livedoor.jp/nue1728/archives/7784296.html

「麗しの愛国献女隊」第1話~第29話
http://blog.livedoor.jp/nue1728/archives/8860543.html

「淫らな館の奴隷たち」第1回~第32回
http://blog.livedoor.jp/nue1728/archives/9011971.html

「美しき生贄」第1回~第14回
https://livedoor.blogcms.jp/blog/nue1728/article/
M男(.女装子、男の娘、ニューハーフ)向き・雌落ち小説
→改名 「美しき屈服」第36回(第3章-9)(未完)
https://ameblo.jp/feminizationdominate

「恵莉香の世界」第1回~第24回
https://livedoor.blogcms.jp/blog/nue1728/article/

「隷嬢養成女学院」 第1回~第16回(未完)
https://livedoor.blogcms.jp/blog/nue1728/article/


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特訓合宿に連れてこられた亜奈美たちを待っていたのはポニートレーニングだけではない。
肉体の隅々まで使い切った訓練に疲れ果て疲弊困憊した彼女らには夜の膣圧訓練を兼ねた奉仕活動も必須プログラムであったからだ。
「お前たちを調教していただいたスタッフの皆様に感謝の気持ちを表さないとね。お世話になった人に感謝することは社会の常識で、私たちはあなた方にいつもそのように教育しているはずよ。分かるわね? 分からない子はいるのかな?」
麗子がそう言うと、全員首を横に振って理解していることを表現していた。
「ほほほ…良かったわ、みんないい子たちね。では、感謝の気持ちをきちんと表すように、しっかりと彼らに奉仕するのよ。ちゃんと気持ちを込めてね 」
スタッフたちは横に並べられた椅子に腰掛けた。
その開いた股間の前に訓練生たちが跪いて奉仕する姿勢をとった。
しかし、麗子は奉仕作業の前に「ここで膣圧訓練も同時に行います。時間は合理的に使わないとね。あなた方はどの訓練も奉仕も、どちらもしっかり頑張るのよ」と言った。
彼女たち訓練生は膝を開き、腰を高く上げた。
その下に膣圧訓練のための、台が置かれ、そこから上に伸びているアームの先端にあるディルドオ形のバルーンが彼女たちの股間に没入された。
スイッチが入れられると、バルーンが彼女たちの膣の中で膨らみ始める。
それが限界に達すると、膣は反射的にそれを締め上げるようになる。
その力が計測され、台の上のデジタル機器で数字としてあらわされる仕組みである。
そして、その最大値が記録として残されるのである。
訓練生たちは男性スタッフたちの股間の物を口深く含み、或いは、女性スタッフの股間深くを舐め上げながら、膣圧訓練に励んだ。
更に麗子は彼女たちの露わのままのクリ●リスに専用の小型バイブをテープで貼り付けて回った。
全員にそれを付け終えると、リモコンのスイッチを入れた。
「ああううっ…」と、ホールの中で一斉に喘ぎ声が響き渡った。
「さあ、イッテもイカなくても、満足してもらえるまでしっかり奉仕するのよ」と麗子は冷たい微笑みを浮かべて言った。
訓練生たちはそれらの訓練を終えると休息が許されるのだが、ほとんどは寝台の上で泥のように寝入った。
食事は三食ともスムージー野菜のみだった。
激しい訓練と徹底したダイエットによって、合宿が終わる一週間後には、亜奈美たち訓練生の無駄に脂肪の付いた肉体は筋肉質のスリムな体型を得られると同時に、その体重も激減したのだった。


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特訓合宿の行われる場所は、郊外の山の上にある広場で、広場を囲んで宿泊施設が整えられていた。
そこは学院長と懇意のある富豪が個人で所有している山で、年に数回の特訓合宿の使用が許されていた。
そのオーナーは特例として、その合宿を見学参加できる特権があったので、それを楽しむことで費用は無料になっていた。
生徒たちにはそこは地獄の特訓場として恐れられている場所である。
そこでは、泣いても喚いても許してはもらえず、特訓はより厳しさが増すだけのものになり、そして、成果が出るまで特訓合宿が続くからである。
しかし、怠惰な生活に慣れて太り気味になった生徒にとっては、罰としてそのぐらいの厳しさで鍛え直されなければならなかった。
麓の駅から貸し切りのバスで連れてこられた彼女たちは施設に入ると、その日に特訓プログラムの説明を受け、翌日からは何も身に着けられない全裸の生活になる。
毎日の特訓の成果はその日の終わりの検査で全員に発表される。
項目ごとに棒グラフでプラスマイナスの結果が表されるので、それが達成目標であり、競わせる効果も持っている。
目標が達成された生徒はその日に帰途につくことが出来た。
主となる目的の体重減量の主な特訓は広場の中央にあるポニートレーニング場である。
成長期である彼女たちにとって食事を減らすダイエットなどは厳禁である。
そうなると、運動で減量するしかない。
そこで、ポニートレーニングが主な特訓メニューとなったのである。
広場の中央にある柱の上には半径5m程の円い木枠の傘が付いていて、幾十もの先端から彼女たちの身長より高い位置に鎖に繋がった横棒が下がっている。
木枠の傘はゆっくりと回っていて、彼女たちは各々それらを両手でつかんで、木枠の傘と共に柱の回りを歩き続けるのである。
ただし、顔を上げ、胸を張り、腿を腰より高く上げて歩くことを義務付けられている。
彼女たちが身に着けているものは膝までのヒールの高いブーツだけである。
ヒールの高いブーツを履くことによって、重心が爪先に置かれ、裏桃や内もも(内転筋)、更にヒップの深層(梨状筋)や腸腰筋が鍛えられ、膣圧の向上にも繋がっている。
午前中に3時間、午後にも3時間、その地獄のような辛い行進を続けるのである。
それは常に監視されていて、姿勢が悪かったり、腿がきちんと高くあがっていない場合には、監視員たちの鞭によって正しい姿勢を強制されていた。
それでも慈悲はあり、15分歩いたら、5分の休憩が許されている。
つまり20分が1タームである。
その地獄の行進に耐えられず倒れ込んでしまう者もいるが、その場合は次のタームのスタート時間に合わせて始めれば良いのだが、罰として1ターム延長追加される。
木枠の傘は無情にも回り続け、その下で数十人の生徒たちがブーツ以外は全裸で行進させられている。
全身から汗が溢れ出し、高原の涼しい風を受けながらも、太陽に光り輝いているその肌を美しいと感じているのは傍らの椅子で眺めているオーナーだけではない。
鞭を持った指導員や学院長の麗子たちは周囲で監視しながらも、楽しそうに笑って見守っている。
悲痛な表情を浮かべながら、弾むように揺れている乳房や豊かな尻肉が蠢いている様は、見る者にとっては、見応えのある淫らさに満ちていたからである。


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白鳥学園では半年に一度定期的に健康診断と身体データの作成が行われている。
十代の女子の成長発達は著しく、身長や肉付き具合は日々変わっていくと言っても良い。
個人差はあるが 胸が大きくなり、性毛、初潮、わき毛、体形の変化という順番で、完全に発達し終えるには2~3年かかると言われている。
そこで書類や映像として記録されるデータは、正面・バックの全身像~顔、胸、腰、乳首、前後の穴の拡大像等である。
身長・体重、BWH等の一次検査はまとまって集会場で行われるのだったが、二次検査は一人一人個室に入って行われた。
書類に記録される内容は、感度、膣圧、通常時・興奮時、分泌物の量、等である。
個室の正面には鏡と共にカメラが設置されていて、全てのデータと共に記録動画が作られて、そのファイルは逐一主の元に送られるシステムになっている。
主の希望する肉体が作られるよう、体重であれば、それが脂肪と筋肉質の配分度合いによってスレンダーにうもグラマーにもなるからである。
これはトレーニングジムにおける訓練量や機器の選択でも変わってくるので、個人個人によって、到達目標が異なることはもちろんである。
また、これらで得られた資料ファイルは、ブラックマーケットや奴隷オークションの書類審査にも使用可能な物である。
もちろん、主にとっての理想的な奴隷の体形造りとその維持は必須の目標となっている。
亜奈美はその淫らな検査を受けることに不安を感じていた。
気づかぬうちに、自分の外見が明らかにふくよかになっていて、主にも示唆されていた。
普通なら健康であることの証明であるが、保護者である主が求めているのはスレンダーな体型であることを知っていたからである。
検査の結果、健康には問題はなかった。
しかし、彼女が恐れていた通り、肉体測定の結果が主が求めている目標値を大きく超えていたために、彼女は特訓合宿に参加させられることになった。
体重の10kgの減量と、さらに膣圧をできるだけ高くすることが彼女に与えられた目標だった。
その彼女が参加させられる悲情な特訓合宿の様子や訓練内容は少々長くなるので、次回に記すことにする。


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麗子は保護者からの留学のための準備調教の要請を受けていた。
もちろん海外留学とは名ばかりで、実質は日本と海外相互における若い奴隷娘の交換貸出し調教システムである。
それは海外のBDSMサークルとの交流において行われるものばかりでなく、個人的な交際相手が海外にいて、親密を深めるために行われることもある。
地位が高く信頼出来る富裕家庭同士で責任を持つという条件のもとで預け合うので、短期間であっても不安なく楽しめる制度である。
ただ「仰向けイラ〇チオ」においては、予想外の苦痛を伴うことを教えなくてはならない、と麗子は慮っていた。
「仰向けイラ〇チオ」とは女性が仰向けで寝て、その状態でペ〇スを口の中に入れる行為のことで、通常のイラ〇チオとは違って、角度的に喉の奥までペ〇スが入るのが特徴である。
その場合に問題なのは、ただでさえ、涙が出るほど辛く苦しいプレイなのに、海外男性のものは日本人男性と比較して長いことである。
日本で「巨根」といっても、長さが15㎝以上で直径が4.5㎝以上の物を指す。
至極簡単に言えば、興奮時に、アジア人男性が10数センチとすれば、欧米人は20数センチである。
南米・アフリカ人種に至っては30センチ超にもなると考えれば、その辛さは想像に絶するものであることが分かるだろう。
それを口中深く根元まで受け入れるのは並大抵のことではない。
留学調教以外でも、海外のゲストを楽しませなくてはならない機会も多いと聞くので、それで麗子はその特別授業を実施することにした。
その公開授業の舞台の上に上がらされたのは、来月留学調教の予定がある壺美だった。
彼女は学院の講師やスタッフだけでなく、多くの生徒の見ている前で、全裸で拘束台の上に仰向けに拘束された。
M字型に股を開かされているのは、その調教の辛さがあまりに激しいために、耐えられるよう、彼女の級友たちによって喜びも同時に与えてあげるという慈悲的な処置がなされていた。
「さあ、口を大きく開いて、喉を限界まで大きく開くようにするのよ」と学院長の麗子が自ら指導した。
壺美は生身を受け入れる前に、30cmもある長いエボナイト棒を受け入れる練習をこれからさせられるのであった。
拘束寝台の縁に逆さまに首を垂れているのは、口腔から食道までを真っ直ぐに繋ぐためである。
そして、彼女の口から喉の奥深くまでそれが挿入された。
「ぐぐぐぐっ!ごごほほうっ!」と壺美は悲鳴に近い呻き声を上げ、溢れる涙と鼻水に顔をぐしゃぐしゃにして、その苦痛の激しさを表していた。
それが食道の奥まで達する頃になると、彼女の全身が痙攣して震え始めた。
「しっかり耐えるのよ。力を抜いて、喉奥を大きく開くのよ。機会を見て呼吸も確保できるようにそのタイミングも考えながら緊張を解くことが鍵よ」と麗子は言いながら長いエボナイト棒を操作していった。
それは見ている者にとっても、その恐ろしい苦痛がどれだけのものか伝わってくるほど、壺美は全身をのたうたせた。
それでも彼女は耐えるしかなかった。
彼女を拘束しているベルトが引きちぎれる程、彼女は暴れて抵抗しているのが分かった。
その彼女の苦痛をできるだけ減らしてあげるためにスタッフは彼女のクリにデンマを当て、ワ〇ナに挿入した電動ディ〇ドオを激しく前後して、ア〇メに向かわせてあげるようにしていた。
彼女は喉奥から股間の刺激に意識を向けることで苦痛から多少は逃れることに成功していた。
しばらくその準備訓練を施している内には、肩の力を抜いて、受け入れる覚悟もできるようになっていた。
「では、そろそろ生身の訓練に入りますよ」と麗子は言って、スタッフのヒデマサを呼んだ。
スタッフの男性はみな麗子のSMクラブ時代のM男で、彼女に絶対服従を誓っている。
ヒデマサが呼ばれたのは、彼がM男には珍しい巨根の持ち主だったからである。
前もって言い渡されていた彼はすでに待機していて、壺美の垂れ下がった顔の前に立ち、ガウンを脱いだ。
黒い全頭マスクを被り、黒いTシャツに黒いタイツ姿だった。
しかし身体にフィットしたタイツの股間と尻は繰り抜かれていて長い物がだらんと垂れ下がっていた。
それは麗子の好みのM男の姿でもある。
麗子は彼の物をつまみ上げ、壺美の口の中に差し入れた。
それは今までの冷たいエボナイト棒とは違って、温もりがあったが、歯を立てないように注意しなければならなかった。
それは萎んでいてもすでに彼女の喉奥深く食道にまで達していた。
麗子はヒデマサの背後から彼のシャツをまくり上げ、彼の乳首を愛撫した。
彼は「ああ…」のけぞりながら呻いた。
「お前はここが感じるのよね」と微笑みながら愛撫し続けた。
すると即座に彼の物は硬くなり、急激に伸び始めるのだった。
一般に食道の長さは25cmで、直径は2cmほどである。それが筋肉質でできていて、伸縮できるものであっても、大きなものを飲み込む時の苦しさがあった。気道も圧迫されて呼吸もできなかった。
しかし、エボナイト棒を入れたり出したりして食道を広げる拡張訓練を根気よく続けることによって、壺実の食道はそれを受け入れることが出来るようになっていた。
それでも彼女は「ごぐうううっ!」と悲鳴を上げて涙を流しながら慈悲を訴えるのだった。
「入れたらすぐに引き抜くのよ。慣れるまではゆっくり少しずつね」と麗子はヒデマサに囁いた。
「それにお前にも慈悲を与えないとね」
そう言って、麗子はミストレス姿の腰にペ〇スバンドを装着して、ヒデマサのア〇ルにその先端を優しく挿入していった。
「何か言うことを忘れてないかい?」
「ああ、有難うございます、麗子様」とのけぞりながらヒデマサは言った。
「お前のそんな薄汚いものでも、十分に役立たせる必要があるからよ」と笑いながら麗子はヒデマサに囁いた。
「そろそろ息をつかせてあげて。少し彼女を休ませたら、それからは激しく突いてもいいわ。感じてきたら、突きながら容赦なく発射しなさい」と麗子は言い、「早漏気味のお前だから我慢できないでしょ?」とも付け加えた。
「はい、麗子様」とヒデマサは言って、一旦引き抜いた。
それは引き抜いても麗子の愛撫によって、その長さのまま反り返っていた。
やがて「ごほごほっ…」とむせ返りながらも息をついて落ち着いてきた壺美の口内へヒデマサは情け容赦なく再度挿入した。
「お前たちも壺美をイカせてあげてね」と麗子は壺美の周囲で胸や股間を愛撫し続けている級友たちに声を掛けた。
「はい、先生」と彼女たちも愛撫に励んだ。
乳首を愛撫し、クリにバ〇ブを当て、ワ〇ナにディル〇オを挿入してそれを激しく前後させた。
やがて、壺美とヒデマサの二人の全身が激しく痙攣し、双方が共に果てていき、彼の物が彼女の食道の中で飛散した。


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白鳥学院高校は特に進学校ではなく、就職予備校でもないが、将来の進路は基本的に自由に選択できる。
基本的にというのは、彼女たちを養っている主の許可があれば、ということである。
したがって、従来は大学進学する者もいれば、専門学校に通う者もいる。
中には海外への長期のホームステイを希望する者もいる。
調教体験を身に着けさせるのが目的であるだろうが、実際には、彼女たちは奴隷として海外の富豪に売られているか、或いは、海外の仲間と娘同士を交換して楽しむ場合が多い。
もちろん、奴隷の身分から独立し、自由に人生を送る許可が出る者も多いので、そういう者たちは国内や海外の大学に進学してベンチャー企業を立ち上げる者もいる。
それができるのも主が資産家で投資してもらえるという利点があるからである。
しかし、それでも主にとっては彼女たちが奴隷としての身分であることに変わりはない。
主への感謝と服従心は常に持ち続けていることも重要な条件であることは当然である。
ただし、白鳥女学院の場合は、大学のように卒業試験のない普通の高校に比べて厳しい試験がある。誰でも自由に学院を卒業できるわけではなく、卒業試験に合格しなければならないのである。
それが白鳥女学院の特別なきまりであり、特別な事情がない限り、一旦入学したら、授業の単位取得と卒業試験に合格することは必須条件である。
その卒業試験というのは、卒業までに合格しなければならない3つの段階的な試験であり、それは学院において教わったことの集大成である。
目標達成の成果を表すものとしても重要な試験であり、学院に通った意味が何であるかを忘れさせないようにする意味も含んでいる。
学習に必要なのは目標であるが、その目標は簡単なものでは意味がなく、難しすぎて卒業できなくなるのも困る。
そこで考えられたのが口唇奉仕技術試験である。
試験が口唇奉仕であるという理由は、奴隷が積極的な行為としての奉仕が舌の使い方等であるからである。
それ以外は感度の高め方や恥じらいの保ち方、スレンダーな体型の維持等の管理であり、そして、奴隷としての基本の受け身であることは服従心さえあれば事足りる。
それらは試験には適していない。
また奴隷を調教するのは主の役目であり、その楽しみは残しておかなければならない。
以上が 卒業における口唇奉仕技術試験の孫座理由であるが、以下は試験の具体的内容である。

第一試験
口唇奉仕技術試験は講師兼スタッフとしてのM男性と生徒たちが舞台の上で行う公開試験である。
試験会場はほのかな灯りの中で行われる。
舞台の中央に外に向かって円く並べられた10個の椅子に真っ黒なケープをまとい、目隠しをしたスタッフ男性が座っている。
そこへやはりマスクを着け真っ黒なケープをまとった生徒たちが入り、彼らの前に四つん這いになり、中腰に座らされる。
両手は使えないように後ろ手に拘束されている。
男たちは人たちの着ている黒いケープをまくり上げ、その中に彼女たちの頭を入れ、その上にまくり上げたケープを被せて、自分たちの物を咥えさせて試験を始める。
試験時間は10分で、彼女たちはその時間内に男たちの物を感じさせて樹液を出させるまでそれを愛撫し、事が終わっても、樹液を飲み込み、きちんと掃除をしなければならない。
時間内に済ませられなかった者や歯を立てたりした者は失格である。
失格になったからと言って罰があるわけではないが、失格者は合格するまで補習を受け続けて、再び再試験を受けることになる。
そして、合格した者だけに限り、頭に被っているケープの頭部分を後ろにずらせて顔を見せながら、会場を出て行くことが出来る。

第二試験
上記の口唇奉仕試験を鞭を当てられながら行う試験である。
彼女たちはケープの裾を背中までまくり上げながら両足を開いて鞭を受け続ける。
時間は15分が与えられる。

第三試験
上記の口唇奉仕試験を鞭を当てられながら、更にア〇メに到達しながら行わなければならない。
クリ〇リスにはバ〇ブが当てられ、ワ〇ナとア〇ルにはピストン運動を行うディ〇ドオが挿入され、それらがT字バンドに装着されて割れ目を絞られながら股間に固定される。
2つのディ〇ドオは感覚を刺激するが、それだけで逝くことは少ない。
しかし、クリ〇リスバ〇ブの威力に彼女たちは到底抵抗できないのである。
スイッチは全員同時に入れられて試験が開始される。
ケープの裾を背中までまくり上げられた臀部には、行為の最中にア〇メが近づいて下半身が震え始めてから鞭が打たれる事になっている。
この場合には、試験時間は20分が与えられる。

上記の3つの試験は3年生になってから順次受けることが出来る。
生徒会長である紗織は3年になってすぐに受け、一度で3つとも簡単に合格できたが、壺美と亜奈美、美檻たちは簡単には合格できなかった。
壺美は各々10回以上の補習を受け、苦痛に弱い亜奈美も合格するのに半年かかった。
歯を立てて失格した美檻は卒業の直前まで頑張らなければならなかった。


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麗子はケインによる本格的な苦痛を与えることによって、心からの服従こそが必要な態度であることを教えた。
「ひいいいっ!」
「お許し下さい!」と紗織は泣き叫びながら狂ったように拘束から逃れようとするのだったが、厳しい拘束を逃れることは出来なかった。
その経験から、彼女は環境に順応するしかないと観念した。
そして、しばらくもすれば、次第にその容赦ない激しい苦痛を受け入れるようになっていった。
特に苦痛は臀部だけの場所に限られていて、一度打たれた痕を打たれる苦痛も言語に絶するものである。
鞭打ちの後には苦痛の痕がついた臀部に傷を癒す軟膏が塗られて苦痛もある程度癒されるのであるが、その傷跡が癒える暇なく、翌日の鞭打ちに責められて、紗織の臀部には常に鞭打ちの痕が重なって付けられるのである。
その臀部は日常生活でさらされる場所ではないが、学院の授業で椅子に座る時に激しい苦痛に襲われる。
その傷の痕が懲罰の恐ろしさを身に染みて感じさせられるのである。
彼女は椅子に座る度に、ゆっくり静かに目に涙を浮かべながら腰を下ろすのである。
麗子の紗織への調教は鞭だけではない。
麗子は紗織を毎夜、プレイルームの中央の寝台の上で彼女に快感責めで繰り返した。
紗織の両脚をM字形に開かせた格好にベルトで拘束する。
紗織はその惨めで淫らな格好を天井の鏡を通して、自らの目で確認しなければならなかった。
同時にカメラで録画されているので、そこで行われる事は全て後で再び見る義務を課せられている。
麗子の操るバイブとディ〇ドオは紗織の乳首とクリ〇リスを休みなく攻撃した。
紗織が蠢き呻き、ア〇メを迎えそうになると中断し、快感が落ち着いてから、再び激しく攻撃する。
その行程を十数回繰り返してから、ようやくア〇メを迎えさせてあげるのである。
そして、今度はアクメで激しく痙攣している肉体に追い打ちをかけるように、休みなくア〇メを迎えさせるのである。
十数回ア〇メを味わった後の紗織の肉体は襤褸切れにようになり、口を開けたまま動かない状態がしばらく続くのである。
それらの激しい苦痛や快感はもちろん、紗織が一度も体験したことのないものである。
激しい恥辱と羞恥を紗織は目の前に映し出された鏡で覚えさせられる。
限りなく繰り返されるア〇メによって、休むことなく快感に悦び震える姿の全てである。
ほぼ毎日の快感責めに、すでに紗織の中にあった恥辱と羞恥の壁は壊されていった。
さらに調教の半ばには、ケインほどではないが、苦痛に満ちた鞭打ちと無限の快感責めが同時に行われるようになった。
紗織はピストン運動する男性形のバイブとア〇ルプラグが付いたT時ベルトを装着されてから中央の寝台の上でX字に磔られる。
まず快感責めが続き、絶頂の寸前でそれを中断し、冷酷な鞭が舞うのである。その時に昂っていた紗織の快感は突然退けられ、悦楽の喘ぎは苦痛の涙に変わる。そして、麗子は再び執拗な愛撫によって紗織の官能を強制的に押し上げていく。その繰り返しが紗織に苦痛と快楽の同時性を生んでいく。調教が終わり近くになった頃には、いつしか紗織は鞭を打たれながらも快感の嵐に打ち震えることが出来るようになっていった。
最初は耐えられそうもなかったラバースーツの締め付けと鞭とア〇メ責めに涙を流しながらも必死でついていった紗織だったが、日々が過ぎ、その激しい刺激にも慣れてくると、それらが自然で日常的な刺激となり、知らず知らずの内にその快感を自身の肉体が自ら求めるようになってしまっていることに彼女は気づくのである。
また就寝時にも容赦なく快感調教が行われた。ラバースーツを着させられたまま、寝台に大の字に磔けられたまま、毛布を一枚掛けただけの姿で寝かされるのであるが、ディル〇オの付いたT字 ベルト装着も義務付けられていた。そのディル〇オにはバイブ振動機能もピストン運動機能もなかったが、標準よりも太く長い物が挿入され、そのまま就寝させられたのである。ラバースーツの締め付けは縛りと同様、拘束と管理を意味するものである。それに強制的な挿入を重ねることによって、紗織は常に締め付けられながら管理され、同時に強制的な〇辱をも受け入れることを24時間休むことなく意識させられたのである。麗子はそのように紗織の意識を変えることに成功していた。それは全てを受け入れることのできる肉体を持つ紗織であり、苦痛でありながらも、それを悦びとしてしまうマゾの本質的な欲求の虜にしていったのである。

一か月後、両親が迎えに来た時に麗子はその傷ついた臀部を見せ、麗子がそれに触れると、紗織の悲しげな表情が恐怖の表情に変わるのを見せた。更にクリ〇リスに触れると、紗織は激しい快感に震えるような大きな喘ぎを上げた。「これで紗織の肉体と精神は真のマゾヒストに仕上がったと思います」と麗子は紗織の両親に告げた。未だに細かく震えている紗織の姿は以前の強気に振舞っていた生徒会長である紗織のものではなかった。麗子は調教に使用したラバーボディスーツと太く長いディル〇オ付きのT字ベルトを両親に渡して、「出来れば就寝時には常にこれを身に着けて寝るようにさせて下さい、彼女に調教時の苦痛と悦びが 甦ってきて、マゾとしての自覚に満ちた自分を確認しながら過ごすことが出来ると思います」と言って微笑んだ。紗織は両親の元に歩いて行きながらも、名残惜しそうに麗子の方を振り返り続けた。
「いつでも私のところに遊び来ていいのよ」と麗子が微笑みながら言うと、紗織も「はい」と嬉しそうに微笑み返した。


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紗織が院長と共に学院に通う時間以外は、紗織はプレイルームで生活させられた。
衣装は予め用意されていたもので、肌に密着するシリコンラバー女体ボディスーツである。
彼女が最初に苦労したのは、薄くて丈夫な黒いラバースーツを身に着ける方法だった。
ゴム素材でできているため、滑らないので他の衣装を着るように簡単にはいかなかった。
その方法というのは、タルカムパウダーを塗布することである。
それをスーツの内側や肌に擦り込まなければならない、という風に紗織は麗子に教わった。
そして、着方にも要領があった。
スーツそのものを傷つけないよう、焦らずゆっくり着用すること。
身体が湿っているときは、滑りが悪くなるため、肌が乾いている状態で着用すること。
生地を軽く伸ばしながら、パウダーを刷り込むこと。
つま先から足を通し、片方の足を入れ、膝まで引き上げたら、もう片方の足も同じ様に通していく。
爪を立ててしまうと、破損の原因になるので、手のひらを使って上へ上へと引き上げて行く。
身体に沿わせるイメージで焦らずに行う。
履き終えたら、たるみができない様に手のひらを使って更に上へ引き上げていく。
それらは肌への密着感を出すため、きつめの構造になっているからである。
腰部分まで手繰り寄せたら上半身に入る。
両腕の各々を通してから首の穴を通し、胸と背中の生地を伸ばしていく。
背中の生地を尻の上まで伸ばすようにする。
一番の恥ずかしさは、そのラバースーツが爪先から手首まで、首の下まで包んであるものの、普通は隠しておきたい部分には 生地が無かったことである。
胸には2つの穴が開いていて、股間と臀部は大きく開いていて、彼女の秘密の部分は全て丸見えになるようになっている。
しかし、その尻の大きな穴があるので、ファスナーを使わなくても着ることが可能になっているのである。
そして、そのラバースーツによって、常に身体が締め付けられているだけでなく、強いラバーの匂いが紗織の身体を包んでいた。
彼女の着られる衣装は学院の制服以外、予備を含めたそのラバースーツしか置かれていなかった。

プレイルームは20畳ほどの広い部屋で、窓はなく、一面の壁は大鏡になっていて、磔用の面と大きなモニター画面が中央を占めている器具類が壁に埋め込まれた面、そして、扉のある多数のプレイ器具の置かれた棚の面できていた。
また部屋の中央の円い寝台の上の天井にも鏡があり、いくつもの梁が天井に走っていて、鎖やバー、枷類が釣り下がっている。
その棚の一つに衣装を置く場所があった。
扉の面には別の比較的小さい扉があり、そこはシャワールームでアルト共に、洗面所、トイレになっている。
床には赤い絨毯が敷かれていて、冷暖房完備であるため、全裸になっても寒いということはなかった。
食事は扉の下のから差し込まれる。
園食事は部屋の中央にある円い舞台のような一段高い、マットレスだけの寝台の上で食べなければならなかった。
食事はプラスティックのボウルの中にスープ状の食べ物が入っていて、それを寝台の中央に置いて、手を使わずに口と舌だけで食べるように言われていた。
そして、着替えも食事もモニターのある壁を向いて行わなければならなかった。
その壁にはカメラも付いていて、彼女の行動の様子は全てそのモニターに映っている。
だから、彼女からすれば、モニターの中の自分と向き合って生活しているともいえるものだった。
麗子はその全てを別の部屋からカメラを通じて見ることができ、録画もされていた。
したがって、紗織が気づかずに命令に逆らって逆向きになっていたとしたら、後で厳しい懲罰が待っている。
それは鞭50回の懲罰である。
しかし、ただの鞭ではない。
思い切り打っても赤く腫れあがる程度のプレイ用の普通の鞭ではなく、懲罰用のケインである。
それは藤の枝を綺麗に磨いて油を刷り込んで多少は肌に優しくしたものであるが、その強烈な苦痛は比べるものがないほど酷いものである。
一度打たれただけで強烈な激痛と共に、打たれた痕は次第に腫れ上がり、皮膚の切れた赤い条痕が浮き上がってくる。
その激痛を50回繰り返すということは、大きな悲鳴と激しい号泣が50回続くということである。
その恐ろしさが分かっているからこそ、紗織は常に命令通りにモニターの自分と向き合って生活することを守り抜いたと言える。
それだけ麗子の命令を厳しく守らなければならなくなっていたのである。


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「白鳥女学院」の学院長である白鳥麗子は生徒会長の桜河紗織をプレイルームのある自宅に招いた。
ただし、「招いた」というのは、言葉上のことで、実際には、強制的な隔離・監禁である。
その理由は、紗織の両親が1か月の長期海外旅行に出るため、娘を一人だけ家に残すのは不安だったからである。
それで両親は学院長に相談して、留守の間、娘の面倒を学院長に託したのである。
学院長の麗子はそれを条件付きで快諾した。
元々、紗織は知能が高く、何事にも積極的で自分の意見もはっきり述べる強気の性格の持ち主であった。
学院でも成績はトップで、模範的な生徒だったので、生徒会長であることも誰もが認める適切な役割であると思われていた。
さらに、温厚で気配りのきく明朗な性格で、家庭でも両親の言うことを素直に聞く、全く遜色のない子だった。
しかし、その性格や行動能力はM奴隷に相応しいものではない。
どちらかと言えば、S女に必要な性格と能力である。
そのことも分かっている上で、SにもMにもなれる完璧に近い娘を持った父親は、紗織をM奴隷にする目標について悩んでいた。
つまり、父親は自身の娘に対する調教の限界を感じていたとも言える。
そのような折に降って湧いたのが丁度海外の友人からのスワッピング調教の誘いだった。
彼は喜んで、M奴隷である母親の調教を兼ねて、それに応じることにした。
その時に、残して行く娘の措置に困り、自由に行動しすぎないよう学院長に預けることにしたのである。
麗子もまた紗織のM調教に関しては、父親と同様に他の子と同じでは物足りないのではないかと感じていた。
紗織をS女にするのはたやすい事であっても、父親の希望するM奴隷にするには、その誇りを完全に失わせ、Mとしての快感を一層強く感じられるようにする必要があるのだろうと思っていた。
それで麗子は両親に紗織がどれほど傷ついても構わないのであれば引き受ける、という条件を出したのである。
その1か月間、紗織は学院長の自宅のプレイルームを住処とし、そこから学院長と共に学院に通い、学院長と共にプレイルームに戻るという全く自由のない調教期間となった。
紗織には元々意見を述べる権利があるわけではなかったが、その調教プログラムには不安を感じるものの、自身の立場上、服従するしかなかった。
その上で、両親や学院長にはできるだけ迷惑が掛からないよう、院長の言うことにきちんと従って過ごすようにしようと思っていた。
しかし、麗子の調教プログラムが紗織の想像をはるかに超える無慈悲で鬼畜な激しい苦痛に満ちたものであることまでは分かっていなかった。


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亜奈美と母の住む家は広い敷地と大きな母屋を持つ豪邸であったが、父親代わりの富豪の主にとっては、別荘のような物である。
四方に高い塀が造られていて、外から中を覗くことは出来ない。
また、普段は母娘二人で暮らしているが、安全面に関しては、防犯カメラ等のセキュリティも完全である。
母親の外出は自由であるが、亜奈美が単独で外出することは禁じられている。
学院への登下校も専属の運転手が送迎していて、単独での登下校も許されていなかった。
そのきまりさえ守れば、お金に困ることもなく、裕福な生活が送れていた。
端から見れば、隔離された不自由な生活に思えるが、それで困ることもなく、慣れてしまえば、それが普通の生活であると思えるようになっていた。
もちろん、その生活保証を守るための必要な義務もある。
それは主への絶対服従と奉仕義務である。
週末には母娘は必ず在宅していなければならないこともその一つである。
主から「帰る」という連絡があれば、母も娘も彼を迎える準備をしなければならなかった。
帰宅の時間に合わせて、食事の準備をし、お風呂で身体を清め、できるだけ美しく身づくろいをして待つことである。
母娘は共に、透き通るように薄いシースルーのナイトローブを着て、跪いて迎える決まりになっている。
主が来ると、「お帰りなさいませ」と四つん這いになって挨拶し、首輪を差し出すのである。
主はその首輪を母娘各々の首に取り付けてから、首輪の鎖2本の端を持ち、母娘を四つん這いのまま引っ張りながら、居間の方へ向かう。
母娘は二人で主の服を脱がせ、バスルームで主の身体を洗い終えてから、専用のガウンを着させる。
食事中も食後の寛いでいる間も、母娘は主の奉仕に勤める。
主が腰を下ろし、ガウンの前を開いて股を開くのを合図に、母娘は跪いたまま、口で奉仕するのが習慣になっている。
母娘が生活する部屋と主を迎える部屋は別になっていて、主を迎える居間の奥に調教室がある。
そこには寝台や凌辱台、X字磔等のSM家具が置かれていて、上の梁からは縄や鎖が下がっている。
また、大きな鏡の壁と様々な淫らな道具類が陳列された棚があり、拘束具やディルドオ、バイブレーター、アナルプラグ、薬や浣腸器等が置かれている。
主が好きなプレイは母娘を全裸向かい合わせに縛り上げ、天井から吊るして、ゆっくりと回しながら母娘それぞれの豊かに突き出した尻を鞭打つことだった。
双頭の箝口具を両側から母娘に咥えさせ、下からピストン運動をするディルドオを各々に挿入し、乳首と乳首を結び合わせ、二つのクリを同時に愛撫するバイブを挟ませて行うのが常である。
その激しい官能の嵐に母娘は震えながら、すぐにエクスタシーに達しそうになるのであるが、主が打ち振るう鞭の激しい苦痛がその快楽を打ち消すように与えられ、無慈悲に快楽のバロメーターを下げられるのである。
激しい快楽と苦痛、その繰り返しによって、快楽の嵐は更に大きく襲い掛かる。
母娘は恥じらいながらもお互いの興奮している表情を見せ合い、そのまま二人がアクメに到達するまで、主は情け容赦なく鞭打ち続けるのである。


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亜奈美は授業が終わると鬼道のいる宿舎へ行き、彼の部屋で調教の補習を受けた。
補習というのは名目で、緊縛されながら彼の愛情を受けたいと思っていたので、彼女の方から申し出たのだった。
愛というものが何であるか、愛し合うという行為が何を意味するものなのか、彼女はまだよく分かっていない。
しかし、愛というものが相手に尽くすことであり、愛し合うという行為がお互いの求めているものに対して応える行為であるということを、教わりはしていなかったが、肉体で感じ取っていた。
彼女は彼に肉体を提供し、縛られることに悦びを感じている。
彼はその悦びを最高潮にまで高めて、彼女のオルガスムスへの道を助けてあげることが楽しかった。
彼女は常にそれを渇望していたので、彼はその求めに応じてあげていたのである。
学院長が彼に与えた部屋は十畳ほどのそれほど広いものではなかったが、中央に緊縛のための梁を備えた特別な和室だった。
その梁には滑車も付いている。
鬼道は亜奈美に全裸になるよう命令し、亜奈美は身に着けている全ての衣服を躊躇なく脱いで彼の前に立った。
若い艶のある見事に美しい若い肉体が彼の前に晒される。
彼は彼女に梁の下に両脚を大きく広げて立つように言った。
亜奈美は何にも言わずに彼の言葉に従った。
彼は滑車に縄を掛けて、亜奈美の両手首を一つにして縛った縄と結び、彼女を上に引き上げた。
その高さは彼女が両足を大きく広げて立つと、爪先がぎりぎり畳につくぐらいになっている。
その左右の足首に縄を結んで、各々を梁を支える支柱となる左右の柱の根元に結ぶ。
そうして亜奈美は四肢を人の字型に引き伸ばされた哀れで惨めな形となった。しかし、その表情は悲しげであるというよりは、何かを求めるように遠くを見つめる時の陶酔しきったものだった。
彼女の内側においても、その心は期待と興奮にあふれていて、すでに息が荒くなっていた。
彼は別の縄を幾つか手にしている。彼の股間のモノもガウンの下で硬く大きくなっている。
彼は全裸の女性を見てもそれほど感じることはない。
SEXする時でさえ、そこまで硬くなることはなかった。
しかし、彼は縄を持って、どのように縛っていくのか想像している時には、自然と最高の硬さと太さと長さと反りになっている。
だから、彼にとって縛り上げながらの凌辱は最高の興奮状態になると言っても良い。
鬼道は亜奈美の胸に縄を掛け、腰のくびれから股間にかけて股間縛りを施した。
彼女の割れ目に瘤付きの縄が深く食い込む。
そして、バイブレーターを股間に押し当ててると、亜奈美は「あ、あ、あ、あああ…」と声を上げながら、数秒もしない内に全身を震わせながらアクメを迎えてしまう。
彼はそれ以外にも毛筆等を使用した愛撫や乳首・クリトリス弄りをしながら、彼女に繰り返しアクメへと昇り詰めさせた。
やがて、彼女が力尽きたようにぐったりとしてしまってから、彼女の両手首の縛めを外した。同時に、抱きしめるように彼女の身体を支えた。
その息づきや震えが彼の胸の中で収まってきて、鼓動も普段のものに戻ってきてから、彼は彼女から身体を離すようにしていた。
そして、後ろ手拘束にしてから、両足は大きく広げさせたまま、顔を上げるようにさせての、前屈の姿勢を取らせるように縛り直した。
身体を前に90度曲げさせた前屈開脚縛りが完成すると、彼は彼女に口での奉仕をさせた。
彼女はそれを深く咥えながら前後に愛撫する。
彼も腰を前後させてその奉仕を楽しむのであるが、自身が絶頂を迎える前に身体を離す。
それから彼は彼女の背後に回って、本格的な凌辱を楽しむのだった。


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亜奈美は鬼道に呼ばれて舞台の上に立った。
彼女は下級生ながら、上級生に比べても成長した肉体の発達を示していた。
豊かに大きなお椀形の美しい乳房と、細くくびれた腰から続く大きな臀部も、すでに大人の女性を感じさせていた。
そればかりでなく、恥ずかしさと悲哀に彩られた表情等、その容貌容姿が認められて緊縛モデルとして務めさせられることになったからだった。
しかし、その体験は彼女に予想以上の大きな感動を呼び覚ましていた。
高手小手から始まり、胸の上下をを締める基本形から、片脚吊り、股縄、菱縄、逆海老吊りから逆さ吊りまで、軌道はゆっくり説明を加えながら、それによって得られる苦痛と快楽と演出の効果等の緊縛の極意を示していった。
麻縄の刺激とそれが肉に喰い込む痛々しさばかりでなく、締め付けられる悦びがそこにはあった。
それは緊縛を受ける者にとっての僅かな苦痛に比べて、はるかに大きな喜びをもたらし、彼女は突然の大きな嵐に教われたような激しい快楽に襲わられることになった。
またそれを見ていた周囲の者たちにとっても、蠢き、苦悶に歪む表情が醸し出すえも言われぬ妖艶な香りに自らの股間が熱くなっていくのが分かった。
亜奈美が僅か十代の娘にも関わらず、全裸の肉体にまとわりつく蛇のような縄がするすると流れるように彼女の肉体を刻み上げていく。
そして、その肉体からほとばしる色香を吸い上げ、辺りに放射するように漂わせ、溢れさせる。
縄を受けて興奮した受縛者の乳首が突き出し、股間から蜜が溢れ出している。
それらの淫らな匂いも混じりながら、緊縛の作り出す淫らな空気による演出効果を、周囲の女生徒たちは身に染みて味あわされたのだった。
彼女はその体験が忘れられずに、鬼道に再会を求め、彼に恋するようになっていった。
それを父親に話すことにはためらいがあったが、許しを請うことにした。
彼女が命がけであることも考慮しながら、父親は彼に会い、彼が婿養子になるのであれば、その結婚を許すことにした。
もちろん、様々な条件付きである。
母娘を二人の共有物として扱うこともその一つだった。



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長谷岡鬼道は縄師としての「緊縛」を仕事としていて、出版社や映像会社からの依頼を受けて報酬を得るフリーターである。
その彼が全く縁のない教育関係で、しかも女子高校で講義をすることなど、想像すらしなかったことである。
しかし、顧客の中でも権威のある信頼筋の人物に依頼されたので、断るわけにはいかず、不安を感じながらも引き受けたのだった。
学園で教えるのは、「緊縛」における特別ゼミの講師としてであるということも普通ならあり得ない内容だったが、逆にそのような学園の存在に好奇心を抱いたことも動機になった。
学園に入ると、現れた女性に彼は驚きを露わにした。
「先生、お久しぶりです」と彼女は言った。
その女性は彼が緊縛を教えたSMクラブのミストレス・アリサだったからである。
その彼女が学園の校長であると知って、彼は更に驚かされた。
そして、その校長自らが彼を出迎えてくれて、奥に招き入れ、応接間に通してくれたのである。
これが彼女の元での仕事であるなら、直接私に依頼すれば良いのに、と彼は思ったが、それを口に出すことはしなかった。
彼女にとってはそれなりの事情があるからだろうが、それについて、彼が意見することではないと思ったからだった。
アリサは元々理性的な性格で、感情を抑える傾向があったからかもしれない。
そこでは再会の挨拶は差し控えて、すぐに仕事の内容の説明に入った。
彼がそこで教える内容や講義については、全てを秘密にするという誓約書に署名させられた。
彼にとっては、元々彼の仕事が公にできるものではなかったので、問題はなかった。
仕事の条件はそれだけで、報酬については、予想以上の高額だった。
常に金銭的な余裕のない彼にとっては、引き受けることに何の躊躇はなかった。
 学園を案内された彼は、教室以外の訓練室における特別な設備や講義室においての淫らな椅子やソファ、舞台設備等にSM的な要素がふんだんに使用されていることに驚いた。
また、女生徒の制服も過激な露出によって、彼女たちの乳首や秘部を容易に観察できることにも驚かされた。
しかし、その学園が奴隷を有する者たちの飼育場所であり、教育という名に隠れた訓練施設であるという説明を聞けば、なるほどと納得できた。
彼は敷地内にある寮に隣接したゲストハウスでしばらく過ごすことになった。
また彼が行う授業が、緊縛の歴史や縛り方の種類や方法、縄の種類や縄自体の場所の名称、特性、縄の結び方等の講義でもあったが、彼に特に必要とされたのは知識よりも実践であることは予期していたことだった。
縄による快楽の実際を教え込み、彼女たちが卒業する時には、縄を見ただけで快楽の予感を感じ取り。縄の匂いを嗅いだだけで快楽に陶酔できるようにして欲しいというのが依頼の本質的な内容だったからである。
「俺はお前たちを縄で縛る。縛るということは抱きしめることと同じだ。恋人に強く抱きしめらた時の幸福感を考えれば良い。「縄酔い」という言葉があるが、信頼できる者に縛られた時の幸福感は理性を越えて、意識が空白になるはずだ。何も考えられないほどの幸福感に酔う、ということだ。最初に拘束されることの不安があるかもしれないが、勇気をもって全てを委ねることが重要な要素であると思えば良い」
そのように彼は女生徒たちに講義し、実際に縛って見せて、その縛りの感覚を肌で覚えさせた。



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校長は元々SMクラブを経営していたミストレスで、講師はそのクラブのスタッフや奴隷たちである。
スタッフのミストレスたちは命令することに慣れていて、学院の管理や規律を維持するのに不可欠な存在である。
もちろん、虐めや体罰は建前としては禁じられているので、生徒たちには常に優しく対応するように義務付けられていた。
地下室での懲罰は行われるが、それについては保護者の了解を得て行われるので、クレームが来ることはない。
講師としての男性はみな校長の奴隷であった者たちであるので、校長の命令には絶対服従するだけでなく、SEXに対する欲望も標準以下で、女生徒たちに特別な興味を持つこともない。
したがってセクハラのクレームが来ることは全くなかった。
彼らが女性の講師、男性の講師となるわけであるが、教育のプログラム自体がPCやタブレットの映像等で作られているので、実際に指導することは少ないといえる。
すなわち、プログラムに沿った配置管理や統制の取れた画一性からはみ出さないようにさせることが彼らの主な仕事になっていた。
報酬は高額で、女生徒たちの露出した肉体を見て楽しめるばかりでなく、奉仕の対象になったり、懲罰を与える権利があることで、彼らの嗜好も十分満足させてくれる内容だった。
当然、講師同士、講師と生徒との無許可の性行為等は禁止されていて、たとえ生徒からの誘惑であっても、応えてはならず、禁じられた行為に及んだ場合には彼らも厳しい懲罰に処されるのである。
 教育内容は一般教養、基礎学力養成、性感知識、性感受動能力養成、奉仕技術養成、動作と姿勢、会話技術養成、等、義務教育の学習以外は、主に優秀な奴隷となるための育成である。
 亜奈美は午後の口腔奉仕技術の実践授業に疑問をもっていたが、花嫁修業の一つであると諭されると、ある程度は納得し、疑問の幾分かは解消していた。
それは比較的広い講義室で、学年生徒全員が参加しなければならないものだった。
講義室の中心に舞台があり、それを囲むように生徒用の視聴椅子が配置されている。
椅子と言っても、特別製で、先が大きく開いたU字形の台に両端に2つの穴があいた背もたれのある物で、U字の先には半円形の足乗せガイドが付いている。
生徒たちは全裸になり、両腕を各々の穴に通して入れ、台の後部にある2つのディルドオを握り締めながら、両足を大きく開いて足乗せガイドに載せなければならない。
そのようにして、胸を露わに突き出し、秘部を開陳した、淫らな視聴姿勢が完成する。
授業内容の最初は、自身で個々のタブレットによる映像による解説を頭の中で知識として学んで行く。
数分の解説が終わると、中央の舞台上に男性スタッフが全裸で立ち、女性スタッフがその前に跪いて、奉仕技術の見本を示す。
舞台はゆっくりと回り、生徒全員にその口の動きや奉仕順を見せるように工夫されていた。生徒たちはそれを実際に見て学び、模倣出来るかどうかが重要なのである。
生徒たちの各々の顔の前にディルドオの付いたスタンドが置かれ、合図と共に一斉に教えられた技術を実践していくことになる。
まずディルドオの下部に舌を置き、捧げ持つような姿勢から始められる。
それから、先端を舌でゆっくりと舐め回す。
ポイントは溝と裏筋で、その前戯を終えてから全体をゆっくりと包み込むように口内に侵入させ、少しずつ奥に入れる。
根元まで頬張ってからゆっくりと引き出し、その出し入れを幾度も繰り返しながら少しずつ手前に引き、そして、先端を舐め回す動きに戻るのが基本的な動きになっていた。
それ以外にも、尺八や口内に入れながら舌を裏筋に沿って舐めるというような応用技術等も取り入れられていくのである。
その特別授業は数回で終わり、技術がきちんと取得されたかどうかは、その後の試験で判定される。
試験は学科と実践に分かれ、試験結果における上達度の審査・講評はその場で行われ、技術取得が不十分な者には補習が行われた。



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また、許可を得ずに校外に出たり、、規定の制服以外に下着を身に着けていたり、他の生徒と勝手な淫らな行為をしている等の規律違反をした者には厳しい懲罰が与えられていた。晒し台拘束や鞭打ち、独房生活等であったが、懲罰の中の厳しい体罰においても、痕が残るようなことはしなかった。多少の傷などは問題にならないが、基本的に彼女たちが大切な預かりものであるという認識を持っていることと、懲罰における苦痛や恥辱・屈辱・屈服感も、快楽になるための調教の手段と考えているからだった。
そこで教えられている重要なプログラムの中には、快楽における知識、服従の悦び、露出の羞恥による快感育成、性感帯の養成、魅力的な肉体になるための訓練、奴隷としての奉仕の技術習得等である。それは躾であり、規範を守る訓練でもある。精神的訓練としても、常に快楽を待ち望み、奉仕活動にも快楽を得ることができ、感謝を忘れず、懲罰そのものも慈悲であるという認識を持たせることが目標である。そして、それらがこの女学院の教育方針となっていた。
 亜奈美は学園に通っている内に友人もでき、他の生徒たちとのコミニュケーションも柔軟になってくると、その時に初めて、自分の名前に恥ずかしさを感じるようになった。
知り合った人がその名前を聞いただけで笑い出したからである。そして、「どうかした?」と聞いても、中々その理由を教えてくれなかった。
しかし、そこで友人として仲良くなった壺美が「私も貴女と同じよ」と言って、その理由を教えてくれた。
亜奈美という名前は「穴を見る」、即ち股間の秘部の二つの穴を見られることを意味していると言われたからだった。壺美自身も自分の名前の壺が女性器を意味しているのでいつも恥ずかしいと感じていると語っていた。
家から出ることがほとんど許されていない生活を強いられていた彼女たちにとっては、学園による生活が初めての社会生活であった。従って、自分の名前についても考えたことがなかったのである。もちろん、他にも変わった名前の子たちがいた。美楤(みたら)、美檻(みおり)等である。多分、主人で保護者でもある者が、母娘奴隷として生まれた娘を奴隷化するのに相応しいと考えたのだろう、と亜奈美は想像した。
それは学院での実践知識学習の授業における「母娘の章」でも教わり、再認識したことでもあった。
亜奈美が受けた授業の内容もついては、午前中では読み書きを中心としての基礎学習が行われた。
テキストは一般の学校と同じものが使用されていた。それは教師が講義するのではなく、全てにパソコンやタブレットが用いられたものである。
教師は基本的な方法についてはアドバイスをするものの、質問に答えるためにいるのではなく、彼女たちにきちんと学習を促すための監視をするというのが、主な仕事だった。
その代わり、最も優れた学習プログラムが使われていたので、生徒たちが興味を持ち、理解しやすく、学習することができるようになっていた。
上の学年に進むには公的な試験プログラムが使われたが、ほとんどの者が年齢に合った学年の学習目標を達成していて、むしろ、年齢以上の学習内容を飛び級で進んでいたといえる。
中には目標に到達しない者もいたが、最低でも中学生程度の知識と読み書き計算能力が養成されれば良いというのが学院の指導方針なので、特に問題児という子はいなかった。
昼休みを過ぎての午後は体力作りの訓練が2時間あり、むしろそちらの方が精神的にも肉体的にも厳しいと、亜奈美は思った。ストレスの解消にもなりはしたが、慣れるまでは肉体が限界を訴えるのだった。
訓練の内容はジムにあるような器具のある広い部屋で初心者の身体作りからダイエットのためのプログラムまでを、充実した設備の中で行われるというものだった。また、別の部屋でも、柔軟な肉体作りとしなやかな動作を覚えるためのバレエの授業も行われていた。
その後30分の休憩が与えられるのであるが、それからが学院としての本授業である実践知識と実践技術の修得を目的とした特別な講義や体験授業が夕方まで行われるのである。


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 亜奈美が登校して驚いたことは、教室に入る前に更衣室を抜けなければならず、そこで規定の制服以外の衣類、特に下着類を一切身に着けてはならないという規則だった。各人毎に名前の書かれたロッカーがあり、そこに決められた制服も置かれていた。
 登校してきた他の生たちは何のためらいもなく、決められた衣装に着替えているので、亜奈美も着ていた制服や下着類の一切を脱いで、置かれていた別の制服に着替えることにした。公衆浴場やプールのシャワー室と同様に、広い更衣室にいるのは女性ばかりなので全裸になっても恥ずかしさはなかった。窓はあったが、常に厚い生地の白いカーテンで閉じられていて、外から見られるというような心配もなかった。
 それでも亜奈美は着替えなければならない制服というものが極端に布地が少ない淫らなものであったことに驚きを感じずにはいられなかった。
 上は極薄のブラウスだったが、胸から下の生地が無く、丁度胸の下辺りにホックボタンが一つあるだけだったので、それを留めても、乳房の下部までを隠すことは出来ず、さらに薄い生地なので、乳首が透かして見えた。腹や背中はもちろん、何も覆われていない状態だった。
 スカートの短さも異常で、普通にホックで留めると、股間がぎりぎり隠せるほどの物でしかなかった。赤と黒のチェック柄の普通の生地だったので、上衣のように透けて見えることはなかったが、僅かに捲り上げれば前も後ろも丸見えになってしまう不安があるのは当然で、更に外気を直接受ける感覚がその不安を後押しするのだった。
 それらが制服のように意識されるのは、最後に身に着けるスカートとお揃いのチェックのネクタイがあったからだった。
 亜奈美はなぜこのような淫らな制服を身に着けなければならないのかを考える内に、ここは普通の女子が通う高校ではないということに初めて気づいたのである。
 高額の授業料を支払ってでも願書を出す親は、特別な富豪ばかりである。つまり、ここは闇のオークションで買った幼い少女奴隷や、元々奴隷として飼っていた熟年の奴隷たちが産んだ娘たちのために建てられた学舎なのだろうということを理解し始めたのだった。その少女たちを一般的な社会慣習からわざと離れさせて、淫ら好きな主人たちの新しいM奴隷になるための素養や教育を施すための施設であり、主人たちの望んでいる奴隷に相応しい調教が行われるのであろうという予感に背筋が震える思いだった。それでも、それが彼女の決められた未来であり、宿命や運命というものであるなら、彼女はそれに従わざるを得ない気持ちになっていた。
 そのような富豪たちが学院の近隣の地域でなく、通うことが不可能な外国からの生徒であれば、そのための学生寮も用意されていることを後で知った。多分、その寮の生活というのも普通ではないのだろう、と彼女は考えた。近隣であれば、状況を理解している専属の運転手によって登校させるのであるが、その場合も、校内までの送迎となる。
 実際に、日本中のあらゆる地域から生徒は集められていたが、日本語を理解できる子供であれば、外国からの出願も受け付けていた。そのような特別な富豪たち自体がそれほど多くはないので、新入生も毎年数十名ぐらいにしかならない。それでも学院の経営が破綻しないのは、決められた授業料の他にも、保護者たちの多大な寄付金が寄せられていたからだった。


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 亜奈美は義務教育を終えた後の高校進学を許された。彼女にとって、母親の意見は絶対命令に等しかった。逆らえば、虐待までは行かなくても、体罰もあり、食事が抜かれることもあったからである。最初は高校へ等行かなくても良いと言われていたのであったが、突然、ある高校へ行くように指示された。彼女に許されたその高校は高校入学案内ガイドには掲載されていない高校だった。面接・筆記試験はあっても、ほとんど全ての希望者が合格できるという、特別な女子校だった。費用は他の高校の倍以上なので、希望者は多くない。その高額な費用も亜奈美の父親代わりの男性が出費してくれるので、費用の心配は不要であると母親に言われていた。その男性は40代の母より10ぐらい年上であったが、シングルマザーであった母と彼女を含めて引き取り、彼の豪邸の一室が与えられていて、彼女もそこで育てられた。亜奈美にとっては、家にいる限りは何不自由のない生活ではあったが、特別な事情がない限り外出は禁止されていた。また、親しい友人を作ることも禁じられていた。その理由を聞くことも禁じられていた。それでも幸運なのか、小学校、中学校とも他の生徒に虐められるということはなかった。彼女を一度でも虐めた生徒は、なぜか二度と戻ることなく転校させられていたからである。
亜奈美が初めて「白鳥女学院」を訪れた時の印象はとても良かった。建物も高い塀もみな白一色で、窓は少なかったが、外から中を覗くことは不可能な感じに、全ての窓に白いカーテンが掛かっていた。建物は大きく、白亜の殿堂という言葉に近いロマネスク様式で、玄関の装飾は素晴らしかったが、以外は何もない白い壁が続いている感じだった。しかし、玄関の中や廊下は広く作られていて、全室エアコン完備の明るい心地良さがあった。
 亜奈美が初めて訪れた、その日の面接の前半は、会話能力や情緒性等が簡単に検査されただけであったが、後半の身体検査が厳しく長かった。身体の隅々までを痣や染みが無いかどうかを調べられ、首の太さから足の長さまでを詳細に調書に記入された。それでも、問題なく検査は終わり、筆記試験も簡単なものだったので、亜奈美は僅か数日後に合格通知を受け取ることが出来た。




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ついに恵梨香の走る順番が回ってきた。アンナが最後まで助言したことは、「速くゴールすることよりも美しく走るように」ということだった。この競技の目的はいかに観客を楽しませるか、というものであり、ただ速ければ良いというものではないからである。いくら速くても、脚の上げ方が足りなかったり、前のめりの姿勢になったりすれば、大きく減点される。それどころか厳しい審査員の中には失格の判定をする者もいるからだった。たとえビリであっても、美しさを保っていれば、それなりの評価が与えられると、アンナは信じていた。もちろん、審査員も抽選で行われるので、必ずしも、正当でフェアな評価が与えられるとは限らないし、わざと意地悪な評価を下す者がいることも十分考えられる。罰を受けさせるのを好みでない奴隷に与えることもあるだろうし、逆に好みの奴隷に受けさせたいと思う者もいる。勝負の世界であっても、判定は屈辱的な事が多い。それがポニーレースの真髄であるともいえる。だからこそ、アンナは確実に観衆に喜ばれるであろう美しさとゴールと同時の絶頂という最大の恥辱美に賭けたのである。もちろん、恵梨香にとっては地獄のような経験である。脚を高く挙げれば疲労も増すし、露出した胸と股間を晒す恥ずかしさに加えて、刺激物が常に彼女を刺激し続けて、蜜を溢れ出させ、股間を濡らし続けるというその淫らな恥ずかしさの様子の全てを観衆に観察されるのである。脚を高く挙げて走る疲労感は想像以上のものであり、その上、御者を引く力も必要である。幸いなことに御者の車輪は常に手入れされたボールベアリングが使われているので、引く力はほとんど意識しないでも良いぐらい楽になっている。ただ御車が走って起こす振動は全て受け入れなくてはならないようになっている。その疲労と恥辱感と刺激との戦いが続いていた。それは自身との戦いでもあった。受け入れる刺激と振動を苦痛として感じるのではなく、快感として感じることを自身に強いることが出来るかどうかが重要な要素だからである。つまり、いかに自身の走りを楽しみ、苦痛を快感として楽しみ、勝負を楽しむか決めてでもあった。やっとゴールが近づいてきた時には恵梨香の疲労も頂点に達していた。その時にアンナの鞭が恵梨香の尻に炸裂し、恵梨香は跳び上がるように前へ進んでいく。脚を高く挙げ、胸を張って前進するようにアンナは叫びながら鞭を当て続けた。恵梨香はゴール寸前で目の前が真っ白になっていくのが分かった。けれども、彼女の脚は彼女の意志に従って動き続け、ゴールのラインがまさに近づいて来る時に、極度の疲労と恥辱と快感の中で絶頂を迎えた。そして、くず折れるのだった。実際には越えた瞬間に彼女は失神して倒れ込んだのである。恵梨香は完全に意識を失い、陽に照らされた熱い大地の上に倒れ込んでいた。アンナの計算通りに絶頂はちょうどゴールを抜ける瞬間だった。それは恵梨香の勝利というよりは、アンナの勝利である。アンナにとって恵梨香はただの道具であり、その道具をきちんと使いこなしたアンナが勝利をものにしたからである。アンナは正直、恵梨香に諭した通り、順位はビリでも良かったのであるが、恵梨香が意外に頑張ってくれたおかげで結果的には自身でも予想外の3位に入れたのは幸運でもあった。もちろん、実際の幸運は罰としての懲罰から逃れられた恵梨香にあった。観客としてぎりぎり間に合ったジェームズはアンナに祝福の言葉を述べたが、アンナにとってもジェームズにしても、恵梨香が懲罰で苛まれるのを見られないのは共に残念なことであると笑いながら感想を漏らしていた。そして、当事者の恵梨香が水を飲まされて気が付くと、彼女の装具は全て外されていた。そして、その意識が目覚めた時はジェイムズの腕の中にいた。全裸のまま、ジェームズに抱かれて、観客席まで運ばれていた。彼女が今の状況を理解するのに時間はかかったが、それがとても心地良い場所であることだけは確かだった。「ご主人様、申し訳ありません。このように抱かれて運ばれて行くのはもったいないことです」と彼の腕から降りようとするのを彼は押しとどめた。「今日は特別だ。お前が良く頑張ったからな」と彼には珍しく、彼女を労う言葉が出ていた。「有難うございます、ご主人様」と恵梨香はそれまでの形式的な感謝の言葉ではなく、初めてであるかもしれない、心からの感謝の言葉を口にしていた。
「さて、これから懲罰式が始まるからゆっくり見学することにしよう」彼らは主催者に勧められた特等席に陣取り、舞台の正面で儀式を観察する準備を整えていた。「ジェイムズはあなたが可哀そうだからもう帰ろうと言っていたけど、私が留めたのよ。最後まで参加しないと次の参加資格に影響するからね」「ああ、来年こそは1位を目指して頑張って欲しいからな」と言って笑った。その言葉が半分冗談で半分は本気であることを恵梨香は疑わなかった。彼らは本気で来年の優勝を狙わせるのだろう。多分厳しさはより増すかもしれない。それだけの想像以上に厳しいレースを経験した恵梨香であったが、そのおかげで彼女は初めて彼らの優しさを知ることができたのである。(了)



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最初の競技者がスタートを開始した。第一走者は見事な肉体を持った大柄のグラマー女性で、大きく豊かな乳房を上下に激しく揺すりながら、ブロンドの真っすぐ伸びた長い髪を後ろにたなびかせて、勢いよく走りだしていった。 50mという距離は、観衆たちからすればあまりに短くて物足りないものかもしれない。しかし、それがゴールまで1,2分で到達するであろう短い距離であっても、淫らな拘束衣裳と敏感な局所に装着された責め具で強制疾走させられる彼女たちポニーにとっては、思うように手の届かない長い距離として感じているはずである。たかが50mであるとはいえ、そこを腿を高く挙げて走り続ける者にとっては大変な労力を必要とする。さらに彼女たちは股間に太く長いディ〇ドオを可憐な肉体の奥深くまで挿入されている。一歩一歩進む度にそれらが激しく揺れて上下動し、その官能刺激に全身を震わせざるを得ない。同時にア〇ル深くに挿入された尻尾付きのプラグもまた、歩く度にその振動で尻尾が大きく上下動し、その反動でア〇ルプラグも上下動してア〇ルの奥深くを刺激する。したがって、それらの過激ともいえる淫らな刺激は想像をはるかに超えるものになっていた。その上、胸を張って露出した乳房を突き出し、猥褻な器具を股間に装着された状態を観衆の目に露わに晒したままで進まなければならない。その股間から溢れ出る多量の淫ら汁が煌々と輝く真昼の太陽の元で濡れ光っているのも、観衆の目にははっきりと見て取れるはずである。たとえブリンカーによって、周囲の観衆が視界に入らなくても、観衆の視線が自分の揺れる乳房や股間の中心に集まっていることを彼女たちは確信していた。実際に観衆の視線は濡れた〇弁と深く挿入されているディ〇ドオによる淫靡な状態に言葉もなく集中していた。彼らの淫らな視線が哀れなヒロインのポニーたちに注がれて、全てを見逃さないように凝視しながら観察して楽しんでいるはずである。その恥辱的な観察を受けているマゾヒストのポニーたちはその状況に精神的にも感じてしまうのである。もちろん、これはそれらを目的とした淫らな催しである。露出された肉体と、それをあからさまに晒される恥辱によって、マゾヒストである彼女たちもその恥ずかしさにより興奮させられることになる。それでも、堂々とその状態を維持しながら、腿を腰まで高く挙げながら、他の競技者に負けないよう、より速く進まなければならない。鼻呼吸だけの酸素を求める苦しさと、高く挙げて走り続ける腿の筋肉はすでに限界を超えている。しかし、彼女に戸惑っている余裕はない。いくら疲れて休みたくても、必死の気力で前進し続けなければならないことは十分承知している。その競技に負ければ、地獄の拷問処刑の罰を受けるからである。その恐怖から逃れるためには、より速く、より堂々と、ゴールまで脚を運ばねばならないのである。しかし、最初の疾走している状態に比べて、距離の半分から先は速度が明らかに落ちていた。その原因は高く挙げ続ける大腿部の疲労ばかりではない。股間の前後に装着された器具による興奮が絶頂に近づいてくる状態になっていたからである。その疲労と興奮度が増して遅くなればなるほど、懲罰としての地獄の責めの恐怖がより現実のものとして近づいてくるのである。それでも、肉体の興奮には勝てず、ゴールの手前ですでに大きくのけぞるように全身を震わせて絶頂を感じながら止まりそうになっていた。そのポニーの尻に向かって、御者としてのミストレスが思い切り鞭を当てていた。それによって、ポニーは止まらずに必死に腿を挙げて前へ進もうとしていた。そして、速度はかなり落ちたものの、ポニーと御者台はゴールの中に入ることが出来た。ポニーは入ってすぐにくず折れるかのように倒れ伏した。同時にスタッフたちが御者台を押さえてポニーを無事に保護するようにしていた。装具を外された哀れなポニーは汗で全身を輝かせ、大きく息を吐きながら喘いでいたが、その股間は汗よりも多量の分泌物で濡れ光り、淫靡な匂いを辺りに漂わせていた。そして、第一走者がゴールすると同時に第二走者がスタートした。
その酷く惨めで辛いポニーの走りを見ていた恵梨香は息を詰まらせるようにして、それらを見守っていた。その肉体や精神を限界まで試される過激な戦いの様子に、彼女は怖れ慄いていた。果たして自分はゴールできるのだろうかというと不安な思いに凍り付くような震えが走っていた。アンナはそんな恵梨香の緊張した様子を微笑みながら見ていた。その微笑みがただの嘲笑ではない事を知っている者は誰もいなかった。実はこのレースにおいて、恵梨香にはまだ教えていない淫らな罠を用意していたからである。もちろん、哀れなポニーである恵梨香にとっては、思いもよらない淫らな仕掛けであり、それを彼女はスタートの直前にアンナから聞かされることになっていた。
アンナとジェイムズは恵梨香が勝利して自分たちの奴隷としての賞賛を受けるのも良いが、逆に敗者としての懲罰を受ける姿を見るのも楽しいと考えていた。もちろん簡単には勝てるレースではないことも分かっていた。他の出場者たちはみな鍛え上げられたポニープレイのベテランで、体力も脚力も相当なものであることが分かっていたからである。いくら恵梨香が若くてスタミナもあるとは言っても、本来アスリートとしての素質があるわけではなく、短期間の練習で何とかなるほど甘い競技であるとも思っていなかった。敗者に用意されている懲罰の儀式だけは楽しめるかもしれない。しかし、それを除けば、普通の勝利や敗北では面白くないと思っていた。そこでスタートの前にアンナはジェイムズから預かっていた器具を取り出して、それを恵梨香に見せた。「これはお前がより速く走るためにジェイムズが作ってくれた秘密兵器よ。お前が緊張して固くなって思うように動けないと可哀想だからという思いやりだと思っていいわ。これはね、分かっていると思うけど、はっきり言えば、アクメを感じながらゴールするためのものよ。最高の瞬間と共にラストスパートしてゴールするなんて、とても素敵だと思わない?肉体の疲労はそれを意識すればするほど、増していくものよ。だから、余計なことを考えずに走るためには、別の興奮状態を維持することが大事なの。疲れを感じる余裕もなく、恥辱的なマゾヒストとしての感性に身を委ねるのよ。でも、忘れないで。その最高の興奮状態を維持し、最高の喜びを感じながらも、自らの肉体に対しては、前へ進むことをしっかり意識させるのよ、いいわね」そう言って、アンナは恵梨香の乳首にバイブ、クリにリングを嵌め、それらをコルセットの下端に連結するようにした。それが果たして興奮して我を忘れて走るための活性剤となるか、あまりの刺激の過激さに動けなくなってしまうか、それはアンナにとってはどちらでも良かった。そのどちらにおいても、アンナを含めた観衆たち全員を楽しませてくれるに違いないと思っていたからである。

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ついにポニーレースの開催日がやってきた。
レース会場は森に囲まれた広い空き地で行なわれるのであるが、スタート地点と50m走のコース、そして、ゴール地点とそれらを囲むように数多くのベンチがある。すでに多くの観戦者たちが集まって、ベンチに座り、レースの始まりを待っている。彼らはみな、サークルに所属している者たちである。その中で希望し、選ばれた10組の奴隷ポニーと御車に乗った主人が競技を行う予定になっている。
距離は50mという短距離であるが、足を高く掲げて歩くのであるから、遅い者では時速3km、最速の物でも時速6km程度である。
従って、ほとんどの者は1,2分でゴールするはずである。
10人の奴隷ポニーを一人ずつスタートさせて行われるが、スタート前の準備に時間が取られても、それでも競技そのもは30分以内に全身が歩き終えて終了する。
御車は各自で用意しなければならない。
軽い方が有利ではあるが、美的センスも問われるので、それなりの装飾は必要とされている。
その上で規定の重量があれば、良しとされている。
奴隷ポニーの衣装は基本として、乳房と股間が観察できるもので、与えられた後ろ手枷やブーツと胸丸出しのコルセット、そして、各々のポニーのア〇ルに尻尾付きのア〇ルプラグが挿入されての淫らな姿である。
その上で規定の装具を身に着けさせられる。
ワ〇ナに挿入されるディ〇ドオ等である。
詳しく言えば、彼女たちの口に咥えさせられるのは棒状の馬銜ではなく、大きめのボールギャグである。
それは呼吸を鼻のみで行わなければならないので、当然苦しい戦いになる。
激しく動けば呼吸困難になるのは当然であるので、そうなる前に一気に終わらせてしまうか、或いは、激しい動きを制御した一定のリズムを正しく刻んでゴールするかを考慮しなければならない。
そこには訓練の成果が出ることになるが、途中で失速しないためのポニーのスタミナも要求される。
恵梨香は若いのでスタミナには自信があり、耐久力で有利になるはずである。
ただ、欧米の女性に比べて身体が小さい分、一歩一歩の距離が短く、不利でもある。
他に身に着ける物も幾つかある。
ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられるものであるが、それは周囲を気にしないで走れるようにとの配慮と同時に、カメラに捉えられた真っすぐ前を向く表情がはっきりと記録撮影するためのものでもある。
これは首枷の後部から扇形に広がった黒いアクリルの板であり、背部の穴から予め纏められたポニーテールの後ろの髪の一部はここから外に出ている。
更にポニーには鼻フックが着けられて、そこに繋がっている紐はブリンカーの頭の上の穴を通って、首枷の後ろの環を通し、腰のベルトに留められる。
それを着けた状態でのポニーの顔は強制的に持ち上げられ、俯くことが出来ない。
これは観客に表情を見せて楽しませるためでもある。
尚、出場者たちはが、その股間に挿入されたディ〇ドオが外れていないか、また足を高く挙げているかを認証するために、また、それが誰のものであるかを確認するための表情を撮影し続けるカメラが各々の二輪馬車の柄の先端に取り付けてある。
レース終了後には表彰台に置かれた10台の大きなモニター画面でそれらが一斉に映し出される。
それによって順位が正しいかどうかを全員が承認するための行程ではあるが、同時に鑑賞して楽しむための物であることは言うまでもない。
「さあ、始まるわよ、恵梨香。準備ができているわね?」
「はい、アンナ様」
「足を腰の高さまで高く掲げることを忘れないで。でも、あまり緊張しすぎても駄目よ。肩の力を抜くのよ。普段の訓練通りにすれば大丈夫だから。これはおまじないよ」
そう言って、アンナは背後から恵梨香の両方の乳首を指で優しく愛撫した。
「ああ…」と恵梨香は喘ぎ声を漏らした。
股間に挿入されたディ〇ドオとア〇ルに深く挿入された尻尾付きのア〇ルプラグによる刺激だけでも彼女は激しく感じていたので、悦びの慄きが震えとなって全身を貫いた。
やがて、レースの時間が迫り、奴隷ポニーが御車の先端の柄に拘束されてスタート地点に並べられる。レースを見るために集まったサークルの者のほとんど全員が観戦者となって、ゴール地点に広く並べられたベンチに座っている。
これは年に一度の大きな催しであるので、そこでは親しい者たちの顔合わせの場ともなっていて、賑やかな語らいと笑いでざわめいていた。
レースの始まりの言葉が辺りに響き渡ると、観戦者によるクラッカーが鳴り、拍手が巻き起こった。
それがようやく収まってから、「用意」の合図で御者が引き車に乗り、座って手綱を握る。
そして、数秒後にスタートとなる。
御車の引き具の先端に取り付けられたカメラが作動し、奴隷ポニーたちの表情と股間を撮影し続け、コース横に備えられた大型のモニター画面に一斉に映し出される。
それらは競技の後で観戦者や参加者の楽しみともなるのであるが、勝者判定の材料にもなっている。
早くゴールした者が必ず勝つわけではなく、脚の上げる高さが不足していたり、ディ〇ドオが外れたり、コースを逸れたりすれば、減点対象となる。
その上で最も早い者が勝者となり、賞品を受け取ることが出来るのである。
主人には賞金、奴隷には賞金だけでなく、一定の自由期間が与えられる。
そして、最も遅い者が敗者となり、敗者の奴隷ポニーには地獄の懲罰処刑が待っている。
敗者の罰は鞭打ち刑であるが、X字拘束で磔られた全裸の受刑者に背後から懲罰用の非情な一本鞭が背中や尻に炸裂する。
しかし、その酷い苦痛に加えて、股間の局所にも激しい苦痛が与えられる。
クリ〇リスの前に吊られた重い無数の鋭い針付き鉄球が数センチ上のチェーンベルトから吊られている状態での鞭打ちである。
打たれる度に自然に腰が前後に揺れるが、その度に鉄球の針がクリ〇リスを刺す仕掛けである。それは受刑者に地獄の苦痛を味合わせることになる。
それが予め通告されているからこそ、このポニーレースは必死にならざるを得ないのである。
ただし、観戦者のチップの度合いにもよるが、参加賞としての賞金や自由も与えられるので、それだけでも参加する者に利益は大きいのである。
もちろん、ポニーたちにとっては、多くの観衆に惨めで淫らな姿を見られるという非常に過激な羞恥とディ〇ドオによる陵辱に晒されるわけであるので、主人の命令であっても、それが苦渋の選択には他ならない。
彼女達にとっては、賞金や一時的な自由も魅力的ではあったが、それよりも敗者の処刑の恐ろしさの方が勝り、参加には消極的であることはもちろんである。
それでも、レース当日になると、訓練の成果を試したいという思いや、他のポニーに負けたくないという競争意識も働いて、どのポニーも一秒でも早くゴールしたいという気持ちが真剣な表情に現れていた。
そして、スタートの合図と共に、最初の奴隷ポニーが走り出した。

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