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校長は元々SMクラブを経営していたミストレスで、講師はそのクラブのスタッフや奴隷たちである。
スタッフのミストレスたちは命令することに慣れていて、学院の管理や規律を維持するのに不可欠な存在である。
もちろん、虐めや体罰は建前としては禁じられているので、生徒たちには常に優しく対応するように義務付けられていた。
地下室での懲罰は行われるが、それについては保護者の了解を得て行われるので、クレームが来ることはない。
講師としての男性はみな校長の奴隷であった者たちであるので、校長の命令には絶対服従するだけでなく、SEXに対する欲望も標準以下で、女生徒たちに特別な興味を持つこともない。
したがってセクハラのクレームが来ることは全くなかった。
彼らが女性の講師、男性の講師となるわけであるが、教育のプログラム自体がPCやタブレットの映像等で作られているので、実際に指導することは少ないといえる。
すなわち、プログラムに沿った配置管理や統制の取れた画一性からはみ出さないようにさせることが彼らの主な仕事になっていた。
報酬は高額で、女生徒たちの露出した肉体を見て楽しめるばかりでなく、奉仕の対象になったり、懲罰を与える権利があることで、彼らの嗜好も十分満足させてくれる内容だった。
当然、講師同士、講師と生徒との無許可の性行為等は禁止されていて、たとえ生徒からの誘惑であっても、応えてはならず、禁じられた行為に及んだ場合には彼らも厳しい懲罰に処されるのである。
 教育内容は一般教養、基礎学力養成、性感知識、性感受動能力養成、奉仕技術養成、動作と姿勢、会話技術養成、等、義務教育の学習以外は、主に優秀な奴隷となるための育成である。
 亜奈美は午後の口腔奉仕技術の実践授業に疑問をもっていたが、花嫁修業の一つであると諭されると、ある程度は納得し、疑問の幾分かは解消していた。
それは比較的広い講義室で、学年生徒全員が参加しなければならないものだった。
講義室の中心に舞台があり、それを囲むように生徒用の視聴椅子が配置されている。
椅子と言っても、特別製で、先が大きく開いたU字形の台に両端に2つの穴があいた背もたれのある物で、U字の先には半円形の足乗せガイドが付いている。
生徒たちは全裸になり、両腕を各々の穴に通して入れ、台の後部にある2つのディルドオを握り締めながら、両足を大きく開いて足乗せガイドに載せなければならない。
そのようにして、胸を露わに突き出し、秘部を開陳した、淫らな視聴姿勢が完成する。
授業内容の最初は、自身で個々のタブレットによる映像による解説を頭の中で知識として学んで行く。
数分の解説が終わると、中央の舞台上に男性スタッフが全裸で立ち、女性スタッフがその前に跪いて、奉仕技術の見本を示す。
舞台はゆっくりと回り、生徒全員にその口の動きや奉仕順を見せるように工夫されていた。生徒たちはそれを実際に見て学び、模倣出来るかどうかが重要なのである。
生徒たちの各々の顔の前にディルドオの付いたスタンドが置かれ、合図と共に一斉に教えられた技術を実践していくことになる。
まずディルドオの下部に舌を置き、捧げ持つような姿勢から始められる。
それから、先端を舌でゆっくりと舐め回す。
ポイントは溝と裏筋で、その前戯を終えてから全体をゆっくりと包み込むように口内に侵入させ、少しずつ奥に入れる。
根元まで頬張ってからゆっくりと引き出し、その出し入れを幾度も繰り返しながら少しずつ手前に引き、そして、先端を舐め回す動きに戻るのが基本的な動きになっていた。
それ以外にも、尺八や口内に入れながら舌を裏筋に沿って舐めるというような応用技術等も取り入れられていくのである。
その特別授業は数回で終わり、技術がきちんと取得されたかどうかは、その後の試験で判定される。
試験は学科と実践に分かれ、試験結果における上達度の審査・講評はその場で行われ、技術取得が不十分な者には補習が行われた。



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