2012年06月04日

三十路

実は、ってこともないが、もう30歳だ。

三十路。

気持ちは若いというけれど、本当に感覚が昔のまんまで、
大人ってこんなもんなのかなーと、
日々思っております。

小さい頃に想像していたというか、
思い描いていた三十路とは大きく違う。

世間的に見たらいい大人なのに、
まだフラフラしておるし。



ところで、ここ数日思うことがある。



それは「スズメが逃げない」ってことだ。



最近はスズメも珍しいらしいが、それはともかく、
スズメに近付いてもあんまり逃げられないということが、
3回ほど続いた。

もちろん超至近距離になれば飛んで行くけど、
昔はもっと遠い距離でも逃げた気がする。

元々僕は鳥とかを追っかけるのが好きという変な性格で
(というか単に子どもなだけかもしれんが)
いつも道端の鳩を追いかけては相方に怒られているのだが、 

ともかく、スズメが逃げない。



スズメって、確か警戒心の強い鳥で、
人間が近づいて行くと、
他の鳥よりも早い段階で飛び去るイメージがあるんだけど、
違ったっけ??


スズメの性質が変わってきているのか、
それとも僕が歳を取ってスズメにナメられるようになったのか。


鳥とかを追いかけるのが好きと言っても、
捕まえるのが目的ではないので、
では何で好きなのかと聞かれたら
答えに窮するが、
(追いかけるという行為は普通、捕まえることを目的とする)

しかし、
なんかこう追いかけても逃げられないと、
それはそれで釈然としない。


追いかけてるんだから、逃げろよ。



そういや、最近スマートフォンを使い始めたが、
ハッキシ言って不便。

別に道具として否定するワケではない。

ネットをやったりゲームをやったり、
暇つぶしとか調べものとか、
そういう目的ならまぁ使いやすい。

けれど
だったらこれ電話である必要あんの?

そう思ってしまう。

単純に電話として見ると、これは音が聞きにくいし、相手に伝わりにくい。


僕は声が大きいので、電話でも声の大きさを嫌がられることはあったけれど、
何言っているか分からないとは、言われたことがなかった。

しかし最近スマートフォンで電話をしていると、
相方が僕の言っていることを聞き取れないことが多い。


これは一重に、スマートフォンが「縦に短い」からだと思う。

いや違うか。

iPhoneの場合、相手の声が出てくる穴はあるのに、
自分の声を聞き取ってくれる穴が見当たらない。 

一体どこで声を拾っているんだ?

少なくとも口に一番近い下部分に穴はないから、
こちらの声が聞き取りにくくなっているんだと思う。 



という、中年に片足突っ込んだ男のひそかな主張。



こうして時代の最先端のものに、
そして若者達が喜んで使っているものに 
文句をタレはじめたら、それはもう年寄りだよね。
おっさんだよね。

せめて自分がそういう存在になりつつあることには、
自覚的でありたい。

number213 at 23:16│Comments(0)TrackBack(0)

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