・Streetlight Manifesto
  フェスになると絶対観ておきたいのがスカバンド。Bamboozleで唯一観た、というかおそらく唯一出演してたスカパンクバンド。演奏が抜群に上手いのは一回観て知ってたけど、その予想をはるかに上回ってくるほどの安定した演奏やったなぁ。なかなかラッパ4本使って、あそこまでおんなじメロディーをそろえて演奏するバンドとかおらんし、ほんとパワフルやったなぁ。

  元から居た人たちがどんどん盛り上がっていくし、どんどん他から人が集まってくるしで、ほんとにめちゃくちゃ楽しいライブやった。スカダンスは観れんかったものの、大人数がグルグル回るサークルを見れてテンション上がった。周りでマリファナを吸ってる集団の匂いが嫌やったけど、めちゃくちゃいいライブが観れた。


・Frank Turner
  ホントに一瞬だけ観れた。まったく存在を知らんかったんやけど、Epiatphから音源出してたりする人なんやね。1,2曲観ただけやのに、素敵過ぎて日本に帰ったら音源を買おうって思った。


・The Movielife
  このフェスのみの復活ということで楽しみにしてたバンド。といってもリアルタイムで聴いてたわけじゃなく、今のポップパンクシーンにハマってから後追いで知った感じやから、フェスの前に慌てて聴いた感じ。限定復活やし、お客さんがワサーって集まるんかなぁって思ってたんやけど、予想してたよりは少なかった。集まっている人は年齢層高め。向こうのキッズは、そこまで限定ってのんに惹かれないんかなぁ。

  メンバーがステージに登場しただけで、客席の興奮はすごいことに。Vinnieが、今日のこのフェスこためだけに何曲か演奏するよってボソっとしゃべった後、いきなりThis Time Next Year。もう、こんなん、反則。かんなりハードコアなピットが作られて、みんな自分を開放して大声で歌い出す。人にどんだけぶつかろうが、ステージと反対方向を向いていようが、そんなん関係なし。嬉しさを爆発してた。

  そのまま、10 Seconds Too Late、I Hope You Die Soonと名曲を続けさまに。観てて飛ばしすぎちゃうん?って心配になるほど。もちろん最高に楽しかったけど。ただ、その後、次の曲で最後だよってアナウンス。もちろん冗談で周りはみんな分かってたみたいやけど、最初っからの贅沢すぎる選曲、限定の復活やからあんまり曲数を練習できんかったんかなってことを考えた自分は、本当に終わっちゃうんじゃないかって思ってドキドキした。

 ほんとに文字通り、全員が歌ってる。もうその光景に鳥肌立ちっぱなし。アメリカに来たら、ライブでみんな歌ってるってのんは当たり前になってたけど、ここまでみんなが歌ってるライブは今まで経験したことがなかったから。ステージに向かって拳を突き上げながら歌う人よりも、「楽しいよなぁ、最高だよなぁ」とでも言わんばかりの気色でお互いの顔を付き合わせて歌ってる人たちが印象に残ってる。本当にこのバンドが好きで、本当に楽しんでるんやろなぁって。

  Vinnieは口数少ないし、結局最後までサングラスは外してくれんかった。でも驚いたんが、5曲目のWalking On Glass終わりで、日本語で「ありがとうございました。」って言ったこと。一瞬、自然に飲み込んで、その後で、「えっ、何で?」っていう興奮が生まれた。周りからは、何て言ったんだみたいなリアクションが聞こえてきたし。多分、ICE GRILL$の社長さんがステッカーとかTシャツとかを渡しにいったから、言ってくれはったんかなぁ。

 合唱はライブが進めば進むほど大きくなっていった。Vinnieがしっとり歌うパートとかやと、みんなの声にかき消されて聞こえへんほど。Heyの出だしとかすごかったもん。いやぁ、ほんとに素晴らしいライブやった。曲数もたっぷりやってくれたし。間違いなく、自分の中で、BamboozleでのベストアクトはThe Movielifeやなぁ。あそこでの光景は、ずっと忘れることがないやろうなぁ。

  setlist

 1. This Time Next Year 
 2. 10 Seconds Too Late 
 3. I Hope You Die Soon 
 4. Face or Kneecaps 
 5. Walking on Glass 
 6. Kelly Song 
 7. Jamaica Next 
 8. Pinky Swear 
 9. Hand Grenade 
 10. Barefoot 
 11. Hey 
 12. Ship to Shore 
 13. Jamestown    


・Vanna
  Bostonのハードコアバンド。CDで聴く音的にはそこまで好みじゃないんやけど、競演してるバンドとかを考えると絶対にライブは観ときたいなって前々から思ってた。ステージに着くと、もう見るからにブンブンするぞーっていう兄ちゃんたちが揃ってる。そして、ライブスタート。メタルっぽいギターの音も、ライブやしちょっぴり乾いた音で、自分の好きな感じ!ボーカルさんも、力強くシャウトする感じやし、やっぱりライブならではの音の感じが、すっかり自分のツボにはまった。

  ピットがとにかくデカかったのも印象的。円というか横長にアメーバのように広がってた。回し蹴りやバク中は当たり前の巧みなモッシャーから、踊り方や体つきはイマイチでも、ほんとにこのバンドのことが好きなんやろうなっていうのが伝わるキッズまで、ホントにいろんなタイプの人が入り混じってのモッシュピット。たくさんのマーチで手がふさがった自分はただただウズウズしてた。

  途中でAL4WのMattyが乱入。Bostonのシーンを改めて感じる一幕やった。そしてラストのTrashmouthはツーステップパートに入る前の掛け声が、会場中から聞こえてきてめちゃくちゃテンションあがった。めちゃくちゃカッコ良かった!


・New Found Glory
  Tigers Jawとモロかぶり。なかなか観れへんってことを考えると、Tigers Jawをフルで観るんが正解やろうなぁって考えは決まってたものの、いざ直前になってみるとやっぱり迷ってしまう。結局、自分ルールとして、もしBetter Off Deadから始まったらNFGをフルで観ようって決めた。 ほんならスタートはUnderstatement。ベッタベタなベストセットな雰囲気がプンプン。続いてやった曲がDon't Let Her Pull You Downやった時点で、自分の決意は固まった。Tigers Jawをフルでみようと。

  自分が後ろの方に居たせいか、あんまり音質はよくなかった。それに、期待してたような大合唱も。そこまで起こってなかったしちょっと残念。ただ、ステージを移動する前に聞けたのが、一番大好きな曲Hit Or Miss。Let's go!を叫ばないジョーダンには毎回ガッカリさせられるけど、Understatementよりシンガロングの声が大きかったのが日本ではなかなかありえへんし、嬉しかったなぁ。


・Tigers Jaw
   直前まで迷いに迷ったけど、やっぱりこっち。今の状況を考えたときに、Tigers Jawが来日するとかまず考えられへんから。
  始まりはThe Sun。キーボードの深みのある音、そしてボーカルさんの第一声を聴いた瞬間、鳥肌がたった。そらブレイクするはずやわ。ステージから伝わってくるものがハンパなかったもん。こっちを選んで正解やった!って思った瞬間やった。 動きや表情には出さないものの、かなり気持ちを込めて演奏してるのが音として伝わってくる。ハーモニーもきれいやし、なんと言っても、ギターの音にプラスされたキーボードの音の深みがたまらない。女の人のコーラスはあんまり聞こえへんかったけど、キーボードの音はしっかり聞こえて、ほんとに素晴らしかった。

  最初から最後まで、半ば恍惚状態で見とれてしまった。ふわふわとした雰囲気がステージの前全体を包むあの空間にいれて、ほんとに良かったと思う。絶対にまたライブを観たい!
 

・Dashboard Confessional
  ほんの数分の合間を縫って、記念として観にいった。遠く離れたところからしか観れへんかったけど、クリアで気持ちいいギターの音がよく聞こえてきた。また、音源とかチェックしてみよっと。


・Transit
  もうすっかり周りは真っ暗。正直、明るい中で観たかったなぁって、タイムテーブルを見たときは思った。だって、メチャクチャ楽しみにしてたバンドやもん。

  ライブスタート。ライブハウスでのショウの映像を観まくってた自分は、周りのおとなしさにビックリ。もっとみんな前に駆け寄ってマイクを奪いに行くんじゃないのかい? でも、その代わりに、手を挙げてみんな大合唱。この瞬間、あぁ、この時間でよかったって思った。始まりは雰囲気ぴったりのふんわりしたイントロから、Footwork、そしてそのまま続けてPlease, Head North。いやぁ、もう完全にノックアウト。雰囲気に酔うしかなかった。

  もっと激しめのライブを予想してたんやけど、本当にまろやかやった。メンバーもそうやし、お客さんもそう。この雰囲気は夜やからこそやろなぁって思った。パイルオンが起こってマイクを奪い合うようなライブを期待してはいたけど、これはこれでアリやなぁって、いい気持ちでライブを観れた。

  ラストは、「サークルピットを起こすチャンス!」っていうコールとともに、名曲Stay Home。この曲のイントロを聴いて走らずにいられる人はいるわけない! ソッコーでサークルピットが起こって、「So many days and night〜」の大合唱。ここぞとばかりにマイクを取りに行く人がいて、「そうそう、これこれ」って自分のテンションも最高潮に。激しさの中にキラキラとした輝きがあって、ほんと素敵って言葉がぴったり。「We are all alone」の大合唱に心を持っていかれそうになったけど、その後の「Keep running, keep Shining」のシンガロングでなんとか強いポジティブな自分を取り戻した。

  気分が沈んだり、また盛り上がったりっていうのは、ホントにわずかなズレで決まってしまう。そういう心の弱さみたいな部分にダイレクトに響いてくるライブやった。ライブ終わりのぽっかりとした感じは、今でも忘れない。


・The Gaslight Anthem
  後ろの方でのんびり鑑賞。渋い声が遠くまでよく響いてたし、なにより野外と夜っていう時間帯にぴったりやった。前回の来日公演で見せたような、ラフな演奏ではなく、なかなか激しめの演奏やった。


・Taking Back Sunday
  あんまし曲とか知らんけど、Soundwaveで見たときに気持ちよかった印象があったから、せっかくやしと思ってみることに。トリってことで、ホントにたくさんのお客さんが集まってた。

  かなり後ろの方で観てたんやけど、その周りのみんながサビ以外も全て大合唱。Taking Back Sundayともなると、特定の人しか聴かない音楽ではなくて、もはやポップスの域なんやろうなぁっていうことをめちゃくちゃ感じた。

  帰りに大勢の人に巻き込まれて遅くなってしまうのも嫌やし、8曲ぐらい聴いたところで会場を後にした。



  この日はNJ Transitで逆方向に乗ってしまい、結局またまた帰るのが遅くなってしまいましたとさ。