
前回記事: [連載: Easycoreと私] 第0回 プロローグ
今回は、自分とEasycoreとの出会いについて。最初にEasycoreと呼ばれる音楽に触れたのは、そう、まぎれもなくFour Year Strongのおかげです。
今回は、自分とEasycoreとの出会いについて。最初にEasycoreと呼ばれる音楽に触れたのは、そう、まぎれもなくFour Year Strongのおかげです。
国内のレーベルKick Rock Invasionさんが主催するツアー形式の来日イベント、Beyond [The] Blue tour。その第1回目となる2008年のツアーで、Four Year Strongが来日することに。来日情報をくまなくチェックしてた自分としては、その情報でこのバンドのことを知って、それでちょっと聞いてみようって思って。
おそらくSet Your Goalsと同世代の注目バンドみたいなことが、どこかのウェブサイトに書いてあったのかな?同じく2008年の1月に開催されたPump Up The Volumeにて初来日してたメロディックハードコアバンドSet Your Goalsに激ハマリしてた時期で、同じ世代のバンドってことや、同じくツインボーカルのバンドってことで気になって、速攻でタワレコに行って試聴機に入ってたFour Year StrongのCDを聞いたのを覚えてる。
その頃は、オールドスクールなメロディックハードコアが好きやったから、最初にFour Year Strongの音源を聞いたときの感想としては、ちょっとポップミュージックに寄り過ぎてるなぁっていう印象やったと思う。スタスタとした疾走感やったり、力強いシンガロングパートみたいなんが好きやった自分としては、アルバムを一巡してハマった曲はメイン曲のHeroes Get Remembered, Legends Never Dieと、ラストを飾る疾走ナンバーManiacぐらいやったかなぁ。
ただ、ライブを観て完全にやられた。パフォーマンスの激しさ、これはまさしくパンクロック、ハードコアや!って。とくにキーボードを担当していたJoshが、ものすごい形相でマイク片手にオーディエンスの方まで体乗り出してシンガロングパートを盛り上げて、そのパフォーマンスの衝撃がものすごくて。また、その時のモッシュピットで暴れてたお兄さんたちのパフォーマンスが、完全にハードコアショウスタイルのモッシュやったのもテンションあがった原因。その後、このお兄さんたちはブログをやってはる人たちやってことを知り、そのブログからいろんなEasycore情報をDigることになるんやけど、それはまだもうちょっと先の話。
(参考記事: [Live Review] : BEYOND THE BLUE TOUR 大阪 | PUNX SAVE THE EARTH -blog-)
その来日公演を見てからは、本当に取りつかれたようにFour Year Strongのアルバム"Rise Or Die Trying
"を繰り返し聞いてた。なんてカッコイイバンドなんだと。来日は5月やったんやけど、おそらく9月ぐらいまでFYSのヘビロテ期間が続いたと思う。その後、もっと他にこんなバンドがいないんかと思って、ネットでFour Year Strongに似たバンドをDigり出すことになる。とはいっても、いろんなバンドを調べるようになったのは、2009年に入ってからやったと思う。
ちなみに、Four Year Strongのことをネットで調べていったときにたどりついたサイト、それがEasycore Is Sexy ... and Funnyでした。そのサイトは違法すれすれのサイトで、とにかくFour Year Strongの音源が片っ端からおいてあった。そこで気の抜けたような展開のHeroes Get Remembered, Legends Never DieやBeatdown In The Key of HappyのDemoバージョンを知ったり、来日時にやっていた知らない曲はYour Songっていう名曲やったってことを知ったり、アルバム名のRise Or Die Tryingっていうフレーズは、"Go Long Dad"っていう曲から来てるって知ったり。とにかく調べるのが楽しかったなぁ。
あと、その当時音源のDigの中心はFacebookでもbandcampでもなく、MySpaceという時代。各バンドは自身のMySpaceページを用意してて、バンド名の下ぐらいに自分たちのジャンルを書いてたんやけど、Four Year Strongが書いていたのはHappy Hardcoreというジャンル。なるほど、こういうポップパンクにハードコアの要素を入れたものをHappy Hardcoreと呼ぶのかと思ったものです。あとあと、詳しく調べてみると、Happy Hardcoreっていうのは、オランダ発祥のテクノのジャンルの一つ。MySpaceのページを作るとき、様々なジャンルから自分たちのジャンルを選べるようになっていたため、自分たちのイメージを形容するのにピッタリだと思ってこのワードを採用したみたいです。
ポップパンクにハードコアの要素、とくにブレイクダウンやビートダウンパートを取り入れたのがEasycoreっていうジャンルっていう解釈が一般的やと思うけど、自分の中ではFour Year Strongが曲名として謳っているフレーズ、「Beatdown In The Key of Happy」こそがEasycoreの定義だと感じてる。要するに、ハッピーに聞こえる音階でビートダウンする、これこそがEasycoreなんじゃないかなぁって。
キャッチーなメロディーの曲にポストハードコア的アプローチで落とすパートを入れてくるようなバンドがいたりするけど、それは自分が思うEasycoreとはちょっと違うのかなぁって感じることがあって、何が原因なんかなぁって振り返って考えたときに、やっぱりそこに「Beatdown In The Key of Happy」っていうキーワードがある。自分の中で、やっぱりEasycoreといえば、Four Year Strongです。
おそらくSet Your Goalsと同世代の注目バンドみたいなことが、どこかのウェブサイトに書いてあったのかな?同じく2008年の1月に開催されたPump Up The Volumeにて初来日してたメロディックハードコアバンドSet Your Goalsに激ハマリしてた時期で、同じ世代のバンドってことや、同じくツインボーカルのバンドってことで気になって、速攻でタワレコに行って試聴機に入ってたFour Year StrongのCDを聞いたのを覚えてる。
その頃は、オールドスクールなメロディックハードコアが好きやったから、最初にFour Year Strongの音源を聞いたときの感想としては、ちょっとポップミュージックに寄り過ぎてるなぁっていう印象やったと思う。スタスタとした疾走感やったり、力強いシンガロングパートみたいなんが好きやった自分としては、アルバムを一巡してハマった曲はメイン曲のHeroes Get Remembered, Legends Never Dieと、ラストを飾る疾走ナンバーManiacぐらいやったかなぁ。
ただ、ライブを観て完全にやられた。パフォーマンスの激しさ、これはまさしくパンクロック、ハードコアや!って。とくにキーボードを担当していたJoshが、ものすごい形相でマイク片手にオーディエンスの方まで体乗り出してシンガロングパートを盛り上げて、そのパフォーマンスの衝撃がものすごくて。また、その時のモッシュピットで暴れてたお兄さんたちのパフォーマンスが、完全にハードコアショウスタイルのモッシュやったのもテンションあがった原因。その後、このお兄さんたちはブログをやってはる人たちやってことを知り、そのブログからいろんなEasycore情報をDigることになるんやけど、それはまだもうちょっと先の話。
(参考記事: [Live Review] : BEYOND THE BLUE TOUR 大阪 | PUNX SAVE THE EARTH -blog-)
その来日公演を見てからは、本当に取りつかれたようにFour Year Strongのアルバム"Rise Or Die Trying
ちなみに、Four Year Strongのことをネットで調べていったときにたどりついたサイト、それがEasycore Is Sexy ... and Funnyでした。そのサイトは違法すれすれのサイトで、とにかくFour Year Strongの音源が片っ端からおいてあった。そこで気の抜けたような展開のHeroes Get Remembered, Legends Never DieやBeatdown In The Key of HappyのDemoバージョンを知ったり、来日時にやっていた知らない曲はYour Songっていう名曲やったってことを知ったり、アルバム名のRise Or Die Tryingっていうフレーズは、"Go Long Dad"っていう曲から来てるって知ったり。とにかく調べるのが楽しかったなぁ。
あと、その当時音源のDigの中心はFacebookでもbandcampでもなく、MySpaceという時代。各バンドは自身のMySpaceページを用意してて、バンド名の下ぐらいに自分たちのジャンルを書いてたんやけど、Four Year Strongが書いていたのはHappy Hardcoreというジャンル。なるほど、こういうポップパンクにハードコアの要素を入れたものをHappy Hardcoreと呼ぶのかと思ったものです。あとあと、詳しく調べてみると、Happy Hardcoreっていうのは、オランダ発祥のテクノのジャンルの一つ。MySpaceのページを作るとき、様々なジャンルから自分たちのジャンルを選べるようになっていたため、自分たちのイメージを形容するのにピッタリだと思ってこのワードを採用したみたいです。
ポップパンクにハードコアの要素、とくにブレイクダウンやビートダウンパートを取り入れたのがEasycoreっていうジャンルっていう解釈が一般的やと思うけど、自分の中ではFour Year Strongが曲名として謳っているフレーズ、「Beatdown In The Key of Happy」こそがEasycoreの定義だと感じてる。要するに、ハッピーに聞こえる音階でビートダウンする、これこそがEasycoreなんじゃないかなぁって。
キャッチーなメロディーの曲にポストハードコア的アプローチで落とすパートを入れてくるようなバンドがいたりするけど、それは自分が思うEasycoreとはちょっと違うのかなぁって感じることがあって、何が原因なんかなぁって振り返って考えたときに、やっぱりそこに「Beatdown In The Key of Happy」っていうキーワードがある。自分の中で、やっぱりEasycoreといえば、Four Year Strongです。
![]() | Rise Or Die Trying フォー・イヤー・ストロング Kick Rock MUSIC 2008-04-22 by G-Tools |
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