街中で流れるクリスマスソングと、刺すように冷たい夜の風で、もう年末なんだなぁという実感がだんだんと大きくなってきた今日この頃。ブログに書きたくなる記事も、自然と年末のまとめ的な記事になっています。
さて、昨日は日本の音楽ニュースサイトについての記事を書きましたが(記事はコチラ)、今日は今年一年で自分が触れる機会の多かった海外のニュースメディアについて紹介しようと思います。
・Brooklyn Vegan
今年一番多くのニュースを目にしたのが、このサイトやったんちゃうかなぁ。初めてアクセスしたときは、「なるほど、このバンドは自分たちがビーガンだからって、ブルックリンのビーガンサイトに新曲を公開してもらったんだな」なんて思いましたが、何のことはない、ブルックリン在住のビーガンの人による音楽サイトです。パンクロックやインディーロック、エモ、ハードコア、メタルと非常に幅広いジャンルの音楽ニュースを取り扱うのが特徴。掲載されるバンドとビーガンの関係については定かじゃないけど、とにかくセンスのいいバンドのチョイスが光ります。
・Stereogum
シンプルなデザインと、オレンジと深緑を基調とした配色が大好きなサイト。もちろん取り扱う音楽ニュースも素晴らしいものばかり。上記BVと同様、このサイトで新曲のプレミアを行うイケてるバンドが多かったイメージです。
・Noisey
Google検索を行うと、100%の確率で「もしかしてNoisy?」と聞き返される名前のサイト。日本版もあって知名度も高い総合ニュースサイトVICEの、音楽部門がこのNoiseyってわけです。VICEというサイトのカラーを知っている人は、その予想に反しないような、ハイセンスな音楽情報の提供が行われてます。
・Rock Sound
上記サイトとは異なり、イギリスに本拠地を置くサイト。サイトのテイストがどことなくAlternative Pressと似通っていますが、APはお金のにおいがプンプン臭うアーティストを中心に取り扱うのに対して、このRock Soundは少々マニアックでもイギリスのアーティストならプッシュするよ！的なスタンスが潔いサイト。このサイトさえチェックしておけば、イギリスのインディーシーンでこれから世界に羽ばたいていくバンドは確実につかめますね。
以上、上記4サイトが、今年本当によくニュースを拾ってきたサイト。ただ、直接アクセスして情報を取ってくるかと言われると、決してそうではない。以前にコチラの記事でも書いたように、Alternative Press, Property of Zack, Dying Scene, Punknews.orgの４つのサイトが自分の主な情報源。これらのサイトにリンクとして、今回紹介されたサイトが貼られていることが多かったという感じです。
特にProperty of Zackには、本当に今年もお世話になりっぱなしでした。単なるニュースだけでなくて、今年はコラム的な記事も増えて面白かったし。今年の初めに、POZについてのこんな記事をこのブログで書いたんやけど、見事にほとんど予想を的中させてるPOZはやっぱり流石としか言いようがない。
自分も日本のPOZを目指して日々精進です。
(関連記事: How to dig the music on the Internet? (その１) / Property of Zackの創始者が書いてた"The Next Big Things of 2014"が間違いなさすぎる件 / PSTEより一般的な情報が得られる日本の音楽ニュースサイト)
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