best 2016
 
 毎年、もったいぶったように年末の最後の方に発表していた「今年のベストディスク」ですが、今年はすんなり決まったので、もう記事にしちゃいました。

 ランキングなんて、特に後半は適当ですが、そこはメディアらしくエバって順位つけて見ました。レッツ、カウントダウン! 
 

10. Modern Baseball "Holy Ghost"
B01CIN9IRWHoly Ghost
Modern Baseball
Bi Sc 2016-05-12

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ボーカルのブレンダンが、自殺未遂を起こしてからリリースされた作品。お気楽でハッピーな1stの頃の世界観はどこへやら、シリアスな心情描写が胸を締め付ける作品になっています。歌詞を書いたのは、A面がジェイク、B面がブレンダンっていう、完全な分割スタイルも面白いです。

ちなみに、この順位なのは、リリース前にあまりにもハードルを上げすぎていたから。でも、そもそも、毒っ気がなく、すっと入ってくるのが、このバンドの一番の魅力なんよね。




9. Moose Blood "Blush"
B01EM59I7EBLUSH
MOOSE BLOOD
HOPEL 2016-05-07

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Hopelessと契約して、最初に公開された新曲がポップパンク寄りで、好きな音楽性じゃなくなってしまうのでは、と思ってしまったけど、まぁ、普通によかったです。

そんなガツンと気持ちを高揚させられるわけじゃなくて、聞いててただただ楽やなぁって思う感じは、生活する上での「水」に形容できるんじゃないかな。作業する時によく聞いてました。






8. Tiny Moving Parts "Celebrate"
B01DY2Z4IICelebrate
Tiny Moving Parts
Triple Crown 2016-05-19

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EmoよりもPunkが好きな自分は、Emoに括られるバンドでも、こうやってパンクロックを感じるバンドが好きなんよね。

悪く言えば、前作から特に変化のない作品。でも、相変わらずギターピロピロしてくれててありがとう、ってのがあるよね。1曲目の出だしのシンガロングで、いつでも元気になれる音源です。





7. Praise "Leave It All Behind"
B01G2Q7HIILeave It All Behind
Praise
React!

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ただでさえハードコアというジャンルを音源で聞かない自分に、「もう今年はこれ以外のハードコアの音源チェックしなくていいや」と思わせてくれた作品。まぁ、もはやハードコアっていうククリじゃない音やけどね。

DC感やRevolution Summer感があるバンドっていう上辺の知識だけで止まっちゃってる人は、この音源を早く聞いて欲しいです。あっさりしてるようで、コクが溢れ出す、いい音源です。




6. Gates "Parallel Lives"
B01DN0KIW8Parallel Lives
Gates
Pure Noise 2016-06-03

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「化ける」とはよく言いますが、このバンドほど「化ける」という説明がぴったりくるバンドはいないんじゃないかと。何ですか、このドーム級の音は。Jimmy Eat Worldも真っ青です。

落ち着いた環境でフルで通して聴きたい音源なので、あまり聞く機会に恵まれなかったけど、サプライズをもたらしてくれた音源という意味では、今年1位ですね。





5. Descendents "Hypercaffium Spazzinate"
B01GQWSSZYHYPERCAFFIUM SPAZZINAT
DESCENDENTS
EPITA 2016-08-01

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確実にレジェンドと呼べる人たちが、今聞いてカッコいい音源をリリースするこのワクワク感、たまりません。おじいちゃんになってもカッコいいなんてズルすぎる。

Everything Sucksも、Cool To Be Youもサラっと超えて、Descendentsの一番好きなアルバムは、間違いなくこのアルバムです。





4. Touche Amore "Stage Four"
B01HFPDODMSTAGE FOUR
TOUCHE AMORE
EPITA 2016-09-29

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完全にハードコアをネクストレベルへと押し上げた問題作。後でパンク/ハードコア史を振り返る際に、確実に語られることになるやろなぁって思います。

芸術性がどうとか、ステージの大きさがどうとか、興味ねーんだよって人は、メジャーコードで突っ走る1曲目、2曲目を聞いて悶絶してください。





3. Brian Fallon "Painkillers"
B01AWPIP4APainkillers
Brian Fallon
Island 2016-03-14

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The Gaslight Anthemのフロントマンによる待望のソロ作品。自分の中でかなり高く設定されたハードルを、確実に超えてきてくれました。

バンドではやれなかったポップスと呼べる楽曲も多く、聞くだけで気持ちがルンルンするので大好きな作品です。いろんなメディアであまり評価されていないみたいやけど、そんな関係なく、完全にファンです。




2. Joyce Manor "Cody"
B01K68F5Q4CODY
JOYCE MANOR
EPITA 2016-10-20

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もし今年の前半にリリースされていたなら、1位を迷ったかもしれない作品。カリフォルニアシーンで異彩を放つパンクバンドっていうこれまでのイメージから一転、誰にでも好かれる極上のインディーポップ作品に仕上げてくれました。

気づけば思わず口ずさんでしまってる、そんなキラーチューンばかり。もはやアメリカのスピッツです。





1. Pinegrove "Cardinal"
B019MAA9EKCardinal
Pinegrove
Rykod 2016-02-11

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リリースされた瞬間、今年のベストディスクが自分の中で決まってしまった作品。聞くだけで、気持ち良さに包まれるとはこのことかと思える、圧倒的な温かみ。

年を重ねるごとに、癖がなくスッと体に馴染む音楽が好きになってるなぁと感じる中、まさにドンピシャなタイミングで出会えたってのも大きいなぁ。





 とまぁ、今年のベストディスクはこんな感じです。ランクインはさせなかったけど、ぜひとも紹介したい音源もいくつかあるので、それはまた別の記事にまとめたいなと。

 数年前の自分が見たら、「全然おもんないやん!」って思わず言っちゃうであろう無難なランキング。でも、時間がない中で、あれこれ触手を伸ばさず、同じ音源をじっくり聞くことが増えてきたからこその、間違いないラインナップになってるかなと。

 去年のベスト記事を読み返してみたら、

好みが変わってきた自分が、「この音楽いい!」と感じる判断基準のなかに、確実に「聴いていてしんどくない」というのが入ってきたなぁっていうのを自覚し始めたのが2015年。

ってことを書いてて、あぁ、それは今年変わってないなって思います。もちろん、拳を掲げてシンガロングしたくなるパンクロックも聞いてるけどね。


 もし、この記事に登場する音源の中で、まだチェックしていないものがあれば、ぜひ聞いてみてください!

B00COC61LOION Audio Max LP レコードプレーヤー USB端子 スピーカー内蔵
ION Audio 2014-08-01

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