2020年05月27日

[お役立ち?]ニコリの原稿を楽に仕上げる方法

またも突然でありますが、ニコリの作家の皆様に於かれましては、ニコリの原稿の仕上げ方と言うのは各々のパズルの作り方のように独自で展開されていると思うのですけど、私なりの原稿の仕上げ方を紹介したいと思います。

私は、現在ではPC上で問題を作ることが多いですが、完成したらその盤面をそのまま画像化してその画像をExcelに貼りつけて、原稿としています。恐らくこの形が編集部の方もチェックしやすいのではないか、と考えますね。

制作用ツールがPencilBoxなら保存も簡単で、「ファイル」→「画像を保存」を選び、保存したいフォルダに保存するだけなのですが、ここで皆さんにお伝えしたいことが、bmpファイル(ビットマップファイル)での保存です。
画像の保存形式にもいろいろあるのですが、ニコリ向けに印刷する目的でファイルを保存するなら、bmpでの保存を行うことをお勧めします。

画像ファイルには他にはgifやjpgと言うものがありますが、これらはWeb上での公開を目的とした保存方式で、容量を軽くすることを目的とした分、画像は劣化します。特にjpgでは目に見えての劣化があります。

bmpファイルは画像の容量は大きくなりますが、Web上に展開しないなら何の問題もありません。例えば"nurikabe20200527Q"などファイル名を決めたら、その後に拡張子を".bmp"と指定しましょう。ファイル名は例として nurikabe20200527Q.bmp となりますね。

PencilBoxに実装されてないパズルでも昨今はPuzzLinkでブラウザ上で作れたりしますが、こちらで作った際も、画像保存の拡張子は .bmp で行う方がいいでしょう。

ジョーク問題ではありますが(この問題を公表したかったのもありますがw)、ペンシルズの問題画像を出力したところです。

pencils200527Q





























pencils200527A





























私としてのノウハウを伝えるつもりが、bmpファイルの話がほとんどになりましたし、これくらいは作家の皆さんには常識なのかも知れません。
でもお役立ちになれたら嬉しいですし、やはりこの辺の問題の出力のことも共有できれば、と思います。

number45 at 01:46|この記事のURL

2020年05月21日

クロスワードのヒントと文学性

突然しれっと更新してしまいます。
昨今は主にプレーンなクロスワードの仕事が多いのですけど、ヒントを考案することにおいてクロスワードのヒントの文章と文学性は関係するか、と言うことを考えていますね。

私もそれなりに小説などを読んだりするのですが、私の好きな作家の傾向として、文体のリズムがいい、と言うことを言われる作家が多い、と言うことを鑑みると、私自身が文体のリズムを重視しているのではないか、と考えまして。
例えばクロスワードのヒントでも、辞書を丸写ししたような文章は悪手、と言われますが、それは堅いと言う印象だけでなく、リズムと言う点でも載りづらいところはある、と言うのはあると思います。

もちろん、クロスワードのヒントも簡潔な方がよくて、短い文章の中でリズム云々は難しい、と言うのはありますが、追求したいところはありますね。

あと、簡潔な文章と言うと、以前に小説の表現技法の本を読んでいて、有名な川端康成の「雪国」の文章が取り上げられていて

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」

これだけの文字数、情報量で情景が伝わる、と説明がありまして、この簡潔さはクロスワードのヒントの考案の参考になるのではないか、と感じた次第です。

もちろん、文学的なことを意識してヒントが難解、独善的な表現になるのは本末転倒ですし気を付けないといけないですが、ここを追及すると魅力的なクロスワードになるのではないか、と言うのは昨今思いますね。

書いていて思いましたが、詩と言うのもひとつの参考になるのかも知れない。谷川俊太郎はよく読んでましたが、今後そういう方向も考えていきたいですね。

number45 at 07:34|この記事のURL

2019年12月16日

ぼくは大人になった

またも推理パズルの話、しかも春に載ったものについて自画自賛気味に書きますが、そんなものを読みたい方はどうぞお読みください。

今年の春のニコリ166号で、女性8人組のロックバンドについての推理パズルを掲載いただいた訳ですが、見返すと個人的に自分が人間として成長したなあ、と思う点がありまして。
すなわち、推理パズルの題材としてその題材となったものを啓蒙したい、と言う思いよりも、全体の雰囲気の良さを重視して、力を抜いて作れた、そんな点です。

前も書いたのですがホーンセクションもあるロックは「スカ」と呼ばれるジャンルですし、実際このバンドのモデルになったバンドも存在していて、自分が若いときだったらそのバンドのことを宣伝したい、と言う意味で作っていたでしょうけど、そこを力まずに、全体の雰囲気を楽しめるように作れた、その点で大人になれたと思います。若い頃だったら「スカ」と言うことを必ず伝えていたでしょうけど、そりゃ解く人においてはスカとは何ぞや、と言う人も多いわけですし、そこを省いたのは自分も変わった、と思ったわけで。

その他でも、気がるに推理パズル3のカレーの店の話でも、明確なモデルとなる店が神戸に存在するわけですが、神戸のカレーの店について啓蒙したい、と言う思いよりも、神戸のカレーの店の魅力でもあるのですがカレーと言ってもバリエーションに富んでいる、その辺の魅力を先に伝える問題として描けたのは個人的成長だと思います。

こんなことを書くのは、20歳ぐらいの頃は正直悪い意味でイキッてましたし、それで他のパズル作家さんに迷惑もかけて嫌な思いもさせてしまった、そんなことを反省する意味もあります。
若い作家さんに伝えたいのは、年を取っていいこともある、と言うのはありますね(苦笑)でも本当に。

あ、決して何かを啓蒙したいと言う思いで推理パズルを作るのが悪い、なんて言いません。ただその行程で、どこかで変に力むようなところがあるとそれは多分解き手にも伝わるし、ちょっと力を抜くぐらいがいいかも知れません、と言うだけです。
例えば17年前に自分がJR九州の車輌のデザインに感動して、明らかにJR九州の車輌をモデルとした問題を作っていますが、それについては恥ずかしいと思っていないわけで、やっぱりその辺の力みはなかったと思います。力みについて、うまく言えないのが何ですが。

あと、仮に自分が20年後も推理パズルを作っているなら、それはどんな作風になっているのか、と言うのは思いましたね。作っていたいものですが。

number45 at 15:48|この記事のURL

2019年12月10日

ニコリ169号に2問掲載

気づいたら推理パズル掲載の話しかしてないブログになってますが(どうしても、語りたい要素が多く、他はツイートで語れるところがあるのですが)、他のパズルのことも書きたいと思ったので、ニコリ169号に掲載された話をします。


・カックロの第1問

これは嬉しかった。実は、ほぼ毎号で、このカックロの第1問のこのサイズの問題を制作して送っているのでした。そしてほぼ毎号ボツになっておりました。

でも、カックロの第1問に載るの本当に難しいんですよ。倍率もあるかも知れませんが、第1問として掲載される要素と言うのがあって、言葉ですぐ説明できるものではないですが、今回はその辺を満たしたのではないか、と言うのは思います。

実は他社で定期的にカックロを作ってまして、なるべく計算はさせたくない、と言うかさせない、と言う方向を考えているところもあります。例えば9マスの45の列があって、1349が既に入っていて、違う列から2678が入ったからあとは5だ、みたいなこともやったりしていてまして。「計算しない快感」と言う、数独的なカックロを作りたいと言う気持ちもあるのですが、ただこの第1問では、それはまだ早いかな、と思っております。
この考えで、過去に1から5までしか使わないカックロを作ったりしてましたが、やっぱりちょっとしっくり来なかったんですよね。(他の作家さんで載せた方はいらしていますが)

数独的なカックロの追及が正しいか、と言う思いもありまして、その辺上手く調整できないかと思いながらカックロ作ってます。
ちょっとこの第1問の話から逸れたところもありますが、本当この第1問に掲載されたのはひとつの達成であり、嬉しかったのはあります。

・推理クロスの第1問

正直、これは載るだろう、と言う思いはありました。こう書くと傲慢かも知れないですが、他の自分が制作したパズルよりは載る可能性は高いかな、と。
あまりネタバレできないですが、イージー問題にして推理クロスの楽しさを配備できていると思います。解いていただけたら嬉しいです。

number45 at 02:03|この記事のURL

2019年12月02日

きっちり推理パズル・「今日もいつもの食堂へ」編のヒント

先日刊行されたきっちり推理パズルの第50問、「今日もいつもの食堂へ」編の問題につきまして、これはちょっとかなり難しいのではないかと思いまして、どうしてもわからない方向けにヒントを公開します。もちろん必要のない方には見せられないので画像リンク方式で。

本の帯には「ひらめき不要!」とあるのですけど、これはひとつのひらめきが必要かも知れない、と言うのを思いまして公開する次第です。もちろん、昨今流行っている脱出ゲーム系統の謎とは違うひらめきではあるのですが。
以下、画像にしておりますのでどうしても必要な場合はご覧ください。





number45 at 18:27|この記事のURL
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