2004年12月07日

実録 026-METAL 日記後の四日間

10月7日〜10日の出来事に関しては、「実録 026-METAL 日記後の四日間」として、
026-METAL事件のページでアップ致します。

2004年10月06日

音楽の大いなる喜びと、別件の大きな苛立ち

制作スタッフの山口、松本、音楽のまこと、かくた、てつ、名古屋からの助っ人中村も来滋。

今日は、リハーサル予定日。しかし残りの設置作業、音響のセッティングで目一杯。
が、ある箇所の音楽が明確になる。詳細は明かせないが、相当に気に入る。凄い。これで構成もまた大きく改変。

公募スタッフも皆も頑張ってくれている。特記すると、藤原さんは、大阪からほぼ毎日現場に朝から来てくれている。彼女は既に特定の設置に関して、完全にリーダーとして手腕を奮ってくれている。素晴らしい。感謝。

ある箇所の動きについて、じろから入念な指導を貰う。分析、分析。体重移動。

様々な事象が重なり、苛ついて上着を地面に叩き付ける。

リハーサルなど全く出来ない状態でも、強制的に消灯。暗闇の中、マグライトでの僅かに試し。皆、着替えすらままならずに寄宿。公共ホール。責任。所在。言質。判断。

宿に帰って、食事。一気に増えた人数で合宿感は増す。皆での食事後、明日の作業のミーティング。
演出部分を本格的にやらねば、全く間に合わない。口調も強くなる。ふざけるなという大問題もある。
明日は朝7時から、村瀬、清水、中村、じろなどが照明や配線の作業を行う事に。

2004年10月05日

f0e6523f.JPG朝から雨、でも当然作業は強行。
時間をようやく探してからだを動かす。一気に楽になる。

看板

dd981e43.JPG昨日完成した看板。石川デザイン製。

スカンクと装置内を順を追って音展開を考えながら歩む。構成も進む。

早朝、東京に戻った羊屋から連絡。スピーチをしに行った結婚披露宴は、花嫁が前日の飲み過ぎ?で胃痙攣を起こし、担架で運ばれた模様。
きっと忘れられない貴重な事件となったでしょう。おめでとう新郎新婦。そして出会した方々。我々は足りなくなった鉄パイプの追加が丁度搬入された所。

東京から送られてきた朝日新聞の誌面を皆で見る。関西でもLマガジンや毎日新聞に記事が掲載されている。コピーを展示室に配置。

金属打楽器ワークショップ

7c96691a.JPG金属打楽器ワークショップも進行。精度は相当に上がっている。それに伴い構成も刺激を受け変化していく。

羊屋も戻ってくる。本原を中心としたある場面の実験を経て、大きな変更、追加する事にする。自分以外の出演者に関しての思考をする事がどんどん面白くなってきている。パフォーマーとしてのテイストは異なるタイプ羊屋という人間と関係出来る事が非常に大きい。

夜間作業

dd5add51.JPG22時の消灯は早すぎる。片付けをし、場所を移してミーティング。明日の作業の段取り。問題点の確認。

2004年10月04日

照明

a965c9e9.JPG今日から、さきらの舞台関係のスタッフさん達も本格的に加わっての作業を開始。いよいよ本番の週。
照明機材を下ろし、吊り込み開始。まだまだ簡易的なものとは言え、舞台照明が加わると圧倒的に装置の要素が変わり、公演自体の構想も非常に考え易くなる。羊屋、本原とある場面のミーティング。この部分一気に進展。羊屋の「ゴーゴー夕張」企画も変化し独特のものになっていく。

とはいえ、様々な設営は大幅に遅れている。夜からの雨模様でもあり、特に照明の進行は厳しい。

奈良から再び

d7bff74b.JPG宿に戻り、再び奈良からお越し頂いた高峰さんのヘアーチェック。羊屋も手を掛けて貰う。皆も相当に色々相談に乗って頂く。感謝の限り。

またも誕生日

82baf135.JPG名古屋から自身の劇団「翔航群」の公演を昨日終え、再々来滋した舞台監督村瀬の誕生日を祝う。
しかし、明日の作業の課題克服へのミーティングの話が連続。設置やテクニカルそのものでは無いがかなり根本的な問題もあり。

2004年10月03日

池の中

9b7ab3b5.JPG手をつけていなかった池の中への、鉄パイプ枠の設置作業。皆、膝位まではある深さの池に入る。

f16e59b1.JPG30キロはある鉄パイプの枠を、ロープで引っ張って支える。

ミーティングは続く

a2c17e8d.JPG宿に帰ってからは、公募スタッフの土谷さんとスカンクが叩いた金属打楽器での音楽をレコーディングした試作をPCで聞きながらミーティング。

2004年10月02日

青い集団

54086148.JPG今日も仕掛け。朝から雨。赤い集団は断腸の思いで青くなる。
少しずつではあるが、クリアを重ねていく。

貴重な和やかさ

be8b2f0c.JPG「016-WALL sp」の写真展示のジーナが、岡山名物・山田村(サンダーソン)おにぎりを持参し、再来滋。公募スタッフの山川さんは手製の蜂蜜レモンを差し入れてくれる。非常に和やかで幸せな昼食。

夜間作業

7a895a1f.JPG投光機を照らして夜間も設置作業。もう時間が無い。公募スタッフの、辻田さん、田中さんも最後まで参加。

2004年10月01日

滞在型

b27d3042.JPG今日も仕掛け部分の設営が中心。皆で担当を分けて、一つずつ課題を潰していく。
正直、相当に遅れている。予定では具体的に私の動きを絡め、音や照明も想定しながらの練習が出来ていた筈であったが、最低限の設置とテストだけで精一杯。
会場が広いのと、装置の要素が多い事、人手が不足しているのが、一番の要因なのは無論。だが、じっくりと作品創りが出来ると思われる長期滞在型だが逆の面もある。
まあ経済的な問題が遠因ではあるのだが、一ヶ月近い滞在となると、公募スタッフを含め皆のスケジュールを合わせるのも非常に難しい。寧ろ一週間位で一気に作品に向かい合う方が、集合し易いし、勢いも持続する。
連日の重労働と長時間労働で、正直思考や動作が皆やや重くなっている事は残念ながら否めない。しかし、これだけの事を毎日続けるスタッフを非常に誇りに思う。

苦情

cf4d92c4.JPG音楽のワークショップも今日は外で。早速の苦情で、場所をちょっと離れた場所に移動。

夜、さきらの技術スタッフ、プロデューサーの方々の食事会。これもずっと希望してきた事で、ようやくの実現。
私としても自分が望む公演を行いたいというのは無論だが、その「私」とは他者との関係を含めた私だ。
今回の企画を誘って頂いたプロデューサーの山本さんの今の狙いとリンクしたり、さきらのスタッフとの関係の中での作品創りこそ望んでいる。

2004年09月30日

様々な仕掛け

199f1cd2.JPG台風メアリーは昨晩の内に無事去る。装置に影響は無し。
しかし、台風は去ったというのに風はより強くなっている。金属達は風に揺られて軋み、音を出し続けている。補強を更に考え、実行。

様々な仕掛け部分の設営。
設営作業終了後も、仕掛けに関するミーティングは毎日のように続く。

宿に念願のADSL開通。ちょっと東京とは異なる設定方法で手間取るが、無事接続成功。

2004年09月29日

メアリー

7ac6e0ee.JPG台風21号メアリーが接近中。朝から雨。濡れながら、補強作業対策に追われる。宿にもテレビが無い状況なので、台風関連の情報はiモードが中心。
小雨とはなったものの、台風が接近中なのは間違い無いので、今日は室内での作業にする。
石川は看板作り、私と本原は仕掛けに使う部材の組み立て、じろは鉄板の穴開けと展示室内は町工場のような状態。

金属打楽器隊ワークショップ

e5c15e69.JPG金属打楽器隊のワークショップも今日から開始。
屋内の練習室に鉄パイプや鉄板を仮設。長いネジを加工してスティックも自作。スカンクの指定したリズムで叩いてみる。

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