2009年10月25日

慣れないこと

いつかは慣れるのだろうか。
訃報に接するたび、胸を締め付けられる。

走馬灯。

初対面のとき、人懐こい人だと思った。
仲良くなり、灰汁の強い人だと感じた。
時に辟易し、苦笑しつつも、不思議に憎めなかった。
今、しなやかな優しさを思い出す。

雨のディズニーシー。
酔っ払ったマラソン。
民族衣装の撮影会。
寒さの中のお花見。
イチゴ味の唇。

彼にとって楽しい時間だったのだろうか。
彼にとって特別な時間だったのだろうか。
彼にとって幸せな時間だったのだろうか。

彼にいっときでも幸せを感じさせてあげられたのだろうか。

これからも楽しい時間を共に過ごせるはずだったのだが、
それもかなわない。

今はただ、彼とかかわれたことに感謝しよう。
  
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2009年01月03日

年頭所感

ここのところ身辺が騒がしい。
数年ほど静かな生活を送っていただけに、このあわただしさには懐かしさを覚える。

今年、2009年は、仕事の契約形態が変わり、個人事業主の比重がさらに高まる。
また、長らく住んでいた埼玉県から都内に移り住む。
さらに、常連として通っている雀荘が姉妹店と統合し、システムや従業員がリニューアルする。
もうひとつ、開店当初から折にふれ訪れていたメイド喫茶が閉店する。
他にも私にとって大きな出来事があり、とにもかくにもあちらこちらで動きがある年初めだ。

騒がしいのは停滞しているよりはるかに良いことだ。
さらに良いことに、多くのことが私の言動次第で良くも悪くもなるということだ。
「良くなる」可能性が存在することはとても幸運だ。
どう行動しても悪くなり、そのどれかを選ばされることほど屈辱的なものはない。

すべてにおいて最善の結果となるよう行動していく所存だ。

昨年は多くの方の好意と信頼を受けたように感じる。
礼をのべるとともに、そのすべてには十分にお返しできていないことをお詫びする。

私の大切な人たちにとって、2009年もこれまで以上に幸多き年となりますよう。

  
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2008年06月17日

上海散歩

昨年に続いて上海に来ている。
商用なのでほとんど観光できないのが残念だ。
そこで、接待を辞退して繁華街からホテルまで歩いて帰ることにした。
タクシーで10分、距離にして5kmといったところか。

こうして異国の地をひとりで歩くのは何年ぶりのことだろう。
インドネシアで、バリ島からジョグジャカルタ、ジャカルタ、スラバヤを経由してバリ島に戻ったことを思い出す。
香港や台北、テヘランでの風景も脳裏に浮かぶ。
ソウルでは発熱の中、飲み物を求めて歩いたこともあったな。

適当な路地を見つけては、きまぐれに入ってみる。
私の外見が幸いしてか、暗がりや小道でも比較的安全に通行できる。
上海租界を髣髴とさせる新天地の賑わいと比して、裏路地の生活感あふれる猥雑な雰囲気。
ロレックスやポルシェのショールームが立ち並ぶ通りで、天秤棒をかついで桃を売る家族。
高級日本料理店の横には、手持ち無沙汰の女性が視線をめぐらす理髪店。

これだけの人数がひしめきあっているのだ。
皆、生活に必死なのが伝わってくる。

道に迷いつつも、ホテルにたどり着く。
2時間の散策。

今度来るときは、商用ではなく。
今度歩くときは、ひとりではなく。
  
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2008年05月12日

近況

ここのところ生活が充実している。
喜ばしいことだ。

ブログの更新頻度と生活の充実度は反比例しているので、古い友人からはあまり心配されてはいなかったはずだ。
しかし、生活環境が変わり、そろそろ近況を述べるべきかと考えていた。
そんな折、最近親しくなった人から更新をするようにお願いされたので、それに応えよう。

当初考えていたよりも、個人事業主として十分な収入と余暇時間を得ている。
将来的に不安がないわけではないが、現状には満足している。
幸運にも、取引先・友人に恵まれたおかげだろう。

複数の取引先との間でバランスをとるのが難しいが、だんだんコツをつかめてきた。
そろそろ不義理をしていた友人とのプロジェクトにも時間を割くことができるだろう。

茶道や道の駅めぐりも再開したいところ。
やりたいことが多いのは悪くない。

もう数年この生活を続け、人生の選択肢を広げようと考えている。
離婚から三年近くが経過し、ようやく人生設計を考えられるようになってきた。
厭世観にとらわれていた時期から脱却するのに、かなりの時間を要してしまった。

私の大切な人たちに、感謝を。

娘の小学校入学式に出席できなかったのが残念だが、こちらはもう数年ほど時間が必要だろう。
健康に育ち、再びあいまみえることを楽しみにしている。
  
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2008年01月16日

昨日までと今日から

昨日 2008年 1月 15日をもって、勤務先を退職した。
本日よりフリーの SE としての新たな生活が始まる。
人生における比較的大きな転機なのだが、個人的にはあまり高揚した気分はしない。
今まで勤務していた会社には帰属意識が薄く、会社以外から受託した仕事もしていたため、感覚的には同一だからだ。
保険や年金などの手続きを進めるとともに実感は湧くのであろう。

さて、こういう節目の日に、たまたま気の会う仲間と鍋を囲む機会を得た。
私は参加者担当の幹事役をしていたので、参加者全員が楽しめるようなメンバーを選択したつもりである。
参加者の組み合わせや日程、場所に気を配り、相当の準備をし、かなり楽しみにしていた。
だが、結果的に参加者のほとんどにとって失うものばかりが多かったように感じる。

非常に残念だ。

連絡もなく飛び入り参加する者がいるかと思えば、
断りもなく友人を呼び寄せる者もいる。
感情を昂ぶらせてしまう者もいた。

メンバーが気心しれた人たちだからこそ気が緩んでしまった面はあるだろうが、
それまで隠れていたところが露呈したということか。
今後、各方面で軋轢が生じることだろう。

近しい友人の立場が羨ましく、その振る舞いを真似たいという欲求は理解できる。
だが、その振る舞いをすることで何を得 何を失うか、想像力豊かに見極めることが必要だ。
その点、軽率な振る舞いをした者がいたことは、返す返すも残念である。

幹事の一人として、このような結果を招いてしまったことは反省しなくてはいけない。
同じメンバーで集まることは二度とないだろうが、同様の企画のときはさらに慎重に行動することとしよう。

本日より個人事業主としての生活が始まる。
昨日までのことは断ち切り、心機一転としたいものだ。  
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2007年11月15日

飼い主バトン

毒舌友人がバトンを指名してきた。
黴くさいブログだが、掃除もかねて更新してみよう。

Q. お名前は?
A. nun。ほとんどの人からは、さんづけで呼ばれている。
  職場の上司や社長からも、なぜか さんづけで呼ばれている。
  思い返してみると、アルバイト先でもさんづけであった。
  考えてみると不思議なことだ。

Q. 性別は?
A. 男。

Q あなたの性格はどんな感じ?
A. 万事に対して楽観的。転じて危機感に乏しい。
  楽しそうなこと、奥が深そうなものには、飽きるまでのめりこむ。
  熱しやすく、冷めにくい。

Q. さて、では動物では何ですか?(良く言われるのは?)
A. あまり言われたことはないが、強いて言えば、狐。

Q. 飼育する上での注意点を3つ教えてください。
1. 好きなことをしているときに邪魔をされると、あとで仕返しする。
2. 関係性においてバランスを重視するので、一方的に要求され続けるとしっぺ返しをくらわせる。
3. 怒らせないほうがいい。

Q. ネットでこんな行動をとったら注意!対処法は? (設問改変)
A. 本人および関係者にしか分からない表現で非難する。
  対処法はそれぞれで違うので案件と本人次第。

Q. あなたは朝型?夜型?
A. まごう事なき夜型。

Q. あなたの特技は?
A. 器用貧乏。

Q. あなたはツンデレ?
A. ふむ。デレである私は想像できないが、それはそれで面白そうだ。

Q. 褒めて欲しい事はありましたか?
A. そういうときは自分で自分を褒めて満足してしまう。
  自分にとって褒められるほどのことではないのに褒められると戸惑う。

Q. あなたのダメなところは?
A. ダメなところが多すぎるところ。

Q. 天敵は?
A. ごちそうとお酒。

Q. 最近のお気に入りのものは?(ぬいぐるみなど)
A. 愛の妖精ぷりんてぃん。

Q. 好物は?
A. 寿司。

Q.構ってほしい!そんな時の行動は?
【家での場合】
腹が減ったと騒ぐ。

【外での場合】
酒が飲みたいと騒ぐ。

【相手が近くにいる場合】
食事に誘う。

Q.機嫌が悪い。そんな時の行動は?
【家での場合】
紅茶を淹れる。

【外での場合】
パフェを食べる。

【相手が近くにいる場合】
よほどでない限り普通に接する。
不機嫌の原因が相手にある場合、直接問いただす。

Q. 弱ってます。そんな時の行動は?
A. 引き篭もる。

Q. どういう環境で飼育すべきですか?
A. 広く、書籍類が充実していて、キッチンと空調がととのっていればよい。

Q.さて、貴方の飼い主候補が出ました。6人を選んでください(バトンを回す人です)
A. 指名しません。やりたい方はどうぞ。

  
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2007年06月15日

合肥にて

上海を経由して、合肥に滞在している。
三国志が好きなひとなら知っているであろう土地だ。

上海はあまりにも都市化していて海外に来たという気がしなかった。
だがここは別だ。
昔ながらの風情と近代化の波が同居している。
大きな変化のただなかで、人々がとまどいつつも受け入れようとしているのが感じられる。

さて、ここには商用で来ているのだが、お土産のメイドクッキーが大好評であった。
上海で喜ばれるのはわかっていたのだが、合肥のような土地にまで日本文化が進入しているとは、正直思っていなかった。
お礼にと、「雲の向こう、約束の場所」の主題歌を嬉しそうに聞かせてくれた。
国家統制もなんのその、「Death Note」の動画も出回っているようだ。

これは想像以上にジャパニーズクールは浸透しているようだ。
いささか認識を改めねばなるまい。
  
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2007年06月13日

上海へ

パスポートを確認すると、前回の出国は 2001年だ。
これは、ああ、先婦とグアムに行った時だ。
当時と比べると、わずか 6年で隔世の感がある。


前回上海に行ったのは 1996年、ちょうど 10年前になる。
前年に1米ドルが 79円代にまで円高になり、当時でも 100円前後で、海外漫遊には適していた時期だった。
浦東地区の開発が始まったばかりで、友人たちが開発の方向性について激論を交わしていたのを思い出す。

10年も経ったのだから、どのように変化しているのか、とても楽しみだ。
前回は虹橋空港を利用したので、浦東空港は今回が初めてとなる。
上海トランスラピッドも楽しみの一つだ。

まあしかし、今回は日程的にあまり時間がとれないのが残念だ。
往復の途上で台湾や香港、沖縄に立ち寄ることも考えたが、今回は断念した。
またの機会を作ることにしよう。

上海には、残念ながらメイド喫茶は存在しない。
「アキバ系クラブ」はあるようだが、これは対象外である。
しかしながら、アニメで日本語を覚えたという中国人がスポットを案内してくれるそうなので、
上海の日本文化事情を知ることはできるだろう。
この人、涼宮ハルヒや、らき☆すたを踊れるらしい。
この時点で負けた気がする。
きっと、お土産のメイドクッキーを喜んでくれることだろう。

帰国は17日の予定だ。
つつがなく帰国できることを祈りつつ、今から成田へ向かう。  
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2007年05月24日

温泉の効用

先日、中越・下越方面に旅をした。
二日間という短期間ながら、道の駅と温泉を巡る、充実した旅程であった。

道の駅20070524第一の目的である 北陸地方の道の駅制覇は、佐渡島の 1ヶ所を残すのみとなった。
夏までには佐渡に渡りたいものだ。
現時点での道の駅制覇状況は図の通り。
出典:全国道の駅塗りつぶし同好会

中部地方はほぼ制覇したが、他地域がまだまだだ。
次の目標を東北にするか関西にするか、悩みどころである。

また、ようやく道の駅笹川流れを訪問することができた。
この駅は、道の駅記念切符を収集している者にとっては、巡礼地のひとつに数えられている。
噂にたがわず非常に好意的で、近隣の道の駅情報や、今後の発売スケジュール情報なども入手できた。
佐渡を訪れる際に、また寄ることにしよう。

第二の目的は温泉めぐりである。
二日間で合計 5湯をはしごした。
道の駅めぐりと並行しているので、数としては少なめだ。
だが、ここのところゆったりと湯船につかることが少なかったので、ずいぶんとリフレッシュできた。

温泉につかってゆっくりすることは至福である。
日本で生を受けたことに感謝することは数あれど、そのうちの大いなるひとつだ。
日常の悩みも、温泉で とつおいつ もの思いにふけっていると、何やらどうでもよくなり、思考の方向性が前向きになる。
足りなかったこと、必要なこと、大切なことが見えてくる。

そろそろ 新しいことを始めようかな。

よき旅であった。  
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2007年05月11日

秘密バトン

更新に間が空いたが、バトンでも。一年ぶりである。
しかも、設問を明かさない、シークレットバトンというタイプだ。
ま、たまにはよかろう。
毒舌友人から受け取ったのだが、記述するのにずいぶん時間がかかってしまった。
他にもバトンが溜まっているのだが、忘れたころに書くので気長に構えていただければ幸いだ。

例によって固有名詞は出さない。
中には本人にもわからないものがあるかもしれないが、そこは勘弁願いたい。  続きを読む
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