245: おさかなくわえた名無しさん 2012/09/16(日) 20:44:12.11 ID:u1hw+MHL
何年か前のすごい猛暑だった夏の日の出来事。 

所用があり、車で出掛けて帰宅する途中、タイヤがバーストしてしまったんだが 
1キロも走れば自宅に着くという変な安心感から、無知な私はそのまま車をのろのろと 
自宅に向かって走らせていた。 
あまり人通りの多くない細い路地に入ったら、白いシャツに紺のスラックスをはいた 
営業マンっぽい30代後半くらいの男性が私の車を見た途端、慌てた様子で「車を止めて!」 
というジェスチャーをしたので、言われた通り停車した。 

男性 「ちょっとあなた、タイヤがパンクしてるよ!」 
私 「はい、判ってます。家がもう近くなので、このまま帰っちゃおうかと思って…^^; 」 
男性 「いやいや、このまま走ったらホイールまで潰れてダメになっちゃうから、責めて 
     スペアタイヤに替えないと危ないよ。」 
私 「えっ、そうなんですか。でも、タイヤ交換の仕方知らないし、めんどくさいから 
   このまま走っちゃいます。」 
男性 「だから、ダメだって。危ないって!じゃあ、おじさんがタイヤ替えてあげるから。」 

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その時は確か午後2時くらいで、滅茶苦茶あっつい日だったのにも関わらず、炎天下の中 
何度も断った私に、遠慮しないでとその男性は全身汗だくになりながらスペアタイヤに 
交換してくれた。 
終わった時には、もう本当に水をかぶったように汗びっしょりになっていたので、 
申し訳なくて申し訳なくて、何度もお礼を言った。名前と連絡先を教えてくれと言っても 
なかなか教えてくれなかったんだけど、しぶとく粘ったらようやく名刺を渡してくれた。 
後でお礼を…と言ったら、 

「いや、いいんだ。僕もどこかで人のお世話になることがあると思うから。 
困った時はお互い様って言うでしょ?あなたの今のその気持ちを、今度はいつかどこかで 
困っている人に伝えて助けてあげて。そういう連鎖っていいでしょ^^ 」 

って、照れ臭そうに笑って去って行った。 
その後、貰った名刺に書かれていた会社の住所(本人宛)にビール券を送った。 
見も知らない人に、こんなに親切にしてもらったことは初めてだったので、本当に嬉しかったな。

246: おさかなくわえた名無しさん 2012/09/16(日) 22:03:47.10 ID:Lqr7EHjL
>>245 
いい人だ!! 
あなたもいつかその人にもらったものを他の人に返せるといいね

引用元: いい人・やさしい人のお話 19