こんぬん。おひさしぶりです。
3.5は終わりましたか?
なんていうかおおおおって圧倒されて終わったというか
すべからくなんかあつかったですね。

ブログ書いてない間アレキいったり蛮神いったりFLいったりとエオルゼア三昧でした。
あ、ファンフェスも行きましたけど疲れました。

さて今回は鉄仮面こと、イルベルトのお話。
ネタばれるから気を付けて!

ffxiv_20170126_231327




ほぼほぼ烏合の衆であったアラミゴ解放軍にとって、
現状を打開しそうな鉄仮面という先導者は渡りに船であったのだろう。

リトルアラミゴで日々を暮す者、

ffxiv_20170126_233700

グリダニアに逃げ、森の精霊たちに受け入れられるもの、受け入れられない者、

ffxiv_20170126_233115

ウルダハで難民として困窮している者

ffxiv_20170126_233604

といろいろいるが、誰もがおそらくアラミゴが奪還できたら帰りたいと思っているはずだ。



帰れない時に急に恋しくなって帰りたくなる。
故郷というものはそういうものだと思う。




生活としてはリトルアラミゴが一番安定しているが、
解放軍がいるということもあって解放への気持ちは強い。
グリダニアではよそ者扱いかそもそも受け入れてもらえず、
ウルダハは鍋の水が底をうつしているような食べ物ばかりを食べていて、
この先どれもにっちもさっちもいかない。

それなのに帝国軍は強く数も圧倒的で、そもそも奪還の目途も立たない状態。
半ば心の底であきらめを抱いていただろう。


ウィルレッドを代表する若者はそれでも熱くいたけれど、青さゆえに過ちを犯す始末。
大人はグンドバルドのように若者を見守りつつ、受入先をなんとか用意するという
アラミゴに帰らない新たな道を模索している。

まったくもって奪還には手が届かない。
そもそも人もいなければ物量も足りなすぎる。
祖国奪還なんて夢のまた夢だった。


そこにきて現れた鉄仮面。
彼はぐいぐいと魅力的な言葉で人を引っ張り、そして計画を実行に移していく。
一条の光が差し込んだと思ったに違いない。

ffxiv_20170126_234156

ただ、アラミゴ解放を願う人にとって不幸だったのは、
鉄仮面ことイルベルトが奪還者でなくて復讐者であったことだ。
やられたことをやり返すのが復讐。
彼の主目的は、帝国や自分やアラミゴに害なすものに一泡吹かせることが目的であり、
アラミゴ奪還はその結果ついてくるだけのものであり目的ではない。



言葉には奪還を口にするが、彼の行動は復讐の影がちらつく。



イルベルトの大事なものはすでに彼の元からはなくなっており、
同朋の命など塵芥も同然。
おそらく彼の眼には無能なものの集まりとして映っただろう。
実際敗北に慣れてしまい、濁った眼を持つものばかりと口に上らせる。

使い捨てるに躊躇はなかったはずだ。

最初クリスタルグレイブとして出てきたときには、アラミゴを奪還したいのに
若い同胞を殺すだなんてなんて奴だって思ったのだけれど
たんに復讐をしたいだけの人と思えばしっくりと来てしまった。

ffxiv_20170126_231906

復讐に狂い、
怒りに狂い、
恨みに狂った、彼の目には何も映らなかったに違いない。

あげく、同胞の絶望と己の命を代償に、蛮神おろしを企む。
バハムートより強きものをと望んだのだから、そんなものを呼べたとして
人が御せるわけもなく、世界がどうなろうと、イルベルトには関係がなかったに違いない。



いや、むしろ……

家族のいない故郷も、

他国の上層に上り詰めたのに何もしてくれなかった同胞がいる世界も、

家族を守れなかった自分自身も、

何もかも壊したかったに違いない。





狂った彼には未来は見えなかった。


ffxiv_20170126_232046

FF14の世界では、現状を打開するには人ならざる者の力、
つまりは蛮神を利用するのがセオリーになっている。
イルベルトがもし世界に絶望などしなかったなら、
光側の人の力をはるかに超える光の戦士と手を取り合って
現状を打開する道を模索しただろうにと思うと非常に残念であったと思う。



ただまあ。
復讐者としてはニーズヘッグよりも非道であった彼の死にざまは
ひじょうに好みでこの上なくたまらなかった。

ffxiv_20170126_232133