岩土五行の四柱推命こと子平鑑定

小山内彰著「四柱推命学入門」に基本を依拠しております。岩土五行(いわつちごぎょう)はペンネームです。このブログでは主に著名人(wikiで検索可能程度)の解命(占い)を行います。「鑑定依頼」は有料ですが,メールにてお受けします。解命依頼,コメントの付け方等「ご案内カテゴリ」の記事をお読みください。2010/10/1開設

エルトン ジョン

215526-0-20190326162718_b5c99d45633aae1947年3月25日1時7分 男  73歳
大運交替/約6歳0カ月20日

丁  亥(壬)    大運  癸卯
癸  卯(乙)     6    壬寅
癸  卯(甲)     16   辛丑
癸  丑(癸)     26   庚子
                 36   己亥
                 46   戊戌
                 56   丁酉
                 66   丙申
                 76   乙未
                 86   甲午

astro databankより生時情報,信用度DDですが,違和感ありません。(以下wikiより)英国のシンガーソングライター,総売り上げは2億5000万から3億枚以上で,史上最も売れたアーティスト5位。グラミー賞5回受賞(34回ノミネート)。

日干癸水強,比劫一体化により月支,年干も事象をとり,日支甲木食傷が特徴的な,月支乙木食傷旺,年干丁火財の外向き一辺倒の八字で,年干丁火は年支壬水との比劫争財です。これらから分かることは,早口,回転が早くて飲み込みが早い,せっかちに見えますが,比劫が強いので全て計算ずくです。年干丁火が比劫争財なのは,視野狭窄ですが,本質を射抜くとも言え,食傷が強く,日干水強ですから,こだわらず,流れ,流せます。日干癸水強は女性的です。

こういう八字で良好な命運と言えるには「大運」良好(命好不如運好)ですが,見れば16歳から82歳まで,印と官殺が途切れることがありません。ポールマッカートニーと同じ,日干五行も同じです。

100453213ポール マッカートニー
(2020/10/24付+2010/12/8付各記事参照,なお時柱は「丁火未」よりも,時差修正後「丙火午」が正しいと思われますが,諸説あります。)
1942年6月18日12時0分 男 78歳
大運交替/約6歳3カ月0日

壬  午(丁)    大運  丙午
丙  午(丁)     6    丁未
壬  寅(甲)     16   戊申
丙  午(丁)     26   己酉
                 36   庚戌
                 46   辛亥
                 56   壬子
                 66   癸丑
                 76   甲寅

エルトンの全盛は,70年代(大運:庚子)+90年代(大運:戊戌)で,ポールの全盛は, 60年代(大運:戊土申)+80年代です(大運:庚戌)です。エルトンの66歳から現在に至る大運:丙火申庚は,月日地支木食傷が剋され,年齢もありますし,活動的とは言えません。一方ポールは,76歳から甲寅甲木で,食傷過多,昨年流年は庚子でしたが,「mcCartneyⅢ」というアルバムをつい最近発表しました(Ⅰは1970年,Ⅱは1980年)。

特にファンでもありませんが,声良し,歌良し,MCもカッコイイです。私が初めて(80年代前半)聞いたのが,以下(ジョンレノンとの)エルトンジョンでした。


三島由紀夫パート2

50889_01main-768x5761925年1月14日21時0分 男 
大運交替/約7歳0カ月19日

甲  子(癸己    大運  丁丑
丁  丑(癸己     7    戊寅
戊  戌(戊)     17   己卯
癸  亥(壬)     27   庚辰
                 37   辛巳  1970/11/25 自決45歳
 
前回三島について書いたのが,丁度10年前の2010/11/16でした。
生時について,「仮面の告白」(1949/4/27)に以下のくだりがあります。
「大正十四年の一月十四日の朝,陣痛が母を襲った。夜九時に六五〇匁(2437g)の小さい赤ん坊が生まれた。」(8頁)

なぜこのくだりについて言及されてこなかったのか,今さら不思議です。三島の自決は,戦争の時代に生まれ,育ち,また多感な時期を送ったこと,常に死が傍にあったこと,死と性が結び付いたことなど,多くのことに気が付かされました。

picture_pc_c5bd63ea76a0ede9ab8325ceb5237abf「私は残り少なの或る頁を左へひらいた。するとその一角から,私のために,そこで私を待ちかまえていたとしか思われない一つの画像が現われた。それはゼノアのパラッツォ・ロッソに所蔵されているグイド・レーニの「聖セバスチャン」であった。・・・その絵を見た刹那,私の全存在は,或る異教的な歓喜に押しゆるがされた。私の血液は奔騰し,私の器官は憤怒の色をたたえた。この巨大な・張り裂けるばかりになった私の一部は,今までになく激しく私の行使を待って,私の無知をなじり,憤ろしく息づいていた。」(38~40頁)

印プラス財は育ちの良さを表し,そもそも三島作品は当初短編ばかりでした。1950年25歳の流年が庚金寅で,天干食傷が来ます。八字に食傷が無くても了解可能です。逆転せずに,年支癸水から,年干甲木~月干丁火~日干戊土の流れを見る方が良好に見えます。逆転しなくても日干(やや)強くらいで見れます。27歳からの大運天干に金食傷が来て完全通関。木官殺が無い(大運支卯甲木19歳まで)のは,役人で生涯終わらせずにおれて,よかったと見えます。

間もなく丁度50年が経ちます。

旺の逆転について考える(その2)

以下の記事をご参照下さい。
2016/12/31  日干の耐性~引力と斥力,
2017/3/19    旺の逆転について考える(その1),

paulmcポール・マッカートニーです(2010/12/8記事参照)。
1942年6月18日14時頃 男  78歳
大運交替/約6歳2カ月20日

壬  午(丁癸    大運  丙午
丙  午(丁癸     6    丁未
壬  寅(甲)     16   戊申
丁  未(己)     26   己酉
                 36   庚戌
                 46   辛亥
                 56   壬子
                 66   癸丑
                 76   甲寅

逆転ルールで逆転し,比劫旺になりますが,だからと言って日干を弱めるのが良い八字とは言えません。つまり旺を逆転させようが,させまいが,日干(無依)弱です。しかし旺が逆転することで,日干は「囚令」から「旺令」に変わり,五行(要素)の力関係が一変します。しかしだからと言って,日干がそんなに強くなったようにも見えないです。例えば,日支甲木食傷は,(月支)丁火旺のときは「休令」になりますが,癸水比劫旺のときは「相令」になり,日干壬水を弱める度合いは強くなります。

今後も旺の逆転については,検討を加えながら解命に臨みたいと思います。

fm2フレディー・マーキュリーです(2019/1/5記事参照)。
1946年9月5日6時30分 男 1991/11/24亡45歳
大運交替/約1歳1カ月2日

丙  戌(戊)    大運  丙申
丙  申(庚)     1    丁酉
壬  午(丁)     11   戊戌
癸  卯(乙)     21   己亥
                 31   庚子
                 41   辛丑

生時はコメントで情報を寄せていただきました。逆転はありませんが,「南半球論」(年月支を逆転させ,大運もそれに応じて変更する)は採用していません。これだと,21歳からの己土亥壬水の大運において,(八字と大運による)比劫一体化によって八字中地支はいずれも日干に影響を及ぼすと見ますので,ウチソトのバランス良好で,ボヘミアンラプソディー(1975年)が出来たことも理解できます。

南半球論は,北半球と比べて季節が逆になることを理由にした小山内先生の考え方ですが,前記記事のコメント(5番)にも書きましたが,腑に落ちないことが多くあります。そもそも子平の大本の理由が太陽と地球の関係にあると考えれば,北と南で別に扱うというのは妙な話です。

PMとFM,日干壬水弱,八字は財+食傷の外向き一辺倒,大運に若い頃から官殺と印が長く巡るという「命好不如運好」(命式八字が良いよりも(八字が悪くても)大運が良い方がよろしい)が共通項と言えます。二人とも歌唱力抜群です。

官殺・食傷は正比例,印・財は反比例

P1000014作用と反作用のことです。以下の関連記事をご参照下さい。
2014/2/21    子平の到達点~通変の作用・反作用と力学。
2014/9/10    財は利己的,官殺は利他的ですが・・。
2014/12/17  通変作用の本質。

以下まとめます。
通変には本来的な作用と,これに対する反作用があります。一言で説明すると。
財の作用は,「関心(を広げる)」,反作用は「誘引」,
官殺の作用は,「義務(を果たす)」,反作用は「自己主張」,
食傷の作用は,「言動」,反作用は「影響(を受ける)」,
印の作用は,「執着(拘泥)」,反作用は「欲求(願望)」です。

以下この記事の言いたいところです。
財が強くなれば,関心が広がる一方,誘因する力は弱まります。
財が弱くなれば,関心が狭まる一方,誘因する力は強まります。
つまり,財に関して,作用と反作用は反比例の関係にあります。財が「弱く」なって,「誘因力が強まる」ということは,利己的,自己中心的な言動が激しくなります。比劫争財とはそういうことです。

同じことが印についても言えます(これが一番の発見です)。つまり,
「印が強く」なれば,執着が強まる一方,「欲求は弱まります」。
「印が弱く」なれば,執着が弱まる一方,「欲求は強まります」。
これはどういうことかと言うと,例えば,ある特定のコーヒーカップに特別な思い入れがある人が,そのものだけに執着している限り,コーヒーカップ一般に対する欲求があるとは言えないですが,そのカップから,別のいろんなカップにも関心を抱くようになる,あるいはカップ以外の陶磁器にも関心が広がると,欲しいものが増えていく,つまり欲求が強まる(広がる)ということになります。

官殺と食傷に関しては,作用・反作用は単純に正比例します。つまり,
官殺が強くなれば,義務感が強まり,自己主張も強まる,
食傷が強くなれば,言動が強まり,影響も強まります。これらは,何も違和感ありませんね。

通変の作用(再考まとめ)

P1000013木火土金水の順番にめぐる五行について,日干の次が「食傷」,その次が「財」,その次が「官殺」,その次が「印」と言います。これらカッコ書きを「通変」と言い,通変とは五行(=要素)の「作用」を言います。なお,ここで陰陽は区別しません。陰干(の官殺)は陽干(の比劫)を剋すことができません。
日干は食傷を「生」じ,日干は財を「剋」し,日干は官殺から「制」され,日干は印から「化」します,これを「生剋制化」と言いますが,生じると化すは,同じ作用を立場を逆にしただけで,剋すと制するも,同じ作用を立場を逆にして説明しただけです。
これらの作用は,五行の例えから考えると分かりやすいです。すなわち,木は火を生じ,火は土を生じ,土は金を生じ,金は水を生じ,水は木を生じます。逆に言えば,水は木と化し,木は火と化し,火は土を化し,土は金と化し,金は水と化します。木は土を剋し,土は水を剋し,水は火を剋し,火は金を剋し,金は木を剋します。逆に言えば,木は金に制され,火は水に制され,土は木に制され,金は火に制され,水は土に制されます。
以上が基礎知識です。

子平は人のありよう(とうつろい)を知る方法ですが,通変の意味を問い直すと次のようになります。
食傷(行い)は,やる(やらない)こと,
財(関心)は,(相手が自分に)してもらいたい(してほしくない)こと,
官殺(義務)は,(自分が相手に)やらなければならない(やっていはいけない)こと,
印(執着)は,(自分が)やりたい(やりたくない)こと,
です。
財(関心)の説明が難しいですが,言い換えると,自分が相手にしてあげたいこと,というふうにも言えます。つまり,(自分が)してもらいたいことを(相手に)してもらう,イコール,相手が自分にしてもらいたいと思っていることをやってあげる,ということです。この財の作用は,一見利他的に見えることでも,実は利己的であると言えます(2014/9/10付”財は利己的,官殺は利他的”記事参照)。

通変の作用には,力(パワー)が必要で,比劫(日干と同じ五行)がその源泉となります。
食傷と財は,日干に対して,外向きに力がかかり,
官殺と印は,日干に対して,内向きに力がかかります,
食傷と印は,力加減が同じですが,財はそれより力加減が強く,官殺はさらに大きな力が日干にかかります。なお,(陰陽が同じという前提で)財が日干に負荷する力は,比劫(一つ)で補える,というのが小山内式の考え方です。そして,外向きと内向きの力は,日干において,相殺される,というのが私の考え方です。但し,ここで言う「相殺」は物理学的に捉えてはいますが,同じとは言いません。

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