ターシャの布しごと＆花だより

布と花が大好きな私ターシャが、ハンドメイドと季節の花たち日々の暮らしを写真と共につづります。 「たあ舎」の屋号で、時々に手作り品の販売をしています。

2007年03月

4a46feeb.JPG　銀行で両替のため一緒に待っていた女性。カリフォルニアから来たそうだ。上海の印象を聞くと、busy！と。小さな町から来たからね、というが、同感。私の感想は、さらにnoisy！。私も地方都市から来たから人が多いのは苦手。だけどお茶を飲んだマックまでがんがん音楽なんてかけるだろうか。
　
　外国なのだからカルチャーショックは多々ある。衛生観念や車優先の交通ルール、スーパーやデパートへの不満・・　大体中国は大好きな人と嫌いな人に分かれるかも知れない。私は・・？
　でも外国ならではの体験、習った言葉が通じたり、歴史への興味や文化の違い、面白いもの、おいしい食べ物など、やっぱり魅力的だ。

　連れ「語学留学したい」とまで言い「また来ようね」。　私「しばらくはいいわ」

　写真は、外灘から見えた怪しい物体です。レストランのお兄さんに聞くと「たこ」とのことで、相方、行商のおばさんから値切って買いました。下の建物はロシア総領事館です。

b11f6394.JPG　�／楊姥�園の海棠(写真）。あちこちにあるから上海人の好きな花らしい。おばあちゃんと来ていた女の子、外国女性にどこから来たの？と英語で話しかけている。女性が、ワシントンＤＣと言っているが女の子はポカン。
　私も聞いてみる。６才だという。かわいいね、と言うとサンキューといってくれた。
　
　��電車の中。盲目の男の子（７歳位）が近寄って何か言っている。背後に母親。明らかに私たちを日本人と見ての行動。怒りがわく。子どもに乞食をさせる母親に対し、またかの国に対し。
　
　��准海路。旧租界地かいわい。日本で言えば銀座のようなところかな（よく知らないが）。相方、女性がとてもおしゃれだという。南京路とは大違いだという。中でも前を歩いていた黒のスーツで長いウエーブヘアのやや小柄な女性、すてきだった。相方、顔も良かった、と（ついていって確かめたらしい）。
　私の見たところ、男性のほとんどは、（若者の一部を除いて）ダサさそのもの。若い女性の２割ぐらいはすてきにしている。上海とはいえファッションはまだまだ。
　
　�ぞ絣ぅ織錙爾砲董�６０〜７０代くらいの団体さん。同じ帽子をかぶって一列になってワイワイ、まるで小学生の遠足。
　トイレで、その団体のおばさんたち、われ先に開けようとする。私「こうやって並んでよ」とジェスチャーするが通じるわけもなし。日本語で「田舎もの！うるさい！」と叫んでしまう。そのくらい、言わせてよ。プンプン。

fe32f834.JPG　最初の中国は、10年前北京、西安などの観光地めぐりでした。2度目は6年前東北地方（旧満州）これは夜行列車での地方都市と田舎（ロシア国境）で、良くも悪くも印象深すぎて、当分中国はＮＯと思わせた旅でした（特にトイレ悲惨物語は語りつくせない）。
　
　今回３度目の中国は　上海大好き人間の友人と上海へ。格安チケットなので行動は中2日のみ。１日目、雑技場へチケットを買いに行き、その劇場が改修中で臨時の別の劇場を教えられた時にいやな感じはあった。その後、名所の豫園（写真）で、名物小ロンポウをたらふく食べて庭園や市場でゆっくりしすぎている間に（予報に反して）雨になってしまった。夜は雑技場に行かなければならないけどでもまだ時間は大丈夫なはず。そろそろという頃、タクシーを拾おうとして、拾えない。ダメ、全然。雨は激しくなる、暗くなる、道を聞いても、わからない（彼いわく中国では5人に聞いてもちゃんと答える人は1人だけ、あてにならないという）。
　相方弱気になる、ホテルに帰ろうか。でもそのタクシーもない、地図を見て、地下鉄駅の見当はつけるが心もとない。

　彼のカンを頼りに雨の中、地下鉄駅に向かって歩いた。さんざん歩いた。悲壮な気分で歩いた。そして、とにかく地下鉄に乗った。全部見れなくてもいい、チケットを無駄にしたくない一心。そして、最寄とされる駅に着いたのが5分前。ここで劇場を尋ねた人はなんと日本語交じりで教えてくれた。間に合った。

　雑技は楽しかった。客は西洋人がほとんどで盛り上がった。足がおばあさんになってしまった1日だった。

df9cb039.JPG　ポンポンデージーの勢いがいい。冬の間、ビオラに押されていたが、びっしり咲き出した。たった一株なのにたくさん花をつけた。
　赤くてかわいくてなんとなく「古風」な花、というのも春になると実家の庭に咲いていた懐かしさからかもしれない。今より小ぶりな花だったけど。
　右上のネコヤナギもほころんで、プランターの中は春らんまんです。

63748ae5.JPG　アメリカ古着屋で買いました。
　�［个離屮薀Ε后�980円　綿100％
　きれいな色。でも第2ボタンがない。ボタン穴もない。不良品？いったいどうやって着るの・・・でも色がきれいだし着てみよっと、というわけで試着して納得しました。下にタンクトップを着るととってもすてきになるのでした。
　�▲�レンジ色のブラウス　500円　麻100％
　シンプルなデザイン、好きな色。麻なのでシワシワなのもいい味かも。
というわけで2点1480円、買ってしまいました。

　この店、ほとんど不用品回収か可燃ごみレベルの商品ばかりと思える。ぼろみたいなものもいっぱい。
　でも、たまにピカッといいものが。はっとする色やデザイン、質も悪くないものが見つかる。安い。
　で、ついついチェックしたくなるのです。　
　

8a1e4a14.JPG　初めてヨーヨーキルト作ってみました。これからとりかかる夏用のバッグにあしらおうと思ってます。急ぎませんから、バッグのデザイン（一応本を参考にしますが）いろいろ思い描いています。
　丸く縫うのは初めはやりにくかったですが、手が慣れてくると、上手じゃありませんがスムーズにいきました。（ネットをのぞいていると、きれいに縫う器具もあるそうです。）1個直径2.5cm位、かわいいです。

　あれっ、中に１枚後ろを向いてる（写真失敗！）。まあいいか。さあそれはどれでしょう。
　

ad0ee293.JPG　定番のレーズン入り食パン、ホームベーカリーを使ってますから超簡単です。ある晩イーストが足りなくて、コンビニ数軒回ったけどなくて、仕方なく少ないまま、しかも通常4時間を2時間コースにセット、さらに水分も幾分少なめで焼いてしまったのです。
　そしたら中はもちもち、外はカリカリ、初めておいしさに目覚めました。それまでホームベーカリーの食パンはおいしいと思わなかったので、粉だけこねさせて、ロールパンばかり焼いていましたから。今はほとんど毎日1〜2個焼いてます。
　
　以前、ある和菓子屋のご主人が「うちは2キロ四方のお客にたべてもらうんだ」（スーパーの添加物入りの日持ちのするものとは違う）と言われた言葉を思い出します。本物はおいしいのです。
　
　おいしいんですけどたまに、菓子パンや調理パン、ハンバーガーは買います。

bc724139.JPG　スコーンの作り方はネットでもいろいろ紹介されています。粉、卵、バター、ベーキングパウダーの配合はほとんど同じで、あとは、
　�．悒襯掘七�
　　　　砂糖なしで牛乳とかヨーグルト入り
　��濃厚系
　　　　砂糖やサワークリームも入る
と、私は勝手に分けています。イギリス人はさらにジャムやクリームをつけるというからすごい！　
　私はＮＨＫの朝の番組でやっていたサワークリーム入りがとてもおいしかった。でも健康を考えたらヘルシー系もｇｏｏｄ。そのとき冷蔵庫にあるもので適当に作りますが、それでも大丈夫。たくさん作って冷凍もします。
　スコーンは縦にむくむく膨らむのが面白いし、横にパカッと割れるのもいいし、ソフトさとサクサク感もいい。
　写真はアフタヌーンティーを気取ってみました。

29fe245f.JPG　吉谷桂子さんの本に、＜こんなかわいい花がヨーロッパでは芝生の雑草＞と書かれているのにひかれて、さっそく種まきをしました。
　たくさんの芽が出て、次の年からは庭じゅうに広がり、春の日を浴びて庭は白い花でぱあっと明るくなります。
　写真の花はまだ気の早い子、それだけにかわいい。和名では「ひなぎく」ですものね。
　
　「芝生の雑草」ということが気にかかって、本当かなと思っていたら（ヨーロッパに行ったことはありませんが）、ニュージーランドに行った時、本当に芝生の中に咲いていて納得というか感動しました。
　　

dfbb04e9.JPG　プリムラ、絵皿から抜け出したようでしょう？たくさん咲いてきたので絵皿に似せてみました。（皿のプリムラは「オーリキュラ」という品種で、日本の気候に合わないのであまり見かけないそうですが）
　
　今、私ターシャは帯状疱疹にかかっています。それも顔面。まるでお岩さんです。子どものころの水痘のウイルスが神経に残っていて体力の落ちたときに発症します。不調続きの私に、体は正直です。外出も控えて引きこもっているのでせめて布や花に癒されたいものです。

　

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