2011年01月19日

2010年6月H邸の近況

2010年6月に行ったH邸の近況、

土しっくい壁はすっかり乾いている。

CIMG0610


白く見えるのが石灰クリームを塗った壁、
石灰クリームはしっくいのうす塗りと同一である
CIMG0606








薄茶に見えるのが土しっくい壁、
ごく普通の山土を主体とした材料である
DSC_1021









ナチュラル指向、環境を考えたリノベイションは
アトリエへんにご相談ください
atelierhen.com


  

Posted by nurikabetai at 18:44Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月北と市 S邸作業

平家建てコンクリートブロック組積造、コンクリートブロックの外壁は荒々しく積まれたまま、
目地のモルタルは目地からはみだしている、
見た目には荒々しいが、土しっくいを塗る下地としては最適である。



作業前外観                       
suzu01

塗り終わるとこのように変身した
suzu02


















作業風景、
南側の壁に1回目の土しっくいを塗りつける作業


1回目の塗り厚さは約7ミリ、
この上から塗り重ねて最終的には
15ミリの厚さとなる。

15ミリの土の層は外断熱としての効果も持つ。
suzu03
suzu04
















塗り壁隊活動記録        076
OCTOBER 16. 17 2010
北杜市 大泉町 
鈴木邸
参加者数 17
内外部  土しっくい塗り
1016
八ヶ岳南麓、里山と森が接する辺りに点在する家々、そんな集落の中にあるS邸、そこからは南アルプスの峰峰、甲斐駒ヶ岳や北岳が真正面に眺望される。
今回の作業は塗り壁隊隊員で清里の牧草地の中に数年前に家を建て、横浜から移り住んでいるSIさん夫妻の紹介である。
SIさん夫妻と私達は作業に先立つ5月の初夏にサーベイに訪れた。これから土を塗る家の壁を実際にみながら、依頼者の話を聞き、こちらの活動コンセプトを説明しするなかで、双方の確認がとれれば作業をする、話はとんとん拍子に進んで作業することに決まる。
建物は日本では珍しい平家建てコンクリートブロック組積造である。コンクリートブロックの外壁は荒々しく積まれたまま、目地のモルタルは目地からはみだしている、見た目には荒々しいが、土しっくいを塗る下地としては最適の状態である。自力で造られてから10年以上を経過しているそうだ。
約50㎡の面積を土しっくいで塗る作業、1日では無理で泊まりかけ2日間の作業となる為、作業予定日は秋の深まる手前、気温が一気に下がりはじめる10月下旬となった。
本作業の2週前に外壁の地面に接する部分、巾木を土モルタルで塗っておく、この作業はSIさん夫妻と私達計5人で行った。土と砂にセメント混ぜて水で練り土モルタルをつくる、高さ約50cmの巾木を塗る。面積にすると10㎡だが中高年5人となるとそれなりに重労働となる。
この巾木はウォータープルーフとして必要なものだ、地面から上がってくる水気をこの巾木の部分でストップさせ、上部の土しっくい壁まで上がらせない役割をする。この部分は建物のなかで一番低い場所なので常に雨や地中の湿気の攻撃を受ける、土しっくい壁では数年ともたない、土モルタルのような強度が必要なのである。
作業に参加したのは17人、いつもの作業に比べると少人数である、だが2日間の作業なのであわてないで段取りをつけながら作業を進めることができる。
先立って巾木部分を塗っておいたのも作業をスムーズにしてくれる、泊まりは近くの民宿、やはり近くにある温泉に入って体をほぐし、明日の作業に備える。
2日目、南側正面の壁を仕上げると、まるで建物が違ったように見える。この建物は土しっくいを塗って仕上げてもらうのを10数年間ジッと待っていたように思えてくる。
妻側の三角形の部分には土入りの石灰クリームを塗る、作業は昼食を挟んで4時頃に終わった。八ヶ岳南麓は10月の中旬ともなるとめっきりと冷え込んでくる、この建物もこれから厳しい冬を向える。
  
Posted by nurikabetai at 18:34Comments(0)TrackBack(0)