2019年12月06日

なりふり構わず

images12/04 高円宮杯プレミア第15節 vs ヴィッセル神戸
悪天候による延期分は延々と待たせたあげくまさかの平日、そして極寒のいぶきでのナイトゲーム。
今日のミッションはただ一つ、全員で勝点3をつかみ取って自力でのプレミア残留の足がかりとすること!
気持ちで負けるな!最後まで走り切れ!
いつものように底冷えのするいぶきだが非公開練習用の幕に囲まれているため風が無いのが唯一の救い、セレッソはこの大事な試合に四日前と同じスタメンで臨む。

試合はゆっくりとした立ち上がりを見せた神戸に対しセレッソは昨年までのU-18を彷彿とさせるような連動した激しいフォアチェックで一気に流れを引き寄せる。
機先を制したセレッソは11分に右よりでFKを獲得、凪生の蹴った浮き球に隆矢がファーで頭で合わせあっさりと先制。
勢いに乗るセレッソは前節とは異なり理永と凪生の両ボランチは前線には上がらず中央をしっかり締めるとともに凪生が時おり最後尾に下がり高い位置取りを見せる太陽と空矢の両SBに展開、CBも積極的に前線の真祈の足元に縦のボールを着けそこに有志がサポートする形を徹底、ボールを失った時はこの2トップに連動して昂星と仁の両ワイドが激しいプレッシングで神戸を自陣に釘付けにする。
相手の反撃もオフサイド気味に縦一本に抜け出された場面のシュート1本のみと攻守に圧倒するがスコアは動かず1点リードを保ったまま前半を終了。

敗れると数字上プリンス降格の可能性が出て来る神戸はFWを交替、セレッソも足を痛めた隆矢に替えて魁斗、FWに真祈→翔太というカードを切ると反撃に出た神戸の勢いを削ぐかのように仁のボールに抜け出した空矢が右サイドを突破、速いグラウンダーを折り返すと中央で翔太がスルー、ファーでダイレクトで合わせたのはこの日抜群のキレを見せていた昂星!
その後は互いに中盤での激しいボディコンタクトが続くもシュートには持ち込めない中で60分、自陣で一瞬のエアポケットのようになった瞬間に神戸の選手が放ったミドルシュートが鋭い変化からネットを揺らし1点差とされてしまう。
それでも前への意識がブレなかったセレッソは直後の62分、右サイドの高い位置でプレッシングから仁がインターセプトするとそのままタッチライン際からペナエリアへカットイン、神戸DFがマイナスの折り返しをケアするのを尻目に思い切り右足を振り抜きGKのニア上を破る魂のファインゴールで3-1と再び神戸を突き放す。

セレッソは有志に替えて海鈴を投入したのを手始めに運動量の落ち始めた選手を入れ替えてプレスの強度を維持しようとするが足が攣る選手も出始め接触プレーで一触即発になるなど試合は荒れ気味となり神戸に押し込まれる時間帯も。
それでも最後まで集中力を切らさなかったセレッソがそのまま試合をクローズ、勝点3を積み上げ再びアビスパを抜き勝点差2の8位に浮上、最終節に勝利すれば自力でプレミア残留を決められる位置に着けた。

今年チームとして取り組んできたじっくりと組み立てるというスタイルをかなぐり捨ててこれまでのU-18にDNAレベルで染みついているフォアチェックに舵を切ったスタッフの覚悟を選手たちはしっかり受け止め最高の内容と結果で応えて見せた。

そして試合後のジャンプ、俺が「今日はやめとこう、まだ何もつかんでないんやから」と言ったことに選手たちは力強くうなずいてくれた。
次の愛媛戦はこれまでお世話になったご父兄や友だちも多く見に来てくれるはず。
そういう大切な人たちの前でこれまでU-18で積み上げてきたもの、成長した姿をすべて出し切って勝利し今日の分も合わせて最高の歓喜のジャンプを見せてくれ!
(なお画像は本文とは関係ありません)
Posted by nuruporus at 15:30│Comments(0)U-18