一年の計は元旦にあり。

年が明けると「今年は、どんなことをしようかな?」なんて計画を立てる方は多いかと思います。

『nutahachi』も色々と計画するワケです。

ブログに関しては「アフィリエイトをやってみたい」とか「デザインをCooolな感じしたい」とか「他の映画ブログとは違うことをやってみたい」とか…。

大半が計画倒れになるのですケド(笑)。

息子の立てた計画が、思いもよらない方向に進んでいく…。『パラサイト 半地下の家族』です。

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監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン 他
公式HPは、こちら。


あらすじ
過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる、元ハンマー投げ選手の母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョンは、しがない内職で日々を繋ぐ『半地下住宅』で暮らす貧しい4人家族だ。ある日、ギウは友人の勧めで、IT企業のCEOであるパク氏の長女の家庭教師を請け負うことになった…。

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感想(ネタバレしてる…どうだろう?)

第72回カンヌ国際映画祭で『最高賞』のパルムドールを獲得し、第54回全米批評家協会賞で作品賞と脚本賞の2冠に輝き、第77回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞を受賞した作品になります。名だたる映画祭の賞をガチで『総ナメ』している作品になります。

『nutahachi』は、観た作品のパンフレットは必ず買うのですが、その中で「ネタバレ禁止」を強く訴えていたので、いつもにも増して、ネタバレしないようにしようと思います。

確かにこの作品は、ネタはバレていないほうが楽しめますね。間違いなく。

ハナシの3分の1くらいまでは、おそらく展開が読める人も多いかと思いますが、そこから先は…。

長男の立てた『計画』に乗っかって、どんどん寄生していくのですけど、まさか「あんなこと」なっているとは、思いもよりませんでした。

話のテンポと内容と『仕掛け』は、抜群に良かったと思います。

演じているのは、ソン・ガンホ。韓国を代表する名優ですけど、『nutahachi』は長男役のチェ・ウシクのほうが、まさに「印象的」でした。


あとがき

ネタバレを可能な限りしない変わりに、いまの韓国の実状を理解しておくと、この作品がより楽しめると思うので、少し説明してみようかと思います。

韓国は以前、通貨危機のために(ひらたく言うと破産しそうになった。)、IMFに資金援助を受けた過去があります。

そのときに援助を受けるための条件をのんだため、援助を受けることができて、国としては持ち直したのですが結果、超勝ち組の『財閥』と超負け組が生まれて、大きな格差が生まれてしまいました。

非正規雇用率は、3割とも4割とも言われていて、働いていたとしても所得が低く、お金のない人たちは、もともと北朝鮮との戦争を想定して作られた防空壕『半地下』を賃貸住宅として出ているところに、暮らしているそうです。

ちなみに社会的な成功を諦めた人たちを『泥スプーン組』というそうです。(「計画を立てない」と言ったキム・ギテウは、正に『泥スプーン組』ですね。)

キム一家全員が無職で、半地下に暮らしているのは、「韓国あるある」なハナシのようです。

今日のところは、ここまで。




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