2021年07月10日

谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳 その1からの続きです。

8:12 オキの耳
谷川岳の頂上は風が多少あるものの雨が落ち着いてきたので、予定通り土樽まで出ることにしました。


オキの耳からすぐのところにある奥の院です。ここは風を凌げる場所なので、山頂よりも多くの人が休憩していました。


奥の院からはグッと人が減り、孤独な稜線歩きが続きます。
新潟寄りはなだらか、群馬寄りはガクッと切れ落ちているのが、霧の中からでも分かります。


強風に耐えるアズマシャクナゲ。

8:46 ノゾキ
一ノ倉沢を望むノゾキです。霧で何も見えませんが、断崖絶壁が広がっています。


稜線上にも鎖場があります。


雨に濡れるコバケイソウとゴゼンタチバナ。


霧の先の一ノ倉岳。鞍部からの登り返しは130mほどですが、両手両足を使うほどの急登です。何気にこの日一番きつかったかもしれません。

9:10 一ノ倉岳
かまぼこ型の避難小屋がある一ノ倉岳です。


避難小屋の内部です。雨風を防ぐことはできますが、とてつもなく暑いです。誰かのサバイバルシートが捨てられていました。


一ノ倉岳からは中芝新道が分岐していますが、すでに廃道となっていました。今年発行の山と高原地図にも実線で書かれていた道ですが、通行できないので要注意です。


これまでの一ノ倉沢沿いの荒々しい稜線とは一転、一ノ倉岳から茂倉岳まではなだらかな道です。
道の端には残雪もありましたが、チェーンスパイクも歯が立たないほどカチカチでした。道の上になくて良かった〜。


この辺りは雪解けが遅いようです。


霧の先に茂倉岳が見えてきました。


この辺りは黄色い花が目立ちました。ミヤマダイコンソウとウサギギクかな?

9:31 茂倉岳
茂倉岳に到着です。スペースがあるので、晴れていればここで休憩するのも良さそうです。


武能岳方面への馬蹄型縦走は、ここで右折します。私が右に行く日は来るのでしょうか。


私は直進します。ここからは新潟県に入ります。

9:45 茂倉岳避難小屋
15分ほど歩いて、茂倉岳避難小屋に到着です。


ここは綺麗な小屋で、この日のような悪天候時には特におすすめ。いざというときに宿泊するのも良さそうです。
ツアーの人たちで混雑していましたが、少しスペースを空けてもらい、ここで昼食休憩とすることにしました。


この日は一日中霧の中だったのですが、ここでようやく周囲の山々が顔を出してきました。やっぱり山に来たら、景色が見えないとね!
左手には谷川主脈の山々。こちらも歩く日は来るのかな?


正面右下には、この日のゴールである土樽が見えてきました。細い谷に関越道と上越線が通っています。新幹線は越後湯沢の直前までトンネルの中です。


右手には新潟の山々。

先程のツアーの方々に遅れて、10:03に出発です。


徐々に高度を下げ、木が増えてきました。

11:07 矢場ノ頭
この日の最後のピーク、矢場ノ頭です。


関越道も少し近くなりました。


矢場ノ頭から土樽駅までは約2時間。乗りたい電車は13時57分なので余裕ですが、その前に復路の「谷川岳山開き」の回送が13時10分に土樽を通過するので、できればこれを撮りたいところです。
というわけで、名残惜しく谷川方面を振り返るのもほどほどに、下山を開始します。


これはアズマシャクナゲかな?花の色が薄い気もしますが。


さっさと下山したいところですが、微妙に登山道が荒れています。


木の根っこが登山道を侵食しているので、なかなかペースが上がりません。


ブナ林に入り歩きやすそうになりますが、粘土質な上ぬかるんでいる急坂があり、大幅にペースダウン。

13:02 茂倉岳登山口
というわけで、土樽駅に着いているはずの時間にまだ登山口にいました。


登山口の駐車場は広め。バスは先程のツアー客の迎えかな?


車道をトボトボ歩きます。
安全登山の広場には高波吾策像が。この方のおかげで、土樽周辺の山々を安全に歩くことができます。

13:32 土樽駅
予定よりも30分遅れて土樽駅に到着。残念ながら185系はすでに通過したあとでした。
土樽駅は列車で何度か通ったことがありますが、駅を利用するのは初めて。周りには何もなく、登山や釣りの人の利用がメインの、山間の小さな駅でした。

無事、土合から土樽まで歩き切ることができました。全身を使って登った西黒尾根、霧の中をひたすら歩いた稜線、ドロドロになって下山した茂倉新道。歩いている時は二度と来るか!と思っていましたが、翌日にはまた歩きたくなっているのが不思議です。次はぜひ天気のいい日に登って、雄大な谷川連峰の景色を楽しみたいです。

上越国境一駅歩き、完遂しました!!


距離:16.3km
時間:10:05:27
最低高度:592m
最高高度:1,972m
累計高度(+):1,850m
累計高度(-):1,910m

引退間際の2つの「谷川号」 その2に続きます。

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