15: 名前はいらない:03/06/05 20:45 ID:6ZJqobX4
八木重吉『秋の瞳』序。シンプルに涙腺に迫ってきます。

私は、友が無くては耐へられぬのです。
しかし、私には、ありません。
この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。
そして、私を、あなたの友にしてください。


16:
pino:03/06/05 21:57 ID:DnWMYqJW
>>15
寂しすぎます
はぁ。。。
セピア


4:潔白 ◆7095fjotwQ :03/06/04 05:02 ID:gW41t6BI
詩の一部分だけなんだけど
「TIME SLIP」 hyde

気付かないふりしてるけど 遊び方を忘れてしまったのさ



5:
むう:03/06/04 21:06 ID:Jhbu7tJU
やっぱり宮沢賢治の「永訣の朝」

あめじゆとてちてけんじゃ
この部分はまじ泣けます。



6:
風の住む町:03/06/04 23:58 ID:/66An7xU
>>5
うんうん、やっぱそれだよね



8:
pino:03/06/05 01:06 ID:/RZtg7ig
>>5
できればどーゆー意味なのか
自分的解釈で構わないから書いて欲しい。



9:
ぱん田:03/06/05 09:43 ID:CSOyIJUy
>>8
確か「雨混じりの雪を採ってきて、賢治」て意味だったと思います。
妹が死の間際に頼むんだよね。泣ける・・・



10:
pino:03/06/05 16:48 ID:DnWMYqJW
>>9
なんて切ないのでしょうか・・・
ありがとう



113:
名前はいらない:2005/07/27(水) 01:55:09 ID:xBkRIvad
>>9
かなり遅レスだが、「けんじや」は東北弁の「けろ」
つまり「~してちょうだい」みたいな感じの意味です。
中学のテストで同じ間違いをしたんで、なんだか懐かしいです。
あげあし取ってるわけじゃないんで悪しからずm(__)m



114:
名前はいらない:2005/07/29(金) 12:10:23 ID:3BjZBIjH
>>113
俺今まで勘違いしてた
ありがとう



12:
pino:03/06/05 17:05 ID:DnWMYqJW
泣けないけど面白いと思ったので。。
安部公房著 「壁・第一部 S・カルマ氏の犯罪」に出てくる詩です

これがおまえの部屋ないというのなら
私は色鉛筆を食べて死んでもいい
一ダース百二十円の色鉛筆
半分食べれば確実という証明書つきのやつを
いっぺんに全部食べて死んでもいい

これがお前の部屋でないというのなら
私は魚の骨を千本喉につきたてて死んでもいい
一匹百円の黒鯛を三匹
思う存分猫にしゃぶらせたかすを
いっぺんに全部飲込んで死んでもいい

しかしこれは確かにおまえの部屋なのだから
私は色鉛筆を食べなくてもいいのだ
黒鯛の骨も飲まなくていいのだ
私は合計四百二十円もうかった
しかしおまえだって別に損したわけではない

確かにこれはおまえの部屋なのに
私は決しておまえから四百二十円もらおうなどとおもわないのだ
不思議なことだと思うかもしれないが
よく考えてみればそうでもない
私は決して恩にきせたりはしないだろう



7: ぱん田:03/06/05 00:04 ID:CSOyIJUy
個人的に中原中也の「骨」は何か泣けます。



17: むう:03/06/05 23:26 ID:7M86bTqi
「骨」はたしかにいい。
野ざらしになっている自分の骨を見つめる詩だよね。



18:
ぱん田:03/06/05 23:50 ID:CSOyIJUy
>>17
そうそう★「ホラホラ、あれが僕の骨。」てやつです。
「生きてゐた時に、これが食堂の雑踏の中に、坐つてゐたこともある、
みつばのおしたしを食つたこともある、と思へばなんとも可笑しい。」
という一節が、面白くもあり寂しさを誘います・・・



29:
名前はいらない:03/11/16 23:01 ID:xuhTOrV9
「夕焼け」吉野弘
・・・・・
可哀想に/娘はうつむいて/そして今度は席を立たなかった。/
次の駅も/次の駅も/
下唇をギュッと噛んで/身体をこわばらせて―。/
僕は電車を降りた。/
固くなってうつむいて/娘はどこまで行ったろう。/
やさしい心の持主は/いつでもどこでも/われにもあらず受難者となる。/
何故って/やさしい心の持主は/他人の辛さを自分の辛さのように/感じるから。/
やさしい心に責められながら/娘はどこまでゆけるだろう。/
下唇を噛んで/つらい気持ちで/美しい夕焼けも見ないで。
・・・・・
後半部分だけを抜粋したけど、出来れば最初から全部読んで欲しい・・・。
この詩、大好き。じわんと泣ける。



31:
もひとつ吉野弘:03/11/16 23:08 ID:xuhTOrV9
「I was born」吉野弘
I was born

確か 英語を習い始めて間もない頃だ。

或る夏の宵。
父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと、青い夕靄(ゆうもや)の奥から浮き出るように、
白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。


女は身重らしかった。父に気兼ねしながらも僕は女の腹から目を離さなかった。
頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを腹のあたりに連想し 
それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。


女はゆき過ぎた。 

少年の思いは突飛しやすい。
その時 僕は<生まれる>ということが まさしく<受身>である訳を ふと 諒解した。
僕は興奮して父に話しかけた


---やっぱり I was born なんだね---

父は怪訝(けげん)そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
--I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。
自分の意思ではないんだね--


その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。
僕の表情が単に無邪気として父の眼にうつり得たか。
それを察するには 僕はまだ余りに幼かった。
僕にとってはこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。

・・・・・


92: ↑の続き:2005/06/16(木) 15:58:41 ID:rA4F50om
父は無言で暫く歩いた後、思いがけない話をした。
--蜉蝣(かげろう)と言う虫はね。
生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが 
それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね--


僕は父を見た。父は続けた。
--友人にその話をしたら 或日 これが蜻蛉(かげろう)の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。
説明によると 口はまったく退化していて食物を摂(と)るに適しない。
胃の腑(ふ)を開いても 入っているのは空気ばかり。


見ると その通りなんだ。
ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりとした胸の方にまで及んでいる。

それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 
咽喉もとまで こみあげてるように見えるのだ。


淋しい 光の粒々だったね。私が友人の方を振り向いて 
<光>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。

そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ、
お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは--。


父の話のそれからあとは もう覚えていない。
ただひとつの痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものだった。

--ほっそりとした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体--。



80:
名前はいらない:2005/06/10(金) 16:49:39 ID:GUkNwpGR
>>31
それ今国語の授業で習ってるよ。私もその詩好きだわ。



82:
名前はいらない:2005/06/11(土) 13:23:55 ID:yfxzAVDW
>>31 
その詩。。俺が凄く尊敬してる国語の先生が
テストにも出ないし教科書にも載ってないのに
授業でやってくれた。
授業中だったけど泣いた。
何でか分かんないけど…



43:
名前はいらない:03/12/17 13:53 ID:LSV32rn5
小学校の教科書に載ってたような。
子供心に沁みたなぁ・・・

「ぼろぼろな駝鳥」 高村光太郎

何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。

動物園の四坪半のぬかるみの中では、

脚が大股過ぎるぢやないか。

頸があんまり長すぎるぢやないか。

雪の降る国はこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。

腹がへるから堅パンも食ふだらうが、

駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。

身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。

瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。

あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆まいてゐるぢやないか。

これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。

人間よ、

もう止せ、こんな事は。



62:
名前はいらない:2005/04/13(水) 17:21:16 ID:7u8YPNnD
ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三

街はいくさがたりであふれ
どこへいっても征くはなし かったはなし

三ヶ月もたてばぼくも征くのだけれど
だけど こうしてぼんやりしている

ぼくがいくさに征ったなら
一体ぼくはなにするだろう てがらたてるかな

だれもかれもおとこならみんな征く
ぼくも征くのだけれど 征くのだけれど

なんにもできず
蝶をとったり 子供とあそんだり
うっかりしていて戦死するかしら

そんなまぬけなぼくなので
どうか人なみにいくさができますよう
成田山に願かけた



64:
名前はいらない:2005/04/20(水) 01:02:47 ID:oxXu+ouU
例えば僕が死んだなら君は泣くだろうか
僕らの歩いてきた道は死への道だろうか
何も無い 聞こえない その名前
何も無い 見えない  その光り
全てがあなただというのなら捨ててしまいたいよ



66:
名前はいらない:2005/05/23(月) 11:19:50 ID:fHq7RWIO
汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる

汚れちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる
 
汚れちまった悲しみに たとえば狐の皮衣

汚れちまった悲しみは 小雪のかかってちぢこまる
 
汚れちまった悲しみは なにのぞむなくねがうなく

汚れちまった悲しみは 倦怠のうちに死を夢む
 
汚れちまった悲しみに いたいたしくも怖気づき

汚れちまった悲しみに なすところもなく日は暮れる



72:
名前はいらない:2005/05/23(月) 21:00:42 ID:Q0WDnljM
重量喪失    高見順

 軽くなった身体をベッドからおこすと
 それでもベッドにできている窪みがうれしく懐しく
 手を当ててみると
 たしかに暖く
 懐しい暖かさの枕もとに
 短い抜け毛を見出して
 これも懐しくつまんだが
 重量感というもののまるで無いのは
 刺すようにわたしを悲しませた



74:
名前はいらない:2005/06/06(月) 15:37:46 ID:zVZPrOrD
うん。ヤバい泣ける…



75:
名前はいらない:2005/06/06(月) 19:54:42 ID:6PvbOAL2
死んだ男の残したものは
谷川 俊太郎

死んだ男の残したものは
一人の妻と一人の子供
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花と一人の子供
他には何も残さなかった
着物一枚残さなかった

死んだ子供の残したものは
捩れた足と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
壊れた銃と歪んだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだ彼らの残したものは
生きてる私生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない



76:
名前はいらない:2005/06/07(火) 12:56:48 ID:k9W6cWVE
谷川俊太郎「さようなら」

ぼくもういかなきゃなんない

すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど

さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない

すぐいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい

おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう

よるになればほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる

だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
ひとりでいかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない



79:
名前はいらない:2005/06/10(金) 00:49:02 ID:2fzrsZ85
寺山修司の本に掲載されていた 17歳の女子高生の詩

あたしが娼婦になったら
いちばん最初のお客はゆきぐにののたろうだ

あたしが娼婦になったら
あたしがいままで買いためた本をみんな古本屋に売り払って、
世界中で一番香りのいい石鹸を買おう


あたしが娼婦になったら
悲しみいっぱい背負ってきた人には、
翼をあげよう

あたしが娼婦になったら
たろうの匂いの残ったプライベートルームは、
いつもきれいにそうじして悪いけどだれもいれない


あたしが娼婦になったら
太陽の下で汗をながしながら
洗濯をしよう

あたしが娼婦になったら
アンドロメダを腕輪にする
呪文をおぼえよう(略)
こんな詩が書ける女性が本当にいるのでしょうか。
この詩を読み、
ただの自家撞着で娼婦という仕事を蔑視し、それをまるで誇るようにしていたこと。

人に対して本質を求めようとしない浅薄さに
ふんぞり返っていた自分があったことを恥ずかしくおもいました。
自分の置かれた状況も関係していたのでしょうが、
詩を読んでしぜんに涙がでたのはこれがはじめてでした。



87:
名前はいらない:2005/06/12(日) 02:37:03 ID:zbriZZfX
>>79
すばらしいとおもう。
自己犠牲のおしつけがましさではなくて、
純粋なちからづよいやさしさや、意思の独立の主張があって、
少なくともどこかでみた図式をうわべなぞるだけの
他人を出汁にした自己陶酔にはみえない。
宮沢賢治の「雨にもマケズ」にすごく似てる。



83:
名前はいらない:2005/06/11(土) 23:09:46 ID:wNHXfgFN
冬の日の記憶   中原中也

昼、寒い風の中で雀を手にとつて愛していた子供が、
夜になつて、急に死んだ。

次の朝は霜が降つた。
その子の兄が電報打ちに行つた。

夜になつても、母親は泣いた。
父親は、遠洋漁業していた。

雀はどうなつたか、誰も知らなかつた。
北風は往還を白くしていた。

つるべの音が偶々した時、
父親からの、返電が来た。

毎日々々霜が降つた。
遠洋漁業からはまだ帰れまい。

その後母親がどうしているか…
電報打つた兄は、今日学校で叱られた。



84:
名前はいらない:2005/06/12(日) 00:36:46 ID:lFTLlHP/
雨  八木重吉

雨のおとがきこえる
雨がふっていたのだ

あのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう
雨があがるようにしづかに死んでゆこう



95:
名前はいらない:2005/06/16(木) 20:07:10 ID:4nHcx6zq
この世の中にある
たった一つの結び目
あの地平線の果てのあの光の
たった一つの結び目
あれを解きに私は生まれて来ました
私は地平線に向かって急いでおります
誰が知っていましょう
百万人の人が気付かぬちょっとした隙に私はきっと成し遂げるのです
――まるで星が飛ぶように
「さようなら人間」
私はそこから舞い出るひとひらの蝶
軽やかな雲
さては溢れて止まぬ泉
吹く風
ああ!
そこから海が山が
空が
果てしなく開け
またしてもあの地平線行けども行けども・・・・・・
なんか泣けた



96:
名前はいらない:2005/06/17(金) 00:49:05 ID:i0LlN6rm
>>95 
どなたの詩ですか、って聞く前にぐぐりました
「この世の中にある」石垣りん
ですね



128:
名前はいらない:2005/12/09(金) 06:39:36 ID:b8CgjqrL
ばさばさに乾いていく心を
他人のせいにはするな自ら水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするななにもかも下手だったのは私

初心消えかかかるのを暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志に過ぎなかったのだ

駄目なことの一切を
時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい自分で守れ
ばかものよ

題名忘れたけど茨木のり子さんの詩で小学校の時の担任が教えてくれました。
心に留めて弱い自分を戒めてます。




129:
名前はいらない:2005/12/09(金) 13:22:31 ID:gLVRpoch
>>128
タイトル「自分の感受性くらい」作・茨木のり子さんですね。



132:
名前はいらない:2005/12/10(土) 19:15:17 ID:a20Ve84R
一人は賑やか / 茨木のり子

一人でいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな森だよ
夢がぱちぱち はぜてくる
よからぬ思いも 湧いてくる
エーデルワイスも 毒の茸も

一人でいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな海だよ
水平線もかたむいて
荒れに荒れっちまう夜もある
なぎの日生まれる馬鹿貝もある

一人でいるのは 賑やかだ
誓って負けおしみなんかじゃない

一人でいるとき淋しいやつが
二人寄ったら なお淋しい
おおぜい寄ったなら
だ だ だ だ だっと 堕落だな

恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
あってくれ



151:
名前はいらない:2006/05/30(火) 22:52:40 ID:28pftm4T
【或る夏の日】

からから晴れた或る夏の日でした
いつものように少年は裏山の小川に行きました
先に三人の少年が居て蟹をとつては石で潰して遊んでいました

少年は浅瀬にまだ小さなさわ蟹を見つけました
そのさわ蟹を彼らの目の届かぬ所に水を張つて隠しておきました
気がつけば木々が影を落としはじめ 小川の水が少し冷たく感じる夕刻

遊び疲れた少年は 先程のさわ蟹を川に戻すためにそれを隠した場所へと向かいました
張つた筈の水は昼の暑さで枯れ 煎餅みたいになつたさわ蟹がそこにはありました
両手で小川の冷たい水をさわ蟹にかけてやりました
そして少年は さわ蟹がまた動きだすのを いつまでも いつまでも 待つているのでした



190:
名前はいらない:2007/04/07(土) 04:51:42 ID:hYRZL+Kp
母を慕いて

母上お元気ですか?
永い間本当に有難うございました
我六歳の時より育て下されし母
継母とは言え世の比の種の女にある如き
不祥事は一度たりとてなく慈しみ育て下されし母
有難い母 尊い母

俺は幸福だった
遂に最後まで「お母さん」と呼ばさりし俺
幾度か思いきって呼ばんとしたが
何と意志薄弱な俺だったろう
母上お許し下さい
さぞ淋しかったでしょう
今こそ大声で呼ばせて頂きます
お母さん お母さん お母さんと
辞世の句だけど



200:
ゴミ:2007/10/04(木) 00:08:56 ID:jadXfFkX
「希望」
藤田敏雄作詞・いずみたく作曲

希望という名の あなたをたずねて
遠い国へと また汽車に乗る
あなたは昔の わたしの思い出
ふるさとの夢 はじめての恋
けれどわたしが 大人になった日に
黙ってどこかへ 立ち去ったあなた
いつかあなたに また逢うまでは
わたしの旅は 終わりのない旅

希望という名の あなたをたずねて
今日もあてなく また汽車に乗る
あれからわたしは ただ一人きり
明日(あした)はどんな 町に着くやら
あなたのうわさも 時折聞くけど
見知らぬ誰かに すれ違うだけ
いつもあなたの 名を呼びながら
わたしの旅は 返事のない旅

希望という名の あなたをたずねて
寒い夜更けに また汽車に乗る
悲しみだけが わたしのみちづれ
となりの席に あなたがいれば
涙ぐむとき そのとき聞こえる
希望という名の あなたのあの歌
そうよあなたに また逢うために
わたしの旅は いままたはじまる



217:
名前はいらない:2007/11/26(月) 01:36:15 ID:uLSsZlZa
夏の日の午後/eastern youth

蝉時雨と午後の光

追いつけない
追えば逃げる影に

「振り返るな」
どこかで低い声

感じている
永遠に続く闇を



203: 名前はいらない:2007/10/17(水) 01:30:52 ID:JuGAls2W
「恋するニワトリ」
晴れた朝のニワトリは 元気が無いのごめんなさい
トサカ サカ サカ 逆立ちしても
かなわぬお方に恋をした

屋根の上に呼びかける 私はココよ コッコ ココよ
だけどあの人 こっちを見ても 
すぐに向きを変える クルクルと

あの人立派な風見鶏 私は小さいニワトリよ 
貝殻食べても鉄にはなれず 貝殻はじける胸の中

旅に出るのはツバメたち お化粧するのはジュウシマツ
庭にわニワトリ 思いを込めて ひとりで卵を産みました
作者は解らない



204:
ゴミ:2007/10/25(木) 18:07:44 ID:wvTNmU5z
>>203 
谷山浩子さんですね。



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 19:13:52.29 ID:HHXeUEFh0
わたしと小鳥とすずと 金子みすず

私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。



17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/15(金) 20:02:31.50 ID:HHXeUEFh0
「最後だとわかっていたなら」 作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして私達は 忘れないようにしたい



71: 名前はいらない:2005/05/23(月) 20:48:47 ID:+XlYY5ou
雀のかあさん

金子みすゞ

子供が
子雀
つかまへた。
その子の
かあさん
笑つてた。
雀の
かあさん
それみてた。
お屋根で
鳴かずに
それ見てた。



73:
名前はいらない:2005/05/24(火) 09:53:47 ID:MEQiTFdF
>>71
やべぇ 状況を想像したら
スゲー泣けてきた。。



89:
名前はいらない:2005/06/12(日) 02:41:57 ID:zbriZZfX
>>71
泣けるというか、心臓を針で刺されるような感じがした。



2chで見つけた叙述トリックコピペ

星新一っぽいショートショートを作るスレ『不幸を呼ぶ男』

【爆笑必至】ヤバイ程に笑えるコピペ貼ってくフヒッ

嫁がウザ可愛いくて死ぬ

サスケ買ったったwwwwwww 【マクドナルド:ハッピーセット】