55:本当にあった怖い名無し:2009/10/26(月) 22:33:53 ID:9xSVabY50
998 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/10/24(土) 12:25:33 ID:6s4b1LFf0
5年前の冬、山中でスーツ姿の男を発見。
その手には地図を持っている。

(自殺志願者らしくないけど、なんか変だな…)

興味が湧いたのでスネークしてみた。
しかし、すぐにバレてしまう。

「何か用ですか?」
「…そ、そんな服装だと遭難したら大変だよ。せめて登山靴を履くんだ!」

男は片頬を歪ませ、嫌味のある冷笑を浮かべた。
端正な顔がひどく邪悪なものに見える。

「雪だって降っている。早く下山するんだ」
「そうですね。それは困りますね」

それだけ言うと、またスタスタと険しい山道を歩き出す。
俺はもう追いかけなかった。

翌週の昼。山菜取りをしていた老人が他殺体を発見した。
一瞬、あの男かと思ったが、遺体はラフな格好だったと聞く。

犯人は捕まっていないそうだ。
山夜

42:本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 13:04:20 ID:Pu6TysfMO
山道で
大勢に見られている感じになると、大体自殺の名所

勝手に違う道に入って行く感覚になると大抵墓地に着く、

誰かに呼ばれた時のようにやたらそこへ行きたくなると、
事故死のあった現場で花があり、

中々いい景色だなと真っ暗なのに感じた時には大抵殺人事件の現場、

という傾向が自分の場合ある



43:
本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 13:13:17 ID:JeppzFeL0
>>42
あんたそれ完全に呼ばれてるよ。
レス番も死人(42)だし。



44:
本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 15:13:04 ID:iFFpVF6r0
この前、下から天辺まで全て心霊スポットっていう山に友人に誘われて暇だから行ってきた。
俺は霊感皆無の存在しない派でゴキブリ以外には一切動じない
つまらん人間だから、盾になる捨駒として呼ばれる。


そんな訳で当然、自分が先頭立って一通り巡ってきた。
なかなか有名らしく人間チラホラ。中には大絶叫で走り回るバカもいた。

まぁ色々とあって周りは絶え間なくギャーギャー言ってたけど、
ハッキリ言ってつまんなかった。人いるし。うっせーし。


それより、山全体が心霊スポットとか有り得んのかよ?wそんなん聞いたことねぇぞ。
友人は至る所に尋常じゃない数の地蔵とお札があったとか抜かしてたけどさ。
私は全く記憶にございません。




75:
本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 21:16:08 ID:cghopzLl0
>>44
どこだろう?
ちょっと行ってみたい
自分も霊感まったくないもので



59:
本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 18:06:32 ID:xyj7bxFhO
もう二十年くらい前の話。

厨房の頃、友人達と山にキャンプしに行ったんだけど、
夜になり、まぁお決まりのように焚き火を囲んで怖い話をしていたんだけど、急に辺りが濃密な霧に包まれた。

視界が1mくらいの中、薪が切れてきたので探しに行こうと各々席を立とうとしたその時、
自分の座っていた石に何か違和感を感じてライトを向けるとそこには…


『山の神』

と彫りこまれた石が…
ええ、その後は平謝りですよその石に向かって。
幸いにもそのあとは何事もなかったのですがその日の朝方、お日様が登り始めた時、
周りの景色をみてみると、今まで見たことのないような雲海!!。


あの景色だけは二十年以上経った今も忘れられない。
ちなみにその頃下界では猛烈な豪雨だったらしく、親はすごく心配していたそうだが、
何事もなかったのは山の神様が守ってくれたのかもしれない。


以上ぜんぜん怖く無い上に長文スマソでした。



63:
本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月) 18:50:04 ID:qoaBlSqxO
>>59
いい話だな



94:
本当にあった怖い名無し:2009/09/29(火) 06:43:59 ID:1lZxhjj40
怖くも何ともないが、以前御荷鉾林道走った時の事
走れど走れど何にもない
おまけに悪路で街明かりも見えない
地図を見返したら「まだこれしか走ってないのか!」ってびっくりした覚えがある
もう二度と行きません



100:
本当にあった怖い名無し:2009/09/29(火) 13:13:44 ID:xysvJbK50
キャンプ中に3人で3体の拾ったマネキン使って5人の男女を脅かしたはずが…

脅かされた方の奴らが、
「とりあえず、お前ら以外の20だか30人も連れてきて皆で謝れ」って言ってくる
この話題でもう2ヶ月くらい揉めてる(二度、殴り合いにまでなった)んだけど、
こういうのを逆ドッキリって言うの?



103:
本当にあった怖い名無し:2009/09/29(火) 13:37:34 ID:gtthokIG0
>>100
ちょっと新感覚だな



276:
本当にあった怖い名無し:2009/10/04(日) 16:48:24 ID:ggRV5eiX0
今年の夏にサークルでキャンプに行って肝試しをしてきました。
肝試しはくじ引きでペアを作って登山道と林道を歩いて行き、
最後にトンネルを抜けたところに居る係りの人間にチェックしてもらって終了という内容です。

チェック係りはしきたりで新入生でじゃんけんをして負けたやつが1人でやることになっており、
今年はM君(仮)になりました。


特にトラブルも無く肝試しは進行し最後のペアがM君と一緒に帰ってくる手筈になっていたのですが、そのペアが転んで怪我をしたため途中で引き返してきました。
誰かが代わりにM君を呼びに行かなければならなくなりましたが、
面倒くさいのと新人イジメも兼ねて1人で戻ってくるように電話をしました。


しかし電話に出たM君の様子がどうもおかしい。
呂律がまわっていないような口調で、声も聞き取りづらい。
とりあえず戻って来るように言うと、もう戻ってるところだと言う。

今どこら辺なのかと聞くと、トンネルを出た右のほうだと言う。
トンネルの右は草木が多い茂って谷へと向かっているから立ち入る理由がわからない。
なぜそんな所にいるのかを聞くと、ぼそぼそと何かを呟きながら痛い痛いと言って通話が切れた。

これを聞いてM君は谷に落ちたんだと思い、すぐにロープを担いで仲間と一緒に救出に向かった。
途中で何回もM君の携帯に電話をしたがまったく繋がらなかった。
最悪の事態が何度も頭を過ぎった。

トンネル前に着いてすぐ大声でM君の名前を呼んでみると、
「は~い」という間延びした声が聞こえてきた。

しかもその声は谷の方からではなくトンネルの方から。
みんなでトンネルをライトで照らすと、向こう側にM君が立っていた。


277: 本当にあった怖い名無し:2009/10/04(日) 16:49:54 ID:ggRV5eiX0
駆け寄って「M君大丈夫なの?」と声をかけるがM君は何のことかわかっていない様子。
むしろ俺らが大勢で迎えに来ていることを不思議がっていた。
崖に落ちたんじゃないかと思って心配になって来た事を伝えると、自分はこの場所から動いていないと言う。

電話でトンネルの右に居るとか痛いとか言ってたじゃないかと言うと、電話なんて着てないと言う。
こいつ俺らを騙して遊んでるのかと思ってイラついて「ふざけんなテメェ!」と怒鳴ってしまった。
本当に心配した分、怒りも大きくて殴りそうになって仲間に制止された。

俺の代わりに仲間が何度聞いてもM君は電話は来てないと言い張る。
じゃあ着信履歴を見せてみろとM君の携帯を見てみると「圏外」。
もちろん着信履歴は無い。

これを見た瞬間その場に居た全員が口を閉ざした。
そしてM君を連れて早々にその場を立ち去った。
もちろんトンネルの右側はみんな見ないようにしていた。


280: 本当にあった怖い名無し:2009/10/04(日) 17:03:49 ID:ggRV5eiX0
戻ってからもしかしたら俺が電話を掛け間違えたのかもしれないという話になり、
携帯のリダイヤルを見たらM君の番号どころか通話した記録すらありませんでした。

いったい俺は誰と話していたのでしょうか。

またM君の話によると俺らが到着する前にトンネルの向こうにオレンジ色っぽい光が見えので、
それを最後のペアのライトかと思ったらしいのですが、しばらくすると消えてしまったそうです。

M君曰く「不思議に思って見に行こうかと思ったけどモンハンが忙しくてそれどころじゃなかったからやめた」そうです。

もしそこでM君がオレンジの光の方に行っていたらと思うと、今でも背筋がゾッとします。



281:
本当にあった怖い名無し:2009/10/04(日) 17:06:02 ID:MvugXRI+0
>>280
乙ですノシ いい感じですね。怖かったです。



302: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 20:36:12 ID:b8BR26Azi
徳島から香川に抜ける県道3号線
いろいろ事情があって夜にバイクで徳島から香川に抜ける県道3号線のダート区間を走った時の事
左手が山、右手が谷、近くに集落は無くて当然明かりも一切無かった
暗いヘッドライトのみを頼りに落石と陥没、木の枝を避けながら崖から落ちないように
10~20km/hくらいでのんびり走ってた


ふと思い付いて止まり、エンジンを切った
鼻をつままれても分からない暗さで、目を閉じても開いても視界が変わらない。
聞こえるのは自分の呼吸音と鳥の鳴き声だけ

ここで谷に落ちて死んでも誰も気付かないだろうなと思いつつまた先に進む

ダート区間の半ばの少し手前あたりで異変に気付いた
車体の右後方、マフラーのあたりから「チリ・・・チリチリ・・・チリーン・・・・・・」って鈴みたいな音が鳴ってた
リアキャリアに物は載せておらず、音が出る要素は一切なし

クラッチを切ってアクセルを捻ってリミッターに当たるまで
エンジンをふかしてみたけれど鈴みたいな音は消えない

その異音以外は車体に異常はなし。進んで曲がって止まってさえくれたら帰宅出来る
こういう事もあるさ、焦っても怖がってもいい事ないからねえと気にせずのんびり走り続けた

続く


303: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 20:42:54 ID:b8BR26Azi
虫の顔面アタックに耐えながらカーブをいくつ抜けた先だろうか。
また異変に気付いた
左手の山側から妙な低音を聞いた気がした
そっちを向いても当然ながら真っ暗闇、何も見えない
俺はちっとした後遺症持ちなもので小さな低音が聞き取り難く、何の音かはっきりしない
が、先に進むにつれてだんだん音が大きくなっている気がした


305: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 21:24:41 ID:b8BR26Azi
続き
ドン・・・・・・・・・・・・ジャーン・・・・・・・・・ドン・・・・・・ジャーン・・・・・・・・・ドン・・・・・・・・・・・・
あれは銅鑼か太鼓の音か?
ドドン・・・・・・・・ジャーン・・・・・・・ドン・・・・・・ドン・・・ジャーン・・・・・・
道を進んでいるのに音が聞こえる方向は変わらない

ドン・・・・・・ジャーン・・・・・・・・・ドドドン・・・ジャーン・・・
その時に気付いてしまった
ジャーン・・・ドドドン・・・・・・ドン・・・ジャーン・・・
これはだんだん大きくなってるんじゃない
ドン・・・ジャーンジャーンジャーン・・・ドドドドドドン・・・
間違いなく近付いて来てる

ドドドン・・・・・・ジャドドドドドドドドン
何かが山の中の急斜面、深い木立を抜けて人間技じゃない恐ろしい速さで走って来てる
ドドドンドドドジャーンドドドンドドドンドドドンドドドンンドドドンドドドンドドドンドドドン
落ち着け、落ち着け、落ち着け、と呟く

音の元の位置は俺の左方向、恐らく距離は残り10~20m
ドドドドドドドドドドドドンドドドンジャンドドドンドドジャードドドドドドドドドドドドンジャーンジャーンジャーンジャーンジャーンドドドン
鈴みたいな音が鳴った時に引き返すべきだったと思った時、俺の文字通りの真横で音が鳴った

ドン


307: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 21:42:04 ID:b8BR26Azi
手を伸ばせば届きそうな所で太鼓の音が鳴った
そっちを見ちゃ駄目だって本能的に分かってた
そこで俺の中の何かが切れた

クラッチを握り一速シフトダウン、スロットルを捻って
エンジンの回転が上がったと同時にクラッチを一気に繋いだ

リアタイヤが一瞬空転したのが一時間に感じた
その後はもうフロントタイヤが滑ろうがリアタイヤが滑ろうがお構いなし、
昼間でも出さないようなスピードで走り抜けた


崖から落ちて死ぬよりもあの音に追い付かれるのが怖かった
本能的にここから離れないと何か悪い事が起こると感じてた

ダート区間も終盤、もうすぐ舗装路になるって所で我に返り、停まった
サイドミラーは真っ黒、何も映っていない
何度か深呼吸して山側を見ないように谷側から後ろを振り返った


310: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 21:55:29 ID:b8BR26Azi
真っ暗、むしろ真っ黒
テールライトが僅かに後方を赤く染めているだけで何も見えない
マフラーあたりから聞こえてた鈴みたいな音も消えていた
何だよ・・・と呟いて前を向こうとした瞬間

ドン

俺の後ろ、バイクの左方向からまたあの音がした
軽く悲鳴が出て足とケツが地面とシートから2cmは浮いた
死亡フラグという言葉が頭の中に浮かんだ

すぐにギアをローに入れたがクラッチを切り損ね、エンスト。
すぐにクラッチを切り、エンジンを掛けようとセルを回すと一瞬だけヘッドライトが消える(仕様です)

その瞬間、タンデムシートで

ドン

鳴りやがった


313: 本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 22:16:20 ID:b8BR26Azi
基本的に霊だの幽霊だのは信じていないけど
この状況から考えると生きている人間じゃない何かがタンデムシートにいる

出来れば家まで連れて帰りたくない。人外と一緒に二人暮らしは退屈しなさそうだけれど、ちと辛い
1秒弱で考えた結論はフロントアップだった

幸い舗装路まではほぼ直線のフラットダート
急発進し、適当な段差でフロントタイヤを何度も跳ねさせる
ダート区間を抜けて舗装路に出た後は大っぴらに言えない速度ですっ飛ばした
事情を知らない人から見たら基地外にしか見えなかったと思う

その後、山間部を抜けて無事に帰宅した
翌日にバイクのメンテついでにカウルとシートをチェックしたけど期待したような手足の跡は無かった
先日もその道を昼間にフラッと通ってみたが、土石流で道の一部が消えてる程度で何も起こらなかった

以上。読んでくれたお前らに感謝



317:
本当にあった怖い名無し:2009/10/05(月) 22:34:00 ID:1flA8DcH0
>>313
乙。めちゃ怖かった



350:
本当にあった怖い名無し:2009/10/06(火) 00:41:04 ID:G1N6GqAQ0
>>313
怖いな。
おれだったら直接家に帰るのは怖いから
24時間営業のファミレスで朝まで時間つぶすな。



522:
1/2:2009/10/10(土) 19:21:07 ID:mhoO1B5PP
奇妙な野良犬
これは、祖父が十年位前に体験したという出来事だ。

祖父は山間部にある、茶畑と温泉くらいしかない田舎町に住んでいるんだが。
その日は祖父の家から少し離れた所にある茶畑で、
来年に備えて枝を短く刈って置く作業をしていたんだ。

そして帰る頃、大分日が傾いていた。

急に暗くなり始めた帰り道、くねくねとした山道を軽トラで走っていたんだが。
道路の真ん中に、何か大きな影が横たえているのが見えて、祖父は急ブレーキを踏んだ。
そこには車に撥ねられてしまったのか、鹿の死体が道路に転がっていた。

死体の腹の辺りには、小さな野犬みたいな影がごそごそと腹をほじくっている。
なんとなく気分が悪くなった祖父はクラクションを鳴らして、その野犬を追い払おうとしたんだが。
クラクションに振り返った野犬の姿に祖父は肝を冷やした。

その野犬。いや、その生き物は、頭が異常なほどに大きかった。
身体の大きさの三分の一くらいを占めるほどの大きな頭を、引きずる様にしてゆっくりとこちらを向き、
車のライトで大きな顔に不似合いな小さな瞳が爛々と光って祖父の顔を見つめた。


523: 2/2:2009/10/10(土) 19:23:23 ID:mhoO1B5PP
その頭は真っ黒い毛むくじゃらの身体とは違い、
所々毛が禿げていて、まるで髭を伸ばし放題にした男の顔にも見える。

怖くなった祖父は、狂ったようにクラクションを鳴らし続けた。

すると、その生き物は鹿の死体に噛み付き、ずるずると道路の端に避けると、その場に伏せ、
まるでニヤニヤと笑っているかのような顔で祖父をじっと見つめ、動かなくなった。
その顔は、鹿の内臓や血に塗れていて、とても不気味だったが、
これはチャンスと祖父はその脇を通り過ぎようとした。


その時、さっきまではやかましいクラクションに紛れて聴こえなかった声が聞こえた。
「アっ……アっ……おちる……おちるよぉ……」

この出来事に遭った後の帰り道、真っ暗になった山道をガタガタと車を揺らしながら走っていた祖父は
さっきの言葉を思い出し、ふと車を止めてしまった。
そして気付いた。
目の前の道路が、半分程崩れてなくなってしまっていたのだ。

それ以来、祖父はその生き物は山の神様で、危険を知らせてくれたんだと信じているらしい。
以上、読んでくれた方ありがとうございました。



528:
本当にあった怖い名無し:2009/10/10(土) 20:39:46 ID:eD1YUFDU0
奇妙な野良犬の話久々に良いね



220 :もつお ◆2.80omBY0c:03/07/19 13:21
しっぽ
これは、俺の祖父の父(俺にとっては曾じいちゃん?)が体験した話だそうです。
大正時代の話です。大分昔ですね。曾じいちゃんを、仮に『正夫』としときますね。
正夫は狩りが趣味だったそうで、暇さえあれば良く山狩りに行き、イノシシや野兎、キジなどを獲っていたそうです。

猟銃の腕も大変な名人だったそうで、狩り仲間の間ではちょっとした有名人だったそうです。
『山』という所は、結構不思議な事が起こる場所でもありますよね。
俺のじいちゃんも、正夫から色んな不思議な話を聞いたそうです。
今日は、その中でも1番怖かった話をしたいと思います。

その日は、カラッと晴れた五月日和でした。
正夫は猟銃を担いで、1人でいつもの山を登っていました。
愛犬のタケルも一緒です。(ちなみに秋田犬です)
山狩りの経験が長い正夫は、1人で狩りに行く事が多かった様です。
その山には正夫が自分で建てた山小屋があり、獲った獲物をそこで料理して、酒を飲むのが1番の楽しみでした。

その日は早朝から狩りを始めたのですが、獲物はまったく捕れませんでした。
既に夕方になっており、山中は薄暗くなってきています。
正夫は、「あと1時間くらい頑張ってみるか」と思い、狩りを続ける事にしました。

それから30分ほど経った時です。
正夫が今日の獲物をほぼ諦めかけていると、突然目の前に立派なイノシシが現れました。
子連れです。

正夫は狙いを定め弾を撃とうとしましたが、
突然現れた人間にビックリしたイノシシは、急反転して山道を駆け上がって行きます。
正夫は1発撃ちましたが、外れた様です。
愛犬のタケルが真っ先にイノシシを追います。正夫もそれに続き、険しい山道を駆け登りました。


237もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 13:55
15分ほど追跡したでしょうか。とうとう正夫は、イノシシの親子を見失ってしまいました。
タケルともはぐれてしまって途方に暮れていた所、遠くでタケルの吠える声が聞こえます。
その吠え声を頼りに、正夫は山道を疾走しました。

さらに10分ほど走った所に、タケルはいました。深い茂みに向かって激しく吠えています。
そこは、左右に巨大な松の木がそびえており、まるで何かの入り口の様にも見えます。
正夫はそこを良く知っていました。
狩り仲間の、いえ、その周辺の土地に住む全ての人々の、暗黙のタブー、『絶対入ってはいけない場所』でした。

正夫は幼い頃から、何度も両親に聞かされていたそうです。
「あそこは山の神さんがおるでなぁ。迂闊に入ったら喰われてまうど」と。
しかし、何故かその禁断の場所からさらに奥へ進むと、獲物が面白い様に捕れるのだそうです。

ただ、掟を破り、そこに侵入した猟師などは、昔から行方不明者が後をたたないそうです。
しかし、タケルがその茂みに向かって果敢に吠えています。
あのイノシシ親子が近くにいることは間違いないのです。
正夫は誘惑に負け、禁断の地へと足を踏み入れてしまいました。

時刻は午後5時を過ぎており、まだ何とか周りは肉眼で見渡せますが、狩りをするにはもう危険な明るさです。
タケルも先程から吠えるのを止めています。
流石にもう諦めるかなと正夫が思っていた時、再びタケルが猛然と吠え出し、駆け出します。

正夫もそれを追い、50mほど走った所で、
タケルが唸り声を上げながら腰を落として、威嚇の体勢をとっていました。
とうとう見つけたかと正夫は思い、前方を見ると、そこは少し開けた広場のようになっていました。

そこに黒い影がうずくまって、何かを咀嚼する様な音が聞こえてきました。
凄まじいほどの獣臭が辺りに漂っています。
正夫は唾を飲み込み、地面に片膝をついて猟銃を構えました。


241もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 14:28
イノシシじゃないな。正夫はそう判断しました。
イノシシにしては体が細すぎるし、体毛もそんなには生えていません。狼か?一瞬そう思いました。
が、この山中に狼がいるなんて、聞いたことも見た事もありません。
良く見ると『それ』は、地面に横たわった先程のイノシシの子供を食べています。

獲物を横取りされた様に感じた正夫は、
『それ』に向かって猟銃の狙いを定め、撃とうとしましたが、引き金にかけた指が動かないのです。
それどころか、体が金縛りにあったかの様に動きません。奥歯だけは、恐怖のあまりにガチガチ鳴っています。

そして、正夫の気配に気がついたのか、『それ』は食事を止め、ゆっくりと正夫の方に顔を向けました。
どう見てもそれは、人間の顔だったそうです。しかも、2~3歳くらいの赤子の。
体長は1m50cm程で、豹の様な体、薄い体毛。
分かり易く言うならば、『豹の体に顔だけ人間の赤子』と言った風貌です。

「バケモンだ・・・」
正夫の恐怖は絶頂に達しました。
『それ』はイノシシの血でギトギトになった口を舌で舐め回しながら、正夫に近づいて来ます。
殺される。正夫がそう思った瞬間、タケルが『それ』に飛びかかりました。

タケルは『それ』の右前足に食らい付き、首を激しく振っています。
『それ』は人間の赤子そっくりの鳴き声をあげ、左足でタケルの鼻先を引っ掻いています。
暫く唖然としていた正夫ですが、我に返ると体が自由に動く事に気がつきました。
すぐさま1発撃ちます。不発でした。

「そんな馬鹿な」
正夫は猟銃の手入れを欠かさずやっており、今日も猟に出る前に最終確認をしたばかりです。
もう1度引き金を引きました。不発です。
正夫が手間取っている内に、『それ』はタケルの首筋に食らい付きました。
タケルが悲壮な鳴き声を上げます。

正夫は無我夢中で腰に付けていた大型の山刀を振りかざし、
こちらに背を向けている『それ』の背中に斬りつけました。
「るーーーーーーあーーーーーー」
と、発情期の猫の様な鳴き声で『それ』は鳴きましたが、またタケルの首筋に喰らいついたままです。
正夫はもう一度山刀を振りかぶり、『それ』の尻尾を切断したのです。


244もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 14:51
尻尾を切断された『それ』は、
「あるるるるるるるるるる」と叫び声をあげ、森のさらに奥の茂みの中へと消えていきました。

正夫は暫くの間、呆然と立ち尽くしていましたが、
タケルの苦しげな「ハッハッハッ」という息づかいを聞いて、我に返りました。
タケルの首筋には、人間の歯形そっくりの噛み後がついていました。
出血はしていましたが、傷はそれほど深くなく、正夫は消毒薬と布をタケルの首に当て、応急手当をしてやりました。

何とか自力で歩ける様子です。
モタモタしていると、またあのバケモノが襲ってこないとも限りません。
正夫はタケルと共に急いで山道を下りました。

やがて、正夫の山小屋が見えてきました。
ここからだと、正夫の村まで30分とかかりません。
安堵した正夫は、さらに足を早めて村へと急ぎました。

変だなと正夫が思ったのは、山小屋から下って15分ほど経った時です。
同じ道をグルグル回っている様な錯覚を感じたのです。
この山は、正夫が幼少の頃から遊び回っている山なので、道に迷うなどという事は、まずありえないのです。
言いしれぬ不安を感じた正夫は、さらに足を早めました。

さらに15分経った時。
「そんな馬鹿な」
目の前に、さっきの山小屋があったのです。
正夫は混乱しましたが、あまりの出来事に気が動転し、道を間違えたのだろうと思い、
もう1度、いつもの同じ道を下りました。

しかし、すぐさま正夫は絶望感に襲われました。
どうしても山小屋に戻ってきてしまうのです。
タケルも息が荒く、首に巻いた布からは血が滲んでいます。
正夫は気が進みませんでしたが、今日は山小屋に泊まる事に決めました。


246もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 15:10
正夫が山小屋の中へ入ったときは、既に午後8時を過ぎていました。
急に安堵感、疲労感、空腹感が正夫を襲い、正夫は床に大の字になって寝転がりました。
そして、先程遭遇したバケモノの事を考えていました。

やっぱり、あれは山の神さんだったんじゃろか。
そう思うと体の震えが止まらなくなり、正夫は気付けに山小屋に保存してある焼酎を飲み始めました。
保存食用のイノシシの燻製もありましたが、あまり喉を通りませんでした。
タケルに分けてやると、喜んで食いつきます。
今日は眠れねぇな。そう思った正夫は、猟銃を脇に置き、寝ずの番をする事を決心しました。

「ガリガリ、ガリガリ」
何かを引っ掻くような音で、正夫は目が覚めました。
疲労感や酒も入っていたので、いつの間にか寝てしまっていた様です。

時計を見ると、午前1時過ぎでした。
「ガリガリ、ガリガリ」
その音は、山小屋の屋根から聞こえてきます。
タケルも目が覚めた様で、低く唸り声をあげています。

正夫も無意識の内に猟銃を手にとっていました。
まさか、あいつが来たんじゃなかろうか・・・
そう思った正夫ですが、山小屋の外に出て確かめる勇気も無く、
猟銃を握りしめて、ただ山小屋の天井を見つめていました。


250もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 15:29
それから10分ほど、天井を爪で引っ掻くような音が聞こえていましたが、やがてそれも止みました。
正夫にとっては、永遠に続く悪夢の様な時間でした。
音が止んでも、正夫は天井をじっと睨んだままでしたが、
やがて「ボソボソ」と、人間の呟く声の様な音が聞こえてきたのです。

「・・・っぽ・・・・っ・・・ぽ」
正夫は恐怖に震えながらも耳を澄まして聞いていると、急にタケルが凄い勢いで吠え始めました。
そして、何かが山小屋の屋根の上を走る様な音が聞こえ、何か重い物が地面に落ちる音がしました。
タケルは今度は、山小屋の入り口に向かって吠え続けています。

「ガリガリ ガリガリ」
さっき屋根の上にいた何かが、山小屋の入り口の扉を引っ掻いている様です。
タケルは尻尾を丸め、後退しながらも果敢に吠え続けています。
「だっ、誰だ!!」
思わず正夫は叫びました。猟銃を扉に向かって構えます。

すると、引っ掻く様な音は止み、
今度はその扉のすぐ向こう側から、ハッキリの人間の子供の様な声が聞こえてきました。
「しっぽ、しっぽ」
あいつだ。正夫は恐怖に震えました。ガチガチ鳴る奥歯を噛み締め、
「何の用だ!!」と叫びました。

タケルはまだ吠え続けています。
「しっぽ、しっぽ、わたしのしっぽを、かえしておくれ」
『それ』はハッキリと、人間の言葉でそう言ったのです。
正夫は堪らずに、扉に向かって散弾銃を1発撃ちました。


252もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 15:44
「きょっ」と奇妙な叫び声が扉の向こうから聞こえ、正夫は続けざまに2発、3発と撃ちました。
散弾銃に空けられた扉の穴から、真っ赤に血走った目が見えました。
「しっぽ、しっぽ、わたしのしっぽを、かえしておくれ」
人間の幼児そっくりの声で、『それ』は言いました。

「尻尾なんて知らん!!帰れ!!」
正夫は続けざまに引き金を引こうとしましたが、体が動きません。
「しっぽ、しっぽ、わたしのしっぽを、かえしておくれ」

『それ』は壊れたテープレコーダーの様に、ただそれだけをくり返します。
「し、知らん!!あっちにいってくれ!!」
「しっぽ、しっぽ、わたしのしっぽを、かえしておくれ」
再びガリガリと扉を引っ掻きながら、『それ』は扉の穴から怒り狂った赤い目で正夫を見ながらくり返し言います。

タケルも吠えるのを止めて、尻尾を丸めて縮こまっています。
「俺じゃない!!お前のしっぽなんて知らねぇ!!あっちにいけ!!」
正夫は固まったままの体で絶叫しました。
すると『それ』は、「いいや、おまえが、きったんだ!!!」と叫び、扉を破って中に入ってきたのです。


257もつお ◆2.80omBY0c03/07/19 16:03
正夫の記憶は、それから途切れ途切れになっていました。
扉を破って現れた幼児の顔。怒りを剥き出しにした血走った目。
鋭い前足の爪。自分の顔に受けた焼けるような痛み。
『それ』に飛びかかるタケル。無我夢中で散弾銃を撃つ自分。

正夫が気がついた時は、村の病院のベッドの上でした。3日間昏睡状態だったそうです。
正夫の怪我は、左頬に獣に引き裂かれた様な裂傷、右足の骨折、体のあちこちに見られる擦り傷など、
かなりの重傷でした。
正夫は村人には、「熊に襲われた」とだけ言いました。
しかし、何となく正夫に何が起こったかを感づいた様で、次第に正夫は村八分の様な扱いをうけていったのです。

やがて正夫は東京に引っ越し、そこで結婚し、俺の祖父が生まれました。
ちなみに、この話は正夫が肺ガンで亡くなる3日前に、俺の祖父に話して聞かせたそうです。
地名は、和歌山県のとある森深い山中での出来事、とだけ言っておきます。

ちなみに、愛犬のタケルですが、まるで正夫を守るかの様に、正夫の上に覆い被さって死んでいたそうです。
肉や骨などは、ほぼ完璧な状態で残っていたそうですが、
何故か内臓だけが、1つも残らず綺麗に無くなっていたそうです。



580: 本当にあった怖い名無し:2009/10/12(月) 07:00:57 ID:sluXqT3/0
山梨県の某所のライブカメラ
道路カメラやら気象カメラを覗くのが趣味の自分です。
お気に入りの場所のカメラを何箇所か見てた時の事。
深夜の国道交差点脇の茂みに、白い服を着た女の姿を見付けた。

最初は???と思って良く見ても、やはり人間(の様)にしか見えない。
画面の中を多少動いているんだけど、殆ど同じ場所に立ち姿勢。
30分ほどしてから再度見直したり何度も見たけど変わらなかった。
結局、数日間の夜間暗くなると写っていたんだよね。
丁度道脇に街灯があるんで照らすから良く見えるわけよ。

後日暫くしてからそこを通る機会があったんで、その場所を見たら・・・
事故の慰霊碑とお地蔵様が茂みにあったのには驚いた。
身近に咲く花を添えて手を合わせて後にしたけど、写ってたのは被害者だったのかな。

場所は山梨県の某所。今でも「そのカメラ」は見られるよ。



584:
本当にあった怖い名無し:2009/10/12(月) 09:48:54 ID:kGOdmUTp0
>>580
峠の幽霊も、ネットを介して家で見れる時代になったのか。
便利な時代になったよなぁ・・・。



615:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 07:55:25 ID:Ovfw6BxzO
>>580
そこのライブカメラのURL教えて下さい



617:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 17:42:04 ID:AApZSXnf0
>>615
俺じゃないけどそれはコピペだよ



631:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 23:18:10 ID:q63n4HLy0
>>617
なんだよ、コピペかよ!

昨日は580でライブカメラに興味がわき
午前3時頃まで人気のない峠道のライブ映像を見てた。
青森の峠道のライブカメラなんて、真っ暗な中
黄色信号だけがのぼあ~んと点滅しててめちゃ怖かった。
1年中見てれば、何かしら得たいの知れない奇怪なものを目撃しそう・・・



633:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 23:45:39 ID:gJFDHiOf0
>>631
俺も東北中心にいくつか見てみたけど、ほとんど30分おきの更新で
静止画だったよ



634:
本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 00:10:55 ID:Ov9bie670
>>633
これつ 
http://view.aomori.isp.ntt-east.co.jp/livecamera/



635:
本当にあった怖い名無し:2009/10/14(水) 01:56:09 ID:EuGYY0Ky0
>>634
ああ、ありがとうございます
粒子もばっちり動いているね

小川原湖畔が味わい深い



605:
本当にあった怖い名無し:2009/10/12(月) 23:31:39 ID:+nv/WdLYi
純粋には山道とは言えないのだが、自分が体験した話。

小学生の頃、夜に友達と自転車で行ける距離の、結構広い森にクワガタを採りに行った。
そこはこれまた広い霊園に隣接してるんだが、よく行っていたのでその夜も全く気にしなかった。
多分10時近かったと思う。

踏みならされた森のけもの道から少し藪に入った木を、懐中電灯で照らしていた。

その時は友人も4~5メートル離れた別の木を当たっていた。
すると、何故か突然全身に強烈な寒気が。


明らかに、かなりの人数と思しき集団?が、全く音も立てずに背後の森の道を移動している。
しかも、その全員がこちらを見ながら通り過ぎているのが振り返らずとも判る。

通り過ぎるのを待って、恐る恐る道に出た。怖過ぎて集団の行った方を見る事も出来なかった。
すると、友人が泣きそうな顔で道に出て来た。「今なんか通ったよなぁ?」二人とも自転者にダッシュして帰った。
後で聞いたら、友人は気配とともに振り返ったそうだ。
何も見えないが、ただ身体が凍りついたらしい。


以来あそこは一度も近付いていない。
ちなみに千葉県。
長文スマン



610:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 00:12:47 ID:j35Dq81IO
>>605
八柱?



611:
本当にあった怖い名無し:2009/10/13(火) 00:15:32 ID:HOVioEVhi
>>610
わりと近いが八柱霊園じゃないっす
あそこもイヤだけどね



96: 本当にあった怖い名無し:2009/10/30(金) 22:46:44 ID:euY64xWfO
昔学生の頃400ccのバイクで自宅(関東)から山形まで下道で旅した事があった。
雨が降る夜の峠道で疲れた時に
突然子供が遊ぶようなコインゲームなどが沢山あるゲームセンターが出てきた。

丁度良いと傍らで一服したが、中を覗いても人は一人もいない。
でも機械の音楽は鳴っている。
峠道の奥深いとこにあったあのお店は何だったんだろうと今でもたまに思い出す。



98:
本当にあった怖い名無し:2009/10/30(金) 23:35:34 ID:TOqEU8MiO
>>96
そういう不思議なの、なんか興味深いな。
開業して何年たつのかとか、客層はどんななのか。
子供なら歩いてくるのか、とか…
調べたくなるね。



99:
本当にあった怖い名無し:2009/10/31(土) 00:02:23 ID:tzW/I+fyO
>>96
どんな建物だったんだろう。
うちの方(岐阜県の山奥)にも峠の頂点に、
ゲームコーナーや自販機がたくさん置いてある建物がある。
元々はドライブインだった建物で、レストランや土産物売り場があったけど、
20年くらい前にドライブイン自体は辞めたんだよね。

で、その後をゲームコーナーみたいにしたみたい。
峠道と言っても幹線道路で、深夜でもトラックや普通車、
バイク等人通りは多い道だから怖くはないんだけど。
今となっちゃDQNのたまり場になってるw

寂しい峠道に掘っ建て小屋みたいなゲームセンターとかだったら、マジ怖いんですけど。

【画像あり】夜のサービスエリアの魅力『グーテンバーガー』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4115679.html



112:
本当にあった怖い名無し:2009/11/01(日) 17:00:48 ID:4NFkk4ptO
>>96だけど
東北地方のトンネルがある峠道だったと思う。
駐車場もあったし(当時車は無い)ドライブインの類だったのかもしれない。

当時東北行くのに関東の地図しか持ってないから
結構適当に走ってたので場所は曖昧。

お店はガラス張り
実在は勿論するんだろうけど
記憶が曖昧になってて不思議な印象しか残ってない。
でもあんなとこに子供対象のゲーム機沢山置いてあっても
意味が無いと思うんだよね…



303:
本当にあった怖い名無し:2009/11/21(土) 20:46:14 ID:VSqfHQOS0
>>96
そのゲームセンターはたぶん国道13号線(栗子道路)
の福島県側にあるやつだね。
昼間は隣で果物なんか売ってるけど
夜通るとキラキラと綺麗

写真(他から拝借)じゃ写ってないけど写真のさらに左側にあったはず
303_1

昔、雪の栗子道路でトラックと接触事故おこして相手と話をしていたら
ノーマルタイヤで米沢から峠越えてきた中国人にジャッキ棒かしてくれ
と尋ねられた時は少し怖かった。



312:
本当にあった怖い名無し:2009/11/22(日) 01:49:49 ID:kc6ZaH02O
>>303
です
夜綺麗だったのは印象にあるのでそこだったかもしれません
なんていうか
教えてくれて有難う



100:
本当にあった怖い名無し:2009/10/31(土) 10:39:42 ID:odH8aXTWO
以前、真夜中にいわく付きの滝がある山道を通ったんです。
当時その滝は、必要なくなった仏壇や神棚が捨てられてる有名な滝で、
近くで排ガス自殺も多発してるような場所でした。

外灯の無い真っ暗な山道をひたすら走ってたんだけど...
突然車が重くなり、ヘリコプターの音みたいのが響いて来た。

パンクでした。
車を脇に寄せて外に降りてみたら、漆黒の暗闇の中で
川の音だけがゴウゴウと響いてて、慌てて車内に戻りました。

とてもじゃないけど、あの暗闇の中でタイヤ交換作業するのは無理!

かと言って車の中に居ても、窓の外の闇が怖くて怖くて...
ケータイの電波も届かないし、ラジオも雑音しか拾わないし、
結局は懐中電灯の灯りを頼りに半泣きになりながらタイヤ交換しました。

これだけなんですが、本当に怖がったです。

ヲチ無しすみませぬ...



101:
本当にあった怖い名無し:2009/10/31(土) 11:51:37 ID:use0NqfVO
いやいや、山道でパンクなんてリアルに怖い
生きてる人間の次に怖いかも…



151:
本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 10:56:45 ID:webOeRWMO
うちの近所で、「山賊に注意」とのお知らせが有った。
この時代に山賊と言うのも、なんだかおかしいんだが。
要は、山道を走る車を襲って金品を奪い若い女性がいたら、こっちも頂くと言う奴。

その道はセンターラインなんて無い林道で、舗装はしてある。でも舗装は結構痛んでいる。
見晴らしのいい所が多いので、紅葉見物が結構多い。
襲う対象は観光客の車だけなんだ。地元の業務車両には一切手を付けない。

業務車両が戻らないと直ぐに話が伝わるからみたいだけど。
夕暮れから夜にかけての観光客が少なくなった時間に一番多発している。
どうも犯人はトライアルバイクを使用して山のハイキングコースを移動しているらしい。
警察が覆面を投入しても、一切かからず。地元では観光関連の業種が頭を抱えている。



152:
本当にあった怖い名無し:2009/11/05(木) 11:54:41 ID:fxOcxgrIO
何にせよ人気の無い場所での女の一人歩きは危険だよ。
特に最近ヒャッハーな奴等が増えてるから、ましてや山道何て…
生きて居る人間が一番怖いよ。



377:
◆U/io.ErRieAf :2009/11/24(火) 23:37:49 ID:vL79vBfWO
今から十年以上前の話なんだが、学生で車も単車も無かった俺は、
仲間の家に22時過ぎに初詣の約束だったか?何かの約束で向かっていた。

仲間の家は、左右が林で覆われた細い山道の上だ。暗い街灯の無い道をチャリで急ぐ。

すると一台ミニバンが停まっていた。ハテ?ナゼコンナバショニ?夜景も星も見えない林の中で?
違和感はあったが、急いでいた俺は仲間の家に向かった。

仲間の家に着いて、再び街を目指して来た道を戻る。あの車は…?まだいる…
リアハッチを開けていたのが行きと違うところだ。


街に着いて他の仲間と遊んだ。
休みが明けて、そんな事があったのを忘れた頃に、
あの日の夜の話をしていたら、迎えにいった仲間が話に入ってきていきなり

仲間「オマエあの時、ミニバンが停まってたの憶えてるか?」
俺「ああ、リアハッチ開けてたやつだろ?」
仲間「あの後、何日かして死体が出て、犯人逮捕されたんだけど…あの晩、二人で通った時に遺棄してたらしいぞ」
俺「マジ?あの車か?」
仲間「おう。一歩間違えば鉢合わせだったみたいだ。はははっ」
俺「いやいや、俺は登りで遭遇してるから…笑えねぇよ」


その後、何回か山道でも怖い思いを経験する俺の初めての体験だった



378:
本当にあった怖い名無し:2009/11/24(火) 23:52:58 ID:BMh+q61n0
>>377
マジ?恐。夜中に怪しい車なら何度か見た事はあるが。



394:
◆U/io.ErRieAf :2009/11/25(水) 22:39:04 ID:H5YGzawcO
>>378
マジなんだ…
確かに山なんだが実は人家が道から見えなくて点在してる場所。
おかげで発見~逮捕が早かった。



395:
◆U/io.ErRieAf :2009/11/25(水) 22:49:21 ID:H5YGzawcO
連投スマソ
二十代前半は単車と車に命を燃やす珍走だった。
最初の車はユーノスロードスター。冬もオープンで走り回った

ある日、温泉地に住む仲間から遊びに来い!と半ば命令に近い電話で、深夜に向かう事になった
金がない俺は有料道路なんて使える訳もなく、おまけに地元じゃない俺は、その近辺の仲間に先導を頼んだ

地元でも滅多に通らない峠道…前を走る仲間に、一本道か?と聞くと一本道だ。と返ってきた
オープンのまま峠を走る、前を走る仲間を抜き去った
不意に後ろが気になり出した。真っ暗な峠道。振り返る勇気もない。…
気が付けば霧が出始めた。木と木の間からライトが見えた


再びS字コーナーでアクセルを踏みこみ引き離しに掛かる
左から右に曲がり始めた時、オイ!オイ!野太いオッサンの声が後からした。ビビって急停車
誰も居ない?車から降りて車載の強力なライトで照らすが、あまりの恐怖感に車に戻り携帯を探した

圏外…全力で峠を抜ける。広い退避所にハザードをつけて停まる。
電話をかけようとして、顔を上げると、すぅっと霧が晴れていた

遠くに街の灯りが見える。落ち着いて辺りを見回すと車の後に、真っ赤な鳥居と社があった

ビビって全力で温泉街に走った。呼び出した仲間に会い、経緯を話した
仲間「マジであんなとこ通ったのかよ!先週なオマエの話の場所の辺りで、車が崖下おちたんだわ。あの峠は死亡事故、多いから走り屋も近よんねぇんだ」
俺「マジで?」
仲間「勇気あるな。あとな…あの辺りには神社はねぇぞ?」
俺「…マジで?」
仲間「ついでだから言うけど赤い何かをみたら死ぬって言うのは地元じゃ有名な話なんだわ…今日は泊まってけ」
…俺は勿論、泊まる事にした

しかし、この軽い謎体験から数年間、珍走生活で更なる体験を重ねていった為に、
溢れんばかりのチキンハートから、心臓に毛が生え、アフロの様に毛だらけのタフなハートになっていく

ツマラナイ長文読んでくれてありがとうございます。



400:
本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 23:23:00 ID:f501AeF/0
その珍走時代おもしろそだな、また来い。



406:
◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 19:30:19 ID:rPPuELO9O
皆様、レスありがとうございます。
予想外に好評で嬉しい限りです。

また一つ書いてみようと思います。昨日より長くなりますが、お付き合いください
ある日、弟がゴルフ場に続く一本道を発見して深夜、二台で向かった
リズムの良い道に上機嫌でタイムアタック
弟「兄貴の横乗っけて?」
俺「おう、良いぞ」
弟を乗せ非力なロードスターで下りを全開で降る

右コーナーを抜け、左に曲がりながら、次はキツイ左、右と考えていると、
あれ?ストレート?間違えたか?と思いアクセルを踏みこむ

「兄貴!?」と弟が叫んだ。ストレートに見えたのは左コーナー。そして正面の白い岩壁。

なんでだー!?ブレーキを踏みながら間に合わないと思い、急いで車をスピンモードに、
岩壁に対し真横になりながら、ぶつけずに車を停めた。

ゆっくりと発進してチラッと岩壁を見ると壁に中年男の顔が映っているように見えた。

顔は、まるで事故にならないこと悔しがるように見えた
この日、俺達兄弟は、帰り道の最速記録を塗り替えたのは言うまでもない…
しかし数日後、この道に挑むハメになる。


408: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 20:05:30 ID:rPPuELO9O
数日後、弟、俺、弟の女友達2人の計4人で肝試しを行うことになった
弟が、じゃあ、あそこで良いじゃんと、セドリックを運転して行った
この間さぁ~と俺が切り出す、怖いね~なんて女の子と盛上っていた

しかし例の所を過ぎたら女の子が泣き出した。来た道を戻りたくない。
車の向きを変えた時に道が見えたので入っていった。ナビで見ると国道に出るようだ

ホッとしながら、開けた場所を抜けると泣いていた女の子が急に、首が痛い!と叫び出した
国道に出てコンビニに入った。落ち着いた女の子の首に斜めに赤く線が入っていた

嫌な感じがしたので、女の子を送った後、峠に戻った
弟「兄貴~あったわ!」
俺「マジでか?…線香焚いとくか」
何故か、そうしないと不味い気がした。その後、星を見ると言う口実で腰が抜けている事を誤魔化した
弟が見つけたのは石碑…そこには処刑場跡と刻まれていた
長文すみません、ありがとうございます



421:
本当にあった怖い名無し:2009/11/27(金) 13:26:38 ID:nvcpLbgW0
知り合いから聞いた話。三年前ぐらいのことだと思う。

ある映画撮影でのこと。
九州の山道で夜撮影することになった。
撮影する際はあらかじめ許可を取っておくんだけど、撮影当日にも地元の人たちに挨拶に行く。


現場に一番のりするのは制作部。その現場を担当していた
制作部が地元の集会所みたいな所に挨拶に行ったらしい。

そしたら、そこでどんちゃん騒ぎしてて、挨拶するも宴会に巻き込まれそうになり、酒を飲めとあおってくる。

しかし、これから撮影ありますからと断り、また上司が改めて挨拶に来ると言う旨を伝えて戻った。
その後上司に挨拶に行ってもらったが、帰ってくると。
「お前、どこに挨拶に行ったんだ?」
上司が自分と違うとこに行ったと思い例の集会所に連れて行くと、ひっそり。
さっきまで宴をしていたとは思えない静まり様だったそうな。

きっと勧められた酒を飲んでたら、馬のおしっことか飲まされてたんだろうね。



423:
本当にあった怖い名無し:2009/11/27(金) 14:48:00 ID:QhaM1y5UO
>>421
おぉ…
幻を見させられたか。

しかし挨拶先って調べていかないの??



564:
本当にあった怖い名無し:2009/12/05(土) 11:44:37 ID:tv4SGw6C0
山奥に住む爺ちゃんが亡くなって、家の片付けに向かっていた。
林道を走っていたら、ノロノロ走る箱トラックに追いついた。
が、俺が至近距離まで来たら、いきなり超ペースアップ。

暫く追走したら、そのトラックがガサッと脱輪して立ち往生。
え?と思ってたら、おっさんが車を降りて「てめぇ!」と向かってきた。
取っ組み合いになったので、とりあえず投げ飛ばして鎮静化させて
話を聞いたら、不法投棄行脚中の人でした。

僕が、作業着来て白いカローラバン乗ってたんで、
不法投棄の監視員と勘違いして、慌てて逃げたんだと。
村唯一の生活道路に、トラック丸ごと不法投棄すんな!



569:
本当にあった怖い名無し:2009/12/05(土) 21:03:58 ID:8VFh4w+OO
>>564
恐っっ! ご無事でなにより。



653 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:13:35 ID:K8iAqaBJ0

十代最後の思い出に、心霊スポットとして有名なトンネルがある山に凸したときの話。
俺と友人三人は金も車も無かったので、バスを乗り継いで現地に向かい、夜に歩いて帰宅するという、
今考えたらアホすぎる計画を立てて出発した。
当時は心霊凸+深夜ウォーキングの旅で、二重においしいなんて気持ちだったと思う。

下車後、バスのある町からひたすら歩いて山に向かうわけだが、
車に弱い友人Aがバス酔いしてしまったため、予定以上に町に滞在してしまった。
夕日が急速に沈んでいくのを尻目に、急ぎ足で町から山に向かう道を駆けていた
俺達の前に、山での仕事帰り風のおっさんが現れた。

挨拶されたので返すと、ちょっと立ち話するハメになった。
おっさんは、日が沈んでからの山は危ないとしきりに俺達を止めたが、
サバイバルを求めるお年頃の俺達には馬の耳に念仏だった。

結局、あまり深く山に入らないことを約束させられて別れたが、
おっさんの「夜の山は人を飲み込む」という言葉と、
別れ際の「道に迷ったとしても絶対獣道には入っちゃならねぇ。戻るも進むもきれいな山道だけにせれ」
という助言が少し気になったが、まぁ特別不思議な台詞ではないので受け流した。


654 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:14:23 ID:K8iAqaBJ0
そんなこんなで、山道に入った時点ではもう真っ暗闇。朧げな月の光と、懐中電灯だけが頼りという状況。
さすがに夜の山はそれなりの雰囲気があり、
気が狂いそうな静寂と、時々何かが立てる物音で緊張感が高まっていく。

暗闇の中、目的地へと進むのは至極困難だ。
早くも道に迷いかけた俺達だったが、そこはドントウォーリー。
こういうことを予測して詳細な地図を持参していたので、地図担当のBに地図を出してもらった。

地図に沿ってなんとかトンネルまでたどり着き、トンネル内を散策。
特に怪奇現象などには見舞われなかったが、
トンネルの壁をくりぬいて(彫って)作られた地蔵にはちょっとビビッたw
壁そのものを彫って作られた地蔵なんか見たこと無かったし、何よりその地蔵の造詣も少しおかしかった。

地蔵の基本的造詣なんてものは知らないが、地蔵ってこう顔も姿も丸っこいじゃないか。
そのトンネル地蔵は丸みがないわけではないんだけど、顔がやたら長く、体に対して顔部分がでかい。
その上、つり目気味で微笑している表情だから、なんかキツネみたいに見えてなんだか変な感じがした。


655 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:33:12 ID:K8iAqaBJ0
ちょっと怖気づく面々だったが、貧弱体質なのにお調子者で気の強いAが、
「この地蔵、俺にそっくりじゃね?誰に断って立てたか知らんがモデル代くれ」と意味不明発言。
(確かにキツネ顔のAに似ていないこともなかったがw)
「もしかしたら、俺の母ちゃんが内緒で俺の美形を売り物にしてるのかもしれん。
でもどうせなら、こんな田舎じゃなくて都会で売れたかった」

ちょいナルが芸風のAのおかげでだいぶ緊張がほぐれた俺達は、
地蔵以外に目ぼしいものがないので、地蔵に食いしん坊のCが隠し持っていたから揚げを強奪してお供えした。
(本当は、奪い合ったはずみで落ちたからお供えしただけw)

トンネルを後にした俺達は、トンネル内で撮った
写真に何か写っているかなみたいな話題をしながら、山を下り始めた。
来た道を戻るだけなのでサクサク進んでいったが、不思議なことにずっと同じ道を廻っているような感触。

最初は気にせず進んでいたが、どう考えても山を降りることが
できているくらいの時間が経過し、道に迷ったと悟った。
特に迷うような分岐はなかったはずだが、間違った可能性があるので再度トンネルを目指して戻ることに。

かなり長い間足を進めたが、トンネルにすらたどり着けなかった。
いったい俺達はどこにいるんだーとパニくりはじめたとき、
地図を眺めていたBが突然悲鳴を上げて転倒した。


658 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:00:19 ID:K8iAqaBJ0
「どうした!?」と、Bに光を当てる。
B「な、なんかが降って来た!!」
なんだなんだとあたりを見回すと、一匹の猿が飛び回っているではないか。

野生の猿なんて見たことなかったし、そもそもこの山に猿がいるということも知らなかった俺達は、
驚愕したものの、ちょっとだけホッとした。
B「なんだよ、猿かよ。驚かせやがって~…あ!!」
またもやなんだなんだと俺達はどよめくと、いち早く気づいたAが叫んだ。

A「Bのバカが猿に地図取られとる!!」
猿を照らすと、確かに猿が地図を持って跳ね回っている。
AとBが地図を取り返そうと飛び掛るも、猿は颯爽と林の中に消えてしまった。

困り果てた俺達だったが、あまりにも素早く猿が逃げ去ったので、
猿を追うこともままならず、とりあえず山道を下ることにした。
当然分岐がきても勘でしか選べない。
まぁなんとかなるか~と、猿アクシデントで逆に吹っ切れた俺達は、
猿を罵倒したり好敵手として讃えたりしながら、ぐんぐん進んでいった。

すると、思いのほか早く分岐にたどり着いた。
右と左、どちらの道にするか。
道を照らし、風景を必死に思い出して空っぽの頭をひねっていると、
「なんか左の道にある!」というAの指摘の元、左の道を調べると、
なんと、トンネルのキツネ地蔵があるではないか。

来た道にはそんなものなかったはずなのに。
怪現象に驚くというよりは、いかに最善の道を選ぶか必死になっていた俺達は、
来たときはなかった地蔵がある=その道は間違った道、ではないかという考えの検証に夢中だった。
その結果、俺・B・Cは右の道を選ぶと主張したが、Aが猛反対。
「これは本体である俺を助ける地蔵の導きだ」と主張して、一歩も譲らなかった。

B「こんなときにネタはやめろ!」
A「いや本気だ!」
AとBの口喧嘩にひたすらオロオロする俺とC。
そんなカオス手前の状況の中、右手の道から地図を持った猿が突如出現。
あまりにも早い再会にも驚いたが、
猿が「こっち!こっち!」みたいに見えるジェスチャーをするのは、夢でも見ているのかと思うほどたまげた。
突然の新展開にさらに困惑していると、Aが無理やりBを左の道に引っ張っていった。


660 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:17:22 ID:K8iAqaBJ0
俺もCも、あまりにも強引なAに行動に、まさか憑かれているのでは!?と不吉な考えが浮かんだ。
Aを止めようと走りよった俺達だったが、二人の前に来てフリーズしてしまった。
Aによって左の道にひきこまれかけているBが、尋常じゃないくらい暴れている。
血走った目はぐりんと上を向き、涎を垂らしながら歯を食いしばり、
「いやだー!!猿!猿の方に行かなきゃダメだー!!この道はイヤダー!!猿の道がいィィィ!!」
と気が狂ったように叫びだした。

A「そこのボケナスノロマとボンクラデブ!止まってないで手伝え!!」
(いつものAだ!!)と、年中口が悪くて人を罵倒しまくるAの罵りに理性を感じ取った俺とCは
暴れるBをガッチリ押さえて左の道を突き進んだ。

地蔵を過ぎたあたりでBは大人しくなり、しばらく放心状態に。
俺達の呼びかけにやっと反応したBは、少しキョロキョロした後、
突然「うひゃぁ~~」と叫んで、一目散に道を駆け下り始めた。
当然のBの疾走に驚いた俺達は、意味も分からずBを追いかけ道を下った。

結局、左の道が正しかったようで、Bを捕まえたあたりで山のふもとあたりに出ることができた。
そのまま山を下ったが、その間Bは何を聞いても「うるさいうるさい」しか言わず、
Cが隠し持っていたうまい棒を、10本ほどもくもくと食べていた。


663 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:58:59 ID:K8iAqaBJ0
結局、町で夜明けを待ち、バスで帰った俺達だったが、
町でもバスでも相変わらずBはだんまりだったし、しつこく聞く俺をAがたしなめた。
仕方ないのでCのリュックを漁ったが、チロルチョコしか出てこなかった上に、チョコ好きのAni奪われた。

なんでAが左の道を選んだのか、Bはなぜおかしかったのか、その後どうして疾走したのか。
物事がハッキリしないと無性にいらつく俺は、
チョコすらありつけなかった八つ当たりに、Cの耳をひっぱったりした結果、Cがキレて俺を殴った。

そんなこんなで地元に帰った俺達は、なんとなく気まずい感じで別れて、それぞれ帰宅した。
その後もAとBが真相を明かしてくれることも無く、
結局あのことはタブーになってしまうのかと残念に思っていた。

しかし、その一ヶ月後くらいにCと遊んだとき、(山から帰った二日後くらいには仲直りしてた)
Cが、AとBそれぞれ別々に聞き出した真相を教えてくれた。
なんで俺には言ってくれないのかと嘆くと、「お前は口が軽いから」と笑われた。
お前もだろこのデブゴンめ、と思ったが、そこは大人しく聞く姿勢に入った。


664 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:59:32 ID:K8iAqaBJ0
まずAの話だが、
Aはなんだか、最初から地蔵に懐かしさというか、見守られている温かい感じがしていたらしい。
だから、全然山にもトンネルにも恐怖を感じなかったらしいが、
猿が現れてからは、何か嫌な感じがしていたそうだ。

猿が地図を奪って消えてからも、何かに見られている感じがしていたらしい。
左の道に地蔵を見つけたときは、から揚げの恩返しだな。パターン乙wと思ったのらしいが、
間違ってても戻ればいいし、最悪夜が明けるまで待てばいいと気楽に構えていたとのこと。

しかし、猿が再出現してからは、絶対に右を選んだらいかん、と感じたとのこと。
最初は普通にBと言い合いしていたが、猿出現からなんだかBの目の焦点がおかしいことに気づき、
こいつは魅入られているのでは?と思い、猿から離すためにも左に引きずりこんだ次第。

B発狂後、俺らがフリーズしたときが一番焦ったらしく、
Bだけじゃなくこいつらも魅入られたんじゃ…と、内心冷や汗をかいた模様。
B疾走後、Bが俺らの後ろの何かに反応したのに気づいたAが、
後ろ、すなわち分岐点あたりを照らしてみると、あの猿がちょこんと座ってこちらを見ていたそうだ。
ただ猿の表情は言葉では表せないほど醜く、悪意に満ちていたらしい。


665 :トロンパイ:2009/03/11(水) 04:00:05 ID:K8iAqaBJ0
続いてBの話。
BはAと真逆に、トンネルの時点から嫌な感じがしていたそう。
(本当は山に入ったときからビビっていただけと思うがw)
地蔵には恐怖MAXだったらしい。猿は完全にただの野生の猿と思っていたとのこと。

分岐ではAが正気じゃないと思い、激しく反対した。そっからは少し記憶が無いそう。
んで、気がついたら俺らがガッチリと自分の身体を押さえて、自分を見つめていたから、
こいつら実は集団ゲイだったのか!?とビビったらしい。(多分これは後付けの強がりだろうw)

事態を把握しようと周囲を見回すと、俺らの後ろ、さっきまでいた分岐の場所に、
おそらく3、4mくらいの、光る目を持った化け物がこっちを見ていたので、慌てて逃げたとのこと。
その後は、恐ろしいやらわけわからんやら、俺らがゲイで襲ってきやしないかやら、
俺がしつこくてウザいやらで、いつでも一人で逃げられるよう、丹田に力を込めて黙って気を溜めていたらしい。

これが俺が十代の頃経験した、山の不思議な出来事の全てです。
だいぶ昔だから、ちょっと脚色してしまっている部分もあるかもしれないが…。



570: 本当にあった怖い名無し:2009/12/05(土) 21:54:46 ID:6/g0hYLW0
花摘み
自転車で近くの山道を下っていた時の体験談。

チャリで風切りながら、山道を降りていると、後ろから軽トラが追い越した。
その追い越した軽トラはそのまま減速し、山道の脇に停まった。

そして、中からロングスカート履いたオバサンが出てきたと思いきや、いきなりスカート取っ払って、
その場にしゃがみ込んだ。
「え?…道路でお花摘みか?…有り得ねえ。何してんだよ…」と内心呟き、そのまま通り過ぎた。

その直後の事だった。
後ろから車の気配…。
見覚えのある軽トラが、猛スピードで俺を追い抜いたと思いきや、
また道路の脇に停まって中からババアが出てきた。


そしてスカートを下ろす仕草…。
イマイチ状況を掴めないと同時に、気色悪く感じながらもさっきよりスピードを上げて通り過ぎる。
その直後、また後ろから車の気配が…。
まさか、それもさっきの軽トラだとは、俺は夢にも思わなかった。
そして道路の脇に停まり…中から…

俺が山降りるまで、軽トラからババアが出できてはスカート下ろすという奇妙な出来事が延々と続いた。
当時中学生だった俺は、理不尽な恐怖に圧し潰され顔がクシャクシャになりながらも、
何度も追い抜いては停まる軽トラを横目に、必死でチャリ漕いで山の麓まで逃げた。

それきり、もうあの軽トラが後ろから追い越してくることはなかった。



571:
本当にあった怖い名無し:2009/12/05(土) 21:59:31 ID:lsQ1GFEK0
怖っ!!!!!!!!!!!!!!!



576:
本当にあった怖い名無し:2009/12/06(日) 01:24:40 ID:37XkK3to0
軽トラからババアが出できてはスカート下ろす…
もしこれが霊?の仕業だったとしても、一体霊は何がしたかったのかwww



579:
本当にあった怖い名無し:2009/12/06(日) 03:14:23 ID:sDBGSOMEO
きっとそのご婦人は、自分が死んだ事に気付いてないんだろ
自分が死んだ時の状況を延々繰替えしてんジャマイカ?
おおかた道路で花摘みしてて轢かれたんだろ
合掌・・・



588:
本当にあった怖い名無し:2009/12/06(日) 21:54:34 ID:xv3rJtCI0
山道の女の子
3年前に田舎の工場に転勤になりました。
娯楽もないので休日は車でドライブ→温泉めぐりの日々。
ペーパードライバーだった俺もすっかり車の魅力に取り付かれ、
MT車を買って夜の山道を走りに行くようになりました。

ある日のこと・・・女の子とすれ違いました。
年は20くらいかな?長い髪の毛。
時間は12時くらい。1.3車線くらいの真っ暗な山道で・・・

びっくりしたけど集落から歩けない距離でもないし
「地元の女の子でバイト帰りなのかな?」
「女の子が一人で深夜の山道を歩いてるなんて危ないなー」
くらいにしか気に留めて無かったです。
「俺には霊感なんてない」と信じていたので

その後も女の子とは何度かすれ違いました
いつも同じ服装。髪型も同じ・・・


590: 本当にあった怖い名無し:2009/12/06(日) 22:07:59 ID:xv3rJtCI0
んでこの前衝撃的な事実を知ってしまいました。
俺が走りに行ってた峠道で
ひき逃げ→遺棄された女子高生の遺体が見つかったそうな・・・
10年以上前の事件だそうですが犯人は自殺した?とのことでした。

俺がすれ違った女の子は・・・
まぁ幽霊いねーよな・・・うん・・・そう信じてる・・・



729:
本当にあった怖い名無し:2009/12/14(月) 22:07:38 ID:6hjKRl5G0
導く背中
文章下手なんで箇条書きで書きます。

中学校のときにクラスで登山キャンプに行った。
参加者は男女合わせて三十人ほど。

貸し切りバスで現地に向かったのだけど事故で思いっきり到着が遅れた。
現地に到着したときはまだ明るかった。
担任の先生を先頭にキャンプ地に向かって山を登った。
キャンプ地までは一直線の山道でところどころ標識があるので余程のバカでも迷うことはあり得ない。

私は一番後ろを歩いてたんだけど何だか急に足が重くなり少し遅れた。
でも前方に同級生の背中が見えたのでそのまま登った。
段々夕闇が迫ってきて暗くなってきた。
同級生の後ろ姿もどんどん見えにくくなりペースを早めた。

しかしまったく追いつけない。
そのうち周囲が見えないほど暗くなった。
焦った私は大声で同級生に声をかけたが反応せずにどんどん歩いていく。
その差前方20メートル。

遂に真っ暗になり私は身動きできなくなった。
夏とはいえ結構寒くなりカッパを着用してその場で待機した。
真っ暗で身動き取れないからだ。
数時間後懐中電灯の灯りが見えた。

担任と登山経験のあるクラスメート合わせて三人が私を捜しに来てくれた。
私が待機していた場所はキャンプ地から歩いて1時間以上の場所。
私はとうにキャンプ地を過ぎて歩いてたわけだ。

私の前方を歩いていた同級生は?
そいつは先頭から二番目を歩いてたそうだ。
私が見ていた背中は誰だったんだろう?

今でも不思議に思う。
怖くないですみません。



733:
本当にあった怖い名無し:2009/12/14(月) 22:58:08 ID:2IKk0/5S0
>>729
コワイコワイ、最後にゾーッとした
面白かったよ!



734:
本当にあった怖い名無し:2009/12/14(月) 23:00:48 ID:TaPkU/0m0
>>729
けっこう怖いよ
知らない山で一人ぼっちなんて耐えられない。
でも捜しに来てくれてよかったね。


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