221:本当にあった怖い名無し:2008/08/14(木) 00:17:47 ID:yXP6pEUzO
後ろ髪
ゲシュタルト崩壊って話あったよね。

それ関連の小技なんだけど。
あ、髪の長い人限定ね。

鏡に向かって自分の後ろ髪を自分で引っ張ってみる。
なるべく引っ張ってる自分の手が見えないように。
誰も居ないのに髪引っ張られてる…
みたいなほんのり不気味な気分が
お手軽に味わえてオススメ。
これ自体はあんまり怖くない。
むしろちょっと楽しいくらい。

しばらくして鏡を離れてるとき、
後ろ髪を引っ張られる感触がして
「え!!?」って振り向いたら
自分の手で無意識に引っ張ってた。
見るまで自分で引っ張ってるって
気付かなかったのが一番怖かった。
闇


48:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:01:30 ID:seJKF9bVO
異物
心霊とは関係ないが俺が体験した話。

俺の実家のすぐ隣には友達の家があって、よく子供の頃、遊んだりしてたんだ。
ある日曜日、急にそいつから電話があって、
「お前のお母さんに替わってくれる?」って受話器とっていきなり言われたんだ。

意味が理解できなかったが、母親と替わると、
少し話した後足早に母親がそいつの家にチャイムも押さずに入っていった。

俺も気になったから付いて行ったんだが、
そこには割れたガラスのテーブルと右足が血まみれの友達の姿があった。




49:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:13:24 ID:seJKF9bVO
状況を把握すると、どうやら両親の留守中に
ふざけてガラステーブルを踏み抜いてしまったらしい。

外科医院に連れていかれたんだが、しばらくして母から電話があり、内容は
○○くんは足の肉が削げ落ちてて急いで縫い合わせないといけない。
そこらへんに落ちてる筈だから自分が戻る迄に探しておくように」との事だった。




50:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:19:15 ID:seJKF9bVO
こんな事を平然といってのける母に驚いたが、
見つからない事を祈りつつ事件現場へと足を踏み入れた。

恐る恐る見渡したが、それらしき物は見つからず、僕は安堵した。
部屋の中には割れたガラス片と壊れたテーブル、
血まみれの床と丸まったガムテープだけだった。

しかしその瞬間すぐに疑問が沸き上がってきた。
「丸まった…ガムテープ…?」



51:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:25:30 ID:seJKF9bVO
当初それは無造作に捨てたガムテープが
室内の毛やホコリを吸着して役目を終えた物にしか見えなかった。

しかし注意深くそれを観察すると確かに表面はガムテープと
遜色のない色合いではあったものの、裏側はまるで収縮するアワビに
小さなとうもろこしを埋めこんで赤く塗ったような感じだった。
それが何であったかはあえて言いません…。

以上、友人の肉片を見てしまった話でした。



52:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:28:07 ID:HztEW7VOO
ぎゃー



54:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:38:37 ID:rk2cgj+/O
こういうのは案外怖い。
自分も仕事柄人身事故現場を何度か見るが、
“人は普通、こうである”という概念を覆す状態になった人はやはりゾッとする。



55:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 04:48:06 ID:3VFrGJwUO
>>54
鉄道関係?

電車の運転士って人身事故あっても処理終わったらまたすぐ運転しないといけないから辛いよね



56:本当にあった怖い名無し:2008/08/31(日) 05:02:00 ID:rk2cgj+/O
>>55
当たり。
レールと車輪で…袈裟切りになったり。
本当、勘弁願います…。



142:1/2:2008/09/05(金) 18:02:40 ID:T6tAzdaR0

マネキン
高校の頃深夜に友達のお兄ちゃん運転の車で心霊スポットで有名な某トンネルに行った。


山中の青看板でわざわざ立ち入り禁止になってる方向に行くとあって
私達はその情報しか知らず、道中普通にトンネルがあったんだけど
全然禍々しくなくて綺麗なトンネルだったから「このトンネルじゃないだろ」とか言いながら
普通に目的のトンネルを通り過ぎてた(これは後日調べてわかったんだけどね)

当然ながら走っても走ってもトンネルが出てこないもんだからトンネル探しは諦めて
車から降りて散策しようって事になって山道を歩く事にした。
んで結局何も無く車へ戻る帰り道に、ふと端に止まってた
廃棄車両に懐中電灯あてたら
中に人がいて目が合った。
思わずギャーーー!って叫ぶ私。びびってどうしたのか聞いてくる周りの人。
事情を説明すると運転手の友達のお兄さんが俺が見てくるって懐中電灯片手に車に近づいた。



143:2/2:2008/09/05(金) 18:11:56 ID:T6tAzdaR0
そしたらそれは多分誰かのイタズラだったのかただのマネキンで
丁寧にも車の後ろのガラスに正面向いてもたれる様に置かれてて
照らした私と目が合ったっていうオチだった。

一同ホッとしつつ、友達がカメラ持って来てた事に気付いて
これ事情知らない人が見たら心霊写真になるんじゃない?と
皆で廃棄車両をバックにマネキンも写るように記念撮影する事に。
そして廃棄車両の前に皆で立って撮った。

後日現像した写真が出来たので皆で見てた時に嫌な事に気がついてしまった
あの時撮った写真のマネキンが私達と同じ方向を向いていた。



164:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 22:05:15 ID:JMiBBbCs0
霊感腐女子
聞いた話だし真偽は不明だけど、いくつか投下してみる。

大学のサークルで仲良くなった、後輩の腐女子から聞いた話。
俗に言う、視えるタイプらしい。

中学生のころ、初デートで映画館に行った。
ホールに入る瞬間から「何かいるな…」と思ったが、
横にいる男の手前もあり、よくあることなので(ねーよ)黙っていた。
モノは某巨大客船沈没映画。長い上につまらなかったが、
彼に気を遣って、必死に眠気と戦っていた。

しかしいつしかウトウト船を漕ぎ始め、ぼぉーっとしていると、
突然、館内中を揺らすような大音量で哄笑が響き渡った。
何事かとスクリーンをみると、
髪の長い女がデカデカと映し出され、白目を剥いて嗤っている。
半分寝てはたが、さすがにこれは変だ…と視線を落とすと、
前方の客席。座る客の全員が、
彼女の方を向き、同じ白目で嗤っていた。
そのすぐ直後、みながスッと前を向き、映画は何事もなく本来の物語に戻ったという。

「前の人、首が360度まわってたような気もするけど、さすがにそれは夢かも」
ちなみにこのとき一緒にいった男とはすぐ別れたそうな。
彼もまた、同じ顔で嗤っていたのが忘れられなかったから。
背伸びをしてタイ○ニックなんぞ見に行った私への、エヴァ様の祟りだと笑っていた。

俺が知る限り、庵野監督はそこまで人間辞めてない。たぶん。



165:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 22:06:17 ID:JMiBBbCs0
同じ霊感腐女子(小野大輔は総受け)から聞いた話。

「地元にいたころ限定で」らしいが、人死や凶事の前兆が視えることがあった。
よく火事のある家の屋根に赤い旗が立つ、なんて話があるが、
その類かと問うと、ちょっと違うらしい。

曰く、「不幸のある家の戸口には、黒いお坊さんが立つ」
身の丈2mほどの長身で、傘を被った僧形の男(?)が、ゆらりと佇むのだという。
そしてソレは、ひどく影が薄く、「顔が無い」。

「傘被ってるなら、男女なんか解らないし顔も見えないじゃん」そう突っ込むと、
「解る解らないじゃなくて、アレは顔が無いっていう、そういうもんなの」だそうだ。
不気味ではあるが、いまいち意味不明だった。

ちなみに彼女の祖母も、かつては同じモノが視えていたという。
ある日、隣近所すべての戸口に黒い僧がゆらゆらと立っており腰を抜かしたそうな。
その翌日、町が空襲にあったという…

蛇足だけど、
たまたま泉鏡花の「海異記」を読んだところ、ちょっと似た内容だった。
なんとなく気になって「鏡花知ってるか?」と確認したところ、
「純文はこころ以外よくわからん。アレは良いBL」
…だそうだ。



166:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 22:07:31 ID:JMiBBbCs0
同じ腐女子(ルルーシュにキュンキュン)から聞いた話。最後。

高校の卒業旅行という題目で、仲の良い男女何人かのグループで中国に行った。
そのときの体験談。

仲間内にひとりバイリンガルな娘がいたことと費用の関係で、
パック旅行ではなく、なかば行き当たりばったりの計画で現地を巡った。
最初の数日は都心を見物していたが、やがてそれにも飽き、
車を借りて、万里の長城をメインに遠出をし始めたそうな。

その帰り道。
何処をどう間違えたのか、道に迷い、寂れた田舎町に辿り着いてしまった。
全員かなりテンパっていたが、時刻はまだ夕方。
バイリンガルさんが訛りの強い言葉に苦戦しながらもなんとか道を聞き出し、
無事、帰路につくことができたという。
しかし、彼女はその間じゅう、車内でずっと震えていた。

「何があったん?」問うと、
「そこの人たち、みんな腕が3つあったり、足が一本足りなかったり、頭がふたつあったり、
 とにかくメチャクチャの畸形に視えたんよ。流石にヒいた。あんなの初めて視た…」
とのこと。
今か昔か知らないけど、共食いでもしてたんじゃないの…と彼女は結んだが、
いくらなんでもそりゃないだろう、と笑うに留めておいた。

インパクトのあった話はこのくらいかなあ。
初書きなのでヘンだったらごめん。

俺としては、中学でカレシ作って卒業旅行で友達と海外いっちゃうようなリア充のこいつが、
土曜夜の文化放送をメールで実況してくるほど重度の腐女子であるという事実の方が、
若干、怖いのだけど。



276:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 08:25:58 ID:LAajzCqnO

昨夜の話、

うちは妻と子供ひとりの家族なんですが
いつも子供と妻は自分より早く寝て、自分は少し
夜更かしして少し後で寝ます。



277:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 08:30:23 ID:LAajzCqnO
昨夜もいつもの通りみんなが寝てから少し夜更かしして
寝室にいきました。
妻は熟睡で子供もゴロゴロ転がりながら熟睡してます。
うちの子は一歳でかなり寝相がわるく、朝おきたら布団からはみ出てることも
珍しくありません。



278:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 08:36:27 ID:LAajzCqnO
そんな感じで寝返りをうつ子供をぼんやりと
見ていたら、動きに違和感を覚えました。
ブレイクダンスのように背中でいきなり頭と足が
逆になるように回ったり、とくに足で蹴った様子もないのに
頭のほうに20センチくらい動いたり。
その時は激しいなぁくらいにしか思わず、ぼんやりと見てました



279:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 08:45:07 ID:LAajzCqnO
とうとう布団からはみ出て、床に転がってしまったので
やれやれという気持ちで子供に近づき、抱こうとしたとき
異様な感覚に襲われました。
背筋をなにかが伝わるような、全身の毛がたつような
ものすごくぞーっとする感覚です



280:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 09:00:15 ID:LAajzCqnO
咄嗟に部屋の角を見ていました、そこには
高さ170センチくらいの鏡が置いてあり。その鏡を
じっと凝視していました。

そこには自分と子供がうつっていて
とくになにもないなと思ったら鏡の下のほうに
なにか黒いものがうつっているのが見えました。なんかもぞもぞ動くその
黒いものをなんだろうと思って見ていたら、白いものが何本か伸びてきて
ふらふらと動いています



281:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 09:07:18 ID:LAajzCqnO
コンタクトを外していたのでぼんやりとしか見えず、
よく見ようと鏡に少し近づいたらまた全身の毛穴がひらきました。
黒いものはボサボサの髪の毛のはえた後頭部で、白いものはガリガリの腕でした。
鏡にうつったそれは必死に奥にうつった
子供に腕を伸ばしていました



282:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 09:12:36 ID:LAajzCqnO
なんだこれと必死に理解しようとじっとその様子をみていたら
腕が不自然にどんどんと伸びていきます。そして子供に触れる
機会を伺うように子供の周りで動いています。

時々、子供に触れるくらいに近づき、そのたびに子供は激しく
寝返りをうっていました。
そんな動きを少しの間繰り返していたら
遂に一本の腕が強引に足をつかみました



285:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 09:38:29 ID:LAajzCqnO
次の瞬間、子供の体が背中でくるりと回り
鏡の方へずずっと動きました。
子供は激しく動き、何回も寝返りを繰り返しています、
まるで腕を振り払らおうとするように。
私は叫んでいました、内容は覚えてないですが何かを叫んで
必死に子供を抱き抱え自分の布団に潜りました



286:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 09:44:02 ID:LAajzCqnO
気がついたら朝でした。
子供をだいた妻に普通に起こされ
周りを、鏡を見てもなにもない
普通の朝の風景でした。

よく話にあるような子供の足にアザが残ってたとかもなく
妻に聞いてもなにもしらないとのことですが
本当に怖い体験でした
へたくそな文ですいません(´・ω・`)



289:本当にあった怖い名無し:2008/09/07(日) 10:02:40 ID:LAajzCqnO
ひとつ言えるのは眠りにつく前の
話なので夢では決してないということです



353:本当にあった怖い名無し:2008/09/08(月) 03:49:24 ID:m2ZmQlcE0

大学の友人の話


そいつが最近引っ越したアパートには、備え付けの机があったんだ。
で、その机の一番下の段をよく使ってたんだけど
開閉する時に、何か細かいものが移動するような「ザラザラ」と言う音が聞こえてきたらしい。
自分はそこにそんな音がするようなものは入れた覚えが無かったので
はて?と思いつつ確認してみると、その引き出しの底は、二重底になってる。
外から見るとわからなかったが、1センチぐらいの空間が底との間にあるようだ。
試行錯誤していると、底の板が外れた。

中にあったのは、大量の人の爪だったそうだ。
マニキュアをつけたものからどう見ても子供の爪にしか見えないようなものまで
それも指から無理に剥がされたような感じのものばかり。
正確には数えなかったそうだが、軽く見積もっても200枚ぐらいはあったらしい…

机は速攻で廃棄処分にし、新しいものを買ったそうだ。



354:本当にあった怖い名無し:2008/09/08(月) 03:56:16 ID:H6ru98hFO
>>353
気味悪いなぁ…
棄てちゃって怪現象的な事は起こらなかったの?



366:本当にあった怖い名無し:2008/09/08(月) 10:14:53 ID:m2ZmQlcE0
>>354
特に今は何も起こってない模様
それより俺は奴が未だ部屋の鍵を交換してないことの方が心配です



368:本当にあった怖い名無し:2008/09/08(月) 12:10:10 ID:7vZxngNs0
飛び降り
俺が数年前に体験した話

その日俺は飛び降り自殺に遭遇したんだ、それも飛び降りる瞬間を見てしまった
それ自体はまあ珍しくない事なんだろうけど、
俺はその飛び降り自殺を下から見てしまったんだ


高層ビルの下を歩いていたら、近くを歩いていた奴が突然「上!」って叫ぶから、
何気に上を見たらちょうど俺のすぐ横に落ちてきやがった
凄い勢いで地面に叩きつけられたわけなんだけど、意外と衝撃は少なくて、
その落ちてきた奴(女だった)も、体の形が変形してる以外は、血もあまり出てなくて、
綺麗なもんだった

まぁ初めて目の前で自殺を見ることになった俺のショックは凄いもんだったわけだが
何より怖かったのは、落ちてくる瞬間に
その女の顔を下から見上げる形になったんだけど、

その顔が凄い笑顔に見えたってことなんだ



369:本当にあった怖い名無し:2008/09/08(月) 12:17:48 ID:B8zcM1rJO
>>368
当たらなくて本当に良かったね…こわい



815:本当にあった怖い名無し:2008/09/16(火) 09:22:04 ID:gwa12B4+0
時間が止まる
実体験した話

別に怖いってわけでもないし、今はそんなこと全然起きなくなったが、とりあえず聞いてくれ
俺は小さい頃、よく「時間が止まる」現象を体験していた
なんの前兆もなく、突然「ピタッ」って感じで時間が止まるんだ

これはその時間が止まったときに体験した話
10年くらい前、俺が小学校3年の秋ごろ、家族で外食して帰る途中だった
みんな自転車に乗ってて、両親・兄貴・俺の順で走ってた
十字路で左に曲がれば下り坂ってところで、突然自転車が「ピタッ」って止まったんだ

別にブレーキかけたわけでもなく、本当に「ピタッ」って感じ
前を走ってる家族も、凪いでいた風も止まって、
「え?あれ?何これ?」って不思議に思ってたら、

右側前方の民家の玄関先に、女の人が立ってるのが見えた
冬物のセーラー服を着て、スカートは足首まで隠れそうなくらい長く、
10年前とはいえ明らかに今時の女子高生って感じじゃなかった

その時は横を向いていたんで顔は分からなかったが、
俺がふっと下を向いてもう1度見直したとき、

その女の人はいつの間にか体全体を俺に向けてこっちを見ていた
女の顔色は異様なまでに悪く、目は虚ろで、目の下にはクマがあり、口は半開き、
どう見ても健康な人間じゃなかった


何よりも不気味だったのは、右の袖が風もないのにフラフラ揺れてたことだった
よく見ると右腕がない・・・・・「ヤバイ」と直感的に悟った俺は目を逸らして自転車を漕ごうとした
その時に頭の中で「プチンッ」って音がして、
前にいた両親と兄貴が何事もなかったかのように走り始めた


俺もそれを追いかけるように走って、
がる直前にさっきの女の人を見ようとしたけど、そこにはもう誰もいなかった




909:1/2:2008/09/18(木) 00:16:08 ID:uDMDDBSL0
ミキサー
以前勤めていた会社の近所にあった町工場で起こった話。


年末も近いある日、樹脂と着色剤などを混ぜる仕事をしているその町工場では、
何台もあるミキサーの年末大掃除をしていた。
ミキサーと言ってもさすがに専門の工場だから、
容量2000リッターなんていう巨大なものも設置されていて、
そういうミキサーの大掃除というのは、人がそのミキサーの筒の中に入ってやる。

その装置はヘンシェルミキサーといって、金属製のがっちり分厚い筒の中で、
筒の内径すれすれの大きさのステンレス製のスクリュー羽根が毎分数百回転する構造。
俺は機械に詳しくないんで、ひょっとしたら勘違いがあるかもしれないが、
しかし要するに、そういう感じの人がすっぽり入れる強力ミキサーがあったわけだ。



910:2/2:2008/09/18(木) 00:19:03 ID:uDMDDBSL0
工場長(兼、社長)が夕方、外出先から工場に戻ってみると、
なぜか作業場から変な笑い声が聞こえる。
作業員の名札掛けを見ると、主任ともう一人の工員が残っているらしい。
現場に行ってみると、笑っているのは主任で、
ミキサーの前でぺしゃりと座り込み、床には失禁した尿が流れている。
ミキサーの周りには、ウンコとジンギスカン焼肉が混ざったようなというか、
そんな悪臭が満ちている。

工場長は観念してミキサーの中をのぞき込み、
そこに予想通りの、完全に粉砕された、
人間一人分の焦げかかった肉と骨の混合物を発見した。
(高速ミキサーだとシアリング熱とやらで熱くなるものなんだそうだ。)

以上がその社長の話を聞いた元従業員からの又聞き。
においとかはそいつの表現だ。
主任は完全に発狂していて、事故の原因を聴取することはできなかったそうだ。
警察にも、掃除後に動作テストをしようとしていたときに、
何らかの手順ミスがあったのだろうと推測することしかできなかった。

この事故がもとでこの工場は操業停止命令を受け、
資金繰りが苦しかったこの町工場はたちまち追いつめられた。
社長は行方不明になり、3ヶ月後に首吊り死体で見つかった。

町工場は廃墟となったが、そこに幽霊が出るという話はないと聞いた。
俺に話してくれたくだんの元従業員によると、
「さすがに、あれだけ粉々になっちゃ、化けて出られても何だかわからねぇし」
だそうだ。




911:本当にあった怖い名無し:2008/09/18(木) 00:35:58 ID:/u8bcWKFO
実際あるんだねえ
リアルだわ



964:1/2:2008/09/18(木) 17:24:59 ID:P4cMJMda0
まさし
最近職場で怪談が流行ってて、毎日皆の体験談とか聞けて自分大喜び。

で、今日のお昼にAさんから聞いた話が怖かった。

ひと月くらい前に、Aさんが寝てたら、いきなり耳元で
「さだまさ○!」
という大声が聞こえて飛び起きたそうだ。(ここで皆爆笑)
で、上半身を起こしたまま呆然と固まっていると、
今度は部屋のあちこちから
「ここにもない…ここにもない…」
というささやき声が聞こえてきた。
で、部屋のどこから聞こえてくるのか集中して聞き取ろうとすると、
また大声で「さだ○さし!」
それが繰り返された。

最初は初めての霊体験にビビっていたAさんだが、
だんだん大声の方がうっとうしくなり、
頭の中で
「さ○まさしのCDならTVの上にあるから!それやるからさっさと出てけよ!」
と思った途端に、両方の声が消えたそうだ。



965:2/2:2008/09/18(木) 17:25:30 ID:P4cMJMda0
で、Aさんが次に気がついたら朝だったので、
「変な夢をみたな」と思いながらTVの上にあるはずの○だまさしのCDを見やったら、
床に落ちてCDケースからCDが飛び出してて、
しかもCDにばっちり傷が付いてて聞けるような状態じゃなかったそうだ。

最後にAさんは
「幽霊が物を壊す=幽霊がそれを貰ったことになる、ってなるのかな。初めて知ったよ。
 あんなの初めてだから怖かった筈なんだけど、それより腹が立った。」
というひと言で話を〆た。

さだのせいで皆大ウケしてたんだけど、
今、最後のセリフを思い出して怖くなった。
幽霊が物を壊す=幽霊がそれを貰ったことになるなら、
幽霊が祟り殺した相手なんかだとどうなるんだろう。



967:本当にあった怖い名無し:2008/09/18(木) 17:44:07 ID:74/jb4gr0
>>965
物に関しても死ぬ(壊れる?)と霊界に行くみたいな考え方があった気がする
たしか中国かどっかで死者のためにお札に模した紙を燃やしたり
なんかいろいろ燃やして、その人が死後の世界で使うとかそんな感じ

まぁ違うかも知れんが



30:本当にあった怖い名無し:2008/08/09(土) 22:37:16 ID:2gqkRHnT0
爪を噛む
今でもトラウマになってる思い出。

オチも何も無いんだけど、俺にとっては怖かったんで書かせてくれ。

小5の頃、クラスにMという太った奴がいた。
そいつは体臭が酷くて性格も暗くて、何か気色悪い奴だった。
で、そいつがいっつも、いーーっつも爪噛んでんの。
授業中もノート取るとき以外、ずっと口に手を入れてて、喋っててもすぐに爪噛み出す。
しかも手を洗わないから、クラスの奴らはみんなMを避けまくってた。
担任には仲良くしなさいと何度も怒られた。

で、Mの爪なんだけど、いつも噛んでるせいでめちゃくちゃ短かったんだよ。
普通の奴の四分の一ぐらいしかない。
ここまでくると噛みづらいらしく、噛みきらずに爪を歯で挟んでしゃぶってる感じ。
が、それでも噛み続けてるうちに爪がフニャフニャになって剥げてきたらしい。
俺も横を通る時にさり気なく見てみたりしたんだけど、その噂は本当だった…。
変な方向に反り返ってて、何かぐにゃぐにゃと波打ってるような形。

それも、見た感じ全部の指がそうだったし、
爪の内側の肉が見えてるしでマジで気持ち悪かくて、
もう本当にとにかく気持ち悪かった。
当然、噛んでる本人も痛いらしくて、授業中に「ヒィ」「うっ…ぐぐ……」とか呻くんだよ。
めちゃくちゃ痛そうに。でも絶対やめないの。
チラッと顔見るとマジで痛そうに顔歪めてて、その顔と声だけで怖かった。

この頃からクラスの奴らとよく「Mが怖い」ってヒソヒソ言い合うようになった。
最初は「汚いデブwww近寄るなよwwwww」ぐらいだったけど
本当に怖くなってきたんだな。
女子なんか泣きながら、先生に「Mくんが怖いです」って言ってたし、
先生も見かけるたびに注意するようになったけど、それでも止めない。
怒って手を引き剥がしても、また痛そうーーーにヒィヒィ言いながら噛み出すんだな。
終いには全校集会の時、校長先生がこの話をするまでになった。



31:本当にあった怖い名無し:2008/08/09(土) 22:39:53 ID:2gqkRHnT0
と言っても「近頃、授業中に爪を噛む子がいると聞いています。
学校では止めましょう。先生に注意されたら聞きましょう」を
10倍ぐらいの長さでダラダラ言った程度だったけど。
ちなみにMはそれでもやめなかった。

あと、3,4年の頃クラスが一緒だった奴(二年ごとにクラス替え)は、
Mは4年生の冬頃から爪を噛むようになったと言ってた。
でも当時は注意されれば止めてたっていう。
Mがあんなに爪を噛んでた理由は今でも分かってない。

ついでに、確かこの辺でクラスに私語がめちゃくちゃ増えて
Mが呻く声は、あんまり聞こえないようになってた。
私語を注意されたらみんな「Mが爪噛んでて声がキモいんだよ!」と言うし、
机も大げさなほど離してた。(俺も近くになっちゃったらそうした。)
Mはそんなクラスメイトの反応に何度も泣いてたよ。
でもやっぱり爪噛むのをやめないんだな。泣きながらでも指を口に入れていた。

そんなこんなしてる間に、Mの爪は本格的にフニャフニャになって剥げたらしい。
ある日、中指(確か)に包帯をしてきて、やっと家族か先生が
噛めないように強硬手段に出たのかと思ったら、剥げたんだと言ってた。
心底気味が悪かったよ。もうMが近くを通るだけで怖かったw
それから二週間に一回ぐらい(?)の頻度でMの指の包帯は増えていってた。
でも、剥げてもしばらくしたら爪は生えてくるらしく、
そしたら包帯を取ってしまう。で、ちょっとしか生えてない爪をしゃぶって、また剥がす。

何度かあった思い出は、Mが授業中に、すごく言いづらそうに先生に声を掛けてたことだ。
「あのう…」と小さい声で言って、気づかれなかったらまた「あのう…」。
それでも気づかれなかったら、ちょっと手を挙げる。
で、聞かれたら「爪が剥がれたので、(保健室で)包帯もらってきます」。
最初は先生がオロオロしながら「剥がれた爪はどこにあるの?」って聞いてたけど
Mは答えなかった。Mは噛んだ爪をいつも食ってた。



32:本当にあった怖い名無し:2008/08/09(土) 22:43:39 ID:2gqkRHnT0
関係ないけど当時の担任は、産休から戻ったばっかの女の先生だった。
だから多分、随分と対応に困ってただろうなと思う。

大した話でもないのにダラダラ書いてすまん。これで最後。
ある日友達の家で遊んでて、ウノすることになった。
で、そいつの家には無かったし、丁度俺は学校にウノを置いてたから、
学校近かったし取りに行ったんだよ。
それで教室に入ろうとしたら、中から「うっ、う゛う゛う、ううううう、おお」って声がしてくる。
Mが号泣してた。抑えようとしてるけど抑えられないっていう感じの苦痛の呻きだった。
 

俺はビビリだったんでそれだけで足がすくんで、教室に入る気は無くなった。
でも幸いなのか、ちょっとだけ教室のドアが開いてたんだな。
それで怖いもの見たさでで、ドアから離れて覗き見てみると、
ガジガジって擬音がつきそうなぐらいの勢いでMが爪を噛んでた。
もう涙ボロボロで鼻水も出まくり。鼻水垂れてた。

あまりに痛いからなのか顔傾けて両目細めて、それでも何か異常な勢いで
ガリ!ガリ!ガリ!と噛んでる…。肘めちゃ上げてた。
で、爪をくわえたまま思い切り「ばり!」と顔を離すのも見てしまった。
めっちゃくちゃ痛かったらしく、一拍置いてから、
「……っ、うわあああああ、うう、うううあああああ、うううう!!」と声を上げて泣く。
別に目が合ったとかそういう面白いことは一切無かったんだけど
俺はとにかく怖くて泣きながら帰った。
友達の家には戻らずに、即帰ってカーチャンに話した。

翌日からはMに会うのが怖くて登校拒否。
卒業式以外は完全に行かなかった。で、大事な用がある時は先生に来てもらってた。
何せその時のMが怖くて、比喩でなく毎日夢に見てたんだよ。
それで体調も崩してカウンセリングにも行ったし、睡眠薬との付き合いも始まった。

ちなみにMは、6年の半ばあたりでだんだん爪を噛まなくなって
今ではごく普通の太った人になってるらしい。(同窓会出てないので直接は見てない)
全く意外な展開とかはない思い出話でスマソ



95:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 00:16:32 ID:cmdaKnwW0
未亡人の家
地元にあるお化け屋敷の話なんだけど、
昔強盗殺人が起きただとかなんだとかで有名なとこ。

被害者が母子家庭だったって噂もあって「未亡人の家」なんて呼び方もされてたかな?
 

その話によると犯人は包丁を持って家に押し入り、母と子をメッタ刺しにして殺した後
家の中をゆっくりと模索。しかしその家は裕福な家庭ではなく大した金目の物もなかった。
そこで犯人はサイフと母親と結婚指輪だけ奪って逃走したんだって。
で、ここから友人が俺に聞かせてくれた話。

数年前にあのお化け屋敷に肝試しに行ったんだよね。
AとBとCと四人で皆で集まってさ、玄関まで行ったはいいんだけど

急に強く雨が降ってきて、もう肝試しって空気じゃなくなったんだ。
そのまま皆で雨宿りしてるときに

俺、皆をビビらせる為に「うわぁ!!」ってデカイ声で叫んだんだ。
そしたら皆一目散に車に逃げたんだけど
Aがぬかるみでこけて泥だらけになっちゃったんだよ。
で、そのまんま帰ることになったんだ。


車ん中でAのヤツ皆に笑われて「マジふざけんな」とか怒ってた。
仕方ないから俺の車に積んでたタオル貸してやったんだ。

そしたらさ、さっきまで赤くなって怒ってたAが急に青ざめてんの。
「どしたのよ?」って聞いたら「コレ…」って。自分の足首指差して言ったんだ。
それ見て皆声でなくなったね。

手形がついてたんだよ…あそこの幽霊の…え?なんで分かるのかって?
だって無かったんだもんよ。薬指。



104:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 04:37:23 ID:53JbK22b0
巫女のバイト
姉の体験談


近所の神社が祭りのために臨時で巫女のバイトを募集していた。
姉はそれに応募して、見事採用された。
主な仕事は祭りの時期の接客であったが、祭りのあとも土日だけ働けるようになった。

ある日、姉が境内の掃除をしていると、一人のサラリーマン風の男が声をかけてきた。
どうやら、神主とお話がしたいらしい。
セールスマンかな?と思ったが、とりあえず神主を呼び出した。
神主は境内で立っている彼を人目見て、血相を変えて近づいてきた。
神主が彼に一言耳打ちすると、彼は肩をガクっと落として涙を浮かべた。

男と神主は、姉も入ることを禁じられた
(というより、入る用事をうけたことがない)部屋に2人で入った。

数分して、神主がノソっと顔を出して姉に、日本酒を持ってきてくれ。と言った。

それから小一時間たったであろうか、彼と神主は部屋から出てきた。
彼は神主に何度も何度も礼を言っていた。
彼はお金と生で10万円ほど出して、気持ちです、と神主に押し付けて帰っていった。
神主はその10万円から数枚の札を姉に渡して、日本酒が足りない
からと、10本ほど頼んでくれと
姉に言った。

姉は神主の言うとおりに日本酒を頼んだ。
日本酒が届いたあと、神主は先ほどの部屋にいた。
神主は部屋の前においておいてくれ、そして今日は帰っていいと言った。



105:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 04:38:14 ID:53JbK22b0
次の週、姉は神主に先週あの後何があったのか聞いた。
要約するとこうだ。

あの男は、死神と出会ってしまったようで、近いうちに死ぬと宣告された。
それから、ずっと死神がまとわりついていた。
彼はいくつかの寺や神社を訪れたが、彼の死神を見える人間はいなかった。
お祓いをしてもらってもまるで効果がない、死神は消えない。
そもそも、彼が言い出すまで、彼が死神に憑かれていると気付いた人はいなかった。

しかし、神主は見えたと言う。ある程度力があればここまで明らかな神は見えて当然らしいが
最近は力がないのに、寺や神社を継いでいる者も多いと言う。
で、見える神主に除霊、というか死神祓いを頼んだそうだ。
だが、神主も見る力があると言っても、神を祓えるほどの力はない。

だから、彼に清酒をかけ、死神が少しだけ彼から離れた隙に身代わりに憑かせたらしい。
しかし、所詮は身代わり、力を抑え続けないと大変なことになる可能性もある。
そこで、清酒と身代わりを大量に用意し、当面はこれで力を分散させ、対処法を練らねばいけない。

とのことだった。
姉はその時は、怖がらせるつもりかな、程度にしか考えていなかった。
だが、そのあとすぐに、事実だと悟るようになる。
ある平日の夕方に神主の奥さんから電話がかかってきた。
神主が亡くなった、通夜も含めてこれからのことを相談したいの来てほしい、とのこと。
姉はなんだか嫌な予感がしたという。

姉はすぐに神主の家に向かった。
奥さんに何が原因で亡くなったのかなどをやんわり聞くと、死因は不明だそうだ。
ただ、いくつもの酒まみれの紙人形と数匹のねずみなどの
小動物と一緒にあの部屋で亡くなっていたそうだ・・・




106:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 04:38:54 ID:53JbK22b0
その後、姉はその神社でのバイトを辞めた。
その事件から半年ほどして、奥さんが神主の亡くなった部屋で
首吊り自殺した、という話を風の噂で聞いたらしい。

姉は確信した。死神はまだあの神社のどこかにいるのではないか。
あの男の人は大丈夫なのか。


そして、あそこで部屋の外とはいえ近くにいた私は、死神に狙われているのではないのかと。

話の最後に姉は、それからいつもこのお守りを肌身離さず持ってるの、
と3つの身代わりお守りを見せてくれた。



おしまいです。



130:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 18:30:42 ID:LktEiUSm0
地獄やで!
ガキの頃、近所が騒然となった町内会事件。


駄菓子屋つく〇し屋の前で交通事故。
K君の弟で知的障害のあった男の子がバックしてたトラックに
踏まれた。
つく〇し屋はコミュニティーみたいになってて、
近所の主婦やら子供やらが一杯いたから、ワーワー大騒ぎになった。

(俺もいた)
K君の家はすぐ近所なんで、〇井ともあ〇君がK君のお母さんを呼びに走っていった。
 

大人とかが「おい!子供はくるな!」とか言ってたけど、
大人も子供も好奇心でトラックの周りにバーッて集まる。(最低や)

運転手は今思うと、20歳くらいの若い奴で、最初は「え??何すか??」って感じで
降りてきて、子供を踏んでる事に気がついてワーッて泣き出した。


つく〇屋のおっちゃんが「ボケカス!!車どけんかい~!!」って怒鳴って、
運転手は車を少し前進させた。

そしたら男の子は顔の半分くらいと右肩から腕丸ごとを踏み潰されて、
左手で何故かお腹をパンパン叩きつづけながら
「モーモー!!!」みたいな唸り声を出しつづけてた。


お母さんがすごい勢いで駆けつけてきて
「ウワーーーーー!!!!!!」って叫んでそのままへたり込んで、失神?したみたいになった。
しばらくして救急車が来る前にお母さんはガバッて起き上がって、
「もういいですから殺してください!!どんなんして生きていくのこの子!!もういいから殺してください!!車でひいてあげて!!
どんなんして世話していかなあかんの!!!」って絶叫してまた
「ウワーーーー!!!ウワーーー!!!」って叫びだした。


運転手も「ウワーーー!」って号泣して、
つく〇屋のおっちゃんが「地獄やで!おまえ、何泣いてんねん!!地獄じゃ、ようみとけ!!」って怒鳴り散らしてた。


こないだ実家帰ったら、まだそこにペットボトルそなえててビビッたわ。



132:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 18:51:31 ID:Dm3wggzpO
K君の弟は結局どうなったの?



134:本当にあった怖い名無し:2008/08/11(月) 19:05:32 ID:LktEiUSm0
>>132
半年くらいは生きてたって聞いたけど、なんか息が詰まる病気?かなんかで
死んじゃったんよ~ていうのを学校のHRで説明があって、
皆でお金出してK君に鉛筆セット買ってあげよう!みたいなノリになったのは
覚えてるなー。細かい事はちょっと思い出せんけど。



158:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:35:19 ID:dGA/L48T0
松林の奥
小学校時代だからもう10数年くらい前の話になる。



夏休み、俺は友人のターちゃんと学校の裏山で秘密基地を作って遊んでた。
裏山といっても山っぽくはなくて、松林が延々と広がってる感じだ。

松林に入って5分くらいのところに、松の枝とか太い枯れ木とかを
組み合わせて作った基地で、何をするでもなく日々は潰れてった。
実際、何をしていたかはあまり覚えていない。


夏休みもボチボチ終盤に向かい、
ジージーうるさいセミからツクツクホーシとヒグラシに
変わりだした頃だったと思う。

俺はクーラーの効いた部屋で、宿題の山に愛想つかして
提出延期&踏み倒しの算段を練っていた。

ターちゃんから電話があった。
「松林の奥まで行ってみんか」というお誘いだった。
二つ返事でターちゃんちへチャリを漕いだ。
ターちゃんちは俺んちと学校(松林)の間にある。



159:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:38:00 ID:dGA/L48T0
ターちゃんと合流して学校まで10分。
いつもの様にチャリを校庭に停め、裏の松林へと入って行った。

松林は真夏にも関わらず鬱蒼としてヒンヤリ…ということはなく、
やっぱりカラッと暑かった。地面は砂で歩きにくい。
スニーカーを履いてきたターちゃんは「暑い」とうなだれていたが
サンダルの俺は熱い砂がジャリジャリ入ってくるのが不快だった。

5分ほど歩くと俺たちの基地があった。
こないだの台風で小枝部分が崩れてしまい、

太い柱くらいしか残っていなかった。
「補修せんといかんねー。」とターちゃんが柱を軽く小突きながら言う。
「もう休みも終わるからいいよ。他の奴にもバレてきてるしねー」と俺は先を急ぎながら言う。
正直、クラスの別の奴にもこの基地がバレつつあり、
「秘密度」が落ちてきたことから
俺はここを見限るつもりでいた。

基地から先の松林にはあまり行ったことがなかった。
獣道すら無いようなところだったし、それ以上行ったら迷いそうな気がしていたからだ。
しかし今日はイク。
ン゙イックゥ!!!それが今日の目的だ。



160:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:39:20 ID:dGA/L48T0
ターちゃんと俺は基地の残骸の枝を振り回しながら、
邪魔な枝や草を払って奥へと進んでいった。


相変わらず松林はカラッとしている。松林は「鬱蒼」といった感じにはならない
(少なくともうちのとこは)うえ、
時間にして昼1時頃だったので、怖いという感覚はなかった。

帰り方も顧みず、ガンガン進む俺達。
しかし思わぬところで俺達の歩みにブレーキがかかった。

喉が乾いたのだ。
当時は、ペットボトルという気の利いた容器すらイマイチ浸透していなかった。
プルタブが取れる時代である。コーラのプルタブを集めて応募するような時代である。
飲み物を持ち運ぶという意識が俺たちは薄弱だった。
勢いでスタートを切ってしまい失敗することはいまだにあるが、
このミスはその走りであったように思う。

喉が渇いた旨をターちゃんに伝えると、ターちゃんも同様であった。
帰るか、と思ったその時、目に入ったものがある。

パン屋のトラックの荷台(コンテナ)?である。
これ自体田舎では別に驚くようなものではない。
払い下げのコンテナを農家のおっちゃんが倉庫用として使用していることはよくある。
ただ、この松林の奥にあることが意外だった。



161:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:40:18 ID:dGA/L48T0
コンテナの中を開けるとそこには…ということは無かった。
開ける勇気もなくそこを去ってしまったからである。
コンテナに描かれたパン屋のキャラクターが赤錆びていて不気味で、
急に心細くなってしまったのだ。

来るときよりも早足で俺たちは来た道を戻った。
つもりだったが、来る時に斜めに進んだのがいけなかったのかもしれない。見事に迷った。
基地を作った当初に俺が書いた「秘密基地の地図(社外秘)」をあわてて取り出すが、
今日来た道は初めての道。クソの役にも立たなかった。立ち止まって考え込む俺ら。
とそこに、


「なんしょんやわらああああああ!!」

ただでさえ焦りを感じだした俺達の心臓を握りつぶさんばかりの怒号!

スニーカーターちゃんは脱兎。サンダル俺はもつれてこけた。
ターちゃんのTシャツの背中が軽やかにひらめくのをやたら鮮明に覚えている。



162:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:41:18 ID:dGA/L48T0
「なああああああああああ!!!1」俺はすべてが終わるのを感じて吠えた。

「わら何しちょっとかあああ!!!」オッサンも吠える。
俺に近づくオッサンの手に鎌!鎌て!ああもうマンガみたい!

「ああああすんませんでしたああああああぇえええええん」
もうなんだかよくわかんないまま謝罪する俺。もう泣くしかない。

「わら何しちょったか!!」オッサンが問う。
「何もぉぉぉ もう帰りたいですうううう」俺が答える。
2往復くらいこのやり取りをやったところでようやく事態が落ち着いてきた。

オッサンはどうやら松林の奥で何か農作業をしているとのこと。
ちょこちょこ聞き取れない上、目つきも言動も風貌も怖かったし、
まあ、こんなところにいる時点で普通の人ではなかっただろう。

「学校に帰りたいですううぅ」
「迷ったんか馬鹿タレが!」オッサンは俺を罵りながら手に持った鎌で、ある方向を指した。



163:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:42:45 ID:dGA/L48T0
「あっちに真っすぐや」

俺は正直ビビった。あっちはあきらかに俺たちが「今」通ってきた方向。
少なくとも学校側であるはずがない。どっちかというと松林の奥側のはずだ。
『えっ』と思ったが、オッサンは「あっちや」と静かに言う。

ようやくターちゃんが戻ってきた。
オッサンは「お前も迷ったか。あっちや。あっち行ってみろ」と続ける。

ターちゃんはさっきは逃げたくせに
「すんませんでした!ありがとうございました!」とやたら覇気のある声でお礼をいい、
俺の腕をつかんでオッサンの言った方へ歩きだした。

『えっ?こっちはさっき来た方だよ?』
と俺は反論するが、ターちゃんは黙って俺を引っ張っていく。歩きだがやたら早足だ。

と、オッサンが視界から見えなくなった瞬間、ターちゃんは直角に曲がって猛然とダッシュした。
ターちゃんは倒木を飛び越え、小枝でケガするのも厭わずがむしゃらに走っていく。
帰るうんぬんではなく、ただひたすらあの場から離れたいという感じだった。
サンダルの俺はターちゃんについていくのがやっとだった。

大きな倒木を飛び越えた先でターちゃんは倒木を背にへばりついた。
俺も少し遅れてへばりついた。



164:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:44:06 ID:dGA/L48T0
「あれやばい。やばい。おかしい。見える。見てみろ」
とターちゃんが倒木越しに今来た道を指差した。
密集した細い枝と倒木の隙間から見てみると、オッサンが、
俺達が行ったであろう道を走っていくのが見えた。

「やばい。やばい。やばい何か知らんけどもぉぉ!!」
ターちゃんは嘆きつつもしばらく様子を見てからオッサンと反対の方向に走り出した。
もう何どころではなかった。俺もベソかきながら、後ろに注意しながらターちゃんについていった。

オッサンの反対側へめちゃめちゃに走っていると、ようやく車の轍があるところまでたどりついた。
「よかった」と泣きそうな俺を、
「馬鹿タレ!あのオッサンいつどっちから来るか分らんぞ!」
とターちゃんが一喝。俺は泣いた。



165:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:45:40 ID:dGA/L48T0
轍をこっちかな?と思う方に二人して走っていると、
正面から軽トラが来るのがかすかに見えた。

『まさか例のオッサンか?』と思い道路わきの茂みに隠れて軽トラを待つ。
軽トラは全然別のおっちゃんが運転していた。
安堵から、ついに俺だけでなくターちゃんまで泣き出してしまった。
おっちゃんは突如現れた号泣小学生2人に狼狽した様子だったが、
迷子とだけはわかったのか「外まで送ってくが」と快く俺たちを荷台に乗せてくれた。

さすがに車は早く、楽ちんで松林を抜けることができた。
オッサンの恐怖も忘れ、軽トラの荷台で受ける風をたのしみながらはしゃぐ俺ら。
調子に乗って暴れていた。




「なんしょんやわらああああああ!!」


軽トラの運転席から怒号が聞こえてきた。俺は泣いた。



166:本当にあった怖い名無し:2008/08/12(火) 02:52:02 ID:aehLt/FQO
え、これで終わり?
なんだっけ、ノッペラボウに脅かされる。鼬だっけ?アレみたいだね。
面白かったよ。



167:お邪魔します:2008/08/12(火) 02:58:53 ID:dGA/L48T0
>>166
おうありがとう

軽トラのおっちゃんはほんと別人だったんだけどね。
あまりにタイムリーにタイムリーな怒られ方したからびっくらこいた。

松林のオッサンについてはわからんままだよ。



243:本当にあった怖い名無し:2008/08/14(木) 13:50:06 ID:1+RjBbH20
川原の怪
一昨日の話なんだけど、エアコンきいた部屋で一日ボーッとしてるのも身体に毒だからさ。

インテリ気取って近所の川原で読書でもしようか、ってんで出かけたわけよ。
川原つっても、お子様が野球してたり、
おっさんがゴルフの練習してるような場所じゃ落ち着かんからさ。


いい場所ないかな~、ってブラブラしてたら、御誂え向きにひと気のないとこ見つけてさ。
こりゃいいってんで、土手の中程に腰掛けて読書を始めたんだよね。
ちなみにその時読んでたのは、倉橋由美子の『スミヤキストQの冒険』。はは。インテリ。
でもさ、なんか知らんけど落ち着かんのよ。
少なくとも、目に入る範囲に人はいないのに、どっか近くから見つめられてる気がするんだ。

その視線がどうも気になってさ、文字は追ってるんだけど意味が頭に入ってこないの。
でも二、三十分は格闘したかなぁ。その内、イライラしてきてちゃってさ。
もうや~めた、って後ろ手をついて暮れなずむ空を見上げたわけよ。

そしたらさ。ぐにゅ、って右手になんか当たったんだよね。 



244:本当にあった怖い名無し:2008/08/14(木) 13:51:08 ID:1+RjBbH20
うわああああやっちまったああああああうんこ触っちまったああああああ。
って、右手どかしてみたらさ、うんこじゃなかったんだよ。
人の顔、だったと思う。多分、男の。
首から下は地面に埋まってるんだか、そもそも存在しないんだか。


触った感じでうんこと間違えたのはさ、そいつが糜爛糜爛に腐ってたからだったんだ。
しかもさ、そいつ生きてる(?)んだよ。
俺が呆然としてたらさ、いきなり「×××××××××!」ってすげえ早口で喋りだしたの。
俺はその時点でヤバいってことに気付いて、走って家に帰った。
そいつがなんつってたかは全然聞き取れなかったけど、
なんか女の名前みたいのが二、三出て来たと思う。

今日、これからその川原にもう一回行ってみようと思う。
なんか気になってしゃあないんだ。

長文スマソ。



246:本当にあった怖い名無し:2008/08/14(木) 14:12:27 ID:va6pVQ6wO
>>244
一人で行っちゃいけない気がする。気をつけて



356:本当にあった怖い名無し:2008/08/16(土) 19:34:10 ID:02j3Vxqp0
砂風呂
昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。

砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だと
ちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで
友達に砂かけて埋めてもらったんだ。顔には日よけのパラソルがかかるように
してもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。

その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして
「オキテタラヤル」
と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。友達の声じゃなかったし
妙に抑揚が無いしゃべり方だった。かなり眠かったから無視したんだけど
結局、それきり声はかけてこなくて気配もすぐ立ち去った。

しばらくして、砂から出て海で遊んでたんだけど、人も少なくなった帰りの時間に
パラソルをあの場所に置いてきてしまったことを思い出して取りにいったのね。
言い忘れてたけど、あの時、砂から出る際に人がまだいるかのように
砂を盛り上げて、パラソルも顔に当たる部分が見えないように配置していたわけよ。

友達を驚かそうとしていたんだけど、結局、待つのがめんどくさくて
すぐに別の場所で合流してしまったんだけどね。
で、パラソルを取りに戻った俺が見たのは
俺のじゃない別のパラソルが砂の盛り上がった部分に何本も突き刺さっていたのね。
俺のパラソルは切り裂かれて、顔があるべきはずだった場所に垂直に突き刺さっていた。

あと何故かカミソリが頭と胴体の間にめり込んでいた。
正直、怖かったし。怖い話のテンプレみたいだなとも考える自分もいたけど。
とりあえずゴミはまずいから自分の分のパラソルの残骸は持って帰ろうと思って
思いっきり深く刺さってたそれを軽い怒りと共に引き抜いたのね。

そしたらさ、遠くからなんか声が聞こえてきて。視線を向けると
結構長い砂浜の向こうからものすごい勢いで
走ってくる奴がいるのよ。で、そいつがなんか叫んでるの。
まだ残っていた人たちが、そいつからあとずさっているのはよく見えた。

もう俺もすぐに走って車に戻って、よくわかんない顔してる友達を車に乗せてさっさと逃げた。
焦ってはいたが、距離はかなりあったから結構余裕ではあったが、
笑いながら「オキテル」「オキテル」と走ってくる姿は忘れない。



357:名無しさん@お腹いっぱい:2008/08/16(土) 19:40:51 ID:cZCYoKhj0
>>356
怖っ!



372:本当にあった怖い名無し:2008/08/16(土) 21:28:10 ID:gHnkr0gV0
>>356
久しぶりにゾクっとしたわ



744:本当にあった怖い名無し:2008/08/22(金) 15:33:27 ID:qrthM8VCi
あんしょ
娘(小2)が夜中突然起きて、ひとり言を言い出した。

一度だけなら寝ぼけたのかなと思うのだが、
それが何日か続いたのである日聞いてみた。

「毎晩、なんで起きちゃうの?」
「あんしょが来てくれるから」

あんしょってなんだろうと思い聞いてみると、友達のことらしい。
幼稚園ぐらいのときにも空中に話しかけてたり
してたので、特に不思議とも思わなかったが、
絵がかけるぐらいに成長してたので、あんしょの
姿をかいてもらうことにした。

ゾッとした。画用紙いっぱいに一つ目玉の顔があり、
その大きな顔の中に無数の小さな顔が埋め尽くされていた。
その顔全てが同じ顔でニヤニヤ笑っている。

驚いて娘に「こんな怖いのがあんしょなの?」
と聞くと、絵とそっくりなニヤニヤ笑いで娘が
「こわくないよ、ともだちだもん」と答えた。

その晩、娘が高熱を出して寝込んだ。
うわごとでしきりに謝っている。



746:本当にあった怖い名無し:2008/08/22(金) 15:40:54 ID:qrthM8VCi
結局次の日には熱が下がったのだが、
娘の話を聞いてみると、あんしょが怒っていたのだそうだ。
絵に書いたこと、存在をしゃべったこと、
楽しいところに連れていこうとしてたこと、
俺に存在を教えたことでそれができなくなったこと。

それ以来娘が夜中起きることはなくなった。

夢とか想像なんだろうが、当時としては怖かった。



797:本当にあった怖い名無し:2008/08/23(土) 13:24:35 ID:m5Sp02uX0
対等ではない友達
書いたらめちゃくちゃ長くなりました。お許しください。

僕の体験を聞いてください。

あだ名がミミズという小学校4年になる少年がいた。
あだ名の由来は彼の名前にもあったが性格にも関係していて、
引っ込み思案で弱弱しい少年だった。風貌も薄茶色のTシャツの日が
多く、目は重々しい二重で少しギョロ目の細顔。
春に転校してきて早速他の男友達になじられる存在になる。
別に嫌われていたわけではない。

そんな彼を人一倍なじっているのが僕だった。
その頃の僕はいい意味で素直な性格、悪く考えるとわがままな
性格だった。とりあえず自分が一番という・・大人になって考えるといやなガキ。
僕のような性格のやつとミミズが仲良くなるなんて誰が想像
できただろう?周りには友達はいたし、別にミミズと二人で
遊ぶ必要もなかった。でも僕はなんとなくミミズが気に入って
いた。子供の時僕と似たような性格をしていた人にはわかって
もらえるだろうか・・・丁度いい子分になるような、決して対等ではない友達。

よく話すきっかけになったのはやはり共通の趣味・ガチャガチャ集め
だろうか。とある漫画関連のガチャガチャだったわけだけど少しマイナーで
話が通じたのはミミズが初めてだったわけです。

こうして日々半分は他の友達と、半分はミミズと遊ぶようになった。
ミミズと遊ぶというと僕が勝手に提案したガチャガチャ競争が主。どっちが
先にシリーズを集められるか・・とかいいつつ、本当に嫌なガキの僕は
平気でミミズから欲しいガチャガチャを横取りしていた。ミミズは困惑した
表情をすると苦笑いでそれを容認してくれた。
僕はいろいろと彼にわがままを突き通して平気でいたのも、実は
”遊んでやってる”という気持ちをもっていたからだ。



798:本当にあった怖い名無し:2008/08/23(土) 13:26:49 ID:m5Sp02uX0
ミミズは自分から人の輪に入るのが苦手で、こっちから話しかけないと
来ないからしばしば一人になることが多かった。ミミズ自身も別に1人
でもよさそうだったけど・・

えらそうな僕はもらうだけじゃ悪いからとはずれのガチャガチャを
ミミズに押し付けたりもした。ミミズは目をキョロリと動かして
「ありがとう」ともらってくれる。満足する僕・・

僕「僕そろそろ家戻る」
他の友達「え?もう?」
僕「うん、ミミズが僕んちくる約束なんだ」
他「お前ほんとにミミズと仲よしだなーあいつ話しかけても
ギョロギョロしててよくわかんないよな」
僕「ミミズとは***(漫画のタイトル)の話ができるからさ」
夕方になって空が赤くなる頃玄関に戻るとミミズが待っていた。

部屋で話しているとき(僕がほとんど一方的に話してた)、
なかなかでてこないガチャガチャの話をしていると珍しくミミズが顔を
あげて話し始めた。
「僕の兄ちゃん・・それもってんだ」
「え!兄ちゃんも集めてるんだ!」
「うん・・今は受験のために集めるのやめてるけど・・かざってある、2個」
「!!」
興奮した僕は早速催促を始めた。「2個あるなら1個もらってこいよ!」
いつにもまして困惑したミミズだったが、僕は無理やりまるめこねて
彼を説得し、「じゃあ聞いてみる」といわせることに成功した。



800:797:2008/08/23(土) 13:28:30 ID:m5Sp02uX0
次の日、見事にミミズは幻のガチャガチャをゲットしてきた。乱舞してる僕を
見てミミズも満足してるようだったが、急にまた目をギョロッとさせて
「実は・・兄ちゃん昨日友達の家に泊まって帰ってこなくて・・
勝手に持ち出したから・・その・・」自分でも何をいっていいかわからないよう
だったし、僕もそっか正式に持ち出したわけじゃないのか・・と少し後ろめたさ
を感じたが、すべてはミミズとミミズ兄の間のことであって僕には関係ない
として、ただただガチャガチャをゲットしたことを喜ぶことにした。

1週間かしたか、ある日のこと。すごく暑い日だった。セミがうるさく鳴き始め
僕もイライラしていた。僕はセミの鳴き声は正直好きじゃなかったし、その後の
人生でも好きになることはなかった。忘れられない1日の始まり。



801:797:2008/08/23(土) 13:30:16 ID:m5Sp02uX0
教室に入って席にドスンと座ると、ミミズが自分の席から立ち上がり、珍しく
僕のほうに自ら近づいてきた。「おはよ・・」言いかけたときにミミズの顔が
蒼白になのに気がついた。「○○くん・・あのさ・・兄ちゃんが気づいてさ・・」
「2個あるなら1個くらいくれてもいいじゃん・・っていっといてよ」
いつにもなく強気で無礼な僕。どうしてもそのガチャガチャを手放したくなかった。

「いや・・それが・・1個しかなくなっちゃって・・その。。」
「え?1個?2個あったんじゃないの?」
ごにょごにょ言うミミズからの説明をなんとか僕は理解した。
この間ミミズ兄がいない間にガラスケースからとったガチャガチャは僕用の
1個ではなく2個だった。ミミズもそのガチャガチャの中身をよくみたかったらしい。
しかしミミズはそれをなくしてしまった。なくしたのはなんとも早い次の日の
ことだった。ミミズ兄はしばらく気づいていなかったが昨日ついに気づいて
しまったらしくカンカンだという。なくしたことは告げてないものの、とりあえず
1個返せば機嫌を直してくれるはずだとのこと。

ただガチャガチャを返せばいい・・なのに・・僕はどうしてもどうしてもそれを
手放したくなかった。もとはといえばミミズ兄のものであるにもかかわらず。
僕は意味不明な理屈を重ねて断固拒否の姿勢をとった。ミミズはもう泣いてる。
ギョロ目が潤んでひどく気の毒な顔になっていたのに・・
「僕はお前にもらったんだぞ!お前の兄貴にもらったわけじゃないし!
なんでお前の兄貴に返さなきゃいえないんだよ!」
「おねがいだよぉ~・・兄ちゃんイライラしてて・・すごく怒られる・・」
「しらねーよ!あー・・だったらだせばいいじゃんガチャガチャいって」
「むりだよぉ・・そんなことわかってるくせに!」
キッとミミズが僕の顔をにらみつけた。(初めてミミズのこんな顔を見た・・
ミミズのくせになんなんだよ・・)僕は顔をそむけて知らないふりをした。

しばらくミミズは僕の隣でたっていたようだが、先生が入ってきて目線を
戻すとミミズは窓際に席に戻っていっていた。
「・・しらねーよ・・ほんと・・」
あの、ミミズが僕を睨みつけた目が・・それが僕が見たミミズの
最後の目、そして顔。



802:797:2008/08/23(土) 13:32:03 ID:m5Sp02uX0
朝あんなに晴れていたのにものすごい夕立がきて、
車がスリップしミミズに激突した。即死だった。
ガチャガチャのある店の前で・・
僕に初めてとてつもない罪悪感がのしかかってきた。
葬式の時にもまともに写真を見ることができずひたすら心のうちで
謝るばかり・・ 

勘違いでもなんでもない。あの日僕が返さなかったから
ミミズは店のガチャガチャをやりにいったんだ。わらにもすがる思いで!
そのときはねられたんだ!それでしんだんだ!!
ミミズが死んだ!!!僕のせいで・・?

初めてづくしの一日だった・・初めて自分の行動を恥ずかしく思ったし
初めて自分の性格というものを考えた。そして何より
初めてミミズの立場になってみたのだ。

ミミズはなんであんなに僕のわがままを許してこれたんだろう・・
僕はあんなことされたら絶対怒るのに、蹴りいれてるのに。
いらないガチャガチャなんて渡されても困るだけだし、ずっと馬鹿に
されたら・・ 自己嫌悪になりながら寝床についてその日は電気を消した。



803:797:2008/08/23(土) 13:34:47 ID:m5Sp02uX0
暗闇の中にガチャ玉が浮かんでた。中にはあの幻の怪獣が入ってる
ミミズの兄貴の・・でも今は僕のだ!
中の怪獣が叫び始めた。
小さい目のはずなのになんだか大きく見えてきた、おかしい、こいつに
黒目はないはずなのに・・  
キョロリと僕を睨んだのはミミズの目
「まっくらだ!ここはまっくらだよぉ!」


青ざめて目覚めるとすぐ横からコツリと音がしてガチャポンが
落ちた。夢の中のガチャポン・・ミミズから僕が奪った・・!
僕は幽霊はいると信じていたからこの偶然が偶然に思えなかった。
それから5日間ほど僕は似たような夢を見続け、ミミズがすぐそばで
睨みつけている感覚がどうしてもとれず日に日に食欲がなくなっていった。

家族はもちろん僕の周囲の人たちも僕の異変には気づいていたようだが
大切な友達が亡くなったショックだろうと思って当然だった。

「・・悪かったよ・・許して・・!」何をすれば許されるのか
考え続けていた。そしてふと気づいた、というかなんでそれまで気づかなかった
のか。夢の中でもガチャガチャがでてきてたじゃないか・・もしかして返せば
ミミズも無事成仏してくれるんじゃないだろうか・・と。
そんなことで許されるもんなのか・・でもとりあえずこれはもともと
僕のものじゃないんだ。返さなきゃいけないんだ。



804:797:2008/08/23(土) 13:36:49 ID:m5Sp02uX0
ミミズの家に呼びかけるとミミズ兄だろう人がでてきた。意外とミミズには
似てない目をしていたが表情をギョッとさせた、というのも僕の顔が相当
やつれていたらしい。。
「僕××(ミミズの名前)くんの友達です。それで・・これ・・」
「・・あ、これか。あいつ。。君に渡してたんだね」
「はい・・あの、お返しします」
「いいよ。あげるよ。最後に君にわたしたんだろ?」
「返します お願いです・・お願いだから」
泣き崩れてしまった。もう子供の僕には限界で全て話してしまいたくなって
ミミズ兄に夢のことなど全て話してしまった。ミミズ兄は長い間黙っていた。

「そうか・・そんな夢を見ちゃったんだね 怖かっただろ」
「・・当たり前なんです。あいつにひどいこと沢山したし・・!」
「でもさ、○○くん。あいつはそんなたたるような性格してないよ。」
「・・・」ああ確かにミミズが人を恨んでたたるような性格には見えなかった。
「きっと夢とか××の気配とかもさ、○○くんが自分を責めるから見えたり感じたり
するんじゃないかな。」
「・・・でも・・」
「・・それに実をいうと、あんまり人には言ってないんだけど君には特別に
教えてあげるけどね」
「はい・・・?」ミミズ兄は声を潜めて話し始めた

「俺霊感あるんだ。親にも内緒にしてるんだけどね。今君の周りにはなんにも
いないよ。もちろん××も。」
「ほんとに?」
「本当さ。いいか、結構幽霊とかって人の勘違いが大半なんだよ。君は反省
してるんならそれでいいじゃん、な!」
僕は単純だったこともあって霊感があるという人が僕の周りに何もついて
いない、というその言葉だけでスーっと肩が軽くなっていった。

それからの2,3日して僕はすっかり元通りになっていた。好き放題に遊びまわり
食べまくりもした。変わったといえば少し前よりは思いやりという心が増えたはず



805:797:2008/08/23(土) 13:38:25 ID:m5Sp02uX0
あれは何日後のことだったか。暑い晴れた日の放課後みんなで野原に囲まれた
土の上でサッカーをしていた。ミミズのことなど皆忘れていた。
僕も正直もう切り替えていた。これからは皆にあんなわがままはしない!

ボールが僕の頭上を大きく飛んでいった「とってくる!」
野原をかきわけていくと最近は遊びに使わなくなった小川が見えてきた。
思えばその頃から川が汚くなり始めていて皆臭いといって近づかなかったのだ。
ボールは川の一歩手前で止まっていた。ボールを手にとると自然と濁った水面
の中にあるゴロゴロしたものが目に付いた。
大量のガチャガチャ。。僕らが集めてたシリーズの人気のないやつ、僕が
ミミズに押し付けた・・

後ろに冷たい気配と冷たい感触が襲ってきて振り向こうとした時、
されるがままに
僕は川の中に突き落とされた。
川はあんなに日が照っていたのにひどく冷たかった。だがそれ以上に足元に
激痛が走る、そのとき僕の足にひびが入ったらしい。思ったよりも小川は
深くて仰向けにのんびりしていたら溺れてしまうから必死で身をおこして
いたが冷たいし痛いし、でも足が痛くて起き上がれなくてだんだん感覚が
なくなっていった。このままじゃ死んじゃう!「だっ誰かー!!たすけてー!」



813:797:2008/08/23(土) 15:54:00 ID:Zd/SYbRu0
野原にはミミズが立っていた。僕の体温はさらに下がっていった、なんだ?
これも幻覚なのか?幻覚だからミミズの髪がそよ風になびかないのか・・
ふと僕は(僕はここにきちゃいけなかった)と悟った。ここはミミズの秘密の
場所だったんだ・・なぜか頭の悪い僕にもわかった。目の前に立っている
無表情のミミズの気持ちがよくわかる気がした
背中を押したのはきっとミミズだったんだろうけどそのときは必死だった
「助けて!たすけて・・足が動かない・・このままじゃしぬ!」
ミミズなら助けてくれるだろ・・

いつもよくみたミミズの顔だ、困ってるけど笑ってる顔、ギョロ目を
細くさせて・・今ではその目から涙をしたたらせて・・
「ぼくはそんないいやつじゃないよ・・」

ハハハハハとミミズが笑う途中で僕の意識は途切れた。



814:797:2008/08/23(土) 15:55:57 ID:Zd/SYbRu0
病院で母に頼んであのガチャガチャをミミズ兄に渡してもらうよう頼んだ。
断れても絶対に渡すようにと。それからは夢の中でも現実でも彼に会うことはなかった。
あれからミミズ兄とも会ってないが、思うに霊感があるといったのは
僕を落ち着かせるためについた嘘だったんだろうと思う
ミミズはやっぱりあのガチャガチャを返して欲しかったんだ。

あれから僕はだいぶ考え方がかわった。まあまともな考えをするようになっただけ。
その後もミミズのような人間に会うが、なんでもなさそうな顔をしている彼らも
恨むということを知っている。決して許してくれてるわけではないのだと。
僕自身も天狗にならないように気をつけている。

読みにくいところもあり申し訳ありません。それでは失礼しました。



829:本当にあった怖い名無し:2008/08/24(日) 07:16:40 ID:XD4tiez10
>>797
ふーむ。なんかいろいろ考えさせられる話だった。
書いた人、おつでした!



832:本当にあった怖い名無し:2008/08/24(日) 20:27:36 ID:l3tfdxbK0

盆祭り
今近所の学校で盆祭りをやってるんだが、俺は盆祭りに良い思い出がない


7年前の今頃の話だ。そう、今日みたいに近所の学校で盆祭りをやっていた。
俺の近所には坂を挟んで小学校と中学生があって、盆祭りは毎年その小学校でしてる。
小学校のころよく行っていた思い出がある。

太鼓の音や、ガヤガヤとした雰囲気が俺の家の中に響いていた。

久しぶりに行ってみようかな、と俺は思ったんだ。
50円を入場料の形で取られた思い出があったから、俺は部屋から財布を取った。
その時目に入ったカレンダーを見て、俺は一つあることに気づいた。
小学校でやってる盆祭りを今やってるのはおかしいんだ。
何せやる日はその日から8日後なんだから。


それに気づいた俺の背筋は凍ったね。
まだ8時だったが、俺は塩をまいて寝ることにした。
台所から塩を取りに行く途中、俺は重大なミスをしでかしてしまったんだ。

家中の窓が開いている。俺はクーラーをつけると気分が悪くなるから、
扇風機と自然の風だけで夏をすごしてたんだが。

今から窓を閉めにいって何が起きるか分からない。俺は塩を持って自分の部屋に入った。

入った時に、なんていうんだろう、形容できない寒気、
言い知れない恐怖がさ、つま先から頭までのぼってくるわけ。

声を出そうとしても、喉に穴があいたようなヒューという掠れた空気の音しか口からは出なかった。
ひょっとこが居るんだよ。祭りのとき売ってる面のあのひょっとこだよ。

そのひょっとこがさ、どんな踊りかは覚えてないが、踊ってるんだよ。
まだふしぎなおどりでMP吸われる方が良かったね。

でさ、そのひょっとこさ、よく見るとね、顔中真黒に変色して腫れた人間の顔なの。
腫れてるからさ、口があの口みたいにひん曲がって、三日月みたいな目になってんの。
そいつが踊ってる間、俺は全く動けなかった。金縛りとかじゃなくて、怖くてだと思う。
もう目の前が真っ暗になりそうだった。


動けない間も、外の聞こえるはずがない祭りの音が聞こえてて、
そいつ、それに合わせて踊ってる感じがした。

で、そいつがさ、スゥーってそのままの格好で俺に近づいてくるのね。
俺の心臓が破裂しそうになる寸前、そいつは俺の耳元で何か囁いた。

何言われたかは覚えてない。思い出したくもないしね。
それで俺の目と耳からそいつらはいなくなった。俺はその場に崩れて動けなかった。




833:本当にあった怖い名無し:2008/08/24(日) 20:30:48 ID:l3tfdxbK0
ちょっと続きがある。
毎年、そいつらがやってくる。その日にね。
祭りの音とひょっとこ。で、あの日みたいに消えていく。

でもね、最近変化があるんだ。ひょっとこの声がちょっと聞こえるようになった。
「あと4回」って囁くのね。あと4年したら、一体何があるんだろう。
今日も、7回目の盆祭りの音が聞こえるよ。




42 :本当にあった怖い名無し:2008/10/03(金) 10:51:50 ID:Sn31HN9QO
井戸の中
小3の時だから、もう10年以上前の話。


片田舎に住んでたこともあって、ゲームとかよりも外で遊ぶことの方が多かった。
特に小1から仲の良かった俺、A、B、Cの四人は、
リーダー格だったCの家に隣接してる結構深い林で、ほぼ毎日太陽が沈むまで遊んでた。
何年も遊んでたお陰で、林の構造は熟知してたつもりだった。

ある日、いつものごとく林に入って遊んでいると、急にAが居なくなった。
もしかしたら迷子かな?とよくあることだったので、来た道を戻りながら探した。
五分もしない内に、Cの家から500mくらいの所でAの横顔を見つけた。

俺「何しよーと?はよ行くばい」
A「んー、あんさ、こんな所に井戸やらあった?」
Aが指差した所に、確かに今まではなかったはずの井戸があった。
蓋が被せてあって、屋根?みたいなものから桶がぶら下がって、蓋の上に置いてあった。
A「な?なかったやろ?」
Aの言葉に少し恐怖を覚えたけど、さすがは子供、
恐怖はすぐに興味に変わって、蓋を開けてみることにした。

井戸はたぶん直径1mくらい。底が辛うじて見えるから、そんなに深くはなかった。


47 :本当にあった怖い名無し:2008/10/03(金) 11:03:39 ID:Sn31HN9QO
C「なぁ、懐中電灯もあるし、誰か降りてみらんや?」
Cの提案に賛成して、一番小柄だった俺が降りることになった。
桶の縄にぶら下がって降りていくと、意外と井戸が深いことに気付いた。
上から三人が覗いてるのが見えるけど、すごく小さく感じた。

井戸の底には落ち葉がいっぱい貯まっていて、何故かどれも乾燥してなくて真新しかった。
B「なんかあるー?」
手渡された懐中電灯の光で辺りを照らすけど、大したものは見つからなかった。

俺「んー、なんもないよ」
そう答えようと上を見上げた瞬間、只でさえ暗かった井戸の中が真っ暗になった。
数秒何が起こったか理解できなかったけど、すぐに蓋を閉められたと気付いた。
俺「ふざけんなよ!開けんや!」
下から一生懸命叫んでも、一向に開く気配がなかった。

加えて運悪く、唯一の光源の懐中電灯の光が明滅し始めた。
泣きそうになりながら叫んでも、蓋は開かなかった。
そして遂に、懐中電灯の光が消えて真っ暗になった。
どうすることもできない状況で、
狭い空間に真っ暗にされて閉じ込められた恐怖は創造に難しい。

頭が変になりそうになりながらも叫び続けた。


50 :本当にあった怖い名無し:2008/10/03(金) 11:16:55 ID:Sn31HN9QO
すると、今まで消えていた懐中電灯が、ふと光を再び灯した。
真っ暗だった空間に光がついたことで一気に安堵して、
三人が蓋を開けるのをゆっくり待つことにした。

静かにしてればきっと三人は開けてくれるだろうと考えた。

壁に背を預けて座ると、目の前の壁が照らされた。
さっきは気付かなかったけど、取っ手みたいなものが少し上の方にあった。
縄を少し登って取っ手を引っ張ると、隠し扉?みたいに井戸の壁が開いた。
恐怖というより、忍者みたいですげー!という興奮の方が大きかった。

すぐに縄を降りて穴を覗くと、一気に冷や汗が沸いた。
四畳くらいの大きさの穴の壁一面人形、人形、人形。
種類も大きさもバラバラで、全部俺の方を向いていた。

恐怖で動けずに居ると、一番奥に何やら大きなものがあった。
少しずつ光を当てて行くと、徐々にそれは姿を現し始めた。
ぼろぼろになったズボンを履いた足、真っ暗な手とシャツ、胸まである髪、
そして顔を照らそうとした瞬間、髪の毛をいきなり捕まれて転けた。

心臓が飛び出るかと思うくらい跳ねて、泣き喚いた。
手当たり次第に手足をぶん回すと、何かにうつ伏せに押さえ付けられた。
手から離れた懐中電灯が、俺の胸に乗った人形を映したところで、俺の記憶はなくなった。


52 :本当にあった怖い名無し:2008/10/03(金) 11:34:21 ID:Sn31HN9QO
次に目を覚ましたのはCの家だった。目を覚まして一番に俺はCを殴った。
俺「バカ!くそ!死ね!」
文句言いながら殴っていると、Cのお父さんに止められた。
AもBもCも、みんな泣きながら俺に謝ってきた。

事の顛末はこうだ。
俺が降りた後、案の定Cの提案で、ちょっとの間蓋を閉めることに。
すぐに開けるつもりだったけど、いざ開けようとすると、
さっきは二人で軽々開いた蓋が持ち上がらない。

三人がかりでもびくともしない。
何かやってしまったのかと思い、急遽Cがお父さんを呼びに戻った。
その間もAとBは、俺の叫び声を聞きながら開けようと必死だったけど開かなかった。

Cがお父さんを連れて来た頃には俺の声も消えて、AもBも疲れ果てていた。
開かないなら壊せ、ということで、大きなハンマーをC父が持って来ていて、蓋を叩き割った。
底には俺の姿は見えなかった。
急いでC父が下に降りると、壁の穴の中で人形に取り囲まれて、
胸に人形を抱き締めた俺が寝ていたらしい。

引っ張り上げるのに、Bのお父さんも加勢に来たと。

そして今、俺が目を覚ますまで、AもBもCも1日中ついていた。
つまり、俺は丸1日寝ていた。

C父「ずっとここに住んどるけど、あんな所に井戸やらなかったはずやけど」
C父が言ったこの一言に、恐怖が再び沸いた。

そのあと、井戸は埋められた。
お坊さんも来てたから、たぶんなんかあったんだと思う。
一番奥にあったのは、誰かの死体だったのかも知れない。
今じゃもう分からない。
今でも井戸と人形には近付けない。マネキンとかでも冷や汗が出る。



転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1219763570
Crazy 完全な大人(初回生産限定盤A)(DVD付)Crazy 完全な大人(初回生産限定盤A)(DVD付)
℃-ute

ZETIMA 2013-04-03
売り上げランキング : 56

Amazonで詳しく見る by AZlink