転載元:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251510512/
幽霊物件『一階が半分地下』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4784194.html
影


18: 本当にあった怖い名無し 2009/08/31(月) 16:47:37 ID:U6eJF7bmO
戦後すぐに爺ちゃんは東京に出た。
地方以上に混沌とした熱気の中ですごすのは楽しかったけど、やっぱり疲れたらしい。
そんなある日、銀座の道端にいた占い師の前になんとなく座った。
占い師は爺ちゃんの顔を見るなり、「田舎に帰れ。一番にぎやかな街に出て、女物のボタンを拾わなくちゃいけない」と謎のお言葉を吐いた。
なんだそりゃと思ったらしいが、疲れてたのと親譲りの無鉄砲も手伝ってその日のうちに田舎に帰った。

女物のボタンはすぐに見つけたそうだ。
だけどカメオのような細工がしてあったのでボタンだと思わなかったらしい。

腹をすかして入ったお菓子屋で売れ残りの菓子パンをもらったお礼にボタンを渡す→お菓子屋に就職→そこの常連の娘さんに店主が見せる→私のです→なんやかんやでいまのばあちゃん

きれいなボタンのブラウスは、よくよくきけばばあちゃんのお母さんの形見だという。

ながくなったけど、馴れ初めを聞いて感動した。



19: 本当にあった怖い名無し 2009/08/31(月) 17:18:06 ID:6y0Ol/8BO
占い師、GJ!

で、その占い師が、爺さんが立ち去った後にスゥーッと風の様に姿が消えたりしてたら、もっと素敵なんだがw



20: 本当にあった怖い名無し 2009/08/31(月) 17:42:26 ID:xgA9qasX0
スレ的に、そこは消えてもらわないとなw

でも、素敵な話だなぁ。



21: 1/6 2009/09/01(火) 11:19:06 ID:AkeBpdxc0
小学生の頃、同じクラスに好きな子がいた。
美人ってタイプじゃなかったが、笑顔の可愛らしい子だった。
大きな前歯が狭い顎に窮屈そうに納まってて行き場をなくした八重歯も含めて、
笑うとたまらん可愛かった。
大好きだったのに、そこは大バカ消防男子、俺は仲間と一緒にその子に
ちょっかいかけまくり、「牙持ち吸血鬼」などとからかいまくり
嫌われまくってた・・・orz

俺たちの小学校は全員同じ中学に進学するため、卒業式もそんなに感慨はない。
はずだった。
当時サイン帳をまわして書きあうのが常だったが、俺たちバカ男子は
「どーせ中学行っても同じメンツじゃんか」と、自分のサイン帳も用意しなかったし
人のにも書かなかった。
だが、俺は後々死ぬほど後悔することになる。
頭の良かった牙(と彼女を呼んでいた)は私立の女子校に行ってしまった。

その後、中学も卒業間近になったとき、ふと小学校の頃のサイン帳の話になった。
友人Aがぼそっと「牙、どうしてるかな」と言った。
「俺、あいつのことちょっと好きだったw」と唐突に爆弾を落とした。
「実はサイン帳もこっそり書いたんだよね~」と追加爆撃。
更に友人Bも「俺も違う中学に行くって聞いてたから牙のサイン帳は書いたよ」と。
結局サイン帳を断ったのは俺だけだった。
それから、誰が好きだったのかの自白大会に発展し、なぜか俺は牙が好きだったとは
言えないまま、その日は解散した。
やがて別々の高校に進学した俺達は次第に疎遠になり、俺は親父の都合で地方に引越し、
高校も転校、完全に故郷との連絡は途絶えた。



22: 2/6 2009/09/01(火) 11:20:26 ID:AkeBpdxc0
引っ越してしばらくした頃、夜中に試験前の付け焼刃的な勉強をしてた時、
ふと気配を感じて振り返った。
セーラー服姿の牙が立っていた。
背も髪も伸び大人びていたが、笑った口元の八重歯はそのままだった。
彼女は机に広げていた数学のノートを指差し、「その問3、間違ってるよ」と笑った。
「ほら、○○して△△して××だよ」と説明して消えた。
「牙!!!!!!」
呼んでみたが、既に消えた後。
俺は牙が死んだと悟った。
呆然として問3をみつめた。
あんなに苦労していたのに、牙の分かりやすい説明を聞いて
理解すると何てことない問題だと分かった。
俺は鼻水をたらしてボロボロと泣いた。
翌日のテストの最後の問題として、問3と同じ問題が出た。
新しく出来た友人達は「お前、あの問題できたのか?」と驚いていた。
俺は決して数学が得意じゃなかったし、みんな最後の問題でつまづいていたからだ。
そこでまた鼻の奥がつんとしてきた。
号泣の予感にヤバいと思い、テキトーにごまかして慌ててその場を去った。

正直、小学生時代の初恋をずっと覚えていたわけじゃない。
何人か好きになった子はいたし、彼女がいた時期もあった。
だが、スケベ心なく純粋に相手を思うなんてことは獣のような高校生では
最早ありえない、ましてもうこの世にはいない人だと思うと切なかった。

更に数年後、俺は3流大学に進学し、3流なキャンパスライフを満喫していた。
テニス、スキー、何でもありサークルで遊びまくり、勉強もそこそこにバイトに
精を出しコンパを渡り歩く毎日。
バンドブームに乗っかってギターを弾いて小汚い狭いライブハウスに出るために
バイト代をつぎ込んでいた。



23: 3/6 2009/09/01(火) 11:21:32 ID:AkeBpdxc0
ある時、些細なことからボーカルといざこざを起こした。
ライブを3日後に控えていたが、大喧嘩に発展してしまった。
俺も意地っ張りだが、相手も相当なもんで、前日になっても修復はならず、
ドラムやベースも呆れて解散の危機か・・・という時、
再び牙が俺の前に姿を現した。

長い髪の先の方だけに緩やかなパーマがかかった篠ひろ子なスタイルだった。
メイクもしていて明らかに高校の頃見たのより成長していた。
幽霊も年を取るのか?と思ってると
「カッツン(俺の子供の頃のあだ名)、自分を曲げることがかっこいい場合も
あるんだよ」と相変わらずの八重歯な笑顔。
一瞬ポカーンとしたが、今度こそ何か話したいと思った。
「俺は謝らないぜ」って、オイ・・・何言ってんだ・・・orz
牙はニヤリとして消えた。

「待て!牙!違うって!(何が?orz)」
俺は無性にムカつきながらも家を出た。
結構夜も更けていたが原チャリを飛ばしてバンドメンバーの家をまわった。
友人知人にチケットを押し売っていた手前、一緒に出る予定のバンドの手前、
ライブハウスの手前、ドタキャンは出来ないと皆分かっていた。
ボーカルも謝るきっかけを失っていたと頭を下げてくれて、
ライブには無事出演することが出来た。
バンドは就職とともに解散したが、いまだにたまに飲みに行くいい仲間として
交流があり、流行のオサーンバンドをやるか?っていう話もある。
嫌なことも多々ある中、そういう楽しみを持てるのは幸せなことだ。



24: 4/6 2009/09/01(火) 11:22:21 ID:AkeBpdxc0
その後も牙はしばしば現れた。
いつも俺が煮詰まっているときにタイミングよく。
転職するときに後押ししてもらったり、プロポーズの勇気ももらった。
離婚する時も、そのとき子供を引き取る決心も牙の一言に救われた。
実家の両親に助けられてるとは言え、男手ひとつで女の子を育てていると、
いくつもの困難にぶつかったが、その度に牙は的確なアドバイスをくれた。

俺も40を過ぎ、娘は小6、困ったことはいろいろあるが、
自分を抑えて娘や周りの人間とうまくやっていける術がついてきた。
気づけば長いこと牙に会っていない。
俺が大人になるまで助けてくれていたのかもなあ・・・。

そんなこんなの今年の盆休み、娘を連れて旅行に出かけた。
例の高速代割引を狙ったせいでダダ混みだったが、普段あまりどこかに
連れて行くこともないから、娘も機嫌よく楽しい旅だった。
あるPAに立ち寄った時、俺は自分の目を疑い、固まった。

牙が居た。



25: 5/6 2009/09/01(火) 11:23:18 ID:AkeBpdxc0

いつも、夜中に俺の部屋にしか現れなかった牙が、昼の日中にこんな人混みで。
ピンポイント一言だけ発して返事も聞かずに一瞬で消えていた牙が、
目の前にこんなに長く居る。
しかも・・・家族連れ。
イケメンの旦那にそれに似たイケメンの息子2人。
娘が「お父さん?知ってる人?」と聞く。
それに押されて思わず声をかけた。

「すみません。失礼ですが、○○さんではないですか?」
牙はびっくりして俺を見たが、きょとんとしている。
しまった!他人の空似か!
俺は非常に焦ったが、牙は「はい、旧姓は○○ですけど・・・」と
あっさり肯定した。
3人のイケメンと娘も俺を訝しげに見ている。
「ボク、K小学校で同じクラスだった□□です」
牙はしばし考え込んでいたが、
「もしかして、かっつん?」
思い出してくれた。
「小学校以来なのによく分かったねー!!」と懐かしそうに言ってくれた。
「生きていたのか!?」とは言わなかった。

今は大阪に居ることや、これから旦那さんの実家に帰省するところだということ、
長男が高2で次男は中2ということなど、簡単に近況を聞いた。
俺が「ちっとも変わってない」とか「小学生の頃、密かに人気があった」とか言い、
息子たちに「へ~!」と言わせたことに気分よくしてくれたようだった。
しばらく話して、あの変わらない笑顔で手を振り高級車に乗って去って行った。
娘はお兄さん方のイケメンぶりにはしゃいでいた。



26: 6/6 2009/09/01(火) 11:24:24 ID:AkeBpdxc0
さて・・・本人は覚えがなさそうなんで何も聞けなかったが、
大きな謎が残ったわけで。
数十年に渡って俺を支えてくれた牙は何だったんだ?
これから娘が思春期に突入していけば今まで以上の困難が待ってるであろうが、
生身の牙に出会ってしまった後も現れてくれるのか?
いや、たぶんこれからは俺自身が自分で切り開いていくべきなんだろう。
それが出来ると判断して(誰が?w)、会わせてくれたんだろう(だから誰が?w)。
俺の妄想だったにしては数学の問題なんかは説明つかないんだが・・・。
先祖か守護霊あたりが俺が素直に言うこと聞きそうな相手の姿で
現れてくれていたのか?
いろいろと更に妄想は膨らむばかり。

ひとつだけ言えるのは、牙が元気で生きていてくれたことが本当に嬉しい。
それと、ありがとう。
本人には言えないのでここで。



27: 本当にあった怖い名無し 2009/09/01(火) 12:25:44 ID:Ni3UXOuM0
超自我だか先祖だか守護霊だかがその子の姿を借りて現れたということなんだろ
ええ話や



29: 本当にあった怖い名無し 2009/09/01(火) 13:44:23 ID:Pc8n7jQy0
守護霊か先祖霊だろうね
でも姿を変えたりアドバイスしたりできるなんて
頭が回ってかなり強力な力を持つやつなのでは・・・
とりあえず「おまえだれだ?」とか真の姿を追求するのはやめとけ
人外は正体がバレたら途端に姿を現さなくなる可能性がある



30: 本当にあった怖い名無し 2009/09/01(火) 16:31:01 ID:Ry4FjkC30
彼女に会ったのは偶然じゃないのかもな。
牙さん生きてて良かったね。いい話を有難う。



35: 本当にあった怖い名無し 2009/09/02(水) 20:51:47 ID:fn0Wvpoe0
2度ほど不思議体験したのだが、怖い体験ではなかったので
どこに書き込もうかと思ったが、ぴったりのスレがここだったので書き込みさせてもらう。
100%正真正銘の実体験だ。

俺はあるお坊さんに非常にお世話になっていた。
人生相談やら、供養の件やら。
そのお坊さんが言うには、先祖の霊が悩んでいると。
なんでもお墓に子孫たちがお参りに来ない?んだとか。
更に墓石は黒御影石?でこれもよくないと。
墓は静岡にあったんだ。(俺は京都)

しばらくして両親が丁度、俺の住んでる近くへ引っ越すというので
いい機会だと思い、お坊さんの指示に従ってご先祖様の墓を京都へ移した。
黒だった墓石を白御影石にして。
墓が完成して、最初のお参りをしたその夜だった。

夢に、もう亡くなっている祖父と祖母が現れたんだ。
2人は優しい笑みを浮かべ、一言俺に言った・・・

”ありがとう・・・”

そのまま2人は、1階の部屋にある仏壇にスゥっと吸い込まれていった。
その時に目がさめたんだ。
もう朝だった。

俺の目には涙がとめどなくあふれ、枕が涙で濡れていた。
祖父と祖母に対して、あれほどいとおしいと思った事は無かった。

今でも思い出したら、涙が止まらなくなる。



36: 本当にあった怖い名無し 2009/09/02(水) 21:18:40 ID:fn0Wvpoe0
更にこれには続きがあるんだ。

お世話になっていたそのお坊さんが、ガン?で亡くなってしまった。
なんでも、ある家庭の供養に出かけた時に、そこの因縁?を受けてしまったとか。

当然、お葬式に出向き、お焼香した。
また、その後の事は、跡継ぎである息子さんにお世話になる事になった。

で、その4日後?の事だ。

2階で寝ていた俺は、急に金縛りにあった。
寝ているのか起きているのか解らない状態?だったような感じだ。

その時、右横にある窓から、そのお坊さんがスっと現れたんだ。
そのまま、寝ている俺の腹の上に立ち、見下ろしておられたんだ。

お坊さんは俺を確認?したあと、そのまま俺の体を通りぬけ、1階へ降りていった。

俺は何の怖さも感じず、そのまま眠りについた。


おそらくあれは、お付き合いのあった方々へ、順番に会いに廻っていたんじゃないかと思う。

今でも、そのお坊さんにはすごく感謝してるよ。


この2つの体験から、あの世?っていうか、魂だけの世界って、絶対あると思ったよ。


長文スマソ



38: 本当にあった怖い名無し 2009/09/03(木) 00:41:07 ID:vx0qI5NM0
>>35の信心深さというか、誠実な人柄が印象的



43: 本当にあった怖い名無し 2009/09/03(木) 16:21:42 ID:zLPesbKB0
伊勢に住んでいるのだが、夏の花火大会は雨が降って延期となる事が多々ある。

それについて、年寄りは「神宮の神さんは火薬がお嫌いだから、雨を降らすの
だ。花火大会は観光客には好評かも知れんが、やらない方が良いのだ」と良く
言っている。

という話を友人にしていたら、友人がいきなり「ぶっ」と吹いて笑いだした。
俺「なんで笑ってんの」
友人「だって、火薬が嫌いだから花火倉庫を爆破させるならともかく、雨降ら
して大会延期させるだけって、ちょっと祟りがwwwww。アマテラスって最
高神でしょwwww それが、雨で大会延期さすwww アマテラス萌え--。」

祟りの話をしていたのに、ちょっと良い話になってしまいました。



44: 本当にあった怖い名無し 2009/09/03(木) 17:36:32 ID:WBUewOi1O
知り合いのおばあちゃんの留守をちょっと頼まれた。
6時になると電話がなった。
出ようとすると切れる。
時間をおいて2コール、2回なった。

10分ほどするとガラガラと玄関の引き戸があく音。
見に行ったが誰もいない。
しばらくしておばあちゃんが帰宅。
こんなことがあった、何かいたずらされる心あたりはないか?と聞くとカカと笑われた。
曰く、
亡くなった旦那さんは帰るコールに2コール2回をかかさなかった。今でも電話してくれる。
ドアも新しいのにかえたのに、昔のたてつけの悪い引き戸の音をたてて帰ってきてる。
らしい。

たしかに引き戸はまだ新しく、どうやったってあんな音はでないだろう。

おばあちゃんは「私がいなくてきっとびっくりしたでしょう」って笑いながら、仏壇に買ってきたばかりのホープを添えてた。



45: 本当にあった怖い名無し 2009/09/03(木) 20:31:53 ID:e/S0r2IK0
まぁ、夢かホントにあったのか分かんないし。
あれば幻だったのかもしれないけど、俺は信じてる話がひとつ。

去年、ばあちゃんが亡くなった。
親が仕事で忙しく、俺と弟を育ててくれた、
俺にとって母親と言って良いような、ばあちゃんだった。
ばあちゃんの旦那さんであるじいちゃんは、
ばあちゃんが亡くなる4年前に先に逝っていた。

とある日、昼寝をしていると。
夢の中でも俺が昼寝をしていて、その夢で昼寝をしてる中で見た夢なんだ。
(ややこしくてすまん)

夢の中、裏口からばあちゃんの家に入り、家に上がる。
じいちゃんが仏壇の前でビールを呑んでいた。

「・・・あれ、じいちゃん!?なんでいるの?!」と、俺はびっくりして尋ねた。
「あぁ、いつでもおるよ。」とじいちゃんが答えた。
「ばあちゃんは、そっち(あの世)へ行った?」と俺が尋ねた。
「あぁ、来た。うまいことやっとるよ。」とじいちゃんが答えた。
「今、ばあちゃんはどこにおるの?」と訊いた。
「台所で料理作っとる」とじいちゃんは答えた。
(生前、ばあちゃんは料理が得意で正直言って美味かった)

ここでふっと目が覚めてしまった。

亡くなった後にも俺の夢に出てきて、
うまいことやってる。と報告してくれたのが凄く嬉しかった。
涙が止まらなかった。
じいちゃんとばあちゃんが居たから、まともに育った。と今でも凄く感謝してる。
ありがとう、二人とも。



48: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 09:00:57 ID:lDI/IEPL0
人は亡くなってもあっちの世界があるから
現世の人間があまり悲しむ必要は無いような気が…
もっとも、あっちへ旅立つ時に何もこの世に心配を残さない人に限るだろうけど。

>>45
あっちの世界で、仏壇の前でビール飲んで、ばあちゃんのおいしい料理を待つじいちゃん。
なんだか羨ましいな。 まさに幸せな極楽浄土じゃありませんか。



51: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 17:32:37 ID:8XBdw0/m0
>>48

俺もあの世って。きっと有って、
そこからじいちゃんもばあちゃんも俺らのこと見てるんだろうなぁ。と思ってるから。
俺が泣いてても仕方ないっちゃ仕方ないんだけどねぇ。
ただ、ここまで大きくしてくれたじいちゃんとばあちゃんに、何かもっとしてあげたくて。
恩返し出来なかった事が悔いでなぁ。だから悲しい。

まぁじいちゃんもばあちゃんもあの世で楽しくやってるみたいだからさ、
それを知っただけでも随分気が楽になったけどね。

二人とも大変な時代を生きてきて、俺の母ちゃんを育てて、
俺まで育ててもらったんだし。あの世でぐらい目一杯楽して欲しいわ。



47: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 01:26:11 ID:ehZ664aA0
心霊とはちょっと違うけど、友人のじいちゃんとばあちゃんが数年前に亡くなった時の話なんだが、
自分はほとんど会ったことが無かったから分かんないんだけど、散歩する時も手を繋いだりと凄く仲が良くておしどり夫婦だったみたいなのね

で、じいちゃんが病で無くなる直前に、ばあちゃんに「迎えに来るからね」って言って亡くなったんだと
それから一月後位かな?ばあちゃんも亡くなったんだ
友人家族は立て続けに2人が亡くなって凄く悲しかったそうなんだが、じいちゃん迎えに来るの早いよって笑ってた
よっぽど寂しかったのかねw
きっとあっちの世界でも仲良くしてるんだろう



49: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 16:12:33 ID:hhVPsqM20
>>47
人が死んだばかりだと『呼ばれる』って言って
後を追うように身近な人が亡くなることがあるんだよ
うちの曾祖母も仲良しの妹が死んだ初七日に亡くなったからわかる
御友人のお祖母さんの場合、お祖父さんの死後一ヶ月くらい。
お祖父さんが四十九日過ぎて家にいられなくなる前に
一緒に連れて行ったのかもしれないね



56: 本当にあった怖い名無し 2009/09/05(土) 23:09:00 ID:BVp/TQ4g0
724 :本当にあった怖い名無し:2009/09/04(金) 14:31:38 ID:0U0ZTix/0
うちの婆ちゃんから聞いた戦争のときの話。

婆ちゃんのお兄さんはかなり優秀な人だったそうで、
戦闘機に乗って戦ったらしい。
そして、神風特攻にて戦死してしまったそうです。

当時婆ちゃんは、製糸工場を営んでいる親戚の家に疎開していました。
ある日の夜、コツンコツンと雨戸をたたく音がしたそうです。
だれぞと声をかけども返事はなし、
しょうがなく重い雨戸を開けたのですが、それでも誰もいない。
婆ちゃんは、それになにか虫の報せを感じたそうで、
「兄ちゃんか?」と叫んだそうです。返事はありませんでした。



57: 56 続き 2009/09/05(土) 23:10:15 ID:BVp/TQ4g0
その後戦争が終わり、婆ちゃんは実家に戻りました。
そしてお兄さんの戦死の報せと遺品、遺書が届いたそうです。
婆ちゃんは母親、他の兄弟たちと泣いて泣いて悲しみました。
遺書には、お母さんや他の兄弟について一人一人へのメッセージが書いてありました。
婆ちゃん宛には、次のように書かれていたそうです。

「キミイよ。兄ちゃんが天国いけるように祈ってくれ。弁当を食べてから逝くから、空腹の心配は無い。
 この国を、日本を頼んだぞ。負けても立ち上がれ、誇りを捨てるな。
 まずしくともよし、泥をかぶってもよし。かねを持っても、うまいものを食ってもよいのだ。
 ただひとつ心を汚すな。それが日本人だ。心を汚されたときこそ、おこれ。
 黄色のりぼんがよく似合っていた。兄はいつも共にある。うつくしくあれ、キミイよ。」
 
婆ちゃんは疎開先の製糸工場にいるとき、当時出来たばかりの新商品である黄色のヒモを
毎日お下げに巻いていたそうです。
お兄さんにその黄色のヒモを見せたことは一度も無かったので、
あの雨の日にワタシに会いに来たんだと、婆ちゃんは生涯信じていました。



59: 本当にあった怖い名無し 2009/09/06(日) 06:29:25 ID:alpOHdai0
>>56-57
寝起きにいきなり泣いた。
婆ちゃん家族は新潟の人かな?




60: 本当にあった怖い名無し 2009/09/06(日) 09:33:34 ID:/njPJqqe0
>>56-57
感動的なコピペありがとう。
お兄さんが手紙に書いてた文言にすごく感動しました。
「ただひとつ心を汚すな・・・」のとこ。覚えておこうと思ったw



62: 本当にあった怖い名無し 2009/09/07(月) 16:21:34 ID:zGDe0TIm0
今年の最初の頃に、叔父さんが亡くなった
葬式の時叔父さん宅に上がったんだが、御遺体を置いてる部屋に入ったとき物凄い力で揺さぶられた。
部屋に入ったのは俺が最後だったし、驚いて後ろを振り返っても当然誰もいないし何もない。
丁度夜勤明けで駆けつけたから、寝不足で眩暈でも起こしたのか?と思ったんだが、初めて入った部屋だったから構成も間取りも知らないはずなのに目を開いた瞬間真っ先に叔父さんの遺影が目に飛び込んできて把握した。
叔父さんは久々に会った時、必ず背中を数回物凄い力でバンバン叩く荒々しい挨拶する人だったのを思い出して豪快に笑いながら「よく来たな!」という叔父さんの姿が目に浮かんだ。
倒れてから10年は会ってなかったので、久々の叔父さんらしい挨拶に目頭が熱くなった。

帰るときに親父にこんな事があったと話したら、「親族でお前だけ(祖父の時も同じようなことがあった)そんな体験ばかりするってことはよっぽど頼りないんじゃねえのか」
といわれて今度は違う意味で泣けそうになりました



63: 本当にあった怖い名無し 2009/09/07(月) 16:36:49 ID:qyJzOdP4O
>>62
愛だよ、愛!
なーんにも悲しむ必要ぁないぜ!

余裕ができたら、お墓参り行ってやんなさいな
喜ぶよ、叔父さんも爺さんも



64: 本当にあった怖い名無し 2009/09/07(月) 16:44:45 ID:bQwbrZLxO
>>62おおぉ~
レスよんであったかい雰囲気がした
いいねこういう体験。



70: 本当にあった怖い名無し 2009/09/07(月) 21:32:40 ID:5h1EXzjK0
ほんのりと怖い話スレから

420 :1/5:2009/09/07(月) 12:59:48 ID:Q1v71Dj+0
8月初旬、夜中に我が家の次男15歳がリビングでいきなり歌い出し、
私も主人も長男17歳もびっくりして飛び起きました。
主人が「コラ!夜中だぞ!!」と言い、電気を点けました。
マンション住まいなもので、深夜の騒音は大迷惑になってしまいます。
長男も次男も小学生の頃から和太鼓をやってるのですが、
そのとき次男は舞台で着る藍染の腹掛けと股引き、頭にはちゃんと
鉢巻を巻き、ご丁寧に地下足袋まで履いていました。
歌っていたのは三宅島に伝わる『木遣り歌』です。
『三宅木遣り太鼓』は三宅島のオリジナルにアレンジが加わった形で
和太鼓の曲として広く伝わるスタンダートです。
次男の所属するチームでは『三宅』を叩く前に『木遣り』を歌うことが
あるのです。

次男は、主人と長男で取り押さえようとしても構わず歌い続け、
主人が口をふさいでもまだもがもがやっています。
寝ぼけてるのかと思い、名前を呼んだり揺すったりしてもダメ。
「ダメだ、とりあえず外に出そう」と、次男にタオルで猿轡をし、
主人と長男が引きずってエレベーターに乗り、駐車場に走りました。

急いで車を出し、次男はまだ歌い続けていましたが
騒音を気にしなくてよくなったことに、とりあえずはホッとして
猿轡を解きました。
成り行き上ハンドルを握っていたのは私でした。
どファミリーなミニバンのセカンドシートに170、175、178cmの男が3人
ぎゅうぎゅうに収まって・・・。
あたふたと夜逃げのように飛び出てきてしまったので
私はパジャマ、主人と長男はTシャツにトランクス1丁。



71: 70の2 2009/09/07(月) 21:46:57 ID:uJRXxEOL0
421 :2/5:2009/09/07(月) 13:01:00 ID:Q1v71Dj+0
どこへ行けばいいのか、どうすればいいのか、何が原因なのか、
思いつく限りの意見を出し合った末、主人が言いました。
「病院だな・・・M(長男)、夜中もいける精神科、検索してくれ」
『精神科』という言葉にちょっとドキッとしました。
「携帯持ってこなかった・・・」「俺も・・・」「私も・・・」
「とりあえず携帯と着替えを取りに帰るぞ。俺らは下で待ってるから
 Mは家へ走って取ってこい」
主人の言葉に長男もそれしかないと観念し、
「家まで誰にも会いませんように・・・」とつぶやきました。

その時、主人がぼそっと言いました。
「こいつ、いつからこんないい声出るようになった?」
私は次男の異常な様子が心配で、ただオロオロしていましたが、
主人に言われてよく聞いてみると本当に心に染み入ってくるような声でした。
確かに次男の声なのですが、何と言うか・・・伸びだとか節回し?が
急にうまくなっている感じでした。
それからもしばらく歌い続けていましたが、ふいに次男の歌がやみました。
「R(次男)!?」名前を呼んでみましたが無反応。
きりっとした顔のまま正面を見据えています。
かと思ったら、すっと自分の手を見て握ったり開いたりし始めました。
「バチ!これから打つんだ!」
長男が叫びました。
「バチも持ってこよう!」
みんな口には出しませんでしたが、何か科学で説明できない事態が起こってると
このあたりから感じていました。
主人「M、塩も持ってこい」、長男「塩・・・どうするか知ってんの?」
主人「かけたらいいんじゃないか?」、長男「まじかよ・・・」
主人「コンビニで線香も買おう」、長男「コンビニで売ってんの?」
沈黙・・・。
ものすごい不安ではりさけそうでした。



72: 70の3 2009/09/07(月) 21:48:13 ID:uJRXxEOL0
422 :3/5:2009/09/07(月) 13:02:05 ID:Q1v71Dj+0
マンション前に着き、長男が意を決したようにTシャツトランクスで
走っていきました。
その後ろ姿に緊急事態の真っ只中だというのに主人がゲラゲラ笑い出し、
私もつられて笑いました。
「よく考えたらめちゃくちゃ笑えるな、これw」
Tシャツトランクスの父と長男が、ばっちり衣装の次男に猿轡をかませて引きずり、
付き添うパジャマの母。
「ものすごい怪しい家族だぜw」
笑いがとまらなくなってしまいました。
すると、それまで険しかった次男の表情が少し柔らかくなった気がしました。
主人は「大丈夫。とにかく今は深夜だし、朝になったら考えたらいい」と
何か達観したような様子でした。
もちろん不安でいっぱいでした。
このまま本来の次男が戻ってこなかったら・・・と思うと、
こちらの方がおかしくなりそうでした。
それでも一瞬和ませてくれた主人にとても感謝しました。

しばらくして長男が荷物を持って戻ってきました。
「まだバチ出すなよ。ここでやられたら殴られる」
主人がジーンズを穿きながら言いました。
私は助手席に移動し、主人の運転で再び走りだしました。
「Rの部屋に入ったら、Tシャツキレイにたたんで置いてあったよ。有り得ねぇ」
長男はそう言いながら携帯で塩の使い方を調べていた。



73: 70の4 2009/09/07(月) 21:49:29 ID:uJRXxEOL0
423 :4/5:2009/09/07(月) 13:02:59 ID:Q1v71Dj+0
思いがけず久しぶりに家族(+1?)でドライブとなりましたが、
ある国立公園にたどり着きました。
我が家からは30分ほど山に登ったところにあり、ちょっと名の知れた滝や
秋は紅葉目当てで観光客がやってくる自然の中です。
もちろん、そんな深夜ですから駐車場に他の車はありません。
まずは主人と私が車を降り、次男も長男が促すと降りてきました。
長男が次男に持ってきたバチを渡し、自分もバチを持ち、
滝の音がゴウゴウと遠くから聞こえる方を向いて立ちました。

まず長男が歌い出しました。
それに次男がかぶせるように追いかけます。
歌い終わると長男はすっと座り、次男は腰を低くして構えます。
『三宅』は太鼓を真横に置いて、両側から低い姿勢で打つのです。
長男の地打ち(ベース)が始まり、次男がゆっくりと振りかぶり打ち下ろす。
もちろん太鼓はありませんが、ドーンという響きを感じたような気がしました。
だんだんとペースが上がり、お互いに掛け声をかけながら、エア太鼓は続きます。
長男と次男の『三宅』を初めて見たわけではないし、
ところ構わず始める次男の素振りはそれこそしょっちゅう見ているのに、
なぜか涙がとまりませんでした。
たぶん、次男の中の人にとっては最後の『三宅』だと感じていたからだと思います。

ようやく打ち終わり、2人が立ち上がりました。
次男はまず長男に、そしてこちらを向いて深々と頭を下げました。
顔には涙がぽろぽろと落ちていました。
しばらく泣いて、やがて「兄ちゃん」と言いました。
「Rか?」と聞くと、泣きながらも頷きます。
心底ほっとしました。
塩も線香(売ってた)も出番はありませんでした。



74: 70の5 2009/09/07(月) 21:50:48 ID:uJRXxEOL0
424 :5/5:2009/09/07(月) 13:03:50 ID:Q1v71Dj+0
次男は部屋で着替え始めたことも、リビングで歌い出したことも
その後のことも全部覚えていました。
「でも、俺がやったんじゃない」
それはそうでしょう・・・次男もそこそこ打てるようになったとは言え、
あの美しいフォームは次男のそれとはあまりに違いましたから。
どこの誰だったのかは分からないらしいです。
ただ「最初は悲しかった。でも、打ち出したら嬉しかった・・・と思う。
怖かったけど、嫌な感じはしなかった」だそうです。

念のため、翌日私の実家に連れて行き、近所のオガミさん(たぶん拝みさん?)に
見てもらいました。
「何もない。キレイなもんよ」と言ってもらい、やっと本当に安心しました。
「満足して行ってるはずや。無念が晴れたんじゃろ」とも。
「ただし、まだR坊に大きな疲れが残っとる。命が疲れとる。
ゆっくり精神を休ませなあかんよ」と、お守りをいただきました。
それはオガミさん特製のちりめんで出来た小さな袋に勾玉のような綺麗な色の石が
入れられた物でした。

長男は「なんでRより打てる俺じゃなかったんだろ?」と言ってましたが、
オガミさんは「相性もあるし、M坊よりR坊の方が単純やしのぉ」と笑ってました。
次男は達人に貸してから体の使い方がちょっと分かったと言い、
日々、素振りに余念がありません。
何かコツをつかんだのかもしれません。

終始慌てふためいていたため、後から思うと何やらおかしいことになってますが
その時は次男を失うのではと、この上ない恐怖でした。
当の本人は今日もノンキに登校しましたが。

もし良かったら、動画サイトで『三宅木遣り太鼓』『木遣り歌』で検索してみて下さい。
いくつかアップされてると思います。
上手な人の歌や演奏は胸に響くものがありますよ。



96: 本当にあった怖い名無し 2009/09/10(木) 02:04:19 ID:98MfDPyn0
老人介護施設で働いてる友人から聞いた話を2つ。

ある朝、友人が施設に出勤し靴を履き替えるため下を向いていると「ご苦労様です」と若い女性の声で挨拶された。
友人が何気なく挨拶を返して顔を上げると誰もいない。
よくよく思い返すと、施設で働いている職員の声でも、当然入所者さんの声でもない。
朝早いので、入所者のご家族でもない。
誰だか分からないけれど挨拶してくれる女性の声は、友人含め数人の職員が聞いている。

また別の日。
友人が夜勤に入った日のこと。
友人が一人で見回りに行き、三階部分を半分ほど終えたとき、二階から「助けてー」と女性の叫び声が聞こえた。
慌てて二階に降り、叫び声の発信源だろう部屋開けると、入所者のお婆ちゃんが眠っていている。
別の部屋かと思っていくつか見て回っても、みんな眠ってる。
一応、二階のスタッフステーションへ行って確認とってみても、ブザーは鳴ってないし、声を聞いた人はいない。
仕方なく気のせいだと思って、三階に上がって見回りを開始。
「助けてーー!」
さっきより緊迫した声が響き、友人は二階のお婆ちゃんの部屋へ。
眠っているお婆ちゃんに今度は近づいてみると、お婆ちゃんが異常に汗かいてうなされていた。
体温を計ると38度を超えており、すぐに他の職員と共に病院へ直行。
友人は見回りを続けたが、この後、叫び声は聞こえなかった。

友人は、お婆ちゃんは喉が悪くてかすれた声がしかでないし、あの時の叫び声は若い女性のものだった。
前に挨拶したあの女性の声に似ている気がする、と言ってました。

まあこんな話。



103: 本当にあった怖い名無し 2009/09/10(木) 21:27:19 ID:fadACYG40
いい話かどうか微妙だけど・・・投下!

14年前、長男の出産のときの話。
私は実家のすぐそばに住んでて、旦那は半マスオさん状態(現在も)。
お腹が重たくなってきた7ヶ月ぐらいの時、実家が近所にある同級生のYちゃんが
里帰り出産で帰ってきた。
同じ病院で産む予定だったし「奇遇だね~」なんて言い合い、
仲間が出来て嬉しかったし何となく心強かった。

1ヶ月ほどしてYちゃんが一足先に陣痛が来て入院した。
わざわざ電話をくれて、「落ち着いたら必ず連絡するからね」と言って出たのに
丸1日経っても連絡がない。
自分も2ヵ月後には出産予定、とても他人事には思えず何度もYちゃんの家に
電話してみたけど誰も出ない。
微弱陣痛で長引いてるのかも・・・と、待ってみたけど、2日経ち、3日経ち、
さすがに心配もピークを迎えた。
入院先の病院=私も通ってた病院に行ってみた。
ナースステーションで「※>>0�子さんのお見舞いに来たんですが」と聞いたところ
「面会謝絶です」と言われ、ヘタヘタと座り込んでしまった。
付き添ってきてくれてた母と看護師さんに支えられて処置室に連れて行かれたら
たまたま私の担当の院長先生がいた。
Yちゃんの担当も同じだった。



104: 2 2009/09/10(木) 21:28:15 ID:fadACYG40
先生にYちゃんが友達であることを伝え、様子を尋ねた。
先生はいろんな意味でちょっと考えていたが、
「私の口から※※さんの状態を話すことは出来ないから」と
Yちゃんに付き添っていたおばさんを呼んでくれた。
おばさんは「Rちゃん(私)心配かけてごめんね」と言ってから
先生をチラッと見た。
目の前に出産を控えた私に聞かせていいものかどうかという意味だったと思う。
先生は「何も分からないでただ不安を増幅させるよりは事情が分かる方がマシ」と
判断したようだった。

Yちゃんは酷い難産の途中で意識を失ったまま未だに目を覚まさない
ということだった。
重い妊娠中毒症だった。
出産前検診では異常は無かったそうで、普通にお産は始まったはずだった。
確かに元気に出かけて行ったんだもの。

ひとつ救いだったのは、赤ちゃんはとても元気に生まれて
新生児室のガラス越しに会うことが出来た。
話を聞いたときは恐怖で震えたけど、赤ちゃんを見てものすごく勇気が出た。
私も何があってもお腹の子だけは元気に産む義務があるんだと強く思った。
それでも、私の気分は浮いたり沈んだり、家族やYちゃんのおばさんにも
心配かけてしまった。



105: 3 2009/09/10(木) 21:29:19 ID:fadACYG40
結局、Yちゃんは半月眠り続けた。
意識が戻って1週間してようやくYちゃんと再会することが出来た。
Yちゃんは「ビビらせてごめんね」と笑ってた。
一方私は「ほんとだよ!バカだよ!冗談じゃないよ!」って泣いた。
Yちゃんも泣きながら「ごめんね、ごめんね」と2人で抱き合った。
少しだけ先輩ママとして、いろいろ教えてくれるはずだったのに
「何の役にも立ちゃしないね」とYちゃんは泣きながら笑った。

Yちゃんは眠ってる間、実はかなり危ない時もあり、生死の境をさまよっていた。
何回かベッドの上の自分を病室の隅から見てたことがあったらしい。
心配そうに見ているおばさんのことや、毎日仕事帰りに立ち寄るおじさんのこと、
何日かに1回遠くからやってくる旦那さんのことも見ていたそうだ。
このまま死ぬのかなあとも思ったって言ってた。
でも、そういうとき必ずそばに亡くなったおばあちゃんが居てくれて
「バカじゃないの!あんたが死んだらあの子はどうなるの!」と叱咤されたり
「大丈夫だから、もうちょっとだけ待ちな。そのうち戻れるから」と
励まされたりしたそうだ。
Yちゃんは病室の外にはどうしても出ることが出来ず、新生児室の赤ちゃんには
会えずに居た。
子どもを抱かずに死ねるもんかと思ったと・・・。
「だから全然怖くなかったんだよ」と言っていた。



106: 4 2009/09/10(木) 21:30:12 ID:fadACYG40
「そうそう、Rちゃんのことも言ってたよ」
おばあちゃん曰く・・・
「あの子はスポーンと簡単に産んじゃうから楽チンだよ。
 ものすごい速いはずだから陣痛の間隔が縮まる前に来た方がいいよ」
当時のお産マニュアルによれば、陣痛の間隔は確か10分ぐらいになったら
病院に連絡→入院という流れだったと思う。

「全部夢かもしれないけどね~」とYちゃんは笑ってたけど、
なぜか私はおばあちゃんの言うことを信じた。
いよいよその日が来て、20分間隔になったところで連絡無しに病院に行った。
電話して「今何分間隔ですか?」て聞かれたら嘘言うわけにいかないし、
20分だと言えばまだ早いって言われそうで・・・。
先生には「ごめんなさい、慌てちゃって来てしまいました」と言い訳した。
先生は子宮口の開き具合を診て
「うーん、まあ帰ってもまたすぐ出てくることになるだろうし」と
そのまま入院となった。

結果・・・あれよあれよと言う間に陣痛が強くなり、30分ほどで長男が誕生した。
陣痛室を飛ばして分娩室に直行、助産婦さんはついてくれてたけど、
先生は1階から3階まで上がってくるのに間に合わないぐらい
超スピード出産だった。
もし10分間隔まで待っていたら・・・と思うと恐ろしい。
タクシーの中で産まれちゃったなんていうのは「妊婦恐怖話」のひとつとして
都市伝説でもなんでもなく有り得る話だと語られてたから。



107: 5 2009/09/10(木) 21:31:03 ID:fadACYG40
出産から数日後、夜中の授乳から戻ってきたとき、
私の病室におばあちゃんが座ってるのを見た。
一瞬ギョッとしたけど、全然怖くなかった。
雰囲気が何か温かい感じがして。
「Yちゃんのおばあちゃん?」と聞いてみたら、それには答えずに
「あんた、おっぱい苦しくないかい?飲ませたばっかりなのに
 まだ張ってるだろ?」と言った。
確かに、最初から母乳がよく出て産まれたばかりの長男の飲む量では
消費しきれていない感じだった。
おばあちゃんは「明日マッサージしてもらいな。詰まって炎症起こしちゃうよ」
とだけ言ってにっこりしながらすっといなくなった。
翌日助産婦さんにマッサージしてもらってとても胸が楽になった。
「マッサージしたら余計に溜まるから、遠慮しないでいつでも言ってね」と
助産婦さんは言ってくれた。
初めての出産だったし、胸が張るのは仕様だと思って我慢していたから
おばあちゃんの助言はありがたかった。

入れ違いに退院していたYちゃんにすぐ電話した。
「ほんと助かったよ。帰ったらおばあちゃんにお参りさせて」と言うと
「いや、うちのおばあちゃんじゃないよ。知らないおばあちゃんなんだよ」
「!?」
私は勝手にYちゃんのおばあちゃんなんだと思い込んでいたんだけど、
Yちゃんも会ったことないおばあちゃんらしい。



108: 6 2009/09/10(木) 21:31:48 ID:fadACYG40
看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど、
頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして、
何となく聞けないまま退院の日になった。
母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間、
私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて
病室に帰りかけたとき、廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた。
近寄っていくと、「あんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに
来るんだよ」と耳打ちして消えた。
「ええ~、また嘘つかないとダメじゃん」と思わず言ったら、
おばあちゃんはまたぱっと現れて、
「H夫(先生の名前)もまだまだだからね」とため息をつき、
「ばあちゃんがそう言ったからって言えばいい。かまわないからすぐ来な」
と言ってくるっと背中を向けた・・・と思ったらまた振り返り、
「ヤブってわけじゃないんだからね。どんないい医者にもどうにもできないことも
 ある。ただH夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさ」と言ってまた消えた。
今度はもう呼んでも現れなかった。

そっか、先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して
帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた。
すると、先生は「参ったな・・・それ、私のばあさんでもないんだよ」と
頭をかいて笑った。
「父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる」と言った。
先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが、
おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった。
近年、医学は発達し、医療設備が整い、産婦の危険が少なくなるにつれて
おばあちゃんが出現することは減ってきた。
先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ。
先生は「すごく久しぶりに聞いたよ。まだ居てくれたんだな」と
ちょっと嬉しそうに見えた。
次回の出産時(いつなのかも分からなかったが)も早めに来ることを約束して
私は長男と退院した。



109: 7 2009/09/10(木) 21:33:39 ID:fadACYG40
Yちゃんが家に帰るまでの1ヶ月ほど、よくおばあちゃんの話題になった。
私達は「座敷ばあちゃん」と呼んでいた。
座敷わらしの居る家は栄えるというけど、H夫先生は評判が良かったし、
小児科も一緒になってて産まれた後のケアもいいということもあって、
個人病院にしては大きな病院で、確かにとても繁盛していた。
昨今の小児科の赤字問題、小児科医不足から、その病院も小児科は
無くなるかも・・・という噂を聞いた。
そうなると、おばあちゃんの出番もまた増えるのかなあとふと思う。

余談だけど、長男出産から2年後、次男が産まれた。
先に破水して入院してたから、陣痛が始まったときはもう病室に居た。
いきなり強烈な痛みからスタート、またもや陣痛室はスルーで10分で産まれた。
陣痛と陣痛の合間のわずかなインターバル、分娩室の隅っこで
にんまりしているおばあちゃんがチラッと見えた。
「な?言った通りだろ?」というドヤ顔。
けど、こちらは正に正念場、考える余裕もなく次男がとり上げられたときには
もうおばあちゃんは居なくなっていた。
それから2度とおばあちゃんに会うことはなかった。

以上です。
すごい長くなってしまってごめんなさい。
文章力無いみたい( ;∀;)



110: 本当にあった怖い名無し 2009/09/10(木) 21:40:56 ID:PBToTsNd0
>>109
乙です すごい話ですね

その病院の守護霊かもしれませんね
海外の話で、家の精霊の話とかありましたし…(帰国しないで~と引き止められてましたw)



112: 本当にあった怖い名無し 2009/09/10(木) 23:25:06 ID:k79PY2Dy0
>>109
素敵でした!いいなぁ~そんなおばあちゃん。
自分が子供を生むときはぜひそのおばあちゃんのいる病院で産みたい。



118: 101 2009/09/11(金) 11:59:37 ID:avRtSdJt0
>>103ではあまりに長くなっちゃったから割愛したんだけど、
1人だけ、次男の同級生のママで「出会った」っていう人がいたんです。
相当仲良くなってから聞いたので、こういう話はやっぱりおいそれとは話せない
ものなんですね。

赤ちゃんがへその緒を首に巻いていて、数分間無呼吸状態で生まれてきたため
すぐに小児科の方に移されたんです。
でも、彼女はそうなることが分かっていたって言うんです。
最後の検診の時におばあちゃんに会って、「この子は苦しい生まれ方するけど
ちゃんと自分で乗り越えるから、母親は泡食っちゃダメだよ」と言われたそうです。

お産の後しばらくは点滴を受けながら放置されるんだけど、その時1人になると
やっぱり不安になってきて泣いてたら、「泡食っちゃダメって言ったろ。
ちょっと時間かかるかもしれんがちゃんと帰ってくるんだからしっかりしな」
って、叱咤パターンだったそう。
その時の赤ちゃんは何ヶ月か入院したけど、今は後遺症もなく元気に中学1年生。
しっかりした女の子で、生まれた時のまんませっかちで慌てん坊なうちの次男の面倒を
見てくれてます。^^



147: 1/4 2009/09/14(月) 03:33:00 ID:A7FTSVuu0
私は地元の神社の雅楽会で龍笛(横笛)を吹いています。
そこの偉いさんのAさん(50代のおじさん)に先週聞いた話です。

Aさんの母校はある宗教系の高校で、雅楽部がありました。
そこで初めて雅楽を始めたそうです。
Aさんにはその雅楽部で仲が良かったBさんCさんという友人がいました。
Aさんは篳篥(ひちりき)、BさんCさんは龍笛担当でした。
AさんとBさんは器用で、与えられた課題を割とスラスラこなすタイプ、
Cさんはとっかかりは苦労するけれど、ものすごく努力する人で
結局は一番いい音を出すようになるタイプ。

ところが、1年生の終わり頃にCさんが事故で亡くなってしまいました。
当然ですが、残されたAさんとBさんは非常に悲しみました。
まだ若かった2人は、祖父母も健在で身近な人の死に接するのは
初めてだったのです。
それが毎日一緒に居た友達だったのですから、15歳の少年には酷な出来事です。
Cさんのお母さんが形見分けとして、楽譜をAさんに、龍笛をBさんに、
それぞれ届けてくれました。
2人はCさんを失った余りの悲しさに蓋をするように、お互いあえて彼の話を
避けるようになっていきました。

春休みの練習日、2人は学校の練習室の掃除当番で
他の部員より遅くまで残っていました。
掃除はテキトーに済ませ、ウダウダと喋ったり練習したりしていました。
すると、部屋の隅の方からコツコツと足音がしてきました。
思わずAさんは「Cか!?」と呼び、Bさんはボロボロと泣き出しました。
足音はしばらくグルグル歩き回り、やがて近づいてきました。
2人の前にあった椅子が微かにコトッと音を立てて静かになりました。
AさんとBさんは『越天樂』を吹き、心の中で「忘れてないよ」と声をかけました。



148: 2/4 2009/09/14(月) 03:35:33 ID:A7FTSVuu0
新学期、2人は2年生になり後輩が入ってきました。
その中に、優しくて面倒見のいいBさんになついてひっついてくるようになった
1年生がいました。
彼は外見こそ全く違ったけれど、性格や不器用で努力家なところが何となく
Cさんに似ていました。
しかも、下の名前がCさんと同じだったのです。
雅楽部では下の名前で呼び合う習慣があり、その後輩くんもCさんと同じ呼ばれ方でした。
3人でわいわいやっていると、同級生や先輩に「ちょっとドキッとするな」と
よく言われました。

卒業した先輩のパートの人数の関係で、若干パート変更することになりました。
Bさんは前々から興味を持っていた笙に転向しようかと迷い、Aさんたちに相談しました。
皆、異存はなかったのですが、Bさん自身はCさんの形見の龍笛のことを気にしていました。
誰も吹かないようになると寂しい気がすると・・・。
Aさんは「どうせ上達してきたらもっと良い笛が欲しくなるし、むしろいつまでも
入門用の笛ではいられないだろう」と言ったのですが、Bさんは何となくすっきりしない
様子でした。
その時、後輩Cくんが「僕に譲ってもらえませんか」と言い出しました。
Bさんは「とんでもない。俺が使わなくなったとしても形見を他の人に譲るなんて」と
言ったのですが、Aさんは「しまい込まれるのと、違う人でも吹いてくれるのが居るのと
どっちが喜ぶだろうか」と言いました。
確かめようがないまま数日過ぎて、後輩Cくんが「お墓参りに行ってお願いしてくるから
譲ってください」と言い、何となく3人でCさんのお墓参りに行くことになりました。



149: 3/4 2009/09/14(月) 03:36:57 ID:A7FTSVuu0
お花を供えて手を合わせてると、またコツコツと音がしてきました。
屋外なので、どこから聞こえてるかはよく分かりませんでしたが、小さな音だったから
すぐ近くで鳴っているように感じました。
後輩Cくんが「龍笛を僕にください。大事にしますから!」とお墓に向かって言いました。
コツコツ音はなり続けています。
Aさんは「Cが怒ってるのでは・・・」とちょっと怖くなってきました。
でも、Bさんが気づきました。
よく聞くと、コツコツ音は一定のリズムを刻んでいたのです。
コツコツとコツコツの間が少しあいていました。
コツコツ休みコツコツ休み・・・雅楽のリズムです。
雅楽は不思議な拍の取り方をします。
1・2~ぃ・3・4~ぃ・・・という感じです。
コツコツに合わせてCさんが龍笛を吹いてみたら、最後までコツコツ音も続いていました。
Cさんは「僕がもらっていいってことですか?」と聞き、AさんとBさんが「C!いいのか?」
と聞きましたが、うんもすんもコツも言いませんでした。
許しを得たと解釈し、その日からCさんの笛は後輩くんの物になりました。

そして今日、我が雅楽会に新メンバーが入ってきました。
神官さんが前に立ち、「先週Aさんから紹介があった○○Cさんです」と言いました。
Aさんはそのために先週私達に話を聞かせてくれたのです。
正直、三週聞いたときは冗談だと思っていました。
新メンバーCさんが「龍笛を吹いてます。やっと地元の本社に戻ってこれたので
これからお世話になります。宜しくお願いします」とペコリと頭を下げました。
ずっと転勤族だったそうです。
聞いていた通りの人懐っこい面白い人でした。



150: 4/4 2009/09/14(月) 03:37:38 ID:A7FTSVuu0
新Cさんは年季の入った笛袋を出し机の上に置いたのに、また別の袋から高価そうな笛を
取り出し吹いていました。
古いほうの笛を見せてくれて、「これねぇ、持ってないと調子悪いんだよ」と言っていました。
スランプのときには今でもそちらの古い方を使うそうです。
「Aさんだって楽譜持ち歩いてるんだぜ(笑)」と言い、その楽譜も見せてもらいました。
ものすごくボロボロになっていました。
雅楽の楽譜って、とても不親切なんです。
漢字とカタカナが縦にズラッと並んでるだけで、音を切るところも繰り返しも、
微妙につける音の変化も、何もかも自分で書き込まないといけません。
Aさんの楽譜には1年弱しか吹くことが出来なかったCさんの書き込みが
たくさんたくさん几帳面な字や記号で残されていました。

私は最初にこの話を聞いたときに感じた最大の疑問を新Cさんにぶつけてみました。
「どうしてそんなにその龍笛を欲しいと思ったんですか?」
新Cさんはあっけらかんと言いました。
「笛がもらってくれって言ってたから(笑)」と。
何の根拠もないけれど、本当にそうなんだろうなぁと思いました。
因みにBさんは遠方住みで、定年になれば戻ってきて入会してくれるそうです。
あと数年で、また仲良し4人組が一緒に吹けるようになります。



151: 147です 2009/09/14(月) 03:40:33 ID:A7FTSVuu0
これだけ書くのにとてつもなく時間がかかってしまい
どっぷり真夜中です・・・
眠さのあまり、日本語が変な箇所もあるかと思います。
どうかご容赦いただき、判読いただければ幸いです。



153: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 07:20:17 ID:y14QSOcqO
>>151
お疲れさまでした
旧C君と新C君が、生前互いに面識が無いのに楽器を通じて友情というか絆で結ばれている、というのが面白い



154: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 07:49:12 ID:3f2gzDHO0
朝から泣かせるぜ。



157: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 14:34:47 ID:P/n+78eh0
物も持ち主を選ぶ…

ブランド品で身を固めてるブサイクなんかは呪われて死ぬ?w



158: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 21:31:04 ID:sIJe6vdg0
ブランド品は容姿なんか見てないよ見てるのは財布の中身だ
だから財布が軽くなると質屋とかリサイクルショップに逃げだすだろ



170: 本当にあった怖い名無し 2009/09/16(水) 22:55:52 ID:QklG7MzP0
>>158いいこというなw



165: 本当にあった怖い名無し 2009/09/16(水) 10:14:44 ID:xTfB0UEtO
心霊の話じゃなくて夢の話だからこじつけなんで気にしない人だけ読んで下さい。
なんか辛い時には死んだ愛犬がよく夢に出てくる気がする。
この間もウジウジしながら寝てたら夢に出てきた。
なんか家の中にいると外から悲しそうな鳴き声がするから
餌かwwと思って餌と水を替えてあげようと外に出たんだ。

そしたら白い柵?ゲージ?に前足が挟まってるみたいで辛そうになくんだよ。
(生前から前足が片方折れててたまに脚をどっかに引っかけたりしてた)
だからすぐ外してあげようとしてしゃがんで手で持ったら、
挟まってるように見えただけで挟まってなかったんだ。

演技だったの。なんかだまされた。なんかちょっとニヤリとしてた。
そこで目が覚めた。普段なら夢に意味付けなんてしないんだけど、
その時は起きたらスーッとわかった。
「実際にゲージなんてないでしょ。ゲージに挟まったフリしてピーピーしてんなw」
って言ってた。全然抜け出せる状況なのに、ひとりでピーピーウジウジしててごめんなさい。
ありがとう。



166: 本当にあった怖い名無し 2009/09/16(水) 11:51:16 ID:6gs0+eEpO
あぁー。
ワンコも素敵だし>>165さんも素敵だよ。
夢でも受けとり方で、いくらでも素敵な体験になるんだね。



167: 本当にあった怖い名無し 2009/09/16(水) 13:35:19 ID:3S/l88iJ0
>>165
何時までも愛犬に心配かけてたらいかんよ!
そろそろ安心させてあげないとね!



169: 本当にあった怖い名無し 2009/09/16(水) 21:08:25 ID:2aYg53oT0
>>165の忠犬ポチ(仮)の愛に涙。・゚・(ノД`)・゚・。



171: 本当にあった怖い名無し 2009/09/17(木) 04:37:02 ID:3UamFj0jO
俺が寝てる真上にはガラスの額縁がある。

翌朝 婆ちゃんに起こされて、『あんたの上の額縁のネジが緩んで落ちる』と神様に言われたって言ってきた、念のためネジを確認するチョンって指先で確認したら、ボトンと落ちた。
それから神様の存在を信じるようになった。

婆ちゃんは当時85才で、婆ちゃんの友達はパタパタとよく亡くなっていった。
婆ちゃんの友達が亡くなった翌朝は決まって婆ちゃん翌朝泣いていた。
お母と婆ちゃんの会話を聞くと『〇〇が会いに来てた』と、言うからビックリ。



172: 本当にあった怖い名無し 2009/09/17(木) 10:09:27 ID:wiMHP5yq0
ものすごく徳のあるおばあちゃんなんだね。
神様のお告げというよりおばあちゃんご自身の能力っていう気も
しないでもないです!

でも、額縁は地震のときとか危なそうで怖いです。((;゚Д゚)
頭の上からは動かした方がいいかも?



173: 本当にあった怖い名無し 2009/09/17(木) 12:19:07 ID:tyZ6LRHy0
なんか孫から尊敬されるようなことできないかねえ……
そうだ、額縁のネジゆるめて神様にいわれたってことにしようかねえ……



175: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 01:58:18 ID:rtc520GP0
孫に尊敬される、で思い出した。
前置きがちょっと長い話なんで、ヒマな人だけ読んでくれ。

俺は小学校の物心ついてから小学校低学年の頃位まで、母方の爺ちゃんが怖かった。
別に爺ちゃんが怒りっぽかったとか、そういうんじゃない。
むしろ物静かな人だったように記憶している。まあ、愛想はよくなかったな。
俺が爺ちゃんを怖がってたのは、爺ちゃんの片足、膝から下が無かったからだ。

爺ちゃんはその昔、交通事故で左足を切断しなければならない怪我を負ったのだそうだ。
で、田舎に帰るたびに俺は爺ちゃんから
「足を切ったあとはそりゃもう痛かったんだぞ」とか言う話を聞かされていたのだ。
しかも爺ちゃんは御丁寧にも義足を外して、
妙につるんとした足の切断面を見せながらその話をするのだ。
その上「○○も信号を守らんと爺ちゃんみたいな足になるぞ~」とかいう追い打ちつきで。
年端もいかない子供にはそれが下手な怪談よりずっと怖かったのだ。
おかげで俺は爺ちゃんの顔は写真を見ないと思いだせないのに、
あの切断面のことだけは妙にはっきりと覚えてたりする。
もっとも成長するに従って俺のビビり加減も慣れからか減っていったんだけど。

そんな爺ちゃんも俺が小学五年生くらいの頃に死んでしまった。
もちろん足のことは関係ない。ガンだった。
爺ちゃんといえば、ちょっと不気味な足の印象しかなかった俺は、
爺ちゃんが死んでも泣いたりとかあまり悲しいとは思わなかった。
ただ、なんとなく車通りの多い道を見ると、爺ちゃんの脅し文句が思い出された。

そういう背景もあって、俺は妙に交通ルールに律儀なところがある。
小さいころは爺ちゃんみたいな足になるのが怖かったから。
成長してからは、さすがに爺ちゃんが孫の身を案じてたのが理解できてたから
なんとなく爺ちゃんに悪い気がして、
悪友どもに道路向こうから誘われようとも信号無視はできなかった。



176: 175 2009/09/18(金) 01:59:04 ID:rtc520GP0
帰宅が12時を回る羽目になり、人通りのない住宅地を歩いていたあの時も、
やっぱり俺は信号無視をせず、律儀に車も人も通らない交差点で信号待ちをしていた。
信号が青になり、さあ渡るべと足を一歩踏み出そうとしたその時。
俺は強烈な違和感に襲われた。
左足がガチガチにこわばって動かないのだ。
足がつったのかとも一瞬思ったが、違和感はあるものの痛みはない。
しゃがみこんで、ふくらはぎをさすってみようとして……
大音響のカーステとエンジン音、そして突風が過ぎた。
何だ?と思って顔を上げると、DQN仕様な改造車が
信号無視の上、スピード違反で交差点を去っていくところだった。
珍走団か………と呆れかけたところで、ハッと我に帰る。

もし足の違和感で立ち止まってなかったら、俺は普通に横断歩道を渡っており、
おそらく……あの車に跳ねられていただろう。

ぎくっとしながら、そろそろと左足を動かそうとすると、
今度は何の問題もなく、いつも通りに足は動いた。
俺は交通事故、足の連想から当然、爺ちゃんのことを思い出していた。
爺ちゃんは、どっちが義足だった?………そう、左足だ。
たぶんこれは爺ちゃんが俺を助けてくれたんだと思う。

そうそう、この話にはちょっとした後日談がある。
爺ちゃんの13回忌だったかのときに、婆ちゃんにこの話をしたのだ。
婆ちゃんは、ちょっとヘンな笑顔で話を黙って聞いてくれていたが、最後にこう言ったのだ。
「○○、爺さんには一生黙ってろって言われたんだけどね、もう時効だろうから言うことにするよ。
爺さんの足が無くなったのが、交通事故が原因っていう話ね、あれ嘘なんだわ」
これには俺も、一緒に話を聞いていたイトコも驚いた。
なんでも爺さんは昔、林業をやっていて、その時の事故で足を切断することになったというのが本当の話。
俺やイトコに交通事故って言ってたのは…お察しの通り、孫を思っての優しい嘘だったわけだ。
そういうわけで、先日納車されたばかりの俺の愛車のダッシュボードには
俺の爺ちゃんの写真が貼ってあったりする。



184: 1/13 2009/09/20(日) 13:37:43 ID:9epKxXJT0
長文&コピペで申し訳ない。
あるサイトでここの趣旨にあってる話を見つけたのでコピペさせてもらいます。

私の母方の実家は、ある山のふもとの温泉街にあります。
そこから歩いてすぐの山は、湯治客のためにとハイキングコースとして道が敷かれ、
子供一人でも難なく行けるくらいの緩やかさなのですが、
その道を少しそれるとそこは舗装もされていない、
道と呼ぶのもためらうような山道ケモノ道が森の奥深くまで続いているのです。
そこが祖母の家へ泊りがけで来ている間、当時小学二年生だった私の遊び場でした。


ある日、私が川の流れる谷沿いを歩いていると、道の脇に古びた祠がぽつんとひとつありました。
伸び放題の草木に絡まれ今にも朽ち果てそうな有様でしたが、
祠の中には小さなお地蔵様が一体、鎮座しています。
苔にまみれたみすぼらしいなりではありましたが、私はお財布から小銭を一枚とり出し、
お地蔵様の足元に置きました。
当時の私は特に信心深いというわけでもなく、
ただ『お賽銭をお供えする』という行為そのものが面白かったのだと思います。
その時もお賽銭だけお供えすると、手を合わすこともせず早々に立ち去ろうとしました。
すると不意に誰かに手を掴まれたのです。
いえ、正確には手を掴まれて後ろに引っ張られたような気がしました。
そう、そんな気がしただけです。だって、この場には私以外、誰一人としていないのですから。


その後、ふもとの家まで戻った私は玄関前で鉢合わせた祖父は無視して、
台所で晩御飯の準備をしている祖母に、ふと気になった山の中の祠について尋ねてみました。
というのもあの祠のある辺りにはあまり近付かないようにと、普段から言い聞かされていたからです。
厳しい祖父にそのことを話せば、きっと祠の話の代わりにお説教を聞かされることでしょう。
その点、祖母は山へ入ったことを咎めるでもなく、けらけらと笑って祠の由来を教えてくれました。




185: 2/13 2009/09/20(日) 13:39:11 ID:9epKxXJT0
昔、と言っても遠い昔のことではなく、戦後すぐくらいの頃。
まだろくに道も整備されていない山の中で、一人の女の子が行方不明になりました。
ふもとの町では大人たちが集められ、山狩りまで行われましたが、
結局女の子は見つからなかったのだそうです。
この地方には古くから山神様の言い伝えがあり、町の人たちは
「あの子は神様に連れて行かれて、あの山の山神様になったんだよ。
きっと、これから私たちのことを守ってくれる」
と、女の子の両親を慰めたのだそうです。
しかしそれからしばらくたった後。再び山で、今度は男の子が二人、行方不明になったのだそうです。
その内一人は無事に山を下り、もう一人は谷底の川に流されて、ずっと下流で遺体となって発見されました。
助かった子から話を聞くと、山で道に迷い崖近くを歩いている時、誰かに腕を引っ張られたと言うのです。
幸い、彼は谷とは見当違いの方へと引っ張られました。
けれどその時、一瞬だけ見えたもう一人の子の姿は、まるで彼も見えない誰かに引っ張られたような、
とても不自然な様子だったのだそうです。
警察はもちろん、そんなことはありえないと言い、きっと前の日まで続いた雨で地面が緩くなっていて、
なにかの拍子にくずれたのだろう。そう結論付けました。
けれど町の人は違いました。なぜなら助かった男の子の右手首には、
手の形をしたアザがくっきりと残されていたからです。
まるで誰かに掴まれたような……。
そしてそれからも度々同じようなことが起こりました。山へいった子供が、
あるいは崩れてきた土に潰され、あるいは川に流されて、その命を落としてしまうのです。
みんながみんな助からなかったわけではなく、中には山で迷いながらも無事に戻ってくる子もいました。
しかし彼らはみんな、口をそろえてこう言います。
「山の中を歩いている時、誰かに手を引っぱられた」
そして彼らの右手首には、決まって手の形をしたアザがあるのです。
もしかしたら、先に行方不明となった女の子の崇りなんじゃ?
いつしかそんな噂が町に広まり、大人たちで話し合った結果、
最初の男の子が犠牲となった崖の近くに小さな祠とお地蔵様を置いて、崇りを鎮めようとしたのでした。



186: 3/13 2009/09/20(日) 13:41:31 ID:9epKxXJT0
「けど崇りは鎮まらないでね。今でもたまに悪い子がいると、手を引いて山へ連れてっちゃうんだよ」
祖母はおどけた調子でそう締めくくりますが、私は怖くて何も言えませんでした。
私は祖母に祠のことを訊いただけで、誰かに手を掴まれた、とは言っていません。
とても気味が悪く、こういう時に限って周りがとても静かに感じます。
けれど怖がっていることを悟られたくない私は平気なふりをしつつ
「その後、誰かが連れていかれたことはあるの?」とか「連れて行かれた子は悪い子だったの?」
などとしつこく祖母に尋ねます。
祖母は笑って、
「そんなに気になるなら、今晩の宴会にくる伯父さんに訊いてみなさい。
伯父さんは昔、山で手を引かれたことがあるんだよ」
と言いました。




187: 4/13 2009/09/20(日) 13:42:39 ID:9epKxXJT0
その晩。一族が集まっての宴会に、伯父さんもちゃんと出席していました。
私は祖母に言われたとおり、伯父さんに『手を掴まれた』時のことを訊いてみました。
思えばこれが間違いだったのです。
伯父さんはその手の話をとっても好み、さも恐ろしげに語って聞かせるのが大好きでした。
「いいか。あの祠に近付くとな、あの山で遭難した女の子とそれに連れ去られた子供たちの崇りを受けるんだ。
みんなで手をぐいぐい引っぱって山まで連れてって、そこで死んだ子供たちに取り囲まれて、
気づいたらお前もその子たちの仲間になってるんだ。
山から逃げても無駄だぞ。そいつらはお前が家で寝てる時、こっそりと入ってきてさらっちまうからな」
今にして思えば、それは怖い話をして二度と私をそこに近づけまいとする大人の浅知恵だったのでしょう。
けれども私はその話が怖くて、それを聞いた後は宴会で明々と賑わう広間から離れることができません。
しかし宴もたけなわを過ぎると、母親から「もう寝なさい」と寝床へ追いやられてしまい、
私はひとりで寝室として使っている部屋へと戻りました。
母親の実家は地元の名家で、家は屋敷と呼んで遜色ないほどに広いのです。
屋敷には宴会のあとで酔いつぶれた人たちが泊まれるよう、二十畳ほどの広めに造られた和室がいくつかあり、
私が寝室としてつかっているのもその内の一つでした。
普段は広い部屋を独占していることに高揚する気分も、今はどうにも頼りなく、不安な気がしてなりません。
私は縁側の廊下へ続くふすまや障子を全て閉じ、
常夜灯をつけたままで祖母が用意してくれていた布団にもぐりこみました。



188: 5/13 2009/09/20(日) 13:44:45 ID:9epKxXJT0
どれだけの時間が経ったのでしょうか。
ふと、私は目を覚ましました。
屋敷の中は静まり返り、人の気配はありません。
どうやら既に宴会は終わり、みんな寝静まっているようでした。
私が普段、夜中に目を覚ますことなど滅多に無いことです。あるとすればせいぜい、
起きている誰かが物音を立てた時くらい。
しかし全員が寝静まった屋敷の中で、そんな物音を立てる者など……。

 ……ギっ……………………。

どこか、すぐ近く。まるでそこの障子の向こう、縁側を通る廊下から、床が軋むような音が聞こえました。
両親か祖父母、でなければ泊まっている誰かがトイレに起きてきたのかもしれない……とは思いませんでした。
一階のトイレは、風呂場など水周りの集まる屋敷の北側と西側にしかありません。
私がいる寝室は屋敷の東側、しかもその一番端。誰であろうとこの廊下を通るはずはないのです。
そう、この部屋に来ることが目的である以外は。

 ……ギっ……………………。

不意に、音が止みました。私は廊下へつづく障子に背を向ける形で横になっています。
すっ、と木枠が滑らかに動くような音が聞こえた気がして、みしり、と畳の軋む音が聞こえた気がしました。
ふわ、と頬を風に撫でられたような気がして、誰かの気配がすぐそばにあるような気がしました。
私は目を閉じたまま、背後にいる誰かに起きていることを悟られまいと身を堅くします。
けれど妙に高鳴る心音で、わずかに震える肩の揺れで、
目を覚ましていることがばれるのではないかと思うと、気が気ではありません。
それと同時に、背後にいるのはどんなやつなのか。
顔は、背は、太っているのか痩せているのか、恐ろしい姿なのかそうではないのか、とても気になります。





189: 6/13 2009/09/20(日) 13:46:02 ID:9epKxXJT0
両者の間に挟まれた私は、せめてどんな体格なのかくらいは見てみようと背を向けたまま薄目を開けて、
相手を盗み見ようと考えました。
目いっぱい視界を動かせば頭の天辺くらいはみえるだろう。
そして相手の顔までは見えないのだから、相手に悟られることもないだろう。
そう思った私は、ほんのわずかにまぶたを開き、視界を背後へと移し、

背後にいるソレと目が合いました。

ソレは私の上に大きく身を乗り出し、顔をのぞきこんでいたのです。
ソレは私の顔をのぞきこみながら、にんまりと笑いを浮べていました。
私はとっさに目を閉じ、震えそうになる全身を必死で押さえつけました。
ちらりと見えてしまった顔は女の子で、切りそろえた前髪と肩から垂れる長い黒髪。
そして着物のような襟。見ることができたのはそれだけでした。そしてそれだけで十分でした。
それだけで私は、やっぱり女の子の霊なんだ、やっぱり自分を連れて行くために来たんだと、
そう確信するのには十分だったのです。
大声をあげるべきか、けれどそれでは相手を刺激してしまわないだろうか、
このままだと自分はどうなるのか、まとまらない考えが頭の中を巡ります。

 そして――唐突に、右手をぐいっとつかまれました。

物凄い力で、ぎりりと腕が痛むほどでした。たまらず私は「痛いっ、痛いっ」と叫び、
その手を振りほどこうともがきます。けれど身体は上手く動かず、力を入れることが出来ません。
喉に何かが張り付いているように、あげたはずの叫びも声にはなりませんでした。
それでも私はもがき、もがき、もがき。



190: 7/13 2009/09/20(日) 13:47:51 ID:9epKxXJT0
ふと、私は目を覚ましました。
屋敷の中は静まり返り、人の気配はありません。
どうやら既に宴会は終わり、みんな寝静まっているようでした。
つい今までかたわらにいたソレの姿もありません。
障子は、ぴったりと閉まっています。寝る前に私が閉めたときと同じように。
それから一度も開けられてはいないように。
私はあわてて起き上がり、明かりをつけました。部屋には私以外に誰もいません。
二十畳もの広さの部屋が、蛍光灯の白く無機質な光に照らされ、音もなく、そこにありました。
どこに目を向けても、どこに目を凝らしても、私以外の何者の痕跡すらありませんでした。
私は気が抜けたように布団の上へと座りこむと、胡坐をかき、盛大にため息をつきました。
おかしな夢を見た。そういう結論に達し、額の汗を拭います。
昼間、そして夜の寝る前にあんな話を聞かされたから、夢にまで見てしまったのでしょう。
それというのも全ては伯父さんのせいです。そう思うとなんだか腹立たしく、悔しい気持ちになりました。
明かりも消さずにごろんと布団へ横になり、憎々しい伯父さんの顔を思い浮かべます。
少なくとも伯父さんがあんなに脅かしつけるような話しかたをしなかったなら、
こんな夢を見ることもなかったはず……伯父さんのせいでこんな夢を見ることになったのです。
こんな気味の悪い夢……。
そう。それは確かに夢であったはずでした。
けれど私は見つけてしまいました。額の汗を拭った右手。一見変わった様子の無い、普段どおりの私の右手。
 その手首にはっきりと、手の形をしたアザがついているのを。
私は飛び起きて、そのアザをまじまじと眺めました。
アザの形がなんとなく手のように見える……わけではなく、一本一本の指先までがはっきりとわかるほど、
それは紛れも無い手の形でした。
さほど大きくはなく、私の手と変わらないくらいの大きさです。
だからはじめは私も、もしかしたら寝ている時に自分で自分の腕をつかんだのかも、そう思いました。
寝ぼけてきつく握り締めてしまったのだと。
けれどそんなはずはありません。皆さんも、自分の右手首を自分で掴んでみてください。
 今、あなたの手首をつかんでいるのは、左手ですよね?
私の右手首に残されたアザは、間違いなく右手の形をしていました。




191: 8/13 2009/09/20(日) 13:50:54 ID:9epKxXJT0
翌日。
私は常に戦々恐々としていました。朝起きた時。顔を洗いに手水場へ行く時、トイレへ行く時、
とにかく一人でいるときはびくびくと周りを見回し、誰かに出会うたびに飛び上がらんばかりに驚きます。
まるで今もすぐそばにあの女の子がいて、不意に腕をつかまれたりするのではないか……。
こんなことになった原因は、何の因果か伯父さんに聞かされた話のおかげでわかっていました。
私が不用意にあの祠へ近付いたから、女の子の崇りを受けているのです。
もう、そうとしか考えられませんでした。
ならばどうすればいいのか。私はとにかく、不用意に祠へ近付いてしまったことを幽霊だか崇り主だかに謝らなければ。
そんな思いで午後になってから一人で山へと向かいました。
祠に近付いてしまったことを謝るために、ふたたび祠へ向かっていく。
今になって思えば矛盾している行動でしたが、同時の私にはこれくらいしか思いつくことがなかったのです。

舗装されているハイキングコースをはずれ、草に覆われた道を川に沿って歩きます。
やがて道は川の水面より高くなり、さらに行けば落差が十メートルほどの谷となります。
その崖に沿ってさらに山の奥へと進み、山に入ってから二時間ほどが経過した頃でしょうか。
私は件の祠の前へと辿り着きました。
祠は前に来た時と少しも変わらず、とても古びていて、観音開きの戸は壊れ、中のお地蔵様は苔むしています。
気がつけば屋敷を出るときには晴れていた空には重たい雲が広がり、辺りは薄暗く、
それが祠の様子をより一層不気味なものに見せていました。
私はまず、屋敷から持ってきた法事の際にご先祖様にお供えするためのお菓子をお地蔵様の足元へ置き、
それから手を合わせて心の中で謝罪の言葉を述べました。



192: 9/13 2009/09/20(日) 13:52:42 ID:9epKxXJT0
しかしその間にも、昨日伯父さんから聞かされた話が頭のすみをよぎります。

手を合わせている間、私はずっと目を閉じたままでした。
瞼を開けばそこには私を取り囲んでいる子供たちが見えてしまう気がします。
私を囲み、輪をつくり、手をつなぎながら周りをぐるぐる回る子供たち。
その輪の中には私と、私の腕をつかもうとしている女の子がいて。

 ……ポっ。

突然首筋に冷たい何かが当たり、私は悲鳴をあげることすら忘れて走り出しました。

息が切れて足を動かすことをやめてしまった時、
私はさきほど首筋に感じたものの正体を知りました。
いつの間にか、辺りには結構な勢いで雨が降り出していたのです。
お供え物や崇りのことで頭がいっぱいだった私は、雨具の用意をしていませんでした。

屋根の代わりとなる木の下にうずくまり、しばらくしてからのことです。
このままでは完全に日が暮れ、下山はおろかこの場から動くことすらできなくなってしまいます。
雨の降る中、光もない場所で、虫除けの備えもないまま一夜を過ごさねばならないことを考えると、
そろそろ雨宿りも大概にして山を下りなければなりません。
私は意を決して雨が降り続ける森の中を歩き出しました。
辺りは見覚えのない景色が広がり、私は帰る道を知りませんでした。
私はとにかく、川を目指して歩きます。
川沿いに下流へ下れば、ハイキングコースまで一本道でいけるはずです。
そこまで行けば、あとは舗装された歩きやすい道を数十分程度行くだけで、
ふもとの町まで下りられるのです。
川は祠の西側を北から南へ流れており、ならば西へ向かえば川の流れにぶつかるはずです。
既に日は暮れていましたが、自分が来た方向から大まかな方角くらいは把握できていたので、
私は西と思わしき方角に向かってただひたすらに歩き続けました。




193: 10/13 2009/09/20(日) 14:05:35 ID:9epKxXJT0
しかし、歩けど歩けどなかなか川へは辿り着きません。方角が正しいことは間違いないはずなのに、
もう辺りは真っ暗になっていました。
雨足は弱まるどころかさらに強くなり、長い時間を歩き続けたために疲労もすでに限界です。
この頃には既に私の中にあった祠や崇りへの恐怖は薄れ、
代わりに「もう帰れないかもしれない」という不安と恐れが、
今にも私の身を食い尽くそうとしていました。
それが起こったのは、そんな時です。
私は 何か に足を取られ、前に広がる水溜りの中へ盛大に顔を突っ込みました。
その拍子に細かい砂か砂利かが目の中に入り、痛くて瞼が開けられません。
目を擦ろうとしますが、両手も同じように砂と泥にまみれているため、それすらままなりませんでした。
雨と暗闇の中、さらに視界を奪われ、服や靴は水を吸い重たく、手足は疲労により石のように固まっています。
まさしく八方塞がりでした。私は水溜りの中に座り込み、動く気力も無く、
ただ身体に打ち付ける雨の感触に身を委ねて、力なくうなだれました。
その時。

何者かが私の右の手を掴みました。

そして、私を立たせるように引っ張り上げたのです。
私がつられて立ち上がると、ソレは私の手を引いたまま、どこかへ連れて行くかのように進み始めました。
私は逆らうこともせず、引かれるままについていきます。向かっているのは私が歩いていたのと同じ方向。
川と、谷と、崖がある方角でした。
その時は私の考える力は半ば麻痺していて、ただ何となく、谷のほうへ向かってる。
なら谷を飛び越えて川の向こう側にでも行くんだろうか? その程度にしか思考がはたらきません。
ただ手を引かれるに従い、川の流れに身を委ねるように、ソレついていくのみでした。



194: 11/13 2009/09/20(日) 14:08:27 ID:9epKxXJT0
けれど結構な時間を歩いても、なかなか崖を飛び越えるような感覚は訪れませんでした。
私の手を引く何者かは、途中で何度か方向を変えながらも相変わらず進み続けています。
走るように歩く速さで、迷ったり止まったりすることも無く。
途中、何度か転びそうになった時でも、ソレは私の手をしっかりと掴んだまま、
決して放すことはありませんでした。
私を起こすように強く手を引き、倒れそうな身体を支えながら、けれどやっぱり止まることはせず。


しばらく歩き続け、私は自分の踏む地面がむき出しの土から舗装された道路へと変わったことに気づきました。
どうやらハイキングコースまで戻ってきたようです。
ここからなら、ふもとの町までそう時間をかけずに戻ることが出来るでしょう。
けれどソレは私の手を引いたまま。私もそれに従って、目を閉じたままで歩き続けました。


やがて、ソレは不意に私の手を放しました。辺りからは、誰かが私の名前を呼ぶ声が聞こえます。
私はいつの間にか開けられるようになっていた目を、ゆっくりと開きました。
私の周りには傘をさした大人が数名、駆け寄ってきます。
どうやらハイキングコースの入口にあたる、駐車場兼広場にいるようです。
こちらへ駆け寄ってくる人影の中に、父と、母の姿もありました。



195: 12/13 2009/09/20(日) 14:09:35 ID:9epKxXJT0
昔、と言っても遠い昔のことではなく、戦後すぐくらいの頃。
まだろくに道も整備されていない山の中て、一人の女の子が行方不明になりました。
ふもとの町では大人たちが集められ、山狩りまで行われましたが、
結局女の子は見つからなかったのだそうです。
それからも度々同じようなことが起こりました。
山へいった子供が、あるいは崩れてきた土に潰され、あるいは川に流されて、その命を落としてしまうのです。
みんながみんな助からなかったわけではなく、中には山で迷いながらも無事に戻ってくる子もいました。
しかし彼らはみんな、口をそろえてこう言います。
「山の中を歩いている時、誰かに手を引っぱられた」
そして彼らの右手首には、決まって手の形をしたアザがあるのです。
もしかしたら、先に行方不明となった女の子の崇りなんじゃ?
いつしかそんな噂が町に広まり、大人たちで話し合った結果、
最初の男の子が犠牲となった崖の近くに小さな祠とお地蔵様を置いて、崇りを鎮めようとしたのでした。


けれど後に聞いた話では、手の形をしたアザがあるのは無事に戻ってきた子にだけで、
遺体となって発見された子供たちの身体には、手形のアザは一つとして見つかることは無かったそうです。
山で最初に亡くなった女の子は、果たして本当に崇りを起こしていたのでしょうか?
私はあの時、駆け寄ってきた両親に抱きしめられながら、
誰が自分をここまで連れてきてくれたのかと尋ねました。
しかし両親を始めとしてその場に居合わせた大人達は、みんな口をそろえて
「お前は一人で戻ってきたじゃないか。だれも一緒にはいなかったよ」
と言いました。
その時、私は祖母から聞いた話を思い出したのです。

「あの子は神様に連れて行かれて、あの山の山神様になったんだよ。
きっと、これから私たちのことを守ってくれる」



208: 本当にあった怖い名無し 2009/09/24(木) 15:33:56 ID:D29zT1pFO
(´・ω・`) お話、無いのん?



209: 本当にあった怖い名無し 2009/09/25(金) 13:55:42 ID:PwZhe7HeO
無いこともないんですが、内容的に作ってると思われそうで
ビビって躊躇してたりします(^_^;)



212: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:29:25 ID:YpvSnS3L0
>>なんとなく書きにくい流れになっちゃってますが、思い切って書きます(笑)

以前、ここで戦死したお兄さんに守られているAさんの話を
書かせてもらった福祉委員の者です。
たくさんの良いお話の中に埋もれて覚えてもらえているとは思えないので(汗)
ちょっと簡単に書きますと、近所の高齢のAさんが肺炎を起こして倒れていた時に
私の夢の中にAさんのお兄さんらしき方が現れて知らせてくれ、
その方の顔が私に似ているという話でした。
またちょっと不思議なことがあったので書かせてください。

先日、私たちの地域でも敬老会が開催されました。
もちろん、Aさんもお元気に出席してくださいました。
私は来賓受付の担当として、市や地域のお偉方の案内をしていたので、
Aさんが遠くからにこやかに手を振っておられるのに応えただけで
ゆっくりお話は出来ませんでした。

受付が始まってすぐ、首にぶら下げる名札を忘れてきたことに気づきました。
慌てて家に電話をかけて、出てきた息子に持ってきてほしいと頼みました。
会場の小学校までは自転車で5分もかからない距離なので、名札はすぐに届きました。
息子は今中学生なのですが、小学生の頃に担任してもらってた先生が、その日余興に
出演してくれる3年生の担任ということで引率してこられてたのにお会いし、
「背が伸びた」と成長を喜んでくださって、しばらく入口近くで話し込んでいたようでした。
そこにたまたま通りかかったBさんという80代の男性の方が息子に声をかけてこられました。
もしかして○○という名前ではあるまいか、もしくはお母さん(私ですね)の旧姓か、
親戚にそういう苗字の人はいないか、というような内容のことを聞かれたそうです。
Bさんのお知り合いにとてもよく似ていると・・・。



213: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:31:05 ID:YpvSnS3L0
その場に私が一緒に居たならすぐにピンときたと思うのですが、
来賓の方々がどんどんやってこられてバタバタしていたため、
名札を受け取ってすぐに受付の方に戻ってしまっていたのです。
私の息子ですから私に似ていて当然で、もしかしたら男の子で年も私より近い息子の方が
Aさんのお兄さんに似ているのかもしれません。
結局、息子は自分には分からないが、母親が来賓受付に居るから聞いてほしいと言い
Bさんもとりあえず席につかれました。

私も一応、肩書きは福祉委員会の役員ですが、書記なので主に後援班なんです。
名簿、レジメ、議事録、ポスター、プログラムといった全ての書類を1人で作っているので、
それ以外のことは民生委員さんを含めた他の役員さんたちが切り盛りされ、
私は高齢者の方と直に接することは実は少ないんです。
大きな行事や、何回か給食会のお手伝いに行くぐらいで、ひとりひとりの高齢者の方を
把握しているわけではなく、Bさんのこともそれまで存じ上げていませんでした。
Aさんとの出会いは、本当にたまたま通りかかったからという偶然の産物なのです。

まずは式典が終わり、余興が始まるまでの休憩時間にBさんが受付まで来られたのですが、
私はその時、裏方の仕事がいろいろあって席を外していました。
もう1度あった休憩のときもBさんは訪ねてくださいましたが、やはりその時も
私は別のところで仕事をしていました。
余興が終わり、しめの挨拶が終わらないうちに、片付けの際のお茶や軍手の用意をするために
会場である体育館を出ました。
床に敷いたシートや椅子を片付ける力仕事の前に着替えもしたかったのです。



214: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:31:53 ID:YpvSnS3L0
入口を出て隣接の公民館に向かって走り出したとき、誰もいなかったはずの渡り廊下で
誰かに呼び止められました。
「すみません、ちょっと受付までお戻り下さい」
反射的に「はーい」と返事して振り返ると、ほんの一瞬、軍服のお兄さんが立っているのを
見た気がしました。
見間違えかもしれないと、自信が持てないぐらい一瞬です。
声も、もしかすると会場内の拍手の音に紛れた空耳かもしれません。
それでも、何となく戻ってみました。
続々と参加された高齢者の方が帰られる中を逆行して受付に行くと、
Bさんがおられたのです。
「やぁ、やっと会えました」と笑っておられる顔にこちらは見覚えありません。
そこで漸く息子に会われたときのことからお話を聞くことが出来ました。

私は慌ててAさんを探しました。
民生委員さんに聞くと、今しがた帰られたところだということだったので、
まだ追いつけるかも、と走りかけた時、出口に向かう群れから遡ってこられる
Aさんの姿が見えたのです。
「あなたに挨拶するのを忘れてたわ。そこまで行って帰ってきたのよ」と
のんびりおっしゃるAさんの手を引いて、待ってもらっていたBさんに引き合わせました。



215: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:48:50 ID:jLqM/bzxO
その後、再び公民館に向かったので触りの部分しか聞けませんでしたが、
Bさんのおっしゃっていた○○というのはやはりAさんの旧姓でした。
Aさんのお兄さんとBさんは同じ隊に所属していた戦友だそうです。
年齢も同じで、親しくされていたということでした。
出撃の際、Bさんの飛行機が不具合で飛べず、そのまま出撃されたお兄さんたちは
全員戦死されたということでした。
お兄さんは終戦の年に19歳で亡くなられたそうです。

Bさんはずっと負い目を感じながら生きてこられたと、涙を拭いておられました。
お兄さんは、あの時代には珍しく手足が長いひょろっとした体型だったそうで、
今時の体型の息子が一瞬お兄さんに見えて本当に驚いたとおっしゃっていました。
それと、息子には額に薄い縫い傷があるのですが、お兄さんにも同じ場所に傷が
あったということで、生まれ変わりなのは私ではなく息子なのかもしれないと
2人で盛り上がっておられました。
もっとも、息子の傷は野球の試合中、サードでフライを追いかけていて相手のベンチに
突っ込んで出来たものです。
生まれつきの痣やホクロならもう少し信憑性があったかもしれないなあ・・・と
私は思ったのですが(笑)。

それにしても、何かが導いてくれたという思いはあります。
名札を忘れていなければ息子は来ていませんでした。
息子が来ていなければBさんは何も気づかないまま帰られていたでしょう。
渡り廊下で誰かが呼んでくれなければ、バタバタと忙しくしていた私がBさんと
お会いすることはありませんでした。
帰りかけていたAさんが戻ってこられたのも、もしかしたらお兄さんが引きとめて
くれたんじゃないかと、ちょっと思っています。
そのお話をする時間がなかったので、次にお会いできる時にゆっくり話したいと思っています。



216: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:53:00 ID:jLqM/bzxO
連投規制に引っかかってしまいました。
携帯から書き込むのは初めてで息子に手伝ってもらったりで
手間がかかってごめんなさい。

あと、○/○と打つのも忘れています。
読みにくくて重ね重ねごめんなさい。



218: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 10:01:55 ID:KNDH5kcM0
>>216
乙です
いやぁ、なかなか縁深い話ですね

無事に出会えて良かったです



219: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 19:42:26 ID:di+u1mjJ0
>>216 乙です。私もあなたの話好きです。徳を感じます。ありがとう。



217: 本当にあった怖い名無し 2009/09/26(土) 09:58:39 ID:uTwlF7rs0
俺、あなたの話好きです。

これからも福祉のお仕事、頑張って下さい。
というか、宜しくお願いします。



237: 本当にあった怖い名無し 2009/10/04(日) 19:16:55 ID:U2rtC7w30
心霊つうかよくわかんない話。

現在子供が一歳半なんだがその子供を妊娠する前の話。

うちは不妊治療をしていたんだよね。でも結局先生から「手術しないとだめ」
とかネガティブなこといわれた。でも結局治療やめて頭にきたのでワインとか酒飲んだら
妊娠した、ってオチなんだけどw酒は治療中は絶対禁止だったから。まあ大好きな酒のんで
リラックスしたらよかったんだね、って医者に言われたwwなんつうゆるい医者だw

そんな妊娠する前。夫婦で近所のコインランドリーで洗濯してたのね。すげえ精神的に暗い感じでw
だいたい治療にお金かかるし、洗濯機とか買えないね。マイホームも無理だよ。とかぶつくさいいながら。
そしたらだんなさんの死んだおじさんの話になった。おじさん会社経営してバリバリやってたのに、
脳溢血で倒れて半身不随で10年近くも寝たきりで数年前に亡くなった。旦那がしんみりと「さぞかし悔しいだろうな」って。

実はだんなさんの実家に泊まったときにちょっと怖い経験があった。そのおじさんが生前に使ってた
部屋に二人で泊まったんだけど、そのおじさんは大学生のときに優秀で奨学金で海外に留学してるのね。
夜中の3時くらいに目覚めたら、そのときにとった学位の免状が壁に飾ってあったんだど、もうありえないくらい
に変な月明かりみたいのが煌々とその壁にある免状を照らしているの。その場所だけ。
そもそも月明かりが入るような窓ないんだけどw



238: 本当にあった怖い名無し 2009/10/04(日) 19:17:51 ID:U2rtC7w30
そんで私はもう「あわあああああ」ってあわくらってしまって、いそいで寝ぼけてた旦那さんを起こした。
「あそこだけえええなんでええええなんでえええ光ってんのおおおお」

うちの旦那は「あう?zzzz」とか全然相手にしてくんない。そしたら突然頭の中に
「こんなにがんばったけど無駄だった」ってメッセージのようなものが聞こえた。
おじさん若いころから一生懸命勉強に努力の毎日。部屋の中には自筆の自己啓発のノートとか目標とかたくさんあった。
志半ばで病に倒れたのが相当悔しかったんだろうね。

後から聞いたんだけど旦那の妹は霊感が強いんだけど、実際にそこの部屋に泊まったらおじさんの幽霊を見て
しかもおじさんは壁の免状を指していて実際に同じことを言われたらしい。

だからその話を夫婦でコインランドリーでしながら「おじさん悔しかったね」って。

そこまで話したら一瞬自分でも意識が上のほうに飛ぶような気分になった。自分であり自分でない感じ。
そして「そんなに悔しかったら赤ちゃんになってもどってくればいい。私が生んであげるから!!!」
って口走ってた。自分でも「怖い何でこんなこと言ってるの」と思ったがとめられない感じ。

そしたら目の前に止めてあったうちの車からいきなり「ドスン」って大きな音がして盗難防止装置が作動して
けたたましいクラクション「びーびーびーびー」と鳴り出した。

旦那が「なにこれ怖い」って小さな声でつぶやいて車にいってピピっと警報装置を止めた。
もちろん誰も車を触ってない。

まあうちら夫婦の間では、あれはおじさんが「おk!!じゃあ生まれ変わりに下界に降りる!!」
の挨拶だったと思ってる。

あれから無事出産して旦那の実家に赤ちゃんを見せにいくと「ああ、死んだおじさんにそっくりね!!!」と言われるw

おじさん、がんばって赤ちゃん育てるからね!相変わらず貧乏で洗濯機買えなくてコインランドリーなんだけど。
でもおじさんが生前に悔しくてできなかったこと、親としてなるべく応援していっぱいできるような環境を作る!!
だから天国から降りてきてありがとう。すごいテンション高くて全然寝なくていつも暴れてる子だけど
かーちゃんがんばるよw



242: 本当にあった怖い名無し 2009/10/04(日) 20:21:37 ID:hyfY+Ze1O
>>238
すまん感動して泣いた。
マジで。
良い話ありがとう。
頑張れ。



245: 本当にあった怖い名無し 2009/10/04(日) 20:48:36 ID:lmZNL7CX0
>>238夫婦が貧乏で金銭的にはあまり頼れなくても、自分のちからで道を切り開ける子になれるんじゃなかろうか。
人間が生まれた時あったらいいものにお金や美貌などがあるけど、自分は一番は生命力や強さだと思ってる。
きっとおじさんのようにかしこく強い人になるよ。子育てがんばってくらさい。



240: 本当にあった怖い名無し 2009/10/04(日) 19:37:50 ID:R6eP/Jyw0
いい話っぽく〆てるけど、これおじさんの怨念に乗っ取られちゃってるね。



243: 237&238 2009/10/04(日) 20:21:41 ID:U2rtC7w30
怨念なのかなwまあどっちでもいいや。

なんかもう子供を産むとか子育てとかは、親では、ましてや近代医学を持ってしても
誰にもコントロールできないことだって悟ったし。まあ高い授業料で勉強したよ。

もし怨念を晴らすために生まれてきたなら…まあ親として応援するしかないよ。
もちろんそれが社会に受け入れられる範囲のものでルールやモラルや善悪を教えた上でだけどさ。
自分のアジェンダや意志を達成するためにやってきたならそれもしょうがないかな、と。



252: 本当にあった怖い名無し 2009/10/05(月) 14:58:46 ID:03z2h0Xs0
>>243
>>244が言う所の前向きな執念に一票ノシ
生まれ変わって今度は別のことにチャレンジするのでしょう
何はともあれ、おじさまの分までどうか御家族皆さんお幸せに~w



257: 本当にあった怖い名無し 2009/10/06(火) 00:39:41 ID:tpzRQvvw0
世の中には、凄まじい力のお坊さんがいるんだなあと言う話。

大正時代にあるお坊さんが刑務所で、大勢の囚人を前にしてただ一言、
「みんな仏の子だ。あの世で逢おうよ」
とだけ言い、合掌し去って行った。

するとその場にいた全ての囚人が涙を流し、1時間も嗚咽して泣いていた
いたとの事。

その後、何人もの囚人が、そのお坊さんの背中から光が見えた(比喩ではなく
実感としてね)と証言している。不思議です。



259: 本当にあった怖い名無し 2009/10/06(火) 01:34:00 ID:+UZDZIcR0
ここでいいのか分かりませんが、少し。
私が体験した話です。
数年前に祖母が亡くなり、今年の一月に祖父が亡くなりました。
祖母は脳梗塞で倒れ、以来半身不随になり、亡くなる時は痴呆も入ってほとんど人の区別がつかなくなっていたそうです。
祖母が今わの際にある時の事でした。

私は九州に住んでおり、祖父と祖母は関西に住んでいるので、祖母が入院して危ない状態でも急には動けないところにいました。
ただ、祖母の命が長くないということだけ両親から知らされておりました。
当時私はまだ学生で、近しい人の死を経験したことがなく、祖母が今際の際であると聞かされても
よく理解が追いつきませんでした。
そんな時のある朝、目が覚めた時に祖母の声が耳元で聞こえ、漠然と祖母が死んだ事を知りました。

いや、その時はまだ死んではいなかったのでしょう。
けれども、耳元でハッキリと聞こえた「○○ちゃん、有難う。さよなら。」の言葉に知らず知らずのうちに涙が頬を伝っているのです。
その日の夕方、学校から帰った時に祖母が亡くなったことを伝えられました。
母はその時出張で東京に行っていたので、九州まで別れを告げに来た祖母は、母の代わりに私に伝えたのだと思います。



269: 本当にあった怖い名無し 2009/10/07(水) 20:40:59 ID:cJBwhGzw0
185 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/10/01(木) 21:48:42 ID:ejmPSiOV0
つい一週間前の話。

疲れてて早めに布団に入ると、急に金縛りにあった。
首は動くけど手足は動かない。
なんかいるのか?とgkbrしつつ部屋中を見渡すと、天井から手が生えてた。
こええええ!
叫びたかったけど声は出せない。その間も伸びてくる手。
そのうち長い髪まで生えてきて、霊の顔を見たくなくて目を瞑ったその時。
『ブチャラティいいいいいいい!』
隣の姉の部屋から叫び声が聞こえた。
姉は今更友人から借りてジョジョを読んでるオタク。
5部に入ってからはブチャラティと結婚したいとか言うほどののめりこみ様だった。
バタバタと音がしてガチャ!と部屋のドアが開く。案の定姉。
『ちょっと!ブチャが死ぬなんて聞いてない!』
金縛りにあっている俺のことなんてお構いなしに騒ぐ姉。
ギャーギャー姉が騒いでる間に霊はどっかにいっていた。
やっぱり姉は強い。俺はちょっと感謝した。



270: 本当にあった怖い名無し 2009/10/07(水) 22:55:37 ID:epX0w155O
>>269
姉ちゃん萌え!



271: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 00:38:30 ID:w2fNiBAv0
私がまだ19歳だった頃。
毒親に育てられた私は寂しさと虚しさでいっぱいだった。
ある時、偶然今の旦那に出会った。
私は、生理不順が酷く病院では妊娠しずらい身体だと言われていた。
病院を変えても本格的に不妊治療をしないといけないと言われた。
でも、まだ私は結婚する訳ではないしどうでも良いと思っていた。
旦那は自由な人で私が知らない事を沢山教えてくれる人で
デートも勉強してる感じでとても楽しかった。

ある日、この人の子供を産めたらどんなに幸せだろうと考え始めた。
ドライブデートで遠出をする事が多く、通る道にはお地蔵様にお花を添えてあるのも見かけた。
私の親のような人が子供を放置してたのだろうかと、つい考えてしまっていた。
旦那が綺麗な桜が咲く公園の前に車を止め、少し歩こうと言うので公園の中に入っていった。
時間は深夜2時過ぎだったと思う。
ピンクの服をきた女の子がブランコで遊んでいた。
こんな時間に可哀想にと思い話しかけようとしたが、旦那が「誰もいないじゃないか」と言う。
でも、私には見えるし泣いてる女の子を見ると、まるで昔の自分を見ているようで
旦那の注意も聞かずに女の子に近づき話しかけた。



272: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 01:06:08 ID:w2fNiBAv0
「どうしたのかな?誰かと喧嘩しちゃったかな?」
女の子は涙を流しながら私の顔色を伺うように
「お母さんが私の首をギュッて締めるから怖いから逃げてきたの
お願いだから、お母さんにココにいるって言わないで」
私は旦那の目も気にせず、女の子に自分の親の事を話した。
子供が出来にくい事や、こんなに可愛い女の子が産める貴女のお母さんが
羨ましく、妬ましい事も、次に生まれ変るなら勇ましい男に生まれたいとか。
女の子は「私と一緒だね」って涙をためて私に笑いかけた。

どうやら、女の子は私と一緒でお兄ちゃんは大事にされるけど
自分は大事にされず、男だったら…と思う事が多かったようだ。
私は、女の子にどの位ココにいるのか聞いてみた。
女の子は解らないと言う。
私は女の子に貴女は死んでいるんだといえなかったので
「私は子供が欲しい、男の子でも女の子でもどっちでもいい。
とにかく欲しい。良かったら私の子供になってくれないかな?」
女の子は私の顔をジーっとみて
「本当にいいの?私の事嫌いにならない?そばに居てくれる?」
昔の自分と重なってしまいブランコを持つ女の子の上から握って(手には触れなかった)
「貴女が望むならずっと一緒にいる。一緒に暖かいご飯食べよう。
料理得意じゃないけど頑張って練習するから。誕生日には美味しいケーキを食べよう!」
女の子は「さつま芋が大好きなの!いっぱいさつま芋のオヤツ作ってくれる?」
「もちろんだよ!焼き芋だってスイートポテトだってなんだって」
女の子は嬉しそうに私のお腹を見て「私ね、カッコイイ男の子になって守ってあげるから」
と、言い残し消えていった。
旦那は、女の子が最後に言い残した言葉だけ聞こえたらしい。



273: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 01:14:21 ID:w2fNiBAv0
次の年、桜が咲き始めた頃、とても愛らしい男の子が産まれました。
とても甘えん坊で、女の子と間違えられては「僕は男の子なのに!!」と怒り
家の中では「僕ってママに似てるから間違っちゃってもしょうがないよね嬉しぃ~」
と、ニヤニヤしながら一緒に作ったスイートポテトを食べる息子を見て思い出した事でした。
もちろん、息子の大好物はさつま芋を使った料理やお菓子です。



275: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 01:36:58 ID:jVGaeiyaO
>>273
なんて美しい話。
景色も浮かんでくるようだよ。



276: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 06:55:32 ID:pq2qoiRa0
>>273
以前似たような話を見たこともあるけど、この話も良い話だ。



277: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 08:49:42 ID:1F2hHuqn0
>>273
おい。
スレタイ読んでんのか?
ここは「ちょっといい話」だぞ。



すごく良い話だと思います。
これからも、どうぞお幸せに。



278: 本当にあった怖い名無し 2009/10/08(木) 15:04:18 ID:y5NAp6/90
おかんがようやく夢に出てきてくれた。
亡くなって十年。十歳になった娘の前には相変わらず出て来ていたらしいが
私の前にも相変わらず何も見せず感じさせず。
それでもあの時の夢に出てきたおかんと触れた手の感触はまだ覚えていて、
私には充分だった。

娘がインフルエンザに罹患したのが先週。
熱が高くて魘されて、不安がってるので娘の部屋で添い寝してた。
なかなか熱も下がらなくて、朝になったらもう一度診察行かなきゃかな、と
思いながらうとうとしてた。
温かいのにひんやり、としか言いようのない不思議な指の感触がした。額に。
食器を洗って手を拭いたあとみたいな感触。旦那かな、と思って薄目を開けたら、
おかんがいた。ベッドの傍に屈んで、娘と私の額に手を当ててた。

驚いて目を見開いたら、おかん笑ってた。声はしなかったけど、あのふわふわした笑い方だ。
私が小さい時に熱を出した時のように、「大丈夫だから寝なさい」って感じで
目を覆ってくれて、目を閉じたら頭を撫でられた感じがした。
猫が頬擦りするような毛の感触を顔に感じたから、ミルちゃんもいたのだと思う。
髭の感触もあった。

起きたら娘の熱は下がってて、「おばあちゃん来てくれたね」って笑って言う。
涙出そうになったけど、なんか恥ずかしくて「お彼岸に本気で作ったおはぎ上げたから
お礼しに来たんだよきっと」って誤魔化した。
見えないけど、やっぱりいてくれてるんだな。
生きてるうちもっと沢山沢山話せば良かったって、十年経ってもまだ思うよ。
あなたのような母親になりたいと、私はずっと思ってる。



280: 本当にあった怖い名無し 2009/10/09(金) 23:13:51 ID:uNuOwUG+O
>>278
読んで泣きそうになった。
その感触は宝ものだね。



287: 本当にあった怖い名無し 2009/10/10(土) 17:24:57 ID:Y7FapAlo0
>>280
ありがとう。278です。
すごく前にここに書いたことがあるんだけど、
その時以来だったんだ、母が夢に出てくるの。
あの感触は本当に宝物だよ。聞いてくれてありがとう。



288: 本当にあった怖い名無し 2009/10/11(日) 02:03:31 ID:Da5psJcHO
>>287
見守ってくれてるんだね。
貴女の文章が、なんともいえないふんわり感が漂ってた。

昔、母に髪を撫でられながらうとうとする至福感や背中をゆっくりトン、トン…と軽くリズムを打たれてうとうとする、あの絶大な安心感

などを思い出したら胸がキューッとして、懐かしさにホント泣きそうになった。
私もあの記憶は宝ものですね。



281: 本当にあった怖い名無し 2009/10/10(土) 01:20:24 ID:gaPg85um0
凄く悲しんでる間は霊と交流しにくいとか聞くよね。
10年とか経ってから、徐々に守って貰ってるの実感したり。
実際は感じなくても見えなくてもすぐ傍で見守っててくれてるのかもね。

名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2009/10/09(金) 19:06:34 ID:wa7ZDHot0
遺品で思い出した あんまり怖くないけど

父が亡くなってお棺に遺品を兄、義姉と一緒に詰めていた時
なにか一つずつ形見として持っておくかとなり
兄は眼鏡を、私は生前私があげた時計をもらう事にした

葬式も終り家に帰った後、ふとバッグの中をみると
見慣れぬ青い物がある
手にとるとそれは父の運転免許証だった
兄は昔からすごい悪戯好きだったので、また「霊の仕業じゃ~~」と
私を怖がらそうとやったなと思い、笑いながら兄に電話をし
「いい年してくだらんことすんなw 免許証入れたやろ?w」
「ん?わししらんよ?(電話の向こうでなにかしゃべってる)」
義姉「もしもし?免許証は私がお棺に入れたよ、青いやつやろ?」

父とは折り合いが悪かったので、高校卒業して家を飛び出しそのまま10年会ってなかった
末期の癌と連絡をうけ亡くなる1ヶ月前に見舞いに行ったのが最後だった
義姉曰く、いつも私の心配をしていたので免許証は一緒にいたいという思いじゃないかなと

今でも父の命日近くになると、スーと線香の香りがするので
会いにきたんだなとわかります

怖くなくてすみません



311: 本当にあった怖い名無し 2009/10/21(水) 21:20:53 ID:vLoUjGyN0
名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 08:53:19 ID:sUNdv6Fy0
このスレを初めて知ったので徹夜明けに記念カキコ

その当時は携帯とポケベルが混同していて私はお金が無かったのでベルを持っていました。
当時私は高校生で飲食店でバイトをしていた時、店の窓から車の出入りが見えるのだが歩道に黒いものを見つけた
夕食ラッシュが過ぎて駐車場のゴミ拾いをしたついでに歩道を見にいくと黒いものは猫の遺体でしたorz

可哀想にその黒猫は出入りする客の車に何度も轢かれたのか煎餅のようにペッチャンコ。
店長に事情を話し、いらないダスター何枚かと段ボールを貰って回収しに行くが歩道に張り付いて中々取れない。
水を使いながらそっとはがしバイトが終わるまでは店外に置かせてもらってバイトが終わってから埋めに行くことにした。

私は家が少し遠かったので電車でその猫が入った箱を持って帰る事も出来ず、バイト先から家が近いバイト仲間に相談して近くの使われていない畑に埋めに行くことになりました
無事埋葬して手向ける花が無いのを謝りながら合掌し、案内してくれたバイト仲間にお礼を言い帰宅
翌朝ベルの通知ランプが光っていたので確認すると4:45にメッセージあり。中身は
「埋めてくれてありがとう」
びっくりしたんだけどなんか普通に受け入れてた。でも黒猫を埋めに行くときに同伴してくれたバイト仲間が気を利かせたのか?と思い尋ねると
「ベル番知らないし、その時間はおもいっきり夢の中」と言われました。確かにその子にベル番教えてないし前日の出来事を知る友人は居ない
父親にちょろっと話したら「その黒猫のお礼だろ」と素で返されました
高校最後の夏に体験したちょっと不思議な思い出です

読みづらかったらすみません



313: 本当にあった怖い名無し 2009/10/21(水) 23:58:02 ID:Jcvybvo9O
>>311
優しい人だよね、この人。



314: 本当にあった怖い名無し 2009/10/22(木) 00:28:58 ID:y3TrmsrMi
>>311
黒猫に替わって 礼をいいたい

どうもありがとう 311の前途に幸せがありますように



316: 本当にあった怖い名無し 2009/10/22(木) 10:32:15 ID:73fTzPG40
>>311
家の車の下で死んでた見知らぬ黒猫を埋葬して、
しばらくしてから家族が番号当てる宝くじを当てた人の話が
雑誌に載ってたけど、黒猫は礼儀正しいのかも。



317: 本当にあった怖い名無し 2009/10/22(木) 13:43:49 ID:vTgwiXKo0
夢に出るとかならまだしも、ポケベル操作しちゃうってすごいね。
黒猫は魔女の相棒とも言われるだけにパワーが強いのかな。
心優しい>>311に幸あれ。



323: 本当にあった怖い名無し 2009/10/24(土) 02:11:54 ID:kRQNnD1GO
今ふと思い出したから書いてみる
俺が保育園のとき東京に住む親戚の大好きなお兄ちゃんが家に遊びに来て姉と俺とその人3人で近くの大きな川に遊びに行った
そん時遊びに夢中過ぎて足を滑らせて俺は川に落ちたんだ
深い川だしパニック状態の俺は沈んでいった

息ができなくて苦しくてもうだめだって思った時、手を伸ばしてって声が聞こえた気がした
目を開けるとアニメみたいに泡が立ちこめてるのが見えた
俺は思い切って両手を伸ばしたんだ
そしたらちょうどそこに岩があってそれにつかまっていたらお兄ちゃんが助けてくれた

どこにいるかわからないくらい沈んだ俺がいきなり浮かんできたって言ってた
後で聞いても二人は手を伸ばしてなんて言ってないって言うし今まで気のせいかなって思ってたけど千と千尋見てきっと川の主様が助けてくれたんだって思った
まさに千と千尋に出てくるワンシーンのようだったから
文章書くの下手で上手く伝わらないかもしれないがそんな話でした



330: 1/2 2009/10/28(水) 10:20:26 ID:7vLPeM040
長いと怒られたんで分ける。

半年位前のことなんだが。
今のアパートは所謂「出る」という噂のあるワケアリ物件。
だが私は自他共に認める0感体質、恐怖より破格の家賃に惹かれて一年前に入居した。

で、この部屋の台所の壁の一角に、変な形の染みがあった。
人間を逆さまに吊るしたような形で、0感の私もこれは流石に気味が悪く、好きなアーティストの
どでかいポスター(畳一畳分くらいある)を貼って隠すことにした。
しかしこのポスターが、金曜日の深夜0~1時頃になると必ず左上がペロン、と剥がれるんだ。
何度画鋲を刺す場所を変えても、両面テープと画鋲を併用しても、金曜日の深夜0~1時頃になると
必ず剥がれる。
そして剥がれてから小一時間くらいの間、怪音(ラップ音?)が鳴り始め、台所の食器棚の引き出しが
勝手に開いたり、棚の奥に入れてあるお椀とかが床に落ちたりという怪現象が起こる。
本当に毎週金曜日の夜に必ず起こるので、怖くなって「見える」という友人に見てもらったことがある。
そしたら、年配の男の人の霊がいる、と言われた。
ところがここが0感体質の凄さと言うのか、最初こそ怖かったが私はだんだん慣れてきて、金曜日の
深夜になる度に「あー、今日もおっちゃん来るかなーw」と、怪現象を楽しむようになっていた。



331: 2/2 2009/10/28(水) 10:21:23 ID:7vLPeM040
で、件の半年前。その日は恒例の金曜日だった。
私は在宅の仕事をしている。その夜も仕事が一段落し、ちょっと休憩するかーと背伸びをした瞬間、
腰にビシィ!!!と凄まじい激痛が走った。
床に倒れこみ、あまりの痛みに立つことが出来ず、机の上の携帯を取ることさえ出来ない。
その内激痛で身動きすら出来なくなり、声も出せず正に瀕死の状態に。
どうしようどうしようとパニクっていたら、外で救急車の音が聞こえ、玄関を開けて救急隊の人が
駆け込んできた。

そして私は病院へ運ばれた。診察の結果、椎間板ヘルニアだと判った。
搬送中はとても話が出来る状態ではなく、落ち着いてから救急隊の方に事情を聞かれた。
「お父さんと同居されているんですか?」と尋ねられたので「いえ、私は一人暮らしです」と答えた。
そしたら隊員の方は(゚д゚)?な顔で
「おかしいですね、確か年配の男性の声で119番通報があったんですけど…」
と首をかしげた。
更に聞いたら、玄関は鍵もチェーンも掛かっていなかったと。
いや、その日は仕事の打ち合わせから帰宅した後、間違いなく鍵とチェーンを掛けた。
その後外出していないし、お手洗いに立ったときも確かに掛かっているのを見ている。


2ヶ月の入院の後、退院して部屋に戻った。やはりポスターは左上が剥がれていた。
私はカップ酒を買ってきて、おつまみと共にその壁の前に供えた。
そして「おっちゃん、ありがとうな。おかげで助かったわ。」と言って、手を合わせた。

以後、怪現象は一切起こらなくなり、ポスターが剥がれることもなくなった。
一度ポスターを外してみたら、人の形の染みは薄くなっていて、今ではほぼ消えてしまった。
おっちゃんが誰だったのかは遂にわからなかったけど、今も感謝している。



333: 本当にあった怖い名無し 2009/10/28(水) 20:59:56 ID:iK+4onv+O
>>330-331
全俺が泣いた…
幽霊のおっちゃん、もしかすると寂しかったのかもな。
331が怖がらずそれどころか「おっちゃん来るかなー♪」と
楽しみにしてくれるようになったから嬉しかったんじゃないかな。
きっと空の上から331を見守ってくれるさ。


でもヘルニアは大変だったな、乙。
俺も田舎の母ちゃんが患ってるから大変さはよくわかる。
本当にお大事にな。



335: 本当にあった怖い名無し 2009/10/30(金) 18:35:32 ID:aadn+tmN0
。・(つд`)・。いい話や…



336: 本当にあった怖い名無し 2009/10/30(金) 19:09:38 ID:isAP2/x60
某県の怖い話スレに以前あったなぁ。
一家心中があった家に、そうとは知らず引っ越してきて
旦那さんは気味悪がってたけど
奥さんはそれを受け入れて、毎日お供えしてたら
奥さんがその後旦那さんを抜いて出世した。とかいう話。
みんな元人間だし、やっぱり受け入れられたら
嬉しいんだよね、きっと。



337: 本当にあった怖い名無し 2009/10/30(金) 23:19:11 ID:TOqEU8MiO
毎日お供え続けるって大変だよ
そういうキチンとした人だから尚更出世したんだろう。
人徳もあるよね。



341: 本当にあった怖い名無し 2009/11/05(木) 14:18:07 ID:37esj5350
昨日、寝てたら昔飼ってた猫が玄関→廊下→月当たりの私の部屋を
バタバタと (*゚∀゚)=3て顔で何度も往復してた。
全力だからブレーキきかなくて、寝てる私を踏んだり体当たりしながらバタバタ。
「ねむいのにー、うるさいなー」と思ったけど、楽しそうだったから放っておいた。
そのうち疲れたのか、窓をそーっと開けて外に出ようとした。
うちで飼ってたときは完全室内飼いだったから止めなきゃ!
と思って起きようとしたけど金縛りにあってたみたいで起きられない。
あわわわどうしようと悩んでたら、こっちをちらっと見て
(`・ω・´)って顔で窓から飛び出して行った…。
なんだったんだ。

しばらくして金縛りが解けたら妙に気分がスッキリしていた。
ここ1ヵ月ぐらい、精神的に本当にキツくて、
ご飯も食べずに1日中わんわん泣いてたりしてた。

でも今まで「なんでこんなことで参ってたんだろう?」って思えるぐらい、
悩みとかがいい意味でどうでもよくなった。
色々と「視える」子だったから元気付けに遊びにきてくれたのかな。

ありがとう。お姉ちゃんもうちょっと頑張れるよ。



342: 本当にあった怖い名無し 2009/11/05(木) 15:21:35 ID:pM1D5xkxO
ここに来るとホッとするな。
みんな癒される話し有難う。



409: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 17:49:51 ID:NSgyw/C20
コピペ 既に貼られてたらごめん育児板より

360 :名無しの心子知らず:2009/12/08(火) 09:44:08 ID:7cLwZ5Yx
>>342
同じ状況だった。私のは父で、息子だけどw
息子は3歳だが、生まれる7年前に父が亡くなったことになる。

以下、オカルト板ぽい話。

出産のとき、父の夢をみた。
にこにこした父がよってきて、声は聞こえないけど何か喋ってる。で、手を
差し出してきたので握って握手して、隣に寝ていた生まれて2日目の息子の
頭を撫でて去っていった。
泣きながら目を覚ましたら、私の手は今しがたまで握手していた形に開いて
いて、誰かの手を握った感触があった。

先日、息子が3歳になり、遠距離の実家へ遊びにいった。
ふと寝室のタンスの上に飾ってあった父の写真を見て、息子が「あれ、ぼく
のおじいちゃん!」と言い出した。
そういえば、息子に父の写真を見せて「これがおじいちゃんだよ」とか教え
たことなかった。なのに、なんで解ったんだろう?と不思議になり、なんで
わかったのか聞いてみた。

「お母さんのお腹の中にいたとき、おじいちゃんもきたよ」ってwww
父、なにやってんのwwwwwww
なんか時々息子に会いに来てるようなんだが、本人があまり話したがらず。
これもだんだん忘れていくんだろうな。



346: 本当にあった怖い名無し 2009/11/08(日) 00:22:53 ID:wOEiROFLO
ずいぶん前の話。友達(♀。当時は婦警さん)のお父さんが亡くなった。ところがその夜から、みんなが居間にいると廊下や階段を歩く音がする。特に階段は上がったり下りたり上がったり下りたり。

家族はみんな「あ、お父さんだね」って、全然落ち着いてた。でもいつまでもいつまでも、ホントにいつまでも階段の足音が止まらない。


ついにイライラし始めた友達が「お父さんうるさいっ!」って怒鳴った。そしたらみんなの顔の前をザァッ!っと風が過ぎて、チリーンッ!ってお鈴が鳴ったと思ったらお仏壇の扉がバタンッ!って閉まって…シーン…。
それっきり足音は止まっちゃったって。友達はしばらく「霊を恫喝した女」って言われてました。

(´・ω・) ナンカカワイソス 



347: 本当にあった怖い名無し 2009/11/09(月) 07:18:27 ID:4kVriAfb0
肥えだしてワロタ



359: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 08:18:46 ID:OvL0t9JB0
名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 16:40:39 ID:V5gViB5UO
父親が、幼い頃に体験した不思議な出来事です。

私の父親はアメリカ人です。父親は、成人してから日本に移住しました。
小さい頃から憧れていた国が日本だったそうです。
そんな父(当時9歳)のためか、家族で日本へ海外旅行となりました。
父は、とっても張り切りガイドブックを読み耽り、ワクワクしながら日本に到着。
日光や鬼怒川、新宿や浅草など関東を巡ったそうです。
日本=忍者や侍 だった父親は、忍者や侍がいないことにショックで、わざわざアメリカから持ってきた宝物のオモチャの刀を、道端のごみ箱に捨てたらしいです。

しかし、捨てた直後から激しい後悔にかられ、観光から帰ってきた旅館で夜中に泣いていたそうです。
皆が寝静まり、静まりかえった部屋にいつの間にか侍が立っていました。



360: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 08:20:17 ID:OvL0t9JB0
名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 17:05:31 ID:V5gViB5UO
オーマイガー状態の父親に、侍はゆっくり近付いてきて、そーっと捨てた刀を渡してきました。
父は、侍にサンキューベリーマッチと言い、英語で興奮気味に話しかけました。しかし侍は、ニコッとしただけで黙っています。
次の瞬間スウーッと侍は消えました。
父は何故か、このことは絶対内緒にしなきゃ!と思い皆には黙っていました。
それから一週間、観光中に何度も侍は突然現れました。
父以外には見えていないらしく、侍は父を見て優しく微笑んでいました。
道に迷ったりしたときは、右手をかざしてくれて右へ進むと目的地へ着いたそうです。
父はコミュニケーションをとれない侍へ、自分と侍の手を繋いだ絵をかきました。
アメリカに帰国する前日、侍は夜中に突然現れました。
父は下手くそな日本語で『いっしょ、シカゴ、いこう』
と言いました。



361: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 08:20:59 ID:OvL0t9JB0
名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 17:41:59 ID:V5gViB5UO
侍は、悲しそうな顔で首を振りました。
父は、英語でPLEASE!PLEASE!と言いながら激しく泣いてしまいました。
侍は、静かに涙を流し、色とりどりの小さな星が入った小びんを手渡しました。

父も侍に絵をプレゼントしました。
父は侍に『ぜったい、また会えるよね』と聞きました。
侍は淋しそうにニッコリして、スウーッと消えていきました。

帰国し、それから二度と、侍に会う事はありませんでした。
しばらく経って、大人になった父は確信したそうです。
あのとき、侍がくれたコンペイトウは、二度と会えない自分を思ってプレゼントしてくれたものなんだ、と。
日本を好きになってくれて、本当にありがとう。これからずっと、一人ぼっちにさせてしまってゴメンね…。という意味だったんだ、と。



374: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 09:52:59 ID:brOtIIkR0
父と妹の話。

 4年ほど前、父が肺がんで亡くなりました。
過労やストレスなどもあり、余命半年の所、2か月で。

 父は大変子煩悩で、遅くできた末妹を、とても可愛がっていましたし、
また、末妹も極度のファザコンと言えるぐらいに、父とはべったりでした。
「いつも笑い顔でいろ」と言う父の言葉を体現するかのように、妹は太陽のように明るい笑顔。
生まれた時から、妹は内臓に疾患があって病弱だったけど、父はそれでも大変可愛がってました。
父が倒れてから、妹は東京での仕事を辞めて帰郷し、付きっ切りで看病しました。

 変わり果てた父の傍で、妹はいつも、手を握って話しかけて居ました。
「父ちゃん、あれ(テレビに映ってる食べ物)美味しそうだね、父ちゃん早く治ってよ。兄ちゃんに連れてってもらおう」
笑顔でうなずく父。
「父ちゃん、父ちゃんが知らない美味しいお酒、いっぱい私知ってるよ。父ちゃんへのお土産にも買ってきたよ。
 だからね、父ちゃん、一緒に飲もうね。おうち帰って、一緒に飲もうね。父ちゃんの好きなレバニラとか塩ホルモンも食べようよ」
酒好きの父、それは俺と妹に受け継がれています。
酒の話に、とてもうれしそうになる父。
思い出の曲を静かに歌う妹と、耳を傾ける父。

 「お馬の親子」という曲は、父がよくまだ幼かった妹を背中に乗せて歌っていた歌でした。
散歩に出かけた時も、手をつないでいつも一緒に歌っていました。
父が携帯電話を持った時、妹は父からの着信音を「お馬の親子」にしていました。

 父の逝く日の夕方、父は妹に、「休め」と、口の動きで伝えました。
それを見て、渋った妹ですが、父が余りにも言うので、付き添いの人用の仮眠室に行ったそうです。
そして、父は逝きました。妹以外の家族と、兄弟たちに見守られて。

 起こされた妹が、父の傍に行くと、手を握ってまるで狼の咆哮にも似たような声で10分ほど大泣きしました。
病棟全体に響き渡るような大声でした。父の事で、妹が泣いたのはそれっきりです。


375: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 09:54:34 ID:brOtIIkR0
 葬儀の最中、悲しみに暮れる家族をしり目に、妹はいつもの笑顔でした。
母親が「父さんが死んだのが悲しくないのか?!」と常時詰っていましたが、妹は笑っていました。
「やっぱり頭が春なのよ…」と、噂する親戚や近所の人も居ました。妹は小さいころから少し特殊なところがありましたので。
でも、妹は気にせず笑顔のままでした。

 火葬も終わり、父の遺骨が家に帰ってきた日、夕飯を食べ終わって、妹と伯父(父の兄)がたばこを外で吸っている時の会話が、
何気なくすぐそばの俺の部屋に聞こえてきました。

「おじちゃん、あのね。私、父ちゃん死んで嬉しいわけじゃないよ」
「解ってる。お前が一番悲しいの、おじちゃん解ってる」
「一番悲しいのは、母ちゃんだよ。兄ちゃん達も姉ちゃんも、みんな泣いてるのに、私涙でないの」
妹の優しさに、涙が出ました。そして、妹につらく当りつづける母に辟易したりもしました。
「あのね、父ちゃん死んじゃった時、私寝てたじゃん」
「うん、疲れてたんだな。2か月ろくに寝てなかっただろう」
「父ちゃんが寝ろって言ったの。でもね、変な夢見たの」

 妹の話す話は、こうでした。

 妹が家の茶の間に居ると、よそ行き姿の父が大きなかばんを持って、
「おう、行くからよ~」と言って玄関に向かったそうです。
「どこに行くの?」と妹がおうと、「ちょっとよぉ」とにこっと笑ったそうです。
履きなれない革靴を履くのに手間取っていたので、妹は父がいつも履いていたサンダルをビニール袋に詰めて持たせたそうです。
「どこに行くか知らないけど、父ちゃんすぐ帰ってきてね」
すぐには無理だなぁ。OO、いっつも笑ってるんだぞ。笑ってれば良い事がたくさんあるからよ」
そう言って妹の頭を撫でると、玄関から出て行った。
家の前には大きなバスが止まっており、たくさんの人が乗っていたそうです。
 それは子供だったり大人だったり…でも、その中に、亡くなった祖母や、父の友人たちの姿も見たそうです。
運転手は、ずっと運転免許を欲しがっていた母方の祖父だったそうで。



376: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 09:55:23 ID:brOtIIkR0
「おばあちゃんの隣にはね、父ちゃんがメガネかけたような人がいたの」
「それ、お前たちのじいちゃんだよ。そうか、そうか…迎えに来たのか」と伯父が言って泣きました。
父方の祖父は、父が若いころに他界しています。

 きっと、妹を可愛がっていた父が、少しでも悲しみを和らげて上げようと見せた姿なのかもしれません。

 それから程なくして、妹は再び上京し、仕事を始めました。
大晦日も働くぐらい、忙しい職場。
でも、元旦の朝には、会社がお雑煮や餅を振舞ってくれた。
寒空の下で、それを仲間達と頬張りながら談笑し、少し視線を移すと、父がにっこり笑って頷いていたそうです。
父は、妹の所にちょくちょく現れるようで、なんだか「本当に死んだのか、親父」と思ったりもします。
俺や別の兄弟の所にも現れ事は2回ぐらいなのに、やっぱり父は妹がとても心配なんだろうな。
 妹に何かありそうな時には、ケータイ電話から「お馬の親子」の着メロが流れると言います。
それは父が「危ないよ」と教えてくれているのかも知れません。

 父はたぶん、妹の守護霊見たいになって見守っているんだろうなと思います。
もうすぐ俺も「父」になります。親父見たいな、優しくて強い父になりたいです。



394: 本当にあった怖い名無し 2009/11/28(土) 11:43:31 ID:W3XBNeUoO
>>376
全俺が泣いた



377: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 10:49:59 ID:R2+SKzd50
ちょっと日曜の朝から泣かすなよ!(ノ_-。)



385: 本当にあった怖い名無し 2009/11/23(月) 20:37:33 ID:tD+BwM8jP
うちの叔母も49日の頃に、挨拶にきたよ。
「おばあちゃんと一緒に長野県の穂積というところに行く」と
具体的な地名を言っていた。
(縁もゆかりもない場所だし、地図を見たら実際にあったので驚いた)
実家の裏口が、あの世への入り口になっていた。
覗くと一面の花畑で、おいしそうな果物がたわわに実った
まさに楽園のようなところ。
「あんたは、100歳ぐらいでこっちに来ることになっている」
と言われたw(つーか、長生きだな。自分w)
あんな綺麗な場所で、先に亡くなった大好きな人と一緒にいられるのなら
あの世に行くのも怖くないなと思ったよ。



396: 本当にあった怖い名無し 2009/11/30(月) 22:11:58 ID:N9EVqvVPO
霊体験ではないけど、ちょっと不思議な話し。

高校3年生の時に一緒にくらしてたじぃちゃんが亡くなった。
しばらくの間、ちょくちょく夢に出てきてたんだけど、高校卒業間近に見た夢は不思議な夢だった。

夜、雪が降ってるにもかかわらず、じぃちゃんが外に出て行って、どんどん後ろ姿が小さくなって行く。

私『あのね、私、就職きまったんだよ!(実際決まったばかりだった)』

じぃ『そうか!良かったな~!頑張れよー』

私『うん!でも、こんなに雪が降って寒いのにどこいくの?』

じぃ『じぃちゃんなぁ、もう修行に行かなきゃならんのだわ…』

と言い残し雪の中を歩いて行きました。
それ以来、あんなに頻繁に見ていた夢も見なくなりました。
今思えば、なかなか就職が決まらない孫が心配で、あちらの世界に行けなかったんでしょうね。
良かったな!って言ってくれた時の嬉しそうな顔がいまだに忘れられません。

長文のうえ、携帯からのかきこスミマセン。



401: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 13:12:22 ID:kXIQxZOtO
知り合いの霊能者、Kさんから聞いた話です。
Kさんがよく相談を受ける女性、Hさんは長男を白血病で
亡くしています。
旦那さんを事故で亡くし、女手一つで働きながら息子を育てて
いたのですが、9歳の時に息子さんが発病。
11歳の時、『親孝行出来なくてごめんね』の言葉を残して他界。
後を追うのではないかと、周囲の人が不安に思うほど嘆き悲しんでいた
Hさんですが、何とか立ち直り必死に働いて生活してきたそうです。



402: 続き 2009/12/11(金) 13:22:14 ID:kXIQxZOtO
しかし縁あってHさんは再婚。
お相手は、息子さんが入院していた病院の介護士さんでした。
結婚後、Hさんは妊娠。
無事に男の子を出産しました。
亡くなった長男の遺影に向かい、『○○のお兄ちゃんだよ。
仲良くしてね』等と話かけると、産まれたばかりの赤ちゃんも
ニコニコして、まるで誰かにあやされているかの様に上機嫌です。
毎日が賑やかで忙しく、明るい日々が続いていました。

ところがトラブルが発生しました。
赤ちゃんが新型インフルエンザに感染してしまったのです。
高熱にうなされ、また悪い事に家族全員がインフルエンザに感染。
赤ちゃんは入院する事に。
Hさんの胸には長男を亡くした悪夢が蘇りました。



403: つづき 2009/12/11(金) 13:34:46 ID:kXIQxZOtO
担当医師からは、『全力を尽くしますが、後遺症が残る恐れも
ありますし、最悪の場合、覚悟して下さい』と言われ、Hさんと
旦那さんもインフルエンザで苦しみながら、涙を堪えきれなかった
そうです。
体も辛く、不安で不安で意識が朦朧とした入院当日の夜、
ペタペタと足音がして、誰かが部屋に入ってくる感覚がありました。
看護師さんかと思いきや、柔らかい手がHさんの手に触れたそうです。
そして『だいじょぶだいじょぶ』と優しい囁き声がしました。
はっとして目を開けると、そこにはもう誰もいません。
闘病中の長男が、自分が一番辛いのにも関わらず、Hさんを
力付ける為に言った台詞が『だいじょぶだいじょぶ』だったのです。



404: 続き 2009/12/11(金) 13:46:53 ID:kXIQxZOtO
ペタペタという足音にも聞き覚えが。
長男が大好きだったキャラクターのスリッパの足音と全く同じです。
亡くなった長男が自分を慰めに来てくれたのだと思うとHさんは
再び涙が止まらなくなり、そのまま泣き疲れて眠ってしまいました。
翌朝、驚くほど体が楽になり、真っ先に赤ちゃんに会いに飛び出した
Hさんは、赤ちゃんを診察した医師から『素晴らしい回復力ですね。
もうほとんど心配ありませんよ』と笑顔で言われたそうです。
大事を取ってしばし入院し、無事退院した後、旦那さんが
『僕ね、夢で彼(長男)に会ったんだよ』とHさんに言ってきました。
赤ちゃんを長男が笑顔で抱っこし、長男が好きだった某アニメの歌を
歌っていたのだそう。勇気や冒険的な歌詞の内容の歌で
まるで赤ちゃんを元気づけているかの様だったとか。



406: ラスト 2009/12/11(金) 13:57:43 ID:kXIQxZOtO
「きっとお兄ちゃんが○○(赤ちゃん)を守ってくれたんだね」と
夫婦二人で頷きあいました。
帰り道、旦那さんがデパートに寄ろうと言い、デパートに入ると
旦那さんは長男が大好きなアニメの玩具やお菓子を買い込みました。
家に着いた旦那さんは、仏壇に玩具やお菓子を供え、
「お兄ちゃん、ありがとう。これからも○○のいいお兄ちゃんで
いて。○○と遊んであげてね」と言ったそうです。

その後、赤ちゃんは家族がへとへとになるくらい元気みたいです。



405: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 13:54:31 ID:3GURk2Dy0
エエ話やぁ。
ってか、11歳で『親孝行出来なくてごめんね』の言葉を残して逝くあたり、
この長男は只者ではなかったのだろう。



407: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 14:02:38 ID:kXIQxZOtO
長文すみませんでしたー。
読みづらくて申し訳ないです。

>>405
そうですよね。
すっごい出来た子ですよね。
親に気を使って、本当に優しくて。



408: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 15:30:20 ID:0mO3VHx50
>>407
久々心が温もりました、いいお話をありがとう。
それにしても、知り合いに霊能者がいるって凄いね。



411: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 04:13:10 ID:9Lmcbjht0
家の母に聞いた話。まとめサイトにある長の話に似てるんだけど。

母が高校に入学が決まってすぐ親の急な転勤で引っ越すことになった。
一生懸命勉強して、折角合格した高校だったし、地元の友達との別れは辛かったけど
残してはいけないと言われてついて行くことになった。
その時、中学の2、3年同じクラスで一緒にクラス委員をしていた男の子が、母
が遠くに行く事を凄く残念がって最後まで名残惜しそうだった。2年で席が隣に
なり、あまり喋らずクラスにも馴染めていなかった彼に母が声をかけて一緒にクラス
委員をやったのだそうだ。

それから、クラスにも段々馴染んで沢山話す様になった。彼は楽しそうで、よく笑ったし
母もそれが嬉しかった。
結局新学期がはじまる前に引越しをした。
彼は駅まで見送りに来てくれて、泣きながら見送ってくれた。
引っ越した先が通うことになった高校から遠かった為、民家の二階に下宿させて
貰うことにした。
そこは土地柄冬場は凄く冷えてたくさん雪が降る。夜は冷え込むし車とか危ないから
あんまり出歩く人も居ないとこだったらしい。まぁ要は田舎って事。



412: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 04:15:02 ID:9Lmcbjht0
続き
2年目の冬の吹雪の夜。その日は朝からずっと降っててめちゃくちゃ冷え込んで、
夜には突風を伴う吹雪みたいになった。
寒いから早く寝ようと思ったけど、なんだか眠れなかったらしく遅くまで勉強していた。
家の人は皆就寝していたのでシーンと静まり返っている。

聞こえるのは母が書き込む鉛筆の音と吹雪の鳴くみたいな風の音だけ。
黙々と勉強していたら急にバンっという大きな音が聞こえた。
びっくりして辺りを見たけど何も無し。 下から聞こえたのかとも思ったけど何の音もしない。
不思議に感じていると、またバンって音がした。
それは窓から聞こえていた。

民家の二階に吹雪の夜にまさか泥棒か!!?って怖くなって固まっていたら、
バンっ、バンって音が鳴り続けている。恐る恐る窓に近付いたら、そこには
大きな羽を吹雪の風に負けまいと強く羽ばたきながら窓にぶつかってくる蛾がいた。
真っ白で見た事も無いくらい大きかったらしい。こんな真冬のしかも吹雪の夜に
蛾が居るのはさすがにおかしいとも思ったけどキラキラして凄く綺麗だった。

何度も何度も窓に向かって身体をぶつけてくる。まるでノックするみたいに。
開けてあげるべきかとも思ったが、凄い吹雪で開けたら雪が入り込んでしまうし
ここは他人の家だからそれはまずいなと思って開けなかった。
ぼんやり見ていたけどそろそろ寝なければと思い布団へ入り気が付いたら寝てしまった。
蛾はずっと体当たりしていたが朝になったらその姿は無く雪も止んでいた。



413: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 04:26:14 ID:9Lmcbjht0
外に見に行ったけど何も無かったから何処かに行ったのかなと思っていたら電話が
かかってきた。
地元の友達で、最後まで泣きながら母を見送ってくれた男の子が昨晩自殺したと
聞かされた。
高校に入ってから酷いいじめにあっていたとの事。実は彼の両親は二人とも耳が
聞こえなかった。それもあってかあまり話さず内気な性格でその事をきっかけに
いじめにあったのだそうだ。
彼は本当に母が遠くに行ってしまった事を哀しんでいた。
馴染めなかった自分に声をかけてくれた。一緒に委員をやらないかと誘ってくれた
事がどれ程嬉しかったことか。その言葉がどれ程自分を救ってくれたか。
嬉しくて楽しくてこんなに誰かと話したいと思った事は無かったと何度も言って
いたのだそうだ。
あの、真冬の大きな蛾は最後にさよならを言うために母の所にやってきたのかもしれない
と思うと涙が溢れてきて言葉にならなかったそうだ。
キラキラと雪に反射する大きな羽がこわいくらいに綺麗で忘れられない不思議な話だわぁ
ってぼやいてました。

長文ですみませんでした。うまくまとめられん。



415: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 17:26:37 ID:jE5xvg1D0
小さい子が顔も知らないはずの先に亡くなった人を知ってるというのはよく聞くね。
(しかもその人と自分との血縁関係がどうかも知ってるとか)
大人になっていく内にどんどんその記憶が無くなっていくと言うけど
それはそれなりに霊界の都合があってのことだと思って納得してる。

>>411-413
切ない話だなぁ
自殺した魂は浮かばれないと言うが
適度にぼやいてる母を見てとっとと成仏したかもね>蛾になった男の子



416: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 20:24:57 ID:sBy/3ND/0
蛾として生まれ変わるには時間が足りなさ過ぎる
魂が蛾の姿を取ったのか蛾に乗り移ったのか・・・不思議な話だな



417: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 22:44:23 ID:hbQ4meds0
魂は、蛾や蝶など小さい虫などにはうつる事が出来るそうな。
コレが虫の知らせというヤツらしい。

ばあちゃんのお墓参りに行ったら、蝶がやってきて肩に止まったりしてた。
元カノのお墓参りの時も、強風にも関らず車の助手席のガラス窓に
しばらくしがみついていた。
単純に俺が甘い匂いを出してるだけかもしれないが。


自殺したその男の子は、一番お世話になった母さんに最後の別れを
力を振り絞って伝えたかったんだよ。切ないな・・・・




418: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 23:21:18 ID:K0fquElK0
そういや、ギリシャでは「蝶々」と「魂」を同一視してるって話があったな
うちも曾祖母が亡くなった後、時期が過ぎたのに
御盆に紋白蝶が一匹だけ来るようになったんだって
ちなみに母や祖母は御盆になるとなぜか頻繁に曾祖父母の夢を見る
祖父はその紋白蝶が曾祖母だと信じているそうな



429: 本当にあった怖い名無し 2009/12/14(月) 03:11:48 ID:Gr71ntKKO
自分語り、長文です。
3年不妊治療しても子供ができなかった。薬で排卵してるし旦那も異常なしで原因不明、年も二人共20代で決して高齢ではない。
鸛キティとか子宝グッズ買ったり家族運が上がる天然石とか神社に行くとか色々してみた。
ある日、地蔵は親と別れた水子の魂を運ぶって知って我が家の近所の寺の前に地蔵があるから通るたび立ち止まって
「親を恋しがる魂があったら私達に育てさせてください。大事に育てて幸せにします」
って拝む事にしたんだ。

そしたら3年、全く妊娠しなかったのに一人より確率の低い双子妊娠!
妊娠中も出産後も感謝の気持ちで拝んでいるし地蔵に会ったら睡眠不足でも育児頑張るって思える。
未熟児で生まれたけど双子も元気に6ヶ月。
今まで無宗教で全く信仰なくて地蔵とか気にならなかったけど、やっぱり信仰の対象になる物には不思議な力があるのかもしれない



430: 本当にあった怖い名無し 2009/12/14(月) 07:37:12 ID:RL1jQx2V0
>>429
よかったね。ホント選んで生まれてきてくれたような話だね
でも双子育児大変だから、息抜きして楽にかまえて仲良くね。



436: 本当にあった怖い名無し 2009/12/16(水) 20:34:24 ID:RfABqaat0
>>429
きっともの凄い倍率の所、>>429の処にやってきた子達だもの
幸せにしてあげてね

自分は小梨だけど、子供の可哀想な事件見るたびやりきれなくなる
皆幸せになる為に産まれてきただろうにね…

夫婦ともどもお地蔵さんや神社で真摯に願わないと
子供ができないシステムだったらいいのに、て思う



432: 本当にあった怖い名無し 2009/12/15(火) 01:38:23 ID:i1+VPFWb0
>>374-376
俺、いい年したオッサンだけどボロボロ泣いた。
いい話をありがとう。



433: 1/3 2009/12/16(水) 01:27:09 ID:o+I7MGfg0
病院に勤務してるものですが、あるとき小児科病棟にしばらく行くことがありました。

その時、たまたま病棟で物探しをしていた師長さんが、古い市松人形を見つけ出してきたのです。
ちょうど自分が行ったとき、ナースステーションの大きな机の上に箱ごと人形を出してみんながわいわい大騒ぎしていたので、興味半分がてら首を突っ込んでみました。

看護師さんたちの証言
・いつもつかう物置の一番上の段に見慣れない箱があったので師長さんが出してきた
・物置は少なくとも年に2回は物を入れ替えたり掃除したりチェックしている(悲しいかな、病院がぼろっちいのでそうやっていらないものをどんどん捨てないと新しいものが収納できないのです)
・前回の掃除のときに誰も見ていない
・箱は埃だらけだけど、師長さん以外誰の手形も付いていない

そこで自分もみてみたのですが、正直みた瞬間、ドン引きでした。
和紙でできた立派な箱ですが、明らかに朽ちてきていて、みんなのいうとおり側面までびっしりほこりまみれ。師長さんの触った後も、そのあと誰も触っていないのもくっきりわかりました。
そして人形が気持ち悪い!
髪の毛は本物の人毛らしく、なんだか赤茶けて枝毛がある始末。ザンバラ状態で長さもなんだか不揃いに見えます。着物も元は立派な京友禅とおもわれますが、変色も虫食いもあり、振袖の袖はぐしゃっとした状態でぞんざいに押し込まれています。
そして顔は、それだけ荒れた状態にも関わらず妙に肌が白く滑らかで、釣り上がり気味の目には妙な生気が感じられます。
正直みなかったらよかった…というのが第一印象。



434: 2/3 2009/12/16(水) 01:28:16 ID:o+I7MGfg0
その後騒ぎを聞きつけた小児科部長がやってきました。部長は穏やかなお爺ちゃん先生で、子供に泣かれるとちょっとしゅんとしたりする、愛すべき人物です。
みんながワイワイ先生に経緯を話し、やれ供養すべきだ、やれ人形寺へ連れて行けと騒いでいましたが、先生の決定はたった一言。

「きれいにして飾ってあげなさい。」

一瞬静まり返った後ナースステーションは猛抗議の嵐になりましたが、先生の意見は覆りません。
いわく、人形は子供の遊び相手、きっと寂しがってるからにぎやかにしてあげればいい、と。
ニコニコしながら「かわいい女の子じゃないか」と微笑む部長。
かわいい、て。かわいいって。これが?とうとう耄碌したのか?
色々失礼なことを考えつつ、これ以上関わるのはやめようと思ってさっさと抜けだしました。
その後、担当の子から「ナースステーションの前に立つ恐ろしい日本人形の怪談」を聞かされ、また夜怖くてトイレに行けなくておねしょした子の話などを聞いて、心の中で「ほーらやっぱり…」なんて思ったものです。
ピカ●ュウやアン●ンマン、ト●ロやキ●ィちゃんに混ざって、やや前傾姿勢でなぜか自立している世にも恐ろしい市松人形の話は、飲み会でちょっとした酒の肴になっていましたが、そのうちにだんだんみんな飽きたのか、忘れられていきました。



435: 3/3 2009/12/16(水) 01:30:46 ID:o+I7MGfg0
変化を感じたのは半年後くらいでした。人形の髪が黒くなっていたのです。
聞けば、小児科に入院する年齢にして妊娠してしまったヤンチャな女の子が、やたらその人形をかわいがって、
退院する前に自分の髪をコクサイで染めるついでに染めていったとか。
染める時に失敗してほおの一部や首にも色をつけてしまったからと、
修正液(!)で一部お化粧がほどこされていましたが、随分顔つきも穏やかになったような印象を受けました。

そして、最近クリスマスに模様替えした病棟に久しぶりに行きましたが、表情は驚くほど穏やかになったように感じます。以前第一印象で狐のように釣りあがって見えた目は、今はむしろたれ目といっていいほど。
髪の毛もいつの間にやらちび●るこちゃんカットされていました。
誰かの手造りのサンタ帽子をちょこんと頭に載せ、ちょっと首をかしげるような姿勢で黒いしみのついた着物を着た市松人形は、とても「伝説の呪い人形」には見えません。
看護師さんにちょっと話を振ってみましたが、みんな毎日見ているせいか、「ああ、確かにそうかも知れないけど…それより忙しいのよごめん」くらいのいまいちな反応しか返ってきませんでした。
この間ちょうど忘年会があったので、部長に話を振ってみましたが、ニコニコと、「子供は信じてかわいがってあげれば答えてくれますよ。」で話はおしまいでした。

以上、心霊かどうかはわかりませんが、自分がちょっと心暖まったお話でした。



461: 本当にあった怖い名無し 2009/12/24(木) 18:02:40 ID:Q/WPcoT3O
ちょっといいかわかんないけど聞いてくれ

さっき帰ってきたんだけど、マンションの一階でエレベーター乗ろうとしたら知らない上品なおばあちゃんが降りてきたのね、で挨拶して乗ろうとしたらおばあちゃんが凄い満面の笑みでおかえりなさいって言って降りたんだ。



462: 本当にあった怖い名無し 2009/12/24(木) 18:12:10 ID:Q/WPcoT3O
でさ、なんか俺一人暮らしだしクリスマスなのに恋人と喧嘩して荒んでたからすげほっとした幸せ気分になったんだ

けどさ
エレベーターん中で気付いたんだけど
ありえないんだよ

うちのエレベーターって防犯カメラついてんのね、で、俺人付き合い苦手だからいつもひとに出くわさないようにカメラ確認してから乗んだもん。
今日だってちゃんと確認したんだぜ、しかもずっと防犯カメラみてたし(一階エントランスにモニターがある)
死角はあるけどそんな不自然な場所に立つわけない

なんなんだこれ



468: 本当にあった怖い名無し 2009/12/25(金) 16:00:22 ID:nm7aoUcB0
>>461
いいなぁ。
すげぇホッとした幸せ気分なんて
良いプレゼントもらったな。

俺なんか毎年、「明石屋サンタ」が
笑いをプレゼントしてくれるだけなんだぜ…



469: 本当にあった怖い名無し 2009/12/25(金) 22:11:12 ID:pyDngDIP0
>>468
おまいさんだってやさしいじゃねーの。
乾杯しようぜぃ。



493: 本当にあった怖い名無し 2010/01/16(土) 19:04:32 ID:UUXL9aA30
まあ聞いてくださいよ
団体引率して新年会みたいなとこ行ったんすよ
集合場所のひとつに地蔵さんがおわして、下見んとき
迷わず無事来れてありがとうございました、と手をあわせたんですよ
(↑土地勘のない場所だった)

で、引率も会も全部終わって帰ってきたとき、
地蔵さんとこで下ろす相手さんに
今日はものすごくよかった!ありがとう!
本当にお世話様でした…と言って頂いた。恐縮して返事しつつ
頭の中でバスを降りる人数を数えていたわけだが…

なぜか一人多かったように見えた。
そんなはずない。行きと帰りで人数違うわけはない。
行くときもちゃんと数えた。そういえば、この集合班のときだけ
乗るのに手間取って、時間を食っていた。

お地蔵様。もしかして乗っていらしてませんでしたかね。
よい会で本当にようございました。



もっと言うと今、左肩が痛いです。
地蔵さん、実は一体でなく、石仏や石碑含め30体はいらしたのですが…
もしかして降りれなかった方がおいでだっただろうか
零感の自分にはお話ししてお帰りいただく術がない。
再度お参りしてちゃんと降りていただけるかどうかも分からない。また誰か乗ってきたりして。
はて、これはどうしたものでしょうか。



494: 本当にあった怖い名無し 2010/01/16(土) 19:22:51 ID:T/rAzKob0
>>493
そりゃ二次会開催だべ。おはぎとかお茶とかお酒ふるまってみたら?



495: 本当にあった怖い名無し 2010/01/16(土) 19:33:50 ID:sySRA0v80
お地蔵さんと言えば、墓石破壊の事件でお地蔵さんの生首とかあったな・・・
ああいうことする輩にはバチ当たればいいのに。

でも実際は当たらないんだろうなあorz
ハナから意識してない人には効かないっていうし



507: 1/2 2010/01/23(土) 10:47:43 ID:zUTv6slW0
今から10年以上前、当時高校生だったおいら。
アメリカではバレンタインは男女問わず好意を持った相手にプレゼントをする日ってのを聞きかじり、
よし!それならと当時好きだった女の子に告白するべく少々お高いチョコを購入。
んで、バレンタイン当日、チョコを差し出しつつ告白するも見事玉砕wしかもチョコも受け取って貰えず・・・
居たたまれなくなったおいらは学校をサボって近所の割と有名な公園でタバコを吸いながらヘコんでた。
ふと、背後に視線を感じたので振り返るとそこには、おさげの黒髪にピンクのカチューシャ・白のブラウスとピンクのスカートという出で立ちの6,7歳位の女の子が立っていた。 



508: 2/2 2010/01/23(土) 11:01:36 ID:zUTv6slW0
自他共に認める零能力者のおいらだが、その時は「あ!この子はこの世の住人では無いんだな」と直感。
けど、特に怖いって気持ちも無かったので暫くその子を見つめているとその子の視線がおいらの手元をずっと見つめているのに気付く。
おいらの手元には渡しそびれたチョコレート・・これが欲しいのか?と思い、
「コレ、ホントは他の女の子に上げるつもりだったんだけど、その子に要らないって言われたやつなんだ。
だから、人のお下がりだけど・・・欲しい?」って声に出して聞いてみた。
そしたら女の子は「え?!くれんの?マジで?」みたいな顔してからおいらに近づき怖ず怖ずと手を差し出す。
おいらがチョコを渡してあげると(*>▽<*)みたいな満面の笑顔で「ありがとう!」と言って走りだし曲がり角も無いのに消えるように居なくなった。
ま、こんなおいらのチョコでも喜んでくれる人?霊?がいて良かったかなと落ち込んでた気持ちが少し軽くなった。
長文・駄文で申し訳ない。



509: 本当にあった怖い名無し 2010/01/23(土) 12:45:23 ID:tQ8rYOI70
愛すべきバカw

素敵な話だな。



512: 本当にあった怖い名無し 2010/01/23(土) 22:36:44 ID:B1aP3nxo0
いつかホワイトディにお迎えがくるかもね(*>▽<*)
白装束で!



514: 本当にあった怖い名無し 2010/01/24(日) 23:54:16 ID:Nz89AzOq0
去年の6月、母方の祖父が亡くなった。
無事に旅立ったもんだとばかり思っていたが、何人かの所に様子を見に来ていたらしい。

まずはうちの弟のところに来た。
弟は難病を患ってて職に就けず、無職。
亡くなる直前からの徹夜続きで体調を崩し、通夜の前に自宅で休んでいたところ、
玄関と居間のドアが開く音がしたので振り向くと、そこに満面の笑みの祖父。
思わず泣きじゃくって抱きついたらしいが、弟を確認した後、すぐにいなくなってしまったとのこと。

次は従妹のところ。
従妹もやっかいな病気を抱えてて、これまた仏事の無理がたたって祖父宅二階で休んでいた。
そこに、ドアを開けて祖父登場。ニコニコ笑って普通に世間話をし、去って行ったそうだ。

2人とも、最後の最後までずっと心配をしていた孫。
仏間にも居間にもいないから、どこ行ったんだと探しにきたんだろうなと、みんなで納得。

最後はうちの母のところ。母は更年期障害で体調がものすごく悪かった。
葬儀までの数日間に、血圧が上がって2回ほど倒れている。
まあ、それでもなんとか葬儀を終えて、明日みんな帰りますよという日の夜。
私と2人で食器を洗っていたところ、はっきりと、「○子」と母を呼ぶ祖父の声がした。
腰抜けそうになりながら仏間にダッシュしてみたら、超長い線香が消えていた。
祖母いわく、さっきつけたばっかりだったとのこと。
みんな帰るから、寂しかったんだね。娘のことも心配で、様子を見たかったんだね。
線香も点けてほしかったんだねと、みんなで泣いた。

一通り心配な人たちを巡回したあとは、一度も現れないらしい。
母さんのついでじゃなくて、私のところに直接来てくれなかったのはちょっと寂しい。
でも、いらぬ心配はさせてなかったということで、結果オーライなんだろうなあ。



515: 本当にあった怖い名無し 2010/01/25(月) 10:41:59 ID:agngiPh/0
昔の人は律儀だなぁ。

挨拶に来て、安心して極楽浄土へ旅立たれたことでしょう。



516: 本当にあった怖い名無し 2010/01/25(月) 20:19:38 ID:YuaEnKKz0
死んだ人が病気や災いをあの世に持って逝くと、
その人自身の修行になって、早く成仏できるそうだよ。
きっと514のじいさんもそうなんだろう。



517: 本当にあった怖い名無し 2010/01/25(月) 22:00:01 ID:gH/JuEl20
そういえば、今年15年特番があった阪神大震災で、
母子の霊にお礼された消防士(?)の話(母子の遺体を並べてあげた話)
は、心霊ちょっといい話には入っていないのかな?



525: 本当にあった怖い名無し 2010/01/27(水) 18:19:47 ID:NdggPTQrO
予備校に通ってたころ。
授業中、居眠りしてると
『起きなさいよ!大学行って一人暮らしするんでしょ!?』
中年女性らしき声に耳もとで怒られて起きた。クラスにそんな人はいないし、授業は静かに続いている。
何回か同じことが起こり、いつもヒステリックに怒ってらっしゃった。
最後に聞いた声は、どうしても鬱々していた日の朝、予備校の建物に入ろうとしたときだった。
大丈夫、(後は聞こえなかった)。と優しく言われ、涙がでた。霊というより、予備校神だと今は思っている。長文スマソ。



533: 本当にあった怖い名無し 2010/01/29(金) 10:26:02 ID:aPhmU5aj0
>>525いい話だー。
自分も似た経験がある。
落ち込んでつい「どうすりゃいいんだ」とか独り言を言うと、
たまに死んだ祖母ちゃんが相槌打ってくれる。
間髪入れない速さだから気のせいと思えないけど、誰にも言ってない。

知らない人も見守ってくれているなら、素敵だね。



532: 本当にあった怖い名無し 2010/01/28(木) 23:28:35 ID:elPxbb4q0
婆様が亡くなってしばらく

うんと仲の良かったうちの母の
誕生日ジャストに豪勢な花ギフトが来た。
形見分けのお礼という話だが、現金つきで来た。
相手方には誕生日言ってなかったので、多分、婆様がくれたんだと思う。

もういっちょ
婆様が近くにいるような気がしてる時に
持病のひとつについて心中で訴えた。
以降症状が出ない。持って行ってくれたんだと思う。

ついでなので
父の分もこそこそとお願いをしてみた。
これこれこういうわけなので父ちゃんにあれやってくれ的な感じ。
叶うかどうかは、これから。



536: 本当にあった怖い名無し 2010/01/30(土) 22:06:39 ID:Ve09N8dK0
良い話かどうかはわからないんだけど、お迎えってくるんだなぁ、って思った話。

うちの母方のばあちゃんのお母さん(曾祖母になるのかな?)が、
なくなりそうで、寝たきり(普通に老衰です)になっていたとき(私が生まれる前で、曾祖母とは面識ありません)

みんな、ああ・・・そろそろかなぁ・・・・って、枕もとに集まっていたらしい。
そのとき、ずっとウツラウツラしているような状態だった曾祖母が突然、
「ああ、○○さん、良く来たねぇ。あらあら、お酒をあがってるよ、まあまあ・・・」
みたいなことを、部屋の隅を見ながらはっきりしゃべりだしたらしい。

○○さん、というのは、もう亡くなっている親族の男性で、
祖母は「ああ、○○さんは迎えに来たんだ、連れて行くんだ」と思ったそうです。

曾祖母は、○○さん日本酒を飲みながらすぐそこにいるよ、やさしい顔してるよ、と話しつづけたが、
当然誰にもその姿はみえなく、みんなは「いよいよその時か・・・」と。
○○さんが迎えにきてくれたなら、迷わずに行けるな、と不思議な安心を憶えたそうです。

曾祖母はその後、それほどたたずに亡くなりました。

やっぱり、お迎えって、あるんだなぁって思いました。



537: 本当にあった怖い名無し 2010/01/30(土) 22:33:58 ID:0snjjf9Z0
それはお迎えって言うか幻覚では・・・?
他の人にも見えてるならわかるけど



538: 536 2010/01/30(土) 23:18:00 ID:Ve09N8dK0
>>537さん

うあっ、すいません、確かに死にそうな人の幻覚だと言ってしまえばそれまでなんですが・・・

お詫びにもう一つ、書かせてください。

私の地元では、年に2回、お地蔵さんという行事?というか、お寺のお参りイベントみたいのがあるんです。
あるお寺に行き、あの世で幸せにしてて欲しい亡くなった方の名前を読み上げてろうそくをあげてもらうという
ものなのですが、それなりに有名らしく、いろいろなところから参拝客がきて、最寄ローカル駅が
本当に大行列・交通規制みたいな状態になります。

なんでも、亡くなってから何年間か、毎回ろうそく(お蝋と呼びます)をあげにお参りすると、
人ごみの雑踏のなかで、亡くなった方に出会えるという言い伝えがあるのです。

私は以前は年に2回、毎回行っていたのですが、大人になってからはそう予定も合わず、
先日久しぶりに母と父と3人で行きました。

お寺に行くまでに歩いているときに、私が「むかし、おじいちゃん(母方)が亡くなって何年ぐらいかわかんないけど、
ほんっとうにおじいちゃんにそっくりな人とすれ違ったことがあるよ。後姿も、服装も髪型も、本当におじいちゃんだった」
と母に言ったら、母は父の弟(私の叔父・7年前に他界)が向かい側から歩いてくるのを目撃し、
思わず「○○さん?!」と声をかけてしまったことがあるそうです。
とおりすぎて振り向いたらもういなかったとか・・・。しかも、亡くなったときのやつれた姿でなく、
元気だったころのふっくらした叔父だったそうです。

結構な人数がお参りに来られるので、もちろん他人の空似という可能性もあるでしょうが、
もしかしたらこの人ごみにまぎれて親族に姿を見せにくる仏さんがいるんじゃないかな、なんて思っています。



539: 本当にあった怖い名無し 2010/01/30(土) 23:25:58 ID:0snjjf9Z0
>>538
へえー面白い話だね。
その行事もなんか意味深だ。



540: 本当にあった怖い名無し 2010/01/31(日) 00:30:48 ID:pLE6BeBj0
お迎えは、お迎えされる本人限定でしか見えないらしいよ
多くの人の話を聞いただけでの感想だけど

家族親族バラバラでみんな逝ってしまった自分には
お迎えが来てもらえる人が羨ましい
一応まだ実母も実兄も生存中だが家族バラバラ
親族とも一切付き合いが無かった家庭
おそらく自分が死ぬ時には お迎えに来てくれるのは
昔飼ってたペットたち以外いないと思えるのが淋しい

お迎えが来て旅立てる人は 
いい人生を歩めた人に限るんじゃないか
知らされた遺族たちもみんな見習って?いい人生を歩むようになるのだと思う
自分的に努力して悪い人生を歩まないよう頑張ってきたつもりだけれど
家族全員バラバラな自分には お迎えが来てもらえた人は羨ましい
お迎えに来ても貰えず「憎まれっ子世にはばかる」ようになったら嫌だなあ…



546: 本当にあった怖い名無し 2010/02/01(月) 12:15:02 ID:aQNxZ9zQ0
昨夜起こった話。
前提:自分は雪国在住で、両親は既に病気で他界してる

夕べと言っても0時過ぎてからベッドに入った。
けども、夕方に1時間位寝てしまったんで、なかなか寝付けず。
目を閉じて、左右に何度も寝返りを打っていると自然と布団も崩れてしまい、
毛布やタオルケットなんかもずれてしまい、布団の隙間から肩とかが見えてしまうんだ。
夜はさすがにストーブも止めてるんで、そんな状態で朝まで寝てると当然冷える。

何時なのかわからないけど、天井を向いて目を閉じていると、ふっと頭の方から何かが迫る気配がした。
普段からオカ版とか見てるんでハッとする。どうも、両手が自分の両方の鎖骨の辺りに伸びてくる感じ。
寝たフリしながらも気配はバッチリ感じるので内心ドキドキ。何なんだろう?何されるんだ?って。

そしてら、その伸びている手が、布団の下のタオルケットだか毛布を掴んで、
グイっと肩が隠れる位まで上まで引き上げてくれた。

特に根拠は無いのだけど、その時、その手がおかんの物だと思った。
こんな格好で寝て、寒いだろうと思ってやってくれたんだろうか?
ともあれ、ありがたいと思ったよ。ちょっと恐かったけど。



547: 本当にあった怖い名無し 2010/02/01(月) 13:02:36 ID:azFYEu/gO
親はいつまでも親、か。
子はいつまでも子だな。
なんか泣けたな…。
寒い雪国、暖かくしてね。



555: 本当にあった怖い名無し 2010/02/01(月) 17:06:19 ID:eXQVYWj50
何か横レスみたいになってすまん。
俺も北国暮らしなんだが、すごく癒やされた。ありがとう。

これから仕事なんで、とりあえず投下させてもらうわ

我が家の仏壇には、他より一回り小さな位牌があった。
両親に聞いた話では、生まれる前に流産してしまった
俺の兄のものだという。
両親はその子に名前(A)を付け、ことあるごとに
「Aちゃんの分も○○(俺)は頑張らないと」
などとその兄のことを持ち出してきて、それがウザかった。

そして高校生のころ、典型的なDQNになった俺は
あまり学校にも行かず遊び歩いていた。
ある日、母親の財布から金を盗んでいるところを見つかった。
母親は泣きながら
「あんたこんなことしてAちゃんに顔向けできんの!!」
と怒鳴ったが、俺も鬱憤がたまっていて
「うるせー!だったらてめえAじゃなくて俺を流産すればよかっただろうが!」
と怒鳴り返してしまった。
そして売り言葉に買い言葉だったのか、母親が
「そうだね!Aじゃなくてアンタが死んどったらよかった!」
と叫んだときだった。



556: 本当にあった怖い名無し 2010/02/01(月) 17:08:34 ID:eXQVYWj50
「そんなことゆったら、めーー!!」
という叫び声が頭の中に響いた。
舌っ足らずでカン高いその声は、ほんの幼児のものに聞こえた。
母親にも聞こえたようで、2人で「え?え?」と周囲を見渡すと
拝む時以外はいつも閉めている仏壇の扉がいつの間にか開いていた。
それを見た瞬間、母親号泣。
おかしくなったのかと思うくらい、腹から声上げて泣いてた。
喧嘩してたのも忘れて慌ててなだめると、
「許してくれた…」「許してくれてたんだ」って何回もつぶやいてる。
そして母親はぽつりぽつりと話し始めた。

Aは流産したんじゃなかった。
俺と一緒に生きて産まれてきた。
Aと俺はいわゆる「結合双生児」だった。
でもAの方は俺に比べて未発達で、体もずっと小さかった。
俺の胸の部分に、手のひらくらいの大きさのAがくっついてるような状態だったらしい。
手術で切り離せばAは確実に死ぬ。
でも両親は俺のために分離手術に同意した。
未発達とはいえAは顔立ちもはっきりしていて、
手術前、「ごめんね」と謝る母親の顔をじっと見ていたそうだ。



557: 本当にあった怖い名無し 2010/02/01(月) 17:10:52 ID:eXQVYWj50
それから、母親はずっと
「Aは自分を切り捨てた私たちを恨んでいるのでは」
という思いがぬぐえなかったのだという。
だから俺にも必要以上にAのことを話して聞かせていたのだろう。
Aの犠牲の上にある命なのだということを忘れないために。

あの時聞こえた声がAのものである確証は何もない。
俺と同い年なら、子供の声っていうのもおかしいし。
でも、あの声は俺たちを恨んだり憎んだりしてる声じゃなかった。
家族が喧嘩してるのが悲しくて、
幼いながらも必死で止めようとしてる、そんな感じだった。
もしあの声がAなら、Aはきっと家族を許してくれていて、
ずっと見守ってくれているのだろう。
だから母親も俺も、あの声がAだと信じたかった。


俺は声が聞こえた日からまじめに学校に通い始めた。
兄貴に一喝(?)されて、もう馬鹿やってる場合じゃねーなって気持ちになったから。
そんで勉強もかなり頑張って、現役で大学に合格できた。
合格発表の日、朝からゲロ吐きそうなくらい緊張して、
掲示板見た瞬間にあまりの嬉しさに
「うがああああ」って変な声上げちゃったんだけど、
その時、俺の奇声にかぶせて、あのカン高い声が
「やったあー!」って聞こえてきたんだよね。
俺、本気で泣いた。
またいつか、声を聞かせてくれると信じてる。



575: 本当にあった怖い名無し 2010/02/06(土) 06:31:57 ID:mLI2MriN0
四国の大学に通ってた頃、ふと思い立って実家のある近畿へ久しぶりに帰ることにした
夏だし天気も良かったので快適にバイクで飛ばしてた
親には「夏ごろ帰るわ」ってだけ伝えてあったので、突然帰ってびっくりさせてやろうと企んでてな

昼過ぎに実家の前に着いたら、ぴったりのタイミングで母親から携帯に電話がかかってきた
俺がからかうみたいに
「実は今ちょうど帰ってきててなーw」
って返したら、
「今、婆ちゃんが亡くなったんよ…」
って泣く母親

老人ホームに入ってた婆ちゃんが、なんの前触れもなくスーッと息を引き取ったらしい
突然の事で、老人ホームだったってこともあり家族の誰も死に目に会えなかった

病院までバイクぶっ飛ばして着いたら、直後だったのでまだ死後硬直もない柔らかくてフニャフニャした手を握る事ができたよ
気のせいかもしれないけど、まだあったかかった

実感無くて、葬式でも俺は全然泣けなかった・・・

認知症で何も分からなくなってた婆ちゃん
ボンヤリするか怒るしか出来なかったらしい
婆ちゃんが最後に笑ったのは、ずっと前に帰省したときに俺がふざけて車椅子に乗ってはしゃいでるのを見て、ニコニコしてた時だったらしい
たまらなくなって、その時やっと泣けた

あの日あの時、ふらりと帰省しようと思い立ったことが不思議で仕方ない
あれが虫の知らせってやつだったんだろうか



578: 本当にあった怖い名無し 2010/02/07(日) 02:19:09 ID:p8qkBpsU0
天気のいい夏のバイク旅行 ←いいお膳立てしてもらったなぁ

きっと婆ちゃんも福徳積んだいい人だったに違いない。
最後にまだあたたかい内に孫と顔を合わせられたのだから。

>どうせなら死に目にあえればよかったのにな

…一説には、認知症の人の意識は体から外れて遠い土地の人間の顔も拝んでるとか聞いた。
意外と婆ちゃん、寿命は覚悟してて、死に目に会ったら未練が残りそうだったから
すっかりきれいに逝った後に顔合わせたとか。

良い旅立ちだったと思うよ。合掌。



614: 1/2 2010/02/16(火) 22:26:25 ID:lCAD6uHz0
たった今起こった話を書きます
私は夢を見ていました。そして、「あ、夢だこれ」と気付きました
夢の中で夢だと気付く経験は何回かしていて、
いつものようにとっとと目覚めようと思いました。
叫ぶ、全身に力を入れる・・・しかし今夜に限って目覚めません
やだなあ…なんでだろう、と思って壁に手を付きました
冷たい!硬い!実感がある、私は戦慄しました
私は最近「この話を聞くと夢に出てくるぜ」系の話を読みまくっていたから
今まさにそれらが私を襲いに来ているのではないでしょうか
実感のある夢、ここで襲われたら私は一体どうなってしまうのでしょう

私は周りの人に助けを求めましたが、みんな私のことなど見えていないかのように無視をします
やばい、やばい、誰か助けてくれ
そんな時、Yが声をかけてきました
Yは勉強も運動も苦手、いじられキャラの典型、私もいつもからかっていましたがこのときは神に見えました
事情を話すとYは自分の手を握るように差し出してきました
暖かな手の感触、なんて頼りになる男だ
Yは目を閉じて念じるように言いました

次の瞬間、私は中学校にいました、
私は悪夢から覚めた事を本能で悟りました
Yはニヤニヤしながら「催眠術入門」と書かれた本の表紙を私に見せて
「Tも怖がりなんだなあw」と笑いました
やられた!私はケツに蹴りでも入れようかと思いましたが
ここで手を出してもますます自分がみじめになるだけ
私はいつものように学校生活を送りました



615: 2/2 2010/02/16(火) 22:28:23 ID:lCAD6uHz0
ここで本当に目が覚めました。そしていまさらながら自分の現状に気付き始めました
私は二重に夢を見ていたのです
よく考えると中学校を出てからもう10年以上たちます。
そしてYは数ヶ月前に亡くなっていたのです。

一体私の見た夢はなんだったのでしょう?
Yが生前のささやかなお礼参りに来たのでしょうか?
それとも、悪霊夢に襲われていた私をYが助けに来てくれたのでしょうか?

しかしあの手の暖かさ…私は後者に思えてなりません
Yありがとう、ごめんなさい、安らかにお眠りください。



616: 本当にあった怖い名無し 2010/02/16(火) 22:48:01 ID:eS/zwlUQ0
> 一体私の見た夢はなんだったのでしょう?
ただの夢以外何だというんだ



620: 本当にあった怖い名無し 2010/02/18(木) 00:21:19 ID:MalqlKnd0
>>616
冷静なツッコミ乙w



618: 本当にあった怖い名無し 2010/02/17(水) 02:22:57 ID:aw8JXibv0
二重の夢ってたまにあるけどメチャ怖いよな。
多分眠りが浅いから夢から覚める瞬間にまた夢に入っちゃってるんだろうけど
起きて歯磨きしてってところで眼が覚めて着替えてってところでまた眼が覚めて朝ごはん食って・・・
って何度も朝の行事を夢の中でやり直した時は戦慄したわ。
最後はトイレで実際に小便出したところで「トイレの夢を見るのはリアルでもうわあああああああ!!」ってなって完全に覚醒したがマジオカルトだった



629: 本当にあった怖い名無し 2010/02/22(月) 04:17:58 ID:DCIkxYk1O
中五年前に事故って左手首を手術。
夜中に麻酔が切れ、朦朧として、唸ってると、
傍らに赤いパジャマの十歳位の女の子が・・「痛いの?」と頭の中で声がしたので、うんと答えたら、
「大丈夫、大丈夫」とまた声が・・
その子か左手を撫でてくれてたら、痛みが和らぎそのまま熟睡。
翌朝も痛みが無い。
ありがとう、と心の中で言った。
その病院の小児科は三年前に廃止されている。
あの子は苦しんでる患者を、ああして助けているんだろう。
多分、いまでも。



633: 本当にあった怖い名無し 2010/02/23(火) 09:32:47 ID:nCWRLytI0
>>629
ええ話や・・・・
痛がる幽霊に薬を置いてあげる子どもたちの話もそうだけど
自分も苦しんだから何とかしてあげたい!って思えるって
とてもすてきなことだね。



634: 本当にあった怖い名無し 2010/02/23(火) 15:55:40 ID:EqLu3XCQ0
>>629
天使だな・・・
お迎えに来るんじゃなくて
苦しんでる患者を救って回ってるなんて
その子本物の天使だよ!。・゚・(ノД`)・゚・。



632: 本当にあった怖い名無し 2010/02/22(月) 20:35:14 ID:y51Wn0ix0
後日談読んだ。命って永遠なんだなと思った。



802: 本当にあった怖い名無し 2010/03/12(金) 01:06:03 ID:Frepxl4x0
すいぶん前のらしいけど某所からのコピペ

684 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう sage 投稿日:2007/07/29(日) 00:53:15
今年のGW明けの頃のこと。
前の日から上司の機嫌が悪くて、八つ当たりばかりされてた。
その日も私の力ではどうしようもないことで怒られた挙句、基地外呼ばわりされたり
身体的欠陥を突っつかれたりして、本当にこの世が嫌になった。
元々鬱持ちなんで、薬は山ほどあった。
最近の薬は安全だから薬をがぶ飲みしたところで死ぬとは思わなかったけど、とにかく
どうなってもいいやって気持ちで手当たり次第に薬を引っ張り出して、容器からパキパキ
出し始めた。
ひたすらパキパキやってると、いつも薬のパッケージ(?アルミのやつ)で遊ぶのが好きな
うちのぬこさまが音を聞きつけてやってきた。
いつもは寝る前に私が薬を飲んだ後、薬のカラでネコサッカーやるんだけど、その時
私が大量の薬をベッドの上に並べてるのを見て、タタターっと走ってきて
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)
てな感じで私の手や顔を平手打ちし、更に並べてあった薬もバラバラに散らばした上で
「みゃお~!!みやあお~~!!」
って鳴きはじめた。
私は一瞬ボーゼンとしてたけど、ぬこさまの異様な鳴き声で家族が何事かと様子を見に来た。
こうして家族にしこたま怒られ、行きつけの病院の先生にもこってりしぼられ、薬がぶ飲み
作戦は失敗に終わった。
でも、私の精神状態を上司の上司が知ることとなり、私に八つ当たりした上司は幹部会議で
晒し上げされたらしい。
それ以来、私が寝る頃になるとぬこさまはどこからかやってきて、私が正当な量だけの薬を
飲んでいるか監視するかのように、横にいてじーっと見てる。

こんな私と一緒にいてくれるぬこさま、本当にありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。



803: 本当にあった怖い名無し 2010/03/12(金) 05:55:20 ID:YC6y6qeP0
>>802
コピペにマジレスだが、ぬこタンGJ!!



805: 本当にあった怖い名無し 2010/03/12(金) 08:55:35 ID:XSWfkfBB0
守護霊に頼まれてる説がある

薬山盛り→守護をしている霊が猫を呼ぶ→猫様状況把握
一緒に怒る



811: 本当にあった怖い名無し 2010/03/17(水) 14:24:29 ID:VbA68Wub0
ちょっとチラシの裏ー。

先々月だったか、会社の隣の青空駐車場に
カラスが死んでたんだ。
で、社長の奥さんと一緒に埋めてやったのね。
この2~3日で駐車場脇の花(雑草のw)が咲き始めたもんで
見てたら、カラス埋めた所が何かこんもりと。

大好きなムスカリが群生してた。

その辺にチョイチョイ生えてるから、カラスの栄養分で
爆発的に生えたんだと思うけど…。
スレも停滞してるし。
随分下がってるし。
春だし。

カラスよ、恩返しありがとう。



812: 本当にあった怖い名無し 2010/03/17(水) 16:36:30 ID:7HV0rCd80
子供の頃体が弱かった。どれくらい弱かったかというと、有名童謡を地でいくいくらい。
風が吹いたら(体調崩して)遅刻して♪雨が降ったら(熱を出して)お休みで♪  みたいな。
そんな俺が親戚のおばさんの家に預けられた。小学校1~2年生くらいだったと思う。
特に何かをしたという記憶はない。たま~に家庭菜園を手伝ったような気がする。
同い年くらいの女の子がいて、ちょっとだけ一緒に遊んだような気がする。
3日ほど経った日、おばさんが「仏壇をチーンしてきて。それからお供えしてあるご飯を食べなさい。
体が丈夫になるから」と言い出して、言われるままに金属製のお椀みたいなものを1回鳴らして、
ゆで卵置きみたいなのに丸く盛ってあったご飯を食べた。
冷めて表面がちょっと固くなりかけてて、でも甘くって美味しかった。

その日の夜、かーちゃんが迎えに来てくれて、家に帰った。

なんとなくオチ読めるんじゃないかと思うんだけど、この間この話をかーちゃんにしたら、
「体の弱かったあんたを何日もよそのお宅に預けられるわけないじゃない」と言われたw
確かにそうだwww

この不思議な記憶が関係しているのかどうかは分からないけど、学年が上がるにつれて俺は丈夫になり、
中学高校と普通に進学した。
かーちゃんは俺が子供の頃、この子はちゃんと育たないに違いない、大人になる前に死ぬだろうと
思っていたらしいが(つかお医者さんにそう言われてたらしい)、成人式も無事終えました。

記憶の中の女の子は、黒髪おかっぱで純和風の顔立ちの、楚々とした美少女です。服装は洋服だったけど。
ここだけの話、実は今でもちょっと好きだ。



826: 本当にあった怖い名無し 2010/03/19(金) 00:57:22 ID:gzmb/lZy0
5年前の話。
彼氏と会っている最中、さしたる理由もなく不安な気持ちが高まり泣き出してしまった。
滅多に泣かない私の異変に驚いた彼は、一晩中私をなだめてくれた。
翌日、家に帰ると、母から昨日の晩に幼稚園からの幼馴染みが死んだことを告げられた。
葬式を明日に控えた晩、今は冷たくなってしまった幼馴染みの傍らに布団を敷いて小さい頃の様に、
眠る事にした。
幼馴染みの夢を見た。
私は、夢の中の幼馴染みを、なじり続ける事しかできなかった。


幼:○○ちゃんごめんね。ごめんね

私:許さない。ずっと一緒にいるはずなのに。早いよ!

幼:ごめんね。○○ちゃんごめんね。


結局、最後まで『ありがとう』は言えなかったけど、それでも私の気持ちはちゃんと
伝わっていると思う。

夢だって言われてしまえばそれまでだけど、最後に幼馴染みが今際の際に間に
合わなかった私に遭いに来てくれたんだと、5年経った今でも、そう信じている。



心霊ちょっと言い放しにしてみたw
練り込みが足りなくて、4様みたいに4行では収まらなかったなぁ。



842: sage 2010/03/25(木) 11:18:39 ID:xJsy2OBI0
みんなのいい話で、あったかい気持ちにさしてもらったので投下
たいしたことないかもだけど・・・

うちで二十年飼ってた猫がいた。
お父さんがもらってきたんだが、飼ってた途中、私が生まれた。
その時、赤ちゃんに猫は汚いからって遠くに行って捨てたらしい(猫よ本当にごめん)
そしたら帰ってきたらしい。また捨てたけど帰ってきた。車で二十キロ以上のところ。
自分で捨てたくせにお父さんえらい喜びようで、それからはめちゃめちゃ可愛がって飼ってた。
(だから私は可愛がってるところしか見てないんだけど)
猫が二十歳のとき(人間で言うとすごい年齢だと思うけど)家族の前で死んだ。
みんな大泣きで、それから父は猫は絶対飼わない、別れがつらいからとずっと言ってた。
私とか兄弟はさびしくて「飼いたい」って言ったんだけどだめだった。

それから二年したある日、お父さんが突然猫を飼おうかって言い出した。
ペットショップじゃなくて、みんなで近くの猫の保護施設(動物愛護団体とかがやってるやつ)に行った。
家族にお前が好きなの選んでいいぞって言われて、同じ黒猫を選んだ(全然顔は似ても似つかなかった)んだが。
で、家に迎える日。
職員さんから猫の経歴(保護歴とか書いてある)受け取って見たら、保護されたのが、前の猫が息を引き取った年月日だった。
次はこの子を大事にね、って言ってくれた気がするよ。



844: 本当にあった怖い名無し 2010/03/25(木) 15:11:56 ID:NfLs0SV40
>>842
いい話待ちぼうけ…だったところに、
久々にいい話をありがとう!

先代猫が大飼い主たるお父さんにインスピレーション授けて、
今猫には>>842家族の今後を見守るよう託したのかも知れないね。
猫のスーパー神通力、かなw



871: 本当にあった怖い名無し 2010/04/07(水) 04:33:38 ID:BisD5Kkk0
うちのじいちゃんは舶来物が好きで輸入菓子も大好きだった。毎日食べてた。
なもんで時々、仏前にお菓子をお供えするんだけど、扱っている店が意外と少ない。
やっと見つけた店が、以前住んでいた家の跡に建ったスーパーだった。
勿論、即ゲット。

別の日なんだけど、そこで買い物をしたら抽選に当たってお菓子を貰った。
なのでそれもお供え・・・すれば良い話になるのに、何も考えず食べてしまった。

で、先日。
夢で前の家でくつろいでいたら、じいちゃんがこたつの向こうから「ほれ」といって、
大好きだったお菓子をたくさん出してくれた。
しかも、従来のものにトッピングがほどこされたスペシャルバージョン。
「すご~い!」と一個手に取ったんだけど、あとはしまってしまいもらえなかった。
じいちゃんずるい~と笑っていたら目が覚めた。



878: 本当にあった怖い名無し 2010/04/14(水) 04:23:22 ID:xs8hSAU/0
ちょっと失礼。

自分は一人暮らしなのだが、前までウサギと暮らしてた。
ミニウサギって書かれてたのに成長したらでかくなったがな!
それでも自分にとっては、甘いものが好きで可愛いお転婆娘だった。
ある日仕事に行く際に声をかけようと見たら、元気がない。
背中を撫でたり「どうした?」と声をかけても反応が薄い。

そうこうしているうちに遅刻ギリギリな時間に。
馬鹿な自分は仕事を優先してしまった。
帰宅したら冷たくなってたよ、泣いたね。
親に報告したら実家の隅に場所をとって埋めさせてくれた。
数日後、後悔と悲しみと寂しさで部屋に引きこもってたら、引き戸の向こうの台所から音がするんだ。

ガサガサとスーパーの袋をいじるようだったり、カタンと物が動く音が。
台所を見ても変わった様子はなく、それは1週間くらい続いた。
霊感0の割りにビビリな自分だが、不思議と怖くなかった。
そしてそれはウサギを部屋に放している時、物にイタズラしている時の音に似てた。
あの子は一人になってしまった僕のところへ来ていてくれたのかもしれない。
ウサギのゲージは台所にあったしね。
今はもう物音はしないし、勘違いなのかもしれない。
それでも、その時のことを思い出すと気持ちが温かくなるというか…
長いうえに文下手で申し訳ない。



879: 本当にあった怖い名無し 2010/04/18(日) 22:45:33 ID:4hTLtVJiO
>>878
似たような事がある。昔飼っていた猫が病気で死んでしまった時、台所で餌を
食べる音がしたり(あと二匹いるんだけど二匹とも私の目の届く所にいた)
その子がつけてた鈴の音がしたり。数日間だけだったけどね。甘えん坊の可愛い
ヤツだった。



880: 本当にあった怖い名無し 2010/04/19(月) 11:47:59 ID:jbWpv2QL0
>>878
うちのおかんも、可愛がってたうさが虹の橋に行っちゃった後
一週間くらいうさが足下を駆け回ってる気配がしたとか言ってたな・・・
零感人間の自分は全く気付きませんでしたちくしょうorz



881: 本当にあった怖い名無し 2010/04/19(月) 20:46:57 ID:6TTrwoqP0
うちも10年近く飼ってた金魚が亡くなったとき
そのあと1週間くらい飼ってた玄関の方から
ぴちゃんて水跳ねる音(生きてる時よくそういう音出してた)
の聞こえたなあ
まだその辺にいるのかと思ってちょっと嬉しかった



882: 本当にあった怖い名無し 2010/04/20(火) 08:45:33 ID:HFqZQgRw0
金魚の霊にギョッ



970: 本当にあった怖い名無し 2010/05/02(日) 21:15:47 ID:WBTWZ14T0
昔した不思議な体験。
良い話かどうかはわからないけれども。
スレ違いだったらごめん。長文です。↓


3年半程前に、最愛の母が長い闘病生活の末に亡くなった。
癌だった。
母が亡くなった時、私は高校生で、一番下の妹なんかはまだ小学生だった。
それはもう悲しくて悲しくて、何も考えられなくて、毎日漠然と過ごしていたよ。
まぁこれは別にどうでもいい前置きなんだけれども。

けど、そんな日々が一年くらい続いた頃かな。
亡くなってから今までまったく夢に出てこなかった母が、急に夢に出てくるようになった。
それがまた変わった夢でさ。
それがどんな夢で、どんな場所、背景であれ、決まって遠くからじっと私のことを見つめてるんだ。
例えば電車の中でだとか、広い土地でだとか。
夢の中でふと気がつくと母が私のことを遠くから見つめていて、私もそんな母をじっと見つめ返してた。

(1/4)



971: 本当にあった怖い名無し 2010/05/02(日) 21:16:37 ID:WBTWZ14T0
そんな夢を見る夜がしばらく続いた日かな。
ある日突然、母がはっきりと私の夢の中に出てきた。
夢の内容は、母が家の台所で料理をしていて、私が母親に泣きながら悩み事とかを相談している夢。
それは本当にリアルな夢で、今思い返してもすごく温かな夢だった。
そんな夢の中で私はただひたすらに泣いてた。
多分精神的に疲れてたんだと思う。

そんな私の話を夢の中で母は何も言わず、黙って聞いてくれてたんだけど、たった一言だけ、母は私にこう言ったんだ。
「おばあちゃんに連絡をしなさい」って。

まぁ覚えてないだけで他にも何か言われたかもしれないんだけど、とにかくこの一言だけが強烈に頭の中に残った。
朝目覚めてからも、おばあちゃんに連絡しなくちゃっていう強い使命感だけが残った。
ちなみにおばあちゃんっていうのは、私の母方の祖母のことで、私とは離れて暮らしてるんだけど…。

(2/4)



972: 本当にあった怖い名無し 2010/05/02(日) 21:19:12 ID:WBTWZ14T0
驚いたよ。
母が夢に出てきた数日後に、祖母が倒れたって話を聞いた時は。
祖母は健康な人で、今まで一度も倒れたことなんてなかった。
母が夢にでる前に電話で話した時も元気だったのに。
それだけに祖母が倒れたって話を聞いた時は、あらまー(゜д゜)って本当にビックリした。
母はもしかしてこの事をずっと私に知らせたかったのかなと。

そしてもう一つ驚いたことがある。
なんと妹も私と同じ夢を見てたっていうんだ。
同じ夢っていうのは、母から遠くから見つめられる夢のことなんだけど。

妹と私は昔も同じ不思議な夢を見たことがあるし、何か繋がってるものwがあるのかなって思った。
そして取りあえず号泣した。
忘れかけてた母の暖かさを、もう一度感じられた気がして。

(3/4)



973: 本当にあった怖い名無し 2010/05/02(日) 21:26:15 ID:WBTWZ14T0
もう亡くなっちゃったから当たり前のことなんだけど、私の母はもうこの世にはいない。
妄想だって言われるかもしれないけど、母が亡くなってから暫くは家のなかに母の気配があるような気がするというか
何だか側にいてくれるような気配がしてさ。
お葬式の時から何か、ふわふわした感じで。

でもそんな気配も、いつの間にか無くなってて。
ふとした時に、あぁ、もう母はここにはいないんだなぁって思う。
でもまぁ、せめてあの世では健康に元気に過ごしていてほしい。
そして、願わくばまた母の子に生まれたいなぁって思うw
母が命の限り一生懸命生きたように自分も生きていきたいって、この体験と母の顔を思い出すたびに考える。

長文&つまんなくてスマソ。
終わり。

(4/4)



978: 本当にあった怖い名無し 2010/05/03(月) 01:35:38 ID:loy05og/0
いい話や。母の想い、っていう詩のようだ。



985: 本当にあった怖い名無し 2010/05/11(火) 01:48:03 ID:mFxjdD5c0
梅ついでに。
友達が話してくれたんだけど
友達が母親とよく夜中にコーヒーを飲みながら話してたそうな。
学生の頃に母親が亡くなったんだが、夜中に1人でコーヒーを飲んでいたら
「ズズッ!」と音がしてカップを見たら、コーヒーがカップの1/3位に減っていた。

かーちゃんw一気飲みwどんだけいやしいのwって笑ってしまったそうな。



996: イタクラサキ 1/4 2010/05/15(土) 10:17:32 ID:hM9ludB30
埋めがてら「新耳袋」から転記。
好きな話。

20年近く前の事。
女子大生の友達二人が、朝、バイト先に出勤すると夜逃げしており、呆然。
気晴らしに、ある渓谷に行き、神社の前のベンチで色々な話をしていた。

ふと見ると、和服姿で首から緑の帯のようなものを下げたお婆さんが
お社を回って正面で拍手を打つ、を繰り返している。
願掛けをしているのかなと思った。
その様子をそれとはなく気にしながら話し込んでいると
お婆さんが近づいてきて「なにかあったんですか?話を聞いてあげるから
そばに座ってもいい?」と声を掛けてきた。
実は今朝、と、話をすると「元気をだしなさいよ」と言って
私はこの先の家に住むイタクラサキというんですよ、と名乗り
自身のこんな話をしてくれた。



997: イタクラサキ 2/4 2010/05/15(土) 10:20:13 ID:hM9ludB30
嫁いでからというもの、随分と姑さんにいじめられた。
その辛さで毎日泣きたかった。
でもそんな時には、いつも起きなければいけない早朝五時よりも
さらに三十分早く起きて、台所の電気をつけると、勝手口から出て
真っ暗な中を駅に向かって、ただ一生懸命歩いたのだという。
昔このあたりはほとんど家もなく、道のずっと先に始発電車を待つ駅の光だけが見えた。
その小さな明かりに向かって歩く。
光だけをたよりに歩く。するとやがて駅に着く。
そこまで来ると、くるりときびすを返して元来た道のずっと先を見る。
目の前には、今まで歩いてきた真っ暗な一本道。
でもその途中にひとつだけ、ポッと小さな光がある。
そこにきっと私だけの生きる道がある。
私はそうやって生きてきたの。
あなたたちにもきっと導いてくれる光があるわよ…。




998: イタクラサキ 3/4 2010/05/15(土) 10:23:44 ID:hM9ludB30
話を聞いていて、何だか元気が湧いてきた。
二人で礼を言うと、ニッコリと笑ってくれた。
「ああよかった。じゃあ私も帰るとするかね」
と、お婆さんは立上り帰っていった。

「いい顔したおばあちゃんだったね」
立ち上がって帰ろうかと思ったが、あのお婆さんの顔をみて
もっとちゃんとしたお礼が言いたくなった。
たしかこの先にあるイタクラという家だと聞いた。
「ちょっと寄ってみようか」ふたりはその先の道を歩いてみた。
すると、白と黒の幕の張られた家が見え、弔問客も大勢見える。
「まさかね」と家の前にさしかかった。
"イタクラ家葬儀"の文字に体が止まった。
受付で聞くと、イタクラサキさんの葬儀だという。

「おばあちゃんのお知り合いですか?」と聞かれ、戸惑っていると、奥から声が聞こえた。
「これから最後の献花となります。後から来られた方の為に道をお開け下さい」



999: イタクラサキ 4/4 2010/05/15(土) 10:26:32 ID:hM9ludB30
ざっと弔問客が割れて、一本の道が出来た。
その先に、遺影が見えた。

さっき"ああよかった"と笑ったときのおばあちゃんの顔がそこにあった。



1000: 本当にあった怖い名無し 2010/05/15(土) 10:42:28 ID:lkYCaLhe0
いい話ありがとう
で、締め



思わず吹いた画像、動画貼るよ『可愛いうさぎ』

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【閲覧注意】この漫画怖すぎワロタ

一番カッコイイ日本刀って何なの? 天下五剣、七支刀、玉纒太刀、流星刀とか色々あるけど

【閲覧注意】超怖い話を貼っていくスレ

文章が上手い作家と下手な作家を挙げてって

【民話・伝承】ほそぼそと今まで集めた民話書いてく

【失笑!】思わず吹いた秀逸なレス集合『ジョン万次郎の人生』

ゲームのキャッチコピーとか上げていこうぜ


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