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トンンエル


17: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/04(金) 21:34:45 ID:b6IVYrK70
K県T市S山の山道には、何故か大きな五重塔が聳え立っている。
普段は門を開放しており、気軽に敷地内に足を踏み入れる事ができるが、一ヶ月に何度かは、朝から晩まで門を閉じる日がある。
早朝にお坊さんが敷地内を掃除をしていると、奇形のカラスの死体が転がっているのを見つけることがあるからだ。
なんでも、そのカラスの形が三本脚の「八咫烏」に酷似しているとか。
この事実は、私を含めK県T市S山周辺の住民しか知らない。

何故その五重塔周辺にだけ、八咫烏に似た奇形のカラスが生息するのかに至っては、誰も知らないのだ…



75: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 17:11:43 ID:V9U0AcEp0
>>17
不気味な話だなぁ
土地の禁忌に纏わる話は興味深い。部外者じゃ知り得ない



19: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/04(金) 23:16:35 ID:CQMUlTLy0
ちょっと思い出した話を置いて行くが良いだろうか

以前、実習先の職員さんから聞いた話
曰く、日本にはパンダが生息してるそうな

職員さんがまだ小学生の時分、友達と山に遊びに行った
普段遊び慣れてる山の中、その日だけは見慣れないものが蹲っている
白黒で、大きな生き物
当時の職員さんたちには何と言う生物か分からなかった
翌日小学校で友達と協議した結果、「あれはパンダだ!」だと言う結論に達したんだと

「それ、牛かなんかじゃないんですか」
「いや、流石に牛だったら分かるよ。大きくて白黒で丸くずんぐりしてて、でも牛じゃない」

「だから日本にもパンダがいるんだ」
だ、そうだ
残念ながらそれ以降は一度も見付けられなかったと言う

場所はよく覚えていないけれど、八ヶ岳の話をしてたから多分その辺り



25: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/05(土) 02:06:10 ID:n++jbvPM0
>>19
テレポートアニマルとかって言われて時々話題になるネタだね
大昔には日本でキリン(クビの長いヤツ)が目撃されたとかアヤシイのもあるよねw



28: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/05(土) 10:35:30 ID:pcxwfgeVO
>>25
宮城にカンガルー生息? とかいう記事を最近読んだけど、もしかしてそれもテレポートアニマル?



20: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/04(金) 23:52:18 ID:WTL3pcHg0
『遠野物語』に霊峰として登場する早池峰山の主は、一つ目一本足の怪物であるという
この怪け物はイッポンダタラかと思われるが、これについては隣町にこんな話が伝わっている

ある夜、遠野の隣町にある寺の和尚が囲炉裏でモチを焼いてると、こいつが来て片っ端からモチを食ってしまった
その化け物はそれから毎日毎日この寺を訪れるようになり、ついには酒までねだるようになった

そこで和尚が一計を案じ、ある日、白いゴマ石をモチみたいに囲炉裏で焼き、徳利には酒の代わりに油を入れておいた

んで、その日もこの「主」とやらが来て、ゴマ石をモチだと思って頭の口から食ってしまった
和尚がすかさず酒を薦めると、口の中で油が発火し、この化け物は悲鳴を上げて寺を飛び出していった

しかし、内臓を悉く焼かれたこの化け物も巣には帰りつけず、ついに道端で力尽きた
で、天日に炙られてこの化け物の死体が腐敗し、物凄い異臭を放つようになった

で、ケガレを嫌う早池峰の主が洪水を起こしてこの化け物の死体を押し流してしまった
この洪水は麓の町をも綺麗さっぱり洗い流し、化け物の死体もバラバラになってどこかへ流れていった



この洪水の時、荒れ狂う泥水の中を、白いお髭の老人が流される家屋の上に泰然と座り、流されていったという
んで、後にこの白い髭の老人はここらの神様であろうといって、それ以来北上川の洪水を白髭水と呼ぶようになった

長い話だが終わり。あんまり怖くないね



22: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/05(土) 00:41:04 ID:IjNy6gNvP
>>20
イッポンダタラは製鉄の神ともされる妖怪(?)だから、鉱山のあった遠野地方に伝説が残ったとしても不思議じゃないね。
遠野物語によると、『仙人峠』の由来も、鉱山が崩れて千人の鉱夫が亡くなったからという説があるみたいだし。
花魁渕といい、鉱山にまつわる話はおどろおどろしくて興味をそそられる。



21: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/05(土) 00:28:18 ID:rkkUHCoT0
天狗って神様なの?妖怪なの?



23: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/05(土) 00:47:16 ID:ne8ygyDl0
>>21
天狗とは、山に住まう神霊。
天狗にも地位があって、
下っ端は妖怪的な位置づけ
上は神様のような位置づけ

ちなみに、愛宕山の太郎坊という大天狗は、
イボ神様として信仰を集めている立派な神様だ



52: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/07(月) 21:21:51 ID:A11BI2yj0
死んだじいさんが一つだけ話してくれた話
飯食いながら適当に聞いた話だから、あんま詳しく覚えてないけど

じいちゃんが子供の頃お父さんとその友達数人と山に入ったんだって
んで、じいちゃんはなんかに気をとられててふと気づくと一人になってたそうな
周りをみても誰もいない状態
怖くなってできる限りでかい声で、とうちゃーんとか叫びながら
歩いてたらしいのね
しばらく歩いてたらどっかから
よいしょ、よいしょ、よいしょ
って声がしてきたらしい、はじめは一緒に山に入った大人かと思ったが
どうも様子が変だとなんか独特の雰囲気っていうの?
が、あったらしくて黙ってじっとしてたんだと
声はずーっとよいしょ、よいしょしか言わない
いい加減怖くなってじいちゃんめちゃくちゃに猛ダッシュ
走ってる間も声はずーと聞こえてたらしい
なんとか山を出たところで父ちゃん達と再会
声は聞こえなくなってたらしい

作文苦手だから、ぐだぐだしたうえ
全く怖くないや、すまーん
なんか唐突にじいちゃんが話してたときのよいしょの
言い方が怖かったの思い出したから



66: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 05:05:36 ID:2h1OnWawO
>>52
地味にこえーな
狐か狸に化かされたのかな
山に入ったらあんまりぼーっとしたり油断しちゃいかんね



67: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 05:30:45 ID:DrOlR7KU0
山では「キツネ(タヌキ)に化かされた」なんて表現があるけれど、
海や川ではそういった表現がないよね。

それと、キツネ(タヌキ)のような『物の怪』に化かされていると感じたときは
タバコを吸うとよい、なんていう言い伝え(?)も聞くけれど、それって
『タバコのヤニを嫌がる』という話に通じるのかな?

ただ、タバコを嫌うのは蛇系と思っていたんだけど。



71: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 09:20:21 ID:gUkrD4mF0
>>67
無いのは、化かされると死ぬからじゃねーのかな。
落水したら底なしの奈落だぜ海なんて特に。



68: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/09(水) 05:43:59 ID:C4gME5Lj0
本当のトコは一服して落ち着けってことなんだろうな



91: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 12:25:08 ID:KLYFVrlxO
実家の近くにぽんぽこ山ってやまがあったよ。小学の時に友達と言い合ってた名前だけどみんなぽんぽこ山っていってた。



92: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 13:32:34 ID:uO4Xdhx5O
>>91
田舎にぽんぽん山ってとこがあったよ。
不思議なことに頂上で飛び跳ねると、ぽんぽんと音がするそうだ。
中が空洞になってるのかも?って聞いた。
一度行って試してみたいな。



93: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 14:06:03 ID:tVOgN9N00
婆ちゃんが話してくれたひいじいちゃんの話。スッゲー昔の話だからいささか民話くさいが投下する。

あるときひいじいちゃんが海釣りに行ったんだけど、そこはウチからひと山越えて行くような所だったんだと。
んで、釣り自体は結構ツキがあっていい形のメバルかなんか数匹あげたらしい。夕方になったんで
竿あげて山道を帰って来たんだと。山道歩いている途中で日が暮れて尾根についたらほぼ真っ暗。
山の尾根を越えた所で、前方にチラチラ光りが動いて、ひいじいちゃんは「この人も山越えか。
遅くならないうちに目的地に着きゃ良いがの」なんぞ考えつつセッセと歩いてましたとさ。
前方の火がふわっとまたたいて停まり、どうやらひいじいちゃんが追いつくのを待っている様な気配。
んで、「あれ、あの人は道に迷ったんでねか?」と思って近づいて行ったら、光は消えていて、
「あんれえ??」と思った瞬間「もうし!」とドデカイ声で話しかけられて、ひいじいちゃんは
大いにビビったけど一応振り向いた。そこにはで?っかい顔、2尺もあるようなタダの顔だけが浮いてたんですと。

「ほえあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」と実にシマラナイ悲鳴をあげて、釣り竿も魚籠も全部
放り出して一目散に村まで走ったひいじいちゃん。
次の日に尾根に行ってみたら釣り竿も魚籠も回収できたけど、魚は消えてたそうな。

ばあちゃんの教訓:下りの坂道で走っちゃなんね。絶対にすっ転んで怪我する。



94: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 14:35:14 ID:tV5esuH4O
>>93
婆ちゃんの教訓そこかよ!



95: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 14:40:30 ID:tVOgN9N00
>>94
そう。えっれー現実的。さすが老いたりとは言え女だ。
ひいじいちゃんのコケ方が並でなかったんだろー、と想像してる。



139: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 17:44:20 ID:32r+v1f20
>>93
十中八九狸か何かだろ、持ってた魚がほしかったんだろうな
町から仕入れの途中に狐に魚とられた話思い出した



97: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 22:06:57 ID:Gvobck5u0
でかい顔の妖怪っていたよね。
なんて名前だったかは忘れたけど。



105: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 23:59:43 ID:MUltd0bg0
>>97
つるべ落としも忘れちゃならん。
つるべ落としは、秋の日の入りの早さを例えた言葉でもある。
逢魔ヶ時に最初に出会う妖怪かもしれんね
つるべ



98: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 22:22:52 ID:TRGyEe3a0
ずばり、大かむろじゃねえ



99: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/10(木) 23:01:59 ID:KLYFVrlxO
鬼太郎でいうぬらりひょんの仲間もそうだよな。



106: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/11(金) 02:30:13 ID:HdDDlmco0
赤舌、わいら、輪入道あたりも顔がでかかったような気がする
顔が大きいモノノケって多いよな

でかい妖怪で思い出したんだけど…
何年前かな、山中の学校に通ってた頃
半透明の大きな黒い人影が、向かいの山を「よっこらしょ」って感じで跨いでるのを見た
跨いでるっつーか、高い壁を乗り越えてるような態勢だったけども
徹夜明けだったんで幻覚かもしれないが、あれがダイダラボッチとか言う奴だろうか



118: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/11(金) 19:40:21 ID:ShRvm3Rk0
私の祖母はよく「山ではタヌキに化かされる」と言っていた。
なんでも、祖母の父親(私から言うと曾祖父)が結婚式の引き出物(料理とか)を
持って山道を帰っていたときに、山道の向こうから女性が一人で歩いてきたのと
すれ違った…ところまでは覚えていたが、気がついたら引き出物の中の鯛と
油揚げを使ったものがなくなっていた。
さらに、その女性とすれ違ったところから家まで歩いてすぐのところだったのに、
気がついたときにいたのは家から遠く離れた別の山だったそう。

油揚げがなくなったところでは「キツネじゃないの?」と、別の山にいたというくだりでは
「(曾祖父が)酔っ払って変な方向に歩きまわったからじゃないの?」と祖母に言ったけれど、
そこらへんを通りかかると、よく持っている食べ物の一部がなくなるってことがあったんだとか。
でも、確認のしようはないもんね。

四国の山の中はとかくタヌキの民話(?)が多いのも、そんな変なことがあったことがベースに
なっているのかもしれない。



120: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/11(金) 21:33:07 ID:VahUBvCy0
友人の話。

釣り仲間と二人で、山中の溜め池へバス釣りに出かけた。
早速アタリが来た。思い掛けず強い引きに驚きながらも喜ぶ。
これは中々のファイトが楽しめそうだ。

手近まで引きよせてから、グッと上げてみた。
小振りなバスが水上に現れたが、オマケが付いてきた。
バスの尻尾を、小さな毛むくじゃらの手がしっかりと掴んでいる。
腕から先は水中に没したままで。

次の瞬間糸が切れ、彼はもんどり打って転げた。
起き上がってみると、水面には大きな波紋が広がっているだけで、他は何も見えない。

「仕方ない、帰ろうか」
来て間もないというのに、仲間がそう言って道具を仕舞い始めた。
「あの手が出るとな、必ず坊主になるんだ」

憮然とした顔で二人、帰途に着いたのだそうだ。



121: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/11(金) 21:34:09 ID:VahUBvCy0
友人の話。

釣り仲間と二人で、近場の池へ夜釣りに出かけた。
場所は程良く山に踏み入った所で、月明かりの下、竿を振っていたという。

いきなり水音がした。重い物が飛び込んだかのような、そんな音。
少し離れた水辺にいつの間にか子供が現れていて、石を拾い上げては投げ込んでいる。
今時珍しい着物姿で、女の子のようだ。

「こんな時間に何してんだろ。止めてもらってくるわ」

仲間がそう言って子供の方へ向かう。
傍に達したとみるや、即座に駆け戻ってきた。
「帰るぞ!」それだけを口にし、竿を抱えて走り出す。
彼も慌てて後を追い、入り口に停めてあった車まで駆け戻った。
様子からして、自分を置き去りにしてでも帰りそうな雰囲気を感じたのだ。

どうしたんだ一体? 発進した車内でそう尋ねたところ、青い顔で答えられた。

「あの子、顔がノッペラボウだった」

街の灯りが見えるまで、二人とも口を開かなかったという。



135: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 09:37:05 ID:es5Uav7K0
>>121
夜釣りならば子供が着物の時点で警戒しないとダメですね。
のっぺらぼう系はカワウソが化かすことが多いとかw

自分も「釣れました?」って中年男性の声できかれて
「いやあボウズなんですよ」って振り返ったら誰もいなかったことがある。
そのまま釣り続けたけどなんか不可解だった。



122: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/11(金) 21:35:12 ID:VahUBvCy0
友人の話。

釣り仲間と二人で、沢釣りに出かけた。
いつもとは違う場所で釣ってみようと散策しているうち、良い感じの淵が見つかった。
あまり人の来ない場所なのか、入れ食いのように釣れたそうだ。

夢中になって竿を振っていると、急に手応えが重くなった。
根掛りでもしたかと思ったが、力を入れるとゆっくり引き戻ってくる。
高い竿を折っては面白くない。
竿を下ろして手でラインを引っ張り、回収することにした。

しばらくそのまま引っ張り続けていたが、段々気味が悪くなってきた。
こんなに長く糸を送ってはいない筈だけど。
しかし糸は延々と淵の奥方から引き出されてくる。
憑かれたように、彼は糸を引き続けた。

いきなり連れが大声を掛けてきた。
「お前、何を引き摺り出してるんだ!?」

ハッとして手元を見ると、手の中にあったのは、5ミリ程もある太い何かだった。
明らかに釣り糸ではない。黒くて僅かに弾力を感じる。
連れに指摘されるまで、彼はラインがどんどん太くなっていることに気が付いて
いなかったらしい。



123: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/11(金) 21:36:08 ID:VahUBvCy0
(続き)
慌てて手の中の物を放り出す。

次の瞬間、足元に積み上がっていた太い紐が、凄い勢いで水中に引き戻された。
ラインはあっという間に淵の中へ姿を消し、置いていた竿も没して見えなくなる。

しばらく二人で呆然と水面を見やっていたが、やがてぷかりと、彼の竿だけが
浮かび上がってきた。
恐る恐る引き寄せてみると、糸は切られていてほとんど残っていなかった。

「・・・お前、何かに釣られかけたんじゃないか?」
連れが渋い顔をして聞いてきたが、答えようもない。
すぐにその場から撤退したのだという。

以来、その淵の近くには寄らないように注意しているのだそうだ。




133: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 07:11:05 ID:U4fL6vwdO
>>123
なんか深い話だよな
自分が釣りしてるつもりが、いつの間にか釣られそうになってたなんて



143: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/12(土) 21:09:31 ID:A3J/QS0H0
私の体験した話。

青年部で委員会を開くことになった。
運悪く商工会の会議室が利用できず、メンバーの家に集まることにした。
山中に新しく造られた、小さな団地の中の一軒家だった。

部の事業についての論議が白熱し、討論が終わったのは丑三つ時を過ぎていた。
コーヒーを飲みながら雑談していると、二階の吹き抜けから声がする。
女の声だった。
何と言っているのかは聞き取れなかったが、はっきり耳に届いた。

「娘さん、目を覚ましちゃったんじゃないか。誰か呼ぶ声がしたぞ」
そう私が家主に言うと「何も聞こえなかったけどなぁ」と首を傾げながら階上の
子供部屋を確認しに行く。
その日は奥さんが夜勤で留守。
二階には彼の幼い娘しかいなかった。

「いや、ぐっすり寝てたよ。空耳でしょ」
帰ってきてからそう言うのに、今度は私が首を傾げた。
「えー、確かに聞こえたんだけどなぁ」
すると両隣の仲間が「声なんかしなかったよ。勘違いだろ」と家主に同調する。

真向かいに座っていた最後の一人が、青い顔で呟いた。
「僕にも聞こえました。
 女の人の声で、誰かしらに“来て”って呼んでました」



144: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/12(土) 21:10:29 ID:A3J/QS0H0
(続き)
場が一瞬静まりかえった後、皆が揃って立ち上がった。
「さ、夜も遅いし帰るとするか」そう口にすると、家主が血相を変える。
「ちょっ、一緒に確認しに行ってよ! 怖いじゃんか!?」

逃げ損なった。仕方がない。
皆で恐る恐る家中を見て回ったが、メンバーの他には誰の姿も見えなかった。
泣きそうな顔の家主を残し、とっとと引き上げることにする。
暗い山道を車で下っていると、少し落ち着かない心持だった。

後日別件で集まった際、メンバーの一人が奇妙な話をし始める。
祖父にあの夜のことを話したところ、こんなことを言われたのだそうだ。
『あそこらのマミは、気に入った男を山に連れ去るっていうからな。
 気を付けろよ』
マミとは人を化かす狸のことなのだという。

「お前ら、狸に告られたんじゃね?」
あの時声が聞こえた私ともう一人は、しばらくそう言ってからかわれた。



145: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 21:38:00 ID:U4fL6vwdO
おやまぁ、いろんな処でもののけに好かれやすいのねw



146: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 22:02:15 ID:SSb0fOJ00
狸って人を化かすほど知恵があるのに
何であっさり捕獲されて狸汁にされるんだろうね。



217: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/16(水) 08:09:19 ID:avxUkcc20
>>146
人を化かす狸ってのは、動物の狸じゃないって話もあるな
山にいる「そういう存在」のことを日本人は狐狸と言い
イギリス人は妖精と言ったとか何とか



148: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/12(土) 23:18:24 ID:dfftkajA0
おもろかった



149: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/13(日) 01:05:40 ID:xQ8pNVRB0
143-144
乙。
軽くてイイ感じの話でした。



163: 元登山者 投稿日:2009/12/13(日) 18:34:43 ID:rw8WD6A40
友人から聞いた話

友人から聞いた話です。
彼は、トレイルランニングを趣味にしています。
トレーニングとして、近所の山に走りに行くことがあるそうです。

ある日、いつものように頂上まで走って登り、駆け下りていると
後ろから同じように走る足音がします。
「同好のヤツでもいたんだろうか?」と思いつつ、走り続けていると
徐々に足音が近くなります。
「ハッ、ハッ、ハッ」と荒い息遣いまでが聞こえてくるので、
「あらら、邪魔だったのか?」と思い、道の端に寄り通り道を開けましたが
一向に抜いていく気配がありません。
しかし、息遣いはさらに近くなり、足音までも真後ろで聞こえてきました。
振り向いて、確認したい気持ちになりましたが、一向に抜いていかないのと
なんとも気味の悪い感じがしたので、下りの勢いに任せて全速力で駆け抜け
ました。
上り口まで100メートルの看板が見え「もう少しだ!」と思った瞬間
ふっと背後の気配が消え、「お前、ヒトのクセに足速いな」」
ボソボソっと聞こえたそうです。

「そのまま全速力でウチに帰ったよ、足がパンパンになっちまった。
 今度から、山には御守りでも持っていくことにするよ。」

彼はそういって渋い顔をしていました。



179: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/14(月) 22:44:36 ID:Nuoe9NS+0
友人の話。

釣り仲間たち数人で、山中の貯水池へバス釣りに出かけた。
その池は仲間たちがよく利用している釣り場らしいが、彼は初めてだった。
各自が思い思いの場所に陣取り、竿を振り始める。

「確かにバスは多かったみたいで、アタリも結構頻繁にあったよ。
 でも、あんまり良い池じゃなかったわ。
 バスの奴が釣られ慣れしとるっていうか、全然抵抗せん。
 スゥーっとこちらに引っ張られるままに寄せられてくる。
 ガタイは大きいのに、全然重くないんよ。
 “はいはい、どうせリリースしてくれるんじゃろ”って感じをプンプン
 させよって。
 手抜きというか怠惰というか、魚の癖に人を馬鹿にしとったよ」

そんな微妙な思いを抱きながら釣りを続けていると、グンと竿が撓った。
おお、中には根性のある魚もいたんか!
喜び勇んで格闘に入る。
抵抗を何度もいなしながら漸く釣り上げたのだが、上げてから唖然とした。

釣り上げた魚は異様な姿をしていた。
身体は大きな鮒によく似ていたが、顔が人のそれをしていた。
坊主頭で、彫りが浅くのっぺりとしていたが、どう見ても人面に見える。
白目のない黒目玉を見開き、口をパクパクとさせている。



180: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/14(月) 22:45:26 ID:Nuoe9NS+0
(続き)
どう処理するか判断を下せずにいると、横手にいた仲間が気が付いた。
「おおーい! ○○がジンメン様上げよった?!」
皆が口々に「マジかー」と言いながら寄ってくる。

「おー、ホンマにジンメン様じゃ。久しぶりに出たのー」
「しゃーない、帰るか。とっとと放しとき」

え、もう帰るんか?

「それが釣れると祟りがあるって言うんじゃ」
「とは言っても、あまり酷い祟りじゃないらしいけど」
「お裾分けなんかされとうないからの。
 お前、しばらく身の回りに気ぃ付けぇよ」
その日は結局、そこでお開きとなった。

池から帰った後、彼は立て続けに警察に捕まったという。
いずれも軽微な交通違反だが、二週間の間に六回も捕まり、都合六点の違反。
免停かつ違反者講習を受けなければいけない羽目となったそうだ。

「ジンメン様の祟りじゃ、間違いない」
そう言って彼はひどく情け無い顔をしていた。



198: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/15(火) 21:44:14 ID:LKuyvAno0
屋久島で岩と岩の間に入ったら看板が立ってて
何かの集合写真みたいのが貼ってあったんだけど
あれ何なの?何か知ってる人いる?気になる



212: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/15(火) 23:35:44 ID:KPH4fRmO0
>>198
屋久島のどの辺?
もしかしたら来年、学校の実習で見に行くよ



227: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/17(木) 12:23:29 ID:+E0h/Fma0
>>212
屋久島でそれ見たのはもう5年くらい前
なんか葬式の写真のように見えたから怖くて一瞬だけ見て逃げた
場所は覚えてないんだけどかなり山の中だった
メジャールートのすぐ横らへんにあったのだけ覚えてる
遭難した場所にそういう看板立てる習慣とかあるのかな



250: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/18(金) 20:28:20 ID:ZHrWcBwW0
昔馴染みの話。

彼の親戚に、山奥の神社で宮司を勤めている人がいる。
そこの社では人形供養もしているという。
あまり有名ではないのだが、それでも噂を伝え聞く者が絶えないようで、
年を通じて供養依頼の荷が送られてくるのだそうだ。

「藁人形とかの類はないんですか?」
私がそう冗談めかして聞いたところ、宮司さんが答えるより早く、
古馴染みが笑いながら答えた。

「いや時々あるみたいだけどね。
 そのほとんどが出し殻みたくなってて、何の力も感じられないって
 いうことらしいよ」

横にいた宮司さんは、苦笑しながらこう付け加えてきた。

「藁人形じゃないけど、本当にこれはヤバイって代物はあったな。
 薄汚れた箱が送られてきたんだけど、もう開ける前から嫌な気がプンとして。
 持ち上げたら、中でカタリと音がしたんで、心を決めて中を改めたんだけど」



251: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/18(金) 20:29:01 ID:ZHrWcBwW0
(続き)
「何が入ってたんですか?」

「空っぽだったんだ。
 間違いなく取り上げた時には、中に何か納まっていたのに。
 でもとんでもなく嫌な感じがしたよ。
 触れた瞬間、全身に鳥肌が立ったからね。
 仕方ないから箱だけ供養してみたけど、さて効果はあったのやら」

宮司さんはそう言って肩を竦めた。




253: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/18(金) 20:52:47 ID:37RR60su0
>>250
こええ…
蓋開けると同時にどっかに逃げたのかな



252: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/18(金) 20:40:28 ID:H+bVxUgZ0
250-251
乙っす。



254: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/18(金) 20:57:43 ID:TcZmGN5eO
250-251
乙です。
でもこの箱って、開けちゃいけない類いの代物だったんじゃ…



273: 我流格闘家 投稿日:2009/12/19(土) 01:22:10 ID:lWBq9JPkO
今年、体調不良が続いたので渋々病院に行ったところ、医者が精密検査を勧めてきた。
どうやらガンの疑いらしい。
色々悩んだ結果、俺は精密検査の勧めを無視して馴染みの山に籠もった。
深山の美味い空気、肌を刺す水の冷たさ、野鳥達のさえずり、
木々と語らいながら燗つけた安い酒に酔い自然の全てを満喫する事十日ほど。
俺はこの山に抱かれて死のうという覚悟でいたのだが、やたらと体調が良いので下界へ降りて病院へ。
精密検査の結果は何の異常も見られなかった。それどころかすこぶる健康体であった。
まあ、俺が早とちりしただけなのだろうけど山に惚れ直したエピソードでした。



279: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/19(土) 09:42:38 ID:l4iFkiSW0
>>273
良かったね!おめ!
俺もスケールが小さいけど、気分がブルーになったときに山に行くと
帰ってくる頃には気分が一新されてる。

山さまさまだよ。
ありがたい。



322: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/23(水) 19:29:19 ID:NZgl00GE0
知り合いの話。

彼の祖父はかつて猟師をしていたという。
遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。

「ツチノコ? あぁ見たことあるよ。
 いやいや違う、世間様がいうツチノコかどうか知らんが、そういうビール瓶みたいな
 形の、変な生き物を見たことがあるってことだ。
 ちょっと平べったかったが。
 もっともありゃ蛇なんかじゃないけどな。
 目鼻口なんかどこにも無かった」

「強いて一番近い物を挙げンなら、蛭だな。
 黄色のヌルヌルしたでかいのが、樹の上から下通る奴に飛び掛かってくるんだ。
 山刀で無理矢理引っぺがすんだけど、これがまた簡単には死なないみたいでサ。
 頭とか切り落としても、そっから新しいのが生えてくる。
 その場ですぐに生え代わる訳じゃないが、色が違っとるんで一目でわかる」

「これがよォ、変な切り方してっと、頭が二股に分かれて二つ生えてきたりしてた。
 酷いのになると、頭だけじゃなく尻の方まで、何股にも分かれた気持ち悪いのがいた。
 つっても、一体どっちが頭でどっちが尻かなんて、誰も本当のところはわかりゃあ
 せなんだが。
 出る山は決まってたけど、あまり出会しはせんかった。
 ここ十数年は出たって話も新しくは聞かんし、もういないのかもしれねえナ」



323: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/23(水) 19:30:36 ID:NZgl00GE0
友人の話。

バイクで一人旅をしている途中、ある峠道でビバークすることにした。
ぐっすり眠っていた真夜中、不躾な邪魔者に目を覚まされた。

何かが彼女の顔を、暖かく濡れた舌でベロベロ舐め回したのだ。
不快な感触に飛び起きたが、自分以外の姿は何も見えない。
だのに、何かが彼女をしつこく舐め回し続ける。
大慌てで寝袋から抜けだし、手足を振り回して奇声を上げる内、見えない何かは
ガードレールを乗り越える音だけを残し、山奥に去って行ったという。

大学のサークル室で、青筋を立てながら報告する彼女に、先輩が地図を持ち出した。
「それ、ここいら辺の山じゃないか・・・あぁやっぱり。
 そこの山々って、昔はムスビ山って言われてたそうだよ。
 ムスビってのは“産び”と書くらしい。
 山の神様に舐められた女性は、子宝を沢山授かるという有り難い所だって」

「子宝ねぇ」まだ現役の学生だった彼女は、そう言って顔を顰めていた。
ちなみに彼女、卒業してからこれまでずっと独身を守り通している。
だものだからムスビ様の神通力は、今のところ確認できていない。



324: 雷鳥一号 投稿日:2009/12/23(水) 19:32:09 ID:NZgl00GE0
友人の話。

幼い頃、不気味な夢を見たのだという。

いつも通り友だちと遊んでいると、遊び場の裏手の山から女が下りてきた。
そして友だちの内二人の手を掴むと、そのまま山へ連れ去ってしまう。
何故か皆逆らわず、黙って静かにそれを見送った。

しばらくすると、シャツを血で染めた友が一人だけ帰ってきた。
耳が片方千切り取られて、そこから流れた血がシャツを濡らしていた。

・・・そこで目が覚めた、そう彼はいう。

数日後、その裏山が一部崩落し、遊んでいた子供たちが巻き込まれた。
運悪く土砂に埋もれたのは、彼が夢で見た二人だったらしい。
大人たちに救助されたものの、一人は残念ながら亡くなってしまう。
夢の中で、山から帰って来なかった方の友人だった。

もう一人は命は取り留めたが、片側の耳が聞こえなくなってしまった。
このことがあってから、しばらくは夢を見るのが怖かったそうだ。



337: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/25(金) 17:28:53 ID:/oWie/lh0
グリンサマとはなんだ? 人に聞いた後興味があって市食べたんだがこいつはなんだか変だ
長野県の物の怪らしいんだがググっても出てこない。詳しい人がいたら教えてくれ


人、っつっても大学の教授なんだが、この人から聞いたグリンサマの話↓

・人のあらゆる部分(手や腕)がグチャグチャに融合したような白い体
・山から山へと渡り歩く。ハテノワツカという日に移動し、移動速度は非常に早い
・これが出る地域では寺社仏閣、特に諏訪大社系を一切祭らない。グリンサマは神仏を嫌うらしい
・これに出遭うと「モッコづけられる」と言う。モッコづけられるというのは何のことだか分からない
・家までついて来られる場合があり、そうなると庭の周りをグルグルと回り始める。朝には消える
・モッコづけられると肉や骨が溶ける病気にかかり、最後には人の形を失って死ぬという
・穀断ちをしている人ならばモッコづけられることはない


俺が本で調べた話↓

・天狗
・人と出会っても普通に会話する
・女の月忌みを嫌い、月忌みの女が話しかけると体を引き裂いて殺してしまう



頼むぞ



338: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/25(金) 19:33:38 ID:8gk68XwM0
>>337
諏訪大社って確か蛇の神様だったっけ



340: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/25(金) 22:49:32 ID:/oWie/lh0
>>337は田の神、山の神が交代するドンド祭りみたいな祭りのときに里に現れるらしい



341: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/25(金) 23:19:58 ID:AS0pcmuk0
>>337
長野県飯田市南信濃では
天狗とされていますよ

グリン様の通り道に娘の部屋を増築してしまったために
娘が八つ裂きにされた話

知人と御伊勢参りにいったが帰ってみると行方不明として諦められていた
しかも知人はずっと村にいた
グリン様と御伊勢参りしたに違いない

こんな話があります



343: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 00:04:56 ID:91WZir4NO
>>337
モッコはモコとかモウに近い言葉だよね
「夜更かししてるとモウ(おばけ?)が来るよ!」みたいな



346: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 07:15:50 ID:Qu+nKA6y0
近所の諏訪山神社は狐祀ってるよ



349: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 12:47:28 ID:Ook/LkLU0
天狗説があるってことで、天狗の異名・狗賓(ぐひん)を思い出した。
狗賓は山の神でもあるそうだし、転化してった言葉なのかもしらんね。



351: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 13:37:36 ID:IcZXeg8e0
天狗は転生を繰り返さない唯一無二の精霊!。



352: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 13:46:10 ID:a5NEATu4O
たしか柳田さんが
モッコについて妖怪談義で言及してたな
お化けの鳴き声がモウーとかモッコとかそんなかんじだから
お化け自体もガモウだとかモッコだとかモッケだとかになったらしい
モッケがモノケそしてモノノケらしい



353: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/26(土) 13:51:59 ID:a5NEATu4O
ちなみになんでお化けの鳴き声がモウーなのかは不明
だけど最近中国の北の方にいったら
お化けのなきまねしてくれたおばさんは
やっぱりモウーって言ってて
はっとした



375: 元登山者 投稿日:2009/12/27(日) 15:03:27 ID:Q10/IuIo0
田舎で聞いた話

田舎の知り合いから聞いた話です。
彼のうちは山を持っており、毎年、年末には祠の大掃除と御鏡をお供えに
行くそうです。
この時期は、だいたい雪が積っており、山の頂上近くにある祠からの眺め
も綺麗なので、彼はコッヘルとコンロを持って行き大掃除後に景色を眺め
ながら一服いれようと考えました。
大掃除を終え、古い御鏡も取り替えて、さて一息と湯を沸かし紅茶を作って
眼下の景色を楽しんでいると「ゴトゴト、ガタガタ」と音がします。
「ん・・・何の音だ?」とあたりを見回しても、そこは開けた山の頂上なの
で何もありません。
よくよく、耳を澄ますと祠の中から音がするようです。
「ああ、いけね。おすそ分け忘れてた。」と気がつくと、もう一杯作ると
祠にお供えしました。しばらくはゴトゴトと音がしていましたが、そのうち
静かになったそうです。
帰るときに、カップを回収しようとしましたが、湯気の立つカップの中身
があきらかに減っていたそうです。一杯まで入れていた紅茶が半分くらいに
減っていました。
「ああ、まだ飲んでるのか?」と思った彼は、カップをそのままにして
下山しました。



「猫舌の神様ってのもいるんかの?」と暢気な彼は笑っていました。



396: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/28(月) 20:10:03 ID:f6IWiyPa0
じゃあ俺がちょっと書いてみよう



397: 1/4 投稿日:2009/12/28(月) 20:11:17 ID:f6IWiyPa0
鬼になった人の話


文政十二年(1829年)、6月8日のこと。遠野南部藩からの命令で、この町で山狩りが行われた
これは館野武石衛門という猟師がリーダーとなり、辺り一帯の村や町に住む武士や町人、
農民までもが駆り出された大規模なものであった

この山狩りの目的は鬼退治であった

昔、南部藩はいくつかの「小」南部藩に分かれており、遠野はその小南部藩の城下町として栄えていた
ここにとある武士(一説によるとこの武士は南部公の叔父にあたる人だったというから、
この人も南部の姓を持つ由緒正しき侍であったことには違いない)がいた

この武士はある日、何の故があったのかわからないが発狂してしまい、
刀を抜いては人に切りつけるようになった。藩主はこれに困り、彼に閉門を申し付けたが、
それを逃げ出して山中に逃げ込んだのだという

そして山から山を渡り歩くうちにいつしか完全に理性を失った彼は、時々思い出したように里に下りては
誰彼構わず人に斬りつける「鬼」になってしまったのだという
何しろ狂人であるからその行動は全く予想がつかず、人々はただただ恐怖に震えるしかなかった



398: 2/4 投稿日:2009/12/28(月) 20:12:00 ID:f6IWiyPa0
その武士があるとき、確かな情報筋によって俺の町のとある山に逃げ込んだという情報が入った
この情報が遠野南部藩に上申された結果、南部公から彼の討ち取り命令が下った

その陣頭指揮を執るように南部公から直々に命令されたのが館野武石衛門だった

彼は村一番に名を轟かせた狩人で、豊かな体躯と豊富な経験、山の獣相手に培った胆力があった
武石衛門は火縄銃の達人でもあり、南部公から武士の位を賜ったほどの剛の者だった
しかし、今回の的は鬼だった。さすがの彼も、この名誉の仕事が成功するかは五分五分であった

彼は山狩りの直前、手に手に有り合わせの武器を持った山狩り要員に対し、檄を飛ばした

「皆様ご苦労であった。しっかり気をつけなくてはならない。もし刃向かってきたならば、
しっかりしなくては危ないぞ。いくら狂人と言えども武芸の達人であるから、逃がしてはならない。
俺は一発で仕留めるつもりだが、もし射損じると、お殿様に申し訳が立たぬ。皆もしっかり頼む」

この檄をしおに、いよいよ山狩りが始まった



400: 3/4 投稿日:2009/12/28(月) 20:30:50 ID:f6IWiyPa0
山狩りが開始されてすぐ、件の武士が発見されたという情報が武石衛門の下に届いた
我が町の陣が沢というところに、畳石という巨石があったのだが、この上は名前の通り平らで、
その上で発見されたのだという。武石衛門は一同を引き連れ、この畳石に来た

畳石に近づくと、確かに石の上に人影があった。しかし、その姿は人間というにはあまりにも凄惨なものであった

狂人の髪は伸び放題になり、上等な着物は見る影もなくボロボロになって体に張り付いていた
髭もぼうぼうに伸び、目だけが爛々と光り輝いていた。彼は畳石の上で、どこから捕まえてきたのか、
蛇を捕まえてガリガリと噛り付いていた。その姿はまさに悪鬼そのものの姿であったという

皆が狂人侍の姿に恐れおののく中で、武石衛門は先頭を切って畳石に近づいていった
そして何とか火縄銃が届く距離まで近づいた武石衛門は、静かに火縄銃を構えると、引き金を絞った

「誰か! 無礼な!」

狂人侍が発したのはその一言だけだったという。武石衛門が放った銃弾は一発で侍に命中し、
侍は仰向けによろけると、そのまま倒れて動かなくなった

勝鬨の声を上げて狂人侍に近づくと、全員が絶句してしまった。見れば、この侍は天を衝くような大男で、
筋骨隆々の体はすでに人間の域のそれではなかったという。彼は山から山へ逃げるうちに、
いつしか完全に人間ではなくなっていてしまったのだろう



401: 4/4 投稿日:2009/12/28(月) 20:31:52 ID:f6IWiyPa0
ともかく、この悪鬼を討ち取った武石衛門は、このことをすぐさま南部公に報告し、山狩りは終了した

この狂人侍はさすがに罪を重ねすぎていたためか、家中の墓に葬られるわけには行かなかったらしく、
農民たちの手によって、日陰というところの山の麓に手厚く葬られた
この侍の供養碑には『忠山了儀居士』と記された。正気を失った武士への、せめてもの手向けであった

後に、住民たちはこの侍のために念仏塔を拵え、この侍の冥福を祈願した
この念仏塔とは車仏というもので、卒塔婆に車輪がついたもので、これをクルクル回して
個人の速やかな輪廻転生を祈願するものである

人々は折々、この車仏の車輪を回して、侍の霊を手厚く弔った

この侍の霊は、現在も近隣住民によってお盆に供養されているという
この侍の墓も残っているが、風雨で風化したのか、『忠山了儀居士』の文字を読み取ることはできない





書き方のせいで創作っぽくなったが、一応我が町の正真正銘の歴史だ
このスレの本義からは離れるかも知れんが、一応歴史に登場した鬼ということで書いて見たわ
人間が鬼になるというのは割かしこういう理由からなのかも知れん



402: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/28(月) 20:55:48 ID:wEDXm7tR0
>>401
乙。
読み応え充分でござった。



404: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/28(月) 22:40:05 ID:he3+Ela+0
なかなか味わいのある話、乙でした。



405: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 00:29:12 ID:Sj5OiGArO
こういう地方の昔話を書いてくれるのっていいよね
自分の地元や縁のあるところは聞いたり調べたりしやすいけど、それ以外のはなんかきっかけないと中々お目にかかる事もないしね。



407: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 04:40:31 ID:5aUMVzj+0
鬼で思い出してけど、実家の近くに鬼を祀ってる神社がある
昔からその神社にお世話になっていて、我が家は鬼を守護神としてるみたい
でも、節分に豆まきはするんだよね
勿論「鬼は外」ではなくて「鬼は内」なんだけど
「福は内、鬼は内、悪魔外」なんて掛け声、馴染がなかったら気味悪いよね



432: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 20:55:19 ID:6TtzTtxZ0
>>407
地方によっては、普通に福は内、鬼は内、悪魔外と言うよ
君のご先祖が、その地域から移ってきたんじゃね?



423: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 12:53:01 ID:k+zMOZsg0
昔々、岩手県盛岡市のあるところに、非常に仲の悪い嫁姑があった。
ある日、その嫁姑がどちらも同時に妊娠するという珍事が起こった。

嫁はともかく姑までお元気なこって、とみんな噂したらしいが、姑はともかく嫁の妊娠が気に入らない。
というわけで、この姑はあろうことか市内のあるお寺のお地蔵様に「嫁が流産しますように」と毎日お参りを始めた。

このお地蔵様というのが愚直なほどに物分りがよかったらしく、果たして嫁は臨月に流産してしまった。
姑は喜び勇んで、身重の体をものともせず、そのお地蔵様にお礼参りにきた。

「お地蔵様のおかげであの憎らしい嫁が流産しました。ありがとうございます」と手を合わせていると、
お地蔵様が突然、口を利いた。

「なぁ姑よ。自分の嫁、孫が流産したというのがそれほどに嬉しいか?」

姑がその問いに「大変嬉しく思います」と返すと、お地蔵様は「そうか」と一言だけ返答した。

すると、にわかに姑はその場で産気づいてしまった。
姑が艱難辛苦の果てに生んだやや子は、なんとただの石の人形になっていた。



424: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 13:01:45 ID:k+zMOZsg0
よく考えたら>>423は街中の話だったwww山の話じゃないなwww
すまんすまん




実際に起こった(らしい)話。ウチの近くのある山村の話。

明治の初めの頃。天気の日であった。

突然、落雷のような轟音が響き渡り、人々は驚いて家を飛び出した。
上空には一本、棒のような白い雲が尾を曳いていたが、それ以外は何も変わることのない、ただの青空だった。
大人たちが不思議がっていると、近くで遊んでいた子供たちが悲鳴を上げた。

「あれあれ、ヤタザル(海馬を入れるザル)のような頭に二本の角がある化け物が飛んでくる!」

子供たちは恐慌状態に陥って大人たちの足にすがり付いて泣き始めたが、
大人たちには何も見えない。ただ青空に一本の雲があるだけである。

と、突然その雲の先がするすると地上に降りてきたかと思うと、大人たちの頭上をかすめ、
村はずれの西畑というところに落下した。大人たちはまた驚き、急いで墜落地点に向かった。

西畑の畑に、白煙と共にクレーターのような大穴がぽっかりと空いていた。
しかし、やはりそれ以外はやはりなにもない、いつもどおりの畑であったという。




ちなみにバアちゃんもこの件については家族に聞かされて知ってるらしい。ばあちゃんの話によると、
「昔、傘に尾のついたものが空を飛んでいった」らしい。ちなみに昼間のことだったというので彗星ではないだろう。



429: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 19:17:01 ID:k+zMOZsg0
我が町の山深いところに蒼前神社というのがあるが、その神社はある川の淵の前に立てられている。

昔、この淵の傍で仲のよい兄弟たちが遊んでいたところ、突然淵から怪物の手が出て、
兄の方をあっという間に淵へと引きずりこんでしまった。

弟の方が泣きながら家に帰って両親にこのことを伝え、すぐに村人総出で兄の救出作戦が始まった。
しかし、農民だけではなんともしがたいので、すぐに隣町から川漁師を呼んで潜らせることになった。

逞しい川漁師が淵に潜ると、果たして川底に正座している兄を見つけた。
数度の挑戦の末に兄を漁師が引きずり上げると、兄の体は怪物に襲われたとは思えないほど綺麗な顔をしていた。
まさか生きてるのではないかと皆がざわついた瞬間、両親はわっと泣き崩れた。

兄の口には、体が浮かび上がらないようにと、川石がぎっちりと詰められていたのだという。



431: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/29(火) 19:54:59 ID:Fp8TCV1f0
>>429
滝沢村の鬼越蒼前神社か?



439: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 00:53:35 ID:fhogf0no0
>>431違う。岩手県にあるのには変わりないがちょっと伏せようか。



岩手県のある町のある山の中に、誰も奥まで入ったことがない洞窟があった。
この穴の壁面にはちょっとした壁画があり、大昔は蝦夷が生活していたのだろうという。

あるとき、ある猟師が「この洞窟の奥を確かめてやろう」と言って、お供の白犬を連れてこの洞窟へ入った。
なんてことはない洞窟だったが、暗闇を暫く歩くと急に辺りが開け、光が差し込んできた。

そこには、広い空間があったのだという。
猟師は、これが世に言うマヨイガの類ではないだろうかと考えたそうだが、その割には花一本咲いておらず、
何か綺麗な御殿や姫がいるわけでもなく、やけに殺風景だったという。

猟師が犬を連れて歩いてゆくと、小川が流れており、それを飛び越えると、
どこからともなく機織の音が聞こえてきた。

人がいるのか、と猟師が先を急ぐと、そこには粗末な機織小屋があった。
音は間違いなくそこから聞こえる。猟師がその機織小屋に入ると、一人の姫がこちらに背を向けて機を織っている。

猟師が声をかけようとすると、女がフッと笑うのが気配でわかった。
女が振り返った途端、犬がけたたましく吼えた。

女の顔には、ひとつしか目がなかった。目がひとつであること以外は人間と変ったことはなかったそうだが、
遠目にも女の肌の毛穴まで確認できたというから強烈である。
猟師が腰を抜かすと、女はその一つ目顔でニィ……と笑いかけてきたそうだ。

猟師はほうほうのていで洞窟から逃げ出し、そのことを周囲の人々に語った。
それからはその洞窟に入ろうと言い出すものはいなくなったという。

そのとき連れて行った白犬はあまりの恐怖に毛が赤くなってしまい、死ぬまで赤犬のままだったという。



440: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 01:40:35 ID:mrLFROQq0
>>439
ほう…鏡石か。早池峰山だな。安倍穴とかお田植え場とか色々あるな。
ひょっとして高橋克彦の総門谷のファンか?



449: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 15:15:28 ID:fhogf0no0
>>429の蒼前淵には他にもいろいろな伝説がある。そのうちのひとつ。

我が山村で昔、盗みがあった。

あるとき、その家の家主が蔵に行ってみると、籾殻が床一面に散らばっていた。米泥棒である。
狭い山村のこと、すぐにどうかして犯人が捕まったが、その男は身寄りが一人もいない男であった。

盗人は「堪忍してけろ、堪忍してけろ」と涙を流しながら懇願するので、家主も男の身上を哀れんで、
「このことは許す。他言もしない。だからもう二度と盗みはするなよ」と盗人を許してやった。

しかしある日、このことがある男のところに知れてしまった。その男というのが非常に厄介な男で、
些細なことに難癖をつけては事を大きくしてしまうというので、村人からも恐れられていた。

この男は早速その盗人のところに行くと、まずは盗人をののしり、「盗人は死罪だ」と行って
必死に懇願する盗人を強引に家から連れ出してしまった。

盗みに入られた家主は「俺が許したのだから許してやれ。それに、あの男の家には身寄りがない。
あの男を死罪にしたら、あの家は断絶してしまうぞ」となだめすかしたのだが、この男はしつこいもので、
「お前、盗人を庇うのか。盗人を擁護する者も同罪だぞ」と騒がれれば、さすがの家主も引き下がるほかなかった。



450: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 15:16:35 ID:fhogf0no0
男は盗人を蒼前淵の崖に立たせ、泣き叫ぶ盗人を後ろ手に縛ると、無理やり頭から袋を被せた。
ここに突き落とそうというのである。

そのときだった。今まで泣き叫ぶばかりだった盗人が不意に泣き止むと、袋を被せられた顔を
こちらにぐいと向け「おい」と低く怒鳴った。

「俺は何の関係もないお前にここで殺される。この恨みは忘れん。いいか、よく聞け。
お前の家に生まれる跡取りは20になる前に皆、殺してやる。努々それを忘れるな」

その声はすでに普段の盗人の声ではなかったという。男は「この盗人め! まだ口を利きやがるか!」と憤慨し、
盗人の背を蹴飛ばして蒼前淵に突き落とした。

盗人はそれでもなんとか顔を水面に出そうと必死の様子だったが、男は岸に泳ぎ着こうとする盗人を
持ってきた竹竿で押し戻し、「早く死ね! 早く死ね!」と罵った。

それでも盗人は、常人ならとっくに息絶えてもおかしくない時間の間、必死に抵抗したという。
男は怒り、傍にあった稲杭を引き抜くと、盗人に向かって投げつけた。

稲杭が盗人の肩に深く突き刺さると、蒼前淵は盗人の血で真っ赤に染まった。
盗人はそれでも岸に向かって泳ごうとしたが、ついに力尽き、蒼前淵の底へと沈んで見えなくなった。

それからというもの、男の家では謎の不幸が続出し、せっかく生まれた息子も20になる前に急死してしまった。
男の一族郎党の男子は20になる前に皆死に、その不幸は七代に渡って続いたという。



祟りより人間の方がはるかに怖い。



453: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 16:42:40 ID:3oZMZh5K0
ここって、いつから日本昔話しのスレになったんだ?



455: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 17:51:19 ID:fhogf0no0
現代話がいいならそれなりにあるんだけどさ。



ある女性がさぁ寝ようと支度をしていると、「○○山に行け」と耳元で声がした。
○○山? と言われてはっとしたら、もう一度「○○山に行け」と声がする。
それから毎日、寝る直前に「○○山に行け」と声がするようになった。

○○山とは、その人の実家近くにある山で、大昔は霊山として信仰を集めていたという山だ。
もちろん登ったことはなかったが、あまりにしつこく声がするので、その人は登ってみることにした。

自家用車を乗り継いで○○山の麓に着いたが、正直、この山で行くところといったら頂上にある神社ぐらいしかない。
仕方なくその人は頂上の神社まで登ることにした。

その山は標高が1000メートルほどあったが、幸い登山道は整備されていたので
登山用の特別な装備がなくても登ることが出来たという。

神社はさすがに由緒正しいものらしく、整然としていたが、それ以外に何かあるわけでもない。
仕方がなく社殿に賽銭を上げて拍手を打ってみたものの、何か起こるわけでもなかった。



456: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 17:52:21 ID:fhogf0no0
女性が帰ろうと後ろを振り向くと、そこにいつの間に来たのか、男が立っていた。
スーツにネクタイ、革靴のサラリーマン姿で、どう見ても登山姿ではない。
男の顔は暗く滲んだようになっていて見えず、男の体も、なぜか周囲の景色より
色が暗く沈んでいるような気がしたという。

えっ? とその女性が驚いていると、突然その男の右腕がボトッと湿った音を立てて地面に落ちた。
女性が悲鳴を上げると、男の影がパッと消えた。

こいつが呼んでいたのか……と思うと怖くなり、女性は急いで山道を駆け下りたが、
どういうわけか帰り道がわからない。おかしい、登山道は一本だったはずだ……と思ったが、
行けども行けども笹薮だった。

おかしい……と思った瞬間、笹薮の中にスーツの男が立っているのに気がついた。
女性が絶句すると、片腕の男の体から、残っている方の腕が同じようにボロリともげ落ちた。
同じように悲鳴を上げると、やはり男の姿が掻き消えた。

女性は半狂乱になって笹薮を下った。その間にも、ふと顔を上げるとスーツ姿の男がいて、
まるで映画を見ているように体のどこかしらが朽ちてゆくのだという。

右足、左足がもげると、今度はスーツが朽ちてなくなり、ネクタイ、ワイシャツまで剥がれ落ちると、
今度は肉片がボロボロと崩れ、最後には体のあちこちから骨が覗くようになった。

死に物狂いで笹薮を駆け下り、夕方近くになってようやく駐車場に降りることが出来た。
泣きながら車のエンジンをかけて、後ろも振り返らずに家に逃げ帰ったのだという。

その後、寝る前に男の声が聞こえることはなくなった。
なぜかはわからないが、あの男はそうすることで供養になるものだったのだろうと女性は語ったそうだ。




464: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 21:33:41 ID:GR11VSdE0
>>455
面白いぞー



457: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 18:19:40 ID:bUV0IUc80
なんでそんなのが供養になるのかすごく気になるな
なんでその女性に声をかけたんだろうな
なんでばっかりだな!



458: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 18:52:06 ID:fhogf0no0
>>457
マレビトみたいなもんかと思ってるけどな
ちなみにこれは岩手じゃなく岐阜辺りの話だったと思う



461: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 20:54:14 ID:bUV0IUc80
ごめん、マレビトってなんだろうか?
ググって見たけど土着宗教やらなんやらってでてきたよ



462: 鏡石 投稿日:2009/12/30(水) 21:06:39 ID:fhogf0no0
>>461
ふらーっと現れる神様



463: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 21:32:50 ID:bUV0IUc80
ああ・・・ググった通りだったのか
あんま神様っぽい行動じゃないからスルーしてたけど
何となしに気まぐれっぽいところが神様と言われれば納得するような



467: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 21:59:32 ID:UIN4DU4r0
俺は、半村良の石の目をおもいだしたよ



469: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/30(水) 22:05:14 ID:sjqrjshu0
上州の、特に西毛の山々は一際美しいな。

嬬恋で聞いた。
浅間山山麓では天明の浅間山大焼けで凄い被害が出たがその記憶も薄れ始めた頃。
村の人々が井戸を掘ったところ水がなかなか出ずさらに掘り起こしたところ
ポッカリ空間にぶち当たった。
「これをおかしい」と松明で良くみれば家が丸ごと埋まって屋根だけ出てる様だった。
屋根を壊して中に入れば生きてる爺婆二人がいた。
話しを聞いてみると

「浅間焼けの時六人一緒に山崩れに遭い埋もれてしまった。
4人の者は横穴を掘ったが出られず死んでしまった。
わたしら2人は、蔵にあった米、酒を飲み食いしこのまま一生を全うしようと諦めて月日を過ごした。
今日、こうして再会できたのは夢のようで。」



470: 469 投稿日:2009/12/30(水) 22:06:10 ID:sjqrjshu0
話しからから数えてみると三十数年が経過していた。
その頃の人を呼んで、逢わせてやると、何屋の誰だと言うことになった。
早速、代官所に連絡し引き上げようとしたが、
長年地下で暮らしていたため急に地上へ上げると死んでしまうかも知れないといい、
少しづつ引き上げ明るさに慣れさせ太陽の光にも慣れるようにと
穴を大きくし食物を与えたという。

面白いことにこれとよく似た話が信州側にもある様で
三十数年は流石に無いが半月くらいは埋もれて救出された事はあったんじゃないかと思う。



472: 雷鳥壱号 投稿日:2009/12/31(木) 13:52:15 ID:9pYZAVe60
元同僚の話。

山中にある一軒家の改装を請けた時のことだ。
彼の受け持ちは電気関係。
元請けから連絡があった。
内装が終わったから器具付けに行ってくれとのこと。

作業をすべて終えた頃には、もう日が暮れかけていた。
掃除を済ませ、窓や勝手口の鍵を確認して玄関に向かう。
靴を履き替えて、最後に邸内を一別してから出ようとした。

違和感を感じる。
目の前の薄暗い廊下、その見え方がどこかおかしい。
少し考えた後、理由がわかった。
突き当たりにトイレがあるのだが、そのスイッチのホタルが見えていないのだ。
ホタルとはスイッチの位置表示のための補助灯で、スイッチを切っている時に
小さくオレンジ色に光る部分のことだ。
この暗さなら、玄関からでもホタルが見えなければならない筈なのに。

「結線は確認したから、恐らく器具不良だな」
手直しするために靴を脱ごうとすると、ポッとオレンジ色が灯った。
「あれ、点いた。接触不良か?」

寸瞬後、その判断が間違っていることに気が付いた。
ホタルがまた消えた。
そしてまたすぐ灯る。

薄暗い廊下を、黒い何かがフラフラと進んできているのだ。
それが揺れてホタルを遮る度に、オレンジ灯が見えなくなっている・・・。



473: 雷鳥壱号 投稿日:2009/12/31(木) 13:53:01 ID:9pYZAVe60
(続き)
慌てて外へ飛び出しドアを施錠する。
車に乗るや否やすぐに帰還したのだという。

「一瞬侵入者かとも思ったんだけど、ンな訳ないんだ。
 奥から鍵閉めながら玄関に向かって出たんだから。
 それに今考えると、あの影って重さがある物体じゃないと思う。
 廊下に不良箇所があって、歩くとギギィって鳴く部分があったんだけど、
 黒いのがそこを通り過ぎても、何の音も立たなかったからな。
 慌て過ぎて道具を忘れちまったんで、次の朝一番で取りに行ったよ。
 鍵が中から開けられた様子はなかった。
 お日様の下で隅から隅まで確認したけど、中にゃ誰も潜んじゃいなかった」

元請けや施主には、黙っておいたのだという。
「他の業者は何も見ていないって言うし。
 見間違えって言われるのがオチだろうと思ってさ」

以来、一人きりで遅くまで残業しないよう心掛けているという。



474: 雷鳥壱号 投稿日:2009/12/31(木) 13:54:03 ID:9pYZAVe60
友人の話。

渓流へ鮎釣りに出掛けた時のこと。
地元の漁協で囮用の生き鮎を買ってから、沢に下りた。
鮎を囮缶に入れ、その内からまず一匹を仕掛けの鼻管にセットし、友釣りに入る。

始めるや否や、入れ食いの状態になったという。
狙ったポイントに友鮎を向ければ、すぐに活きの良いのが引っ掛かる。
形といい大きさといい、これまで味わったことがない程の釣果だ。

良い気分で竿を振っている内、突然フッと手が軽くなった。
友鮎がバレでもしたかなと、仕掛けを手元に引きよせてみる。

その先にぶら下がっていたのは、頭だけになった友鮎だった。
鰓から下は、切り取られでもしたかのように、すっぱりと失くなっている。
少々不気味に思いながら、次の友鮎を取り出そうと囮缶に手を伸ばした。

囮缶の中には、生きた鮎は一匹も残っていなかった。
皆、先と同じように、頭から下を綺麗に食い千切られている。

馬鹿な、あれだけ沢山釣ったのに!?



475: 雷鳥壱号 投稿日:2009/12/31(木) 14:10:59 ID:9pYZAVe60
(続き)
慌てて缶の中を改めた。
中にあったのは、丁度彼が購入した数より一つ少ない、魚の頭。
鼻管に下がっている分を加えると、数がピタリと一致する。

・・・やられた、化かされた・・・
爆釣してるように惑わされて、その間に友鮎を全部喰われちまった。
その時程がっかりした出来事は、これまでの人生で体験しなかったという。

しばらく後に、顔見知りの釣り仲間にこの話をしてみた。

「○○岩の下に行ったンか。そりゃ場所が悪い。
 あっこには鮎狐ってのががいて、魚はそれこそ根こそぎ盗まれんだヨ。
 頭だけ残してくってのが、また小馬鹿にしてるよな」

そう聞かされて、再びがっくり来たのだそうだ。



479: 鏡石 投稿日:2009/12/31(木) 15:58:11 ID:jCDbnveD0
どこのどいつに需要があるのかわからないがまた昔話

宮沢という山村は昔、丈の低い柳が一面に生い茂る潅木地帯であったという
昔俺の村では春、農作業をする前に野火入れと言って下草を焼くことが慣例となっていた

その日も村の若いもんが宮沢に出て盛んに野火入れを行っていたが、夕日も沈みかけたとき、
薄明かりの中に突然として白い人影が踊った。若者はびっくりして「人がいるぞ!」と叫んだ

見ると、六部(お遍路)の格好をした一人の男が、四方から押し寄せる火に狼狽していた
この街道沿いの野原で、六部は野宿をしようかと野原に寝転んでいたのである

六部は盲目であった。若者たちが騒ぎ立てる間にも、火は野原にどんどん広がってゆく
六部は「この野郎共、俺が居ることを知っててわざと火をつけやがったな!」と大声で喚き散らした

「何だと! 人聞きの悪いことをいいやがって! そんなに死にたいならお望みどおり殺してやる!」

六部の言葉に若者の一人が激怒し、あろうことか持っていた火を六部の四方から放ってしまった



480: 鏡石 投稿日:2009/12/31(木) 15:59:26 ID:jCDbnveD0
見る見るうちにあたりは炎に包まれた。六部は火に抗おうにも盲目なのでどうすることもできない
そのうち方向もわからなくなり、ついには白装束にも飛び火し、六部は火達磨になった

「熱い熱い! 焼き殺される!」と七転八倒する六部を見て、若者どもはいい気味だと大笑いに笑った
思えばちょっとした感情の行き違いが若者たちを人殺しにしてしまったのである

六部は見る間に焼けただれ、もだえ苦しみ、ついに地べたに倒れ伏した
六部の顔は真っ黒に炭化していたが、突然六部はカッと目を見開き、若者たちを睨みつけた

六部は盲だったので、その目は白く濁っていた。炭のようになった顔に白い目がぎょろりと光っていた

「俺はここで殺される。何の咎もないのに殺される。努々忘れるな。これから七代に渡って、
お前たちの一族に盲を絶やさぬ。七代祟ってやるぞ!」

その怒号を最期に、六部は力尽きた。身に纏っていた白装束は完全に焼け爛れ、
全身の脂が焼けてブスブスと沸騰していたという

その鬼気迫る死に顔を見て若者たちは今更のように怖くなり、一目散に家へと逃げ帰った

その後、六部の宣言どおり、若者たちの子孫に目の悪いものが続出し、
ついには里が盲だらけになってしまった

今はそれもなくなったので、きっとこの話は七代は昔の話なのだという



487: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/31(木) 23:46:44 ID:DKlTU7gk0
先輩(山男)から聞いた話で、格調高くないし、前置き長くてあまり怖くないんだけど
今年最後の投下

ある山に登って、予定通り休憩したときのこと。
去年の今頃も、この山に登ってやっぱりその場所で休憩した。
そこで先輩は飯を食って、たぶん去年も座ったであろう石に腰掛け、一服した。

そう言えば去年もこの山に登ったときに、腕時計を失くしたんだった。
バンドに亀裂が入っていたから切れたんだろう。
下山したときには、もう腕になかった。
荷物を下ろしたときに引っかけて切れたのかもしれない。
荷物を下ろしたのは、休憩したとき・・・もしかしたら・・・。
ちょうど腕にしている時計の時報が鳴った。去年失くしたのの代わりに買ったやつ。
するとそれに応えるようにして、小さな聞き覚えのあるアラームが聞こえた。
音の方を覗くとバンドが切れた腕時計が石の脇にあるブッシュの根本に。

w(゚o゚)w ヘェー!! 目を丸くした私たちに、
「まあ同じ人間が、だいたい同じ天気のときに同じ山を同じルートで登れば、
休憩する場所だって限られてるし、おのずと同じとこになるもんだ。
電池さえ切れなければね。はじめからちょっと予想していたんだけどね」と先輩は笑っていた。
ただ誰かに拾われることもなく1年間アラームを鳴らし続け、
俺を待っていた時計が、なんだかとても愛いヤツだと思ったのだと。



488: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/31(木) 23:47:33 ID:DKlTU7gk0
自宅に帰って、バンド交換をそのうちしようと、先輩はその時計を机の上に置いといた。
その夜から、妙に部屋が寒いんだそうだ。
関東首都圏で初夏だから、夜でもそんなに冷え込む訳はない。
なのに夜中、寒さで目がさめる。ひんやりと露がおりてくるような冷気。
まるで山の空気だったという。毛布をひっかぶって寝たそうだ。
数日間そんな状態で、ある夜なんか目がさめたら部屋に靄が
立ちこめていたこともあったらしい。
そしてふと、家に帰って以来、山で持ち帰ってきた腕時計の時報を
聞いていないことに気がついた。

見ると、腕時計は中に露がびっしり入り、錆びついてて、
とても動くような状態じゃなかったのだそうだ。
「山で拾ったときは、そんなこと気づかなかったな、文字盤なんかろくに見なかったし」と言ってた。
まさかねえ。地上に戻ってきたら気圧や温湿度の関係で中の水が
どうにかなって、急に錆が湧いて壊れたんだろう、とも。
結局先輩は、その時計を不燃物のゴミの日に出してしまった。
そうしたらすぐに元通りの暑さが部屋に戻ってきたそうだ。
先輩曰く
「だって動かないし、部屋寒いの困るし、新しいのあるからね」



489: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/12/31(木) 23:48:33 ID:DKlTU7gk0
これを聞いた同僚(♀)の「ああやっぱ山男には惚れちゃいけないって本当なんだ」って言葉が印象的だった。
今でもこの腕時計は先輩を待って、どこかのゴミ埋め立て地でアラームを鳴らし続けているかもしれない。



499: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/04(月) 00:35:29 ID:kYw8tA3z0
『くまもと地名あらかると』から
見つけたネタを投下します

阿蘇(アソ)の地名について

日本中に同じような地名があるのは、
地形の特徴を表す語が元になっているからという説がある。
元になったと見られる古語は『アズ』…万葉仮名では安受で、
【崖の崩れ岸】という意味。阿蘇山の外輪山にもその特徴がある。

日本書紀のエピソードが元らしい、もう一つの説もある。
景行天皇がその地に巡幸してきたとき、
広大な平原に人家も何も見当たらないので
「誰か住んでいる者はいるのか」と問うたところ
男性と女性が一人ずつ現われて、こう答えた。
「私達二人、阿蘇津彦と、阿蘇津媛がおります。どうして人が居ないということがありましょうや」

それで景行天皇が、「では、この国を阿蘇と言うがよい」と答えたのが
地名の由来とも言われている。

他の、「アソ」という地名がある所で、
違うバージョンの由来があったら面白いなぁ…と思って書き込みました。



500: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/04(月) 03:03:25 ID:9OiNDV/8O
>>499
あっそ

…スマソ、ネタ振りのように感じられたので、つい。
山怖まとめサイト見ました。興味深いですね。

昔、バイク板のスレで見かけた話。
バイクで暗い山道を走っていると、遠く前方にバイクのテールライトを見つけた。
「仲間」を見つけた気持ちになったライダーは「待って待って?」と追いかけた。
でも見ず知らずのバイクの真後ろ10mとかにくっつくのもアレなんで、100mほど後方につけて、暗い山道の先導役をしていただくことにした。
スムースに流していく先導バイク。地元でベテランなのか、ブレーキを使わずにエンブレなどでコーナーをパスしていく。
(続く…)



502: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/04(月) 03:07:07 ID:9OiNDV/8O
(…続き)
「上手だなぁ」と思いながらしばらくついて行くと、ヘッドライトにガードレールが入ってきた。
「!?」急ブレーキをかけてガードレールの前で停まるバイク。
先導してたバイクは!?
明るさの一切変わらない赤い光は、夜の森の中を走って消えて行った。


…コピー元のログもないので、できるだけ脚色少なめで再現しました。
対向でなくともヘッドライトの切れてる「バイク」には注意しましょう。
あと、自身がトライアラーやモトクロッサーだからといって、森の中に入られても、この「バイク」だけは追いかけない方がいいでしょうね。



517: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/09(土) 11:13:02 ID:Culdw/Mx0
岡山の山奥でトレーリングをしたときの話。


津山市から、行重を通り抜けて北西の坂元部落へとたどり着いた。
その道をさらに登っていくと途中に小さく貝尾と書かれた青い看板があった。
そこは貝尾部落の入り口である。その看板の先で道路が二股に分かれており、
この二股を右へ行き、左に折れる細い道と交わる交差点にたどりついたとき、
なんともいえない悪寒が走った。
そこは貝尾部落の中心あたりである。
俺はなにもしらずに友達についてきたんだが、この部落の雰囲気の異様さに
「なんかここ変な雰囲気じゃない」と聞くと友達はにやりとわらい。「そりゃそうさといった」

ふきんには昔ながらの墓所が点在していた。友達はそのうちの1つを指した。
見ると享年日が“昭和13年5月21日”と刻まれている。
他のも見てみると昭和13年5月21日がやたら多い。

「津山事件ってしらないか」と友達はいった。
「なにそれ」
「八墓村は知ってるよな」
「ああ、稲垣がでてたやつか」
「あれな、全部が作り話ってわけじゃないんだぞ。あの
 あたまに懐中電灯巻きつけて日本刀と銃でバンバン人ころすってやつ
 本当にあった事件なんだ。その現場がここ」
「まじで」
「ああ、まじさ。ちょっとこっちきてみな。」友人が歩きだしたとたん倒れた。
足元をみると人間の頭ほどの大きさの石がころがっていた。
「なんで、これがこんなとこに」友人はぶつけて血が流れる頭をハンカチで押さえた。
「なんだこの石ころは」俺が触ろうとすると友人がとめた。
「それが犯人の墓石だ」 もうすこし先の方に墓所はあるはずなんだが・・・。
その後俺と友人はトレーリングを中止し、あわてて帰宅した。



522: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/09(土) 12:03:25 ID:HqQILB8Z0
>>517
津山事件は、シマコの小説が怖かったなあ。
深夜の山間部の小黒さと山の金気を含んだ泥臭が行間から立ち昇ってて…
しばらく山ん中の道沿いの集落とかが怖かったわ。



518: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/09(土) 11:29:53 ID:vYP5FOyn0
部落問題が原因で2時間で30人殺した話だっけ(最後は本人自殺)
俺同和問題とかも興味あるから【人権スレ】見てちょっと知ってるw



571: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/15(金) 23:27:14 ID:7iwrDmTq0
先輩の話。

山を歩いていて道に迷った。どこをどう歩いても、見知った道に辿り着けない。
疲れ果て、仕方なく腰を下ろして一服することにした。
煙草に火を付け大きく吸い込み、紫煙を吐き出す。
と、自分が覚えのある小道で休んでいることに気が付いた。
訝しく思いながらも、サッサと下山することにする。
以降は道を失うことは無かったという。

麓の雑貨屋に辿り着くと、馴染みの小母さんに今体験したことを話してみた。
「タブラに誑かされたね。
 いやタブラってのは狸や狐の類じゃなくて、小さな黒い蜥蜴。
 ここらじゃ人を化かすのは、昔から蜥蜴だと決まっているんだ」

「狐にも化かされたし、四国じゃ狸、中国山地じゃ川獺にもやられた。
 蜥蜴は初耳だったけど体験しちゃったし、後は狢に化かされるだけだな」
先輩はなぜか嬉しそうな顔でこう言っていた。



572: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/15(金) 23:28:13 ID:7iwrDmTq0
友人の話。

夕暮れの里道を一人下っていた時のこと。
後ろの山方から「おーい」「おーい」と口々に呼ぶ、大勢の人声がした。
振り返ると山から里道にかけて、何か黒い物がズルズルと流れ出している。
しばらく自分が見ている物が何かよくわからなかった。あまりに数が多かったので。

黒くグズグズの、爛れたように見える人型の群れ。
足が使えないのか、どの影も腕で膝行ってくる。
影の幾つかが時折手を振り上げては「おーい」と呼び掛けてきた。

考えるより先に足が動いていた。脱兎のごとく逃げ出す。
呼ぶ声はしつこく付いてきたが、決して振り返らなかった。

家に辿り着いて落ち着くと、悪い幻でも見たのかという気持ちになった。
夕食時に話してみたが、祖父が「クロハイか。捕まらなくて良かったの」とポツリ
呟いたのみで、それ以上は話題に上らなかった。



580: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/17(日) 23:09:57 ID:lA5tQ/Z90
熊野古道に観光にいったときのことだ。
とまってる民宿を朝にでて少し山の中を歩き、昼までにかえってくる予定を立てた。
散歩に気が生えた程度なので、飲食物はとうぜん持たないつもりだった。
ところが出発のとき民宿のおばさんが、「これお守りね。もっていきなさい」とチョコレートをくれた。
甘いものは好きではなかったし、ちょこれーとが名なんでお守りなのか不思議に思ったが、
が断るのもなんなので御礼を言ってポケットに入れて出発した。

天気もよく清清しい気分で歩いていたとき、突然足に力が入らなくなった。
あれ、おかしいなと思ったがとりあえず休めば直るだろうと、ちょうど近くにあった木の切り株に座った。
ところが、座ったとたん足どころか体中から急に力が抜け、おまけに猛烈に腹が減ってきた。
おかしい。ただ事でないことに気がついたがどうしようもない。近くにある手いる人もなく助けをもとめる
こともできなかった。そのとき思い出した、「宿のおばさんがチョコレートくれたな」だるく力がぬけて困難だったが
なんとかポケットからチョコレートをだして口にいれた。とたんに猛烈な空腹も強烈な脱力もなくなり。元気がでてきた。

しかし、恐怖感はぬぐえなかったので慌てて宿に戻った。予定よりかなり早く、しかもただならぬ表情をして帰ってきた
私をみて、民宿のおばさんがいった。「ヒダルさんにあったね。よかったねチョコレートもっていって」。なんだか
よくわからないが、それ以来私は熊の近辺には近づかないことにした。



583: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/17(日) 23:38:08 ID:cF4kpoTg0
>>580
熊野のひだる神の話は本でも結構出て来るね。
窪地に溜まったガスの影響みたいな自然現象じゃないかとか
色々言われてるけど、
結局は何だか分からないんだっけ。



587: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/18(月) 08:00:29 ID:Zp+KPqlt0
>>580
糖尿の気があると見た、気おつけなされ・・



582: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/17(日) 23:21:36 ID:ZtraXilx0
乙 パワースポットの逆のスポットってあるのかな



584: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/18(月) 00:53:25 ID:TYRKqpxv0
>それ以来私は熊の近辺には近づかないことにした

誤字にしても賢明な判断ではあるなw



589: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/18(月) 19:15:02 ID:rs/zHIC+0
仕事仲間の話。

遠い山間での住宅改装を請け負った彼は、毎日のように山中の峠道を越えていた。
きちんと整備された道路も造られているのだが、回り道の上に信号が多く、渋滞に
巻き込まれる率が高いので、舗装もされていない寂しい峠を通っていたそうだ。

ある日、仕事が押してすっかり遅くなってしまった晩のこと。
突然、車体後部で破裂音がして、まともに運転が出来ないほど激しく震動し始めた。
車を止めて確認すると、右後輪がバーストを起こしている。
溜息を一つ吐き、スペアタイヤの交換に入った。

運悪く室内灯が切れていた。手元が暗いため、非常用の工具が中々取り出せない。
と、後方より明かりが差し込まれた。通り掛かった誰かが助けてくれた様子だ。
「これはこれは、どうもありがとう」
目当てのレンチを手にして、礼を述べながら振り返る。
そこには、古めかしい提灯を手にした着物姿の小さい人影が、ぽつねんと立っていた。



590: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/18(月) 19:16:04 ID:rs/zHIC+0
(続き)
「えっ、このご時世に提灯?」
虚を突かれた。
一瞬言葉に詰まり、ようやっと「・・・あの」と声を掛けた途端。

提灯は地面に落ちて消え、次の瞬間、辺りは闇に包まれた。
目が闇になれる頃、ボロボロになった提灯が、地面に転がっているのがわかった。
それを掲げていた人影は何処にも見えない。
拾い上げてみたが、とても火を灯したりなど出来ない程の痛み方だった。

「どこのどなただかわかりませんが、ありがとうございました」
取りあえず丁寧に礼を述べてから、作業を続けたのだという。

その提灯、どうしたんですか? と私が問うと、
「ちゃんと持って帰って、きちんと燃えるゴミの日に出したよ」
あっさりとそう答えた彼だった。




592: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/19(火) 05:33:22 ID:4vKwXcrp0
589-590
乙っす。



593: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/19(火) 07:21:02 ID:efeRxRxc0
いい話だw
かわいい。



605: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/23(土) 17:22:22 ID:cNvoPcK00
恐くないけど不思議だった話。
友達と旅行に行くことになり、目的地が駅から遠かったのでレンタカーの手配をした。
初めての山の中を慎重に運転してそれでも一日満喫し、
レンタカー屋の最寄りのセルフスタンドに入ったらノズルがすぐ止まる。
精算したら67円。
慌ててメーター確認したら、1日で150Kmくらい走ってる。
もちろん途中で給油はしていない。

仕方ないからそのままレンタカー屋に返したらやっぱり疑われて
(セルフだったので満タン証明がなかったこともあり)
「一緒にスタンドに行って下さい」って言われたけど、やっぱり満タンだった。

11月、島根県の三瓶山での話。
出雲に集まった神様が何かしてくれたのかもしれないと勝手に感謝してる。



610: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/24(日) 08:04:08 ID:z/2q1l5XP
>>605
ずっと下り道だったとか



675: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/28(木) 17:44:38 ID:/arqt9MX0
>>605
三瓶山はたしか、水木しげる作品に登場する「のんのんばあ」が霊力を
授かった場所。実際あの山昼間でも不気味なんだよね。



606: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/24(日) 00:00:08 ID:EG8z2EEw0
ある山で遭難者が出たが、不幸なことにすぐに大雪になり、春になって再び捜索隊が山を探した。
遺体を動物が食い荒らしたのか、胴体、両手両足の骨は全て別々の場所で発見された。
後日、家族が自宅に帰って来ると、顎の骨も揃った頭蓋骨が玄関に置かれていた。
歯の治療跡から、遭難した本人の物と確認された。



617: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 00:00:16 ID:i34bbOKn0
石垣を作るため、山で石を拾っていると、積んだ石が二つに割れ、中から鼠の死骸が出てきた。
石に穴などは無い。不思議に思って一緒にいた祖父に見せると、苦々しくこう言ったそうだ。
「そりゃ外道の生まれ変わりだ。出ることも動くこともできんまま、石の中で一生を生きるんだ」
そのまま、遠くへ捨ててくるように言われたそうだ。



618: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 00:37:47 ID:hjRKjivt0
胡蝶の夢みたいな話だな



619: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 00:56:44 ID:8YcNA1EV0
そういうの好き



622: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 11:38:07 ID:okQcWlAI0
山道では局地的に霧が出るってよくあることなの?
夜中に車で走ってたら、白い霧の塊に突っ込んですぐ晴れた。
塊ってしか表現できないほど局地的だった。
周囲に民家もなくて、煙などではないと思うけど、夜中にひとりで運転していたからびびった。



623: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 12:43:27 ID:+ZPTngp30
それは魔霧。
2回までは普通に抜けられるけど
3回入ってしまうと生きては出てこれないってやつさ。



629: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 20:06:55 ID:5dtcxrUa0
もう20年ほど前。北見峠の山奥で。
当時携帯電話はまだバカ高だったから、アマチュア無線機を車に積んでいた。
里帰りで札幌方面(=旭川)に向かって走っていた。いつものトラッカー達の声が
無線機を通して聞こえてくる。
突然、
「あー、だめだわ、これ」
という声。
「どうした?」というまわりの声に答えるでもなく
「あー、立て直せないな。落ち…」
ここで無線が途切れた。

しばらく進んでいくと、下りカーブの雪壁がぱっくり割れ、遙か下の谷底に
トレーラーが落ちていた。

あとで聞いた話だが、ドライバーは死亡したらしい。



630: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/25(月) 22:31:29 ID:G25eau160
リアルでこえええ…

白滝村とかのほうの囚人が作った道路だよね。
慰霊碑がある。
くねくねして勾配が急な山道で見通しが悪い記憶がある。



635: 【地蔵①】 投稿日:2010/01/26(火) 20:42:21 ID:vvWI2NAw0
結論から言うとこの話に幽霊は出てこないし、怖い話でもない
ただ今思い出しても奇妙なモノだったなぁ、という事で書かせてもらいますが長文ですので長文が苦痛な人はスルーでお願いします

俺は今は都内に住んでいるが子供の頃はH県K市に住んでいた
今の子がどうかは知らんけど田舎だと山に秘密基地作って遊ぶってのは今も昔も変わらないんじゃないかなって思う
で、自分が子供の頃も山にある廃神社がある山を秘密基地にして菓子やエアガンを持参して日が暮れるまで走り回ってた。

まあ、親達はそこで遊ぶのに良い顔をしてなかったんだけど
と、言うのもその廃神社は「首吊り神社」って呼ばれてて、境内の側にあるでっかい松の木で何人も首を吊ってるって曰く付きな神社だったから、子供をそんな所で遊ばせたくないってのは分かる
しかしそこはクソガキ、ダメと言われればが余計に行ってみたくなる
「幽霊出たら俺達が退治してやんよ!」的なノリでエアガン持参でその神社に毎日のように行って遊んでたんだ
幽霊なんて怖くねえ!と思えたのは子供であるが故の純粋さが理由なのか、ただのアホだったからなのかはさて置き
そんなある日、俺達は神社周りを色々と探索する事になった




636: 【地蔵②】 投稿日:2010/01/26(火) 20:43:07 ID:vvWI2NAw0
その神社の周りには何故か防空壕が何個かあって、俺達が発見していた防空壕の数は四つで(他にもあるらしい)その内2つは入り口が潰れてて基地としては使えなかった為、残りの2つを主な秘密基地として利用していた
主に使っているとは言ってもその残り2つの防空壕も天井の土砂が崩れているので先に進むには困難で、土砂をよじ登って向こう側に行く事も可能だったが、土砂崩れになって生き埋めになる怖さもあってかと、その先には行く事がなかった

防空壕っていうのは「木枠で作られた入り口があって、中も天井が崩れないようにしっかりとした造りになってるもの」って炭鉱みたいなイメージがあったんだけど、その防空壕は一見すると天然の洞穴っぽいんだけど、中に入れば明らかに人為的に掘ったのが分かる
防空壕にしては頼りない造りで、こんなので爆撃防げねーだろと当時は思ったものである

後々の疑問になるが、ここを防空壕と言い出したのは俺らの時代からなのか?それ以前からそう呼ばれていたのか?本当にこの洞穴が防空壕だったのか?それは今でも分かっていない
ともあれ、基地としては不便さが目立っていたのでもうちょっと快適な基地を作ろう=新しい防空壕を探そうという事になったんだ




637: 【地蔵③】 投稿日:2010/01/26(火) 20:43:54 ID:vvWI2NAw0
それから俺達は方々に別れ神社周りを散策する事になったんだけど、防空壕なんてそんな簡単に見つかる訳がない
俺は神社境内の入り口側の雑木林に入って探してたんだけど、防空壕の代わりに奇妙なものを発見した
それは何十年前の物かは分からないが、文字も読めないほど風化している墓だった
ただ風化してる墓なんてそこら中にあったし、大して珍しいものでもなかったんだ
俺が驚いたのはその墓を取り囲むかのように地蔵群があった事
それを見た時「なんで?」って思った
だって墓の周りに普通に地蔵群があってもそこまで「おかしい」とは思わないだろ?
墓に地蔵の組み合わせなんて珍しくも何ともないし

おかしいのはその地蔵群の全てが首まで埋まっている事だったんだ




638: 【地蔵④】 投稿日:2010/01/26(火) 20:44:36 ID:vvWI2NAw0
防空壕の内部の土が土砂崩れしているのも見ていたし、この山自体の土壌が緩いのかも知れない
それで土砂が地蔵に被さったのかなぁ?と最初に思ったけど、それなら墓も同じように埋まってなきゃおかしいだろ?
それなのに墓は普通に建ってる
でも地蔵は首まで埋まってる
って事は意図して埋めてるって事じゃん?
数十年前くらいの昔に俺らのようなクソガキがここにきて地蔵だけを埋めたって可能性もあるだろうけど、悪戯にしては悪質すぎる
何はともあれ面白そうなモノを見つけた俺は一度その雑木林から抜け出し、友達を集めてそこに連れて行ったんだ
「すげー」「なんでー?」とか言い合いながらアホな俺達は「これはきっと悪者に埋められた可哀相なお地蔵様だ!お地蔵様を救い出そう!」という結論に至った




639: 【地蔵④】 投稿日:2010/01/26(火) 20:45:19 ID:vvWI2NAw0
埋まっているお地蔵様の顔をマジマジと見る、が違和感に気付く
その地蔵の形はなんていうか…地蔵には詳しくないのでアレなんだが、石を半分に切ってそこにお地蔵様を浮き彫りっぽくしてるってタイプのヤツね
でもそのお地蔵様の顔の部分がないんだよ
胴体の部分はあるんだけど、顔の部分だけは故意に取られてるって感じ
なんだか気持ち悪いなぁとは思ったけど、悪者からお地蔵様を救わなきゃって気持ちが強かったし、顔を破壊したのも悪者の仕業だ!って事で手頃な石で土を掘り返す事にしたんだ
それから俺達は一心不乱に地蔵を掘り起こす作業に没頭していた
誰も一言も喋らず、ただ黙々と
そうしなければいけないという使命感のようなものだけで手を休める事なく掘る、掘る、掘る…




640: 【地蔵⑤】 投稿日:2010/01/26(火) 20:46:05 ID:vvWI2NAw0
土は思ったより堅く、石を使っても全然掘り進まないのでみんなイライラしてたんだと思う
「かったいのぅこの土、スコップとかあればええんじゃけどどねぇ」
「なんでお地蔵様埋められとるんかねぇ?悪い事でもしたんかねえ?」
「じゃけどウチのオカンでもここまでせんでぇ?埋めたヤツはバチ当たっとるで絶対!」
何分くらい掘り続けたのか分からないが、いい怪訝疲れてしまった俺達は次第に愚痴をこぼすようになりお地蔵様救出作戦の熱が冷めてきた頃に友達がそれを見つけた
何か黒くキラっと光る勾玉?みたいなものがお地蔵様の胸元辺りから見え隠れしている
「これ何じゃろ?宝物かなぁ?」
「掘り起こしてくれたからってお地蔵様からのお礼かねぇ?」
と勝手な解釈をし、その勾玉?に魅入られたかのように手を伸ばそうとした時




641: 【地蔵⑥】 投稿日:2010/01/26(火) 20:46:56 ID:vvWI2NAw0
「カー!」
いつの間にか近くの枝に止まっていたカラスがけたたましく鳴き、その声にびっくりした俺達は同時に「うひゃぁああ!?」って奇声を発し手を止めカラスが飛んで行った空を見上げた
空はすっかりオレンジ色に染まり、俺達が居た雑木林は夕日の光も差し込まず薄気味悪く暗さだけがそこにあり、夕方独特の寂しい風が草木を揺らしカサカサ…と音を立てる
急に怖くなってきた俺達は誰ともなく「カラスが鳴くから帰らんといけんね」と、雑木林から抜け出し帰る用意をする事にした
最後まで掘り出せなかった事に多少の罪悪感を感じた俺達は「お地蔵様ごめんね」と手を合わしたが誰一人として「次はきっと出してあげるけんね」とは言わなかったのは何故だろう?
雑木林を抜け神社の境内に置いていた荷物を取りに戻る途中、雑木林の木々の間から地蔵群がこちらを見ている気がしたが俺達は振り返らず足早にそこから逃げるように山から下りた




642: 【地蔵ラスト】 投稿日:2010/01/26(火) 20:49:18 ID:vvWI2NAw0
その夜に高熱が出た、金縛りにあった、幽霊が出たとかお決まりのオチはない
その日の夜に親に首吊り神社の事を色々聞いたが大した話は聞けなかったと思う
それから俺達は秘密基地にあまり行かなくなった。
誰かの家でファミコンをするとか学校のグラウンドでサッカーをするとか、理由は分からないけど秘密基地には近づかないようになっていた
後日、近所の年寄り連中から話を聞いたけどやっぱり大した話は聞けなかったし
分かったのはじいさんばあさんが子供の時代からあの神社にある墓は古いものばかりだった事、ただ誰に聞いてもその首まで埋まった地蔵に囲まれた奇妙な墓があるのは誰も知らなかった事
この地蔵とは別に真向かいの山には首ナシ地蔵があるけど関連性はなさそうだった事…

結局今となってはあの地蔵が何だったのかは知る由もないし、今もあるのかどうかも分からない

…となるとオチ的にはつまらないだろ?w
それでだ、来月の頭に地元のH県に戻る用事があって5日間滞在するからその中でその神社に行ってこようと思うw
だけど一人で行くの怖いんだよなぁwww
長文スマソ




671: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/28(木) 08:19:37 ID:ax1yj+LT0
>>635
H県K市・・・もしかして大●ミュージアムのある街ですか?



672: 地蔵 投稿日:2010/01/28(木) 08:32:32 ID:2oh5o1sm0
>>671
正解w
H県て日本で2つしかねえええええええw




645: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/26(火) 22:04:37 ID:0Q6GGDrH0
>>642

来月が楽しみになったじゃねーかw



647: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/26(火) 22:18:33 ID:FYIsXOpO0
>>645
禿同wktk



643: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/26(火) 21:20:22 ID:LSKABed70
長文乙



650: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/27(水) 01:00:04 ID:08J3AsSy0
東北辺りの山の中にある集落の話だけど…。
その集落から山中に入り、2つ3つ越えた所に不思議な場所があるんだ。
そこは一見、何処にでもあるような木とかが生い茂ってる普通の山林なんだけど、
夏の終わり頃からその場所は異常な程にキノコ類が生い茂るんだ。地面や朽木、生きてる木にまでびっしりってな感じに。
しかもその殆どが食用になるヤツ。
でも、集落の住人達はその山に入るのは10月に入ってから。
しかし10月に入ると生い茂ってたキノコはその数が急激に減り、収穫と言うほど取れなくなる。
何故9月頃に行って取らないのか?と聞くと、
「その時期の山には神様が居て、その時にそこでキノコを取ってはいけない」との事。
まぁ、自分はキノコとかそんなに好きでも無いから取らないけどね…と笑って居たんだが…。

でも、やはり一面のキノコってのは興味があるので、絶対に取らないからと言う事で案内してもらった訳だが。



651: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/27(水) 01:23:44 ID:08J3AsSy0
追記
ちなみにその時は9月末で、ギリギリ見れそうだったから。


続き

そんな訳で、集落の知り合いに案内してもらい、その場に辿り着いたんだけど。
話に聞いていた通りにびっしりと生い茂るキノコの山。
でも、その知り合いが言うには何だか少ないとの事…。そしてよく見ると人が複数立ち入った形跡。
どうやら、密猟(?)されてるかも…って話になり、荒らされた形跡を追って山に分け入る事になった。
内心「面倒事になったな…」と思う。
知り合いは、見つけたらココは『私有地』(嘘)なので出て行くようにと言うつもりらしい。
しかし、入り込んだ人間がまだココに居る可能性は低い上に、もし密猟とかの常習犯で逆切れされたらこっちが危険なんだがなぁ…。

とりあえずそう説得し、携帯の電波が届く所まで戻って集落の偉い人に報告する事になった。
で、帰ってきた答えが…。
「昨日一昨日辺りから一台のワンボックスが近隣の村に停められたまま」

まさかとは思うがこの山に入ったかも…って訳で、もしそうなら調べてくれと。



652: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/27(水) 01:41:35 ID:08J3AsSy0
更に面倒事に…。

再びその山に引き返して探す事になってしまった。
もしもの場合(遭難とか)が考えられるかもとの事だけど。
ぶっちゃけ、多少疲れるもののそれなりの体力があれば入れる山で、
更に複数の人間全員が一度に遭難して動けなくなる可能性は低いと思いつつも協力。
正直密猟、良くてキャンプ愛好集団と予想しながら踏み荒らされた場所を追いつつ奥に行くと…。

僅かに開けた場所に火を使った形跡、そして大量のキノコが入ったリュックを発見。
どう見ても密猟にしか見えない…。
しかし周囲に人影は見当たらず、密猟者が持ち込んだと思われる荷物はその場に置かれたまま…。
どうなってるんだ?と思いつつ、少し離れた場所の木陰に居た知り合いを見ると…。
「今すぐ引き返すぞ」
そう言って早足で山を降り出した。
探さないのか?と思ったが、仕方が無いので一緒に山を降り、電波の届く場所に辿り着いたと同時に知り合いは電話をかけると。

「…密猟者のようだったが、もう終わってた…」



655: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/27(水) 03:03:06 ID:08J3AsSy0
もうちょっとだけ書くわ。

「終わってた?どう言う事?」
そう聞く自分の質問に、知り合いは非常に微妙な顔で考え込むと…。
「なぁ、キノコの茎の部分って分かるか?」
シイタケとかマツタケの部分を思い浮かべて「分かる」と答える。
「あの木陰に、人の胴程の大きさと太さの茎が数本あったんだよ…」
「… … …」
引き返して見て見ようと思ったが、知り合いは本気で止めに入った。
「とりあえず、今日は帰るぞ。10月になってからもう一回見に行くから」



656: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/27(水) 03:13:39 ID:08J3AsSy0
帰ったので後日、その知り合いから報告を受ける。

見に行った時には、そのキノコの茎はドロドロに腐れ落ちて既に原型どころじゃ無かったとの事。
そして行方不明扱いの密猟者は車の所有者から身元を調べるたら、県外の特殊な職業(ヤ○ザ構成員)らしいと。
地元のオジジとかオババに聞くと、その山に居るのは神とかと呼べるようなそんな大層なモノじゃなく、
どちらかと言うと物の怪とかそれに近いモノとの事。
10月の出雲の神在月に持って行く茸を栽培(?)してるんだろうな…って。

じゃ、その栽培してる茸を盗難された訳だから、その密猟者は怒った物の怪に襲われて茸に?
茸の傘=頭って事?
宴の席の料理にその茸の傘が並ぶのか?と…。





682: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/29(金) 03:02:14 ID:5aDWl6s30
昔、大学で考古学やってて近世の墓地調べたことがある
墓地の周りの山林には、ときどき地蔵が埋められていたりするが
大量にまとまっている場合、明治の廃仏毀釈の可能性が高い
(この場合、石仏破壊行為も多い)

逆に、単体で中途半端に埋められている場合、
そこに何か(それこそ納骨など)を
埋めた目印だったり、あとは、土地所有の境界線だったりする可能性も

広島で廃仏毀釈が激しかったかどうかは知らないが、
読む限りは、その可能性が高い気がするなぁ



687: 地蔵 投稿日:2010/01/30(土) 11:08:36 ID:L7eAIvOf0
掘り起こすのこえええええええよ!w

まあ、一応スコップは持って行く予定

>>682
うーん。。廃仏毀釈かぁ
それも在り得ない話ではないよなぁ
俺も調べたけど広島の一部地域ではそういうのもあったみたい

ただ廃仏毀釈があったとするには山奥で人がいなさ過ぎるんだよなぁ。。
まあ、行ってみて現地の年寄りの知り合いの人が居たら(生きてたらw)そっちの可能性も聞いてみるよ



689: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/30(土) 15:36:52 ID:pONDOJyR0
>>687
ソレが封印の役割を果たしとることもあるけぇ、下手にさわらんのんよ。
顔を削ったり、埋めたりしとるんは、こっちを見られんようにしたり、来られんようにするためかもしれんけぇね。



693: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/01/31(日) 18:19:19 ID:EyhU8yeiO
てかお地蔵さんに勾玉みたいな装飾品がついてることなんてあんの?



696: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/31(日) 21:16:54 ID:yj4KP5R70
友人の話。

彼は仲間たちと共に、年に何度かサバイバルゲームを開催している。
実家の持ち山を使わせてもらい、結構本格的におこなっているそうだ。
その日もいつもの面子でゲームに勤しんでいたという。

藪に潜んでいると、前方の木陰に黄色っぽい影が動くのが見えた。
あんな目立つ格好した奴いたかな?
不審に思ってスコープを覗いた。

ぼんやりとしてよく判別できなかったが、確かに人型をしていた。
しかしどうにも不可解だ。
木の幹や葉などはくっきりと見えているのに、その影だけは霞んだように
見えて、輪郭がはっきり捉えられないのだ。
まるでそこだけピントが合っていないかのようなイメージ。
それなのに、何故かそれが人型だと意識が認識してしまう。

その時、近くで連続した発射音がした。
音に合わせてスコープの中の影が、何度か小刻みに震える。
そのままパタッと倒れて見えなくなる。

直後、別の方角から大声で叫ぶ者がいた。
「誰だ今撃ったの!?
 撃たれたの、メンバーじゃないぞ!!」

彼も慌ててエアガンを下げると、影が見えた場所へ駆け出した。
わらわらと他のメンバーも集まってくる。



697: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/31(日) 21:18:12 ID:yj4KP5R70
(続き)
影の立っていたと思われる辺りを探したが、誰の姿も見つからない。

「あれ、確かにヒットしたよな? 倒れたよな?」
「しかし一体、誰が入ってきたんだ。
 注意看板は出しているし、そもそも部外者が侵入してくれば直ぐわかる
 地形だぞ。何でここに入り込まれるまで誰も気が付かなかったんだ?」
「いや俺が発見した時にはもうここに立ってた。
 ヤバイよ、俺たちより先に誰か来てたんじゃないか?」

地面を探りながら、口々にそう言葉を交わす。
どうやら皆も、あの黄色い不審な人影に気が付いていたらしい。
しかし、あまりにも不審過ぎて撃つのも躊躇われ、彼と同じ様に観察して
いたのだろう。

一人だけ捜索に加わらない者がいた。
青い顔をしてエアガンを抱きしめている。

「撃ったの俺だよ」

それだけ言うと、口が引き攣ったように震えた。

「何で撃ったんだよ!
 どう見てもメンバー外だったろ!?」

思わずそう責めたところ、泣きそうな顔になって答えた。

「撃つ心算なんかなかったよ。
 でも俺、アレと目が合っちゃったんだ」



698: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/31(日) 21:19:42 ID:yj4KP5R70
えっ!? 皆が息を呑む。
「どんな顔してたんだ?」

「顔なんかはっきり見えなかった。
 でも、俺を見て笑ったのだけははっきりとわかったんだ。
 口を歪めてさ。
 次の瞬間、思わず撃ってた・・・怖かったんだ」

しばらくは誰もものが言えなかった。
その後時間を掛けて調べたが、結局、フィールドには彼ら以外の存在は
いなかった。
妙なことに、発射された筈のBB弾も、唯の一つも見つからなかった。
そのまま解散となった。
酷く後味が悪く、また気味が悪かった。

翌日、メンバーの一人が召集を掛けてきた。
あの影を撃った者だった。
別のメンバーが経営する喫茶店に集合してくれという。
やはりトラブルになったか、そう心配しながら店に向かった。

皆が揃っても、そいつは黙りこくっていた。
しばらく様子を見ていたが、やがて我慢できなくなり、声に出して聞く。
「何かあったのか?」

そう促されて、ポツリポツリと語り出した。

「昨晩さ、眠れなくて。どうにも気持ちが悪くてね。
 自分が撃ったのが人外のモノだと思いたくはなかったし、かと言って
 実は本当に部外者を撃ったとも考えたくなかったし。
 布団の中でずっと悩んでた」



699: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/31(日) 21:20:52 ID:yj4KP5R70
(続き)
「それでふと気が付くとさ、ベッドの傍に、誰か立ってたんだ。
 電気なんて点いてないのに、何故か人だとわかった。
 血の気が引いたよ。
 間違いなく、俺がヒットしたアレだった」

「そのまま身動き出来ずにいると、またアレが笑う気配がした。
 そして何やら自分の身体を触り始めたんだ。
 グチャッ、グチャッて言う湿った音がして。
 次にポトッって何か床に落ちる音がした。
 生きた心地がしなかった」

「すると唐突にその影は消えたんだ。
 うんそう、現れた時みたいに。
 布団を跳ね除けて、電気を点けた。
 部屋の中にはもう何もいなかったよ。
 床の上に落ちていたこれを別にして」

そう言って小さなガラス瓶を出してきた。
中には汚れたBB弾が入っていた。

「丁度、俺がアレに撃ち込んだのと同じ数。
 お返しに来たんだな。
 凄え生臭いんだ。
 まるで腐った肉にでも埋め込まれてたみたいに」



700: 雷鳥一号 投稿日:2010/01/31(日) 21:22:57 ID:yj4KP5R70
(続き)
そこまで聞いて思い出した。
「あ、そう言えば。
 かなり前だけど、あの山に入り込んで自殺した女がいたらしいんだ。
 実家で昔聞いたんだけど。
 詳しい場所は聞いてないけど、もしかすると俺たちのフィールドの
 近くかも・・・」

「何でそんな重要なこと、もっと早く思い出さないんだよ!?」
全員に糾弾され怒られたという。

BB弾は知り合いの寺に持ち込んで、供養してもらったらしい。
呆れたことに、彼らは今でもその山でサバイバルゲームをしている。
ただ、流石にフィールドは別の場所に設定し直したのだそうだ。



703: 転載1/2 投稿日:2010/01/31(日) 23:27:52 ID:LV2Ebhyh0
762 :本当にあった怖い名無し :2007/05/07(月) 01:33:48 ID:L0KFEO6K0
洒落怖に投下しようかと思ってた話。

サバイバルゲームが好きなんだ。その日の会場は、ちょっとした心霊スポット。廃病院だったんだけど。
サバゲーやる人は解るかもだけど「昼間の心霊スポット」って結構人来なくていいのよ。
今度廃病院とか行ったら見てみ?多分BB弾転がってる所も有ると思う。

全部で9人。滅多に人来ないけど、間違って普通の人に当たったら洒落にならんので
一人は見張り。で4vs4でやってたのよ。

一本の廊下で、部屋のドアから顔出して打ち合いしてたんだけど、途中で俺の正面の奴(敵)が
「ストップストップーー!誰か来たーー!」
「○○(見張り)なにやってたのよ!!」とか聞こえてくる。
へぁ?って思って後ろ見たら、丁度廊下の曲がり角から誰か曲がってきた所、距離は2,30m位?もっと近かったかも

最初見た時「魚?」って思った。
白っぽいミニのワンピース着て、髪は腰くらいまでの黒ロング。その辺は普通なんだけど

目がまん丸。んで白目が無い、全部真っ黒。

まぶたが無いのかほんっとに(川<●>ω<●>川)←こんな顔してる。
気のせいなんだろうけど、見た瞬間「人ではない」って解った。幽霊だか妖怪だかは解んないけど。
金縛りじゃなくて、思考停止して動けなくなった。意味が解んないんだもん。

「え?え?」ってなってたら、その女がいきなり笑い出した。ホントに「ゲラゲラゲラ」って笑い声有るもんんだね。
大口開けて笑ってるんだけど、歯一本も無いし。
笑いながら歩いてこっち来る意味の解んない人。目茶目茶怖い。逃げなきゃ、思った時。

俺の横の部屋に居た奴が、ホルスターからガス銃出して撃ちやがったw



704: 転載2/2 投稿日:2010/01/31(日) 23:33:52 ID:LV2Ebhyh0
916 名前:名無し迷彩 投稿日:2007/05/09(水) 18:23:11
763 :本当にあった怖い名無し :2007/05/07(月) 01:34:20 ID:L0KFEO6K0
「ちょwwwおまwwww幽霊に銃は無駄だおwwww」って突っ込もう思ったら
「イヒィィィイイィィィイイイィィ!!!」みたい悲鳴上げてるヘンナモノ。構わず撃ち続ける友達
だんだん「ちょっと変な本物の人なんじゃないか?」思い始めた時。いきなり消えたヘンナモノ
意識してなかったけど、瞬きした瞬間消えたんだと思う。後に残るのは変な臭いだけ(オゾン臭?)


取り敢えず皆で集まって、タバコすいながら状況確認(今思えば良い度胸だ、その場でやってたし。)
大体みんな「同じモノ」見てた、細部は違ったけど、みんな軽くパニックだったみたいだし。
で、撃った奴に「あの行為は何だ?」聞いたら。

「弾(BB弾の弾)一晩神社の水に漬けてみた。」だそうな。

心霊スポットでやるって解ってたので、何か有効っぽい武器準備したそうだ。
(水に漬けたスローイングダガーも持ってた。)
その後のオチは無いし、由来見たいのも不明、聞きたくも無かったし。そのまま帰って「コンパのネタ」になった。


見張りは彼女と電話してた。


 と、言う訳で、雷鳥さんの書き込みを読んで、そう言えば似た様な、でも笑える話があったなと
 思って探してみました。雷鳥さんの話と立場が逆ですがw

 昔、梵字を一弾に一文字づつプリントしたBB弾があったそうですが、残念ながら今は絶版だそ
 うです。今も発売されていれば、リアルで陰陽弾を喰ry



723: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/03(水) 23:42:26 ID:7UW3t2BM0
知り合いの話。

彼は昔、犬を連れて猟をしていたという。
「気持ち悪い山があったよ。
 山というか谷地なんだが、そこは絶対に犬を連れて行ってはいけない
 と言われていたんだ。
 近よっただけで、犬は尻尾を足の間に入れて怖気づいてしまうらしい。
 うっかり足を踏み入れようものなら、いつの間にか連れていた筈の犬が
 いなくなっている。
 目を離した覚えもないのに、忽然と姿を消すらしい。
 一旦尻尾を巻くと、もうその犬は駄目なんだそうだ。
 何とか離さず家に連れ帰っても、その日の夜の内にいなくなってしまう
 んだとさ」

「あそこには犬に執着する何かがいると言われていたよ。
 だから僕は近よりもしなかった。
 愛犬がいなくなると凹むだろうからね」

犬隠し。

その谷地はそう呼ばれていたそうだ。
何が犬を獲っていたのかは、今では誰もわからない。



774: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/11(木) 18:21:08 ID:upg1Ua7H0
知り合いの話。

奥山でフィールドワークしている時に、大きな蝸牛を見つけた。
彼の家で飼っていた猫ほどもあったという。
これは新種かと思い、捕まえようと手を伸ばした。

すると殻の口から、尖った毛むくじゃらの顔が突き出された。
鼬によく似ていたらしい。
そのままずるりと細長い身体を引き摺りだすと、そいつは足早に藪の中へ
姿を消した。
蝸牛の殻を背負ったままで。
まるで、殻も鼬の体の一部のように見えた。

後に里の実家でこの話をしたところ、祖母からこう言われたそうだ。
「殻付きの鼬を見たって? それはクダって生き物だね。
 係わり合いにならない方が良いよ、次からは無視することだね」



775: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/11(木) 18:21:52 ID:upg1Ua7H0
知り合いの話。

地元の山に、ちょっと変わった謂われを持つ窪地があるのだという。
一見は普通の窪みにしか見えず、別に変わったところがある訳ではない。
ただ雨水等が溜まらないよう、古いがしっかりとした側溝が付けられている。

人が来ることもない荒れた窪地に、なぜ側溝が整備されているのか。
言い伝え曰く、ここに水が溜まると大蛇が姿を現すからなのだと。
蛇と言っても普通の蛇でなく、身体のあちらこちらに人の頭が付いていると
いう異形の姿だ。
ヤガシラと呼ばれていたらしい。
八頭という字を当てると聞いた。

人を襲ったことはないらしいが、これが現れると疫病が流行ると伝えられていて、
それで江戸時代の終わりに窪みの縁を切るよう、溝が設けられたそうだ。

今ではこの話を知っている者も少なくなった。
しかし誰の仕業か、いつ訪れても、溝は綺麗に手入れされているという。



776: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/11(木) 18:22:45 ID:upg1Ua7H0
友人の話。

祖父と一緒に茸狩りに出掛けた時、見たことのない茸を見つけた。
採ろうと手を伸ばしたところを祖父が止める。

「それはコシクダケって呼ばれている茸だ。
 大層美味いというが、食べると呼び名通り腰が抜けて動けなくなる。
 捨て置け」

手を引いた彼を見ながら、こう付け加えた。
「聞いた話では、昔はこの山に住んでいた女が、人を捕るのに用いていたらしい。
 迷い込んだ者にこれをご馳走して、逃げられなくなったところを捕まえていたんだと」

山に住んでいた女?

「山姥。大昔はこの山にも棲んでいたらしく、何人も獲られたって聞いた」
祖父は平然とそう答えたという。



778: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/11(木) 20:04:49 ID:PLwZMcUs0
>>776
食人かい…



790: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/12(金) 02:43:47 ID:Gfjq/M94O
秋田のじーちゃんが、いつもの如く山小屋へ行った。
山小屋につくと、突然「帰れ」と聞こえて帰った。
その晩庭に金色のネコ位の動物が来て、こちらを見てた。
翌日に山小屋に行ったら熊にボロボロにされてた。その年は入山を諦めた。
あの動物は何だったのか?光獣なんてあれ以来見てない。



836: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/19(金) 20:03:53 ID:SBnIgEduP
H県民ですが、地蔵さんの話が非常に興味深く楽しみに思っています。
ちょっと調べてみたけれど、呉市近辺でお地蔵さんに関する怪談ってのは
とくに無いみたいね。廃仏毀釈とともに捨て去られた民話もあったんだろうか?

広島~呉の沿岸部は景色が綺麗だけど、忌地・忌山に関する伝承も多いみたいだね。
自分の出身地域の神社も祟り鎮めの為に作られた神社で、土中から出てきた仏像を祀ってあるそうだ。
山で神隠しにあったという昔話も地元の年寄りから聞いた覚えがあるけど、
さてさて、山の神社に祀られている神さまは本当は一体どんな存在なのやら。



843: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/20(土) 12:35:37 ID:ac+RJytL0
>>836
「広島~呉の沿岸部は」なんて書いたら県名をわざわざイニシャルにした意味がないと思うんだ



847: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/20(土) 19:21:37 ID:QAwiEXUB0
知り合いの話。

山奥の集落に停泊していたある夜。
尿意で目が覚めた彼は、屋外の厠に行って用を済ませた。
庭に置いてある手水鉢で手を洗おうと、中を覗き込んだ時。

水面に白い大きな円盤が映っていた。満月だ。
あまりの美しさに、思わず手を伸ばしたという。
次の瞬間、水の中から細い物が二本伸び出してきて、彼の腕を掴んだ。
幼子の細腕、そう見えたと彼は言う。

慌てて振り払うと、腕は直ぐさま鉢へ戻って消えた。
水面の月も乱れて消えた。
天を仰ぐと一面の星空、月など何処にもない。

――あぁ、そう言えば今日は新月だったな。

ようやっとそのことを思い出し、手水鉢を無視して母屋まで戻ることにした。
集落に滞在中、腕に掴まれたのはその一回きりだったそうだ。

月で人を釣ろうとするなんて、風流な物の怪もあったものだ。
そう彼は笑って言った。



848: 雷鳥一号 投稿日:2010/02/20(土) 19:22:19 ID:QAwiEXUB0
知り合いの話。

彼の祖父はかつて猟師をしていたという。
遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。

「山に入っとった仲間が、青い顔して早々に帰ってきた日があった。
 そいつが利用してる狩り場へ行こうとしたら、仰山の骸が落ちとったちゅうての。
 ほとんどが雉だったそうじゃが、どうしたことかと寄って調べてみたところ――」

「倒れとるどの鳥にも、目玉が無かったんだと」

「“こりゃ十二様(山の神)が大荒れしてらっしゃる!”って思ったんだと。
 恐ろしくなって一目散に逃げ帰ったそうじゃ。
 本当かってんで、何人かで連れ立って、そこンとこの山道に行ってみた。
 もう何も落ちてはいなんだが、えらく腐臭がしておった。
 嫌な前触れだのう、そんなこと話しながら直ぐに山ァ下りたわ」

「その秋は、本ッ当に何も獲物が獲れんかった。
 まぁ皆予想はしとったんで、出稼ぎ入れたり内職入れたりしとったけどよ。
 十二様が怒っちまうと、鉄砲撃ちは何も出来ねえナって実感したわい」



858: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/21(日) 15:37:23 ID:X2gfHsHM0
>>848
十二様が切れた理由が知りとう・・



852: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/20(土) 21:41:38 ID:czGX+EZx0
山の神様は何をされてそんなに怒ったのか教えて欲しい…
山の神様にとってタブーな事って何だろね。



853: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/02/20(土) 21:42:22 ID:JeU2ug8B0
火?



927: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/18(木) 22:08:48 ID:uaydoqr70
昔じいちゃんの家にいたもと猟犬の秋田はかしこかった
遊びに行くたびに散歩に連れてってやったが
引っ張りまわされるようなことは一度もなかったから、今思えば俺が散歩してもらってたんだろうな

ただ散歩してるとき時々アサルト・モードに突入していた
(U^ω^)わんわんお、たのしいお
シャキ━(U゚ω゚U)━ン!!
(U゚ω゚)スタスタ (吠えない唸らない牙もむかない、
ただ無言になり、呼吸音も自重するようになる、道端の草に興味を示したりする犬散歩時行動も一切なくなる)
(゚ω゚U) ギョロ(どこかに視線を叩きつける)
(U゚ω゚)スタスタ
(゚ω゚U) ギョロ
(U゚ω゚)スタスタ
(゚ω゚U) ギョロ

こんな感じになってた
なんか野良猫かネズミかヘビでもいて、猟犬のころの血が騒ぐんだろう
と思ってたし、じいちゃんもそういってたが
時々電信柱の上(カラスとかがいるわけでもない)とか空とか
絶対生物がいない所に向かってアサルト・モードを発動させてたのはちょっと不思議だった

地域が山なだけで別に山コワじゃなかったな、すまん



928: 転載 投稿日:2010/03/19(金) 00:14:30 ID:t3BT/G+F0
283 名前: 恐い [sage] 投稿日: 2010/03/18(木) 17:42:51 ID:vU8KC6s50
 同人関係ないけど自分が同人者なので。

 日本ならどこにでもありそうな、山のふもとに住んでいる。
 山と言っても2~300mの、近所の小学校が遠足に行くような山だ。
 ご多分に漏れず杉の植樹もしてあるので、
 花粉症が発症してからは季節じゃなくても近づかなかった。

 ある日、その山の夢を見た。
 山の入口で、これから登ろうとしているところだった。
 目が覚めてからも、これから登るぞー!というワクワクした気分が残っていた。

 だから、次の休みに何となく、その山に向かった。
 入口は我が家から500M先だ。頂上までは林道が通っているし
 遠足で登ったこともある。お茶のペットボトルだけ持って歩いていると、
 たまたま同級生に行き会った。嫁に行ってもう地元にはいないのに、珍しい。
 地域に同い年の女子は3人しかいなかったので幼い頃は仲良かった。
 育つに従って趣味の違いwから疎遠になっていたが。
 その子もこれから山に登ろうかと思う、と言う。
 「なんか、夢に出てきたんだよー」と。

 夢の名残のワクワクした気分は吹っ飛んで、
 「私も見た、その夢…そこの、入口で、これから登るんだー!ってワクワクしてるの」
 と言うと、相手もなんとなく嫌な顔になった。
 どちらからともなく、今日はやめようという話になった。
 
 翌日、地域の3人しかいない同い年の女子の、もう一人が死体で見つかった。
 あの山で。

 死んだ子も大人になってからは疎遠だったし、嫁に行った子もあの後合ってないし、夢との関連は分からない。



932: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/19(金) 11:50:56 ID:NG9b+65/0
>>928のは
1.死んだ子が同級生二人を呼んだ
2.何者かが同級生三人を呼んだがうち二人はびびって帰り、一人だけ犠牲になった
どっちだろう。



929: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/19(金) 02:20:35 ID:JqS92pt/0
そらどー考えても呼ばれてるでしょー、とコピペにマジレス・・・



930: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/19(金) 08:08:40 ID:ZWiKbeDG0
コレは怖い。



933: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/19(金) 13:16:41 ID:fR0LFT4t0
3.結婚した子が山中でもう一人を殺した後下山
  途中で話し手に出会う



934: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/19(金) 13:23:51 ID:yWhguokt0
>>933
それはちょっと観点が違うんじゃないか?
3だと結婚した子が山に登ろうか、と言うはずがない



940: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 16:31:23 ID:Mtt+keyT0
10年ほど前になるが、一人で山登りして下山する途中。
突然の雨に足止めされて、でかい木の下で雨宿りをしていた。
ふと、食べ残しのおにぎりを食べながら、ボーッとしていた俺のすぐ近くで
人の声が聞こえた。
見回したが、誰もいない。
気のせいかと思ったが、雨音に混じって「左ぃ・・・左ぃ・・・」と聞こえる。
薄気味悪いので無視していると、雨が小降りになって来た。
逃げる様に木の下から離れたが、去り際に自分のいた左側をチラリと確認。
そこには、特に何も無かった。



941: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 16:32:13 ID:Mtt+keyT0
登山口に着いた頃には、気のせいだったと思い始めていた。
妙に腹が減ったので、近くの飲食店に直行。
客は俺以外におらず、時間的にも店が閉まるギリギリくらいだったと思う。
天丼大盛りと蕎麦を注文したが、店員の様子が少しおかしい。
「閉店前にKYだったか」と思っていると、厨房から男性が2人出て来た。
料理は持っておらず、年配の男性の方が開口一番言った。
「あんた、何して来た?」
「?」という顔をしている俺に、もう一人の中年男性の方が尋ねる。
「山で何か変な事なかったか?」
俺は、木の下で聞いた声の事を最初に思い出した。
その事を話すと、2人は納得した様子で厨房に戻って行った。
しばらくして、注文の料理+山菜の定食みたいなものが運ばれて来る。
不思議に思ったが、ペロリと完食した自分にも驚いた。



942: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 16:46:46 ID:Mtt+keyT0
食事を終えた頃、ヨボヨボの婆さんが来店。
客かと思っていたが、再び厨房から年配の男性が来て、俺の方に婆さんを誘導した。
何事かと思っていると、婆さんは俺に向かって何やら祈祷をして、最後に背中を
思いっきり叩いて店を出て行った。
物凄い衝撃だったが、その割りに痛みは感じなかったのを覚えている。
ただ、満腹感もあってか、しばらくは動けず声も出なかった。

当然ながら、婆さんを店先で見送った年配の男性に、一連の出来事について尋ねた。
どうやら、俺には何かが憑いており、それがパッと見て分かったらしい。
正体は分からないが、「それ」は強い飢餓感を持っているのだという。
かなり昔から存在しており、婆さんはそれ専門の祈祷師みたいな役だった。
憑かれた奴の大半は、山中のお堂で悪さをした結果らしく、俺の様なケースは結構
珍しいものなんだとか。
「左ぃ」ってのは、左方向ではなく「ひだるい」という方言だった。
ひもじい、腹減ったという意味。



943: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 16:57:44 ID:Mtt+keyT0
食事代は無料だった。
本来なら、注文分だけで2000円くらいだったのでラッキーだった。

それから、約半年後。
俺は再度同じ山に登った。
教えられたお堂の場所に食べ物を供えて、軽く御祈りして下山。
別に勧められたわけではなかったが、何故かそういう気分になって行った。
登山口の同じ店で食事に行くと、向こうも覚えていたらしく、俺がお供えを
して来たと言ったら食事を少しサービスしてくれた。
それ以後、半年~一年の周期で変なものを見る様になり、それを機に登山に
行くのが習慣になってしまった。



949: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/22(月) 02:16:43 ID:sHLIMFFD0
>>943
登山に行くのをやめた…と続くと思ったら習慣になったのかw



946: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 19:28:52 ID:cDKX3eQ70
変なものを見る様に成ったってkwsk



950: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/22(月) 19:37:25 ID:Ly6tbxrc0
>>946
最初に見たのは、俺の部屋に漂っていた「もや」。
煙よりも薄かったが、明るい中でもハッキリと見る事が出来た。
「もや」の中に、山水画の様にお堂の風景が浮かんでいたので、又お供えを
しに来いという催促の合図なのだと思った。
大抵は「もや」の形だが、一度だけ人間の形で来た事があった。

その日は父親の葬儀が終わった日で、親族が帰ってやっと一段落着いた頃、
妙に喉が渇いたので台所に行った。
家の台所と居間は繋がっていて、グラスに水を注いでいると、居間の方から
視線を感じたので顔を向けた。
居間には、和服の女性が一人座っており、その後ろに大勢の男性が並んで
座っていた。
それほど広くないフローリングの居間だったが、男性は数十人いたと思う。
居間の奥行きが、その部分だけ広がっている様な錯覚じみた光景だった。
目が合うと、女性が最初に深々と頭を下げて、男性も全員それに続いた。
グラスの水を一口飲むと、全部消えていた。



947: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/21(日) 20:51:34 ID:7YWRHTS00
山には何かいる



951: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/22(月) 19:46:23 ID:Ly6tbxrc0
消えた後に「もや」が少し漂っていたので、お堂関係だと思った。
さすがに、それからすぐお供えに行く訳には行かなかったが、半年程して
山に行った時に何となく思い出していると、お堂の中から何かいい香りが
して来て、誰かが中にいる気配がした。
少しびびって確かめられなかったが、悪い気配では無かったと思う。
女性は、赤地に金刺繍の立派な服を着ていたので、偉い人かも知れない。
男性は全員黒っぽい服を着ていたが、マゲは結っていなかったので侍など
では無い気がする。
昔の人の雰囲気はあったが、いつの時代かと言われると分かりかねる。



954: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/22(月) 23:55:10 ID:pMM8VXpV0
>>951
いいですね・・・
もっとお願いします。



955: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/23(火) 00:45:54 ID:WARrTAXE0
>>954
低血糖症状そのものだな。
四国だと特にお遍路で具合悪くなる人が多数居そうだ。



953: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/22(月) 23:06:24 ID:WTOhsiKw0
四国住みだけど、昔ばあちゃんに聞いた事がある。
山道を歩いていると、不意に物凄く腹が空いて動けなくなる時があるって。
山で餓死した人が取り憑くんだって。
それを、ひだる神って言うんだって。
その時、何か食べ物を一口でも食べると動けるようになるから、山を歩く
時は、すぐに食べられる何かを持ってなくちゃいけないって言ってたよ。



956: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/23(火) 13:03:47 ID:ZsP7qLE00
やっかいな神様だなぁ。。



959: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/23(火) 18:51:42 ID:P9a/AzPv0
水木しげるも「ひだる神」の体験をしてるね。
子供の頃だから鳥取県での話だろう。
南方熊楠のお供も憑かれた事があるらしい。
神様というより餓鬼の一種と言われてる。



960: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/23(火) 20:34:16 ID:9P7eXXml0
お遍路は、自ら望んで回っている人ばかりじゃないからね。
特に昔は、家を追い出されて乞食同然で回っている人もいた
という事だよ。
のたれ死ぬしかない人達がたくさんいたんだってさ。



961: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/23(火) 23:49:48 ID:8VjumKof0
お遍路してれば、多少の施しはもらえるからね。
お札の代わりに食べ物を渡して、自分の代わりに遍路をしてもらうという。



962: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/24(水) 23:20:39 ID:QCegB4Zv0
ひだる様にあたったことある。
山にワラビを取りに行って、腹減ったなぁと思っていたら急に膝が抜けたようになった。
足首から下は動くんだけど、太ももと膝に全然力が入らない。
脳疾患か脊髄を痛めたかとか思った。
すぐに親父に発見され、ジュースをもらって飲んだら治った。
親父にはひだる様にあたったと言われ、最近珍しいとも言われた。



967: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/25(木) 06:28:01 ID:m6X45pKx0
山じゃないんだけど、歩いて10分程の店に向かう途中、
近道しようと、田んぼのあぜ道を歩いていたら、なんだか足に力が入らない。
やっとの思いで店に付いた時には、手を商品棚に掛けて立ってるのがやっと。
手が上がらなくなり、呂律も回らなくなって、よだれが垂れる。
店員さんに椅子を用意してもらい救急車の手配。
脳梗塞の前段階の発作と診断された。
入院の手続きの話が進む中、回復の兆しが。
そして、入院を断り自宅療養というか、その時にもらった薬を飲んだだけ。
もしかして、ひだるま様?まさかね。



968: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/25(木) 07:14:32 ID:GR7h4vVe0
なにやってんだ。
すぐ病院行け。



972: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/03/25(木) 23:13:18 ID:NzhxcYsj0
ひだるま様…
怖さがグレードアップしてる…




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