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【閲覧注意】一番ビビった検索してはいけないワード
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4618400.html
トンンエル


34: 本当にあった怖い名無し 2008/05/26(月) 09:39:14 ID:92WtV5lIO
むかし山仕事してた時、帰り道で明らかに空気が変わり、「嫌な感じだなぁ」
と思いながら下山してたら道に迷った。
夜中まで歩き続けて街の明かりが見えた時には安堵で腰が抜けたw
山向こうの町だったw
何が不思議かって、道を間違える筈なんてないのに間違えた事。
あの劇的な空気の変化…言葉では言い表せない嫌な雰囲気…
今でも化かされたか異界に入り込んだと本気で思ってる。



42: 本当にあった怖い名無し 2008/05/26(月) 21:27:49 ID:dr6VQnGR0
テレビ中継回線のテストで山に数人で登った時、車に測定器
の部品を忘れて来たのに気が付き、一人で下山した。
ほぼ一本道だったのでまさか迷うなんて考えもしなかったが、案の定迷ってし
まった。

大して高い山でもないのでとりあえず下ればふもとに着くだろうと思い歩き続
けたが最後は獣道になりどうしようもない不気味な空気に変わっていった。
恐怖感で無我夢中で下山したらゴーストタウンのような集落に出た。どの家も
空き家みたいで朽ち果ててる感じがした。

もうどうしようも無いので携帯電話で迎えを呼んで何も無くその日の作業は終
わったのだが、その後地元の人にその話をしたら「あそこに行ったのか・・」
という返事だけが帰ってきた。
別に恐い話ってわけでもないけど、自分は最高に恐かった日でした。



37: 本当にあった怖い名無し 2008/05/26(月) 20:09:08 ID:0rSJVWz2O
携帯から失礼。
ちっとも怖くないかもしれないが、不思議な体験をひとつ。


自分は群馬県在住なんだけど、両親が自然好きだった事もあって、毎年夏になると同県にあるT岳まで出かけている。
登山目的だけじゃなくて、バーベキューしたり、ハンモック吊して本読んだり…。沢蟹取りが大好きな子供だった自分は、よく父の後にくっついて、チョロチョロ流れる沢を探検したりしてた。
この体験をしたのは小学生の時で、この時、両親は2人共バーベキューに夢中だった。お腹がいっぱいになってしまった自分は、1人で近くを探検してみようと思った。

この辺は毎年来ている場所だったし、遠くに行くつもりなんて更々無かった自分は、そう遠くない所にある滝へと足を運んだ。初めは水辺でバシャバシャ遊んでたんだが、ふと顔を上げた時、流れ落ちる滝の横に、獣道があるのを見つけた。
今まで何度も来ていたのに、そんな獣道を見たのは初めてだった。
なんだろう、あれは。



38: 本当にあった怖い名無し 2008/05/26(月) 20:12:36 ID:0rSJVWz2O
あの獣道の先…滝の上には何があるんだろう。見たい。確かめたい!
いつもならそんな事、絶対に思わない。だって超ビビりだから。父を呼んで一緒に行って貰う事も思い付かなかった。ただ、視線の先にある獣道に進まなければと、そう思ったのを覚えている。
獣道は思ったより急でぬかるんでいたけど、木の根っこや草を掴みながら必死で登っていった。けれど、登りきった先には、自分が想像していたのとは全く違う景色があった。

滝なんてない。
石。そこにあったのは石だった。
真っ白な石が、一面を埋め尽くすように、どこまでも続いている。
そしてその白い風景の両端には、深い緑色の木々が、沢山生い茂っていた。
怖い、怖い!上手く息ができない。
どうして来てしまったんだろう。ここは来てはいけない場所だ。
見た瞬間、直感的にそう感じた。幽霊を見たとか、ホラー映画を見た後の怖さとか、そういうんじゃない。何て表現したら良いか分からないけど、その場所は綺麗だったんだ。綺麗すぎて怖かった。人間が来る所じゃないって思った。
だってそこは、今までしていた水の音も風の音も、鳥の声もしなかったんだ。痛いくらいに静かで、無言の圧力をかけられてるみたいだったよ。



39: 本当にあった怖い名無し 2008/05/26(月) 20:14:19 ID:0rSJVWz2O
自分は怖くて怖くて、うずくまりながら目を瞑って、泣きながら父を呼んだのを覚えてる。
次に目を開けたのは、父の背中の上だった。河原でうずくまってたって言われたけど、あれは絶対夢なんかじゃない。
大学生になった今でも、夏になるとT岳へ行っているけれど、あの場所に行けたのは1度きりだ。

長々とスマソ。
誰か、同じような経験した事ある人いない?



229: 本当にあった怖い名無し 2008/06/29(日) 18:14:40 ID:tRleQUma0
>>38
>その場所は綺麗だったんだ。綺麗すぎて怖かった。

よく分かるよ、それ!
自分も奥多摩の籠岩(?)の近くで似たような心境になったことがある。
清浄な空気が満ちてて、怖れではなくて畏れを感じたよ。
趣味で写真を撮ってるんだけど、そこでは一枚も撮らなかった。
なんか写してはいけない気がしてね。



44: 本当にあった怖い名無し 2008/05/27(火) 00:09:04 ID:2XxgGU7k0
そーいえば俺もあったな
幼稚園か小学低学年の頃に動物園内の木陰で敷物ひろげて家族と親戚で昼飯を食ってた
食い終わって暇だから策の外にある裏山を登ったら変なの見た
覚えてないけどその時の俺かなり興奮してて熊がいる!とか叫んで降りてったな
親に話しても信じてもらえずしょぼ~んってなってた
何見たか全然思いだせん。風景だけは微かに覚えてるが
なんだったんだろ



85: ステップワゴン 2008/06/01(日) 15:16:08 ID:An2d+v+F0
5、6年前茨城県某所を自転車で遊んでいたとき、ふと入ったことのない路地を
見つけた。
上り道で上を見ていると山というか丘というか、木で覆い隠されているような場所だった。
好奇心だったのかなんだったのか、登りたくなったので、進んでみることにした。
一番上で下を見ると、澄み切った池があった。
ふと見ると、鯉が数匹泳いでいた。
見かけから5,60cmくらいだったと思う。

しばらくそこで違うみなれない風景を見ていると、池の方からオゥゥゥという声?
と共に鯉がバシャ!!と飛び跳ねる音が聞こえた。
びっくりして見に行くと、真っ黒な尻尾のような者が見えた。
しばらく見ていると、鯉の腹だけが食われた死骸が浮いてきた。
不思議に思い、ずっと見ていると今度は真っ黒な蛇のようなものがこっちを池の中から
ずっと見ている。

びっくりしたのは、その顔の大きさが一匹の鯉ほどの大きさがあったことだった。
その後、その顔はゆっくりと水の中に消えていった。
結構暗くなっていて、かえって色々と調べてみたがどこにもそのような生物のことは
ことは載ってもいなかった。
後日、改めて行ってみると、以前の澄み切った池ではなく、濁った池になっていた。
アレはなんだったのだろうか・・・・・
もしかすると、竜神とか、池の主的なものだったのか・・・・・
池の水は今も濁っている。



86: 本当にあった怖い名無し 2008/06/01(日) 18:08:06 ID:LX+5VDXB0
おもしろかった。
また行ったらレポートしてくれ。池の主だろうな



87: 本当にあった怖い名無し 2008/06/01(日) 20:43:36 ID:LX+5VDXB0
そういえばひとつ思い出した話がある。
兄貴の嫁さんから聞いた話なのだが…伝聞形だとウザイのでそのまま書く。

2~3年前、5人位である山にキャンプに行った。
キャンプ場の貸し自転車で観光名所をアッチコッチ回っていたのだが、
そろそろ日も暮れたのでキャンプ場に帰ろうということになった。
しかしキャンプに来てはしゃぎ過ぎたので、帰ろうとした時にはあたりが真っ暗になっていた。
全くのド田舎で、山奥のため、民家もなく人もいない。街灯などももちろんなく、正に一寸先は闇でった。
懐中電灯など何か明かりになるものも持って来てなかった。

メンバーの中に一人、自転車にまともに乗れない運動音痴の子がいたため、
その子のスピードに合わせて山を下っていた。しかし2時間位下っても、麓が見えてこない。
それどころか民家の明かりも全くみえない。真っ黒な空にはカラスの大群が、「ギャーギャー」と鳴いてた。
携帯はもちろん圏外。メンバーはパニックになりそうになった。

とりあえず落ち着こうということで、兄貴の彼女は友人と二人で、斥候として、民家を見つけるために、
先に行く事になった。そこから40分位下った所にようやく民家(古びた中華料理屋)を発見!
彼女たちはホッっとして涙が出そうになった。中華屋は閉まってるけど明かりがついているので
「道を訊いてみよう」いうことになって友人と2人、ガラス窓から中を覗き込んだところ…

店舗の奥の居間には大型のTVがある。TVに写っているのは、赤い服を着た女の人のようなだが、
全面にモザイクがかかっていた。その女の人は、静止画のようで、全く動くことがない。
また、テロップ等も入っていない。どうやらTV番組でもないようだ。
ただ、全面にモザイクのかかった女の人の静止画が、ずーっと写っているだけ。
彼女たちは「ヤバい!」と感じ、顔を見合わせると、ゆっくりゆっくり、
音を立てないようにその場から離れ、自転車に乗ると、彼女たちは全速力で麓まで下た。
結局、他のメンバーとも合流できて、無事キャンプ場に戻れた。

未だに、あれが何だったのか分からない。
あれは何だったのか、今でも友人と会うとその話になる。



103: ポン介 2008/06/07(土) 16:19:52 ID:HKzF2wmi0
前回は淡々として創作の様になってしまいました。

皆さんは『くねくね』って言うの知っていますよね?
それに似たような話なのですが、私の地元にはこんな話があります。

繕い直しを繰り返して、長年働いている案山子には命が宿り人の目が無い時に動いている。
動いてる理由は色々言われていて、体のコリを取っているとか、鳥などを追い払っているとか、豊作祈願の踊りだとか殆どの理由は害の無い事なのだが、
動いてる所を見たら直にその案山子の持ち主は燃やしてしまいます。



104: ポン介 2008/06/07(土) 16:24:16 ID:HKzF2wmi0
なぜなら、人が作って人の思いで命が宿ったとしても、それは人とは共生できても共存は出来ないからだそうです。



116: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 23:44:04 ID:7wXD40w90
>>103
>>それは人とは共生できても共存は出来ないからだそうです。

興味深い話ですな。ほっとくとどうなるんだろう?



127: 本当にあった怖い名無し 2008/06/08(日) 23:06:17 ID:CttAIzX60
>>116
作った者が狂うか死ぬかのどちらかだな。

人の作る道具は所詮道具。
意図した機能以上の物がたとえあったとしても、それは害になるこそあれ
必要な物は何も無い。

そして、今日本にはその動き回る案山子で溢れ、それを見て狂喜する狂人どもで
溢れかえっている。



110: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:32:07 ID:HDXrmib50
GWに生駒山に長男と登った。4歳になったし行けるだろうと
思い、気軽にハイキングすることにした。天気も良かったし絶好のハイキング日和だった。

石切駅から2人でゆっくり上り始めた。こういうのもたまにはいいな~
と思いつつ、山道に入っていくと前からハイキング姿の綺麗な女性が下ってきた。
オレは「こんにちわ」と言うと向こうも、笑顔で会釈してくれた。
息子は「知ってる人?」って無邪気に聞いてきたので、山ではこうするもの
なんだって教えた。と、その時通り過ぎて行った女性が、凄い勢いで
オレを抜かして行ったかと思うと、長男に駆け寄り、ガシッと抱きあげると
山道を走り出した。長男は何が起こったかわからず「とうちゃ~ん!」
と叫んだが、女は凄い勢いで山道を登っていった。

オレは親の直感でヤバイと思い、追いかけた。しかし、日頃の運動不足が
祟ってか、脚がなかなか思うように動かない、女は凄い勢いで登っていく。
長男が泣き顔になるのがわかった。オレはここで長男を見失うと一生
合えないんじゃないかと思い、死ぬ気・・いや子を持つ人ならわかると思うが
死んでもいいから、息子を取り返そうと思い走った。


111: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:33:44 ID:HDXrmib50
女はなにか叫んでいた。
「ひしきえみしのゆりえの~」
覚えてる限りではこんな感じだった。長男は完全に泣いていた。
オレは胸が締め付けられる思いだった。しかし、人間必死になると
なんとかなるもので、手を伸ばせば長男に届くところまできた。
もう心臓はバクバクしてるし、脚はガクガクしてきた。喉はカラカラだった。

女が振り返り、距離を確かめてきたが、オレがすぐそこにいるのが分ると
スピードを上げようとした、ここで引き離されると二度と追いつけないのが
分ったので、オレは全身をバネにしてタックルした。これくらいなら長男も
軽傷で済むはずだと考えた上でのことだ。



112: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:35:08 ID:HDXrmib50
ガクン!
タックルは成功した。女は前のめりに倒れ、長男は少し前に放り出された。
オレはすかさず、女の上にマウントポジションを取ると、髪の毛をつかみ上げ
「どういうつもりだ」
って言おうとしたが、声が出ず声の代わりに女の顔面にゲロを吐いてしまった。

女は「きゃああああああああ」と叫び暴れまわったが、後のまつりだ。オレは最後の
一滴まで女にぶちまけると、女を放して長男に駆け寄った。
長男は泣くのをやめて「大丈夫?」って聞いてきた。オレは笑顔で「大丈夫だ」
と答えた。



113: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:35:39 ID:HDXrmib50
それから、もう一度女に近寄ると、自らもゲロを吐いていた。
オレは近寄るのも嫌だったが、首根っこをつかまえて「どういうつもりだ」
って言うと「あいさつしなかったから・・・」
「はあ?」
「あいさつしなかったから、おしおきを・・・」

オレは度肝を抜かれた、長男が「こんにちわ」って言わなかったから折檻するつもりだった
っと言うんだ。
しかし、これはやり過ぎだ!って言うと「あなたもやり過ぎだ!」
と逆切れされたので、オレはカッとなってゲロまみれの顔にビンタを一発くらわしてやった



114: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:36:41 ID:HDXrmib50
女はワ~と泣きながら、山を降りていった。
その時にオレは見てしまった。彼女の背中の首元に、

「この人物は皆様にご迷惑をおかけするかもしれません
もし、なにかあった時は下記までご連絡願います。
OOOO-OOOO ××」

連絡しようとしたが、辞めた。長男に「怖くなかったか?」
と聞くと、「父ちゃん来たから怖くなかった」と答えやがった。オレは長男を抱きしめ
ふたりで生駒山を登りはじめた。

おわり 全て脚色なしの実話ですよ~



269: 本当にあった怖い名無し 2008/07/06(日) 22:37:44 ID:XqiDjnpgO
一通り読んできて>>110が一番怖かった



687: 本当にあった怖い名無し 2008/08/19(火) 17:35:00 ID:afHWpyYL0
>>110を超える話が出てこないな



115: 本当にあった怖い名無し 2008/06/07(土) 22:44:06 ID:WuClEhmA0
父ちゃんかっこいいな



120: 本当にあった怖い名無し 2008/06/08(日) 07:54:13 ID:oChVJ5Rw0
「あんたもやりすぎだ」ってところで多少正気に戻ったのかなw



124: 本当にあった怖い名無し 2008/06/08(日) 13:04:55 ID:CWzzMXDxO
幼稚園児な頃、山の神社の縁の下に潜って遊んでたら墨で字の書かれた大量の小石を発見
持って帰ったら次の日、一緒に持って帰った子が強引に返しに行こうと誘うんで嫌々一緒に行った


ただそれだけスマン



129: 本当にあった怖い名無し 2008/06/09(月) 22:56:56 ID:bPSxj/uD0
>>124
全然関係ないけど小学生の頃空き家の軒下にかくれんぼで友達と潜ったら
硬貨がザクザク出てきた事があった。それも殆どが今の100円玉や50円玉の
一つ前の形の奴ばかりで2000円位あったかなぁ。
皆で駄菓子屋に行って使っちゃったがまだバチは当たってない…と思う。



130: 本当にあった怖い名無し 2008/06/10(火) 00:54:11 ID:14qMH8cZ0
>>129
気にする必要も無い。
おまえらは2000円以上の物を、確かに捨てて失ったのだからな。
莫迦だから気が付かないだけだ。



125: 本当にあった怖い名無し 2008/06/08(日) 19:58:50 ID:UhjCyCnN0
オーストラリアのエアーズロックの石も持って帰ると不幸になるっていうよね。
川原の石も持って帰ってはダメって言われる。



134: 本当にあった怖い名無し 2008/06/10(火) 04:41:32 ID:2cd60Y9N0
俺がかつて住んでいた千葉の船橋ってところは、30数年前は結構な田舎で
ちっちゃな山とか結構あった。そのころの話。俺のおばさんが我が家に遊びに
来た時、うちから歩いて5分くらいのタバコ屋にタバコを買いにいったきり、
なかなか帰ってこなかった。もうかれこれ2時間近くたちすっかり日も暮れて
みなが心配して警察呼ぼうというときになって、ひょっこり帰ってきた。いったい
何があったのかとたずねると、おばさんは歩いている途中いきなり道に迷い、
いつのまにか山の中にいたらしい。散々歩き回っても、いっこうに町に出る気配
がないらしく、いい加減歩き疲れたので岩の上に座って、タバコに火をつけようと
マッチをすった瞬間、いきなりおばさんのすぐ横で「コーーン」という鳴き声がして、
一匹の狐が走り去ったという。するといままで山の中にいたとおもっていたのが、
なんとうちの近くの林のすぐ入り口だったらしい。みんなは何を寝ぼけているんだ
と笑っていたが、おばさんは今でも本気で狐に化かされたと信じている。長文スマソ。



178: 本当にあった怖い名無し 2008/06/17(火) 22:25:12 ID:h5m9tf1c0
友人が小学生の頃の話。

耳がなくて少し痩せたトトロみたいなものに出会った事がある。
でかい図体に似合わず可愛い顔をしてて、俺を見ながらキュウって鳴いた。
興奮して近づく俺にビビりもせず、むしろ向こうも俺に近づいてくる。
嬉しくなってちょっと触れてみたら、ふわふわしてた。
「お前可愛いなあ」って声に出して言ったら、突然そいつがジッ!って怒ったような声を出した。
吃驚して手を引っ込めたんだけど、何か様子がおかしい。

よく見てみるとそいつは俺の後ろの方をじっと見てる。
なんだ?と思って振り返ってみると、同じようなトトロがそこに居た。
でもそいつはぜんぜん可愛くない。
歯をむき出して、物凄い形相でこっちを睨みながら唸ってる。
可愛い方のトトロが一歩前に進むと、怖い方も一歩出てきて、今にも飛び掛りそうな雰囲気。
喧嘩はやめてえとか言えるわけもなく俺はただ震えてた。
二匹がぶつかったのは一瞬で、あっと思った時には二匹ともギイギイ言いながら地面をごろごろしてた。
怖くなって逃げ出したからあの後トトロがどうなったのか分からない。


熊じゃないの?と聞いてみたら
「でも図鑑に載ってなかったし…熊より可愛かったし」と言ってました。
何だったんでしょう?(´・ω・`)



181: 本当にあった怖い名無し 2008/06/17(火) 22:51:54 ID:dinjN3xy0
後ろにいたのは>>178の守護神



179: 本当にあった怖い名無し 2008/06/17(火) 22:34:17 ID:yjjBYRem0
色と大きさは?



183: 本当にあった怖い名無し 2008/06/18(水) 10:19:55 ID:rgtHEoZy0
>>179
色は「体は灰色だけど手足が白かったと思う」
大きさは「当時の俺(6歳)が四人分ぐらい」
だそうです。
あと「二匹が暴れてた時な、地面がすごい揺れてたんだよ」と言ってました。



180: 本当にあった怖い名無し 2008/06/17(火) 22:39:23 ID:dSUOvT820
アナグマ?
こないだ偶然見かけたけど、耳も小さくて目立たず、ほわんとした顔、
モコモコした歩き方で全体的に可愛らしかったよ。
でもトトロほどでかくないしな。



231: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:04:59 ID:yJxwvKUv0
 知人の劇団員が、地元の猟師さんの笑い話を元にまとめて、劇を作ったことがある。
 長くなりますが、よろしければ暇つぶしにどうぞ。

 元号がいくつか前の時代のお話。
 木樵と炭焼きと猟師を兼業で生活している老人と、その弟子の少年が、
二人で細々と暮らしていた。
 ほんの童子の頃から手伝いを続けていた少年も、もう一人前と認められる
ようになり、老人は、猟の獲物の肉と皮、山菜や茸を麓の集落に売りに出る間、
少年は一人で小屋で留守を守るようにと言われた。
 初めて、一人前の男と認められたようで、少年は、多少の不安はあったものの、
喜び勇んで引き受けた。

 老人を見送った少年は、日頃の習慣に従って、山道具の手入れをし、薪を拾い、
怠りなく日常の仕事を片付けていった。とはいえ、いつもの老人の厳しい眼が
無いことは、まだ幼さの残る少年の心を浮き立たせるには十分で、人様の迷惑に
ならない範囲での自由を満喫していた。
 いつもの決まった仕事を終えた後は、近くの小川で釣りに興じ、小屋に戻っては
老人の書物を紐解いてみたり。そして、その中で、一つの話が眼を引いた。
「稲荷神社と鼠の天麩羅」についてだった。


232: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:06:10 ID:yJxwvKUv0
 …かつて、農耕・穀物の神であった稲荷は、仏教との融合で、豊川稲荷などのダキニ天の
  考え方なども交わり、狐の姿でも知られるようになっていた…
 …稲荷神社になぜ油揚げを供えるのか。豆腐の油揚げは代用品であり、本来は
  狐にとって最高の好物である、鼠の天麩羅である…
 …だがそれでは処分にも困るため、精進料理など模して、豆腐を揚げた。揚げて
  あるのですぐには腐らず、お供え終えた後は皆でわけて食べられるため、これが広まった。
  これを甘辛く味付けをし、飯を詰めた物が稲荷寿司である…
 …豆腐の油揚げももちろんだが、本家本元の鼠の天麩羅、できたてのまだ熱いものなどは、
  狐には命がけでも口にしたいもので、ありとあらゆる手を使ってでも食べに来る。
  昔話では、そこで相手に山菜や大物の川魚を捕ってこさせるという笑い話もある…
 …そんなわけで、古来、狐を捕まえる罠には、鼠の天麩羅を餌にするのが定石である…

 そう言えば、師である老人も、同じような内容を、よく言っていた。美女に化けたり
厳つい異人に化けたり、あるいは術にかけて眠らせたりとして、気がつくと、鼠天麩羅は
一つ残らず奪われてしまっているとのこと。
 少年は、悪戯心を抑えきれなくなって、起ち上がった。



233: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:07:34 ID:yJxwvKUv0
 日が落ちる頃、小屋のすぐ近くの小川のほとりで、鍋にごま油を熱していた。
物心ついた頃から山で生活している少年にとって、山鼠を捕まえてくることはさほど
難しいものではなく、まるまると太ったものを五、六匹選んで、後は逃がしてやり、
手早く〆めて、粉を付け、たぎった油に浮かべ始めた。ぱちぱちと油の弾ける音とともに、
ほどなく、新しい肉の熱せられる、意外なほど香ばしい匂いが立ちこめてきた。
 もし狐が来なかったら、薬食いということで、自分で食べてしまおうかと、少年は、
くすねてきたどぶろくの徳利と傍らに、一人で笑っていた。
 反対側には、魔物除けに、刃を紙のように研ぎ澄ました山鉈を起き、さらには煙管と
煙草も容易をしておいた。鼠の天麩羅が色よく揚がる頃には、たっぷりと唾を眉に付けて
毛を寝かせて、「ござんなれ」と待ち構えていた。

 待つほどもなく、焚き火の届かない闇の奧に、二つ並んだ緑色の灯が、ちろちろと
またたきはじめた。少年は気づかぬふりで、香ばしい肉の匂いをふりまく、揚げたての
鼠の天麩羅を木皿に盛ると、小皿にツユを注ぎ、徳利を引き寄せ、今にも箸を付けるような
姿を見せてやった。
「キーッ、キーッ」枯葉色の毛並みを波打たせ、闇の向こうから狐はしきりに歯をむいて
なにやら怪しいそぶりを見せている。しっかりと眉を濡らした少年は、狐のあやしのわざに
かかったそぶりで、ぽかんとしてみると、闇の奧から、狐が数匹、嬉しげに駆け寄ってきて、
木皿の鼠の天麩羅に口を伸ばし…



234: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:09:18 ID:yJxwvKUv0
「こらあっ!」笑いを押し殺した少年の、雷のような不意の一喝に、鉄砲に打たれたように
飛び上がって、森の奧に逃げ込んでしまった。

 少年はひとしきり腹を抱えて笑った後、なおも焚き火のちかくに鼠の天麩羅を置いて、
残酷な匂いを立て続けていた。また、ちろり、ちろりと闇の奧に、緑色の灯火が瞬く。
しきりと首を傾げているようだが、また、「キーッ、キーッ」と、歯をむいて、
前にも増して思念を凝らしたあやしいそぶりを見せ始めた。笑っていた少年は、
焚き火のぬくもりが、一時ごとに、布団にくるまっているような眠気をもたらしている
ことに気づいて、さては狐共、眉唾のまじないを破るような熱意で、こちらをばかそうと
しているなと思い当たり、山鉈の鞘を払って、眠気を振り払うように目の前を薙いでみせた。
「やまのひとやのつれづれに あげてみたるはやまねずみ
 ばかすあやかししるまいか わがなりわいはりょうしにて」
 詩吟気取りの戯れ句を、わざわざ声高に聞かせてやりながら、白刃を焚き火にきらめかせると、
また、狐はぽんと森の奧に逃げ込んでしまった。

 またひとしきり笑った少年は、酒で少し口を湿らすと、上機嫌で鉈を鞘に収め、
膝に横たえた。相変わらず、焚き火の側で暖められた鼠の天麩羅は、少年の空きっ腹にも
答えるようなよい香りを放っている。もう狐も来るまい、と、少年は箸をとって、一番上の
天麩羅をつまみ上げた。



235: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:10:47 ID:yJxwvKUv0
「キーッ、キーッ!」闇の奧で、切羽詰まったような獣のうなり声。そして、ちろちろと瞬く
緑の火は、五、六対にまで増えていた。なんと根気の良いこと、と半ば感心しつつ、少年は
箸を引っ込めて、もう一度念入りに眉を唾で濡らした。
 と、二、三度の瞬きの間に、少年は、目の前が白く霞むのに気がついた。
 なんと、十歩先も見えないような深い霧が、焚き火の回りを包み始めていたのだ、
「火の側で、霧が出るなんぞ…」流石に呆れかえった少年だが、師の煙草入れを取り上げて、
刻み煙草を煙管に詰めると、焚き火の火を移した。
「キッ…」狼狽したような獣の声に、にやにや笑いを浮かべると、身体を斜に構えて、音を立てて
煙草をのみ、ぷかりと煙を夜空へ吹き上げて見せた。
 目の前に垂らされていた布が取り去られたように、深い霧はぱっと消え去り、四匹ほどの狐が、
唖然としてこちらを見つめていた。
「んんっ?」少年は、芝居げたっぷりに音を立てて煙管を打つと、大げさな動作で山鉈の柄を
掴んで見せた。
 狐たちは鳴きもせず、いっさんに森の奧に逃げていってしまった。

 少年は、腹が空っぽになるほど夜空に向かって笑うと、ふと、狐たちの必死さが
おかしくなってきた。山の恵みで生かしてもらっている我が身と、師が繰り返し
教えていたこともある。こちらの楽しみに付き合ってもらった代金に、半分ほどは
渡してやってもいいだろう、と思った。



236: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:12:20 ID:yJxwvKUv0
 と、その時。しゅく、しゅく、しゅくと、哀しげな泣き声が木々の合間から聞こえてきて、
そこから、すっかりしょげかえった風情の狐が一匹、べそをかきながらやってきた。
 まさか正面から姿を現すとは思っていなかった少年は意表を突かれて、それでも
用心をとかずに見つめていると、狐は、べそをかいたまま、人の言葉で泣き続けた。
「いままで、あなたさまを化かして、かすめ取ろうとしてしまって、申し訳ありませんでした。
 あなたさまのこしらえられた、その若鼠の天麩羅は、わたしたち狐にとっては、
 一生一度のご馳走なのです。魚や、木の実、茸でも、わたくしどもでもってこられる
 ものであったら、なんでも差し上げますから、どうか一匹だけでもお裾分けを」
 渡してやるつもりのところに、しんから困り果てているようすの狐に、流石に少年は
 酷いことをした気になって、全て渡してやろうかとも思ったが、自分自身も昼間からの
働きで腹も酷く空いているし、あと一度だけ困らせてやろうと思った。それが無理だと
降参したら、酒も付けて渡してやろう。少し考えたが、一番の無理難題を思いついた。
「よしわかった。それじゃあ、俺は、独り身で夜が寂しい。若い娘を所望だ」
 狐は、何も言わずに俯くと、焚き火の光の輪から去って言ってしまった。

 もしかして、あまりの難題に、すっかり落ち込んでしまって、もう来ないだろうか?
それとも、一生一度のご馳走を匂いだけ嗅がせて渡さなかったことで、山の狐ぐるりを
敵に回してしまったのだろうか?



237: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:14:11 ID:yJxwvKUv0
 流石に戯れ事も過ぎたかと、心配になってきた少年が首を傾げていると、かすかな音が
森の奧から届いてきた。
 しゃん しゃん 
 しゃん しゃん
 銀の鈴の震える音と共に、ぱらぱらと小雨が一瞬行き過ぎる。思わず天麩羅を
かばおうとした少年は、焚き火の側に、白い姿がたたずんでいるのに気がついた。
 白の筒袖に白袴、背中までの鴉の濡れ羽色の黒髪に、抜けるような色白の、
見たこともないような美しい娘だった。
 娘は、もとより細い眼を線にして微笑む。』
『お待たせいたしました。さきほどの狐です。まだ子を産んでいないので、若いつもりなのですが』
 少年は、跳ねるように起ち上がったまま、あまりのことに動けなくなってしまう。
 娘は、細い指で、自分の袴の帯をするすると解き始めた。若者は、必死に声を励ました
「ま、また化かすつもりだろう!」袴が落ちて、娘はもう一度微笑んだ。
『あなたさまは、ちゃんと眉を濡らしていらっしゃいます』指が、若者の眉を撫でる
「朝、眼が醒めたら、肥溜めにでもつかっているわけか?」震える声に、娘は首を傾げる
『あなたさまは、鉈も、煙草も、まだお持ちでいらっしゃいます』
 筒袖が細い肩から滑り落ち、
風に押されたように踏鞴を踏む少年を、娘が柔らかく覆い被さった。



238: 鼠の天麩羅 2008/06/29(日) 20:16:39 ID:yJxwvKUv0
「俺は、取り殺されて、しまうのか?」
泣きそうになった少年に、金色に眼を光らせた娘が、艶やかに苦笑する。
「一生一度のご馳走をくださるかたに、そんな無体はいたしません。ただ…」
 少年の着物をほどいていく手は、一対ではなかった。
「あのように焦らされたのですから、少しだけ、嬲られるのはお覚悟ください」
 少年の回りには、同じように、筒袖、白袴姿の娘達が、微笑みながら「待って」いる。
 一番年かさの娘が、まだ暖かい鼠の天麩羅の木皿を捧げ持って、深々と一礼していた。

 数日後、師の老人が戻ったとき、小屋のなかも、申しつけていた仕事も、いっそう
きちんと片付いていたものの、弟子の少年が、魂を抜かれたように虚ろな顔をしているのを
見て、さては山の神様に魅入られたかと不安になり、井戸端に呼び寄せて、冷水を何倍も
頭からかけると、剥いだ着物の下に、いくつもの歯形や爪痕が赤く青く残っているのに
気づいて、硬い拳骨を降らせたのだった。
 深くは追求しなかったが、なんとなく、事情はそれで察したようだった。

 それからも、少年は、炭焼きと猟と木樵の毎日を過ごしたが、師の眼を盗んでは、
鼠の天麩羅をことあるごとに作っていたというお話。
どっとはらい。



240: 本当にあった怖い名無し 2008/06/29(日) 20:32:42 ID:PgWkQrdq0
>>231-238
面白かった。GJ



241: 本当にあった怖い名無し 2008/06/29(日) 20:37:32 ID:WKTEb6MX0
俺も鼠の天麩羅作りたくなった。



245: 本当にあった怖い名無し 2008/06/30(月) 06:23:18 ID:kiljvPV30
鼠の天麩羅の描写が美味そうで食いたくなった



270: 本当にあった怖い名無し 2008/07/07(月) 00:24:31 ID:7niHR9Om0
んむ。ゾクッと来るよな。



280: 本当にあった怖い名無し 2008/07/07(月) 21:48:25 ID:M/c0SpJCO
不思議なのは、「ヒール」の一言につきるな。
まあ漏れも、山の中で女の子が臍だしルックのカップル×2を見た時は、
不思議に思ったが・・・大丈夫かコイツラ?ってなW



289: 本当にあった怖い名無し 2008/07/08(火) 09:31:02 ID:zsJMT5OpO
>>275
心中かとオモタ



282: 本当にあった怖い名無し 2008/07/07(月) 22:28:20 ID:HA+zhKqx0
女性は結構ヒールで山に来ちゃうよ
結構それでガシガシ歩いてる
足首が弱くてヒール履けないのでああいう人っていろんな意味で凄いと思う…

けど夕暮れの山のなか、軽装でルート外れて歩いてるというのはやっぱり不気味だよね



283: 本当にあった怖い名無し 2008/07/07(月) 22:41:59 ID:maisUnuE0
高いピンヒールの付いたミュール(バックベルトの無い、いわゆるつっかけ)
はいて登山道登ってる女性見たよ。裸足・ミュール・ミニスカのコンボ。
カップルだったけど男性も町歩きみたいな格好してたな。
下山して来た登山客のおば様達が「岩ゴロゴロしてるけど足大丈夫?」て心配して声掛けてた。
鉄の足裏、マジオカルト。



287: 本当にあった怖い名無し 2008/07/08(火) 02:40:27 ID:tBp3KIMp0
山を甘く見た初心者じゃなくて、己に枷を課した上級者なのか>ハイヒール登山



294: 本当にあった怖い名無し 2008/07/09(水) 05:51:33 ID:kuQODZEwO
古武道の人の対談にあった話だけど
一本歯の下駄は、慣れると悪路でも逆に安定してあるけるらしい



305: 本当にあった怖い名無し 2008/07/09(水) 22:16:21 ID:pmFIwbS40
よく夏休み利用するような家族キャンプ場に宿泊した時の話です。
車で麓から山頂まで20分程度にある場所で、静かで小川も流れており大変美しい場所でした。
夜、コテージで寝付けず車の中で寝ようと少し離れた場所にある駐車場へ向かった
そこは街灯が1つポツン照り多少の不気味さを醸し出してました。
車の中でクーラーをONにしシートを倒し眠りに付いた瞬間に嫌な夢を見てすぐ起きました。
そんな行為を数回繰り返し、嫌だな…と思いながらもウトウトした瞬間!誰かが車のドアを勢い良くドン!!と強く蹴り
同時に車も揺れました、ビックリして飛び起き直ぐ回りを見渡しましたが誰もおらず
何だ!?と思い車を飛び降り辺りを懐中電灯で丹念に確認、しかし人っ子一人見当たらず、
変だな~?とか思いながら車に乗った瞬間!!
ゾクリ!!!!!と車の外から物凄く強い嫌な気配を感じました
マジ!ヤバイ!と思い車を出し少し朝日が出てくるまで辺りをドライブしました。
今でも一体何だったのか不思議でなりません…
佐賀県のキャンプ場での話です。



306: 本当にあった怖い名無し 2008/07/09(水) 22:45:14 ID:8myG8Csn0
>>305
乙です。
車で寝れなくなっちまうじゃないか。



307: 305 2008/07/09(水) 22:49:38 ID:pmFIwbS40
>>306
俺もあれ以来車の中では寝れない…
最近変な犯罪も増えてるから、ちゃんと部屋で寝なよ



317: 本当にあった怖い名無し 2008/07/09(水) 23:44:17 ID:wIgaD1uK0
正体が何であれ、仮に錯覚であったとしても無事でよかったな。
何事もなく家に帰れたならそれでよし。



361: 本当にあった怖い名無し 2008/07/14(月) 00:49:35 ID:Re5TBxi90
心霊系の話で無いけど
近所の居酒屋で知り合ったおじさんの話

そのおじさんは学生時代にトレッキングがメインの山岳系クラブに
入っていたのだけどひとつ上の先輩がトレッキングなんて軟弱だと
ロッククライミングがメインのクラブに移籍した。
元々体力はあったので夏山を何度か体験して社会人になり初めての
冬山に挑戦したのだが岩壁を登っている途中に天気が崩れてその場
から動く事ができなくなりビバークした。

クラブにも連絡が入り、おじさんは山に向かったが天気は一向に
回復しないため救助隊も近づけず見守るしかなかった。
一夜明けても天気は回復せず一緒にビバークしている仲間から
救助隊にその先輩が亡くなったと連絡が入った。
双眼鏡で岩壁を見るとミノ虫のように壁にはり付いているうちの
ひとつが先輩で、もう死んでいるんだと思うとやりきれなくなった
と言っていた。

遠くを見るようなまなざしで話してくれたけど、この話を聞いてから
誰かに話たくなってここに書いてしまいました。
山は違う意味で恐いという話でした。



363: 本当にあった怖い名無し 2008/07/14(月) 11:54:51 ID:eW8aUKXPO
>>361
なんか切ないね…



364: 本当にあった怖い名無し 2008/07/14(月) 22:53:14 ID:QbXMi1S20
>>361
谷川岳で似たような被害者がいたらしいね。
死体を降ろすことが出来ないので、対岸からライフルや重機関銃で
ロープを切断して死体を落下させたとか。
なお、命中まで一時間以上撃ち続けてたらしい。



368: 本当にあった怖い名無し 2008/07/15(火) 00:39:08 ID:B0TU37N10
>>364
そうそう。蓑虫状態のところを自衛隊に出動してもらって狙うんだけど、
ほっそいロープ1箇所に集中させなきゃならない無理難題。
なんとか最後には命中して、回収できたっていう話。
その状況を確か、遺族が現場で見守っていた映像があった。



366: 本当にあった怖い名無し 2008/07/14(月) 23:25:17 ID:9mJRJiZi0
そういう実話系はマジ凄惨で恐い。



443: 本当にあった怖い名無し 2008/07/24(木) 23:28:28 ID:i4EA/+BqO
ガキの頃に体験した、実家所有のちっちゃい山での話なんだが。

慣れてるってこともあって、当時よく一人で山に入って遊んでたんだよ。
その時は夏休みだったんだが、他の友達と遊ぶ予定がなくなったから山の中の小さい沢で涼んでてな。
そしたら『カエレ・・・カエレ・・・カエレ・・・』みたいな声が聞こえてきて、目眩がしたと思ったら、移動した記憶はないのに何故か土砂降りの雨に打たれながら山の外の道に立ってた。
次の日にその沢に行ってみると土砂崩れで俺がいた場所辺りが見事に全部埋まってた。

ひょっとするとそこの神様が助けてくれたのかもと思って後日酒を供えに行ったのを、帰省して酒を飲んでたら思い出した。
実際その時に聞こえた声は全く怖くなかったしな。文字にして見ると不気味だがw


読みにくいかもしれんがそこは酔っ払い且つ携帯って事で勘弁してくれw



488: 本当にあった怖い名無し 2008/07/27(日) 01:51:06 ID:4kcpUcLi0
ここで昔話を一つ
ある町に伝わっている話。それは鬼の爪痕石の話だ。
うろ覚えなので細部間違っているかもしれないが…。

ある村人(男)の母が病にかかって苦しんでいた。そこで男は山奥にある
「金の水」をとりにいくことにした。この水は清らかで病を治してくれる水であった。
男が山に入ってしばらく歩くとと何かがいた。
男の何倍もの大きさの鬼だ。鬼が「金の水」への道を通せんぼするかのように存在した。
鬼は通してくれる様子がない。このままでは「金の水」を取りにいけない。
そこで男はある話を持ちかけた。

 間近にある石を指差し、その石を持ち上げることができたら村に降りてもいいし、
 山に住むことに対して村人は何も言わない。しかし、持ち上げることができなかったら山から去れ。
石は大きいが、鬼と比べればはるかに小さい。鬼は簡単なことだと石を持ち上げようとした。
しかし、なかなか持ち上がらない。鬼は知らなかったが、その石は地中深くに
埋まった石だったのだ。男はそれを知っていて話を持ちかけたのである。
鬼は何度も挑戦したが、とうとう諦めて山からほうほうのていで逃げ出したという。
その時の石には鬼の爪痕が残された。そのことから石を鬼の爪痕石と呼ぶ。

石は今でもみることができる。かなり大きな石だ。深い溝が何筋もついている。
金の水も存在し、今は販売されている。
ネットで調べたらこれは金の水と鬼の爪痕石の話がミックスしてるようだが
なぜミックスしているのかは知らない。



718: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 18:18:59 ID:Tq47L7B00
267 霊山の猿 2006/06/11(日) 23:18:05 ID:fDhKkYUt0
祖父が亡くなった次の年の夏、
山開きの日と同時に 霊峰、四国では有名な霊山に登ってきた。
死んだ爺さんが毎年熱心に参拝していたので、後を継いで私が行く運びとなったのだ
相方も行きたがっていたが、初日は女人入山禁止という事でお留守番して頂いた。
祖父の遺品には修山服の他に参拝札みたいな物があって
「何回訪れたのか」というのが分かるようになっているのだが
曽祖父の頃から続けているらしく、
山麓で札を奉納すると今年で64回目との事だった。
ツアーバスで来ているワケではないので移動には時間が掛かる。
最低2日必要な日程だっただが宿泊費も惜しいので中腹の山小屋で泊まる事にした。

山小屋といっても
管理者が一人居るだけの簡易休憩所で広さ4畳しかない。
おまけに何か臭い。
初夏の蒸し暑さと薮蚊にウンウン言いながら寝ていると
深夜、いきなり
『ドーーーーン!』という音がして飛び起きた。
続けて『ゴゴゴゴゴ』や『ドドドドド』と地響きの様な音が聞こえる(JOJOじゃないです)

飛行機か何かですかと管理の爺さんに聞くと
「山では良くある事」とのことだった。
私がしつこく食い下がると
「まともに何度も聞いたら寿命が縮む。早よ寝れ!」
慌てて目を瞑った。



720: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 18:19:27 ID:Tq47L7B00
268 霊山の猿2006/06/11(日) 23:19:41 ID:fDhKkYUt0
次の日、日が昇る前から立つことにする
爺さんが「朝はやめとけ」と言うが、
私が 正午までに登って下山したい旨を云うと
「猿に気ィつけろ」とだけ念を押された。

しばらく歩くと
高さ100㍍、角度は70度を超える崖に着く
べらぼうに高い、下から見上げるだけで眩暈がする。
そこには2本の長い鎖が打ち込まれており、
それだけを足場にして登れというのである。
実際 祖父に連れられ、何度か来た事はあり いつもは迂回ルートを通っていたが、
今年こそは..と
若さ故の過ちか 鎖場のルートを選んでしまった。

朝露で鎖が湿って滑りやすい、四苦八苦しながら半分くらい登った頃
足元で
 『お~い』 と呼ぶ声がした。
うっかり下を見てしまう、霧でよくは見えないが高さで頭がクラクラする。
もう一度、足元で
 『お~い』 と呼ぶので返事をしようとした――

瞬間。
背中がズシッと重くなった。
身体全体がガクンと揺れた。
何かが、
何かが背中にしがみ付いている!



721: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 18:19:51 ID:Tq47L7B00
269 霊山の猿 2006/06/11(日) 23:21:03 ID:fDhKkYUt0
私を落とすつもりか、背中に乗ったソレは身体を揺すり始める。
続けて頭に巻いている絞りをグイグイ引っ張り始める。
こんな態勢では振り向くことも出来ないが
確かに腰に絡みつく毛深い足が見えた。

「猿!?」

この高さで落ちて、只では済まないだろう
鎖の隙間に 手、足、としっかりはめ込んで
なんとか振り落とされないようにする。

下で怒号がする。甲高い声で
今度は
 『 落とせ~ 落とせ~! 』と

そして背中のヤツは私を何度も揺する。
ハチマキが脱げると今度は髪の毛を引っ張り始め
何本もブチブチと抜かれる。
あまりの恐怖に私は目を瞑ったまま泣き喚いた。


何分経ったろうか、私がじっと我慢していると
下の方で、『 チッ 』と舌打ちが聞こえ
フッと背中の重みがとれた。

その後、ビクビクしながら鎖を登り終えると、
一番近い宮社まで駆け込んだ。

爪でガリガリになった修山服を見せながら
一部始終を説明する。



722: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 18:20:09 ID:Tq47L7B00
270 霊山の猿 2006/06/11(日) 23:23:02 ID:fDhKkYUt0
宮司は難しい顔をして、
「腐っても霊場だ、今から私が言う話は聞かなかった事にしてくれ」
そう前置きし、語り始めた。

これだけ険しい道な為、確かに落下事故も起こりはするが、
死傷者などは滅多に出ない。
稀に起こる事故の大半は独りで登った者が遭うのだそうだ。
落ちた人間は揃って、『猿に襲われた』という

何でも、
この山の猿の中には人間そっくりの声で叫ぶ猿が居て
早朝や夜、独りで登ろうとすると
だれもいないハズなのに自分を呼ぶ声がするという
それが本当に猿なのかどうかは分からないが。

 前々年も一人、早朝に登った参拝者が 崖から落ちた。
 発見された時にはまだ息が有ったらしい
 が、病院に着く前に亡くなったのだという。
 
「もう少し見つけるのが早かったら」と宮司は呟いた
私が「まるで見たかのように話しますね」と聞くと

「...見つけたのはワシだからな。


 猿ども、割れた頭から脳みそ掻き出して食っていやがった」

宮司は吐き捨てるようにそう言った。



723: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 18:33:39 ID:lnI0DOqp0
脳みそ食われても息があるのかな



724: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 19:16:05 ID:UmLzf0Ej0
喰われた箇所によるんじゃね?
確かアメリカで頭半分ショットガンで吹っ飛ばされた人が生きているし



725: 本当にあった怖い名無し 2008/08/28(木) 20:51:36 ID:C4MtFcTy0
山登りの時は、猿が危険ってのは聞いていた。
四国で登った時も、強く言われた。
脳みそどうこうはわからんけど、
あり得るのかな? とも思うよ。



729: 本当にあった怖い名無し 2008/08/29(金) 10:59:02 ID:Yo9M8wIsO
>>725造林業をしていた頃に猿の群れに囲まれた事がある。
熊に遭遇した時にもしなかった「死の覚悟」をした。
実際に囲まれると、あいつらの危険度はツキノワグマの比ではないと感じる。
その他にも林道を車で走ってたり現場までの山登りなんかでも岩が転げてきたりする。
犯人は大抵は猿、たまにカモシカ。
カモシカはわざとじゃないけど、猿は狙って岩を落とす。



728: 本当にあった怖い名無し 2008/08/29(金) 09:29:07 ID:p3sy8p6J0
久々に面白いのきたな



731: 本当にあった怖い名無し 2008/08/29(金) 14:44:47 ID:L8/Q3Aj/0
695 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/04/18(金) 22:53:09 GWYUYBUL0
変な人よりやばすぎる人見たことある

川崎にツーリングにいったら山中の駐車場でフリマやってる人たちがいて
一通り見てたらおくの方からウーウー人の声が聞こえるから
見に行ったのよ
そしたら手足のない包帯グルグル巻きのおっさんがいてびっくりした
はだしのゲンに出てくる政治さんに手足をそぎ落としたような人で
手足に包帯巻いてるんだけどそこから血がべっとりと流れてるんだよね

顔も頭から鼻の下まで包帯巻いてて、頭も目からも血が現在進行形で流れてるのよ
強烈な臭いとあまりの驚きに硬直してたら
友達がそのおっさんに話かけながらそのおっさんの売り物を買おうとしてるのよ
その売り物見てまたびっくり

黒焦げの日本人形に軍刀、毛がびっしりとついたくし、割れた鏡とかの骨董品
友達は一生懸命そのおっさんに話かけてて
俺はわれに帰ったらその友達の手をひっぱってすぐその場から離れたよ
あとでその友達になんであんな物買おうとしてたんだよ?って聞いたら
全くそのこと覚えてなかった

本当に不思議な人を見かけたよ



732: 本当にあった怖い名無し 2008/08/29(金) 19:14:01 ID:+k+5j1DF0
>>731
怖い



867: 風の話1 2008/09/04(木) 00:30:35 ID:PQa7o3Q60
これは高校のときの話。
うちの近所には山とは名ばかりの小高い岡がある。
高校の時、学校への提出課題であるスケッチ画を、その岡では一番見晴らしの良い 小さな崖の上で書いていた。
崖はそれでも五mほどの高さがあり崖下は川が流れていて、時折強く吹く風に 崖上の竹林が揺れては、
葉を川へと舞い散らせていた。

自分は手間取った課題のスケッチがようやく終わり、風に飛ばないよう書いたスケッチ画を画板に挟んで草地に寝転がった。
適度に強く吹く夏の終わりの風がとても心地よかった。が、そろそろ日も西に傾いてきている。
そこで山を降りようと 画板を持ち上げた途端、挟んでいたはずのスケッチ画が音を立てて滑り落ちた。
どうも画板の紐の結びがまずかったらしい。
あわてて拾い集め、最後の二枚というときに風がひときわ強く吹いて、
その二枚が風に吹き上げられて宙を舞い崖から外へと飛び出した。



868: 風の話2 2008/09/04(木) 00:36:44 ID:PQa7o3Q60
川へ落ちる!!!

そう思ったとき、意識するよりも先に声が出ていた。
「頼む!落とさないで!」

風は山から崖下へとずっと吹いている。
風に舞い上げられた竹葉もスケッチ画も、今まさに崖下へ舞い落ちようとしていた、はずだった。
なのにそう叫んだ途端、自分は目を疑った。
いったん崖下へ落ちかけたスケッチ画二枚が、大きくカーブを描いて浮き上がるのが見えたから。
咄嗟に「それをここへ!」と請うていた。
そしてその言葉とほぼ同時に、浮き上がったスケッチ画は風に乗ったまま、自分の足元へ吹き寄せられ、落ちた。

自分のその時の感情は、驚きと嬉しさと嘘だろ?という気持ちがごちゃ混ぜになって、なんと言い表せば良いのか判らない。
ただ急いで足元の二枚のスケッチ画を画板に挟み直すと、何にかわからないけど
ひたすらに幾度も、ありがとう、と、自分でも判らない何かに向かって言い続けていた。
帰りしな、風向きが変わったのかと振り返ったが、竹葉は相変わらず崖の下へと舞い落ちていた。

ただそれだけなんだけどね。
偶然かもしれないし、もしかしたら風に詳しい人から見たらそういう風の吹き方は、よくある事例なのかもしれないけど。
自分はとても嬉しかったし、とても不思議な心持がした。 長文スマン。



871: 本当にあった怖い名無し 2008/09/04(木) 07:42:44 ID:cZk5Tr5o0
情景が目に浮かぶ。
話もいいけど、文章上手いね。



872: 本当にあった怖い名無し 2008/09/04(木) 11:13:10 ID:MuPFJLvA0
こういうことが起きるって、日頃の行いのせいなのか?
オレはよっぽどダメなことばっかしてるんだな



【閲覧注意】不思議な集落~閉ざされた村~

【孫子】お前ら、兵法は勉強してるよな?【六韜】

吹いた画像を貼るのだ『堺雅人のそっくりさん」

怒らないでマジレスして欲しいんだけど、電車で化粧して何が悪いの?

2chで見つけた叙述トリック『恋人』

マナーやモラルのない人間が増えたよな