転載元:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1258346613/
ねるとんの中森明菜事件怖すぎンゴ・・
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4731671.html
森


6: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 01:04:57 ID:JK7oSput0
私の実家は東北地方の小さい村にあります。
家は田舎ならではというか結構大きく敷地内には倉まであって今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません
その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました

ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で何であるかはよく分かりませんでした。
汚らしく、興味も無い私は元のソレを場所に戻そうとした時友達の一人が何故か興味示したみたいでソレを私から取り上げ投げて遊びだしたのです。
その瞬間世界が暗転しました

気がつけば私は病院のベッドで寝ていました。
後日、親に状況を聞くとどうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです
その時はさっき見ていたのは夢だと思っていました。

退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時仏壇を見て驚きました
お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです
それは、夢で見たあの黒い毛糸の塊で友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです
私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親のかも険しくなっていました

帰路につく途中親が突然、私に問いただして来ます
倉を中の物に触ってないかとか色々と聞いてきました
私は正直に夢で倉で遊んでいた事話しました
親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした

それから20年近くたった最近になってあれは何だったのかを聞いてみた所昔、この地方は水害が酷くそれを治める為に
人柱を使って増水を治めるという事していたみたいでその時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです
それが、あの毛糸塊だったそうです



8: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 01:32:30 ID:M+O33Sb1O
>>6にも人柱様が「死んで詫びろ」と、打ったんだわ



9: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 02:09:39 ID:bbqMtCF60
>>6
隠してしまわなかった親が悪いね



14: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 05:49:02 ID:tHUCu72vO
>>6
死んで詫びろったコエエ
なにをやったら作文に死んで詫びろが紛れ込むんだよww



18: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 21:51:10 ID:jqeYKqLe0
おいらだよ。
今回は昔ばあちゃんから聞いた話を。

1945年8月。中立条約をを破ってR国が攻めてきたとき、じいちゃんは
技師として中国で発電所を建造中だった。召集はなかったらしい。
当の発電所は、ほぼ出来上がっていたという。

「R助の鬼が来る」
当時はその噂で持ち切りで、日本人集落は震え上がっていた。
日本軍は守ってくれるのか?ここの住人はどうなる?
しかし関東軍は、その時にはいつの間にか引き揚げてしまっていた。
いつもは偉そうな軍人さんなんて、誰も残っていなかった。
ようやく、混乱の窮みになっているだろう開拓団総本部から指示が来た。
発電所の工事は無期限に中止。
開拓団は急ぎ、内地への引き揚げの準備をせよ。
建造途中の発電所施設ハ、軍機ユエニ敵ノ手ニ堕チルコト能ハズ。

破壊セヨ。と。

この集落に居る皆は、日本人で在るが故に、ここで作り上げた全てを捨てて、
ここを引き払わなければならない。今すぐに。
ここで頑張っても、犯されて、略奪されて、殺されるだけだ。
ここまでだ。
同僚数十人と発電所に向かう折、じいちゃんは泣き叫ぶ、まだ子供だった伯母さんと
お袋を抱えたばあちゃんに、一振りの刀を渡して、言った。

「R助の鬼が来て、酷いことをされそうになったら、これでみんな死ね」

じいちゃん達は急ぎ発電所に向かう。まだ敵の姿は見えない。
その朝は夏なのに霧が濃く、不気味なくらい静かだったそうだ。




19: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 21:52:29 ID:jqeYKqLe0
じいちゃん達は泣きながら、運びきれなくなった、自分で引いた設計図を全て、
燃やしたという。
そして殆ど出来上がっていた施設を、殆どぶっ壊した。

埃だらけで帰ってきた時、幸運なことに、まだ「鬼」は来ていなかった。
泣き疲れた娘達を、上がり口の板敷にそのままの格好で寝かし、ばあちゃんは一人、
暗がりの中で目を爛々とさせ、刀を携え、息を潜めて正座して待っていたという。
そしてそのあと家族は文字通り、鞄一つで逃げた。

夏が終わって秋が来て、瞬く間に10月にも関わらず地面が凍り始めた。
道端に生えている、痩せて凍ったニンジンは、リンゴの味がしたという。

延々と続く冷たい泥に足を取られながらも、ようやくごった返した港に出た。
中国人の人買いが寄ってくる。ここまで来たのに、ここで力尽き、とうとう
手放された子供達を狙ってる。
切符を買うために鞄の中身は殆ど無くなった。
命からがらようやく乗り込めた舞鶴行きの船は、最後から二番目だったそうだ。
じいちゃんの口から聞けたことは余りに少ない。それ程じいちゃんは語るのを
拒んでいた。

おいらは思う。
どんな恐怖の中で、どれだけの悲しみと怒りと絶望を置いてきたのだろう?

遥か、満州に。




20: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 22:01:57 ID:YvJgszr90
>>19
言えないことをやったって事だね。
ま、仕方がないけどね。



21: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 22:10:38 ID:T4jYbUDEO
>>19
貴重なお話だ。こんなところで書くより軍事板の戦争体験スレで書いた方がよいと思う。



22: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 23:16:13 ID:xxwMdf1p0
暮らしの手帳だったかにもあったけど、逃げる途中で
子供が歩けなくなったので皆で穴を掘って中に子供を坐らせて
殺して埋めてかえって来たという悲惨な話も読んだことがある。
ウチは満州でも海岸近くだったので、オヤジや爺さんは
帰ってこれたわけだが。あっちの連中は野獣同然だからなぁ。



23: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 23:45:31 ID:YvJgszr90
>>22
自分の命に代えてでも子供を守るのが親ってもんだけどね。



25: 本当にあった怖い名無し 2009/11/18(水) 00:36:52 ID:qQ+b/mH00
>>23
けど、自分が死んだら残された子供もどうなるかわからない状況では、そんな風に考える事も出来なかったのかも知れないね



24: 本当にあった怖い名無し 2009/11/17(火) 23:52:11 ID:ixpRru500
あんまり現地の人を悪し様に言うのも・・・
どうしても一緒に逃げれず現地の人に子供を預けたケースも多くありますし



31: 本当にあった怖い名無し 2009/11/18(水) 21:44:36 ID:t1eW2BkkO
俺にしてみれば笑いも出来るが当事者にしてみれば
洒落にならないくらい怖い思いをさせてしまった話。
今は反省している。

俺が小学生だった頃、下級生の間でこんな話がでてきた。

「図書室に呪われた本がある」

どういう内容なのか興味があった俺は友達に詳しく聞いたのだが
曰わく、下級生が怪談話の本を借りたらしいが読み進めていくうちに
びたりと貼りついたページがあった為、剥がしてみたらしい。
開いてみたページは一面が血まみれで怖くなって返したとの事。
それに尾ひれがついて呪われた本になったらしい。
俺はその話を聞いて血の気が引く思いがした。

お分かりだと思うが犯人は俺だった。
以前、その本を借りた俺は鼻をかいだ途端に鼻血が出てしまい
(いまでも鼻血が出やすい体質)多量の鼻血を撒き散らしてしまい、
弁償するのが嫌だった俺はそれをそのまま返却してしまった。
それが呪われた本の本当の正体だった。

こういった下らない事が後々には怪談として語り継がれてしまう事が洒落にならない。

ちなみに弁償はしてない。



47: 本当にあった怖い名無し 2009/11/19(木) 12:48:51 ID:R5li0Bp20
昨晩起こった事を。
あんまり怖くないかも知れないけど、呼びかけの意味も含めて。

ネットやってて、ある産婦人科医のwebを開いた。
見ていくうちに、流産や堕胎した子どもに何らかの加工を施してる事を知る。

俺は最近の医者虐めは行き過ぎだと思うし、もっと理解すべきと思っているけど、
この医者は、世に出る前に亡くなった生命への尊厳がないじゃないか。
無性に腹が立って、こいつ分かっててやってるんだから諭してもムダだ、
警察にメールしてやる!と書き始めた。
この医師の悪行についてweb見ながら書こうとしたら、
なんか一枚写真が目の前にドドーッと頭の中に入ってきた。
0.3秒に一枚くらいの間隔で、なんか脳に直接なだれ込んでくような感じ。
どれも医師がピンセットで胎児を摘んで薬の中に入れたり、メス入れたりのグロ画像。
頭がショートしそうになったのと気持ち悪さで書き込み中断。

暫くして再挑戦しようとすると、やはり同じ所で大量のグロ画像が。断念。
そんなやりとりを4~5回しているうちに、魘されてるのに気付いた家内が起こして目が覚めた。


あれ?夢だったんだ。しかし鮮明な夢だったなあ。
ここで俺は、自分の体の異変に気付く。腕から胸にかけて、妙に重い。
重いってのは臼の下敷きになったようなのではなく、携帯電話くらいのものが
沢山縛り付けられたような感覚だ。寝返りも打てない。
寝たまま腕を何度も振り回し、体をひねったら逃げていった。
(家内は暗闇の中、その様子にドン引きしていたらしい)



49: 本当にあった怖い名無し 2009/11/19(木) 13:01:05 ID:R5li0Bp20
いやひとつ残っていた。左肘に食い込むようにして残っているのが。
そのために重いというかだるいというか、疲労感が残って堪らない。

駄目だどうしても消えない。ひょっとして上半身にくっついていたのもこいつも、
さっきの夢と関わりがあるんじゃないか?そう思い、昨晩洒落怖で読んだ
Part140「取り憑かれる」を思い出し、この重さに向けて頭の中で語りかけた。

「俺はやるだけのことはやるから、それ以上は何もできないから、他を当たったくれ」

語り終わった瞬間、30分くらい続いた重さがスッと消えたんだ。
この時は本当にビックリした。


で、ここに書き込んだ理由。私の妄想だったらいいのですが、
産婦人科医の方でもし上記のような事してる方いらっしゃいましたら止めてください。
頭になだれ込んだ映像の中で1枚だけ、流産したり堕胎した胎児を
小さい木箱にしまっているものがありましたがそう言う使い方は倫理上良くないと思いますよ。



64: 本当にあった怖い名無し 2009/11/19(木) 20:27:46 ID:DWvzJGQT0
>>49
本当にそういうことがあるのかもな



127: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 02:29:43 ID:rETLHkqV0
おいらです。

ーーーーーーー
一時期、大学のサークルの関係で、アシスタントのバイトをしていた時期がある。
高円寺の北にある先生の自宅に伺って、5人くらいの編成で、一人一晩1万円。
おいらの担当は背景とトーンワークだった。内容は、まあ推して知るべし。
そのアシ連の中に一人、結構強力な人がいた。名前をモリヤマくんという。
黒ブチのメガネをかけた、フツーの高青年だ。彼もまだ大学生だった。

そのモリヤマくんは来る度に、にこにこ笑いながら、何かと心霊写真を持ってくる。
これが毎回、なかなかにエグい。
彼がアシに来ると、先生もその輪に入ってしまい、なかなか仕事にならない。
だがこの日、彼が持ってきた写真は、いつにも増してヤバかった。

「この前、K野神社で撮ってきたんですよ。天気も良くて。いやーすごかった」
フィルム2本で48枚のプリントは、冗談でなく、全てがおかしかった。
まず、全部粒子の色が泡立っている(砂地のように見える)。
どの樹木を写しても、木の葉の影に髑髏が無数に見える。
階段を撮っても、そこに落ちる木立の影が、牛の頭の骨に見える。

写真のどこかに霊体が…というレベルではない。全ての写真の全面に写って
いるのだ。
ここまで来ると、皆黙りこくってしまった。普段はスゲーだのヤベーだの騒いでいる
先生も静かになっている。息を呑む作品群だった。
夏の暑い日、窓を開けているのに部屋の温度がどんどん下がってきてるのが判る。




128: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 02:32:26 ID:rETLHkqV0
「いいスか、次の写真は絶対に論評しちゃダメっすよ。口にするとヤバイ。マジで」
モリヤマくんは、この日の取って置きをペラリと出した。
「…これ、誰ですか?」
「ああ、彼?一緒に行ったスズキ」

…あまり悪い事は言いたくないが、正直、素人目に見ても、彼は長生きできない
のではないかと、本気で心配になる写真だった。
いや、このスズキという人物、本当に人間なのだろうか?それすらも怪しい。
心霊写真を見ただけで、涙ぐんでしまったのは、これが初めてだった。

平らな場所に、そのスズキさんが両手を後ろ手に組んで、こっちを向いて笑ってる。
太陽は彼から見て右手の頭上にある。故に影は彼の左下、つまり写真に向って
右下に伸びるはずだ。だが、この影がとんでもなかった。

まず、彼の影が彼の足元に繋がってない。ここから既におかしい。
影の片手が上がっていて、長い杖みたいなものを持っていて…なんですか、これ?
背中に、一際大きな影が…コレは翼でしょうか?
頭には角のようなものも…もうカンベンしてください…
駄目押しに、尻尾のようなものが腰から…これでは、まるで…悪ー

同じ言葉を、よりにもよって先生が呟いてしまった。
「…これは…まるで、ア…」

「それを言うなァア!!!」
モリヤマくんの、鋭い声の一喝が響いた。
びっくりして振り向くと、鬼のような形相で部屋の片隅を見つめている。
顔を真っ赤にして、冷や汗をかいてブルブル震えている。



129: 本当にあった怖い名無し 2009/11/22(日) 02:35:17 ID:rETLHkqV0
「その窓を閉めろ!」
言われるがまま、弾かれるようにアシの一人がその窓に駆け寄った瞬間、カーテンを
引き裂いて、何か白い塊が飛び込んできた。
それは凄い速さで部屋の中を通り抜け、向こうの開いている窓から飛び出して
行った。本当に一瞬だった。
一番間近にいたそのアシさんは、失禁して気絶していた。
おいらたちも、さすがに腰を抜かして、しばらく立てずにいた。

「…もう、大丈夫ッス」モリヤマくんの一言でようやく皆、無言で自分の位置に戻る。
それから誰も話をしようとしなかった。

「…これじゃ仕事にならねえな…」先生が呟いた。まあ、確かに。
「今日は終わり。これで酒買ってきて。でもみんな朝まで居てくれよ。俺が怖いから」

その後は怖がってる先生を囲んで酒盛りになった。モリヤマくんは足の竦んだアシを
2人引っ張って酒を買いに行く。気絶したアシには先生のトランクスとジャージを
貸してシャワーを浴びさせている。
まだ放心している先生は座らせておいて、おいらは酒盛りの用意をし始めた。
それまで皆が使っていた飲み物のコップを、一回洗っておこうとしてギョッとした。

誰かの麦茶の飲み残しが、ガチンガチンに凍りついていた。



225: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 09:51:22 ID:ZFCQNmSlO
>>128その後スズキとやらがどうなったかのほうが気になる。
いや~久々に怖イイ話を読ませてもらった。



185: 本当にあった怖い名無し 2009/11/23(月) 01:29:25 ID:CF2/uxhXi
8年前にサラ金勤務してた時の話。

一人暮らしの債務者(爺さん)の家に家財差押に行ってもらった執行官から、
留守だったんで鍵屋に鍵をあけてもらって入ったら台所に腐った死体があったとの報告。
警察が調べた結果、死体は債務者の爺さん。
死因は病死で死後半年位(提訴は3ヶ月前)だったらしい。

何が怖いのかというと、
3ヶ月前の裁判開始の時と、4週間前に判決が出た時の2回、
誰かがその債務者宅で裁判所からの手紙を受け取ってる。
『そいつ』は誰なのか?
爺さんの家で何をしてたのか?
それが誰なのかは結局わかってない。



190: 本当にあった怖い名無し 2009/11/23(月) 02:26:55 ID:9kbqpCDV0
洒落にならねえ。。。



234: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 11:46:59 ID:/fjB1XIF0
前に心霊テレビでやってた世話焼きな死神の話もおもしろかったw
せっかく取り留めた命をまーた仕事で磨り減らそうとしてる
仕事馬鹿のリーマン(投稿者で主人公)に
わざと自分の姿を見せて死ぬほどビビらせて
リーマンが自分の命をもっと大事にするように仕向けたやつ
自分は少なくともそう解釈してる



236: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 11:54:51 ID:7xhP048mO
同じく死神は悪者ではないとは思っている
死後に迷わないように導いてくれるんじゃないかな
神の収穫物ってキザな言い方する奴だなw



239: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 15:27:33 ID:wsOY5qRY0
私も死神見たことあるよ
玄関あけて入ってきて私と目?があったら
「あ!間違えちゃった・・・」ってつぶやいて、
手をひらひらしながら出て行った


幼稚園生だったので夢かもと思ったけどはっきり覚えている。



240: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 15:43:38 ID:qAjUAfVz0
>>239
まるで萌えキャラだなwww



254: 本当にあった怖い名無し 2009/11/24(火) 21:35:50 ID:7REh8Mk50
ちょっとトラウマになったんで聞いてくれ。


俺はその日、普段通り、いつも通りに寝たんだけど、なんだかものすごく寝苦しくてなかなか寝付けずにいた。
そんでなんか部屋の雰囲気がいつもとちょっと違う感じがして、布団から起きて周りを見渡してみたんだ。
でも真っ暗で何も見えなかった。
(ああ、そりゃ真っ暗だよな)
って思った瞬間、目の前に二つの目玉が現れてぎょろりと俺を睨みつけてきたんだ。

次に気が付いた時には朝だったよ。


もう二度とアイマスクは着けられないわ・・・



258: じつ8 ① 2009/11/24(火) 23:41:15 ID:VPK9pac2O
この話は実話です。
ただ事実のみを書きます。

運送大手の○川で僕はドライバーをしていました。
ある夜、○○工場内(九州内にあります)で作業中、どうにも同僚Sの様子がおかしいことに気付きました。
Sは仕事中だというのに、ある一点を睨み付け、小さな声でなにか呟いているのです。
不思議に思い近づくと、Sの声が微かに聞こえてきました。
「アケミくるな。アケミくるな。アケミくるな。」
彼はひたすらそう呟いていました。
当時○川には霊感が強いドライバーが二人いました。
SとAです。
Aは、生まれつき霊が見えるとのことで、よくなにもない空間を指さしては、あそこに青いお婆さんがいる、などと言っておりました。
Aは霊に対してある程度の経験といいますか、耐性があるらしく
Aの言うことには、霊には大丈夫なやつと、ヤバイやつとの二種類があるそうで
なんでも大丈夫なやつはまったく持って生者に感心を持たずに、ただ決まった場所にいるだけとか。
そういうのは大抵が何日もすればいなくなるそうで、まったく無害なのだそうです。
Aいわく、人に興味を持たないのは大丈夫らしいのです。
対してヤバイやつは、いつもこちら側、つまり生者を執拗に見ているらしいのです。
普段私たちの周りにもいるようで、その存在を知っているそぶりを見せるとつきまとい、時には命にかかわる問題を起こすそうです。
ですので、必ず見えないフリをして近寄らないようにしなくてはいないそうなのです。


259: じつ8② 2009/11/25(水) 00:03:19 ID:8PoNq8niO
Sは霊感があるといってもAとは少し様子が違いました。
Sが霊の存在を感じるようになったのは、つい一年ほど前からなのです。
彼はそれまではまったく霊の存在を感じた事などなかったそうです。
きっかけは信じられない話ですが、ある遊園地(これも九州です)のお化け屋敷に入り、出たあと急に見えるようになったというのです。
Sいわく最初は霊だとは思わず、お化け屋敷からでると、突然遊園地に顔つきの暗い人が増えたので不思議だったのこと。
Sには、Aのようにヤバイやつと大丈夫なやつとを区別することはできませんでした。

話を戻します。
呟くSの様子を見て、僕は心配になり、どうした? と声をかけました。
Sは返事をせずただ必死に呟いています。
「アケミくるな。アケミくるな。アケミくるな」
ただならぬSの様子に霊絡みのことが起きているだと思った僕は、Aに報告しにいきました。
AはSを見るなり言いました。
とてもヤバいやつとSが見つめあっている と。
僕にはなにも見えません出したが、どうにも薄笑いを浮かべた不気味な女がSの傍で彼をじっと睨んでいるのだそうです。
Aは言いました。ああいうのは絶対に目を合わせたらいけない。気がついてないフリをしないと。
今日はSに近寄らないほうが良い、と。
そういうと事務所から塩を持ってきて自分と僕に振りかけました。




260: じつ8③ 2009/11/25(水) 00:25:23 ID:8PoNq8niO
それから退社時間まで僕Sに近寄らないないよう作業しました。
Sはときおり首を振ったり、泣きそうな顔になったりしていました。
その様子はまるで、誰かにお願いごとをしているようでした。

その日退社時、僕の車のキーが無くなっていました。
困った僕がどうしようかと考えていると、背後からSが声をかけてきました。
「家まで送るよ」
Sの顔は真っ青でした。微笑んでいるものの、目がやけに真剣で僕は怖くりました。
Aの言葉が浮かび、僕は断りましたがSは頑なに送ると言い張ります。
その抵抗し難い迫力に押されてとうとうなし崩し的に僕は受け入れていました。
しかし、駐車場に止めてあるSの車の前に立ったとき得も知れぬ嫌な予感を感じたのです。
絶対に車には、乗ってはいけない。そう直感しました。
僕は必死になってSを説得しました。今日は事務所に泊まるから良い。
しかしSは納得しません。次第に声が荒くなります。そうこうするうちにAが通りかかりました。
事情を知ったAは自分が僕を送るとSにいいました。
Sは一変して、しおらしく頼むから送らせてくれていいましたが、僕は断ってAの車に乗り込みました。

Aの車が発進し、遠ざかるのをSはただみていました。
車内で僕はAに礼を述べました。
Aは真面目な顔をしていいました。



264: じつ8四 2009/11/25(水) 00:43:39 ID:8PoNq8niO
実はな、途中から薄気味悪い女のヤバいやつはSのそばから離れてお前のそばにいたんだ。
途中からいなくなったから、お前が気付かないと諦めたんだと思ったんだが、
さっき、Sの車の助手席に座ってお前をじっとみてたんだよ。
あのまま乗ってたら多分お前の家までついてきてたぞ。
ただ、Sは危ないな。完全に目をつけられてる。あいつからしばらく離れたほうがいいぞ。

だけど翌日Sは会社を無断欠勤しました。そのまま1週間経っても来ない彼を心配して上司が見に行きましたが、
彼は家にいませんでした。家族の話では1週間前から家に帰っていないらしいのです。
とうとう1ヶ月がすぎても彼は帰って来ませんでした。
会社はSを解雇し、家族が捜索届けを出したと聞いたのですが、その後Sがどうなったのか僕にはわかりません。
ただ、町でSの車に似た車を見るとつい隠れてしまうのです。



273: 本当にあった怖い名無し 2009/11/25(水) 10:27:02 ID:2GAzhrn80
>>264
続きは?



275: 本当にあった怖い名無し 2009/11/25(水) 11:20:36 ID:8PoNq8niO
>>273
すいません、これで終わりです。




265: 本当にあった怖い名無し 2009/11/25(水) 00:46:28 ID:5cLrQgphO




372: じつ8① 2009/11/29(日) 20:52:58 ID:7p3nKMO3O
では私が体験した実話を投稿します。これは紛れもない事実であります。


私の出身地は古くからの部落差別の残る地域でした。
当時わたしは小学生でした。部落差別があるといっても、それは大人の世界での話で幼い私には差別などわかりませんでした。
子供同士はどこの地区出身かなど関わりなく仲良くなりますし、大人達は罪悪感があるのか子供達の前では部落の話を避けているふしがありましたので普段の生活で意識することはあまりありませんでした。
ただ、○○地区のヤツは気が荒いあまり仲良くなるな。ということは言われた事があります。
○○地区とは、海沿いにある2つの町を差す地域で確かに不良が多かったのです。
当時僕は○○地区の友達Y君と仲が良くて放課後はいつもY君と遊んでいました。
当時僕たちは釣りに夢中になっていました。Y君の家の近くには海があり、よくY君のお父さんの釣竿を借りては、穴場を探して海の周りを探索し、釣りをしていました。

このY君のお父さんはとても怖い人でした。いつも家にいて、がっしりとした体に短く駆った坊主頭といつもなにかを睨み付けてるような目をしていました。
その怖い外見の通りに気も短くY君の家でうるさく騒ごうものなら大声で
黙れ、ぶち殺すど!と過激な言葉を使い怒鳴りつけてきました。
幼い僕には苦手な大人でした。
ですのでY君お父さんから借りた釣竿を使うときには、絶対に傷つけないよう注意して扱っていました。




373: じつ8② 2009/11/29(日) 21:10:23 ID:7p3nKMO3O
ある日Y君と二人で、海のそばの林に入り、釣りのためのスポットを探していると古いトンネルを見つけました。
とても小さなトンネルで、長さは5メートルぐらいだったと思います。
中にはゴミが散乱していました。
薄暗いトンネルを抜けた先には釣りのできそうな入江がみえます。
僕たちはトンネルを秘密基地にしようと喜びトンネル内に荷物を置いて先の入江で釣りをはじめました。
暫く時間が経ちましたが、魚は全く釣れず退屈していました。
すると突然背後から
「釣れるか?」 という声が聞こえました。
驚き振り返ると、破れた服を着た老人が立っていました。
僕は老人から漂う悪臭に思わず顔をしかめました。
白髪混じりの老人の髪は油っぽくふけだらけで、しわだらけの皮膚の色は黒ずんでいました。
老人は、だるそうに黙って僕たちを見ていました。
その右手には僕たちの荷物があります。
体がすくんで固まる僕の隣で、怯えた声でY君がいいました。
「それ俺たちのです」
「やっぱりか、わしの家にあった」
老人の声はとてもしゃがれていました。無表情だった顔を動かし目を細めて
「あんなとこに置くと誰かに盗まれるぞ」
と笑い荷物を置いてトンネルの中に入っていきました。



375: じつ8③ 2009/11/29(日) 21:28:29 ID:7p3nKMO3O
残された僕たちは荷物に駆け寄ると顔見合わせて動揺しました。
老人のような人間をみるのは初めてだったのです。一体何者なんだろうと二人で話しました。

なんにせよ帰るには再び老人のいるトンネルを抜けなくてはなりません。
僕たちは迷いつつおそるおそるトンネルに入りました。
薄暗いトンネル内でござの上で横になっている老人の背が見えます。
その横を音をたてないようそろそろと二人で歩きました。
老人はその間ぴくりとも動きませんでしたが、出口にさしかかった時唐突に言いました。
「遅いから気をつけて帰れよ」
僕は急に老人に興味がわき尋ねました。
「おじいさんはこのトンネルに住んでるの?」
「ああ」
「いつから?」
「お前が産まれる前からじゃ」
「なんで?」
「昔わるさして、罰があたったんじゃ」
「罰でトンネルにいるの?」
「そう。みんなに追い出されたんじゃ」
おじいさんの声は寂しそうでした。
「もう帰れ、おとうとおかあが心配しよるぞ。それと危ないから、ここらにはもう近よるな」
「うん」

しかし、僕たちは翌日も老人のところに行きました。
幼いながらに老人が悪い人だとは思えなかったのです。
最初は迷惑そうだった老人も次第に僕たちを可愛がってくれました。
一緒に遊んでくれたり、影送りや、折り紙などいろんな遊びを教えてくれました。
僕たちは老人のことを、トンじいと呼び、放課後毎日遊んでいました。
そんな関係が2ヶ月ほど経った頃事件が起こりました。



376: じつ8④ 2009/11/29(日) 21:51:53 ID:7p3nKMO3O
トンじいは、ファンタが好きで僕たちがあげると大事そうに両手で飲んでいました。
今度は、違う味のファンタ持ってくるよというとありがとうなと凄く嬉しそうに笑いました。
その日、トンじいのもとから帰る途中Y君がふざけて、背の釣竿を刀に見たて振り回しはじめました。
勢いよくふった先でつまずきよろけ、とっさに支えにした釣竿がしなって中程が折れました。
Y君は青ざめ泣き出し、
「お父さんに殺される」
としきりに言いました。
僕は、泣きじゃくるYに頼まれ一緒にYのお父さんのところに謝りにいきました。
折れた釣竿を見るなり、Yのお父さんの顔つきが強ばり目が赤くなりました。
限界まで膨らんだ風船が破裂するのを抑えるように、ぶるぶると震えながら
「どっちがやったんか?これ」
と平坦な声で言いました。
Yはうつむいて涙を地面に落とし、僕は怖くて黙っていました。
「答えんか!お前がやったんか!!?」
Yの父親は怒鳴りながら、Yの髪を乱暴につかんで無理矢理顔を引き上げると血走った目で睨み付けました。
「答えんか!!」
「トンじいがした」
Yはしゃくりあげながら、か細い声で呟きました。
「ああ!!?トンじいって誰か!?」
「海のトンネルにいるおじいちゃんがやったんだ」
Yのお父さんは、Yを離すと憎らしげにいいました。
「大山のジジイが、あのやろう」
Yのお父さんは家に入り誰かに電話をかけると、スコップを持って走り去っていきました。
Yは声を上げて泣いていました。

翌日僕たちは、トンじいのところに怖くて行けませんでした。
Yの話だと、Yの父親は翌日の朝に帰ってきて二度とトンネルに近寄るなといったそうです。




379: じつ8⑤ ラスト 2009/11/29(日) 22:14:15 ID:7p3nKMO3O
一週間ほどたってよくやく僕らはトンネルに行きました。
お詫びにとファンタを沢山持って。
しかしトンじいはいませんでした。がらんとしたトンネルは静まりかえって
トンじいが使っていたござがそのままにひかれてました。
暫く待ちましたが、仕方ないのでファンタを置いて僕たちは帰りました。

その翌日再びトンネルにいくと、トンじいはやはりおらず。
昨日置いたファンタはそのままの状態で置いてありました。
僕は急に不安になってきました。トンネル内の赤黒い汚れが、トンじいの血に見えたのです。
Yは膝をついて号泣し、
「ごめんな、ごめんな、トンじい」
と繰り返していました。

それから次第にYとも疎遠になりトンじいと会うことも二度とありませんでした。
大人になって母に昔トンネルに住んでいる人がいたというと教えてくれました。
「昔、○○地区に大山さんって人がおってね。一家心中なさったんよ
自宅に火をつけて娘さんも、奥さんも亡くなったんやけど大山さんは助かってしまって。
ただ隣の家にも延焼してしまってね。結局○○地区の人から追い出されてね。
本当か嘘かトンネルに住んでるって聞いたけど。その人かもしれんね。
○○地区の奴らは本当に酷いことするよ」

これで終わりです。
トンじいがどうなったのか僕にはわかりません。もしかしたら別の場所に移動して、今も元気にしているのかもしれません。
ただ曖昧な記憶で思い返すのです、あの日以来Yの父親が持っていったスコップはYの家で見なくなったこと。
Yの「ごめんな」の意味を。


終わり。



382: 本当にあった怖い名無し 2009/11/29(日) 23:19:10 ID:WficO44m0
>>379


ん~~、確かに洒落にならん。



380: 本当にあった怖い名無し 2009/11/29(日) 22:19:19 ID:K2mVOvt50
切ないな。良かった。
まさかスコップの上にトンじいの首とか置いとかないよな。



387: 本当にあった怖い名無し 2009/11/30(月) 00:54:42 ID:glHsrgiO0
とんじい……こういう話はせつなくなるよ



398: ロザリー ◆PiGJDrhfQc 2009/11/30(月) 09:39:08 ID:8sBFjujNO
トンじい面白い!!



425: 本当にあった怖い名無し 2009/12/01(火) 02:04:21 ID:Ze8J6RXoO
冷蔵庫で保存していたジャムにカビが生えてた。
これこそ怖いと思わんか?賞味期限過ぎていないんだぞ



426: 本当にあった怖い名無し 2009/12/01(火) 02:12:52 ID:amBzfaRj0
どうせパンに塗りたくったスプーンで何度もビンをまさぐっただろ
不純物が入れば黴びるのは当然



427: 本当にあった怖い名無し 2009/12/01(火) 02:13:00 ID:32+rhfp7O
叔父の話
大学4年の終わりに冬山登山へ行き、吹雪で山に閉じ込められた。
下山が遅れて必修科目の試験に間に合わず、追試も認められなくて留年。
決まっていた就職もパァ。



438: 本当にあった怖い名無し 2009/12/01(火) 12:24:44 ID:v0tVx0L9O
ワロタ



453: ろめお 2009/12/02(水) 00:59:14 ID:B9HvbHCW0
2週間くらい前に僕が体験した本当の話なんですけど、ちょっと聞いてください。

僕は通学に地下鉄を利用しているのですが、
地下鉄のホームから僕の家に一番近い地上への出口へは、あまり人の通らない長い通路を通らないといけないんですよ。
その通路がまたボロボロで不気味なんですが、妙に気に入ってていつもそこを通って通学しています。

その日の下校にも地下鉄を利用して、その長い通路を通っていたのですが、
地上への階段の右側に沿って30人くらいの人が一列に並んでいるんです。
人がギリギリすれ違えるくらいの幅の狭い階段なので、階段の右側半分はその列に占拠されてる状態でした。
もう日も沈んでいて薄暗かったのもあって、階段下から見た光景はちょっと異様でした。

つづきます。



457: ろめお 2009/12/02(水) 01:31:06 ID:B9HvbHCW0
つづきです。

僕はきっと出口の所で工事でもやっていて、人が詰まってしまっているのかなと思って
列の最後尾に並びました。
ですがその列は全く進む気配がないため、不審に思って列を抜けて階段の左側を上りました。
その列には腰の丸い老婆や、リーマン風の中年男性、制服姿の女子高生まで色々な人が並んでいました。

階段を上りきって地上に出ても、特に工事などをやっている様子はありませんでした。
ならばこの人たちは一体何に並んでいるんだろうと思って、列を追って行くと
すぐ近くのお寺の入り口に続いていました。

うわー、宗教団体か何かかな、と思って
あまり視線を合わせないように早足で立ち去ろうとしました。
10mくらい進んだ所でふと振り返ると、列は跡形も無く消えていました。

人が動いた気配も、あんなに長い行列がお寺に入るスキも無かったので
幽霊だ!と確信して、家まで急いで帰りました。

つづきます。



458: ろめお 2009/12/02(水) 01:43:19 ID:B9HvbHCW0
つづきです。

その後、もしかしたら憑かれたかなとも思ったのですが、特に何もなくて現在ほっとしています。

あの列は多分、地下鉄構内で自殺してしまった人が供養を求めてお寺に並んでいたのかな、と思っています。

ですが、僕があのまま列に並んだままでいたらどうなったか、想像すると少し身震いしてしまいます。

終わりです。




523: 本当にあった怖い名無し 2009/12/03(木) 20:31:26 ID:BZo7Jb+o0
オカルトではないけど歴史の話でちょっと面白かったので投下


まぁ怖い話と言うかウチの地域(山間部)で実際に起こった歴史なんだけどさ

1783~4年は世に名高い「天明の大飢饉」が起こり、我が南部藩でも沢山の人間が死んだ
南部藩がまとめた『南部史要』によると、餓死者が40850人、病死者23848人、
一家全滅で空き家になった家は10545戸にも及んだという

南部藩八戸でまとめられた『天明卯辰簗』にはその当時の人身の荒廃の様が生々しく書かれている

『夫を欺し打殺して是を喰 我子をも鎌にて一打にてうちころし、頭より足迄食し、
夫より倒死の市外を見付是を食とし、又々墓々を掘返し死骸を掘出 夜々里に出でて人之子供を追候。』

また、遠く南部遠野藩の『動転愁記』には『「もう喰いたいと言わぬ故許せ」と泣き叫ぶ八歳の娘の頭に
石を打ち下ろして殺し、早瀬川に投げ込』むなどの記述がある



575: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 19:39:12 ID:WTL3pcHg0
>>523だが今日聞いた話



『遠野物語』に登場する霊峰・早池峰山の主は女神だが、実質取り仕切っているのは怪物だという
んでこの怪物というのが面白い奴で、一つ目一本足のデカい怪物なんだそうだ

これってアレだよな? ヤマノケだよな? 俺個人的にはこいつもヤマノケもイッポンダタラだと思う

昔遠野周辺では金山が非常に賑わっていて、そこで産出された金は奥州藤原氏の建てた
中尊寺金色堂にも使われたらしい。北上山地はとにかく鉱物資源が豊富で、北上山地を越えれば
日本有数の鉄鉱山である釜石鉱山もある。この釜石鉱山では餅鉄という非常に良質な鉄が採れ、
日本初の反射炉による近代製鉄もここで行われた

で、このイッポンダタラという化け物だが、これは元々山師だったらしい
コイツが一つ目なのは、長年熱く焼けた鉄を見るうちに片目が潰れたからだという
コイツが一本足なのは、鉄に風を送るふいごを踏み続けて片足が腐ってしまったからだという

まぁコイツが件の話のように人に取り憑くかは知らんし、コイツが製鉄に携わる山師だったと言う話も、
元々そういう異様な姿だったのに後から人々が理由をつけただけかもしれん

ちなみに、コイツは今も全国に居て、最近でも田んぼに残った足跡が発見されて話題になったりしてるらしい

オチのない話だがすまんね


524: 本当にあった怖い名無し 2009/12/03(木) 20:39:29 ID:BZo7Jb+o0
これだと生きていけないってんで、皆、農民も町人もどこか食い扶持を求めて家を捨てて逃げるそうだ

しかし、皆が隣村に「亡命」してきてももちろん喰うものはどこにもないもんで、
却って食い扶持が少なくなって全滅の危険がある。

そうなるとどうなるか。亡命してこられる前に隣の村の奴をできるだけ殺そうって話になる
皆必死だし、ニ、三人死んでも今更皆気にしないから、若者とかまだ体力がある奴が鎌や鍬を手に持って、
隣村を素面で襲撃して殺す殺す。皆もう逃げる体力もないから皆殺しなんだそうだ

その殺された奴の遺体は飢えた者たちの食料になったというから凄まじい

皆殺しをやった村では、未だに殺した人間以上に人口が増えないそうだ


もうちょい続く



527: 本当にあった怖い名無し 2009/12/03(木) 20:51:50 ID:BZo7Jb+o0
それでも、やっぱりいつの時代にもいい人はいるもんだ

ついに飢饉も最悪の状態になると、一山も二山も越えた先にあるウチの町にまで農民が亡命してきたそうだが、
土地の事情で生産が多く、まだ余裕があった俺の町の農民たちは哀れに思って、
決して多くない蓄えを放出し、餓鬼みたいになった農民たちに炊き出しして振舞ったんだと

しかし、これがいけなかった。メシを食わせた瞬間、大半の農民は死んでしまったそうだ


何ヶ月もろくすっぽ食ってない胃に食い物を入れると人間ってショック死するんだと
農民たちは白目を剥き、ひっくり返って苦しみ抜くそうで、ウチの町の農民たちがおろおろするうちに皆死んだ

こういう悲劇がいろんなところで繰り返される。善意でやったつもりが、かえって最悪の結果を招いてしまう
そのことを知った俺の町の先祖たちは、亡命してくる農民たちを追い払うようになった
町は餓鬼の群れで溢れ、そこらじゅうに行き倒れの死体が転がって極めて凄惨な光景だったそうだ

今はその餓死者たちを供養する慰霊碑が町中に建っているが、この歴史についてはあまり触れられない
未だに俺の町では、このときの歴史については口をつぐんでしまう老人が結構いる
親から何代にも渡って、このことは口外するなと口止めされるからなんだと


おしまい



578: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 21:03:41 ID:6CgXKcQc0
>>575
>一つ目一本足
と聞いて瞬時に唐傘小僧を連想した。
だがしかし奴はデカくは無いので
とっさに巨大な唐傘小僧をイメージしていた。  …ツクヅク自分あほだと思った;



583: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 22:43:25 ID:rWvInYPOO
>>575
グリム童話のホレおばさんみたいだね。
ホレおばさんは下唇と親指が異常に肥大し、片足はガチョウのようにひしゃげた
外見の魔女だけど、元々は人間で、糸紡ぎを長く熱心にやってると、唇や手足が
そんな風に変形したんだと。
で、ホレおばさんは、働き者の娘にはとても親切で褒美を沢山くれるけど
怠け者の娘には腹を裂いておが屑を詰めたり、酷い罰を与えるらしい。
だからキリスト教的には魔女に見えるけど、日本人的解釈なら神扱いだと思うんだよね。




584: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 23:45:11 ID:WTL3pcHg0
>>583
遠野物語によるとこの主とやらは人のモチ勝手に食ったりするだけで
特に御利益みたいなもんはなかったなぁ

あと頭のてっぺんに口があるそうで、隣町の伝説ではこれの正体は山姥だという
毎晩毎晩、ある寺の和尚が囲炉裏でモチを焼いてると、こいつが来て片っ端からモチを食ってしまう
そこで和尚が一計を案じて、白いゴマ石をモチみたいに囲炉裏で焼き、徳利には酒の代わりに油を入れておいた

んで、その日もこの「主」とやらが来て、ゴマ石をモチだと思って頭の口から食ってしまった
和尚がすかさず酒を薦めると、口の中で油が発火し、この化け物は悲鳴を上げて寺を飛び出していった

しかし、内臓を悉く焼かれたこの化け物も巣には帰りつけず、ついに道端で力尽きた
で、天日に炙られてこの化け物の死体が腐敗し、物凄い異臭を放つようになった

で、ケガレを嫌う早池峰の主が洪水を起こしてこの化け物の死体を押し流してしまった
この洪水は麓の町をも綺麗さっぱり洗い流し、化け物の死体もバラバラになってどこかへ流れていった



この洪水の時、荒れ狂う泥水の中を、白いお髭の老人が流される家屋の上に泰然と座り、流されていったという
んで、後にこの白い髭の老人はここらの神様であろうといって、それ以来北上川の洪水を白髭水と呼ぶようになった

長い話だが終わり。あんまり怖くないね



585: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 00:32:03 ID:InJE0Bmi0
>>584
個人的にはこういう話ってものすごく好き。
でも、こういう民俗学的な話の中でもスレ違いにならないような
怖い話ってないのかね…。
嫌みでなく本当にそういうの読みたいんだ。



589: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 00:54:38 ID:fosmwxJuO
>>523ちょいと前に先生が"まぁ…この辺りでも昔は作物がとれなくなったりとかあって…人の肉を喰らったりしたらしいよ"
って言ってたの思い出した。嘘なんか言わないと思ってたけど、まさかここでも話になるとは。
南部藩八戸っていうワードに食いついて読んだけど、やっぱりあったんだ…実話だったんだ…



529: ろめお 2009/12/03(木) 20:56:38 ID:EMYSY1rW0
527さん乙です。
恐ろしい話ですね。
現代人には食人なんで想像できないですけど、
たった200年前の話なんですよね…。



530: 本当にあった怖い名無し 2009/12/03(木) 20:59:03 ID:BZo7Jb+o0
>>529
ケガツ(飢渇)とウチの地域では呼んでるがいまだに聞かされるからな
土壁の中のワラ食ったとか、旅人襲って食うとか。どこの釣神様だって話だ

お前らも東北の田舎に来たときはジイさんバアさんの前でワラビもちとか食うなよ



531: ろめお 2009/12/03(木) 21:07:23 ID:EMYSY1rW0
そういえば母親の実家が宮城だ…。
どうしてワラビ餅を食べるといけないんですか?



532: 本当にあった怖い名無し 2009/12/03(木) 21:13:19 ID:BZo7Jb+o0
>>531
なんにも食い物ないときにはワラビの根っこを掘り出して乾かして粉末にして
デンプン取り出して食べるという「ワラビの根モチ」という飢饉時の食い物があるから
戦争時までは普通にあったし、戦後食糧難の時代にはまだ食べられてた

バアちゃんとかワラビ餅と名前聞くだけでもう複雑な表情するからなwww
今雑穀が健康にいいとか言って米に雑穀とか入れると露骨にイヤな顔するし



556: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 05:16:09 ID:rWvInYPOO
天明の大飢饉の話で、彼岸花の名の由来について思い出した。
あれは日本自生の花じゃなくて、何時からか河原に故意に植え始めた花で
現に増える速度が物凄く遅いんだわ。1年に10センチ増えるかどうか位遅い。
でも田畑の近辺には必ずまとめて植わってる。その理由なんだけど…。

彼岸花は毒を持った植物なんだけど、飢饉の際は無害な草木も食い尽くしたら
あの花も食されるようになったんだって。
水にさらしたり茹でたりすれば、一応どうにか食べられる程度には毒抜きが
出来るらしいからね。
それさえ食中毒の危険を承知で食べ尽くしてしまったら、いよいよ残されたのは
先に死んだ者の肉や脳髄…。
特に子供の頭を丸焼きにし、引き出して食べた脳はことのほか美味だったと…

つまり餓鬼道に堕ちる直前、人であるうちに最後に食される物、しかも血の色を
彷彿とさせる花を咲かすから、彼岸花と呼ばれるようになったんだって。

今では、若い人は季節の花として愛でたり、生け花に使うことさえあるけど
年配の人は縁起が悪いと、敬遠するのも珍しくない花だよ。




563: 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 14:34:21 ID:4mQDZwzY0
いつもこの時期になると思い出しては、誰にかに話したくて、でも話せなかった話。
もう昔の話しだし、当事者も亡くなっているから書く。

以前、私が働いていた所での話。
その職場は、冬の間だけは季節労働の方々がやってきて、
私たち年間雇用の人間と作業をする職場だった。
その作業は時には夜通し行う事もあり、その夜は私と年配の方と二人っきりでの作業だった。

作業も一段落して、二人で酒を呑んでいた時の話。
その年配の方は普段漁師をやっていて、漁に出れないこの時期だけ、ここに来ている。
酒もすすみ、その方の若い頃の遠洋漁業の話になった。
昔は3回も遠洋に出れば家が建てれた、きつかったけど楽しかった。とか。

そこで私は聞いてみた。
そんだけ稼ぎがいいなら、なかには変な奴も乗ってくるんじゃないですか?
ほらよく借金返済のためにマグロ漁船とかいいますよね...

うん。たまにはそんな奴もいたね。
でもプロの漁師じゃない奴なんて、たいがい身体と精神が保たずに辞めて行くね。
(たしか補給で立ち寄る港に降ろすとかなんとかいってたような...)

そういえば一人、ひどい奴がいたなぁ。
やくざかチンピラか、そっちから流れてきた奴で、仕事は全くできない。
その上刃物は振り回すで酷かったよ。
だからみんなで話し合って、海に突き落としたらしいよ。
時化で波にさらわれたって報告しとけばバレないからね。

そういってその方はニヤリとした。

その夜は眠れなかったなぁ。



602: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 09:09:03 ID:P/Mxttrc0
>>563の話で思い出した。
うちのじいさん(故人)は、太平洋戦争時、南方の小さい島に送られた。
規則に反すると、桟橋の突き当たりで射殺。
そのまま死体が海に落ちて、後片づけしなくてもよいからだそうだ。
食料事情は厳しく、まじめな人から順に餓死していった。
じいさんは下っ端だったが、薬係の人、食料係の人と仲良くなって間を取り持ち、マージンとして薬と食料を手に入れて何とかしのいでいた。
もちろんバレたら銃殺だったよ、と言っていた。
じいさんの隊の上官(?)は嫌な人で、何かと理由をつけてイジメをしたり、物を取り上げたり、やりたい放題だった。
じいさんも、海に潜って採った真珠を取り上げられたと言っていた。
生きて帰ったら、まだ見ぬ結婚相手に贈ろうと思っていたので、とても悔しかったそうだ。
そんなこんなで、この上官はみんなから恨まれていた。
そして終戦、引き揚げ船の中。
日本の勝利を信じて、厳しい規則や上官のイジメもガマンしてきたのに、敗戦だなんて今まで一体何だったんだ!と、爆発した人たちが、例の上官を引きずり出し、担ぎ上げ、泣きながら命乞いするのも無視して、海に投げ込んだ。
後はどうなったか知らない、と言っていた。



619: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 22:29:17 ID:mvRylnhj0
>>602
イイハナシダナー
投げ込む前にフルボッコにしたり縛り上げておくとより効果的だったかも



620: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 22:48:43 ID:bpXHIyxL0
>>619
フルボッコや縛りはしなかったかもですが、引きずり出すときにケガをしただろうと思っています。
その状態で外洋に放り出されるのは、縛られて溺死するより恐ろしいです。
ちなみにじいさんの口調では、海に投げ込まれたのは一人や二人ではなかったようです。



622: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 22:57:01 ID:mvRylnhj0
>>620
なるほど
まあいままでの悪行の報いですからねえ…とはいえ一人や二人ではないとすると
もしかしたら巻き込まれた普通の上官とかもいたのかしら…



626: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 23:17:55 ID:bpXHIyxL0
>>622
そこまで無法地帯じゃなかったみたいです。
というのは、当時じいさんの近所の人が、どこかの隊の上官をやっていて、偉そうな態度の人だったらしいんですが、投げ込まれそうなところにじいさんが出くわして、近所の人だから勘弁してやってくれって頭下げたら、なんとか許してもらえたそうなので。
じいさん的には、かわいそうだからじゃなくて、今後その人の家族と顔をあわせ辛いとか、そんな感じでした。



607: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 20:17:47 ID:1L5UoUl20
スレが三つくらいあったけどこっちに書けばいいのかな?間違ってたらゴメソ。
遠野物語つながりで、つい先日のこと。

うちの実家は農家なので、本家の神棚(?)にはオシラサマがいる。
本家(俺の実家)の長男は代々そのオシラサマのお世話をしなきゃならないんだけど、
うちは長男である兄貴が小さいころに亡くなってしまったので、繰上げで世話は俺の役目になった。
んで、その世話っつうのをこないだして来た訳なんだけど、
小さい観音開きの黒い小箱から出てきたうちの『オシラサマ』は俺の見てきたよそのオシラサマとだいぶ違った姿をしていた。
オシラサマって言うと農耕とか馬の神様だから大体はちいちゃいじいちゃんとばあちゃんの姿をしてたり、着物着た馬だったりするんだけど、
うちのオシラサマは、ニカワタケみたいな半透明の皮に包まれた赤黒っぽい子供の像だった。
で、俺の役目である『世話』って言うのがまずそのオシラサマを濡らした半透明の皮で拭いてあげる作業らしいんだけど、
これがまた面倒くさい。塗料のようなものが塗ってあるらしいオシラサマは皮で拭くたびポロポロ垢みたいなのが落ちるし、頭に貼ってある髪の毛も剥がれてしまう。
この髪の毛がまた厄介もので、剥がれた分の髪の毛は俺自身の頭髪で補わなければいけないらしく
俺は態々一本単位で落ちた髪を数えては自分の髪を引っこ抜き飯粒で貼り付け引っこ抜いては貼り付け。



608: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 20:20:02 ID:1L5UoUl20
全部貼り終えたら今度は細い筆でオシラサマの目と鼻を上からなぞり描く(って言っても大して消えてもいないから描くマネだけ)
ほいで最後はオシラサマと俺の口に馬油を塗って終了。なんだけど、手先が不器用な俺にとって、オシラサマの世話は中々の重労働だった。
しかしここでふと違和感が。馬油ってウマのあぶらだよな?いくらオシラサマが馬の神様だからって馬自体は食わなくね?
それによそのオシラサマと世話する時期も見た目も全然違うし、よそのババアはうちのオシラサマを変な名前で呼びやがる。
じいちゃんとばあちゃんも世話してる間は家から出なきゃならないみたいだし、世話の方法とかも誰かに話しちゃいけないと口をすっぱくして言っていた。
なんだかだいぶ、世間のオシラサマとうちのオシラサマは違うらしい。つーか俺の世話した神様、オシラサマじゃなくね?
とあれからなんだか不安に駆られて仕方ない日々をすごしている訳です。

どんとはれ



614: ろめお 2009/12/05(土) 21:09:42 ID:IFQy2G4N0
その神様の正体が気になる…。
僕としてもちょっと調べて書き込んで欲しいです。



624: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 23:10:48 ID:DM5JYMMj0
>>614
オシラサマとは、岩手県の北上山地以東に伝わる木彫りの像の神様で、養蚕の神だという

歯ブラシみたいな形(棒と顔の部分)をしてて、頭からすっぽりと赤い布を着せられている
実際に見たことあるが、馬の顔した奴とコケシみたいな顔した人間した奴の二体一対だったな
この神様は年に一度、ひな祭りの要領で女たちの手によっておしろいを塗られ、新しい服を着せられる

なかなかに扱いが難しい神様で、このオシラアソビをやらないと祟られて一家全滅もあり得る
さらに獣のケガレを嫌うので、オシラサマを祭る家では鹿肉を食うと口が曲がるという
しかも、川に捨てようが囲炉裏で焼こうが必ず戻ってくるという執念深さも持っている


昔、遠野の長者様の一人娘が馬と恋に落ちてしまい、怒った長者様は馬を桑の木に逆さづりにして殺してしまった
娘がその馬の亡骸に取り縋って泣くと、馬は娘を連れて天へと登っていってしまった

後日、長者様の夢に娘が出て、馬を吊るした桑の木に白い虫がいるから、それを育てて末永く暮らしてくれと言った

長者様が桑の木に行ってみると、果たしてみたこともない虫が沢山桑の葉を食べていた
長者様はこの木からオシラサマを作って祭り、この白い虫を育て、これによって養蚕業が始まったという



625: 本当にあった怖い名無し 2009/12/05(土) 23:14:34 ID:sTkG4i3hO
陸軍では、内地にいる時あんまり態度が酷かった上官や古参兵は、戦闘時に
どさくさ紛れに撃ち殺されたりしたんだってよ。
シナ戦線帰りの兵隊の手記に書いてあった。
その人はシベリア抑留も経験してて、見張りがロシア人の時は、見張りったって
横着なもんで、朝まったり、作業も五月蝿くなくて、夜もさっさと終わったけど
モンゴル人やシナ人が見張り代行の時は、自分の点数稼ぎの為に、かなり無茶な
作業をさせられたそうな。
因みに地元の年取ったロシア人の中には、日露戦争で捕虜になった時に、日本で
厚遇して貰ったお礼だといって、こっそりジャガイモや黒パンを差し入れてくれた
人もいたと言うから、正に情けは人の為ならずと言うか、因果応報はあるんだね。



629: 1/2 2009/12/05(土) 23:38:25 ID:DM5JYMMj0
もうひとつ、我が町に伝わる話を

昔、久四郎、乙之助という兄弟がいた。久四郎は漁師で、美しい妻がいた
やがてこの久四郎には一人の娘が生まれたが、娘が小さいときに夫の久四郎がポックリ死んでしまった
親類たちは協議の結果、久四郎の弟の乙之助が残された妻と娘を引き取ることを決定した

やがてこの新夫婦に女の子が生まれたが、乙之助と妻はこの妹ばかりかわいがり、
久四郎の娘は虐待するようになった。村人は「同じ腹から生まれた娘になんとむごいことを」と噂し合った

しかし、そのうちこの妻は胸を患うようになった。医者や薬の甲斐もなく、ただただ
「絞められる、絞められる、苦しや苦しや」と七転八倒し、ついには死んでしまった

悲しみに呉れた乙之助は、近所の川から黒い石を持ってきて、妻の戒名を彫って寺に葬った



続きます



630: 2/2 2009/12/05(土) 23:43:50 ID:DM5JYMMj0
しかし、妻が死んで翌年の盆に墓参りに行って、乙之助は仰天した
兄の久四郎の墓から何本もの藤蔓が這い出し、妻の墓をギリギリと締め上げていたのである

乙之助は兄の怨念に恐れおののき、とにもかくにもこの藤蔓を切ろうと、歯でこの蔓を噛み切った

その瞬間、この蔓から鮮血が噴き出し、ビチャ、と乙之助の顔にかかったのである
乙之助は悲鳴を上げ、服の袖で顔の鮮血を拭うと、家に逃げ帰った

しかし、それでもまだ兄の怒りは治まらなかったらしく、その日から乙之助の顔の鮮血を浴びた部分が
真っ赤に腫れ上がり、ギリギリと締め付けるような激痛を発し始めた

この腫れはやがてカサとなって肉を腐らせ、ついには妻と同じように胸まで締め付けられるようになった

今までの行いを見ていた村人は誰も乙之助には同情してくれず、ついに乙之助は死んでしまった

今でもこの寺には久四郎とその妻の墓が残っているが、いまだに妻の墓は藤蔓でぐるぐる巻きにされており、
すっかりとくびれて今にも上が崩れ落ちそうになっている


おしまい



658: 本当にあった怖い名無し 2009/12/06(日) 14:02:54 ID:weD806cX0
どこのどいつに需要があるのかわからないがまた昔話

宮沢というところは昔、丈の低い柳が一面に生い茂る潅木地帯であったという
昔俺の村では春、農作業をする前に野火入れと言って下草を焼くことが慣例となっていた

その日も村の若いもんが宮沢に出て盛んに野火入れを行っていたが、夕日も沈みかけたとき、
薄明かりの中に突然として白い人影が踊った。若者はびっくりして「人がいるぞ!」と叫んだ

見ると、六部(お遍路)の格好をした一人の男が、四方から押し寄せる火に狼狽していた
この街道沿いの野原で、六部は野宿をしようかと野原に寝転んでいたのである

六部は盲目であった。若者たちが騒ぎ立てる間にも、火は野原にどんどん広がってゆく
六部は「この野郎共、俺が居ることを知っててわざと火をつけやがったな!」と大声で喚き散らした

「何だと! 人聞きの悪いことをいいやがって! そんなに死にたいならお望みどおり殺してやる!」

六部の言葉に若者の一人が激怒し、あろうことか持っていた火を六部の四方から放ってしまった



659: 本当にあった怖い名無し 2009/12/06(日) 14:03:49 ID:weD806cX0
見る見るうちにあたりは炎に包まれた。六部は火に抗おうにも盲目なのでどうすることもできない
そのうち方向もわからなくなり、ついには白装束にも飛び火し、六部は火達磨になった

「熱い熱い! 焼き殺される!」と七転八倒する六部を見て、若者どもはいい気味だと大笑いに笑った
思えばちょっとした感情の行き違いが若者たちを人殺しにしてしまったのである

六部は見る間に焼けただれ、もだえ苦しみ、ついに地べたに倒れ伏した
六部の顔は真っ黒に炭化していたが、突然六部はカッと目を見開き、若者たちを睨みつけた

六部は盲だったので、その目は白く濁っていた。炭のようになった顔に白い目がぎょろりと光っていた

「俺はここで殺される。何の咎もないのに殺される。努々忘れるな。これから七代に渡って、
お前たちの一族に盲を絶やさぬ。七代祟ってやるぞ!」

その怒号を最期に、六部は力尽きた。身に纏っていた白装束は完全に焼け爛れ、
全身の脂が焼けてブスブスと沸騰していたという

その鬼気迫る死に顔を見て若者たちは今更のように怖くなり、一目散に家へと逃げ帰った



その後、六部の宣言どおり、若者たちの子孫に目の悪いものが続出し、
ついには里が盲だらけになってしまい、里全体がずいぶん衰退してしまったという



今はそれもなくなったので、きっとこの話は七代は昔の話なのだという



661: 本当にあった怖い名無し 2009/12/06(日) 14:17:13 ID:cW246hrj0
>>659おもしろかった~
こういう「祟ってやる」って話はよくあるけど、何の知識もない人が呪う時ってどうすんだろうね
次お願いします~



716: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 00:07:01 ID:RtzKTyvX0
8階に住んでいる

仕事が忙しく帰りはいつも深夜だ
にわか雨が肩を濡らすが気持ちいいくらいに思っていた。
ただ、いつもは明るいはずのエレベーターホールがやけに暗く見えた。
暗いのもすぐに理由がわかった。
何本かの蛍光灯の1本が切れている
今に始まったことじゃない。ココの管理人は仕事が遅い

エレベーターが1階に着きドアが開いてギョッとした
中に人が居る・・・ドアに背を向けじっと立っている
赤いリボンと赤のワンピース 女だ
乗り込むのを一瞬躊躇したが乗らないのも変なのでそっと入り込んだ
女に背を向けた状態で8階を押した。
ボタンがどれも押してないことに気が尽き失敗したとすぐに思った。
自分の住んでる階を押したくなかった

階上ランプを見つめながらエレベーターってこんなに遅かったかって考えていた
女は後ろを向いたままじっとして動かない
8階に着きエレベーターを降りたが女は変わらず後ろを向いている

部屋に着き少し落ち着きシャワーを浴びた
ビールを飲み二缶目を飲もうとして冷蔵庫が空なのに気づいた
近くにコンビニがある。サンダルを引っ掛けエレベーターを呼んだ
ドアが開くと女が乗っていた
さっきと同じ格好で背を向けじっと動かない

今度は乗れなかった


解説よろしく




717: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 00:12:01 ID:0lWptvYR0
>>716
解説は略す。
いい感じで怖い。



718: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 00:13:40 ID:RtzKTyvX0
>>716の追記だが

縦読み「しにたくない」は分かった。

推測だけど首つりしてる女??

いまいちよく分からない、
解説頼む




720: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 00:30:28 ID:IixNScdiO
>>718自分も首吊りだと思った
どうでも良い話だけど読んでたら
女は背を向けてる…けどエレベーターの鏡にはこっちを睨んでいる顔が反射して…っていうのをイメージしちゃって
そっちのが怖いw



729: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 04:58:21 ID:7UhEesikP
以前、友人と野郎二人旅をした。
流石にひと昔のように北海道まで遠征する元気もなく、車一台に乗って
目的地を定めない気侭旅にした。
しかし連休ともなると宿が一杯で、当初は元気だったものの疲れが溜まって、
どこでもイイから民宿でも見つけようと本腰を入れた。

とてつもなく古い木造二階建ての民宿を夕刻に辛うじて見つけて、
尋ねると予想通り空いていたんで、さして旨くもない晩飯を食って、完全に
沸かしの単なる風呂に入って、一番旨いビールを飲んで就寝した。

俺はアルコールが入るとやや目が冴えるタチで、寝付けないでいると
なにやら耳についた。ささやき声。何をしゃべっているのか全くわからないが、
決して遠からぬ距離で確かに断続的に聞こえる。どーせ寝付けないので、
その発生源を突き止めようとして友人の寝息に耳をそばだて、一階の主人
の様子を探ったりしたが、他の場所では全くの無音。山中だし当然か。



730: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 04:59:23 ID:7UhEesikP
部屋に戻ってじっとしてみると、やっぱかすかに聞こえてくる。
押入れを開けてみたが消灯してるんで墨を塗ったような闇。わざわざ電気
つけて確認するのも友人に気が引けたんで、気にしないことにして、
目が覚めると朝になってた。

普段寝起きの最悪な友人がパッチリと目を醒ましていた。茶化すと、なにやら
とてつもなく薄気味の悪い夢を見たそうな。内容は漠然としてるが、知らない
女性らしき影がずーっと友人に何かを語りかけている、それだけの夢だった
そうだが、思い出すだにいやーな感じなんだそうな。

躾けの良い俺と友人は、昨晩開けっぱにした押入れに布団を仕舞おうとしたところ、
何か四角い平べったいのがポツンと横たえてあった。
額縁だったんで、なにげにそれを手にとってしげしげ眺めたら、真正面から
撮影した女性の顔写真だった。友人は露骨にしかめっ面してたけど、宿の忘れモノ
かもしれんので、会計がてら下にソレを持って降りた。

手渡したときの宿のオジサンのひきつった顔が俺は一番怖かった。
次の夜からは奮発して良さげに宿を見つけることに意を傾注したんだが、未だに
何か釈然としない小さな出来事だった。長くてつまらんくてスマソ。



758: ろめお  2009/12/07(月) 20:59:47 ID:cCpiBQjB0
先日、親戚のおじさんにこんな話を聞きました。

10年程前のことです。
夏休みに遊びにきていたおじさんは、ある日
当時8歳だった僕にせがまれて、車で少し遠くの森へ虫取りに連れて行ったそうです。

高い木々とその枝で覆われた、その大きな森の中は、
昼間でも薄暗く、そして静かでした。
おじさんと僕は3時間程その森で虫を探しましたが、
百足や蜘蛛がいるばかりで、目当てにしていたクワガタなどの虫は一匹も見つかりませんでした。
途中で他の虫取りに来ていた親子とも何組かと出くわしましたが、
どの組も収穫は殆どないようでした。
僕たちはかなり森の奥の方まで行ったのですが、
結局何も捕まえられないまま日が陰ってきてしまい、
来た道を引き返すことにしました。



759: ろめお  2009/12/07(月) 21:00:40 ID:cCpiBQjB0
その帰り道のことでした。

おじさんが歩きがてら森の景色を眺めていると、木々の間にひとつ、人影がみえました。
距離があってよく見えなかったらしいのですが、その人影は白い服を着た少女風で、
木陰からじっと、こちらをみつめていたそうです。
おじさんはしばらくの間、その人影に目を奪われてしまって、
気が付くと前を歩いていた筈の僕の姿がなかったそうです。

おじさんは必死で僕を捜しましたが見当たらず、森の中はだんだんと闇に沈んでいきました。

ふいに子供のうめき声が聞こえて、その方へ走ると
僕が地面に仰向けになって、「あー。うー…。」と凍り付いた表情で唸っていたそうです。
おじさんは驚いて僕に駆け寄りましたが、同時に何かの気配を感じて辺りを見回しました。
すると無数の人影が、木陰からこちらを凝視しているのです。
その顔には生気はなく、皆口々に何かを呟いているようで、口元がパクパクと
陸に上がった魚のように動いていました。
おじさんはゾッとして、僕を背負うと森の外に向かって全力で駆け出しました。
おじさんに背負われている間、僕はずっとごめんなさいと、泣きながら何かに謝っていたそうです。




760: ろめお  2009/12/07(月) 21:01:22 ID:cCpiBQjB0
無我夢中でおじさんは走り、気がつくと森の外でした。
もう日はどっぷりと沈んでいて、街灯が頼りなく暗闇の中で灯っていました。
人工の光の下にいると、なんだか森の中の出来事が嘘のように思えましたが、
耳を澄ませると、森の闇から大勢の人間の囁きが木々のざわめきと共に聞こえてきたそうです。

おじさんにこの話を聞いた時にはもう、僕にその日の記憶は殆どありませんでした。
ただ、虫を追い、木々の間をすり抜けていった先の水たまりに、
無数の黒アゲハが群がっていた光景だけは、
今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。

乙でした。




767: じつ8① 2009/12/07(月) 23:06:59 ID:G6mpNvt1O
この話は実話です。私自身も体験したのですが、当時はなにも気付きませんでした。
霊などはでません。
長い割に怖くないかもしれません。



それはまだ私が幼いころです。
記憶は曖昧なのですが、確か妹がまだ赤子だったので、私は小学生の低学年だったと思います。

当時妹はひどい小児喘息で、診察と常備薬を処方してもらうため、車で1時間ほどかかる遠方の病院に通っていました。
私は病気でもないのに、よくそれについていきました。
なぜなら幼いころはたとえ病院だろうと遠くに行くだけで楽しかったですし、それに道で外食をすることがあったのです。
一方手間がかかる私をつれていくのを母は嫌がり、家にいなさいと言っていました。
私はそれでも無理を言って病院についていきました。
病院では、私はいつも妹が診察をうける間病院内をうろうろと歩いておりました。
いつものように広い病院を探検する気持ちで歩いていると、いきなり院内服を着た知らないお婆さんから話しかけられました。
「ぼく、飴いる?」
そのお婆さんは真っ白な白髪にまばらに残る黒髪が印象的で体格は小柄、それに酷く痩せていました。顔色も悪くて不健康そうに見えました。
思い詰めたように暗くて疲れきったような表情に見えます。なにより私を見る目が怖かったのを覚えています。
お婆さんは、自分はここに入院しているのだといいました。
前からよく病院内を歩く私をみて話しかけたかったのだそうです。
寂しいから友達になって欲しいといいました。
私はお婆さんを怖いと思ったので嫌だと思い、黙って首を横にふり、母の元に逃げました。




768: じつ8② 2009/12/07(月) 23:10:33 ID:G6mpNvt1O
お婆さんがそろそろと私のあとをついてくるのがわかりました。
私は妹を抱く母を見つけると、泣きながら駆け寄り、お婆さんを指差しながら変なお婆さんがついてくるといいました。
お婆さんは、いつの間にか僕のハンカチを持っていて、落としましたよと言いました。

母は、すいませんと謝りハンカチを受け取ると、私には失礼なことをいうなと叱りつけました。
お婆さんは、いいんですよ、と母に近寄りそこで驚いたように口を開けると涙を流しはじめました。
お婆さんは母をみていいました。
「娘にそっくり」
お婆さんには10年以上昔、母にそっくりな娘がいたそうで、その娘さんを病気で亡くされてたそうなのです。
母は、そんなお婆さんを可哀想な顔で見ておりました。
それからお婆さんは、母と妹が病院に行く曜日には入り口で待つようになりました。
そうして妹と僕にお菓子や玩具をくれるのです。
死んだ娘といっしょにいるようだと喜ぶお婆さんを母は断れないようでした。

いつの時間にいっても入口にいるお婆さんが気味悪くなり、私は病院へはついていかないようになりました。

そうして何ヵ月か経ったころでしょうか、母のほうから私に病院についてこない? と誘うようになりました。
私は不思議に思いながらも、帰りに美味しいものをごちそうしてくれるかもと思い了承しました。
病院につき、妹の診察が済んで母と受付を待っているとき、
今日はお婆さんはいないんだ、もう退院したのかもしれない思っていると背後から声がしました。
「見つけた」
振り返ると例のお婆さんが笑って立っていました。
母の顔はひきつっています。
お婆さんは院内服ではなく、私服をきていました。
「○○(母)ちゃん、最近月曜日に見ないから寂しかったのよ。
通院する曜日変えるなら教えてよ」
お婆さんは、私を見て笑いました。
「久しぶりね○○くん、今日はおばさんがご飯につれてあげるね」




769: じつ8③ 2009/12/07(月) 23:13:04 ID:G6mpNvt1O
断る母を強引に説き伏せて、お婆さんは私達を近くのファミレスにつれていきました。
食事の間お婆さんはずっと笑っていました。お婆さんと母の会話が変な会話をしていたのを覚えています。

「ふたつあるんだからいいじゃないの」
「いい加減にしてください」
「いいじゃないの」
「警察を呼びますよ」
「じゃあこれを読んで」
お婆さんは母に封筒を渡しました。

その日の帰りの車は、いつもとは違う道を走ったのを覚えています。
それと、車の中で母が変な質問をしてきたことも。
「Y(妹)ちゃんを可愛いと思う?」
「……うん」
「あなたはお兄ちゃんなんだから、なにかあったらYちゃんを守らないといけないよ」
「うん」
「来週からYちゃんと一緒に病院にきてそばから離れたらいけないよ」
「うん」

当時は何故母がそんなことを言うのかわかりませんでした。
それから毎回病院でお婆さんと私達は会いましたが、ある日を境に急に見なくなりました。


それから十年以上経ち、母にそういえばあのお婆さんどうしてるんだろうね?
と尋ね、返ってきた答えに私は震えました。
「あの人は多分亡くなったよ。それに、お婆さんじゃなくて私と同じ年なの」




770: じつ8④ 2009/12/07(月) 23:16:36 ID:G6mpNvt1O
私は驚きました、当時の母は30才代ですが、お婆さんはどう見ても60才はいってるように見えたのです。
母から聞いた話はこうです。
退院してからもいつも病院で会うおばさんを不思議に思い母は、知り合いの看護師にお婆さんはそんなに悪い病気なのかと尋ねたそうです。
おばさんは病気ではなく、自殺未遂で入院していたというのです。
娘が亡くなったショックで自殺未遂をしたお婆さんの外見はみるみる老けていき、亡くなった娘というのはまだ赤ちゃんだったそうです。
それなら母と似ているはずがありません。
そういえばお婆さんが母に向かって娘にそっくりだと言った時、妹が母に抱かれていたことを思いだしました。
お婆さんは妹に向けて言っていたのです。
最初は優しかったお婆さんは次第に母に妹を譲るよう懇願してきたらしいのです。
もちろん母は断りました。
妹をさらわれるとお婆さんが怖くなった母は、私を見張り役として病院に付き添わせてたそうです。
そして封筒の中の手紙を見せてくれました。

短い文でした。

『近く娘のところに行きます




あなたのせいです


ずっと恨みます』

おわり



864: 本当にあった怖い名無し 2009/12/08(火) 23:44:27 ID:t8B2qQZRO
>>770が久しぶりに圭作だな、実話?



887: じつ8 2009/12/09(水) 18:47:33 ID:mURzt7/XO
>>864
実話です。



771: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 23:23:41 ID:lqfCMwum0
ぱちぱちぱち

面白かった。 マジで。



772: 本当にあった怖い名無し 2009/12/07(月) 23:24:31 ID:N8heW+ghO
寒気がした
怖い…



781: 本当にあった怖い名無し 2009/12/08(火) 02:04:14 ID:5PXU6D7A0
これは結構怖い



896: 本当にあった怖い名無し 2009/12/09(水) 21:57:41 ID:Ju7P5+gO0
(1/2)
数年前(高校生の頃)、部活の朝練で6時前に家を出て学校に向かって歩いてました。
団地のそばを通り過ぎてた時、後ろの方で 『ドガッ』 って何かが落ちる音がしました。
金属的でもあり、重たい何かでもあるような音でした。


びっくりして振り向いてみたけど、道に何か落ちてる気配もありません。
でも、重たい何かが近くに落ちたのは確かでした。
その正体を知りたくて、少しそのあたりを散策してみました。

少し探すとすぐにその正体がわかりました。
団地の建物は14階建で、敷地の一角に建物に寄り添うように小さな公園があります。
滑り台と、ぶら下がる高い鉄棒など。
その鉄棒に、人がぶら下がっていました。

(つづく)



897: 本当にあった怖い名無し 2009/12/09(水) 21:59:07 ID:Ju7P5+gO0
(2/2)
それは、普通ではなく、
鉄棒の上部の棒の部分に、背中を支点にしてエビ反るように曲がり
後頭部とカカトがくっ付いてる人でした。

それは、飛び降り自殺でした人で、落下地点に鉄棒があって
背中から落ちたため、エビそり状に折れる形になったと思います。
本当にぴったりと背中と足がくっ付いていました・・・



私が第一発見者だったようでしたが、あわてて近くにあったパン屋さんに知らせて
そそくさとその場から離れました。
あまり色んな人には言わない話ですが、マジで怖い経験でした。


もし、地面に落ちてたらスイカさんだったのかな?orz
どっちもこわいですが。。。
霊じゃないですが・・・
(おわり)



901: 1/2 2009/12/09(水) 22:47:29 ID:xTkHBC6G0
久々に昔話


毎年降誕会の辺り(4月8日)に北国海路に吹きすさぶ強い風をとうせん坊風と呼ぶが、
これは岩手県花巻地方にある高松寺に縁があると(伝説上では)言われている。

昔、この寺に宗元という途轍もなくろくでなしの外道坊主がいた。
この坊主がある日、「我に大力を授け給え」と祈ると、霊験があったらしく、
口の中に玉が入るというまことに不思議な夢を見た。その日から、宗元は怪力を得てしまった。

仏様の願い通り、この力を怪力を世のため人のために使えばいいものを、
この宗元は性の悪い悪戯に使うようになり、ついには「鬼宗元」と言われて嫌われるようになった。

春、宗元が近くの町にある高水寺に花見に行くと、桜の老木が今を盛りと花をつけていた。
宗元はこれで悪戯してやろうと、怪力でこの巨木を捻じ曲げ、自分はその幹に腰を下ろし、
何食わぬ顔をして人々が集まってくるのを待った。

童や女がこの花を不思議に思って寄って来た瞬間、宗元がひょいと腰を上げると、
この桜の木は物凄い勢いで跳ね返り、それで何十人もの死人が出てしまった。



902: 2/2 2009/12/09(水) 22:48:20 ID:xTkHBC6G0
こんな悪事を働いてさすがにここにいられるわけがなく、宗元はこの地を逃げ出し、
能登の動石(いするぎ)山に隠れ、「とうせん坊」と名を改めたった

ところがここでも悪行を重ねまくった宗元は、この地からも逃げ出し、越前の三国の浦に逃れた
しかし、ここでも宗元の悪行は収まらず、それどころかますます外道っぷりを極めるようになってしまい、
この地の人々は非常に苦しめられた。

「もはやこの鬼を生かしてはおけぬ」と、この浦の人々は決意し、卯月の八日、花見だと偽って、
宗元をある断崖絶壁に呼び寄せた。

何も知らぬ宗元が策に嵌って泥酔し、足腰が立たなくなったところで、決死隊の若者四人が飛び出し、
自らを道連れにして宗元を崖下へと突き落とし、ついに討ち果たすことに成功した。

しかし、この宗元はどこまで外道なのか、死んでなお執念深く海の怪異となって生き続け、
時化を狂わせるようになり、今に恐れられるとうせん坊風となったのである。




しかし一番面白いのが、この宗元が突き落とされ、若者四人が死んだ断崖絶壁が、
自殺の名所と世に名高い福井県坂井市の東尋坊の絶壁だということである。



916: 本当にあった怖い名無し 2009/12/10(木) 05:40:31 ID:UCONO+GeO
ついさっきなんだけど部屋でイヤホン付けてゲームやってたら突然右耳に「飽きる言う、飽きる言う」って聞こえてマジでビビった。
まだそのゲーム買って一週間くらいしかたってないし「まだ飽きてない、まだ飽きてない」って念じてる。
朝が待ち遠しい。



956: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 19:36:53 ID:YjqDqA5tO
私が小学校低学年の頃だからもう15~6年前の話です。
私の実家はド田舎にあるのですが、家の裏手に山があります。
あまり人の手も入っておらず、私はよく犬の散歩で山の麓や少し入った山道を歩いていました。

梅雨が明けて暑くなりだした頃だから7月だったと思います。
いつものように山道に入っていくと犬が急に走りだそうとするんです。
よし、じゃあ走ってみようか!って一緒になって走って気が付いたらいつもより険しい山道に入ってしまったようでした。
15時くらいに家を出たので、まだ明るい時間帯のはずなのに山の中は薄暗く不気味に感じました。
元来た道を戻ろうと引き返し始めると、途中で道が途切れてしまいました。
かなり出鱈目に走り回ったから場所も方角もわからなくなってしまったわけです。
少し涙目になりながら、それでも下に下に降りていけば山からは出られると思い草だらけの道無き道を犬と一緒に降りていきました。



957: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 19:37:48 ID:YjqDqA5tO
しばらく山を下りていくと段々と周囲が明るくなり夕焼けの色の空が木々の合間から覗きます。
こんなに時間が経っていたのか、早く帰らないとお母さんに怒られる、そんな事を思いながらさらに山の麓を目指しているとトンネルの脇に出ました。
トンネルの向こうからは夕焼け色の光が見えます。

人工物を見つける事が出来て安心した私はそのトンネルを抜ければどこか知っている道に出られると思いトンネルの中を犬と一緒に走りました。
トンネルを抜けるとそこには緩やかな盆地に作られた町のよう。
家が沢山あり夕焼けが屋根を照らしています。
こんな町があったんだなぁ、と少し興奮しながら山の麓に下りる道を聞こうと私は町へ向かいました。



958: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 19:38:38 ID:YjqDqA5tO
トンネルから町に入る道の右に民家があって、少し離れた場所から道の左右にズラッと家が並んでいるのがわかります。
町に近付きながら誰かいないかな、と思っているとトンネルから一番近い民家からおじさんが一人出てきました。
犬を連れた私が近づいてくるのを見て笑顔で挨拶してくれます。
私も挨拶を返した後、麓に下りる道を尋ねました。
おじさんは不思議そうな顔で「君が今来たトンネルを抜けてそこから山道を下れば麓に出られる」と教えてくれました。
この町を抜ける道を聞きたかったのですがまぁいいかと思い、礼を言って引き返そうとするとおじさんが私の名前を尋ねてきました。
私は山の近くに住んでいます○○です、と答えるとおじさんは納得したような顔で頷きながら「ここら辺は夜になると野良犬がうろつくから早く帰った方がいいよ」とトンネルを指差します。



959: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 19:39:24 ID:YjqDqA5tO
私は再度礼を言ってトンネルに引き返しました。
途中で振り返るとおじさんが私を見ながら手を振ってくれたので、私もお辞儀してから手を振り返しました。
トンネルに入る前にもう一度振り返るとおじさんはまだ家の前にいたので、また手を振りながらトンネルに入りました。
そこからトンネルを抜けて山道を下っていくと周囲がさらに明るく開けて山の麓の知っている道に出ました。
今日は歩き回ったね~なんて犬に声を掛けながら家に帰る途中で、まだ夕日が照っていない事に気付きました。
あれ?とか思いつつ家に帰り着いたのは16時半くらいでした。

家に帰ってから母にその日の冒険の事を話すと「そんな町あったんだねぇ」と不思議がっていました。
夜になって父親にもその話をしましたが「山の中にそんな町あるわけない」の一点張りで、さらにあまり山の中でウロチョロするなと軽く叱られました。




960: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 19:40:13 ID:YjqDqA5tO
私はもう一度その町に行こうと思ったのですが、トンネルもそのトンネルから麓に下りた道も見つける事が出来ませんでした。

その年のお盆、家族や祖父母と一緒に墓参りに行きました。
それまでに数回訪れたことのあるはずの墓地を見た瞬間、妙な既視感を感じました。
なだらかな丘に道がありその左右に墓が並んでおり、そして墓地の入り口から一番近い墓が私の実家の墓です。

当時の私はそれを理解してから本気で泣きました。
理由を聞いて祖母が「そのおじさんにしっかりお礼言わなきゃね」とお墓を磨かせてくれました。
あの時のおじさんの顔はぼんやりとしか覚えていません。
しかし最近歳をとった父親の顔を見ると、こんな感じの顔だったなぁなんて思います。

あまり怖くなくてすいません。
ただ、もしそのおじさんに出会わなかったらを想像すると今だに私は怖いです。




966: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 20:53:08 ID:d7asPrHz0
>>956
程よく怖かったし、気持ちよく読める文章でした。
乙です!



968: 本当にあった怖い名無し 2009/12/11(金) 22:54:46 ID:ccLX66BV0
>>956
良作!なんか泣けた・・・。



971: 本当にあった怖い名無し 2009/12/12(土) 01:53:59 ID:EPPIUwhgO
>>956-960
じいさんが助けてくれたんだ
不思議なことってあるもんだね
よかったです、乙!
あとおもしろいし




【失笑!】思わず吹いた秀逸なレス集合『くら寿司でナイショだよ』

猫と一緒に寝る奴wwwwww

超笑える厳選ボケて(bokete)画像を集めるよ

天皇陛下すごすぎワロタwwwwww