転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1351916601/
外国人「日本が衰退した理由がわかった。とにかく勉強をしない」
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4543953.html
暗い


6: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 03:56:35.58 ID:p1ylqjsY0
10 おさかなくわえた名無しさん sage New! 2012/10/31(水) 23:00:32.83 ID:v1Rx09ru
昼間公園にいたら、ハロウィンの仮装をした子供が何人かわらわらと遊んでて、
母親達は、少し離れたところで座って、世間話してた。
子供らが「トリック~オア~トリート~」っていいながら近くにいた老夫婦のところに寄っていったら、
おばあちゃんがすごく嬉しそうな顔をして「あら~、可愛い!」って言って、
カバンを探って、子供達にちっちゃいお菓子をあげてた。

子供らも喜んで、母親に「お菓子もらった~」っていいながら、そのお菓子を見せに行ってた。
母親らは、変な顔をして、みんなで顔を見合わせてた。
でも子供達には、「よかったね。お菓子は持っててあげるね」って言って、そのお菓子を子供達から受け取った。
何となく気になって、その母親らをずっと見てたら、子供が遊びに夢中になったころ、みんなでそのお菓子をゴミ箱にそっと捨ててた。

「世知辛い世の中だな~」と思って、暗い気持ちになった。



7: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 06:20:55.96 ID:97NbqkdV0
仮装までさせてTrick or Treat言わせて
なのに頂いた菓子は捨てる・・・・?
もうハロウィンじゃねーだろナニウィンなんだよそれ



9: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 10:11:16.20 ID:nGw3aaAlO
ナニウィンwww
つられてフいたw



10: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 16:57:44.43 ID:NUrxD+BN0
でもアメリカのハロウィンでも、町内会みたいなところで予め決められた範囲の家を廻って、
家々でお菓子を貰うけど、そのお菓子は全て捨ててしまって自分の家のお菓子を食べるってのがあったような

世知辛い世の中には違いないけど



12: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 17:41:11.98 ID:mBx9CPeJ0
アメリカでも手作りだったり剥き出しのお菓子は捨てられるらしいな。
小分け包装の市販のお菓子以外はイマドキ危ないから。



13: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 17:48:29.37 ID:RQM9ofuI0
甘納豆とかおせんべいとか黒砂糖系みたいなのだったんかもな
アメならすぐ食べちゃいそうだし
扱いに困るもんもらっちまったみたいな

でも捨てるなら自宅で捨てろって感じ



20: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 22:15:26.28 ID:MM1CzWsM0
以前webで見かけた4コマ。
セリフの最後に必ず「しあわせ!」と叫ぶ主人公の話。

「結婚を考えていた彼女にフラれた! 新しい出会いのチャンス! しあわせ!」
「友人に頼まれ、借金の連帯保証人になったら友人が夜逃げした! 金よりも友情を優先できた! しあわせ!」
「病気になった! 余命数ヶ月! 残り数ヶ月、命の大切さを実感できる! しあわせ!」

そして最後、ベッドの上で
「ふはははは! ようやくこんなクソみたいな人生とおサラバできる! ふはははは!」
と叫んで終わる。

まあ、ある意味ポジティブシンキングってこういうモンだよね。ってことで。



21: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 22:54:19.13 ID:FvIZfMUE0
>>20
泣いた



22: 本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 23:48:51.24 ID:KDoxUTAT0
>>20
ポリアンナ症候群だろ、それ



25: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 07:15:21.36 ID:pT2NcxY90
幼少の頃に読んだ絵本。
タイトル・作者 覚えていない。
(タイトルは「しろいはと」だった気もするが、違うかも)

主人公はまだ幼い少年。
父は仕事で遠くに行っていて、母親と二人暮らし。
少年は絵を描くのが好きで、特に好んで鳩の絵をよく描いた。
母親はいつもそれを褒めてくれた。
しかし住んでいた町に異変が起こる。
大火事になって人々は逃げまどい、少年は母親とはぐれてしまう。
大人は自分たちのことで手一杯で、少年の面倒など見てくれない。
結局彼は、幼いながらも知恵を絞り、一人サバイバル生活を始める。
そうしながらも、この絵を見たらお母さんが気づいてくれるはず、
と鳩の絵を描き続ける。

少年は幼すぎて状況がわかっていないが、読者にはわかる書き方をされている。
時代は戦時中。町の大火事は空襲によるものだった。
父がいないのは兵役についていて、とうに戦死したから。
母も空襲で死んだが、少年はわかっていない。
知らぬ間に終戦になり、主人公はそれもわからず、
迎えに来る者などいないのに、目印の鳩を描き続けている。
ラストは、行きずりの親子が、地面にひたすら鳩を描く少年を見て、
「あの子は戦災孤児よ」というようなことを言って物語は終わる。



26: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 10:12:05.03 ID:cT7yZ3ExO
>>25
なんかせつないな…



27: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 12:50:33.18 ID:flnWmyP50
不幸な結婚式スレまとめにあった話。
一気読みしたので混ざってるかも。

報告者の叔母(母の妹)の話。
妹は年下のマイナー競技のプロアスリートと付き合っていたが
痴話喧嘩の末別れてやけを起こし、見合いで地主の息子と結婚する事になった。
しかし妹は今で言うスイーツ()脳で「私が結婚すると知れば彼は戻ってくるわ☆ミ」と考えていた。
そして妹の想像通り年下彼氏が迎えに来て駈け落ちし、結婚話は破談。
妹実家は莫大な慰謝料はもちろんの事、相手がお偉いさんの家だったため
一家は村八分になってしまった。
それでも両親は「娘の不始末だから親が償って当然」と文句も言わなかった。
やがて心労がたたってか両親は早くに亡くなるがその後駈け落ち先で
子供に恵まれた妹夫婦はときたまちゃっかり実家に現れて
周囲の白い目もどこふく風でしゃあしゃあと別荘代わりに使い
躾の出来ていない馬鹿ガキを野放しにしているという。

迷惑かけた当事者はちゃっかり幸せになり周りが苦労するとか他人事ながら腹立つ。
他にも駈け落ちや浮気の当事者は鬱で働けなくなり、親や親類が借金や尻拭いさせられて
早死にや自殺に追い込まれた話もあった。



33: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 18:02:17.30 ID:+SdPWl+PO
「おじいさんとはぐれたから探してるのよ~」って笑って話しながら
私のレジの前を通ってスーパーを出て行った顔見知りのおばあさんが
その後間もなく車にはねられて亡くなった
数年前のことだけど、今でもおばあさんの笑顔を思い出して悲しくなる



35: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 19:28:44.69 ID:pT2NcxY90
>>33
フィクションの世界じゃなくて、実話ってのがきついね。
事故は覚悟も無しにやってくるから。



34: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 19:13:37.09 ID:phxAVBrD0
野島伸司「世紀末の詩」の「パンドラの箱」

ある日、主人公の野亜と百瀬は冴えない道化師の男と出逢う。
盲目の女性に好意を抱いていた道化師は彼女を献身的に支え、彼の真摯さにうたれた彼女はやがて道化師を愛するようになった。
道化師は彼女に自分と同じ世界を見せたいと視力回復の手術を受けさせるという。

互いを支え合い愛を育む二人を見た野亜は「ラブバード(比翼の鳥)みたいな理想のカップルだ」と言うが、
百瀬は「手術をするべきじゃない。目が見えるようになったら彼女は人間の欲を見てしまう。見えていないからこそ彼女は純粋なんだ。」と返す。

手術は無事成功し、彼女は視力を取り戻す。
視力を取り戻した彼女は鏡を見、初めて自分が美人であることを知った。
同時に献身的に尽くしくれた道化師が冴えない貧乏男であることを知ってしまう。
彼女はあっさりと道化師を振り、自分の美貌に釣り合う金持ちのイケメン医者の元へ行ってしまった。

理想のカップルとして見ていた二人の結末に「あんまりだ」と嘆き悲しむ野亜。
「俺の言った通りだろう。手術なんて止めれば良かったんだ。余計なものが見えるようになったから…」
百瀬の言葉に野亜は「愛など無いというのですか?あると言え!お願いです、言って下さい…」と叫び泣き崩れる。

彼女にふられた道化師は公園でパントマイムを披露していた。
周りに客も無く、彼に視線すらも合わせない人が行き交う中、道化師は淡々とパントマイムを続けていた。



39: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 21:46:32.08 ID:4zeGerL+O
>>34
途中から視力を得ても美醜の感覚ってわかるもんなのかね?
初めて目にしたのがイケメン医者だった?

道化師が同じく手術受けさせて目は見えるようにするけどなんかのミスで顔に傷がついて、
美女じゃなくなった女を道化師が捨てて、「私は変わらないのに」と女が悩むほうがおもしろいと思うけど
後味の悪さは負けるか。



41: 本当にあった怖い名無し 2012/11/06(火) 22:20:29.46 ID:phxAVBrD0
>>39
彼女自身「自分がブサイク」だと思ってたので目が見えるようになったら真っ先に鏡を見たいと思ってた。
で、実際に見たら思った以上に美人だった。

見たのは自分→医者→道化師の順。(医者は彼女の執刀医だったか)



45: 本当にあった怖い名無し 2012/11/07(水) 01:49:36.56 ID:ouMSiHxsO
盲人が視力を取り戻しても、「見ること」を学ぶのは大変なんですと。
大概の元・盲人は、喜ぶ(見るものすべてが文字通り新しい)→ごちゃごちゃで疲れる→憂鬱→体調崩す、になるとか。

目の手術が終わって包帯を取っても、自分の顔を覗きこんで何かを訊ねる医者の顔が、ぼんやりとした大きな塊にしか見えない。
「声は口から出る」「口は顔にある」
ってのを思い出して、やっとそれが医者の顔だと学習するとか。



47: 1/2 2012/11/07(水) 02:52:15.36 ID:ouMSiHxsO
オリヴァー・サックス「火星の人類学者」から、「見えていても見えない」

重度の白内障のため六歳で失明した、YMCAの腕のいいマッサージ師(かろうじて明暗はわかる)。
婚約者の薦めで白内障の手術を受けた。

視力を取り戻したが、距離感がわからない。
部分を見ても全体像がわからない。
(「木」を「見る」訓練に数週間かかった。葉っぱや枝は見えても全体を統合するのが大変なのだ)
触覚で覚えたものを「今見えているもの」と結びつけるため、新居にある物を隅々まで触り直した。

絵画や写真がわからない。三次元を二次元で表現することが理解できないのだ。
テレビの野球中継が好きだが、音声を消したら何がなんだかわからない。
(元々ラジオの野球中継が好きだった)



48: 2/2 2012/11/07(水) 02:53:05.63 ID:ouMSiHxsO
マッサージ師としては、触覚で覚えていた客の肌がシミやくすみで汚いことに失望し、目を閉じて仕事することで妥協した。

彼はその後肺炎で重態になり、酸欠で再び失明した。
肺気腫を併発し、酸素ボンベがないと起き上がれない身体になった彼を、YMCAは解雇した。

穏やかな性格で、腕のいいマッサージ師で、新聞や本(点字訳とカセットブック)を楽しんでいた自立した障害者である彼は、視覚を一時的に取り戻したことで陰鬱な、ストレス性の過食で無様に太った無職になってしまった。

結婚式の数週間前に手術を受けたのに、花嫁の顔がぼんやりとしか見えなかったのが切ない。
動物園で、ゴリラが背景に紛れてちゃんと見えない→実物大のゴリラ像を触る→ゴリラを理解できた!
のくだりも切ない。



55: 本当にあった怖い名無し 2012/11/07(水) 10:36:06.05 ID:zMi3jD8P0
他板で話題になっていた「夏の葬列」
既出だったらごめん、あと昔読んだので所々うろ覚えです

戦時中、幼い主人公は疎開していた。
そこで知り合った年上のある女の子は面倒見がよく、いつも主人公によくしてくれていた。
ある日空襲サイレンが鳴って安全な場所へ隠れようとしていた時、主人公は転んでしまった。
女の子が主人公を助けようと引き返すのだが、そこへ「そこの女の子!白い服は目立つから動くんじゃない!」との声が聞こえる。
女の子はそれでも主人公を助けようとするが、主人公は(女の子と一緒にいると自分まで敵に狙われてしまう…!)と思い女の子を突き飛ばして逃げた。
その時、女の子の方で爆発音が聞こえた。
それから戦争が終わったか疎開をやめ地元に帰ったかして、主人公は女の子がどうなったか知らないままその村を後にした。

大人になっても主人公はあの時女の子が死んでしまったのか気になっていて、ある日意を決してずっと避けていたあの村へ立ち寄ってみる。

すっかり変わった景色を眺めながら歩いていると葬列に遭遇した。
その遺影はあの女の子にどことなく似ていて(あの女の子は最近死んだ=あの時死んでなかったのでは?)と思い始める主人公。
確かめるために葬列に参加している子供たちに話しかける。
「この人、足が悪かったかい?」
「足は悪くなかったよ」
子供たちの言葉を受けて、じゃあ爆弾自体当たっていなかったのかもとほっとする主人公。
長年の罪悪感から解放された主人公は心が軽くなり、子供たちに質問を続ける。
「そうなんだ。でもまだ若そうなのになんで死んじゃったのかな」
子供たちは無邪気に答える。
「戦争で1人娘を亡くしてからずっと頭がおかしくなっちゃってたんだよ。それで自殺したんだ」

葬列は、女の子の母親のものだった。
写真は若い頃のしか残ってなかっただけ。
主人公が、俺はあの女の子だけじゃなくその母親まで間接的に殺したのか…と絶望的になったところで話は終わり



85: 1/2 2012/11/08(木) 02:50:10.30 ID:bZ/WZm0N0
戦国時代に生きた一人の武将の話 名は津田信澄

織田信長の弟、織田信勝の嫡男。信勝は優秀な男だったが、二度にわたり兄信長に反乱を企てて殺される
その息子であった信澄は信長の母である土田御前の助命もあり生き延びる。
その頃から織田姓ではなく「津田」を名乗ったという

信澄は信長の命で柴田勝家の元で養育される。猛将柴田の元で育ち
のちに浅井家から降った猛将磯野員昌の養子となった

成長した信澄は智勇を併せ持つ優秀な武将に育った。
伯父である主君信長によく尽くし
織田一門の中でも信長の息子達に混ざって上位の厚遇を受けた
信長の秘書としての役割も与えられていたともいわれる

信長もまた、信澄を気に入っており、家臣の中でも特に有能な武将の娘との結婚を仲介してやった。
信澄はかつて父が信長に反逆したというハンデを完全に乗り越えていた



86: 2/2 2012/11/08(木) 02:55:30.16 ID:bZ/WZm0N0
だが天正10年。1582年に運命の事件が起きる。
「本能寺の変」 信長が明智光秀に殺害されたのだ。これによって信澄の運命もまた急転する

信澄が信長のとりなしで結婚した妻の父が明智光秀だった
信澄は「主君の親族」から一転「反逆者の親族」となってしまう

そこからは早かった。
信澄は光秀との内応を疑われ、信長の息子織田信孝と丹羽長秀の襲撃を受け
本能寺の変のわずか三日後に殺害された。
この時光秀は安土城に入り、信長の集めた財宝を強奪して部下や仲間に勧誘した武将に与えている最中だったという

反逆して殺された父とまったく別の生き方をしたにも関わらず
父と同じ反逆者の汚名を着せられ同じ末路を辿ることになったというお話
因果というにはあまりに無情

なお、一説には信澄は親族でも特に優秀であり
信長の後継者として有力な候補であったために信孝に先んじて殺されたとするものもある



90: 1/2 2012/11/08(木) 12:55:07.39 ID:frHUKIlJO
昔読んだ短編漫画。作者はD:(ディー)だったかDi:だったか、表記は忘れた。

十代の姉妹。妹はアレルギーのため療養所で暮らす。
妹は年に数回、姉が暮らす家に泊まりに来る。
妹は甘党だが、重度の甘味アレルギー。
姉はそれを知っていて、スイーツを食べさせる。



91: 2/2 2012/11/08(木) 13:00:29.50 ID:frHUKIlJO
「やった~さすがお姉ちゃん!あの療養所、マジサイテー。ゴミみたいな給食しか出ないんだよ」
と言いながら、スイーツをむさぼる妹。
アレルギーなので当然、体が腫れ上がり湿疹に苦しむ。
姉は療養所に電話し、迎えの車を呼ぶ。

姉のモノローグが後味悪い。
「妹はアレルギーの他にもたくさん病気を抱えていて、長生きできないの」
「だから、好きなものを好きなだけ食べさせてあげるのが私の愛情」
メルヘンな絵柄と相まってますます後味悪い。



93: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 18:49:28.84 ID:fpPqJ1g40
>>91
はらたい●さんの奥さん思い出した
アル中のはらさんが病気になって断酒、かなり苦しんでいたので
お酒を飲ませてあげたとか…



94: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 20:00:50.21 ID:jXi91FjU0
はら夫人、イネイブラーだったのか…
だから依存症は家族(特に夫婦)ぐるみで治療を受けなきゃいけないんだよね。



97: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:07:45.59 ID:VxdkB1Pc0
禁断症状(アル中にあるのか知らないけど)で暴力振るわれたりしたから、
恐くて飲ませることもあるんじゃないの



98: 本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:17:48.42 ID:rBVAP1PV0
納得



129: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 12:05:34.53 ID:4bcX9f6t0
何年か前にマガジン系のなんかの雑誌で読んだ短編漫画。劇画チック
タイトルは確か「ダブル○○」だったと思う

野球部ピッチャーの中学生男子が主人公。小学校の頃からリトルリーグで投げてて、試合によってかなりムラッ気のある投球で有名
大体の場合はごく普通の堅実なピッチングだが、稀に人が変わったように超強気の天才的な投球を見せることもある。

ある時、対外試合で主人公が投げたが結果は惨敗。落ち込む主人公。
リトルリーグ時代からファンだったというマネージャー(女子)と話をして愚痴る。
「本当は自分には野球の才能なんてないし、そもそも野球なんか好きじゃない」
マネージャーは主人公を励ましつつ練習に付き合い「たまに見せてくれるあの才能をいつでも発揮できたらいいのに」と漏らす

そんなある日、主人公はカッターで自分の手をズタズタにして指を破壊、自分で野球生命を断つ。
病院で二人きりになった主人公とマネージャー。主人公が実は自分は二重人格だと告白する。

普段表に出ている自分は野球はとくに好きでもないし才能も無いが、たまに出てくる裏の人格が野球好きの天才。
裏の人格の時に父親にその才能を見せリトルリーグに入りたいと言ったため流されて入団してしまっただけ。部活も同じ。
大人しい性格の表の人格は自分で決めた(と周囲に思われている)ことを取り消して白い目で見られるのが怖かったから続けていた。
以前「野球が好きじゃない」言ったのを、マネージャーはただネガティブになって言っただけだと思っていたが、本当に好きじゃなかった。
励ましの言葉も辛かった。裏の人格に期待しているというのは表の自分が「お前は邪魔だから消えろ」と言われているようなものだった。

そこで主人公は利き手を壊した。これでもう野球なんてしなくて済む。
仮に裏の人格が出てきたとしても、そいつはもう何の才能もないただのクズだと笑う。

数日後、裏の人格が現れたれ、野球ができない事に絶望した裏の人格はビルの屋上から身を投げる
地面に激突する寸前に表の人格に戻る。
「ふざけんなよ……」と呟いて暗転。終了。


読んだあとすげーどんよりした気分になった。
前半は爽やかなスポ根系にしか見えなかったから尚更



132: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:47:04.07 ID:HhBYNDqv0
プリキュア5シリーズは敵の倒し方が後味悪い

他のシリーズでは例えば枯れ葉の怪人なら倒して枯れ葉に戻ったとかフォローがあるんだけど
プリキュア5でも元はカマキリとかクモとか色々モチーフがあるのにプリキュアに容赦無く消炭にされ消滅する
敵は雇われて戦ってるサラリーマンで査定とかボーナスとか上司からのパワハラとか何だか愛嬌のある奴ばかりなのでかなり後味が悪かった
一応プリキュア側も敵に国を滅ぼされてるんだけど最終回付近で国民が皆生きている事が発覚したり
しかもラスボスがプリキュアの説得で改心して大人しく封印され
今までボスの為に働いて殺された彼らはいったい何だったのか全く納得いかなかった

因みにこの後のシリーズでは敵を殺しまくったりはしなくなった



148: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 21:44:22.08 ID:xl4gPCn70
>>132
プリキュア5もだけど次シリーズのフレッシュプリキュアも
セクシー系美少女幹部イースは最後までラスボスに忠誠を尽そうとしたのに
死後すぐにキュアパッション(東せつな)に生まれ変わって優遇され過ぎで
幹部仲間のイケメン、サウラーとウェスターも終盤改心して仲間入り
しかしラスボスと側近のブサオッサンと美女だけどオバサンのノーザは
醜い敵のままプリキュア達に倒されるという展開にモヤモヤした



155: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 23:29:13.48 ID:HhBYNDqv0
>>148
あの二人も球根とトカゲになったけど全く救われてないよね
女はともかく側近のおっさんはボスの為に一生懸命だったのに・・・

フレッシュプリキュアでは敵の世界はデータで管理されて国民は被害者みたいにされていた
だけどその管理するコンピュータ=ボスを生み出し従ったのは紛れもなく国民たち
なのに完全悪扱いされて散ったボスの扱いはモヤモヤした



149: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 22:05:49.98 ID:xBDn4cCE0
163 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2012/11/10(土) 19:26:25.41 ID:RK7UPRXTO [1/2]
この前サッカー台で袋詰め終わった物をおじいちゃんが小学低学年くらいの孫娘に渡したら、
母親が「そんな重いもの持たせないでよ!背が伸びなくなったらどうするの!」と大声で怒っててビックリした。
モデルにでもさせたいのか?てか1kgもなさそうだったのに。



150: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 22:36:42.30 ID:Bw5ZhdcR0
筋力不足でガリガリになりそうだな……
細くて高けりゃいいってもんでもなかろうに



151: 本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 22:49:46.25 ID:M4PEvgh90
たとえ重いもの持ったとしても背は変わらんと思うわ



185: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 22:33:59.16 ID:W/jRFWLR0
なんか猿みたいな古い歌手が
鼻歌うたいながら車で走るコマーシャル
道端に知り合い(こっちも古い歌手。ちゃら?)を見かけてよそ見運転
車の自動ブレーキ機能で追突せずにセーフ

完璧よそ見運転でつっこんで人をはねてもおかしくないフルスピード、車が自動でブレーキかけたからよいが、この猿の危険運転が後味悪い
こういうよそ見バカを助長すんなと思った

このバカを自動ブレーキで甘やかすだけじゃなく、発動したら免許消滅させる機能もつけてほしい
あんな人混みでスピード出して平然とよそ見できるバカは駆除してくれや



189: 本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 22:44:02.03 ID:TYM5hQxX0
>>185
あのCMは確かにどうかと思うが、乗ってる歌手が悪いというより、CMの演出が悪いんだろ
色んな批判がごっちゃになってるよ



201: 本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 01:57:40.92 ID:9beG15nE0
講談社文庫「ショートショートの広場1」より
「幸せ色の空」 大懸朋雪

物語はいわゆるディストピアもの(ユートピアの反対)で、
近未来の日本人が完全に政府の管理下の置かれた様子が書かれている。
作中では国民は皆、政府を「神」と崇め、
「神の下僕として働ける毎日」に心から日々感謝し、
自分たちは充実していて幸せだと思い込んでいる。
誰もがこの状態を異常と思わず、
心から下僕であることを喜んでいるのは、
ある手術(脳手術?)が全ての国民に義務づけられているからだ。



202: 本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 01:58:27.83 ID:9beG15nE0
主人公の鈴木は、財産をありったけ注ぎ、その裏金で、
手術済みだということになっており、
彼はまだ自由意志や思想を失っていなかった。
だが街なかには、そういう輩を尋問する役人がいる。
鈴木もそんな役人に声を掛けられる。
表向きは「市民の声が聞きたい」だの
「世間話でもしよう」だのといった名目だが、
手術済みか、まだ手術を受けていない背徳者か、
所々、会話に罠や落とし穴を仕掛けて、ボロを出すのを伺っている。
鈴木はなんとか最後まで、演技を続けた。
尋問も終わったところで、役人が晴れた空を見上げて言った。



203: 本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 01:59:49.98 ID:9beG15nE0
「すがすがしい青空だ」
「まったく」


これが尋問の罠であり、鈴木はまだ手術を受けてないとバレ、
道行く「神の忠実な下僕」たちに押さえつけられ、
最後の自由意志が途絶えていった。

鈴木が目を覚ました時は、すでに手術済みだった。
彼は神の使徒であることの幸福感、充実した生命感を感じ、
これこそが神の御心である手術のおかげだ、感謝する。
もう自由意志を持った以前の鈴木ではなくなっていた。
そうして彼は、晴れわたった空を見上げた。
彼の目には、その空は、血のような赤い色に見えるのだった。



ラスト、鈴木さんのモノローグでの変わりようが鬱。
心まで管理される社会は怖い。 



207: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:03:35.31 ID:zcA2jM6n0
既出だったらごめん
回想とか抽象的描写が入って視点がコロコロ変わるから書きやすいようにアレンジしちゃうけど勘弁。

海外ドラマ『クリミナル・マインド』第2シーズン10話
“ダークヒーロー”

ロサンゼルスでギャングを狙った連続殺人事件が発生。
被害者は鋭利な刃物で惨殺されており、その残酷性と異常性から現地警察はFBIの行動分析課(主人公達)に協力を要請した。
主人公達が現場検証をしている時、ロッシという捜査官が現場に目を奪われ呆然とする一人の青年を見つけた。
そのひ弱そうな青年の様子が明らかにおかしい事に気付くロッシだったが、青年の付き人が来ると彼らは去っていった。


208: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:12:36.77 ID:zcA2jM6n0
主人公達はプロファイリングを開始するが、再び犯行が発生。
被害者はギャング6名。
現場を見た捜査官は犯人から尋常ならざる怒りを感じ取り、ギャングによる犯罪の被害に遭った者ではないかと推測する。
警察が周辺住民から情報を募ると、ある男性が浮かび上がった。
それはロッシが現場で見た青年だった。

青年の名はジョニー、アメコミ作家である。
通報した代理人は彼が最近残虐な漫画を描いていることを不審に思っていた。
さらに付き合っていた恋人に一日何十回も電話していた。



209: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:18:19.02 ID:zcA2jM6n0
ジョニーはなぜ連行されたのかわからず動揺していた。
捜査官による尋問でも全く心当たりがないようだった。
そこで捜査官は彼の過去について質問し出すとジョニーは突然暴れ出した。
全てを思い出してしまった彼は涙を流した。

彼にはヴィッキーという恋人がいた。
しかし彼女と夜に散歩している最中、ギャンググループに絡まれてしまい
ヴィッキーは乱暴をされた上に殺害、ジョニーも重傷を負ってしまう。
それがトラウマとなり、彼は恋人の死などの事件に関する記憶を無意識に封印していた。
だが恋人を奪った加害者と自分の無力に対する怒りが、彼を無意識の内に報復殺人へと駆り立てていたのだ。



210: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:21:18.54 ID:zcA2jM6n0
事件は解決し帰路につく主人公達だが、誰も犯人が悪人とは思えず暗く沈んだ表情。
施設へと入れられたジョニーは壁を今は亡き彼女の似顔絵で埋め尽くした部屋の中で
携帯の留守番電話に残ったヴィッキーの声を聞き続ける。



ラストの無表情で彼女の声を聞き続けるジョニーが救いようがなくて鬱になった。
長文&文章力不足ですんません。



211: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:25:00.33 ID:bHk1Y+Bn0
>>207
細かくてすまんが、シーズン2じゃなくてシーズン3



213: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 00:54:46.72 ID:RHWeIdMn0
>>207
今日やってたやつか。
彼女の留守電メッセージが
「人生をエンジョイ中なので出られません。メッセージをどうぞ」って言ってて
それがまた楽しそうな声なんだよな。
ジョニーが気の毒すぎて切なかったわ・・・。



222: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 20:28:22.34 ID:/X2JaDhH0
とあるブーン系小説のホラー連作短編のひとつ。

手足が動かなくなる呪いに掛けられた老婆"しぃ"と
それを見かねて世話をしている孫の住む家に、主人公がやって来て、
老婆しぃからその呪いのいきさつを聞くというストーリー。

昔、田畑を荒らしていた野良猫が村人達に捕まり、ノコギリによって残虐な殺され方をする。
四肢切断された死体を見て可哀想と思った少女"ヒート"は、その猫の墓を作ってやる。
しかし十年後、ヒートの産んだ子どもには四肢が無く、猫に祟られたと
噂され、そのふたりは村外れの小屋に隔離されてしまう。

若かった頃のしぃは、隔離されていたその親子を世話していた。
しかし、「夜な夜なノコギリの音を聞く。だんだん手足が動かなくなっていく」
という話をヒートから聞く。四肢のない子どもは逆に活発になってった。

やがてヒートは首を切断する事故にあい、しぃは葬式に行くことになるが、
そこで不気味な子どもを見つける。小さい身体に不釣り合いな
長い女性の手足を生やした姿だった。それはヒートの産んだ、四肢のない筈の子どもだった。
暫らくするとそれは消えたが、耳元で「みつけた」と囁かれる。

続く


223: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 20:28:57.46 ID:/X2JaDhH0
それ以来、しぃはその不気味な少年に付きまとわれる。鏡を見れば姿が映る。
しぃは、それを猫の亡霊と悟った。ヒートの息子の胴体とヒートの四肢を
くっつけたその少年を、ノコギリのギコギコ音にあわせて「ギコさん」と名付けた。

しぃが歳をとると同時にギコさんも成長していくが、それを見てしぃは確信する。
「ヒートの手足を使い古してしまえば、今度は私の手足が狙われる」

予感通りに、しぃの四肢は一本ずつ動かなくなっていき、ノコギリの音も聞こえ始める。
そうして現在、動ける四肢は、左腕と右脚のみとなった。

同情をした人間が狙われ、四肢を一本一本取られていくことになる。
主人公は、しぃの孫の優しさを思い返しつつ、しぃに尋ねる。
「あなたの手足が全部動かなくなったら、ギコさんはそれからどうするのだろう」
するとしぃは不気味な笑顔を浮かべて一言。

「さあ?」

しぃがもう殆ど「ギコさん」に侵食されていること。
しぃの孫が次の標的になることを示唆してエンド。

その作品の中でも、特に後味が悪い短編だった。
主人公が「何もできないので無視」と逃げ出すのも印象的。



247: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 08:51:41.29 ID:C79wVnG/0
>>222
直接の加害者ではなく、同情したり世話した人がタゲられるというのは理不尽すぎる。
この話に限らず、たたる方からすれば何されるかわからないコワイ奴より
怖くなくて取り憑きやすい人に憂さ晴らしするものなのかも。
自分の苦しみを分かってくれそうな人に「自分はこんなひどいことされたんだぞ!理解して」って心理もあるのかな



230: 本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 22:03:00.96 ID:jaIvnyqH0
近所に虐待されてるかどうかまでは分らないけどよく外に放り出されてずっと玄関の前に立っている子がいる
会社帰りにその家の前を通るんだけど週に2回か3回位見てて嫁にその話をしたら
そこの家の父親がチンピラみたいな男で後の事が怖いから近所の人たちも極力関わらないようにしてるらしい
うちにも子供がいる訳だし出来るだけそういうトラブルは起こしたくないから関わらないで欲しいと言われた
可哀想だとは思うけど何も出来ないって言うのはなんというかやり切れんよな



237: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 00:43:19.85 ID:vcwMQmZW0
>>230
匿名で児相に通報は?匿名でも構いませんってCMやってるし。



240: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 01:39:48.72 ID:7g9fsxGk0
>>237
虐待されてるかどうかは不明って話だし通報しといて虐待してなかったらそれはそれで後味悪いことになりそうだな
玄関の外に立たされてるくらいなら躾の範囲だし



252: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:26:49.63 ID:GYGkAZC10
>>230
そうやって地域ぐるみでかわいそうな子を無視して己の平和を守る

味方のいない子は危険な大人に育つ

犯罪を起こす

きちがいだと避難される

それが社会の常。

後味めちゃくちゃ悪い。



261: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 14:59:38.89 ID:9PIlqQaS0
>>230
前に匿名で地域の役所の児童福祉科に電話して虐待について相談出来る部署に回してもらった。
自分の見かける場所とその状況を伝えて切った。
要るのは少しの時間と少しの勇気。



250: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:06:57.44 ID:uDw0zDlj0
怪談レストランシリーズ2巻
化け猫レストランより

ある老女が夕暮れどきに洋食レストランに訪れる
ワインを飲みレストラン自慢のハンバーグに舌鼓をうちほろ酔いの彼女は会計後に
風にあたろうとレストランの裏口に回る
何か異臭に気が付くと同時に彼女は声をかけられる
振り向くとそこにはギャリソンの格好をした二本足で立つ化け猫が立っていた



251: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:22:57.06 ID:uDw0zDlj0
恐怖に震える老女だがまるで紳士的な態度を崩さない化け猫
化け猫は老女に「ハンバーグ、美味しかったですか」と問いかける
美味しかったと答える老女にニヤつきながら化け猫は昔、戦時中にハンバーグを食べた記憶は無いか老女に問いかける

老女は若い頃友人の誘いであるレストランを訪れていた
肉など食べられなかった時代、その味はほっぺがとろけおちるほどだったと

化け猫は「そのレストランの裏口には沢山の猫の死骸が落ちていたんですよ」と言った


253: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:29:32.12 ID:uDw0zDlj0
そのレストランで老女が食べたハンバーグ猫の肉で作ったハンバーグだったのだ
吐き気を催す老女に猫は語る。
「私の母もハンバーグにされました。私は誓いました。絶対に人間に復讐してやると。私は長い年月を経てレストランを開きました。私のハンバーグ特別上等。滅多に食べられない。」
老女が気絶する寸前に見た物は裏口に溢れかえる見まごう無い人間の骨

「どうです、ハンバーグ美味しかったですか?」



257: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 13:05:25.00 ID:gQ4fWXNH0
>>250
普通に面白かった
このシリーズいいよね



255: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 12:53:01.74 ID:3aUcvOQ20
>>253
小学生の頃に読んだ記憶がある!
自分は化け猫が妙に好きだった



282: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 22:54:22.22 ID:uDw0zDlj0
怪談レストランシリーズ1巻
幽霊屋敷レストランより
夢の館

ある夫人がいつからか毎日同じ夢をみるようになる
その夢はある館の中を彷徨う夢で、内装や庭も夫人の好みに有っており毎日夢をみる事が彼女の楽しみとなっていった

しばらくして夫人は夫の転勤により新しい家を探すことになった
いくつかの候補を回るうち、夫人はいつも夢に出てくる館にそっくりな外観の家を見付ける
中に入るとそこは正に夢に出てくる館そのもので夫人は自分から夫に館内を案内し始めるほどであった
夫も夫人が夢の館を気に入っている事を知っていた為、2人はすぐにその館に引っ越す事を決めた

お気に入り館での暮らしは非常に満足出来るものだったが一点気がかりな点が有った
家賃がヤケに安いのである

何か引っかかる夫妻はその館を管理する不動産屋へ赴いた
不動産屋の主人は2人が入って来た瞬間驚いた顔をしたが、すぐに笑顔を作り対応した
夫妻の質問をはじめははぐらかそうとする不動産屋だったが2人の詰問に耐えかね真実を語る

実は夫妻の借家は幽霊が出る事で有名で借りてがつかず安い値段がついていたのだった
驚く夫妻に不動産屋は「でもあなたがたなら大丈夫だと思いますよ」と必死に笑顔を作りながら答えた

「なぜならその幽霊とは奥様ご自身なのです」



286: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 23:07:31.64 ID:7g9fsxGk0
>>282
奥さんの生霊が怪奇現象だったって話?
まあだったら怪奇現象の心配は無いし家賃が安くて良い部屋に住めるってだけで万々歳でしょ



283: 本当にあった怖い名無し 2012/11/14(水) 22:57:30.42 ID:uDw0zDlj0
そんな怪奇現象を起こしていた館に暮らし続けるのもいくら気に入っているからって嫌だろうし
奥さんが近所でお化け扱いされないか子ども心に心配だった



293: 本当にあった怖い名無し 2012/11/15(木) 01:02:37.97 ID:f2B/1e1+0
「kakurenbo(カクレンボ)」 OVAアニメ
舞台は子どもしか入れない九龍城のような場所で、子どもしか出てこないアニメ
子どもたちはそこで「オトコヤ様の儀式」というカクレンボに参加する
オトコヤ様の儀式に参加した子どもは何処かへ消えてしまうという噂もあった
参加する子どもたちはそれぞれ狐のお面を被ることを義務付けられていてそれぞれの表情が読めない

参加する定員は7人、主人公ヒコラはこのオトコヤ様の儀式に参加して行方不明になった妹、サリンシャを探しにカクレンボに参加
しかし参加した人数は8人。人数に首を傾げる中オトコヤ様の儀式がはじまる
ガキ大将の少年、ノシガは乱暴者で2人の手下を引き連れて歩いていると阿修羅像のようなものが見え、「こんなもの怖くない」と持っていた木刀を投げつける

それが電球に当たってしまったかなのか鬼が起動。鬼と言っても角が生えているものじゃなくてクモや子どもや獅子舞や阿修羅像+機械みたいな感じ
ヒコラは兄貴分の少年と妹を探しながら歩いていた。そこで参加者の一人の少女に出会う
少女は無口で全くしゃべらず、ヒコラは「サリンシャに似てる」と思った
そうこうしているうちに参加者は何人も鬼に捕まって何処かへ連れて行かれた



294: 本当にあった怖い名無し 2012/11/15(木) 01:03:11.38 ID:f2B/1e1+0
ヒコラ、少女、兄貴分の少年がたどり着いたのは中心部。そこには高い塔があり蜘蛛の鬼がいた
兄貴分の少年がヒコラを庇い捕まる。ヒコラが少年の名前を呼ぶと鬼の傍に少女が立つ。ヒコラはそれを見て気絶
目を醒ますとは妹の声が響く。少女が背中を向け数を数えていた
「サリンシャなのか?」ヒコラが問いかけると少女の面が解体、鬼の形になる

「かくれんぼする人この指とまれ」と少女が言うと塔が光る。その塔の光をよく見ると子どもたちがある機械に巻かれていた
塔が光り始めると埋め込まれていた子どもたちが叫び声を上げる。さらわれた子どもたちは町の電源、人間電池として活用されていた
少女が面をとりヒコラに渡す。「今度は貴方が鬼」そこでまたフェードアウトする
場所は変わって別の電灯(やぐらみたいなの)の前で子どもが数を数える。その電灯の光を発生しているのはノシガだった。

ノシガだけ特別扱いされてるのは作中で手下を押しのけて自分だけ生き残ろうとしたりずるいことをやってたからかなと
出ているのが子どもだけだし、顔も見れないし、電池にされた瞬間子どもたちが真っ青になってたりして怖かったし、誰も救いが無くて後味悪かった



308: 1/2 2012/11/15(木) 19:29:41.75 ID:p4yjs7Mm0
御茶漬海苔の漫画「惨劇館」の「ケビンの惨劇」シリーズ。

殺戮大好きなケビン少年は悪魔の力を欲し、領地の人を殺しまくっていた。
ある時、日課の生贄(人間)を悪魔に捧げたところ、魔王サタンの力を手に入れてしまったケビン少年。
これは面白いと更に殺戮を繰り返す。ついでにケビンを殺しにきた父親も容赦無く殺す。

それから数年後、ケビンの館にエクソシストのミルフィが彼を封印するためにやってきた。
ミルフィの肉体を内部から破壊したりして抵抗するも、ケビンは彼女に敗れ去る。
ミルフィはケビンを封印し、彼の館ごと領地から追放する。

領地から飛ばされたケビンと館は日本の小さな町に飛ばされる。
封印されたケビンは館に迷い込んだり忍び込んできた人間を糧に力を取り戻し、復活を遂げる。
同時に同じ町に自分を封じたミルフィが転生していることを知る。
復活したケビンは支配欲の強い自衛隊の男と手を組み、転生したミルフィの抹殺と下僕を増やすために町の人を拉致して行く。
ついに彼女の転生である少女を捕まえたケビン。
その時、肉親と恋人の死を目の当たりにした少女はエクソシストとして覚醒してしまう。



309: 2/2 2012/11/15(木) 19:30:21.80 ID:p4yjs7Mm0
少女は慣れない力を使って館内の魔物を駆逐。そのままケビンと対峙する。
ミルフィの転生とはいえ戦闘慣れしていない少女はケビンに恐怖を抱く。
ケビンはオロオロする少女を串刺しにし、内臓を引きずり出して生きたまま焼き殺してしまった。
すると少女の焼死体から神が現れ「お前はサタンに利用されているだけだ。それ以上悪魔の力を使うとサタンに乗っ取られるぞ」と諭す。
「サタンなど怖くない」と抵抗するケビン。
それを聞いた神はあっさりと熱線でケビンを焼き払う。
骨と化したケビンの死体を見下ろし愚かだと嘆く神。
しかし神の処置は一足遅かった。
ケビンの骨がひび割れ中からサタンが出現。
今度は神があっさりと熱線で葬られる。
神が死んだのを確認したサタンは翼を広げて人間に襲いかかる。


この話の何が後味悪いかというと、上記の出来事はケビン少年の見た悪夢というオチだったこと。
あれだけハードな展開なのに夢オチかよ!と。

あと夢であれケビンを瞬殺できる神がミルフィや転生少女を戦いの駒として使い倒していたこともモヤモヤする。
「お前の力でケビンを倒せ」じゃねーよ。彼女らを助けろよ。



335: 本当にあった怖い名無し 2012/11/16(金) 17:54:14.94 ID:hJYUHgwAP
俺の妹が小学生だった頃の話。

妹の同級生に、中学受験を目指す男児Aと男児Bがいた。
二人とも学業は優秀だったらしく、共に同じ進学校を志望していた。
表面上は仲は良かったらしい。
6年生の2学期も終わりに近づく頃、彼らのクラスで体育の授業で逆立ちの実習があった。
2人1組でペアになり、片方がもう一方の脚を支えるという練習方法で、
偶然か意図的かは判らないが、AとBがペアになった。
そしてAが勢いをつけて逆立ちを試みたその瞬間、
支える体勢をとっていたはずのBが、いきなり手を引っ込めた。
Aはたまらず転倒し、運悪くマットを外れた位置に脚を叩きつけてしまい
脛の骨を縦に割るという治療困難な骨折を被って入院。2月の受験は不可能になった。
そしてBは受験に合格した。

不幸な事故として片づけられたらしいが、もしBがライバルを蹴落とすつもりで
「故意に」手を引っ込めたのだとしたら…
もう成人しているBはどんな大人になったのだろう?



343: 本当にあった怖い名無し 2012/11/16(金) 22:13:04.51 ID:aEIAAc9h0
仮面ライダー555第一話

恋人と自転車デートの約束をしていて幸せ絶頂な木場勇治は両親を乗せてドライブ中。
居眠り運転したトラックと衝突し植物人間となってしまう。
二年後意識を取り戻し、叔父にこの二年間で何が起こったのか聞きにいくと事故で両親は死亡。
父親の会社は借金を抱えて倒産し、そのカタに実家は売られてしまったらしい。
ショックを受け、叔父の家を出るがその時異常の聴力によって叔父と従兄の会話が聞こえくる。
実は会社が倒産したというのは真っ赤な嘘で、叔父が金欲しさに売ったというのが真実らしい。
その際木場は叔父が「あいつがあのまま死んでくれれば良かったのに」と言うのを聞いてしまう。

最後の心の支えとなる恋人のところへ会いに行くが、そこに従兄が現れる。
恋人は木場が事故にあった後従兄と付き合っていたのだ。
部屋の中に入っていく恋人と従兄を呆然と見つめる木場。

その夜、どしゃ降りの中木場は従兄の運転している車の前に立ちはだかる。
「俺…何か悪いことしたかな…?」
従兄「お前が生きてるのが全部悪いんだよ!お前はあのまま死んでいれば良かったんだ!」
その言葉を聞いた木場は怪人へと変身し、従兄を殺害する。


日曜朝で第一話なのにこれで、しかもこの後も木場は恋人殺すし、苛められてる女子高生の話があったりと朝っぱらから鬱だった。



351: 本当にあった怖い名無し 2012/11/17(土) 01:54:44.86 ID:Vj4K9rI50
ウルトラセブン第6話「ダーク・ゾーン」

ウルトラ警備隊・アンヌ隊員の部屋に謎の影が現れた。
彼は遠い宇宙から地球にやってきたが、怪我をしてしまいここにたどり着いたと語る。
宇宙人はアンヌとダンと談笑し、打ち解けていく。
そのころ、ウルトラ警備隊は地球に接近する物体をキャッチする。
その物体、宇宙都市ペガッサから通信が入った。

「ペガッサ市は軌道装置が故障し、このままの進路だと地球に衝突する。直ちに地球の軌道を変更してほしい」
ペガッサ市は小さいながらも質量が地球の8万倍もあるため、衝突すればどちらも破壊されてしまう。
だが地球人は惑星の軌道を変更する術など持っていなかった。
上層部である地球防衛軍は地球を守るためペガッサ市を爆破することを決定する。
ウルトラ警備隊は爆撃までの間ペガッサ市の市民を地球に避難するよう呼び掛けたが、応答はなく、ペガッサ市は爆撃によって宇宙の塵となった…

そのころアンヌの部屋にいた宇宙人は自らの目的を明かす。
彼はペガッサ市から派遣された戦士であり、万一地球が軌道変更できない場合爆弾で地球を破壊するつもりだった。
地球が軌道変更さえできないような原始的な惑星だと知るやペガッサ星人は部屋を飛び出し、爆弾を地中深く送り込んだ。
そこへウルトラセブンが駆け付け、ペガッサ市は既に爆破されたことを伝える。
ペガッサ星人はセブンの話を信じることができず、銃を向けるがアイスラッガーで撃ち落とされて逃亡する。
爆弾はセブンが回収し、宇宙で爆発させたため地球は無事であった。

ダンとアンヌはパトロールの最中影をペガッサ星人と誤認する。
「あたしね、あれから暗闇を見ると、あのペガッサの人があたしたち人間を怖がって、その中に小さくなっているような気がしてしようがないの…」
「もういっぺん、アイツに会いたいな…」
「ええっ…。どこに行ったのかしら…」
「帰るところがなくなって、地球の上を走りまわっているのかもしれないぞ。…夜の暗闇と一緒に…」



354: 本当にあった怖い名無し 2012/11/17(土) 13:50:11.78 ID:r5EGuYQ20
>>351
セブンは「ノンマルトの使者」も後味悪いよ



352: 本当にあった怖い名無し 2012/11/17(土) 06:33:16.39 ID:l5+L1la40
後味わりぃな・・・



367: 1/2 2012/11/17(土) 21:52:12.41 ID:hEfVBSv4O
ゴルゴ13の一篇「死仮面(デスマスク)の館」

老未亡人のA夫人、甥B、婚約者C、女執事Dが暮らす古城に、ゴルゴ13がやって来た。
小説家のトーゴー氏として、一家の友人である某伯爵の紹介状を携えて。
執筆のため城に滞在することになったゴルゴを、老女Dは無表情に見守る。

BとCは財産目当てでA夫人を殺そうとしていた。
Cが理由をつけてゴルゴを寝室に呼ぶ、その隙にBがA夫人を殺す。
Cが悲鳴をあげてBを呼ぶ、Cの寝室に「押し入った」のがばれたゴルゴは城から逃げ出す、という読者から見れば穴だらけの計画を実行する。
Cはゴルゴに、Bの事で相談がある、Bは顔の火傷痕を気にして、Cの寝室に来るときはいつも壁の仮面をつけているからあなたもそうしてくれ、深夜の見回りを欠かさないDに見られても誤魔化せるから。と持ちかける。



368: 2/2 2012/11/17(土) 21:53:16.82 ID:hEfVBSv4O
仮面のBは寝ているA夫人に銃を向けるが、仮面のゴルゴに射殺される。
銃声を聞いて飛び込んできたCもゴルゴに銃を向けるが、当然射殺される。

やはり二人は奥様を殺そうとしていたのですね、睡眠薬を常用していて気づかなかったのが幸いです、とうなだれるD。
ゴルゴは、BCの計画を知ったDから相談を受けた某伯爵の依頼でやって来たのだった。


朝になったらどう説明するんだろうか?
死体を始末してBとCがいきなり出ていったと嘘をついても、BとCがA夫人を殺そうとしていたと教えても、老夫人にはショックじゃないかな。



369: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 00:28:21.82 ID:ZYjQvz0l0
>>368
むしろ後味のすっきりする話じゃない?
未亡人はお気の毒だけれどむざむざ殺されるよりよほど良いじゃん。



370: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 04:02:41.68 ID:hHsjH1Tv0
もう何年も経ったから、実話を書いてみる。

それは近所のコンビニで起きた。
わたしが商品を見ていると、その通路を高校生くらいの若者が通りかかった。
邪魔になるかと思って前の棚のほうに寄って、通り過ぎるのを待った。
でも若い男は立ち止まっている。
もしかしたら、欲しい商品が前の棚にあるのか、と思って今度は後ろに下がってみた。

でも若い男は前の棚の商品を見るわけでもなく、ただ一言、
「邪魔なんだよ、ババア」と吐き捨てた。
ちゃんと避けたのに、その一言で、単に他人を罵倒して楽しんでる、と知った。
と思うと同時に、「この子、A子の長男だ」
と気づいた。男とは中学生になってから一度A子の家で見ただけだが、
顔にも面影あるし、声も間違いない。
「あれ? B君じゃない。A子元気? あたし、○○だよ」
わたしが彼を知っていると知った途端、慌てて離れていくB。
でも30代後半に「ババア」って、ひどいだろ、とわたしは怒ってた。
A子は幼馴染みの同級生で、ずっと近所に住んでいて、結婚後も、
同じ団地内にいたので、よく会ってた仲。

つづく


371: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 04:04:03.65 ID:hHsjH1Tv0
わたしは、Bが真っ赤になって逃げ出したのを、狭いコンビニで執拗に追い回した。
「B君、大きくなったねえ」
「昔はいい子だったのに、今は悪ぶってでもいんの?」
「ご両親は立派なのに、君は見知らぬ人にはババア呼ばわりなんだ。
高校デビューってやつ?」
「あのさ、親の代からこの団地ににいるんだから、
悪ぶりたいなら、ご近所でやらないほうがいいんじゃない?」
「A子にはよーく話しておくね」
だいたいこんな感じのことをつらつらと。
Bは無言で知らんぷり。でもコンビニの中を歩き続け、
私は後を追って、知り合いのおばちゃんぽく、口調は親しげに嫌みを言い続けた。
数分と経たず、Bは結局無視したまま、逃げるようにコンビニを出て行き、
わたしは普通につまらん物買って帰ってきた。

Bの自殺はそれから3日も経っていなかった。翌々日の夜?らしい。
Bはわたしと会ったことは、恥と思ったのか、
少なくともわたしの耳に、コンビニでの再会の話は何も入らなかった。
わたしもBに会ったことは誰にもまだ言ってない状態。
A子は泣き続けてるだけ。
わたしにすがりつくように泣いたりもしていた。
Bの自殺の原因はわかっていない。
高1になったばかりで、受験に悩むにはまだ先で、
学校でも楽しくやっていたみたいな話だった。

でも自殺の原因は、悪ぶってみたら、自分を幼少期から知ってるオバサンで、
くどくど嫌みや、母親のA子に話す、と言ったからかもしれない。



391: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 10:25:39.90 ID:AJS1DQOa0
>>370
女の30は男の50って言うからな。35なんて完全にババァ




374: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 04:41:28.37 ID:Vt75Hi1B0
ババア呼ばわりなんて、ネタじゃない限り誰だって腹立つよ
>>371のしたことはちょっと大げさだと思うけど

普段はそんな子じゃなくて、
ちょうど嫌なことがあってイライラしてたのかも
それに悩みは受験だけじゃないしね
何にせよ全部憶測でしかないし、誰にもどうしようもできなかったと思う

死ぬのってやっぱりずるいよ
自殺した人がほっぽりだした重圧は後に残された人にかかるんだから



375: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 04:56:06.99 ID:g5neHG6P0
三十代後半とか男からしたら満場一致でババアじゃねえか
それでも自分に自信があれば相手は親子ほど年下のガキなんだし、
子供の戯れ言だと余裕綽々で聞き流せるんだろうな
そんなガキに逆上&粘着して追い詰めてるあたり、>>371は自分が
臭くて汚いババアで女として終わってる劣等生物という自覚があったんだろ
ババアのせいで未来ある若者が命を落とすのは確かに後味悪いが



376: 370 2012/11/18(日) 05:18:48.18 ID:hHsjH1Tv0
後味は、悪いよ。
原因は不明、遺書なしだけど、
「自分の嫌味が原因か」
と思うから。

でも、イキがってみたら母親の知り合いで恥かいたってくらいで、
本当にそれだけで死ぬものだろうか?

だからモヤモヤもするし、後味悪いんだ。

>>375
たとえ80歳の女性にでも、いきなり「ババア」と言うのは失礼だよ。
心ではどう思ってもいいけど。



393: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 11:43:33.67 ID:YCfFS78O0
笑ゥせえるすまんを一話から読んでるんだけど喪黒が皆を不幸にするのは只の自分の趣味だった事実に愕然とした
何か壮大な目的を抱えた化け物だと思ってた

笑ゥせえるすまんは余りこのスレでは取り扱われないけどほぼ全話後味悪いのでオススメしておきます



425: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19(月) 02:44:45.08 ID:O+9RHg7q0
「笑ウせぇるすまん」といえば、喪黒福造の弟、喪黒福次郎が活躍する話があった。

第1話の冒頭から
「私はあの喪黒福造の弟です!」
「兄とは違い、私は人助けをしようと思います!」

で、人が道を踏み外しそうになると「いけません!」と言って止めるだけw
相手も「ハッ!私はいったい何を……」
福次郎「読者の皆さんもお気をつけて!(ニコッ)」で終わり。

後味悪くはないけど、モヤモヤする話だった。
っていうか、ぶっちゃけ面白くない。
A先生は
「笑ウせぇるすまんが、後味悪いとよく言われるので、人助けする話も描いてみた」
とおっしゃっていたという。
>>393みたいなヤツがいるからこんな駄作が生まれちまったんだ!



396: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 13:47:39.60 ID:LPDaL4Fd0
笑ゥせえるすまんで幸福になった人っていないよな
俺が知らないだけかもしれないけど



409: 焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード 2012/11/18(日) 18:07:43.38 ID:ZYjQvz0l0
ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に出てくる親子のエピソードが後味悪かった。

ハリポタの魔法界では有名な名家・クラウチ家親子の話。
魔法省(魔法の国の役所)に努めるクラウチ父は有能・勤勉で知られており、次期総理大臣の最有力候補であった。
彼は公明正大であったが、厳格・冷徹すぎるきらいがあった。また、家名を重んじ、名誉に執着した。彼は一人息子に自分と同じ名前を与え、スパルタ教育を行った。

息子は父の期待通り、優秀な子息に育つが、鞭ばかりの父を内心では憎むようになった。
やがて息子は10代後半になると、学校では優等生として通りながらも闇の帝王・ヴォルデモード(主人公・ハリー・ポッターの宿敵)に密かに傾倒するようになる。
ヴォルデモードの主義というより、彼と自分の共通点(父親と同じ名前を与えられながら父親を憎んでいる、孤独だった)に惹かれての崇拝だった。
息子は17歳の時に、決定的な事件(ハリーの友人の両親を拉致・拷問)の実行犯の1人となり、逮捕される。
司法取引に応じた仲間の一人に売られたのだ。父は息子を終身刑に処し、息子は牢につながれた。クラウチ家は何とか取り潰しを免れたものの、父は閑職においやられ、一族は没落していく。
息子を売った男は、のうのうと社会復帰し名門学園の校長にまで出世する。反省・改心はしておらず、学内では校長特権を笠に来て、生徒いじやひいきなど好きに振舞っていた。


410: 焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード 2012/11/18(日) 18:10:27.86 ID:ZYjQvz0l0
息子の逮捕後、もともと心臓の弱かった妻は病状が悪化し、死の床につく。妻は息子の無実を信じており、死の間際夫にある懇願をする。魔法で私の死体を息子の死体に変えて・・・。息子の獄死を偽装して、そして息子を牢から出してあげてと。
父は大罪を犯した息子を生涯牢につなぐ決心をしていた。しかし愛する妻の遺言を拒絶できなかった。魔法で妻の死体を息子の死体に変え、息子の獄死を偽装した。
秘密裡に脱獄させた息子は、服従の魔法をかけ、屋敷の地下室に幽閉した。

息子はヴォルデモードの復活を信じ、日の差さない地下室で寒さに耐えながら、復活の魔法を打ち破る努力をする。12年後、ついに服従の魔法を打ち破った息子は地下室から脱出した。その際、邪魔な父に「服従の魔法」をかけ、口を塞いだ。
自由になった息子は、苦労しながらも体の一部が復活していたヴォルデモードと、その世話をしている腰ぎんちゃくと再会を果たした。
ヴォルデモードは息子に己の肉体の復活に必要なハリー・ポッターを自分に届けるようにと指示を出す。

息子は、学校の臨時講師に化けて、ハリーの在籍する魔法学校にもぐりこんだ。教師に化けた息子は父親譲りの優秀さと教え上手を如何なく発揮し、良い講師を演じ切った。
ハリー達の指導を熱心に行い、劣等生の生徒に適切な助言を与え、いじめっ子には動物に変身させるなどの罰を与え、信頼を得た(このあたりは演技というより、本人の生来の生真面目さから来ているっぽかった)。

学校では100年に1度の3校合同のイベントが行われており、審査員として父も招かれていた。
父は「服従の魔法」で意志を奪われていたせいか表面上は平静だったが、わずかに残った意識で友であるダンブルドア(魔法学校の校長)に罪の告白と、息子の逃亡を告白しようとすると、「服従の魔法」と必死で戦っていた。



411: 焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード 2012/11/18(日) 18:11:50.55 ID:ZYjQvz0l0
しかし息子の魔力は父をとうに上回っており、「服従の魔法」に抗おうとした父の心は壊れてしまう。息子が逮捕される前―12年前に心が巻戻った父は学園の前庭をふらふらと彷徨っているところをハリーに発見される。
「私の息子は試験を全科目「優」をもらえましてねぇ・・。子供を褒め過ぎるとよくないので口には出していませんが、私の自慢の息子なのですよ。とても頑張り屋です。母親思いの優しい子でね・・・。」
ニコニコと笑いながら誰彼構わず息子の自慢話をする父の目には何も映っていなかった・・・。

その直後、父は心臓麻痺で死んだ。息子は父が「服従の魔法」を破った場合(正気に返ろうが狂おうが)死ぬようにしかけておいたのだ。
いくつもの策略を練り、息子はハリーをヴォルデモードの元に転送することに成功する。
しかし思わぬアクシデントによりハリーが生還を果たし、(その変わり無関係の生徒が死亡)正体がばれた息子は逮捕された。

「あの方・・・あの方がおっしゃった!俺だけが・・・俺があの方に忠実であったと!あの方は俺を褒めて下さった!!」息子はヴォルデモードの復活を狂喜しながら連行されていく。
息子はその夜、拘置所で吸魂鬼(ハリー・ポッターに出てくる正体不明の化け物)に襲われ、廃人となった。
12年前、父が政府の要職を追われた後、後釜に無能な役人が就任した。彼は厄介ごとが大嫌いで、面倒になりそうなヴォルデモードの復活の騒ぎを何とかもみ消したかった。
その為に、ヴォルデモード復活の生き証人である息子を廃人にしたのだった。



412: 焔のゴブレット クラウチ親子のエピソード 2012/11/18(日) 18:12:30.90 ID:ZYjQvz0l0
炎のゴブレットはハリポタの中ではイナーな巻だけど、の親子の話はすごく後味が悪かった。
クラウチ父は表向き冷酷で厳格な鬼父だったかもしれないが、妻の死体と引き換えに息子を家に帰して12年匿っていたのだから、内心では息子を愛していたと思う。
死の間際の褒め言葉を学生時代の息子に1度でもかけてやっていたら息子は悪の道に入らなかったのに。

しかもヴォルデモードの部下のほとんどは言い逃れや司法取引で罪を免れており、息子投獄後も魔法省の部下や同僚として彼らと机と並べて働かなければならなかった。12年間どんな心境で息子を匿い、彼らと働いていたかと思うと・・・。
息子も悪とはいえ12年間もボスに忠義を捧げ、果敢に任務を果たしたぐらいだから心底腐った人ではなかった。頭脳も力も優れ、教師の適性も高かったので、道を誤らなければひとかどの人生を歩めたのにと思うと辛いものがある。

日本のラノベ・アニメではい忠誠心を持つ敵キャラ」は終盤まで活躍する重要キャラのポジションなのに、出てきた巻でさっくり小物に殺されたのも衝撃だった。



424: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 23:40:27.47 ID:LPDaL4Fd0
>>409
ダンブルドア(魔法学校の校長)って最初の事件で息子を売った仲間なのか?
そいつなんかに相談してどうしようってんだ



427: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19(月) 04:56:33.40 ID:90naa6pW0
>>424
仲間を売って保身→出世したのは、ダンブルドア(ホグワーツ校長)ではなくて、
この巻の三校対抗試合に参加する、ダームストラング校のカルカロフ校長
死喰い人(ヴォルデモート側)ではなかった



413: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 18:49:52.78 ID:BW4TUmcd0
最初の方の映画でドラコをフェレットに変えた先生か!
そのシーンは記憶に残ってたけど
そんな過去があってそんな結末になるとは…



414: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 19:07:44.07 ID:ZYjQvz0l0
>>413
そうだよー。映画だと端折れ過ぎて過去がほとんどわかんないけどね。
ドラコをフェレットに変えたのはいじめの罰もあるけど
同じヴォルデモードの信奉者だったドラコの父親が言い逃れ(もしくは賄賂?)で罪を逃れたから。
クラウチ息子はハリー転送の後始末に忙しくて
4巻ラストのヴォルデモード様体一部復活の儀に立ち会えなかった。
皮肉なことにヴォルデモードを見捨て得たドラコの父親が真っ先に来た。



416: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 21:37:23.71 ID:Lm1SmM2i0
関係ないけどハリポタって日本語翻訳下手くそなんだっけ?
ずっと昔に賢者の石読んでいこう読んでないからどんな文だったか覚えてないけど



421: 本当にあった怖い名無し 2012/11/18(日) 23:25:16.20 ID:wUYy42wV0
サンダーバードのファイヤーフラッシュ号が後味悪い。

サンダーバードは国際救助隊という秘密組織がスーパーメカで人命救助をする特撮ドラマ。
で、ファイヤーフラッシュ号は第1話から登場する最新鋭旅客機でその後の話にもちょくちょく登場する。
第7話の最初でファイヤーフラッシュ号は航行中に計器が狂いだし、行方不明となる。
空港は捜索隊を派遣するが、空中にも海上にも姿はなかった。
この事故で乗員乗客合わせて数百人が犠牲となった…

劇中死者が出たのは恐らくこの話のみ。他の話はどんな事故でも絶対助かっていたのに…
後に原因が分かって解決したとはいえ手放しでは喜べないラストだった。



452: 1/3 2012/11/19(月) 19:52:58.49 ID:7MozMQFR0
大橋薫の漫画「PAIN 痛み」

どこかの病院ぽい場所で若い看護婦が患者の巡回をしている
しきりに胸の痛みを訴える老人がいた
看護婦が優しく介抱すると「あんたはあの子によく似ている」と身の上話を始める

その老人は家族もなく孤独で、近所でも評判の偏屈なガンコ者だった
ある日ひょんなことから小学生の女の子をいじめっ子から助けてあげる。
ほんの気まぐれだったが、女の子は老人に感謝し無邪気に懐く
小さな友達に癒され、孤独から解放され幸せを感じていたが長くは続かなかった
女の子が引っ越すことになりお別れを言いに来たのだ
老人は女の子をその場で絞め殺した。
引っ越したらあの子は自分などすぐに忘れてしまうだろう、ならその前に・・・
でもそれから胸の痛みが止まらないと嘆く老人に看護婦は
きっとその子は恨んでいない、親友だったんだからと慰める。

次に体中がチクチク痛いと幼女のように泣き叫ぶ初老の女がいた
彼女は息子の嫁を階段から突き落として殺したという
大事に育てた息子が取られてしまった。家から居場所を奪われる気がする
誰に相談しても「良いお嫁さんじゃないか」と咎められる
自分から大切なものを奪う嫁が許せなかった。
イライラチクチクして我慢できず、原因の嫁がいなくなれば治ると思ったのに
やった後も痛みが続くと泣く女を看護婦は包み込むように優しく抱きしめ
強がらずに甘えればよかったのね、嫉妬と不安で苦しかったでしょうと慰める。



453: 2/3 2012/11/19(月) 19:54:19.58 ID:7MozMQFR0
病室で暴れて手におえない少年がいた。物を壊し罵倒しながら頭が痛いとわめいている。
落ち着かせようとする看護婦に「お前あの女に似ているな」と罪の告白をする
高校の担任の女がムカついて堪らなかった
教師になるのが夢だったとかほざいて、生意気でカンにさわる
彼の指示でクラス全員で連日授業妨害したのにへこたれず学校に来る女教師だったが
突然行方不明になり、彼が殺人で捕まった。

でも殺した時のことを覚えていない、思い出そうとすると頭痛がすると言う少年に
看護婦はその担任が好きだったのだろうと指摘する。
少年は反発しながらも、夢をかなえて頑張る女教師がまぶしくてうらやましかった
ことに気付く。
不良仲間が計画を立てていることを知り、警告しに行ったのに拒絶され汚される前に自分の手で刺し殺したことを思い出した。

廊下を歩きながら看護婦は彼らが自分に話すことで少しでも痛みが和らげば良いのだがと思う。



454: 3/3 2012/11/19(月) 19:56:19.25 ID:7MozMQFR0
ふと不穏な気配を感じ振り向くと、あの三人の患者が襲い掛かってきた
「えらそうに!知ったふうな口をきくな!」「同情したふりで見下したな!許さない!」
「バカにしやがって!ムカつく女だ!」
壮絶なリンチにあい、惨殺される看護婦
薄れゆく意識の中で声が聞こえる
『あまり人間にかかわるなと言ったのに、君は彼らに殺されるのは4回目だよ』
『帰っておいで、これ以上は天使の羽根が汚れて別のものになってしまうよ』
看護婦の正体は天使だった。
彼女は答える、それでも彼らの痛みを理解し救ってあげたいと
『同じところまで落ちないと理解できないのかもね、では最後のチャンスだよ』

気付くと見知らぬ路上で倒れていた、そばには心配そうに覗き込む女の子がいて
寒くないように上着をかけてくれていた
お礼を言うと少女は困っている人をほっておけないと微笑む
なんて純粋で優しい子だろう、まだこんな人間もいたんだ
きっと誰からも愛されて、痛みを知らずに生きてきたんだろうな、なんて・・
なんて 憎 ら し い んだろう・・・
恐ろしい形相で女の子に手を伸ばすシーンでEND



460: 本当にあった怖い名無し 2012/11/20(火) 00:31:08.06 ID:KYcx8zoK0
>>452
乙。面白かった
なぜか諸星大二郎の絵で脳内再生された



455: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19(月) 22:20:40.37 ID:BIKh+p9GO
最後の2行が怖かった
同じ所に堕ちたんだね



456: 本当にあった怖い名無し 2012/11/19(月) 22:54:33.13 ID:yRfGUsqj0
面白かった



488: 本当にあった怖い名無し 2012/11/20(火) 23:29:06.69 ID:uLk3gRYw0
貴志佑介の「新世界より」
深夜帯にアニメが絶賛放送中だが、続きがどうなるか気になったので原作一気読みしてみた。
以下、ネタバレ満載でお送りします。


12歳編  超能力者だけになった日本の田舎町に育った主人公・渡辺早季が、学校の仲間達とキャンプに出かけたら、
ひょんなことから自分達の世界が、超能力者達と通常人の争いの果てに文明が崩壊して1000年以上経った世界だと知ってしまう。

14歳編  キャンプで知った秘密を胸の中にしまい、早季は何食わぬ顔で日常生活を送っていたが、
彼らの住む町はのどかそうに見えてかなりの管理社会であり不穏分子を排除する傾向があった。
それに耐えかねた早季の同級生の男女二人は駆け落ちして町の外に逃げ出してしまう。
二人を連れ戻そうと後を追う早季だったが、結局彼らは行方知れずのままとなる。

26歳編  科学文明が崩壊して1000年。人類社会はすっかりと衰退していて、
妖精さんならぬバケネズミという二足歩行のブタっぽい生き物を雑用にこき使っていたが、
これが突如として反乱をおこす。
その反乱の先頭に立っていたのは、かつて駆け落ちした同級生男女の忘れ形見の少年だった
(容姿から早季はそう確信している)
悪鬼と呼ばれるその少年相手に町の人間はなすすべなく殺されていく。
なぜなら町の人間は全て生まれつき人を攻撃できないように遺伝子操作されていたから。
バケネズミ相手なら無敵なのだが、悪鬼の少年だけはどうしても攻撃できない。
それでも無理に攻撃しようとすると、自動的に自分が死んでしまうように遺伝子が操作されていた。

(続く)



489: 本当にあった怖い名無し 2012/11/20(火) 23:37:26.60 ID:p9XcTr/00
早季はなんとかするために科学文明の遺物を使おうと、廃墟となった東京に向かったり、
細菌兵器を手に入れたりするのだが全ては徒労に終わる。
しかしようやく早季は気が付いた。超能力者達は生まれつき人間を攻撃できないように生まれてくるはずなのに、
どうして悪鬼の少年だけがその機能を欠落して生まれてくるという偶然が発生したのか。
もしかしたらそんな偶然など無かったのではないかと思い至る。
つまり、遺伝子操作の機能は「人間を殺せない」ではなく「同属を殺せない」というものであり、
生まれてからずっとバケネズミに囲まれて暮らしていた少年に取って、
人間は同属ではなくバケネズミこそが同属であった。そこに気が付いた早季は、
冷酷だがもはやこれしかない策に出る。

唯一人間側の味方をしてくれた保守的なバケネズミ・奇狼丸に頼んで人間の振りをして悪鬼の少年の前に姿を見せ、
そして致命傷を与えられ死ぬ寸前に正体がバケネズミであることを明かさせた。
同属(と信じた)バケネズミが自分の攻撃で死んだ瞬間を目撃した瞬間、悪鬼の少年の遺伝子に刷り込まれた機能が発動し、
少年は死に至る。
悪鬼の少年が居なくなってしまったことで、バケネズミだけの反乱は即座に鎮圧された。
反乱の首魁である野狐丸というバケネズミは捕えられ、裁判に掛けられる。
その裁判の最中「なぜ反乱を起こした」と問われた野狐丸は、「我々は奴隷では無い」と答え、
「では何だ」と聞かれると「我々は人間だ!」と主張する。
人間の支配を憎んで反乱を起こしたはずのバケネズミが、なぜ自分を人間と主張するのか。
その違和感に早季は密かに文献を調べてみる。確証は得られなかったが仮説を立てることはできた。

科学文明が崩壊して1000年。今や数万人にまで減少した人口の全ては超能力者ばかりである。
では超能力を持たない他の人類はどこに消えてしまったのか。人間を攻撃できないように遺伝子操作された超能力者にとって、
通常人であっても攻撃することは現在ではもはや不可能である。
しかし悪鬼の少年のように、認識が変わってしまえば攻撃することができる。
その認識を変えるために、通常人はその姿を変えられてしまったのではないだろうか。醜いバケネズミの姿に…。



490: 本当にあった怖い名無し 2012/11/20(火) 23:39:51.58 ID:VIY/E6TN0
超能力者達の超能力に押さえつけられ、生権与奪を握られ、雑用に使役されるバケネズミ達は、
超能力を持たない普通の人類のなれの果てであったのである。野狐丸はどこからかその事を知り、
人類の尊厳を掛けて立ちあがったのだ。
その事を知っても、早季にはどうする事もできなかった。結局これまで通りの超能力者の共同体を維持し、
管理社会を続けていくより他は無く、後世の人間にその解決を託して、
これまでの経緯とバケネズミの真実を記した手記を綴り、ひっそりと保管させたのであった。
(終わり)


いわゆるのどかなユートピアだと思ったら、異分子は即座に殺処分、管理社会上等の典型的なディストピアものなのですが、
普通のディストピアものが真実を知った主人公が管理者側に反旗を翻したり、管理者の手の届かない自由の天地に脱出していくものなのに対し、
このお話の主人公の早季は実はずっと管理者側で、管理者側に反旗を翻すバケネズミの行動を結局は阻止したりもしてしまっている。
最後のバケネズミの種明かしによって、実はこのお話がディストピア小説に置ける主人公側が敗北してしまった悲しい物語であったと明かされるのが後味悪い。



506: 本当にあった怖い名無し 2012/11/21(水) 10:00:03.54 ID:j0O6D2xqO
吉田知子の不思議系短編小説。タイトル失念。

ある所に一人暮らしの金持ちの老女がいた。
(後家さんで、確か住み込みの家政婦が暇をとったので一人暮らしになった。うろ覚えだが)

出入りの銀行員に、聞き分けのいい従順な使用人はいないかしら、と持ち掛けると、仕事を馘首になってふてくされている中年女を連れてくる。
あれこれコキ使うと文句を言うので叱りつけると、
「アーラ私は一人暮らしのお年寄りの話し相手を し て あ げ る ボランティアだと聞いてきたんだけどね」
と、ふてくされる。

結局中年女を雇うことになるが、仕事が雑で老女は気に入らない。
「ご主人さま」ではなく「お婆ちゃん」呼ばわりされて激怒するが、中年女は、気に入らないならお手本を見せてくれ、あなたのやる通りに真似すればきっと覚えるから。
と、言葉巧みに丸め込み、毎週水曜日に立場を逆転する事になる。

数週間はうまく行っていたが…
老女「ご主人さま、今日は何曜日でございましょうか」
中年女「アーラ○○さんまたお忘れかい、今日は水曜日じゃないか。明日も明後日もずっと水曜日だよ、あたしが水曜と言えば水曜なんですよ」
何か変だな、と思いながら中年女に仕える老女だった。



536: 1/2 2012/11/22(木) 19:56:35.84 ID:iCEtBcSr0
4年位前、梅田の居酒屋でバイトしてた
ラストオーダー直前にちょい悪風のおっさん4人組来店
趣味でバンドでもやってるのかオリジナルのタオルやリストバンドでこれ見よがしに周囲にアピールしてた
名物の肉豆腐を注文してチョウウメェ!ヤベェ!とか騒いでて、おっさんが若ぶって痛々しいわーとか思ってたら話しかけられた
「君かわいいねー!俺らの事知ってる?(・∀・)結構有名なバンドなんだよ!」
「いや、知らないです。他のお客様にご迷惑なんでお静かに願います」
なんて冷たく対応した



537: 2/2 2012/11/22(木) 19:59:10.22 ID:iCEtBcSr0
お会計でお釣りを渡す時手をニギニギされたりして正直ウザかった
終始けっこう冷たく対応したにも関わらず「また来るよ!肉豆腐おいしかった!ありがとう!」と笑顔で退店
そのうちの一人がバンドのチラシ?をくれた
チラシに書かれたバンド名は

ジ ュ ン ス カ イ ウ ォ ー カ ー ズ

知らなかったとはいえ、悪い事したなぁ……しかもそれがきっかけで曲聴いたらファンになってしまった……
今なら自分から握手してもらいたい位なのに、サイン位貰っときゃ良かったorz
色んな意味で後味の悪い話です。



557: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 11:06:59.59 ID:+h+MoJ3mO
イーヴリン・ウォー「一握の砂」だったか「ラースト夫人」だったかのごく一部。うろ覚え。

熱帯地方への探検隊に身を投じた中年男、本隊からはぐれて世捨て人に拾われる。
世捨て人は今は独り暮しだが、数年前まで中年男と同じような経緯でやって来た「文明人」と暮らしていたという。
その人は捜索隊が来る前に死んでしまった、と裏庭の十字架を見せる世捨て人。
世捨て人は文盲だが大量の蔵書を持っていた。
(本人が元から持っていたのか、前の住人から受け継いだのかは失念)

ディケンズが好きだが文盲だから読めない、捜索隊が来るまで前の人のように読んでほしい、と言われて毎日読んでやる中年男。

ある日寝過ごした中年男に、世捨て人はこう言った。
「捜索隊の皆さんはもう帰っただよ。旦那はよくお休みだったから、起こすのは気の毒だと思ったでな」
「裏庭の十字架に旦那の時計を掛けておいたら、皆さんそれを持ってっただよ」
「さあ旦那、ディケンズ先生の○○をまた読んでくだせえ。おらディケンズ先生が何より好きでたまんねえだよ」

捜索隊は中年男の妻に「形見」の時計を持ち帰り、妻は盛大な葬儀をおこなったという。



630: 本当にあった怖い名無し 2012/11/25(日) 23:56:46.29 ID:YCM9OUWC0
>>557
それ、監禁しているのは世捨て人というより現地の土人じゃなかった?
自分はきちんとは読んでいないのだけれど、小林信彦がスティーヴン・キングの『ミザリー』と
比較して、こっちのほうが後味悪いwみたいなことを書いているのを読んで以来気になっていた。
まとめありがとう。
ウォーはイギリス風のブラックユーモアをよく出しているようだよね。



635: 557 2012/11/26(月) 10:50:10.21 ID:1m3consqO
>>630
昔、古雑誌に載ってた抄訳を読んだだけなんでうろ覚えスマン。
小林信彦でミザリー評は読んだことあるんだ、探してみるよ。



561: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 14:21:21.79 ID:TfuDFOws0
Aさんという犬のブリーダーがいた。
そのAさんの元に、お得意様のBさんが泣きついて来た。
Aさんの所で買った犬が病気で死にそうなので、なんとかして欲しいそうだ。
一部始終を見ていたAさんの所のアルバイトが、
「獣医に連れて行った方がいいんじゃないですか?」
というと、
「せっかく頼ってきてくれた客にそんなこと言えるわけないだろ!おまえには人の心がないのか!」
とAさんは激怒し、せっせと犬を看病した。
でもAさんは獣医じゃない。大した薬も持ってないし、医療機器もない。
あるのは暖房と市販の栄養剤くらいだ。
翌朝、Bさんの犬は冷たくなっていた



562: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 15:01:23.64 ID:Msh4KDbf0
正義感の強い馬鹿って現実だとダメだな…



563: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 16:05:08.88 ID:aRt5JfeL0
「探偵!ナイトスクープ」であった人探しのネタ。
「立ち食いそば屋のおっちゃんに会いたい」
が後味悪かった。探偵は松村邦弘。

依頼人は大学生。高校生の頃、遠くの進学塾まで通っていた。
その際、よく通っていた駅の立ち食いそば屋の店員と仲良くなった。
いつしか2人は『おっちゃん』『学生さん』と呼び合う仲となり、おっちゃんは
「学生さん、勉強頑張れよ」と、かき揚げをオマケしてくれるようになった。
やがて、依頼人は志望校に合格。
おっちゃんに報告しようと店を訪ねたが、おっちゃんは店を辞めていた……
「おっちゃんに会って合格したことを伝えたい。
そしてもう一度、おっちゃんが作った、かき揚げそばを食べたい」
というのが依頼。

「僕が志望校に合格できたのは、おっちゃんが応援してくれたからです」
「おっちゃんが作るそばは、立ち食いそばとは思えないくらい、美味しかった。
きっと、今は独立して自分のお店を営業しているんだと思います」
と語る依頼人。
やがて、松村探偵はその『おっちゃん』を見つけるのだが、おっちゃんは、
『学生さん』のことなどすっかり忘れていたw
しかも、おっちゃんの本業(?)は駅構内の店に派遣される従業員で、
一時期、立ち食いそば屋に配属されていただけ。
やっていたことはそばを湯がくことくらい。
そばつゆやかき揚げなどは、あらかじめ用意されているものをマニュアルどおりに使っていた。
(依頼人は「立ち食いそばとは思えないくらい美味しかった」って言ってたのに……)
おっちゃんは、そばどころかまともに料理を作ったこともないという事実が判明する。



564: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 16:07:22.03 ID:aRt5JfeL0
しかし依頼人の夢は叶えてあげたい。
「がんばって、美味しいそばを作りましょう! 大切なのは愛情ですよ!」
と松村探偵が言い出し、ド素人ふたりによるそば作りが始まる。

『おっちゃん』はネギを刻むことすらまともにできなかった。
そばつゆは、鍋に湯を沸かしたところに適当に醤油や砂糖をぶち込むだけ。
味見をした松村探偵も「うえーっ」と顔をしかめる。が、「大切なのは愛情!」と叫んでうやむやに。
かき揚げは、野菜の切り方は雑でバラバラ、粉も水の量も適当。
油がまだ高温になっていないところに入れたので、『揚げる』というより、油に混ぜただけという状態。
でも「大切なのは(以下略」

やがてそばは完成。
依頼人を呼んで食べてもらうことになった。
「久しぶりです、うれしいなー」とニコニコ顔だったのに、実物が出てくるとアレ?という表情に。
そして、ひと口すすった瞬間、ブホォッ!と吐き出し、咳き込んでおしまい。

『おっちゃん』と『学生さん』が再会する場面での2人の温度差。
そして、依頼人の気持ちより笑いを優先させたそば作りの様子が後味悪かった。
無理して作らなくても、適当に市販の材料組み合わせれば充分だったんじゃ……。



568: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 20:02:25.58 ID:g5+sjRGv0
>>564
完全に笑い話やし。スタジオでも十分ウケてたし、これが後味悪いって異常者やろwww



565: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 16:32:46.52 ID:4ym90UOK0
本当のことを話せばいいだけだったと思う・・・
学生はおっちゃんよりそばに再会したかったわけじゃないでしょ!?という感想だなー
応援してくれた気持ちが嬉しいとか、通ってくれて覚えててくれて嬉しい、合格おめでとう!
とかじゃないんかい。



566: 本当にあった怖い名無し 2012/11/23(金) 17:16:53.75 ID:zXBznHFa0
蕎麦食べたい、って依頼なんだしそこはしょうがなくね?



576: 本当にあった怖い名無し 2012/11/24(土) 00:17:03.81 ID:R2dy6NT80
昔の探偵ナイトスクープはふざけたノリでお笑いネタが多かった
局長が変わってからか、お涙頂戴感動系が増えたよな
最近は全然観てないわw
三大探偵ナイトスクープ鳥肌回「電柱のテープ」「四つ葉のクローバーの少女」
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4969806.html



636: 本当にあった怖い名無し 2012/11/26(月) 18:30:32.08 ID:ayDhPrjq0
昔関西ローカルのニュースバラエティ?か何かで観た
結構前のことで細部があいまいなのはお許しを

どっかの中学生か高校生が
「ハリセンの時速を計測する」的な実験をやって番組で取り上げた。
んでコメンテータの画面に切り替わった途端「くだらない」とポツリ
司会者があっけにとられつつも何か言おうといたけど
「くだらないものはくだらないんだよ時間の無駄だ」みたいなこと言って〆
時間もなかったのか、フォロー入れにくかったのか
とっととニュース報道に入った

そして翌日だか数日後だかにその件でのクレームが届いていたそうな
同じコメンテータ
「くだらないものはくだらないんだよ!何の役に立つんだよ!」
私は間違ったこと言ってないからね的な感じで逆切れして〆

司会者はさすがに焦っていた風なんだけど
いわゆるおっさん系タレントだか何かで
大声で押し切っちゃたみたいな感じ
番組自体は割と普通のニュースバラエティだったんだけど
この件が不快すぎて観なくなった

そりゃハリセンの時速とかどうでもいいのは確かだよ
でもそういう着眼点とか発想とか褒めるところはあるだろうし
そこから色んな発想膨らませていっても面白いね、とか
気の利いたコメントはいくらでもできるわけで

何よりその出演した子どもやその家族らも観ただろうにというのが
ひたすら後味悪かったわ



637: 本当にあった怖い名無し 2012/11/26(月) 18:34:55.11 ID:/9MUNrxP0
>>636
何て言うか…大人気ない…情けないね。



638: 本当にあった怖い名無し 2012/11/26(月) 18:40:34.39 ID:CVwp5o8U0
よくそういう企画を取り上げるような番組に出てたなその人



639: 本当にあった怖い名無し 2012/11/26(月) 18:43:21.20 ID:AEPhOt3XO
くだらない理由に「何の役にも立たないから」を挙げる奴は相当くだらない人生送ってると思う



640: 本当にあった怖い名無し 2012/11/26(月) 19:03:04.50 ID:ayDhPrjq0
あともう一つ
同じ番組で、飼い猫が子猫産んだら崖から放り投げて殺します
去勢は可愛そうだからしない、みたいな持論の人が話題に出て、
件のコメンテータは
「いいんじゃない? 責任もって処分してるんだし」
みたいなこと言ってた覚えもある
その発言に対するクレームにも
「間違ったことは言っておりません」だった気がする
この件に関しては人によって意見が分かれるだろうけど
言い方がかなりムカツク感じでやたらモヤモヤした

今ならプチ炎上してそうな物件だけど
検索しても出てこないんだよね
だからどこの誰だかもわからんし、細部を確かめようがない



656: 本当にあった怖い名無し 2012/11/27(火) 00:34:01.75 ID:oWJjVHX70
数年前、テレビの夕方ニュースのドキュメント企画のようなものだったと思う。

養護施設から出所して自活する少年の生活を追うものだった。
確か18~19歳くらいで肉体労働系の仕事をして1人安アパートで質素な暮らしをしていた。
彼の願いは
「こんな自分でも産んでくれた母親に感謝している。もし生きているなら
一度でいいからあって御礼を言いたい」という健気なものだった。

で、お約束だけどテレビ取材班が少年の身辺調査をして母親の居場所をつきとめた。
「お母さんが生きてましたよ」という事で少年は母親と対面をする。
その母親というのが見た目60代と思しき老婆。
え?この人何歳で少年を産んだの40代後半?
いや実は若いけど見た目が年寄りなだけ?と観てるこっちも困惑するぐらいのよぼよぼ。
腰も曲がっていて白髪よれよれで生活保障も何もないその日暮らしで
知人男性宅のボロアパートに転がり込んで養ってもらっているという窮状。

もう一目みて、やむに止まれぬ事情があったとか
自分の夢があって子供を切り捨てたとかではなくて
単純に生活能力がないから文字通り『犬猫みたいに産み捨てた』って表現がぴったり。
少年も予想外だったようで呆然としている感じだった。
ボロアパートの底辺住人達は「息子さんが来てくれてよかったね」「おめでとう」と
祝福の言葉をかけるけど当の少年も母親も互いに微妙な顔をしてた。





657: 656 2012/11/27(火) 00:35:59.60 ID:oWJjVHX70
そして少年と母親と2人で暮らし始めるんだけど当然ながら共通の会話もなし。
仏頂面でいらついてる少年とびくついてる老婆の対比が痛々しかった。
母親が(おそらくはテレビ取材班の口添え)カレーライスを作るんだけど
老人で歯が弱ってるらしくてご飯を水っぽくおかゆのように炊いてしまう。
カレーもびしゃびしゃのようで少年は「まじい」「こんなの食えねえ」と毒づく。
母親はいたたまれないのか何も言わず無言。
1人でもカツカツなところを何も出来ない母親がぶら下がってるような状態に
我慢出来ず少年は同居生活を始めて数日で自宅に戻らなくなる。
結局母親は1週間で失踪。局側が探したところ元の知人男性の下に戻っていた。

最後のインタビューでの少年の言葉が
「母親が若くてどこぞの金持ちと結婚してるとかホステスとかやってて
いままでの償いでバイクの1台でも買ってくれればとか夢見てたけど甘かった。
自分はこの年で働かなきゃならねえし誰にも甘えられないのに
そこら辺にいる奴らは親に何でも買ってもらえて羨ましい。
どうして自分だけがこうなんだ。」
と本音と愚痴を吐いてまた1人の生活に戻っていった。

最初と最後で少年の印象が真逆になってしまって後味悪かった…



669: 本当にあった怖い名無し 2012/11/27(火) 14:13:17.86 ID:TIZoHIelO
小松左京「子供の神さま」

最終戦争後の、かつて日本だった場所を子供たちがさまよっていた。
親たちは、食べ物を探してくると言ったが戻らなかった。弱くて足手まといだから捨てられた、と子供たちは思う。

夜の脅威である体長2mのネズミ、昼の脅威である30cmの吸血ゼミから逃れてかつて都市だった廃墟に着いた子供たちは、透明な光る石を見つけた。
(実際は石ではなく、溶けたガラスが固まったもの)

石の中には、整った顔立ちの肩幅の広い男性を描いた小さな紙箱が封じ込められていた。
石を割ると、紙の裏にこびりついていた茶色の塊が甘い匂いを放った。
一人の男の子が塊を引っ掻いて舐めた。
「甘い!花の蜜より甘いぞ!」
そして、塊を剥ぎ取って逃げた。
他の子供たちも、手製の武器を手に追いかけた。
丘の上で死闘が始まり、終わった。

一番小さな女の子は死闘に加わらず、紙箱の男性…キャラメルの箱、他にお菓子がたくさんある中当時の子供たちは食べ飽きていたキャラメルの箱に描かれた商標…に祈った。
「かみさま、ひもじいのなおしてください。おっかさんのところに、つれてってください」



671: 本当にあった怖い名無し 2012/11/27(火) 16:09:56.33 ID:hvio6Y3F0
>>669
すごい的外れなんだろうけど
こんな話書いた作者にむかつくわ



673: 本当にあった怖い名無し 2012/11/27(火) 17:56:09.03 ID:5WifluwCO
>>671
読者(というかあらすじを見た人だが)からこういう反応を引き出せたってことは、
作品としては成功ってことだよね多分



686: 本当にあった怖い名無し 2012/11/28(水) 00:18:50.49 ID:kyiIkU0k0
ある空港の荷物係の話

角が破損した段ボールを覗いてみると一匹の猫が死んでしまっていた
彼は慌てて車を飛ばしてペットショップをあちこち周り見た目がソックリな猫を手に入れる事ができた
大分お客様を待たせてしまったことをお詫びしながら段ボールを渡した
するとお客様はこれはうちの猫じゃないと言う

荷物係は緊張で汗が吹き出した
クビ、裁判など悪い考えが頭をよぎる

お客様は言った
『だってうちの猫は死んでたんです』



687: 本当にあった怖い名無し 2012/11/28(水) 02:45:46.91 ID:UEv3n6w00
テレパシーってわけじゃないんだから
だまっときゃいいのにw



694: 本当にあった怖い名無し 2012/11/28(水) 20:12:32.35 ID:U7TNMzQv0
初期の三丁目の夕日にあった話

一平ら小学生3人は毎日踏切をくぐって路線で遊んでいた
当然踏切番に怒られるんだけどそんなのどこ吹く風でまた遊ぶ
親に言えばいいのに美人の奥さんの前だと照れて世間話しか出来ない
ある日、小学生たちは今日も路線で遊ぶが一人の足がレールに挟まって抜けなくなってしまう
踏切番は電車を止めようとするも間に合わず、レールから引っ張っって助ける
だが踏切番は敷かれて死ぬ
あれ以来小学生三人は線路遊びはやめた

小学生中学年だってことを踏まえても初期のこいつら結構ゲスい



700: 本当にあった怖い名無し 2012/11/28(水) 23:14:59.70 ID:tWIK+mj70
世にも奇妙な物語より「大予言」

大人気の生放送公開番組に主人公は彼女と共に観客としてスタジオに来ていた。
番組の中でも人気の「占いコーナー」
的中率の高さで評判の占い師に、見てもらうこととなる主人公。

「……あなたは、三日後に、死にます」
「……!!」

絶句する主人公の顔は全国ネットで放映される。

それからの三日間。
野次馬に囲まれ、マスコミに追われる主人公。
最初は信じていなかったが、別件の占いが次々と当る。
そのことで占いの信憑性に滑車がかかる。
彼女が唯一の心の支えだったが、その背後に他の男の影が見え隠れする。

「だってあなた死んじゃうんだもん。将来性がないのよ」

彼女にまであっさり切り捨てられてしまう。
壊れる日常、苦悩する主人公。



701: 本当にあった怖い名無し 2012/11/28(水) 23:20:16.24 ID:tWIK+mj70
>>700
続き

そして運命の日。
カメラが見守る中、時計は23:59を差す。
主人公は生きていた。

そして……0:00

生き延びた事に歓喜する主人公と沈黙する群集。




やがて……群集の一人が呟く。

「なんだよ、死ななきゃつまんねーじゃん」
「せっかく来たのに…」
「つまんないよ。死ねよ…」
「死んでよ…」
「死ね…」

広がり出すコール。

「……死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね……」

大合唱が起こり、主人公に詰め寄る人々。
恐怖に引きつる主人公。



738: 本当にあった怖い名無し 2012/11/30(金) 10:22:29.61 ID:+jP/dO0cI
>>701
最初、集まっている群衆は「死なないで!」とか書かれたプラカード持ってたりするんだよなw
で、いざ死なないとなると、「死ななきゃツマンナーイ!」



739: 本当にあった怖い名無し 2012/11/30(金) 10:55:40.60 ID:wp58ZSIB0
>>738
以前にも似たようなラストの話があったよね。
未来の何万階、何千階の高層建築物内で生活している人類の話。
ある日エレベーターを使わず徒歩で登る青年が現れて
皆で見守っているうちに勝手に青年が登ってる意味や目的で盛り上がって
最上階に到達した青年に飛べ飛べとコールしたという。
群集心理って怖いねって話。



704: 本当にあった怖い名無し 2012/11/29(木) 00:29:35.86 ID:DuwD5lKA0
>>700
拍車がかかる



718: 本当にあった怖い名無し 2012/11/29(木) 17:33:43.21 ID:9+am2ZeE0
ソードワールド2.0っていうTRPGのリプレイから、なんとなく読後にもやもやが残った話を一つ。
細かい点は覚えてないので、ざっくりだけど

とある国に向かうことになった主人公パーティ。
この国は王様が病に倒れ、お妃様はとうの昔に亡くなっているため、
現在、一人娘であるまだ10代の王女が国のトップをやっている。
けれどこの王女ってのがとんでもないおてんば姫で、しょっちゅう城を抜けだしては城下で遊びまくり。
主人公パーティの一人である神官の女の子が、たまたまこの王女とそっくりの容姿なんだけど
それを利用して入れ替わってまでも仕事したくない様子。

ただの姫ならともかく、国のトップが仕事放棄して遊んでるって…って時点でどうかと思うんだけど、
ほんとに後味悪いのはこれ以降。
この国の大臣が反乱を起こす。大臣は今は亡き王妃に心酔していたようで、
「王妃はもういないし、その血を引いた王女は遊んでばかりのバカ姫だし、もうこんな国に未来はねえ!」という、
まあ正直よくわかる反乱理由。
最終的に大臣の企みは阻止されて、王女は自分の立場を考えなおし、
元々やる気がなかっただけで無能な訳じゃなかったこともあって、少しずつトップにふさわしい人物になっていく…
という、まあこれだけ見たらわりといい話。国王も快復するし。

何が後味悪いかというと、大臣の反乱理由を聞いた主人公たちの言い分。
「勝手に期待を押し付けて勝手に自暴自棄になってんじゃねえよ、王女には王女の生き方ってもんがあるだろうが」
「あなたが勝手に描いた未来図を、王女に押し付けるのはやめてもらいたいね」

…っておいおいちょっと待て。王族だぞ王族。しかも国のトップだぞトップ。
果たさなきゃいけない責任ってもんがあるし、「まだ10代の女の子に~」とか言われてたけどこの場合年齢なんか関係ないよね。
「こどもだから」で遊び呆けてていいってことにはならないし、
なのに王女付きの執事も、上記の主人公たちの台詞に対して「…そうだな」とか言っちゃってるし。

あまりにも綺麗事すぎて、このエピソードだけはどうにもすっきりしなくて好きになれなかった。
長文失礼しました。



720: 本当にあった怖い名無し 2012/11/29(木) 18:49:50.47 ID:55I+bUJuO
>>718
世界を救う為だかなんだか知らんが、ふらふら旅してる流れ者勇者様御一行に説教される大臣かわいそうw
やり方は過激だが国の事を一番考えてるのは大臣だろうに



722: 本当にあった怖い名無し 2012/11/29(木) 18:52:28.43 ID:3VT9oLTj0
>>718
大臣何も悪くないな



723: 本当にあった怖い名無し 2012/11/29(木) 19:00:07.38 ID:ZGrdrXYs0
期待やら未来図を押し付けるのを止めたからこそ反乱を起こしたんだろうにね



740: 1/2 2012/11/30(金) 12:52:36.95 ID:SGDhLbmo0
個人的に後味の悪かった話
母からの聞いた話なんで、ところどころあやふやだけど

母の知り合いの娘さん(以下Aちゃん)は、この春、中学校に進学した。
中学校に上がったので、Aちゃんは待望の携帯電話を買ってもらった。
クラスでの友達や、メル友もできて、それなりに楽しくやっていたある日、とあるニュースが流れた。

昨年、とある地方都市のとある中学校で、いじめによる自殺者が出た。
だが、教師たちや市の教育委員会の偉い人たちがそれを握りつぶした。
自殺した少年は、ただ衝動的に自殺したということにされてしまった。

ニュースでは公表されなかったが、その中学校こそ、Aちゃんの通うB中学校だった。

中学校内部はいろいろとごたごたしたらしい(さすがにこのあたりは詳しく聞けなかった)。
マスコミに何を聞かれても答えるなとか、ネットで情報を公開するなとかは言われたとか。



741: 2/2 携帯から 2012/11/30(金) 12:58:47.34 ID:a4r8Q4dNO
B中学校は制服・私服が自由な学校なんだけど、制服で通っても、私服で通ってもB中学校の生徒とばれるしで、
Aちゃんも学校を休もうか、けっこう悩んだらしい。

それでも真面目に中学校に通っていたある日、メル友から
『たしかAってB中に通ってるんだよね、見損なった』というメールが届き、以降返信しても届かなくなったらしい。
母が珍しく言葉を濁していたので、もっとひどい書き方だったんだろう。

でも、一番最初に書いたとおりAちゃんは一年生。
はっきり言って、件の事件には一切関係のない女の子。
なんでそんな子が被害にあわなくちゃいけないんだ……と、一度もあったことない子だけど後味が悪かった。

その当時、ネットでは大津市民=全国でもトップクラスのくそ人間ども、B中学校=そのなかでも生え抜きのくそ、という扱いで、
どこにも愚痴れそうになかったけど、今は大分あきられたようなのでここで書き捨て。



787: 本当にあった怖い名無し 2012/12/02(日) 05:20:01.16 ID:Kg6F5jhY0
>>741
滋賀だけど、
大津が糞なのもB中学が糞なのも間違ってない
B中学のある学区は治安悪いから車で通ることを避けろと言われる
知らずに住んだアホ親の子供には同情するが。



742: 本当にあった怖い名無し 2012/11/30(金) 13:29:37.34 ID:/FxjVuN10
大津の事件は教師や教育委員会、もしくは政治家の大人たちがもれなくクソで
通う学生はいじめがあったと言っていたのに握りつぶされて気の毒という扱いだったイメージ



744: 本当にあった怖い名無し 2012/11/30(金) 13:59:13.61 ID:WRABlbVh0
大津は生徒へのアンケートにいじめが有ったと記名で答えた子がいたのに学校が握りつぶしたらしいな

同じ中学だからって無関係の可能性を顧みて貰えずに切り捨てられた娘は気の毒だね
私的には傍観者もイジメ加担者と思ってるけど
他のクラスや学年の人は基本対象外だよ
メールを送った子は同じ学校=加害者みたいに思い込んじゃったんだね



794: 本当にあった怖い名無し 2012/12/03(月) 11:15:08.46 ID:eVK+fLjcO
夏樹静子のちょっと古めの短編

弱気で要領の悪いサラリーマン、弱田は要領がよくて押しの強い同期、強川に押さえつけられて来た。
ある日、轢き逃げをした強川に身代り出頭を頼まれた弱田は当然断る。
しかし、弱田の息子は二人と同じ会社に入社し、強川の部下になっていた。

息子の出世に便宜をはかってやる、と言われても断る弱田を刺して逃げる強川。
路上で苦しみながらダイイング・メッセージを書く弱田だが…

『私、弱田弱男は何月何日、ある男により刺殺された。
犯人には極刑を望む。
私はここに、私を殺した犯人を告発する。
犯人の名は』
残念ながらここで時間切れ、息絶える弱田。


要領悪いにも程があるだろー!!



806: 本当にあった怖い名無し 2012/12/03(月) 16:54:56.09 ID:g7jK2Zca0
>>794
ぬわあああイラつく!



797: 本当にあった怖い名無し 2012/12/03(月) 13:25:05.29 ID:7u86SWkc0
ワロタwwww



811: 1/2 2012/12/04(火) 00:54:16.76 ID:i1o5MiRt0
ジミー著『幸せの翼』より

主人公は何をやらせても一番で、幸福な家庭にも恵まれ、次期社長の座も約束されているという、リア充を絵に描いたような存在。
そんな彼の背中にある日突然、白い翼が生え始める。
周りはなんと言う奇跡ともてはやすが、これを機に彼の人生が暗転し始める。
子どもからは無茶をせがまれ、マスゴミに追い回され、昼夜問わずに羽ばたき続ける翼に主人公も妻はイライラ、
ついには家族全員がひどい羽アレルギーになるなど、あまりのストレスに耐えかねて彼は激太り。

そして翼は飛翔できるだけの大きさに成長し、人々はさらに彼を「がんばれ!早く飛べ!」もてはやす。
しかし翼はまったくコントロールが効かず、勝手気ままに飛び回るせいで日常生活を送る事さえままならなくなってしまう。
主人公は翼を縛りつけたり、羽根を抜くなど、あの手この手で言うことを効かない翼に対抗するが、
翼も全力でこれに抵抗してくるため、焼け石に水。
ついには努めている会社から「仕事に打ち込めるように」と、どこへ行くにも檻の中に閉じこめられながらの生活を強いられてしまうのだった。



812: 2/2 2012/12/04(火) 00:55:37.04 ID:i1o5MiRt0
どうすることも出来ない無力感にさいなまれる中、ある日主人公は(語り部でもある)付き人に「どこか遠くへ行きたい」と訴える。
海へ行けば、遠くを飛び交う鳥を目で追い続け、山へ行けば、さえずる鳥に呼びかける。
多くの鳥たちと触れ合った後、家の周りや会社の周りを無数の美しい鳥たちが飛び回るようになる。

しかし、彼の心が回復の兆候を見せ始めたまさにその時、会社は翼を切れという決議を出してしまう。
手術の日、彼は付き人をきつく抱きしめる。付き人が言えたのは「がんばって」の一言だけだった。
そして麻酔がかけられ、いよいよ手術…というその時、翼が激しく抵抗し、ついにはガラス窓を打ち破って彼を連れ去っていった。

すぐに捜索願が出され、昼夜を徹した操作が続けられたが、彼の行方はようとして知れない。
一ヵ月後、会社では新しい社長が就任し、三ヶ月後に妻は新社長と再婚。
五ヵ月後、子どもたちは外国の学校に追いやられ、七ヵ月後、両親は悲しみのうちに死去。
一年後、会社は多国籍企業に買収され…彼の存在はしだいに忘れ去られていく。

月日が流れ、鳥人間となった彼の目撃談や、遭難したところを彼に救われたという話が語られる。
そして元付き人は漂う雲を仰ぐ時、彼のことを懐かしく思い出し、「がんばって。あなたはあなたらしく」とつぶやくのであった。

ラストはさわやかな感じでまとめているとはいえ、残された彼の家族が気の毒…
「幸せかどうかは、傍目から見ただけではわからない」がテーマなんだろうが、
主人公の人生を狂わせただけでなく、彼の家族も会社も崩壊させた「幸せの翼」。タイトルが皮肉すぎる。



816: 1/2 2012/12/04(火) 11:10:13.98 ID:q6nTbbV3O
花輪和一「存美-ぞんび-」
ホラーM掲載

北海道の長万部刑務所で、牢名主が与太話をしている。
彼は存美(ぞんび)という、従順な奴隷を作る職人だった。
樹海でキャンプをして、若い自殺志願者=存美の素材を探す。存美に加工できるのは首吊りだけ。
「体がZ型に硬直したら存美頃よ」
硬直した死体を沢の水で清めてやり、頭を撫でて
「かわいそうになあ辛かったよなあ苦しかったよなあもう心配ないぞ」
などと慰めてやると、従順な人形のように動き出す。
樹海に作った小屋で念仏のような物を聞かせ、納豆を食わせると存美の完成。
「出来のいい女存美は外国船に300万で売れたな」

主人公は彼から、存美が住んでいるアパートの住所を聞いていた。
「俺は当分シャバに戻れねえからよ、あいつらの様子を見てやってくれや」
一足先に出所して保険外交員になっていた主人公は、どうせ与太だと思ってアパートに行った。
安アパートには少年の存美が二体(存美なので「二人」ではない)いた。



817: 2/2 2012/12/04(火) 11:11:14.76 ID:q6nTbbV3O
主人公は彼らの身元を調べて親元に帰そう、とお天道様に誓うが、結局何もしない。
それどころか水産加工場で働く彼らのバイト代を強奪する。
「どうせ死人だろ、一食抜いたぐらいで死ぬもんか!」
(彼らはパートの主婦に混じって時給650円でサンマの開きを作るバイトをしていた)
(食事は半額処分のパンに半額処分の納豆を挟んだ物だけ)

数日後、存美一体は餓死した。残りの一体はカビの生えたパンにサンマの頭を挟んでかじっていた。

主人公は刑務所仲間の怪奇漫画家、花輪某に存美を引き合わせる。
存美は器用に漫画風の落書きができたのだ。
300万、と言いたい所を200万で売り付ける主人公。
「たけぇよぉ、俺の漫画は一枚描いて×円だからよぉ」
20万の分割払いに、気前よくまけてやる主人公。

数ヶ月後、花輪某はボロアパートのトイレに監禁した存美に漫画を描かせて、ダラダラ過ごしておりましたとさ。

女の子向けの雑誌だからこれで済んだのかな、70年代の花輪和一だったら女存美のくだりをネチネチ描いたのかな、なんて考えて後味悪い。



818: 本当にあった怖い名無し 2012/12/04(火) 12:03:49.66 ID:w075SkL70
存美はあくまで死人なんだよね?見た目は美しいの?
感情は死んでいるけど肉体は生きている人間でもリアルにいそうだ。



820: 本当にあった怖い名無し 2012/12/04(火) 13:12:59.12 ID:H2J2NBoD0
後から考えると・・・
背筋が凍りつくな



843: 1/2 2012/12/05(水) 12:51:37.21 ID:MLQzW8rrO
W・ハイデンフェルト「月の光」

休暇中の兵隊でいっぱいの列車が、夜のイングランド中部を走っていた。
兵隊たちは飲んでは喋り、歌い、ハーモニカを吹き、疲れるとコンパートメントに戻っていった。
がらんとした食堂車には、大尉の制服を着たぱっとしない娘と語り手だけが残った。
語り手が話の継ぎ穂を探して、
「美しい満月ですね」
と言うと、娘はしばらく黙ってから話し始めた。
「ちょうどこんな夜でしたわ、私が恋人を国家に捧げたのは」

…どうしても誰かに話しておきたい。ただ聞いてくれるだけの誰かに。
友達は駄目、すぐ同情するから。あなたは友達じゃないから丁度いい。

娘はある秘密部隊の曹長だった。仕事は充実して楽しかったという。
そのうち他の部隊の恋人ができた。
彼は他人の美点を見抜く能力があり、上司の少佐(娘から見ると平凡)を誉めちぎるのだった。
そして常々、スパイは情報を少しずつ、うっかり漏らした言葉や目配せなどから集めるものだ、と言っていた。



844: 2/2 2012/12/05(水) 12:52:40.43 ID:MLQzW8rrO
ある夜、公園で語り合ってと言うか恋人の話を聞いていると(話題は例の少佐のことばかりだったが)、彼は満月を振り仰いで言った。
「彼、素晴らしいと思いませんか?…勿論、うちの少佐の事ですよ」
(娘は月光が作る影に見とれて、彼の演説を聞き逃して「ごめん、誰のこと?」と訊き返していた)

恋人の言葉と態度を何度も反芻した娘は、秘密保持担当士官に事実をありのままに伝え、娘が感じたことも全て伝えた。
恋人はドイツのスパイで、絞首刑になった。

…娘は制服の三つ星を指して言った。
「私は報酬を得ました。私はユダですわ。戦争なんか大嫌い!」
「私はドイツ語を裏の裏まで知り尽くしています。だから秘密部隊に配属されたんです」
「白人の言語の中で、月を男性代名詞で指すのはドイツ語だけなんですよ」



855: 本当にあった怖い名無し 2012/12/05(水) 21:24:26.92 ID:ZjQFPAeS0
>>844
> 「彼、素晴らしいと思いませんか?…勿論、うちの少佐の事ですよ」

ちょっとニュアンスが分かりにくいから聞くんだけど、
間の「…」に、よく考えると明らかに「月」のこと言ってたのに、
少佐の話と取り繕って誤魔化すような態度が表れてたってことでいいんだよね?
多分、その微妙なさりげない所がポイントなんだろうから聞くのは野暮なんだろうけどw



857: 本当にあった怖い名無し 2012/12/05(水) 23:19:36.78 ID:1EPJUZJ10
>>855
最初恋人はガチで少佐のこと言ってたのに思い込み(と少佐のことばっかり話すことへのイラツキ)から
月のことを言ってたとそれらしい説明付けて売ってやったっていう話で後味が悪いのかなと思った



845: 本当にあった怖い名無し 2012/12/05(水) 14:05:05.08 ID:DOnwolbb0
>>843-844
こういうの好きだ。

そして1つ雑学が手に入って嬉しい。



854: 本当にあった怖い名無し 2012/12/05(水) 20:27:03.48 ID:4xgUsS/M0
>>843-844
この話、昔読んだエッセイか何か(阿刀田高だったかな)で
「月を彼と言ってしまったことでドイツ人だとバレる
スパイの話がある」と書かれてる部分だけ覚えてて
印象に残ってたので、思いがけず作者とあらすじが分かって
嬉しい!ありがとう



881: 本当にあった怖い名無し 2012/12/06(木) 22:16:52.65 ID:3w5TAikx0
原作サザエさん

ボケたお爺さんが孫の入試の結果を気にしている
何度も落ちた事を言っているのに「好太郎は入れたか」と何度も何度も確認してしまう
好太郎も余りのしつこさに爺さんに掴みかかろうとする

自分の手には終えないと好太郎の母親はおじいさんを磯野家でしばらく預かってもらうことにした
磯野家でもおじいさんはぼんやりと「好太郎・・・」とつぶやき心配するのだった

おじいさんは呆けているだけでただ孫の事が心配だっただけ
好太郎も何度も聞かれなければキレなかっただろう
最後のおじいさんの寂しそうな顔が後味悪かった



892: 本当にあった怖い名無し 2012/12/07(金) 02:47:50.63 ID:kLMC3YtW0
今から20年以上前、知人がアジアの某国に出張していたときの話。

ある日のこと、カバンをひったくられてしまった。
仕事で使う書類が入っており、困った彼はダメもとで警察に相談することにした。
『ダメもとで』というのも、以前、他の地域でも引ったくりの被害に遭ったことがあり、
地元の警察に相談したのだが、その対応があまりにもズサンで、特に日本人だということで、
舐められているフシがあったという。

しかし、その地域の警察は違った。
なんでも、お偉いさんが大の親日家で総力を挙げて犯人を見つけだしてくれる、と約束してくれた。

そしてその日のうちに、カバンは戻ってきた。
喜ぶ彼に警察官は笑顔で言った。
「犯人は、ちゃんと殺しておきましたので」

確かに犯人は憎かったが、何も殺さなくても……
と、後味が悪かったそうだ。



894: 本当にあった怖い名無し 2012/12/07(金) 07:32:17.83 ID:u5T/TiHv0
盗られた人が優しすぎて、また被害にあってしまうんじゃないかと
別の意味で後味が悪くなるな
発展途上国とかだと盗むどころか殺して奪うのが当たり前だしね



918: 1/3 2012/12/07(金) 20:54:33.52 ID:yNgFc6J+O
結城昌治「孤独なカラス」

ある町の大きな公園で乞食女が殺され、続けて幼女が一人殺された。
どちらも首を絞められ、腹を切り裂かれていた。
どちらの事件も、死亡推定時刻の前後に公園でカラスの鳴き声がした、という証言があった。
とある万年刑事、出世には無縁だが所轄内のことは誰より詳しい刑事が、一人の少年のことを思い出した。
薄汚れたその少年は、カラスの鳴き真似が上手で「カラス」と呼ばれていた…

…少年は学校にめったに行かず、四畳半の風呂なしアパートに母親と二人暮らしだった。
酒場勤めの母親は夕方出掛けて夜半まで帰らず、時には昼まで帰らなかった。
学校に通っていれば小学四年生のはずの少年を、
「お前が学校に行かないとあたしが役人に叱られるんだよ…まったく父親に似て薄気味悪い子だよ」
と言うだけで放置した。

少年は爬虫類と虫が好きで、ポケットにはいつもシマヘビや青大将がとぐろを巻いていた。
独り言を言いながら器用に竹ひご細工の虫籠を作り、そこら辺の子供にくれてやるのが常だった。
そしてカラスの鳴き声を真似しながら、元は素封家の庭園だった公園をふらふらしていた。



919: 2/3 2012/12/07(金) 20:55:53.00 ID:yNgFc6J+O
少年の父親は流れ者の理髪師で、結婚してから仕事をせずに一人で罵声を上げては物に当たり散らすばかりだったが、不思議なことに妻には暴力を振るわなかった。
少年が五歳の時、父親は自殺した。

少年は小学校に上がる直前までは正常で、むしろ物覚えがよかった。
小学校に上がって間もなく、滅多に口を利かなくなり叱られるまで顔も洗わず、ニヤニヤ笑うことが多くなった。
そして、母親に
「人間は昔は蛇だったんだよ。だれだか知らないけど頭の中で言ってるよ。死んだら蛇になるんだよ」
「お父さんも蛇になったんだよ。あやまってるのに許してくれないんだ」
と言うのだった。
母親は、気色悪い子だよ、と言うだけだった。

結論から言うと、少年は父親から遺伝した統失(当時の病名はは精神分裂病)で、幻覚と幻聴にそそのかされて乞食女と幼女を殺したのだった。

乞食女は「おしゃれ気違い」と揶揄される中年女で、町の連中が面白半分に与えた化粧品を塗りたくった顔は醜いわけでもなく、精神病院に保護=収容された時に堕胎させられたこともあった。
乞食女は少年にいたずらをした後で殺され、腹を裂かれた。
(はっきりとは書いてない)



920: 3/3 2012/12/07(金) 20:56:58.08 ID:yNgFc6J+O
幻聴と会話する少年。
『お前は臆病者だ。ちゃんと見なかったな』
見たよ、お腹の中に蛇なんかいなかった。汚くて臭くてぐにゃぐにゃしたのが入ってた。
『臆病者だから怖くなってちゃんと見なかったな』
違うよ、僕は臆病者じゃない。女の子が泣いたときだって平気だったもの。
『お前は臆病者だ。いつだって逃げてばかり』
悪口言われるのが嫌なんだ。みんな僕の悪口を言うんだ。
ほら、校庭で遊んでるやつらが笑った。僕を蛇男だってバカにするんだ。
『みんな蛇だ。腹の中には蛇がいっぱい詰まってる。お前の蛇は悪い蛇だから嫌われるんだ』
…人間は蛇で、女の人のお腹にいっぱい詰まってて、生まれたら人間の姿になる。死んだら蛇に戻って、アフリカやインドに行って、また女の人のお腹に入って、また生まれたら人間になるんだ…

刑事は公園で少年を見つけた。
少年は1mあまりの青大将を振り回し、石に叩きつけていた。
「カラス!おい、カラス!」
刑事が叫ぶと、少年は意味のない笑いをニヤリと笑った。終。



932: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 03:43:09.66 ID:zvXLlPAV0
西城秀樹が、ダウンタウンDXか何かで自分で話してた体験談。

香港映画に出ることになったんだけど、ビルの10階ぐらいから、
体育マットみたいな薄ーいの一枚敷いた地べたに
飛び降りるシーンやれ、って現地の監督に言われたんだそう。

「絶対だめ。できない」って必死になって拒否したら、結局そのシーンは現地のスタントがやることになった。
案の定ぐしゃって大事故になって、その現地の人は首から背骨が出てたんだそう。



934: 1/3 2012/12/08(土) 07:15:55.48 ID:/qLj22D5O
『グレーテル・イン・ハロウィンハウス』っていう曲の童話パロディPVが後味悪かった。
(ボーカロイドやニコニコ動画が嫌いな人はスルーして下さい)



森の中で道に迷った兄弟は、そこでお菓子で出来た家を見つける。
兄は明らかに怪しいから近付くなと止めるが、妹は好奇心からその家のドアを開けてしまう。
案の定兄妹はそこに住んでいる魔女に取っ捕まって、兄は地下牢にぶちこまれ、妹は家事雑事をやらされる羽目になる。
魔女に捕まって数ヶ月、ろくな食事も与えられずにみるみる痩せ細っていく兄。
(仕事をさせられてる妹の為に兄は自分の食べ物まで妹にあげてる)



935: 2/3 2012/12/08(土) 07:17:26.68 ID:/qLj22D5O
私の代わりに捕まった兄を見捨てられるはずがない、私が倒れる訳にはいかないと、妹は魔女の目を盗んでお菓子の家の一部を食べるようになる。
カスタードやパイは何か不思議な魔法が掛けられているのかとても甘く美味しくて、これなら何万年でも、死ぬまで働けそうだ。

魔女の本によれば魔法の源は飢えと火を灯すこと、そして人間の命が必要らしい。
家中に漂う甘い香りを肺いっぱいに吸い込んで、今日もその魔法のお菓子のフルコースメニュー、次はどれだろうか、何て素敵な…
私はどうしてここにいるんだったっけ?



936: 3/3 2012/12/08(土) 07:18:57.89 ID:/qLj22D5O
妹は魔女をオーブンの中に放り込み、家のお菓子を全て自分のものにしてしまう。
新しいメニューはホットスィートパイなんてどうだろう、あれもこれも全て私だけのもの。
そう言えば前はお菓子はいつも半分こだった気がするけどそんなのはオーキードーキー(合点承知)よ、愛はいつも夜のゴーストでしょ?

PVの終わりに朽ち果てたお菓子の家が映り、魔法の源である飢えの消失=兄の死を連想させた所でend。



939: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 10:21:10.90 ID:n3KKNAOM0
三原順の読み切り
『イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル』
はみだしっ子の10巻に収録されている。

主人公リロイ・マーシュは10歳で両親を亡くし、
5歳の妹ジルと、4歳の弟クライドの三人で
遠く離れた祖母の家に引き取られることになる。

祖母は執事も置くような裕福な暮らしをしているが、
非常に厳しく、三人を迎えに行かなかったことも
「自分達だけで来られないような意気地なしか…馬鹿か…
 そんな子なら引き取りたくもありませんから」と
言い放つ。



940: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 10:25:24.02 ID:n3KKNAOM0
祖母は厳しく「私を祖母と呼ぶ前に答えなさい、リロイ。
 おじい様の跡を継いで判事になりますか?」と問う。
不安げに見上げるジル。
リロイは祖母に従う事にする。
学力を上げるため、勉強漬けの日々を送るリロイ。
そんな中、クライドが屋根裏部屋に隠してあった自分たちの玩具を見つける。
その中に小瓶を見つけるリロイ。
それは父親が入院していた時。母親が帰って来なかった時。
紙に自分の思いを託して、丸めて入れていたのだった。
リロイは植物学者の夢を諦めることに涙をこぼし、
その小瓶に新しい紙を入れる。



941: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 10:28:16.81 ID:n3KKNAOM0
時は流れ、リロイは立派な模範生に成長していた。
祖母には従順な優等生として気に入られ、三人は平和に祖母の家で暮らしていた…
一方、級友パトリックは不良学生で、停学明けの日に、リロイと連れ立って歩く。
「リロイ・マーシュはおばあ様が怖い。
 だから酒にタバコに女の子 やってみたいが手が出せない。
 何の自由もなくおばあ様のお気に入りのロボットになって。
 どう?こんなのは」
彼の皮肉にリロイは笑って「どうぞ!お好きに言いよパトリック」と答える。



942: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 10:34:34.69 ID:n3KKNAOM0
「行いの正しいやつってのは、怒る必要もないほど
 自分に自信があるのかね」
「違うよパトリック。ボクは自分が正しいなんて思ったことはないよ。
 だからボクは誰にも怒鳴らないし誰をも殴らない」
パトリックは五年間リロイと付き合ったが、お前の感情はどこにあるのか分からないと
冗談交じりに言う。
「探してごらんよ」
「見つけたら」
「ブランデー12本に葉巻12箱女の子を12人
 まとめてリボンをつけて進呈するよ」
見つけてやらあと笑うパトリックに「仕上げに殺してさしあげる!」と言い返し笑うリロイ。



943: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 10:38:10.03 ID:n3KKNAOM0
ジルはリロイが自分たちの為に我慢し、努力していると考え
悲しそうな顔をする。しかしリロイは既に麻痺しており、「無理なんかしてない」と微笑む。
リロイには、祖母の家に来た時から付き合っている
クレアという肉屋の娘がいた。
しかし祖母は二人を別れさせるべく、クレアの父親を餌で釣る。
もっと大きな店を持ちたかったクレアの父親は、家族とともに別の街へ移ることにしたのだ。
リロイの弟・クライドは祖母と折り合いが悪く、寄宿学校に入っていた。
彼が帰ってくると、そこには知らない少女がクリスマスの飾り付けをしている。
彼女はノーマ。祖母がリロイにあてがおうとしていた良家の少女だった。



945: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 11:08:54.10 ID:n3KKNAOM0
出発の日。
見送りに来てくれるというリロイの言葉を信じて、駅で待つクレア。
しかし無情にも汽車は走りだし、泣きながら「リロイ!」と彼の名を呼ぶ。
兄に不信感を募らせるクライドは「雪合戦するかい?」と肩に置かれた手を振り払い、
憎悪のこもった目でリロイを見つめる。
ある日、リロイはいつものように屋根裏への階段をのぼった。
それを見たノーマは、後を追って屋根裏へ来る。
「これで遊んでたの?かわいい!」と来るノーマを振り払おうとするリロイ。



946: 本当にあった怖い名無し 2012/12/08(土) 11:12:07.77 ID:n3KKNAOM0
そのとき、ノーマの手が小瓶に触れ、床に落ちて砕け散った…
誰にも内緒で自分の心を閉じ込めた小瓶が…
怒りに任せ、リロイはノーマを殴り殺してしまう。
姿の見えないリロイを探す祖母。
クライドは「知らないよあんな奴!さよならボクやっぱり寄宿舎に戻るよ」と
怒りの表情のまま雪の中へ歩き出す。
頭を潰されたノーマの死体の隣で、リロイは自分のおもちゃ箱にしがみつき、
涙をこぼしていた…



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