イルカ

21:本当にあった怖い名無し:2013/06/02(日) 17:57:24.62 ID:z883/YEw0
20年近く前に見たテレビ番組、「TVチャンピオン」の「リフォーム王選手権」。
(子どもの頃に見たので、思い込みや勘違いもあるかも知れませんが……)

決勝戦のお題は、一人暮らしの狭いワンルーム部屋を
素敵なお部屋にリフォームするというもの。

3人の選手達は、実際に人が住んでいる部屋をそれぞれ一部屋ずつ担当して、
生活感のある平凡な部屋をオサレ部屋に改造していった。

ある選手(女性)が担当したのは、OLが住む部屋。
OLは、学生時代に友人たちと撮った大量の写真が捨てられず、収納に苦労していた。
そこで選手は、大量の写真のうちよく取れている数枚をピックアップし、
カラーコピーで縮小コピー。コルクボードにディスプレイして、残りは処分。
選手は、「これで狭いお部屋でも写真を楽しめます♪」と満足げだったが、
大切な思い出の写真を処分されたOLはだんだん不機嫌になり、
完成後のリポーターのインタビューにも「思い出を返せって感じですね」と投げやりに回答。

決勝戦のシステムは、部屋の持ち主と専門家が点数をつけて合計点で競うもので、
OLが低い点数をつけたため、その部屋を担当した選手は3人中最下位だった。



22:本当にあった怖い名無し:2013/06/02(日) 18:32:45.26 ID:3cXxlEBA0
>>21
それはたまらんな…
写真はスタッフがとっておいて後から返したと思いたい



28:1/3:2013/06/03(月) 11:24:08.33 ID:Vx6Bek1FO
まつざきあけみ「十一月の四月馬鹿」1989年

舞台は昭和30年代の東京郊外。
のぶ子は美しく淑やかな新妻。夫の佼(さとし)と二人、小さな家に暮らす。
佼は初婚だが、のぶ子は過去に三人の夫を亡くした不幸な女である。
元々持っていた財産に過去の夫たちの保険金が加わり、のぶ子はかなりの資産家である。
この小さな家はのぶ子が200万で買ったものだし、
佼が友人の連帯保証人になってできた借金も婚約時代に立て替えてやった。


ある日のぶ子は、訪ねてきた不動産屋からこの家が
100万円の掘り出し物だと聞いて佼に不審を持った。

不動産屋は、万が一を考えて少し多目に仰ったのでしょう、とのぶ子を慰めた。
帰宅した佼に恐る恐る訊いてみると、君は資産家だから100万ぐらい
どうでもいいだろう、借金で苦しんでいる同僚に貸してやったよ、と平然としている。


さらに近所の主婦が、都心の宝石店で佼と若い女性を見た、と嬉しそうに言ってきた。
特長を聞くと、夫の部下で一緒に外回りをすることが多いという真弓に違いない。



29:2/3:2013/06/03(月) 11:25:37.44 ID:Vx6Bek1FO
佼と結婚して一年になるが、残業と休出が多い。
佼の机を覗くと、鍵つきの引き出しに新聞の切りぬきがあった。
資産家の中年女性が殺された事件で、佼によく似た若い夫の写真が載っている。

ある日曜日、佼は休出だと言って嬉しそうに出掛けた。
帰ってから大事な話があるから、とも言い残して。
佼が金を貸してやったと名前を出した同僚が仕事の問い合わせの
電話をかけてきて、休出は嘘だとわかった。

同僚は借金も否定した。
帰宅した佼は上機嫌で、夕飯のしじみの味噌汁をおかわりした。

雷雨で停電になり、蝋燭の暗い明かりの中で佼が不気味に笑い、
光るものをのぶ子に向けた。

のぶ子は悲鳴をあげた。

…佼の手にはダイヤの指輪があった…
『結婚記念日のお祝いだよ、これからもよろしくね』
…佼に指輪をはめてもらって戸惑うのぶ子…
『真弓さんに見立ててもらったんだ、彼女センスがいいからね』
…さらに佼は、休出と残業は起業していたのを隠すための嘘だと言った…
『やっと軌道に乗ったんだ、会社をやめても君を食わせていける』
…家の差額の100万円は、資金として一時的に借りていた…



30:3/3:2013/06/03(月) 11:27:42.71 ID:Vx6Bek1FO
『もちろん耳を揃えて返すよ、僕にだってプライドがあるさ』
『今度家を買うときは、君に一円だって出させるものか』

…新聞の切りぬきは本当に他人の空似で、ネタになると思って保管したのだった…
『君があまりにも完璧すぎるから、ちょっとからかってみたくなったんだ。季節外れのエイプリルフールさ』
《もう、佼さんのバカバカ!知らない!》
…こうなるはずだったが…

佼は胸をおさえて倒れた。
(○○という薬品は心臓麻痺によく似た症状が出るのよ)
のぶ子は過去の夫が財産目当てだとわかるたびにその毒を盛っていた。
「佼さん、私は今度こそ幸せになりたかったのに…信じていたのに…」
「まさかあなたが、恐ろしい殺人犯だったなんて!」
もがく佼の前でのぶ子は泣き崩れた。



31:本当にあった怖い名無し:2013/06/03(月) 12:05:02.05 ID:17q5a62+0
↑オモロイドwww
アンジャッシュの勘違いコントみたいで
良かったッス
まとめ上手いです



32:本当にあった怖い名無し:2013/06/03(月) 12:42:23.21 ID:O9z3erJ2i
>>31
アンジャッシュw
確かにコミカルに演じればコントにもなりそうだ



44:本当にあった怖い名無し:2013/06/03(月) 20:44:32.67 ID:QKq62gPn0
流れを切るが、キラキラネーム話。

先日、田舎で親戚が集まった時に小さい女の子連れたおばさんがいた。
おばさんっても俺と同じ20代くらい。
子供は幼稚園の前?くらいかな。
おばさんが子供を「ヒメちゃん」と呼んでるので俺もヒメちゃんか、と思ってた。

その後、おばさんとうちの姉貴と俺が会話してる時。

姉「ヒメちゃんはヒメ、が名前?もう一文字つくの?」
お「違うよーヒメはお姫様の姫ね。名前は○○。」

姫も謎だが、その○○がいわゆるキラキラネーム、とにかく超インパクトのある名前。
例えば、リルルンとかルンルンとかそういう感じの。この二つよりヤバイ。
ネットで笑える名前見慣れてる中でも一級品でヤバイ。
そう思いつつ「カワイイすね~」と俺がスマイルした横で、
「え?その名前はひどくない?」と姉直球。


さらに「ペットの犬の名前みたい。いいの?かわいそくない?」と真顔で突っ込む。
よく覚えてないが、おばさんは小声で色々言ってて、姉がさらに追撃。
「だって、今はいいけど将来30歳とかになった時も名前がリルルン(仮)だよ??やばいでしょ?」とか姉が言った途端、おばさんが突然泣き出す。
俺はもうどうしたらいいのかわからず、スイマセンスイマセンって言ってた。

その後親戚経由でうちの親から聞いたら、
名付けの時もキラキラでもめて、なんと別れてしまったらしい。

いますごく後味悪い。長過ぎごめん。



82:本当にあった怖い名無し:2013/06/04(火) 23:43:12.56 ID:Tf6k8o0E0
自分が今勤めてる病院(産科)に頭ゆがんでる奇形の植物状態の赤ちゃんがいる
見た感じ数ヶ月くらい
母親も引き取りこないらしくて他に親類が会いに来る様子もない
自分もちらっと見たけど視覚的にかなりキツい
だから他の赤ちゃんたちと隔離されてる
鼻に管が通されて看護師が交代で面倒見てる

こういう赤ちゃんてどうなるんだろう・・
やっぱ母親が一生面倒見るのかな
多分親類でモメてるんだろうけど



88:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 00:38:07.80 ID:/3BpTaSR0
>>82
埼玉に奇形児をあつめた病院?保護施設?があると聞いた事があるよ
それこそ目が一つしかないとか、目鼻口の位置がとんでもなくズレ混じってるとか
親も引き取れないし、何が奇形の原因かとか調べてると言っていた。医者が。



90:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 00:56:36.32 ID:89WvhOpg0
>>88
要するに、もうサンプル扱いになるって事かな…



92:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 01:05:48.90 ID:QhDJH8pd0
>>90
うちの病院の子は万一そういうとこに預けられても植物状態で意識ないからいいけど
奇形で普通に意識あったら最悪だなぁ
しかも捨てられてサンプルとか
非情すぎる



100:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 11:21:03.34 ID:bBJpGIYe0
>>92
昔は奇形児が生まれると産婆がその場でくびり殺してた
どんなに頑張っても大人にはなれない子供を殺すのは経済的にも精神的にもキツいからな
ただ、母親からしてみればそう簡単に割り切れないから産婆が「死産でしたよ」と伝える

どっちがマシなのかね
あと意外と知られてないけど人間って皆生物学的には未熟児の状態で生まれてるんだよ



105:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 12:51:55.56 ID:c34IYBhV0
>>100
本当なら首が据わってから生まれるんだってね。
でもそこまで育つと母ちゃんの骨盤を通れなくなるから40週が限界なんだとか。
さらに、人間の安産=動物の難産くらいで、出産にここまで苦労するのも人間だけ。
人間が二足歩行するせいで腰回りの筋肉が発達しすぎて
骨盤の開きが悪いからと聞いたこともある。

地球上でもっとも繁栄を極めた人間が生物の根幹ともいうべき生殖に難を持ち、
さらに文明や社会的な理由でさらに子供を産みづらい状況に陥っているというのは
なんとも皮肉な話よな。



93:本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 01:17:12.91 ID:89WvhOpg0
植物状態の意識は実際どうなんだろうね。

前にTVでやってた夕方ニュース。

柔道でリンチに近い投げ技を受けて植物状態になった女子中学生の子。
両親は毎日、物言わぬ少女に話しかけ続けてる。
いじめ裁判に発展してるんだが、リンチした男子生徒も学校も認めない。

ある時の裁判で、ベッドに寝かされたままの女の子も両親と共に法廷に。
で、主犯格とされる少年が登場して証言するんだけどその途端、何年も何の反応も見せなかった女の子が突然かすかな声を上げて身をよじったらしい。

後味どころか胸糞悪い話だけどな…。



158:1/4:2013/06/07(金) 02:55:15.08 ID:IP8D2R5F0
海外ドラマのクリミナルマインドから

主人公達はFBIの行動分析課という、
その名の通り行動分析によるプロファイルで捜査を行うチーム。


8歳の少女が誘拐される事件が起こり、
連れていかれた先で少女エイミーは自分以外の子どもがいることを知る。

暗い部屋の壁に小さな穴があり、少年が「名前を教えて」と囁いた。
エイミーが答える間もなく、現れた女性にバレて少年が折檻を受ける。

場面が変わってFBIには一人の女性がやってくるが、
広報担当はどこか疲れた表情で迎える。

その女性サラは8年前に息子を誘拐されたが生存を信じ、
似たような誘拐事件がある度に訪れては同一犯かもしれないと訴えてくる。

このサラは事件後に酒に溺れ、離婚しすっかり正気のようではない。
しかし、手口がそっくりであることが分かり、チームは捜査に乗り出す。



159:2/4:2013/06/07(金) 02:58:59.82 ID:IP8D2R5F0
捜査により、遺体の発見されていない
類似の誘拐事件の12件も同一犯ではないかと推測された。

中には被害者の会でサラと顔見知りの夫婦もいたが、
息子スティーブンの生存は絶望視しているようだった。


ではなぜサラは諦めなかったのか?
実はサラは数年前に成長した息子を見かけたのだと言う。

サラの証言により作成された似顔絵の少年を見て、エイミーの母親は激昂する。
現場で彼を見かけた、あんたの息子は加害者だと。
事実、サラの息子のチャーリーは生きていて誘拐を手伝わされていた。

小さなエイミーに優しくしてくれる少女メイもまた、誘拐被害者だった。
プロファイルが作成され、何件かの容疑者家庭候補が浮かび上がり虱潰しに捜査が行われる。
そして犯人夫婦にチームが辿りつくが、夫が対応している間に
妻(支配的で主導的)がエイミーに薬を打ち、チャーリーに運ばせ、
メイ含む3人を火葬場に連れ逃走。




160:3/4:2013/06/07(金) 03:00:06.40 ID:IP8D2R5F0
女は動けないエイミーを焼き殺すようチャーリーに命じる。
メイが怯えて嫌がる隙に、チャーリーは女の鞄から銃を奪うと撃ち殺したのだった。
抱きついて寄り添い合いながら立ち尽くす痛々しい3人が保護される。
夫は家宅捜索中に風呂場で首を吊っていた。

事件は解決。エイミーの母親も、サラの尽力を労う。
スティーブンの両親(だったと思う)がサラの元夫を呼んでおり、二人は和解したようだった。
子どもたちが到着し、大きくなったチャーリーと感動の再会。

そしてチャーリーに息子の生前の様子を尋ねるスティーブンの両親にチャーリーは答える。
彼が両親を忘れたことは片時もなかったこと、そして、彼女(エイミー)をかばって死んだこと…。
泣き崩れる両親。「じゃあ、昨日まで生きていたの…!?」



161:4/4:2013/06/07(金) 04:08:43.89 ID:IP8D2R5F0
最後はエイミー、メイが両親と抱き合うシーンだとかが映りハッピーエンドの締め括り。
テーマが希望について幸いになるか災いになるか、ってことだったと思われる。
一応冒頭で穴の向こうの少年がスティーブンで、折檻後に火葬された?シーンは確かにある。

何より結局犯人の動機は分からずじまい(触れられてないし犯人も死亡だし)
おまけにチャーリーは8歳から社会から隔絶されてきたし誘拐に荷担するわ殺人するわで
これからどうなるんだろう?と更に暗い気分になった。



168:1/3:2013/06/07(金) 13:25:07.61 ID:Ly4MTlnzO
山岸凉子「鬼子母神」1993年

主人公の瑞季は双子の片割れの女の子。
「私は悪魔で兄は王子様です。父は表札です。これではメルヘンです」
「母は菩薩様です。悪魔の私を見ても"あらまぁ"と言っただけで優しく微笑んでくれました」
平凡な女の子である瑞季から見た、自慢の兄の転落と兄を溺愛した母が語られる。

父は仕事とゴルフに没頭し、双子の育児で疲れた母にも
「家庭の事は君に任せているじゃないか、僕は家庭のために一生懸命仕事してるんだよ」
と言うだけ。
後に単身赴任し、正月にもろくに帰ってこないので瑞季は父の顔を忘れてしまった。
瑞季と兄が高校生の時に両親は離婚し、父は長年の愛人と再婚した。

瑞季が兄を王子様と思うだけあって、
兄は子供の頃から美少年でソツがなく優秀ないい子だった。

瑞季は普通の不器用な子供で、兄と比べて見劣りがするので
自分を悪魔に見立てるようになった。


母は兄に勉強を強要した事はなかったが、誉める時には
「やっぱりこれが実力ね、さすがお兄ちゃん。ママ嬉しいわ」
珍しく悪い点を取れば
「困ったわね、このままではパパのように苦労するわよ」
と言うのだった。



169:2/3:2013/06/07(金) 13:26:31.73 ID:Ly4MTlnzO
兄は東大合格率トップの難関高校で落ちこぼれ中退した。
中の下レベルの高校に進んだ瑞季から見れば、集団の中で優劣がつくのは当たり前。
一年の途中から登校しなくなった兄のために帰宅した表札の父は、
頼もしい親父の仮装で励ました。


兄は暴れて部屋を破壊し、金属バットで表札を追い回した。
表札は赴任先に逃げ帰った。
ショックを受けて思わず家を飛び出した瑞季は、女友達に誘われるまま初めて外泊した。

瑞季は高校で、不良がかったリア充グループに可愛がられてそれなりに楽しくやっていた。
隣のクラスの男子(以下、モヤシ君)に思いを寄せられていたが、瑞季の好みではない。
不良の女友達に
「こいつ王子様がタイプなんだよww」
「品行方正なガリ勉のイケメン。この学校に絶対いないタイプww」
と言い当てられて、(あたしってブラコンだったんだ…)
と、初体験を済ませた女子の慧眼に驚いた事がある。

瑞季は不良仲間の溜まり場らしいマンションで目をさました。
女友達と知らない男子が雑魚寝している。
なぜかモヤシ君もいた。父や兄とは正反対の彼と話すうち、瑞季の心は晴れていた。



170:3/3:2013/06/07(金) 13:27:46.96 ID:Ly4MTlnzO
瑞季は高校を卒業すると、スナックの厨房で働くことになったモヤシ君と同棲し、
バイトしながら小さな劇団でコントを演じている。

兄は大検で受かった私大にもほとんど通えず、
大学院に行きたいとか言いながら朝から酒を飲んでいる。



父が母をほったらかしにしたせいで、兄は高校中退=中卒。
大学も中退か除籍で結局中卒のアル中引きこもり。

瑞季は自立してるけど、高卒で職歴はバイト、「きちんとお嫁に行ってほしかった」のに高卒の水商売と同棲してお笑い芸人みたいな事をやっている。
10年後はどうなってるかな、という後味の悪さ。



173:本当にあった怖い名無し:2013/06/07(金) 15:46:02.34 ID:OFtcXAQB0
ちょっとだけ後味が悪い話
うちの叔父がバツイチで、その理由が子供が自分の子供じゃなかったから。
40年ほど前に子供が生まれてすぐ血液型を検査してもらったら
自分と嫁から生まれるはずのない血液型で、嫁を何度も問い詰めても
嫁は「浮気はしてない」「何かの間違いだ」の一点張りで、結局間に人を入れて離婚成立。
嫁も子供も裸同然で放り出されたらしい。

一昨年、俺も子供ができてその時に子供の血液型を聞いてみたら
看護師さんに「生まれてすぐは母親の抗体が移行しているので(ここら辺ちょっとうろ覚え)
検査の結果が不正確なこともあるため、うちではやっていません。
正確な血液型が知りたければ、生後1才近くになってから、
病院でやってもらってください」と言われた。


そういや、俺の知り合いにも小さい頃親から知らされた血液型と
実際大人になって手術の時に調べた血液型が違ってた奴いたな、
これが原因なのかーと思ったんだが
もしかして叔父はここら辺のこと知らなかったんじゃなかろうか?と
実際、俺でも知らなかったし、当時生まれてすぐ検査していたってことは
そういう知識が医療業界でもなかったのかもしれない

実際、もう離婚した叔父の奥さんとも子供とも連絡とれないし
今さら検査しようもないしどうしようもない話だけど、
もしそうだったら、そのせいで人生大幅に狂ったんだよな…



175:本当にあった怖い名無し:2013/06/07(金) 16:14:05.50 ID:/R7PovAP0
>>173
世界仰天ニュースで、子供の血液型がおかしい、離婚だ!て騒いでるオヤジがいて
いろいろきいたら、そのオヤジが自分の血液型をちゃんと調べてないことが判明
俺の血液型は~に決まってる!とか思い込んでたようだ
結局、そのオヤジの血液型はほかの型で、子供の血液型と矛盾しないことが明らかに
これは笑い話だったけど



205:1/2:2013/06/08(土) 10:03:36.68 ID:u6FYM/AjO
女流ミステリ作家の短編。

A子とB子は学生時代からの親友。
A子はフワフワした可愛らしい美人で、イケメンA男と婚約中。
B子はいかにもデキそうなキリッとした美人。
A子がフィアンセを紹介したいと言うので、会社帰りに三人で落ち合った。
A男から見て、B子はA子が褒めあげる通りのしっかりしたお嬢さん。
B子に甘えるA子、A子をあしらうB子の様子も、
学生時代からの絆を彷彿させてA男は暖かい気持ちになった。


A男はA子から、三人で会った翌日からB子が声を出せなくなったと聞いた。
A子によると、病院に行ったが原因不明。
A子や家族とは筆談しているという。

A子A男は、B子を元気づけるためにグループ旅行に誘った。
人格のいい友達が集まったので、B子も楽しく過ごした。
宿泊先はコテージで、A子A男だけは個室を与えられ、あとは男女にわかれて雑魚寝。
最終日の夜、一足先に個室に戻ったA男にB子が迫った。
「なんでA子なの、なんで私じゃないの」

ほぼ同時にA子入室。
「A子ごめん…部屋間違えちゃった」
A子はB子が回復した事を喜んだ。
A男はB子の言葉を、誰にも言わなかった。



206:2/2:2013/06/08(土) 10:10:28.02 ID:u6FYM/AjO
後日、A子A男の披露宴。
新婦友人を代表してB子のスピーチが始まった。

「ただ今御紹介にあずかりました、B子と申します」
「新婦のA子さんとは学生時代から親しくさせていただいて…A子さん、本当におめでとう!」
「A子さんは守ってあげたくなるようなフワフワした可愛らしい方で…」
「ディスコの黒服に付きまとって妊娠しちゃった時、みんなでカンパしてあげた事もあるんですよ。どっちの子かわからないとか言っちゃって」
「ご心配なく、フワフワしてても意外と図太いんですよ、お礼の一言もなかったんですから!」
「最後まで言わせて!あんたなんか昔っから大嫌いだったわ!死ねばいいのに!」


B子、A男に一目惚れ。
でも認めたくなくて壊れてしまって、積年の恨み(逆恨み)が爆発しました。

古い作品なので携帯電話はまだ純粋に電話機能だけで、メール機能はありません。
なので筆談になります。



228:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 19:11:20.59 ID:YQaEts4w0
>>206
乃南アサの「祝辞」だね



209:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 11:08:35.69 ID:RM792qDO0
結局B子は片思いで終わったの?
A男寝取られたなら後味悪いが、振られたままなら喪女B子ざまあとしか思えない。



228:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 19:11:20.59 ID:YQaEts4w0
>>209
最後のシーンはスピーチ中に追い出されようとするような描写でENDだから寝取れてないよ



236:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 22:14:01.88 ID:rlKKfitg0
自分が住んでいる土地は代々の土地持ち農家が多いが、
その中のA家の戦後話が切ない。

戦時中、この辺でも多くの若い男が赤紙(収集令状)でとられ
A家でも長男次男のうち、長男に赤紙が来た。
当時、長男は結婚したばかりで新妻の妊娠が判ったところだったが
否応もなく出征する事に。

戦地の状況は悲惨を極め、所属先の隊は全滅の憂き目に遇い
奇跡的に九死に一生を得たものの捕虜となり
帰国が叶ったのは戦後数年を過ぎていた。

栄養不良で半死半生のボロボロの状態で、やっとの思いで家に辿り着いたら
年老いたご両親は泣いて喜んだものの、微妙な雰囲気。

聞けば、かなり早い段階で長男の「戦死」の公報が届いていて
両親はまだお腹にいる「長男の忘れ形見」の孫を手元に残すため
失意で呆然自失の長男妻に因果を含めて
そのまま次男と無理矢理に再婚させてしまっていた。

今では夫婦仲も良く、産まれた息子は次男を実の父親同様に懐いていて
下に弟と妹も産まれ、穏やかに幸せに暮らしていると聞かされて
長男は黙って、汚れた復員服のポケットから出征時に撮った
家族写真(本人、次男、妻、両親)を畳に置くと、そのまま出ていって
しまったとか。

ご両親も混乱していて引き留める事も出来ずに
結局、長男からその後に何の連絡もなくて
どこでどうしているのか、生死も判らないままだとか。



620:本当にあった怖い名無し:2013/06/25(火) 22:06:54.82 ID:mrbBdq11O
>>236
今更レスして申し訳ないが、気になったので…
10年ほど昔にテレビで取材されていた老齢ホームレスじゃないか?それ
状況がそっくりなんだが
そうした理由で戸籍上では名誉の戦死を遂げた事になっていて
戸籍のない身で各地をさ迷っていたようだが
まぁ、年齢的にもう亡くなっているかもしれんが
だったら後味悪いな



269:1/4:2013/06/10(月) 20:53:14.60 ID:BLjTzyPQO
小池真理子「刺繍の家」92年発表

菜緒子は40歳の、不倫にかまけて婚期を逃した女。
ある日、小中の親友だったえり子と再会した。
流行遅れの服を着て化粧っ気のない色白の顔は年齢不詳。
乙女刈り(昔流行したショートカット)の頭には、白髪の束がごっそり。

昔の菜緒子は鍵っ子で、面倒見のいいえり子の母が色々と面倒をみてくれた。
病弱な母が入退院を繰り返し、幼い妹は祖母に預けられ、
忙しい父の帰宅は夜七時を過ぎる菜緒子はえり子の家に入り浸っていた。

たった二間の団地の部屋はえり子母得意の刺繍で飾られ、暖かい雰囲気が満ちていた。
えり子の父は家庭的な人だった。
えり子の家庭は理想的だったが、姉の信子だけは好きになれなかった。

当時は健康優良児という言葉があり、
痩せた子供は心身共に不健康だと決めつけられたものだった。

信子は虚弱で、がりがりに痩せた暗い少女だった。
えり子は色白でふくよかな、母によく似た活発な子供だった。

えり子は姉を、
暗くてお化けみたいで大嫌い。
お母さんもお父さんもお姉ちゃんなんかいらないって思ってるはず。

と、吐き捨てるように言った。
悪口などめったに言わないえり子の言葉は衝撃的だった。



270:2/4:2013/06/10(月) 20:55:17.95 ID:BLjTzyPQO
中三の時、えり子父は失業し、一家はえり子母の出身地に引っ越した。
母の実家が経営するという大きなパチンコ屋を手伝うことになったそうだ。
高校時代には文通していたが、えり子の手紙を下手な
散文詩のようだと思った菜緒子は返事を出さなくなった。


…再会を喜び色々と話し合ったが、えり子は相変わらず素敵な家族の自慢話をするだけ。
中三で母の実家に引っ越してから父がパチンコチェーンを任されて大繁盛、
でも一生続けるような仕事じゃないから早期リタイアして横浜に家を買った、
母がデパートで刺繍のグループ展を開いた、云々。

(四十女が両親をお父さんお母さん呼びかよ)
と思わなくもないが、誰に迷惑をかけているわけじゃなし、こういう女がいてもいいと思った。

えり子は短大を卒業してから家業のパチ屋を手伝っていたが、今は無職らしい。
婚期を逃した事に触れないように、わざと親の事ばかり話すのかもしれない。
姉については言葉を濁した。
相変わらず仲が悪いのだろう。

…働きもせず、結婚もせず、四十になっても両親に可愛がられるばっかりで
社会に何も貢献しない女がいたっていいじゃないか。と菜緒子は思った。




271:3/4:2013/06/10(月) 20:58:21.61 ID:BLjTzyPQO
えり子の家に招待され、土曜日に菜緒子は横浜に向かった。
駅に迎えに来たえり子は、相変わらず化粧っ気のない顔で無邪気なそぶり。
家までは聞いていたより遠かったが、バスやタクシーを使うつもりはないらしい。
お屋敷町を過ぎ、マンション地区を過ぎ、建て売り地区の外れがえり子の家だった。

中は刺繍で飾られ、懐かしい団地と同じ暖かい雰囲気が満ちていた。
体調を崩した母を父が東京の病院に連れて行った…と聞いた菜緒子は、
土曜の午後に外来患者を受け付けるものかしら、と思ったが、黙っていた。

それに、神経の病気で薬を飲めば大丈夫。とえり子が言うのだ。

居間に小さな仏壇があったが、扉は閉じてあった。
聞くと、横浜に越してくる前に脳溢血で死んだ母方祖母のものだそうだ。

「お父さんとお母さんは、菜緒ちゃんの事本気で可愛がっていたのよ。本当の娘みたいに」
「本当にお世話になったわ、感謝してます。じゃあえりちゃんちには、娘が三人いた事になるわけね」
「違うわよ、私と菜緒ちゃんだけが娘だったの」

あまり気が進まないが、また招待されたので次の日曜日に横浜に向かった。
えり子の父は痩せこけてどんよりと沈んだ顔で、目には覇気がなく、
えり子と菜緒子を心配そうに見た。




272:4/4:2013/06/10(月) 20:59:30.68 ID:BLjTzyPQO
居間の仏壇の扉が開いていて、えり子の母の写真が見えた。
えり子が和室の襖を開けて、母を呼んだ。
「あらあら菜緒ちゃん大きくなって。よく来てくれたわねえ」
「おばさんね、菜緒ちゃんのためにドーナツ揚げたのよ、お砂糖たっぷりかけたやつ。菜緒ちゃん好きでしょ」
「ほら、バンビの刺繍のお弁当袋。うちのえり子とお揃いでプレゼントしたげる」

えり子の母ではなく、姉の信子が地味な着物を着て
座蒲団に座って母と同じ口調と表情で明るく話している。

父が言った。
「驚かせてしまって申し訳ない、前もってお伝えするべきでしたが
娘があなたの連絡先を言おうとしないので…」

えり子と「母」は昔と同じく無邪気に楽しげに喋っている。終


母の死後、姉とえり子のどちらが先に狂ったのかは不明。
えり子がまともじゃないとわかる伏線は、年齢不詳なメルヘンばばあ服やスッピン顔、少女期と同じ髪形、父親が仕事で成功したと言ってるわりにショボい家、無邪気すぎる言動。
結末を知ってから読み直すと(成る程)ってなって後味悪い。



276:本当にあった怖い名無し:2013/06/11(火) 02:39:51.52 ID:AhRwv0kx0
昔観たイジメっ子とイジられっ子の感動系小話

ある朝学校で何時ものようにイジメっ子を中心に数人で
結構キツイイジメをしてる最中いきなりイジメられっ子がぶっ倒れて病院に送りになる

翌日先生からイジメられっ子はもともと体が弱く昨日倒れたまま
まだ意識が戻ってないという事を告げられ、
その日から皆で千羽鶴を折ることになったが乗り気ではないイジメっ子


それから数日経ち後はイジメっ子が鶴を折れば
千羽鶴完成となった矢先にイジメられっ子死亡

翌日火葬場でクラスの代表者が999羽の鶴を棺桶に入れて
いよいよ焼き上げって時にイジメっ子が銀紙で折った鶴を持って登場


涙の謝罪から最後の鶴くっつけて千羽鶴完成→イジメっられっ子消し炭
んでその後焼き上がった骨の中にイジメっ子が折った鶴だけ燃えずに残ってて
スタジオ号泣の友情話って形で幕を閉じたんだけど

俺にはイジメっられっ子のてめぇが折った鶴何か死んでも持ってかねぇよっていう
怨みというか怒りの感情みたいのを感じて何か後味悪く感じた




277:本当にあった怖い名無し:2013/06/11(火) 03:53:06.85 ID:rG7QQ8nr0
>>276
なんで鶴燃えなかったんだ?
それが怖いんだけど



279:本当にあった怖い名無し:2013/06/11(火) 08:04:46.43 ID:ny0PrHmt0
>>276
殺人じゃないのそれ



278:本当にあった怖い名無し:2013/06/11(火) 04:11:44.13 ID:GbDG+gfpO
銀紙=アルミホイル?



285:1/3:2013/06/11(火) 15:32:59.40 ID:JAVTMNvO0
子供のころ古本屋で買った漫画
タイトル思い出せないから知ってる人がいたら教えて欲しい

暗い洞窟の中に無数の蝋燭がともっている
蝋燭には紙が張ってあり、一つ一つ違う名前が書いてある

蝋燭はその人の寿命を示しているとされ
本人や家族が健康と長寿を願って蝋燭を備えに来る
効果は定かではないが、その評判が多くの人を呼び寄せていた

主人公は中学生の女の子
彼女は身体が弱くて、とても大人になるまで持ちそうにない

ある日友達が運んでいた楽譜が風にあおられ宙をまった
それを追って数歩走っただけで心臓に激痛が走り倒れてしまう



286:2/3:2013/06/11(火) 15:39:28.51 ID:JAVTMNvO0
これぐらいはできると思った、いつも庇われてばかりだから役に立ちたかった
それさえ出来ない自分は後どのぐらい生きられるんだろう?

日々自分を苛む死の予感に、彼女は友達をつれてその洞窟へ向かった
彼女が生まれた際、彼女の母がその洞窟に蝋燭を備えており
自分の寿命が後どれくらいあるのか、確かめたかったのだ

そして、そこでみたのは地面に付きそうなほど、短くなった蝋燭と自分の運命
酷いショックを受けた彼女は、こんなものは気休めだと慰める友達を振り切り
近くの蝋燭から紙を剥がして、そこに自分の名前を移した
それでも不安だったのかさらに周囲の蝋燭をかき集めロウで固め直し、
一本の太い、本当に太い蝋燭を作った
これで私は、大人になっても生きていられる、女の子は無邪気に喜ぶ

確かにあの日以来、体調はよくなっていた
校庭を走ってもまったく問題なく、以前のように息切れをすることもない
だが、しばらくしてペンを持っていた手がぐにっと沈んだ



288:3/3:2013/06/11(火) 15:49:01.75 ID:JAVTMNvO0
女の子は学校に来なくなった
心配した友達が様子を見に行くと、そこには身体が崩れかけた女の子がいた
皮膚はただれ、目玉が飛び出し、まるでロウが溶けだしたようだ
それなのに痛みはなく、死ぬこともない

思い当たることなど一つしかない
女の子は服で身体を隠して友達と再び洞窟に向かう

がたどり着くことは出来なかった
洞窟の中につめたい格子がはめ込まれていて、それ以上進めない
通りがかった人によると、年々人が増えて蝋燭が消えてしまいそうだから
一部を封鎖したらしい

すでにほとんど骨になった女の子は自分を
蝋燭が見える位置に運んでくれと友達に頼む
もう動くことも出来ないが、意識はきえず、こうして炎を眺めているしか出来ない
たぶんあの蝋燭の火が消えるまで
だが幾本もの蝋燭を犠牲に作られているそれは、
その日を果たしていつごろ迎えるのだろう

いまだ太く、力強く存在していた

自業自得なのは分かるけど、中学生にえぐ過ぎ



298:本当にあった怖い名無し:2013/06/12(水) 18:12:24.49 ID:51Ac4oBKT
昔ジャンプで連載していたべしゃり暮しの
主人公の子供の頃のエピソードが後味悪すぎる。

主人公の家は自営業のソバ屋。
店主の親父は、芸人にはタダでソバをご馳走するほどお笑い芸人が好き。
おかげでお店には無名から有名な芸人がよく通うようになり
その影響で主人公はお笑い芸人に憧れるようになる。

ある時、常連の芸人が「このお店を漫才のネタに使ってもいいですか」
と許可を求め、親父も快く承諾。
そのネタがテレビで放送されるのを主人公家族は心待ちにしていた。

しかし放送された内容は「あの店のソバはマズイ」
「トイレ行っても手を洗わずソバを作ってる」などの捏造含む貶しネタだった。
その放送以来、店は客が一人も入らず閑古鳥。

ソバ屋だけでは暮らしていけず母親が働きに出るが
沢山仕事を入れて休まず働いたせいで過労で倒れ亡くなる。
親父は母が死んだのは芸人のせいだと掌返し、それ以来お笑い芸人を憎むようになる。


店をネタにした芸人も酷いが、許可だしたのは親父だろう。
しかも母を家でも外でも死ぬまで働かせっぱなしにした
親父含む家族もどうなんだよ・・・。
しかもwiki見たら主人公の姉は、例の店をネタにした芸人と結婚してるしw



304:本当にあった怖い名無し:2013/06/12(水) 20:50:05.26 ID:kREH99DTO
>>298
オヤジが許可出した事自体は悪くないんじゃない?
まさか恩を仇で返されるなんて思わないだろうし



365:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 03:59:55.73 ID:h3Gcn51P0
ディストピア文学の初期の一作「われら」が最高に救いがない

世界大戦で人類社会が崩壊して、荒廃した外界から遮断された都市が舞台
独裁者と監視者によって支配されたこの国では
起床から就寝までほぼ全ての行動が当局によって管理されている


それに反した行動をとる者は犯罪者であり、
性生活のパートナーまで政府の認可を経て決定されている

主人公はこの国の宇宙船建造を担当する官吏で、
模範的市民として国家の現状に何ら疑問を抱いていない


ある日、そんな主人公の前に一人の女が現れる
その女は主人公を大戦前の世界の遺物や
違法な嗜好品(酒や煙草、ドレス)に触れさせ、主人公を困惑させる

初めは誘いを拒絶していた主人公だったが、やがて女に魅了され、
ほとんど信奉する勢いで女のことを想うようになる


それは国家によって絶滅されていたはずの
恋という感情だったが、同時にそれは主人公を狂わせた

政府の許可により女と関係をもっていた友人を糾弾して絶交し、
かつての恋人(主人公は恋人だと認識できていなかった)さえも裏切って邪険に扱ってしまう


女はそんな主人公の想いを知ると、都市を囲う壁に連れて行き、外の世界を見せる
外界には政府が死滅したと教えていた旧人類が暮らしており、
女と同じく国家の支配に従わない人間たちが集まっていた

そこで女は同志と旧人類、主人公の前で都市からの脱出を宣言し、
それが主人公の建造している宇宙船によって達成されるのだと説いた

女は反政府組織の一員だったのである



366:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 04:00:28.06 ID:h3Gcn51P0
主人公は脱出計画を無謀なものだと考えたが、
女に心酔していたために計画への参加を了解してしまう

計画の進行と並行して組織は反政府運動を繰り広げ、
政府も対抗して市民から反抗の意思を奪う脳外科手術を開始する


以前は従順だった市民も反政府運動を目撃して動揺しており、
手術から逃れようとして都市は混乱状態に陥る

その最中に宇宙船の試験飛行が行われ、組織は都市からの脱出作戦を実行に移した
……だが、監視者は計画をすべて把握していた

脱出計画に失敗した宇宙船が都市へと帰還すると
都市は市民の暴走により無秩序状態になっていた

主人公は恐怖に駆られて当局のもとへ出頭し、支配者の前で全てを自白しようとする
しかし我に返った主人公は当局の手から抜け出し、混乱の中を最愛の女の家へと走った

だが、そこには女が主人公以外の多数の男と関係していた証拠が残っていた
彼は宇宙船の建造担当官という地位のために利用されていただけだったのだ
失意に打ちひしがれた主人公は自ら監視機関へと出頭し、
自分の罪を認め、全てを自白した

主人公の自白を受けた監視者は自白されるまでもなく全てを知っていたと笑い、
彼を手術室へと連れて行く


数日後、処刑場に支配者と主人公の姿があった
二人は同じテーブルにつき、処刑される女の姿を微笑みながら見つめていた



367:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 04:14:58.87 ID:fX3/PIgs0
>>365
「あなたには魂が形成されてしまったのです!」だっけ
1984年や華氏451より好きだわこの作品

しかしディストピアものって主人公にご禁制の文化を教えるのは大抵女(異性)な気がするが
好奇心と恋愛感情は管理できないってことなのか



368:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 04:28:14.60 ID:h3Gcn51P0
>>367
そうそう、男と女の立ち位置が同じなんだよね
「われら」では主人公D503と女I330
「1984年」ではスミスとジュリア
「すばらしい新世界」では蛮人ジョンとレーニナ
「華氏451」では消防士モンターグと少女クラリス
やっぱりアダムとイブ的な何かなんだろうか

華氏451以外の3作はほんと後味が悪い・・・
上には書かなかったけど、元恋人O90の末路とかぞわぞわした



377:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 16:06:10.62 ID:S0hLYZYt0
ポル・ポトの末路

カンボジアで大虐殺をしたポル・ポト政権はベトナム軍侵攻と同時に瓦解した。
首謀者のポル・ポトはさぞ醜く処刑されただろうとおもいきや、
彼はその後ひっそりと暮らし死んだ。

自身の行った罪の責任も取らず、虐殺者としてはあまりに静か過ぎる死であった。

生前のポル・ポトに会いに行った者は彼を人格者と賞していた。
純粋な「善人」であったが故に一線を越えてしまったのだとしたら、
一体善悪とは何なのであろうか。




379:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 17:07:50.02 ID:cg/2/Yz40
>>377
真面目すぎたんだろうな。酒もたばこも一切やらないベジタリアンで生活は質素そのもの。
しかし自分の理想に少しでも異を唱える者は処刑。
理想国家をつくる為旧体制に少しでも関係ある者も処刑

医者ですら旧体制のものであると考えられて
処刑され子供(まだ教育を施されていない)に手術させたりしていた
多分、完璧主義のヤツとかが中古で買ったゲームのデータ全て消して始めたり
序盤の育成ミスったデータを消して最初からやり直す、みたいな感じだったんだろうな

過去からの一切合切を切り離そうとしていたポル・ポト政権にとって、
旧体制文化の名残りでもある人間は、すべて病原菌なのであった。
病原菌は、速やかに駆除しなければならないというのが彼らの理論だった。

踊り子や歌手を始め、僧侶、医者、看護婦、教師、芸術家に至るまで、
技術を持つ者、知識人は、すべて処刑の対象となった。

都市に住みメガネをかけているだけで知識階級と見なされ殺されたのだ。
それは、まるで、腐った果実は、まとめて処分するように、無造作に一カ所に集められて殺されたのである。

その結果、頭の中に旧来の知識を全く持たない子供だけが重視されるようになっていった。
大人は、信用出来ず、信じられるものは、子供だけになった。
子供は、大人よりも重大な仕事につくことになり、子供兵士、子供看守、
子供医師という特異な存在が次々と生み出されていったのである。


中には、全く字も読めないような医師さえもいた。
彼らは、名目だけの3か月程度のにわか仕込みの教育を受けて、医療業務をまかされたのである。
子供医師にかかり注射を受けた者の多くは、傷口が化膿した。
腫瘍が腫れ上がり体全体に広がり命を落とす者が続出した。

多くの者は、医療の知識もなく、ろくに消毒もせず注射をしようとする子供医師を恐れた。
彼らは、手術すら行うこともあったが、しかし、その実体は、人体実験に等しいものだった。
生きたままを柱にくくりつけられ、大きな切り口をつけられ、
傷口を両側に押し広げられて即死した哀れな患者もいたのだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ポル・ポト



380:本当にあった怖い名無し:2013/06/15(土) 17:21:08.33 ID:4YrT7tv0P
>>379
真面目というよりサイコパスぽい



396:本当にあった怖い名無し:2013/06/16(日) 10:56:53.14 ID:65nzqGQPP
ズッコケ三人組シリーズのひとつ「ズッコケ山賊修行中」とその後日談が中々後味悪かった。

ある日、いつもの三人組は近所に住む
大学生の堀口に誘われ、ドライブに連れて行ってもらう。

が、山の中で迷ってしまい、そこに現れた山賊に襲われ、拉致されてしまう。
その山賊は「くらみ谷」という所に住む「土ぐも」一族の人間だった。

土ぐも一族はかつて源頼光の討伐から逃れた者達の末裔で、
「自分達こそが真の日本人」と、いずれ日本を取り戻すために力を蓄えている、という事だった。

そして、三人組達を拉致したのは、一族の姫の「たまには外の血を入れないといけない」と理由で、一族の女と結婚させられるために拉致されたのだった。

脱出しようとする三人組達だが、近隣の村や警察までも支配下に置かれており、
逃げる事もできずにそこで山賊の修行をさせられる事に。

最終的には姫が協力してくれたお陰でそこから脱出する事は成功するのだが、
堀口はそこでの生活に慣れ、一族の女性と恋仲になった事で
くらみ谷に残る事を選んだのだった。


だが、その後出た「ズッコケ中年三人組」でこの話の後日談が描かれる。
三人組は堀口の兄と出会い、老い先短い母の為に
弟を連れて帰りたい、と三人組に協力を依頼する。


しかし、そこで色々調べた結果、土ぐも一族は内乱と
外部からの介入によって滅びたのだった。

そして、かつて三人組を助けてくれた姫も内乱に巻き込まれて死亡し、
堀口(弟)はくらみ谷を抜けて大阪でホームレスとして生活していたのだった。




398:本当にあった怖い名無し:2013/06/16(日) 12:00:05.94 ID:dXCI9LMc0
>>396
なんかこのシリーズ、救いのないのが多くない?w



402:本当にあった怖い名無し:2013/06/16(日) 16:54:29.96 ID:QVOyK0A10
>>398
作者がもともと重いめの結末とか他の作品で書く人だからね



441:本当にあった怖い名無し:2013/06/19(水) 13:22:29.59 ID:tUh9fOtI0
「蚕の糸」

真面目なAと飽きっぽいBは二人同時に趣味として蚕を飼い始めた
ところが、蚕は病気で糸を紡ぐことができなくなり、Bはすぐにその蚕を全て山に放り出した
Aはそれを薄情だと非難し、自分の蚕を何とか快復させようと
薬を与えたりするが結局死んでしまい死骸を丁重に埋葬した


今度こそはと再び蚕を飼い、立派に飼育していくA
もう飽きたとそれ以来蚕を飼わなかったB

しばらくしてAとBは事故で同時に亡くなり閻魔大王(のような人)で生前の罪の裁きを受ける

「Aよ、お前は死にかけた蚕を延命させじわじわと苦しめた。
糸を紡げぬ蚕は既にその天命を全うしたいたのになんて酷い事を」

「しかもそれに懲りずに再び蚕を飼っていたな。
お前は自分の快楽の為に何匹もの蚕を飼い殺しにしたのだ」


「それに比べてBはすぐに蚕を山に捨てたな。
あの蚕はあの後鳥に食われたがその鳥もまた獣に食われた」

「蚕は正しく自然の中に還る事ができたのだ。
そして再び蚕を飼う事をせず自らの過ちを繰り返すことも無かったな」


「よってAは地獄行き、Bは天国行きとする」


人間にとっては美徳だったり良かれと思ってやった事でも
実際(自然とか虫的)には悪い事だったりするんだよ というお話




442:本当にあった怖い名無し:2013/06/19(水) 14:11:35.77 ID:FRMz3CVs0
>>441
延命治療や安楽死の賛否に繋がる話だな。



448:本当にあった怖い名無し:2013/06/19(水) 20:45:01.74 ID:p89bP7mE0
「愛する2人別れる2人」って、一度しか見たことないけど、その回はなかなか後味が悪かったよ。

ちょっとダサめの女が出てきて、「好きな人ができたから夫と別れたい」と言う。
連れて来られた夫は、「全然気づかなかった」と落ち込みながらも、仕方ないと別れを受け入れる。
そして女が好きな彼に結婚して欲しいとお願いするため、待たされていた彼登場。

彼は女が既婚だとは知らなかった。事情を聞かされた時点で相当テンパっていた。
「今は彼氏いないの」と言う言葉を鵜呑みにして、軽い気持ちでつきあいはじめたと言う。
(実際、女には夫はいたけど彼氏はいなかったんだろうねwww)
まだ結婚を考えるという気持ちの高まりはなかったのだと言う。
「じゃあ、これからは結婚を考えてほしい」という能天気な女。
ここで彼が口にした言葉は「俺、結婚したいと思う女はほかにいるんだ」

突然会場中が彼に対してブーイング。
女は「ひどい…」と泣き出す(いや、お前が一番ひどいと思う)
会場の冷たいアウェイな空気に戸惑いながらも怒りだす彼。
「だってお前が!彼氏いないとか言って人をだますから!お前がそもそも!」
だが芸能人出演者も彼のことを非難する。
「結婚したい女がいるのにほかの女と付き合ったのか」
「遊びだったのか」

彼は怒りに震えながら退場して行った。
女はただ泣き続け、夫は呆然としていた。

何の解決もないまま、3人とも嫌な思いをして終わっただけの回だった。



456:本当にあった怖い名無し:2013/06/19(水) 23:01:55.34 ID:AGQf/e5D0
>>448
>3人とも嫌な思いをして終わっただけの回だった。
えっ
女は自業自得だろ
一番可哀想なのは妻に浮気された上に妻も浮気されてた夫



544:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:07:09.29 ID:GlGDPYeh0
赤川次郎 "充ち足りた悪漢たち"の「拝啓、通り魔さま」から

主人公の礼子(中2)はピアノのレッスン帰りに何者かに襲われてしまう。
警察へ通報しようか迷っている途中、礼子が襲われた
近くの食料品店の主人が来訪、礼子が落としたであろう教則本を届けにくる。

食料品店の主人が帰った後、再び迷った挙句、警察には通報せず、忘れようということになる。

そんな中、駅で友達とパフェを食べていると、事情を知っているDQN中学生が現れる。
(誰にも言ったはずがないのに知っていた。)
DQNたちが、礼子を連れ出そうとするが、抵抗したこともあり、その場は収まる。

あれこれ調べた挙句、食料品店の主人が、現場を見て、それを暴露してる事が判明。
礼子は復讐することを決意する。



545:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:21:52.20 ID:GlGDPYeh0
つづき

礼子の復習内容は以下のものである。
1.近所の女性の下着を盗む。
2.盗んだ下着をまとめて箱に詰め、店頭に置く。

礼子の作戦は見事に成功し、食料品店の嫁が、
番をやっている最中に、お客さんと嫁が箱の中身を見てしまう。

食料品店の主人は"下着泥棒"という噂が瞬く間に広がり、店を閉め、引っ越すことになる。

別の日に礼子と友達が、ピアノのレッスン帰りで歩いていると、DQN中学生に遭遇。
今度は人数も多いこともあり、襲われそうになるのだが、
ちょうどそこを通った食料品店の夫婦が声をかけ、DQN中学生たちが逃げていく。

逃げていくDQN中学生を追った、食料品店の主人はDQN中学生ともめ合い、
ナイフで刺され、死んでしまう。




546:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:27:42.01 ID:GlGDPYeh0
つづき

何が後味悪いかというと、実は礼子が襲われていたことを暴露してたのは、
食料品店の主人ではなく、その嫁だったのだ。

主人から聞いた話をまんまと、近所に言いふらしていたのだ。
それを知らない、礼子は食料品店の主人を恨んだ挙句、DQN中学生から守り、
殺されてしまった食料品店の主人に対し、


「これでいいんだ。女の子の心を傷つける、って、怖いことなんだからね…」って
心の中でそう言って、何事もなかったように生活してるのが、後味が悪かった。




550:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 23:03:34.16 ID:00qXEfxsP
さっきブクオフのゲームコーナーで見かけた家族。
父親は茶髪、母親はギャル。どっちも30半ば位?
子供はまあ普通な感じの、多分小学校高学年位と、低学年位の2人姉妹。

それだけなら、ちょいDQNな家族だが、通りすがりにお姉ちゃんが妹に話してる内容が
「PSPは、こないだ売っちゃったんだよね。ソフトも全部売っちゃったんだよ」
小学生が自分で売る筈はないし、。。。

こんな小さい子のおもちゃを売っぱらう程の、この親の経済状況は。。。
多分、子供がゲームばっかりやってて勉強しないから、
ゲームを処分したんだろうな。。そう思いたい。




551:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 23:16:19.89 ID:+GAfvPDM0
ょっとスレチかもしれないが、昔テレビで見た、水族館で働く獣医の言葉が忘れられない

「イルカやシャチの最後は壮絶ですよ。病気や怪我等の理由で
体力がなくなったら、泳げずに沈んでしまいます。

魚と違ってイルカやシャチは肺呼吸です。沈んでしまうと水が肺の中に入ってきます。
空気を求めて水中でもがき苦しんで死んでいくのです」

知りたくなかった…



552:本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 23:58:53.69 ID:0v1FNk540
>>551
今まで考えたこともなかったけど、考えてみりゃそうなるしかないよな
平穏な死に方ってないんだろうか・・・



553:本当にあった怖い名無し:2013/06/24(月) 00:11:05.63 ID:5kxqwTmv0
>>552
・陸に上がる→代謝がよすぎるため身体の熱が溜まってしまい、その熱が原因となって皮膚はやけど状態になる
しかも骨格や筋肉が自重に負けて呼吸困難になり死亡
・水の中で暮らす→>>551

何らかの方法で一撃で殺されない限り、どうやら安らかな死は訪れないようだ