183: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 19:40:53.33 ID:CPYGl3Bb0
有名な話だけど後味の悪い話
ロアルド・ダールの短編

主人公はホテルのプールサイドで、
若い青年がスペイン訛りのある老人に賭けを持ちだされているのを見る。
それは簡単な方法で、老人の持っているライターを10回連続で点火出来れば勝ち、というもの。
勝てば自分のキャデラックをやるという。ただし負ければ、左手の小指を貰うという。
青年は躊躇いつつも賭けに乗り、主人公は審判として同行することになる。

ホテルの部屋で、老人は慣れた手つきで舞台を設置する。
ライターが用意され、いつでも指を切り落とせるようにナイフがセットされる。
審判である主人公にはキャデラックの鍵が預けられた。
賭けが始まり、1回、2回とライターの火が付けられる。
8回目を数えた時、突然部屋に老人の妻が入ってきて賭けを制止する。
礼儀正しく、しっかりした初老の女性である。彼女は主人公たちに言う。
「夫はちょっと目を離すとこんなことばかりする」
「彼はこれまでこの賭けで47本の指を奪い、11台のキャデラックを失いました。」

しかも今賭けられているキャデラックはその妻のものだという。
彼の財産は、おおよそ彼女のものになっているのだというのだ。
それはいけないということで主人公は彼女に車の鍵を返す。

彼女の手には指が2本しかなかった。
後味

16:1/3:2011/10/11(火) 10:34:57.88 ID:VKqHb+Z20
どこかのまとめスレより

両親・兄と4人暮らしだったAは高校3年生。
兄が結婚し同居し始めて兄嫁と暮らすことになった。
しばらくして、なぜか兄嫁はちくちくとAをいびるようになった。
意味はわからなかったが家族にそれとなく訴えても兄嫁は他家族とは関係が良好で、Aは逆に窘められた。

ある日、兄嫁が高級ブランド物をくれた。
正直いらなかったけど関係修復の為に受け取りとりあえず押入れに入れておいた。
お礼に兄嫁の家事を手伝ったりして関係は修復できるかもと考えていた。
しばらくしてセンター試験2日前に突然両親と兄が鬼の形相でAの部屋へ来て押入れを探る。
出てくる兄嫁から貰ったブランド物。家族は「この泥棒が!」と怒り狂う。

兄嫁が「盗まれた、見当たらない、Aが持っていたのが良く似ていた」とでも吹き込んだのだろう。
兄嫁にもらったと言っても誰も信じてくれない。兄嫁は周囲にそれ程までに溶け込んでいた。
朝まで延々と続く罵倒。突然犯罪者に仕立て上げられ、何がなんだかわからない。
センター試験は散々な結果に終わってしまった。

その後話し合いと言う名の罵倒会で絶縁宣言がなされ、Aは高校卒業と共に家を追い出される。
散々だったセンターも日ごろの努力の甲斐あって志望校に合格していたものの
学費も仕送りも当然皆無なAになすすべは無く、滑り止めであらかじめ合格していた
授業料免除つきの第4志望校へ行くことになった。


17: 2/3:2011/10/11(火) 10:36:10.12 ID:VKqHb+Z20
その後それなりの企業に就職し平穏に暮らしていたところ、実家から連絡があった。
兄夫婦の子が病気になりドナーが必要だから検査をしてくれないかとの事だった。
関係ないと思ったが一応検査すると適合したとの結果が出た。

懇願する実家勢。
その話し合いの場で「何故濡れ衣をあえてセンター直前にきせたのか、
正直に言えばドナーは考えてもいい」と告げると

「若いAが楽しそうに青春しててムカついた」というなんともくだらない理由だった。
「提供を拒否します」と告げると実家勢は脱力・号泣・発狂。
「ひとでなし」と両親に罵倒されるがしったこっちゃない、ひとでなしにしたのはお前らだ。

復讐は完了したかに思えた。
しかしAは家族に突然裏切られたあの日から病んでしまっていた。
病院から入院を勧められる程に。病んだ事は本人が一番良くわかっていた。

実家に電話して兄嫁に繋がれば
「子供残念だったね、次回頑張ってね、楽しみにしてる^^」
→兄嫁は2人目不妊で授からないのを知っての発言。兄嫁発狂。
月命日には毎回電話してやる、自分の手を汚さず
相手を追い詰める方法を教えてくれたのは兄嫁さん、あなたですよwwとAは淡々と語った。


18: 3/3:2011/10/11(火) 10:36:40.91 ID:VKqHb+Z20
その後もAから兄嫁へののコンタクトは続く。
「死んでしまったかわいそうな()兄嫁の子」にランドセルとぬいぐるみを送付。
時期はずれだがオクで探し出して送付。小学校入学年齢まではまだ1年以上あるというのに。
「天国の学校に通えるといいね」と手紙を添え、ぬいぐるみには洋服を着せた。
兄嫁はAのせいで子は死んだと罵倒するが、的外れな八つ当たり的罵倒はAの心には1mmも届かない。
兄嫁は鬱を発症していて、ひとしきり怒り狂った後自殺未遂をした。

未遂を知って「死ななくて良かった、未遂でよかった、心底安心した。
死んだら(兄嫁を追い詰める事も)終わりだから」と書き残してAのレスは終了。

どれだけの復讐をしてもAの傷はひとかけらも癒えないが
わかった上で復讐を続けるAが哀れでならない。



19:
本当にあった怖い名無し:2011/10/11(火) 10:57:55.98 ID:kMGSvo2n0
>>18
どこかも何も、この板の「本当にやった復讐」の過去スレじゃなかったっけ



20:
本当にあった怖い名無し:2011/10/11(火) 12:16:24.74 ID:3AsJmVMv0
哀れでならないって幸せな人の上から目線すぎて胸糞悪いわー



52:
本当にあった怖い名無し:2011/10/12(水) 10:21:14.80 ID:oSWUy7DZ0
宇宙の辺境にある最果ての星に、地球政府の優秀なエージェントである若者がやって来る
若者が宇宙船から出て不毛の星を探索していると、一人の老婆と出会う
老婆は「若者から聞く話が何よりの薬だ」と言って若者を自分の住処に招き入れ、
若者を食事や寝床を与えて手厚く持て成す

主人公がベッドに入った後、老婆は一人で泣きじゃくる

深夜、若者は老婆が眠ったのを見計らい、老婆の住処の中を探索し、
肉を剥ぎ取られた人間の白骨死体を大量に発見する

そこへ老婆が現われ、「私は貴方には何も手出ししていない。何故このような仕打ちを」と若者を非難する

若者は自分が政府のエージェントであることを老婆に明かし、
今まで政府のエージェントを何人も殺して喰ってきた魔女である老婆を殺しに来たのだと宣言する

老婆は必死に逃げるが、若者によって追い詰められる
観念した老婆は若者に「せめて最期に貴方の人生を聞かせて欲しい」と懇願する

かつて反政府派の革命家だった若者は、政府に捕まり、冷凍刑に処される
若者が冷凍睡眠している間に数十年が経ち、反政府派が勝利して新政府が誕生する
新政府によって若者の罪は取り消され、若者は新政府に特別待遇で迎え入れられる


53: 本当にあった怖い名無し:2011/10/12(水) 10:22:09.52 ID:oSWUy7DZ0
若者は革命が成功したら結ばれようと誓い合っていた恋人(又は母?)と再開しようとするが、
恋人は何故か行方不明になっていた

その後、若者は新政府のエージェントとして、反新政府派の不穏因子をただひたすら狩り続けた

若者の話を聞き終えた老婆は、若者を非難し、若者の恋人がその後どうなっていたかを語り始める
若者が刑に処された後、新政府が誕生したが、人間の欲望には限りが無く、
新政府も旧政府と大差無い俗物に成り下がった


庶民は新政府に苦しめられ、恋人は反新政権派の革命家となる
しかし供に決起した仲間達は新政府によって次々と殺されていき、
一人生き残った恋人は最果ての星へと逃れる

恋人はいつか若者が会いに来てくれると信じて待ち続け、
追っ手である新政府のエージェント達を殺し、生きる為に人肉を食べた

「そしてとうとう彼は現れた。昔と同じ姿で、新政府の犬と成って」

若者は目の前の老婆がかつての恋人(母?)なのだと理解し、涙を流す
若者は「昔あんなに食べた筈の彼女の手料理をここで振舞われておいて、
何故彼女の存在に気付けなかったのだろう」と悔いる


老婆は「私を殺せ」と言い、若者は狼狽しながらも老婆を射殺する
若者はフラフラとした足取りで老婆の住処の調理場へと向かう
そこには老婆が調理した人肉が保存されており、若者は泣きじゃくりながら人肉を貪る



411:
本当にあった怖い名無し:2011/10/26(水) 08:00:17.15 ID:5DbRqymu0
>>53
最後の料理は人肉じゃなかっただろ
老婆は恋人で昔作ってくれた懐かしい料理の味



54:
本当にあった怖い名無し:2011/10/12(水) 11:24:32.58 ID:vIfF6O0C0
面白かった



58:
本当にあった怖い名無し:2011/10/12(水) 13:12:26.10 ID:+aHru2ZV0
手塚の「安達が原」だなw



76:
本当にあった怖い名無し:2011/10/15(土) 10:07:48.44 ID:lnB88cqU0
今名古屋市で人工呼吸器をつけている女の子が普通学級に入るかどうかで揉めているみたいだけど、
関連スレ見ていて貼られていたコピペが後味悪かった。

サリドマイド薬害事件(妊婦にも安全と言われていた睡眠薬が
実際は胎児に悪影響を与えていて四肢が欠けた子供が生まれた)の被害者の親が
子供を普通学級に入れてついには大学進学までさせる。

しかしいざ卒業して就職しようかというと障害者を受け入れる企業は一つもなく
彼は「親の見栄のために人生を台無しにされた」と爆発。
「休みの日は家族で過ごしたかったのに講演会ばかりで晒し者にされて苦痛だった」
「学校では友達なんかできなかったし同級生に排泄解除されるのが惨めだった」
「最初から養護学校に行っていた奴らはちゃんと自立している」等々。

親は驚き「だったら言ってくれたら良かったじゃないか」と反論するが
「言っても『負けるな、逃げるな』ばかりで聞いてくれなかったろう」
「結局俺のためといいながら全てはおまえらの見栄のためだったんだ」

結局彼は両親への恨み辛みを遺書に残して自殺。
両親は「自分達がよかれと思っていた事が彼を追い詰めていた」と後悔した。



78:
本当にあった怖い名無し:2011/10/15(土) 11:06:16.96 ID:/hkXfQwE0
>>76
これは酷い親だよなぁ
障害持った子供本人も、手伝いさせられてた同級生の子供も
親以外の皆がみんな可哀想で後味悪かったよ



146:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 01:04:10.55 ID:MO8qQwWu0
秘密のケンミンショーという各都道府県の知られざる秘密を紹介していく番組がある。
その中で以前「愛知県民は新装開店の花束を持っていく風習がある」というのをやっていた。
花束が早くなくなれば繁盛するというジンクスがあり、
客も綺麗な花がただでゲットできてWinWinで合理的な風習だななんて思ってたけど
それを知らない他県民(自分含む)は泥棒と思ってしまうよね。

で思い出したのがそれより昔、どこの板のスレか忘れたけど、
レス主が街で女性が勝手に新装開店の花を取っていているのを見かけたそうだ。
店の人に気付かれ注意されても食って掛って警察呼ばれても
「何で取ったら駄目なの!?あんたたちおかしいんじゃない!?」と叫んでいたと。

連行されても最後までごね続けていてばばあキモーみたいな話だったんだけど
これ他地域にきた愛知出身の普通の女性だったんじゃ…と思うと少し気の毒。



149:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 01:35:31.31 ID:hy7I8yZ1O
>>146
仮にそういう風習がある地域出身だったとしても、
まともな人なら注意された時点で気づくだろ
ごねる方がおかしい



150:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 02:16:40.09 ID:nFvkZ6HJO
>>146
それ愛知県だけなの?
地元が石川県なのだけど今までそれは普通だと思ってた。
これからは気を付けねば…



151:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 02:57:31.35 ID:nWFkuzb00
>>146
大阪もだよ。自分は持ってった事はないけどお店の人は普通に歓迎してたな



152:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 03:17:08.70 ID:bPaqq6wS0
大阪生まれ育ちだけど、そんなの見たことも聞いたこともない。
どこの地域?



154:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 03:47:57.47 ID:nWFkuzb00
>>152
北摂と市内



155:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 04:24:22.09 ID:hClE1Wc/0
>>154
市内生まれ育ちだが俺も知らん。
たまたま他県の奴が持っていってたんじゃないの?



157:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 06:11:41.92 ID:XpzIJco00
>>155
うちも市内だけど花持ってくよ。
特に夜のお店だと花は持って行ってあげようって風習がある。



166:
本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 11:13:49.89 ID:5X8xA82m0
空気読み 1
指名されたキャラになって、決められたシチュエーションで
空気を読んだ行動をとるゲーム。

例として、
電車内で自分が座っている両脇の席が空いている。
そこに友人同士であろう2人が乗ってきて
空いている席に座ろうとする。

空気の読める人なら、片側の脇にずれて、
二人が隣同士に座れるようにするだろう。
そんな感じで、カップルの彼氏だったり、
人間以外の生き物だったり、時によって操作するものが変わる。


167: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 11:14:47.07 ID:5X8xA82m0
空気読み 2
終盤、プレイヤーは地球破壊をする怪獣になる。
そこで登場した正義の味方が怪獣めがけて光線を出す。
怪獣は空気を読んで、後ろにやられたー、と倒れる。

次。


168: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 11:15:36.95 ID:5X8xA82m0
空気読み 3(ラスト)
手を握り合う画面。
どうやらカップルのようだ。
彼女が『楽しかった』『あなたったら○○だったのよ』と
微笑ましくなるようなセリフ。

しかし。
バックには『ピッ』『ピッ』と等間隔で電子音がなっている。

『もっと生きたかったな・・・』
『怪獣が倒れてこなければ・・・』

『ピーーーーーーーーーーーーー』

彼女は亡くなった・・・。



365: 本当にあった怖い名無し:2011/10/24(月) 01:21:13.84 ID:f0bf2zer0
>>171
筒井康隆は親が良かれと思ってやった事が裏目に出る話よくあるよね。
その内の一つ。

公害が社会問題になっていた時代、主人公夫婦はまだ環境汚染されていない田舎に引っ越そうとする。
しかし何らかの理由で幼い息子だけは都心に残す事になる。
(将来を考え教育の質を落としたくないとか小さくて移動に耐えられないが理由だったと思う)

いずれは田舎に呼び寄せて親子で暮らすことを望むのだが、
政府は地方を見捨て都心だけ浄化されたドームに包み地方との行き来を完全遮断する。
都心にいる者は一度外に出ると二度と中には戻れない。
そんな清浄な世界で育った息子は当然外では暮らせず、親子は永久に引き裂かれる。

ラスト遠くから環境汚染で体が弱りぼろぼろの体でドームを見つめ
今日も息子を思い泣き続ける夫婦の姿があった。



369:
本当にあった怖い名無し:2011/10/24(月) 03:03:16.30 ID:RwRKw3jNO
>>365
何年後かにリアルにこんな状況になってたりしてなorz




179: 本当にあった怖い名無し:2011/10/18(火) 17:15:44.10 ID:urh0rhO1P
筒井の先見性は驚きだからな。
当時の「兆し」をこんだけうまく書いてる。
で、案の定今その通りに近い問題になってる。
最後の喫煙者なんか、普通のオフィスで、
まだデスクに灰皿あってスパスパ吸ってた時代に書いてるんだからなぁ。



198:
本当にあった怖い名無し:2011/10/19(水) 00:39:22.61 ID:DOp5m+ck0
>>179
宇野総理が女性問題で就任数か月で辞めさせられた当時、
いずれ上っ面だけの好感度を装った政治家ばかりが
持て囃される時代がくると危惧してたけど
鳩山や野田見てると本当にそう思うわ
男女平等という名の過度の女尊男卑とか当たりすぎ
マスゴミのクズさはまったく変わりないけどねw



192:
1/2:2011/10/18(火) 23:52:51.28 ID:i+4SQW5P0
美味しんぼの「5年目のパスタ」

主人公の山岡と栗田は以前から知り合いの浮浪者(ホームレス)の辰さんに会う
そこで浮浪者の新顔の男、信に出会う、信はレストランなどからもらった残飯で作ったパスタを山岡たちに振舞う

後日、テレビで「イタリアレストランのオーナーシェフが妻子を残し蒸発する」という
ニュースを見た山岡達は、そのオーナーシェフが

浮浪者の信だということを知り事情を聞きに行き、信がなぜ蒸発したのかを聞くと
「もともとレストランは妻の父親の物で自分は雇われていて、
当時自分以外にも同僚の木崎という男がおりどちらも久美子(店主の娘)に惚れていた」
そこで店主が、信と木崎のどちらに娘と店を任せるか決めるために一つの方法をだした、

それは
「二人がイタリアで5年間修行して、帰ってきて腕が上の者に久美子と店をやる」というもので
ただし5年の間店主である自分が死んでも帰ってきてはいけない、
途中で帰ってきたら失格、という制限つきだった


二人はイタリア渡ったがその頃、実は信は「久美子は木崎のことを好いてる」ことを知っていた
その後2年がたった頃、二人に店主が亡くなったという手紙が届く
それを知った木崎は約束を守って日本には帰らずイタリアで修行を続けた

一方、信は日本に帰ってきてしまう
信はなにがなんでも久美子が欲しかったために、木崎がいないことをいいことに
「木崎はあっちで好きな人ができた」など嘘をついて命がけで久美子を口説き落とし結婚した
そうして店をパスタ専門店にして店は繁盛していた、が
そこに前店主との5年間の約束を果たして日本に帰ってきた木崎が姿をあらわす

そこで木崎は「どっちの料理の腕が上か勝負して、
俺が勝ったらお前の嘘や前店主との約束の裏切りを全て久美子に話す、

もし負けたらこのまま引き下がる」という料理勝負を提案する


193: 2/2:2011/10/19(水) 00:11:14.92 ID:YTtY1crI0
そして信は勝負の約束はしたが、5年みっちり修行した木崎に勝つ自信がないため
蒸発して逃げてしまったということだった
そこで山岡と栗田は信が勝つために協力して料理を考えることにする

そうして後日ついに勝負がはじまり
まず最初に木崎が子羊を使った完璧なイタリア料理を出す、
その料理は山岡と栗田も認めるすばらしいできだった


次に、ついに信の料理が運ばれる
出てきたのはただ「マカロニ」だった
実は見た目はただのマカロニだが、中には牛の骨髄が詰められたものや
子羊の脳みそ、レバーのパテが詰まったマカロニだった

そのマカロニを食べた木崎は「自分の料理のほうが優れている」といえたのに、信のマカロニ料理を認め
そのまま「おおきに」とだけ言い残し去っていった
おわり

信がどうしようもない人間なのがすごいしそれを手助けしたら何の意味もないし
マカロニに詰めただけって…そして木崎の心が寛大すぎる、むちゃくちゃです



199:
本当にあった怖い名無し:2011/10/19(水) 01:57:19.10 ID:95k1vCUDO
>>193
美味しんぼ自体が後味悪い、ということですね



197:
本当にあった怖い名無し:2011/10/19(水) 00:37:47.62 ID:rIoGBP3cO
人様の店の料理を持参した山葵と醤油で勝手に味付けする奴が
美食家を名乗る作品で今さら何を



260:
本当にあった怖い名無し:2011/10/20(木) 21:28:57.35 ID:JN+TX8Ht0
たまたまテレビをつけたらやってた、みんなのうた「エレファン」
小象のエレファンはとってもママが大好き、おねだりも大好き
ある夜バター色のお月様が美味しそうでママにあれ取ってと泣きながらおねだり
ママはお鼻でキスしてくれた後、待っててねと森へ出かけて行った。

いつまでも戻ってこないママが心配になって探しに行くと、ミミズクがママは湖に行ったよと教えてくれた。
湖には水面に映ったお月様が、そしてエレファンは幻をみる。
その水面の月に向かってお鼻を伸ばし取ろうとするママの姿を
「すべてボクのためにしてくれた」

   一瞬音が止まり暗転

そしてエレファンは銃で撃たれて倒れたママを見つけ駆け寄る
その頬にいつもママがしてくれたようにお鼻でキスするとお月様から声が聞こえた
「エレファンあなたは本当はとても強くて優しい、ママの宝物よ」

ちょっとしたわがままでママを死なせてしまったやりきれなさや
こんだけ甘ったれに育てられた小象がこれから生きていけるのかとか
考えるとちょっと欝な気持ちになる



261:
本当にあった怖い名無し:2011/10/20(木) 22:05:37.69 ID:3JeVxine0
>>260
泣いた



273:
1/2:2011/10/21(金) 02:42:43.71 ID:HYJoAH350
>>260で思い出した。漫画『イキガミ』の劇場版
原作の1エピソードをベースに他の複数の話と複合させてあって脚色されてる
毎回毎回、後味の悪さ50%美談50%ばっかりの漫画だから嫌なら回避推薦

「国家繁栄法」という架空の法律が存在する未来の日本
全ての人間は幼い時に体内に小型カプセルを注射され、
その後カプセルは時を経て百分の一(?)の確立で破裂し、宿主を死に至らしめる

(それにより国民は命の尊さを学んで道徳心が向上し、
人口増えて犯罪減って国が繁栄するんだってー(・∀・)凄いね!)


主人公は、繁栄法が執行される通知を対象者が死ぬ24時間前に届ける仕事をしている
(政府は誰のカプセルが何時破裂するのかをほぼ完璧に把握している)

主人公はこの死神の様な仕事を嫌悪しているが、それが発覚すれば「思想犯」として逮捕され、
最悪死刑か、又は「教育」という名の洗脳(詳細は不明)をされてしまうので黙っている


少年Aの母は繁栄法を支持している政治家(?)であり、
Aは幼い頃からエリートであることを母に強要され続けてきた

母はAを自分の支持率アップの道具としてしか見ておらず(漫画版だと「Aの成績の悪さで私が選挙に落ちたら、もうAを家に入れない」とか脅迫じみたこと色々言っててかなり酷い)、
やがてその事実に気がついたAは引き篭もってしまう


母の選挙が目前に迫ったある日、Aの死亡を予告する国家繁栄法の通知が届く
母はこれを支持率アップの最後のチャンスと考え、「明日の私の演説に出演し、
“国家の礎に成れることが嬉しい”と言ってほしい」とAに要求する



274: 2/2:2011/10/21(金) 02:43:51.17 ID:HYJoAH350
絶望したAは母の要求を拒み、密かに家を抜け出し、警察官を襲撃して拳銃を奪う

その日の夜、Aの母は「捕まり、手術台に拘束され、白衣の集団に取り囲まれる」という恐ろしい悪夢を見る

翌日、母は演説で「Aは繁栄法で死ぬことをとても喜んでいる」という嘘を公言する
そこへ演説を聞いている民衆に紛れてAが現われる
Aの存在に気付いた母は「来てくれたのね」と喜び、演説台に上って来るようAに呼びかける
しかしAは拳銃を取り出して母に向けて乱射し、辺りはパニック状態になる

Aの放った流れ弾が一人の女性に当たり、
その女性の子供が女性に縋り付くが、女性は子供に「逃げて」と叫ぶ


Aはその光景を目にし、今まで忘れていた幼い頃に見たある光景を思い出す
それは、若い頃の母が幼いAを繁栄法から守るために国外へ逃がそうとし、
思想犯として政府に捕まり、連行されて行きながらも必死に「A、逃げて」と泣き叫んでいるという光景だった


次の瞬間、Aは警察の一斉射撃で蜂の巣にされて倒れる
Aの父がAに駆け寄って抱きしめると、Aは「一瞬迷って撃てなかった」と言い残して死ぬ



280:
本当にあった怖い名無し:2011/10/21(金) 11:26:02.37 ID:nj0w+ccNO
274が何が後味悪いのか本気でわからない。



281:
本当にあった怖い名無し:2011/10/21(金) 12:25:09.73 ID:U4qtAGlU0
>>280
Aは母親を悪い親だと思って襲撃したが
実はAを守ろうとした結果洗脳された事で現在のような人格になっていた点と
悪法や親子のすれ違いが原因で、親の愛を求めて得られなかったA自身が
他人の母子を死に別れさせてしまった点かな



282:
本当にあった怖い名無し:2011/10/21(金) 12:39:45.36 ID:XXlfV6wPO
イキガミって原作読んだけど、国繁法があるわりには
現実の社会と大差ないから、国繁法になんの抑止力もなさそうなのに
登場人物が普通に受け入れているから、感情移入しにくいんだよね

上の話も再教育されたとはいえ、思想犯が政治家になれるなんて
厳しいんだか緩いんだか、よくわからん国に思える



302:
1/2:2011/10/22(土) 12:08:13.45 ID:5qUvssVZ0
>>282
>国繁法になんの抑止力もなさそうなのに
>登場人物が普通に受け入れているから、感情移入しにくいんだよね
いや最終回まで読めばちゃんと分かるよ多分
作中でも何でも国繁を否定するような内容が
何度も出てくるしマンセーってわけじゃない
主人公の精神は、国民に死を通達する仕事と、理不尽な法律への不満によって擦り減り続けていく
物語中盤、主人公は、国繁での死が決まって錯乱した若者がセラピスト・A子によって慰められる所に遭遇する

A子は清楚で大人びた雰囲気の美女で、若者はまるで
小さな子供の様にA子の膝に縋り付いて泣きじゃくる

A子はそんな若者の頭を優しく撫で、倫理を説くことで
若者の精神を救う(その後、若者は最期に一人の他人を救って美談的に死ぬ)


主人公はA子と若者のやり取りに感動し、擦り減っていた精神は救われる
主人公はその後A子に何度も会いに行くようになり、
自分の仕事を「こんな仕事」と言って愚痴を洩らしてしまう


主人公の上司は大らかな性格で、よく主人公が洩らす愚痴を聞いていたが、
ある時主人公に「国繁警察に気をつけろ」と忠告する


「国繁警察」とは、戦時中の特高警察(戦争に反対する非国民を狩る専門の警察。
はだしのゲンの父ちゃんフルボッコした連中)の様な存在であり、
一般人に成りすましてどこにでも潜んで国民を監視している

「廃退思想者」とみなされた者は国繁警察に捕まり、「再教育」を施される

重罪とみなされた廃退者が再教育を受けさせられた場合、
健常者として社会復帰できる者はごく少数であり、殆どが廃人化してしまう

(作中では、廃人化する程の再教育がどの様な内容なのかは一切明かされていない。謎)

物語終盤、A子は主人公に「今の政府に不満は無いか?」という様な類の質問をしてくるようになる
上司の忠告を思い出した主人公は「A子は実は国繁警察?」と疑ってしまい、迂闊に発言できなくなる

A子は「自分も退廃者だ」と言い出し、国繁が悪法であるという根拠を槍玉に挙げ、
「国民は国繁で死ぬ人々の美談に感涙しているが、そんな国民の目を覚まさせ、
世の中を正さなければならない」と革命を語る



304: 2/2:2011/10/22(土) 12:11:23.99 ID:5qUvssVZ0
数日後、A子は「反政府派の革命組織」へ主人公を勧誘しようとする
(この組織の存在は中盤から伏線があった)

怯えた主人公が「自分は政府派だ」と主張すると、A子は「数日前に廃退者だと宣言した私を
国繁に通報しなかったのは、主人公も廃退者だからじゃないのか?」と食い下がる

主人公は「それはA子のことを好きだから」と言おうとするが、結局言えず終いでその日は別れてしまう

A子と別れた後、主人公は国繁にA子が退廃者であることを通報してしまう
(退廃者の存在を秘匿していることも罪になりかねない故)

通報後、A子は行方不明になり、主人公は「A子は国繁に逮捕されたのだ」と諦める


最終章。テレビ局の話
ある青年に国繁の通達が届くが、青年は主人公に刃物を突きつけて人質にし、テレビ局(?)に立て篭もる
青年は自分の姿を全国に生中継し、国繁の悪徳さ、本当の命の尊さを全国民に伝えようとする

そこへ、A子が立て篭もり現場に公証人として現われ、青年を説得し始める
逮捕されているはずのA子が何故ここに居るのかと主人公は戸惑うが、
「A子の真の正体はやはり国繁警察だったのだ」という思考に行き着く

最終的に青年は過去のトラウマが払拭されて降伏し、主人公は解放される

主人公はA子に駆け寄って礼を言い、
今度こそA子に愛の告白をしようとするが、何故かA子は主人公の発言を征す

次の瞬間、A子はテレビ局を包囲していた国繁警察に手錠をはめられ、連行されて行く

A子は実際には本物の退廃者で、革命組織の中枢メンバーであり、
主人公の通報で現われた国繁警察から逃げて潜伏していた

しかし、主人公が立て篭もりの人質にされているという事を知り、主人公を助け出すため、
自分の自首を条件に国繁警察と取引し、立て篭もり現場に公証人として入れてもらっていたのである


最終話。A子の真実を上司から聞かされた主人公は、国繁のもう一つの姿に気が付く
国家繁栄維持法の真の目的は、死と政府への恐怖を国民達に植え付け、
抵抗心を奪い、「従ってさえいれば幸福でいられる」と思い込ませることだった

まさに、主人公が国繁警察を怖れてA子を通報し、
逆に国繁警察だと誤解した場合は愛の告白をしようとしたのと同じ様に


(A子がその後どうなったかは一切不明)



482:
本当にあった怖い名無し:2011/10/29(土) 19:51:15.41 ID:WNVUtty40
永遠の子供たち

主人公は幼少期を孤児院で過ごした。
身寄りのない他の子供達と共に、日本でいう「ダルマさんが転んだ」に興じたりする日々を送った。
養父母に引き取られて孤児院を出てから十数年、主人公は夫と息子を得ていた。

息子は実子ではなく、養子。母子感染によりHIVを患っており、定期的に薬を飲まないと死んでしまう。
息子のような障害を持った孤児たちを対象にした孤児院を開こうと、
主人公はかつて自分が暮らした孤児院跡を訪れる。
主人公が出ていってからしばらくして孤児院は閉鎖してしまったので、
残された建物を買い取り、移り住んで夫と共に修繕を行いながら開園の日を指折り数えた。

息子は空想癖があるピーターパンが大好きな子。存在しない架空の友達と一人でよく遊んでいた。
子供にはよくあることだと思っていた主人公であったが、息子は孤児院に移り住んでからは、
かつてこの孤児院に住んでいた主人公の友人たちの名前を、友達の名前にするようになった。

少し不気味がり、もうそういう遊びはやめたらと主人公が言うと、息子はぐずり、
「ママが厳しく当たるのは僕が本当の子じゃないからでしょ、僕はすぐに死んでしまうんでしょ」と言い出した。
息子には養子であることも病気であることも知らせていなかったのに何故だと思っていたら、
「友達が教えてくれたんだ」と息子は言う。

そして「友達たちは永遠の子供で、僕も大人になれずに永遠に子供のままなんだ」と話す。
孤児院の中では、夜中に激しい家鳴りがしたり、
まるで下にいる人を狙ったかのように突然窓枠が落下してきたり、

奇妙な出来事が続いた。

ある時、息子は「トマスが秘密の部屋を教えてくれたから見に来てよ」と主人公を誘った。
もちろんトマスなんて友人は息子にはおらず、彼もまた架空の存在のようだった。
用事があるので断る主人公。息子はふてくされながらその場を去っていた。
そのまま用事を続けていた主人公は、頭に袋をかぶった子供を見かけた。

袋のために顔はわからず、息子なのかと怪しみながら近づいたところ、
その子供はいきなり主人公を突き飛ばした。

倒れこんだ主人公は、しばらく痛みに苦しみながらも、起き上がると怒りながら子供の後を追った。
だが子供は見つからず、そして息子も見つからなかった。


483: 本当にあった怖い名無し:2011/10/29(土) 19:53:33.15 ID:WNVUtty40
息子は忽然と姿を消してしまった。
どこかに迷い込んだのか誘拐か、警察が調べても一向に見つからなかった。
主人公は、孤児院の中も周囲も半狂乱になって探しまわったが息子は発見できず、
薬を飲まなければ死んでしまうのに、数ヶ月がたってしまった。
息子の言っている「友達」は幽霊の類で、冥界かどこかに連れていかれたんじゃと主人公は思い始めた。
夫はそんなわけないと諌めるが、きっとそうだと思うようになった主人公は霊媒師を呼んだ。

霊媒師によれば、かつてこの孤児院が閉鎖されたのは、
主人公が出ていった後に子供たちが殺されたせいだという。
主人公が出ていった後、一人の女性職員と、彼女の子供・トマスが孤児院にやってきた。
トマスは生まれつき醜い顔をしていたため、それを恥じて袋をかぶって生活していた。

他の子供達はそれを面白がり、洞窟の中にトマスを連れ込み、中でトマスの袋を奪った。
洞窟は潮が満ちると水で満たされる構造になっており、袋がなくてもトマスは嫌々出てきて素顔を晒すと思っていたのだった。
だが、トマスは出て来なかった。そのまま洞窟の中で溺死してしまった。

ただの事故として処理されたが、その事を恨んだトマスの母は、子供たちを毒殺した。
子供のままで死んだ彼らの霊が、主人公の息子を連れ去ったのだと霊媒師は言う。
死に近しい者は霊に引きずられやすい、だからHIV患者の息子は霊たちとコンタクトがとれてしまったという。

息子の失踪によって孤児を引き取るどころではなくなった孤児院の中では夫妻だけが暮らしていた。
だが、霊媒師を呼んだり、霊に向かって呼びかけたりするようになった
妻の行動にどん引きした夫は去っていってしまった。

一人きりで見えない子供たちに、息子を帰すよう呼びかける日々を送る主人公の姿はどんどんやつれていった。

かつてダルマさんが転んだを行ったことを思い出した主人公は、
もしかしたら霊は遊んで欲しいんじゃと思い、一人きりで鬼の役になってそれを行った。
主人公が遊びの口上を言うたびに、背後には黒い影のような子供たちが増えていく。
やがて一つの影が主人公の体に触れた。ふりむくと影たちは走り去っていった。
影を追いかけた主人公は、ある壁に違和感を持った。
息子捜索の中で動かした荷物が前に置かれているその壁には、隠し扉があった。


484: 本当にあった怖い名無し:2011/10/29(土) 19:55:13.78 ID:WNVUtty40
隠し扉の中には子供部屋があった。
それは、他の子供から距離を置いていたトマスに与えられていたものだった。

その中に息子はいた。すでにもう事切れていた。

死に近い者は霊と接することができる、ならばと主人公は大量の薬物を飲んだ。
薄れ行く意識の中で主人公は、笑顔の息子と再会した。
もう絶対に離さないわと主人公は息子を抱擁する。
そして周囲には、かつて同じ孤児院で育った子供たちがいた。

「みんなはずっと子供のままだったのね」「主人公は大人になったのね」
そんな会話を交わし、主人公はみんなのそばにもずっといるわと誓った。
やがて主人公と息子の亡骸が発見され、主人公の夫は二人の墓を立てた。


うろ覚えなんでところどころおかしいかもしれない。
これは、「幽霊たちは存在した」とも「存在してない」ともどちらの解釈もできる話になっていた。

存在した場合、霊媒師の言ったことは本当で、息子は子供たちに引きずり込まれて隠し部屋に招かれた。
そこに拘束され続けたまま死んだが、主人公もまた霊となってやってきてくれたので救われたという物語。
だが、主人公と子供たちは孤児院に永遠に縛られてそこで暮らし続けなければならない。

存在しない場合、息子はただ空想の遊びをしていただけ。子供たちの名前がわかったのは、
孤児院の色んな場所に子供たちが名前を落書きした跡があったため、そこから想像を膨らませた。
永遠の子供たち云々は、ピーターパンからの着想によるもの。

トマスという子供がいたのは本当で、彼のかぶっていた袋や部屋を見つけて遊んでいた。
だが霊媒師が言っていたトマス死亡や毒殺事件は、主人公から得た情報をもとに組み立てたでっちあげ話で、
トマスも他の子供達も普通に大人になって出ていっただけ。
家鳴りも窓枠落下も、十数年も放置された建物だからというだけ。

養子である事などは周囲の大人から聞いて知っただけで、それへの反抗からトマスごっこをし、
本気で怒らせてしまい、叱られるのが嫌で隠し部屋に閉じこもったところ、
主人公が外に荷物を置いてしまったので出られなくなり、声の通しも悪いのか助けも呼べず、
そのまま中で死亡してしまった。主人公が最後に見た再会と抱擁は、全て主人公にとって都合のいい妄想。


どっちにせよ後味悪い



486: 本当にあった怖い名無し:2011/10/29(土) 20:33:03.12 ID:Co289M6b0
>>482

どっちとも取れる作りが上手いな。
こんな映画あったんだ。観てみたい。



490:
本当にあった怖い名無し:2011/10/30(日) 01:00:42.04 ID:ncVbuu8ZO
>>482
乙です。まとめるのうまいね。なんか引き込まれるように読めた。
久しぶりにこのスレらしい良い後味悪さだ。



491: 本当にあった怖い名無し:2011/10/30(日) 02:47:29.69 ID:3XXVVwjj0
最後に父ちゃんが墓を見て微笑むのが、

・子供死んでたし妻も後追いしちゃったけど、
 行方不明のままではなく死体だけでも見つかって良かった
 一緒の墓にいられるようになって良かったな

・父ちゃんにも子供たちの姿が見えるようになったので微笑んだ
 母親役を得た子供たちが次は父親役も求めるようになった

のうち、後者に思えないような事もなくてそれもちょっと怖かった



527:
本当にあった怖い名無し:2011/11/02(水) 06:00:54.69 ID:lInCwaZ70
アニメ「輪るピングドラム」の小説版のストーリー
まだアニメではやってないところだからネタバレ嫌な人は避けてほしい


ある女性はとてもピアノが好きで、ピアニストと結婚した
だが息子が生まれてしばらくしてから、彼女は夫と別れた
あの人には才能がなかったからだと母は言い、
息子は母をがっかりさせないためにピアノに励むようになった

学校でも授業には上の空で譜面を覚えることなどピアノに関する事に精を出し、
譜読みのしすぎで視力を落として眼鏡をかけるようになった
その努力に見合うだけの実力を息子は得ており、
家庭内には様々な形のトロフィーが並び、壁には額に入った賞状がかけられていた
飾られるのは優勝した時のものだけで、2位以下の証は全て母に捨てられていた

母は作曲家の男性と再婚し、ほどなくして息子には弟ができた
義父の奏でる音色や、息子の弾くピアノの音とを聞きながら、
息子のように身を粉にするような音楽教育も施されずに弟はすくすく育った
ある時、与えられたおもちゃのピアノを幼い弟は無邪気に弾いた

その演奏技術はまだ粗いものだったが、弟には天性の才能があると息子は気づいた
息子は今まで以上に練習に励んだが、成長していくうちに弟はますます才能を開花させ、
いずれ兄を追い抜くことが目に見えていた
弟に超えられてしまったら、実父や2位以下の賞状たちのように捨てられると息子は恐怖した

息子はあるコンクールでもらった優勝の賞状を母に渡した後、そろそろ限界だと感じた
自分のピアノの前に立つと、鍵盤に片手を乗せ、全体重をかけて鍵盤のフタで指を圧し潰した
狙い通りに5本の指の骨全てが折れ、治癒してもピアノは弾けないようになった

弟に才能を超えられてしまう前、1位を取ったばかりの自分のままで時間を止めるためだった
「大丈夫よ、きっとあなたの弟はコンクールで1位を取ってくれる」母はそう言って笑いかけた
おもちゃのピアノを卒業した弟は、兄のピアノを使って素晴らしい演奏をするようになった


弟の指折ればよかったのにと思った読後の自分の発想も含め後味が悪かった



530:
本当にあった怖い名無し:2011/11/02(水) 13:14:09.11 ID:qNFFtCWM0
>>527
うわー、弟狙っちゃうんだろうなーと思ってたら違った
切ない話だが、胸糞悪い話じゃなくてよかった



534:
本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:06:34.15 ID:E8RShRQH0
既出だったらごめん。
星新一の「善意の集積」

あるところに生まれつき目の見えない少女がいた。
しかし、そのせいで人々から疎まれることはなかった。
少女は人を憎んだり、悪意や疑念を抱いたりしない、
善意を向けられた分以上に相手にも善意を返す、とても綺麗な心の持ち主だった。
どんな醜悪な心を持った人間も、少女と話をするときは朗らかな心持になった。


535: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:09:31.69 ID:E8RShRQH0
そんなある日のこと。
少女は遠くで誰かが悲鳴を上げているのを聞いた。
悲鳴は老若男女関係なく聞こえ、その原因が少女の方に近付いてくるのが分かった。
少女のそばで話をしていた男が「何事だろう、ちょっと見てくる」と言い、外に出て確かめに行った。
しばらくしてその男の悲鳴が聞こえ、少女は一人になった。
少女は何があったのだろうと、よたよたと外に出た。


536: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:11:37.60 ID:E8RShRQH0
目が見えないのでわからないが、なにかが近くにいる気配がする。
身体は黒、腕は前後左右に四本生え、
目玉は銀色でぎょろりとしている醜悪な生物が少女に近寄り話しかける。
「こんにちは、私は宇宙人です」
少女は目が見えないため、宇宙人の姿におびえることもなく、
また疑うこともなく「こんにちは」と返す。


538: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:17:03.62 ID:E8RShRQH0
「よかった、あなたはいきなり気を失ったりしないようだ。
実は私はA星という星から来た調査員なのです。
この星の人の危険性を調べているのですが、あなたは客観的に見てどう思われますか。」

「危険性?みんな優しいし、目の見えない私にもとても良くしてくれます。もうずっと平和ですよ」

「そうなのですか。ではこの星の危険度はゼロとして、A星には報告しておきます。
それで、あなたには調査に付き合ってくれたお礼としてA星に招きたいのですが、いかがでしょうか」


539: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:19:23.96 ID:E8RShRQH0
少女は少しの間考えた後「行ってみたい」と答え、そしてA星に連れて行かれた。
もちろんこの宇宙人にもやましい考えなどなく、
少女はA星で世にも珍しい二本腕の生き物などと、見世物にされることもなかった。

A星の技術力は素晴らしいもので、目が見えないのは不便だろうと、
少女の失明を治してあげた。
少女は喜び、生まれて初めて世界を見た。
ピンク色の草、銀色の海、空に浮かぶ球体のビル、どれもが新鮮な風景だった。


540: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:21:27.73 ID:E8RShRQH0
しばらくは楽しく過ごしていた少女だったが、だんだんと心細くなっていった。
なぜ自分だけは肌色で、二本腕で、白黒の目なのだろう、と。
A星の人にその悩みを伝えたところ、そんなことで悩んでいるのか、
それも簡単に治るよと、少女の体をA星人そっくりにしてあげた。
全身黒色で、腕は前後左右に四本、目玉は銀色でぎょろりとした姿。
みんなと一緒の姿になった少女はまた喜び、ありがとうと何度もお礼を言った。


541: 本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 02:23:29.56 ID:E8RShRQH0
またしばらくして、
少女は地球の優しい人たちのことを思うとずっとここにいるわけにはいかないと、
帰りたいことを連れてきてくれたA星人に伝えた。
A星人達は少しさびしそうだったが、仕方のないことだと思い、
少女の願いを叶えてあげた。


ここから先は書くのにしのびない。
地球に戻った少女は三日とたたずに自ら命を絶ったのだから。



557:
本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 22:29:52.32 ID:vOpdKGOI0
小学生のとき、なんか忘れたけどクラスで募金があった。
善意を集める募金なのに、うちの担任は
「一人500円を明日持ってきてください」と伝えた。

翌日登校したら募金箱にみんな持ってきた500円を入れていったんだけど、
31人クラスで、15000円しかなかった(担任が朝礼でみんなの前で数えた)。
ヒステリックに「誰が持ってきてないのか」問い詰める担任。
募金してない人は挙手しなさい!というが、誰も手を上げず。
(というか挙手できる雰囲気ではなかった)
結局なんとなく募金してないのはA男という雰囲気になった。

A男は父子家庭で、父親は酒びたりの生活保護、
給食費もしょっちゅう滞納してたから。
担任もA男って決め付けてたみたいだけど、A男は絶対入れたと譲らない。
その夜A男から報告を受けたA父が学校に怒鳴り込み、
校長教頭担任が土下座して謝罪したって聞いた。

結局募金してなかったのはB子で、A男が犯人(?)だ~って雰囲気になったのをいいことに
そのお金でお菓子買っちゃったらしい(あとでB子から直接聞いた)
なんつーか、最初から最後まで後味悪い思い出。



558:
本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 22:39:15.82 ID:DP/LH8zK0
>>557
胸糞悪くて後味悪いな



625:
本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 00:16:19.43 ID:A2kDA8w70
前に見たノンフィクションドキュメンタリー

とある女性は、一人でいたところを事故に遭った。
事故のショックで女性は記憶喪失になり、所有品もひどい事故のために散逸してしまい、
女性の身分を示すものはなにもなく、彼女が一体誰なのかわからなくなった。
テレビやネットがあまり発達していない地域らしく、大きな報道もなされなかったようで、
彼女が何者か知っているという人も出てこなかった。

実は女性は子供もいる既婚者だった。
帰省のために子供たちを夫に任せて出かけたところ、事故に遭っていた。
妻が消えてからの10数年、夫は一人で子供を育てながら妻を探し続けていた。
やがて捜索は実を結び、夫は妻を発見した。

だが彼女は再会しても夫の事を思い出せなかったし、子供を見せても記憶は戻らなかった。
そして彼女はもう既に別の男性と結婚していた。
結婚相手は事故を起こした運転手で、取り返しの付かないことをしたという責任感を、
長い時間の中で愛情に変え、妻を真面目に愛する人物だった。

女性は記憶を失ってから新たに戸籍を取得していたが、
身元がわかった以上、法的には女性は前の夫の妻のままだし、
もうだいぶ育ったとはいえ子供たちのためにも妻を取り返すべきかと夫は考えた。
だが夫は、妻を諦めることにした。

10数年の中で妻はもう別人としての幸せを得ているし、
妻の中ではつい最近出会ったばかりの存在である夫たちと暮らす事を強要できなかった。
行方不明になったのは、拉致されたり殺されたりしたせいじゃないかと思っていたので、
そんな事がなくて普通に暮らせているだけまだ良かった、
そう思うことにして、夫と子供は女性のもとを去っていった。



628:
本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 00:42:47.07 ID:Q8o0b2Gz0
>>625
完全犯罪だな



630:
本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 00:47:30.52 ID:CzX9j7c+O
>>625

夫や子供の気持ちを考えるとやるせないな…
生きて幸せに暮らしててくれたのは良かったけど



641:
本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 13:37:06.88 ID:JE1DyL3j0
>>625
これって確か韓国の話だったな
女性はもともと済州島の人で、釜山に来た時に記憶喪失になる
でも女性が自分は何者か調べるのをわりとあっさり諦めて男と一緒になる
その間夫はずっと探していて釜山にも行ってた
テレビでは夫側の目線でやってたから
実況板では「夫がかわいそう」という意見がほとんどだったがここでは違うんだな



840:
本当にあった怖い名無し:2011/11/15(火) 13:26:54.21 ID:XdxeMUY00
最近になって見始めた北斗の拳
この漫画っていい奴ほど……

親元から奪ってきた子供を奴隷にしピラミッドを作らせる聖帝サウザー
それに対抗する組織レジスタンスを作ったシュウ

最終的に人質を取られたシュウは
脚の腱を切られた状態でピラミッドの最後を飾る重い石を運び
複数の矢に打たれ槍に貫かれ石に潰されてぺちゃんこになって死ぬ

主人公ケンシロウはその死に涙し、
サウザーに向かってお前の髪の毛一本残さず倒すと宣誓する
サウザーも自信満々に受けて立ちつつ自らの過去話を披露し始める
この悪人にも悲しい過去が!というお決まりの展開をした後
なんやかんやでケンシロウはサウザーを倒すのだけど、
その決定打は死に際に苦痛を生まない技だった
死までに猶予まで与えられたサウザーは死にたい場所で安らかな死を迎える

なんか酷いと思った



842:
本当にあった怖い名無し:2011/11/15(火) 14:31:03.14 ID:ZosIJeznO
シュウは死に際に失明してた眼が見えるようになり
昔助けたケンシロウの成長した姿を見届け
乱世を治める救世主になれると確信して死亡

サウザーは拳法の皆伝試験の際、目隠ししてたために育ての親でもある師匠を殺害
その悲しみと苦しみに耐えられず、愛を捨て非情な帝王として生きてきた

ケンシロウは自分は愛のために戦うと言い放ち
愛を捨てたサウザーを撃破する

そんなに後味悪いか?



852:
1/2:2011/11/15(火) 22:37:27.57 ID:Uf7CZlATO
ギリシャの映画、『霧の中の風景』
10歳前後の姉、4歳くらいの弟が2人だけでまだ見ぬ父を求めて旅するロードムービー

2人の姉弟は父が住んでいると母に聞かされたドイツにいつか行きたいと
毎日列車を眺めに駅に通っていたが、ある日とうとう実行に移す
無賃乗車の2人はすぐに捕まり、伯父に引き渡されそうになるが
ギリシャでは珍しい雪に助けられ、雪に見とれる警官の隙をついて脱出

ひたすら父のいる希望の土地、ドイツを目指す
途中途中で幼い姉弟は様々なものを見て学んでゆくが、
ほとんどは陰鬱で辛い雰囲気が漂っていて
夜の街頭で雪を血で汚しながら、死にきれず痙攣を繰り返す馬を
じっと見つめる弟は残酷でどうしようもない生と死を学び
旅芸人の一座としばらく同道し、移り行くギリシャの中で
時代に取り残された一座の悲哀が語られたり
そこで一人の現代的で親切な青年と出会ったりする


853: 2/2:2011/11/15(火) 22:39:42.93 ID:Uf7CZlATO
一座と別れた後にヒッチハイクでトラックの中年運転手に拾われるが、
弟が寝ている間にその崩れた中年男に暗い荷台に呼ばれ
出てきた姉の足には強姦によるものと思われる血が流れ落ち、
姉は無感動に暗い目で無言で手のひらで拭った血を幌にこすりつけ、
弟を呼びまた2人でひたすら希望の地をめざしてフラフラと歩き出す

旅一座の青年と再会し、初めての恋を自覚するが、
彼が同性愛者であることの発覚、失恋とほとんど同時の自覚だった
とうとう国境まで来た2人だが、無一文のため、
姉は1人の兵士に体を提供しようとするも、姉のあまりの幼さ、痛々しさに
つくづくやるせなくなった兵士は金を投げつけ嘆きつつ去っていく

とうとう暗闇の中、ボートで国境の河を渡る姉弟の耳に銃声が響く
次のシーンでは、薄明るい霧が段々晴れてゆくと
希望の地の象徴である一本の木が見えてくる
2人は手に手をとってそこへ歩き出す

ここで終わりなんだけど、結局、既に姉弟は撃たれて死んでしまっている感もあるし
実は序盤で迎えに来た伯父が、ドイツの父とは、私生児を生んだ母親の嘘で
存在しない架空の人物であるということを警官に語っていて
生きてドイツにたどり着いたとしても、そこは2人の辛い旅の終着点でもなく
父という拠り所はそもそも存在しないという……

ギリシャとドイツは隣じゃないだろと思うんだけど
その辺はなんだかぼかしてあるみたいだった
だいぶ前に流して見たので、細部が違ってたり、脳内補完があるかもです



854:
本当にあった怖い名無し:2011/11/15(火) 23:35:41.08 ID:QeXukB5e0
鬱ストーリーというよりただひたすら暗い映画だということは伝わってきた
GJ



945:
本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 22:33:22.00 ID:nCmpiZCM0
犬木加奈子の短編だと思うけど誰かタイトル知らんかな

少女は裕福な家庭で育った
父子家庭で生物研究者の父には溺愛されている
何もかも満たされている反動でか、高校生になってからは不良たちとつるんで遊ぶようになった
仲間たちは世間から煙たがられる存在であったし、
実際いろんな悪いことを一緒にやったが、友達同士は絆を重んじており少女は信頼していた

少女は初めて不良仲間たちを家に招いた
父は人を家に入れることを嫌っていたが、
親しい友人なのだから構わない、父は研究室にこもっているからバレないだろうと思った

仲間たちが広い家を探検している間、少女は自室の掃除をしに行った
部屋は高校生に与えられるものとしては広く、扉は二つあった
両方の扉の内鍵を閉めた状態で掃除をしていると、片方の扉が激しく叩かれた
仲間たちが必死な様子で呼びかけてくる
探検の中で、少女の父が人体実験をしている証を見つけてしまった、
少女の父は危険人物だ、少女の身も実験対象にする予定らしい、扉を開け一緒に逃げ出そうと言う
友人たちが言う研究内容には少女も覚えがあり、その内容は世間ではまだ公表されていないものだった

反対側にある扉も激しく叩かれた。弱々しい声で呼びかけてきたのは父だった
友人たちは悪い人間だ、そいつらに暴行された、少女の身も危ないと父は言う
彼らは最初から少女の家の資産と、父の研究を狙う者をバックにつけているようだ、
捕まれば少女は殺される、こちらの扉を開け一緒に逃げ出そうと言う
どちらを信じればいいのかと少女は惑った


ここで終わった
友人たちも父親もどっちも主人公に対し優しそうで、
どっちが本当の事を言ってるのかは読者にもわからない状態だった
友人は金目あての悪人、父親はマッドな悪人、とどっちも悪者な可能性もあるし
どうすりゃいいんだと途方にくれた記憶がある




947:
本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 23:11:37.24 ID:wd8YxEnU0
>>945
後味悪いっていうか順当なホラーって感じかな。